Cisco Secure Client カスタマー エクスペリエンス フィードバック モジュールの設定


(注)  


デフォルトでは、プライベート データおよび企業データが収集されます。

カスタマー エクスペリエンス フィードバック(CEF)モジュールにより、カスタマーが使用し、有効にしたモジュールおよび機能の情報を取得できます。この情報によりユーザーエクスペリエンスを把握できるため、シスコは Cisco Secure Client の品質、信頼性、パフォーマンス、ユーザーエクスペリエンスを継続して改善できます。

情報の収集および使用の詳細については、「Cisco Online Privacy Statement Highlights」ページからアクセスできる、Cisco Secure Client Supplement」を参照してください。 すべてのデータは匿名で収集され、個人を特定できるデータは含まれません。また、データは安全に送信されます。

シスコは、次のタイプのデータを収集します。

  • ユーザビリティ データ:詳細については、プライバシー ポリシーを参照してください。このデータは、毎月一度収集され送信されます。

  • Web 脅威データ:脅威が報告されるたびに送信されます。

  • クラッシュレポート:Cisco Secure Client が生成したクラッシュ ダンプ ファイルが 24 時間おきにチェックされ、収集され、カスタマー エクスペリエンス フィードバック サーバーに送信されます。

カスタマー エクスペリエンス フィードバック モジュールの主なコンポーネントは次のとおりです。

  • フィードバックモジュール:Cisco Secure Client のソフトウェアコンポーネントで、情報を収集し定期的にサーバーに送信します。

  • Cisco フィードバック サーバ:カスタマー エクスペリエンス フィードバック データを収集し、未処理形式で一時的なストレージに保存する、シスコが所有するクラウド インフラストラクチャです。

カスタマー エクスペリエンス フィードバックの設定

Cisco Secure Client カスタマー エクスペリエンス フィードバック モジュールは Cisco Secure Client で展開され、デフォルトで有効になっています。カスタマー エクスペリエンス フィードバック プロファイルを作成することで、エクスペリエンス フィードバックから完全に除外するなど、送信されるフィードバックの内容を変更できます。この方法は、フィードバックモジュールを無効にする場合に適した方法ですが、Cisco Secure Client の展開中にフィードバックモジュールを完全に排除することもできます。

Before you begin

カスタマー エクスペリエンス フィードバック モジュールは自動的に有効になります。

Procedure


Step 1

スタンドアロンのカスタマー エクスペリエンス フィードバック プロファイル エディタを開くか、ASDM で、 [設定(Configuration)] > [リモートアクセス VPN(Remote Access VPN)] > [ネットワーク(クライアント)アクセス(Network (Client) Access)] > [AnyConnect クライアントプロファイル(AnyConnect Client Profile)] に移動します。

Step 2

[フィードバック サービス プロファイル(Feedback Service Profile)] のプロファイルの用途で Cisco Secure Client プロファイルを作成します。

Step 3

フィードバックを提供しない場合は、[カスタマー エクスペリエンス フィードバック サービスの有効化(Enable customer Experience Feedback Service)] をオフにします。

フィードバックは、インストール後にいつでも無効にできます。

Step 4

Cisco Secure Client によって生成されたクラッシュレポートを送信しない場合は、[クラッシュレポートを含める(Include Crash Report)] をオフにします。

デフォルトでは、クラッシュ レポートが含まれます。

Step 5

任意のカスタマー キーまたはカスタマー ID を入力します。

この ID により、シスコはどの組織からの情報であるかを識別できます。