この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco Firepower 2100 セキュリティ アプライアンスのラックへの取り付け方法およびコードとケーブルの接続方法について説明します。次のような構成になっています。
次の警告を記録しておいてください。
![]() 警告 | ステートメント 1024:アース導体 この装置は、接地させる必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。 |
![]() 警告 | ステートメント 1047:過熱の防止 システムの過熱を防ぐため、最大推奨周囲温度の 40° C を超えるエリアで操作しないでください。 |
この手順では、ラック キットを使用して Firepower 2100 シリーズをラックに設置する方法について説明します。2100 シリーズのすべてのモデルに適用されます。2110 および 2120 の場合は、シャーシに 3 本のネジを取り付け、スライド レールを固定します。2130 と 2140 の場合は、シャーシにペグを取り付けてスライド レールを固定します。シャーシのラッキングに関連する PID の一覧については、製品 ID 番号 を参照してください。
ラック(4 本支柱型の EIA-310-D ラック)に Firepower 2100 を取り付けるには次が必要です。
スライド レール アセンブリは、4 本支柱型ラック、およびラック支柱前面に角型スロット、7.1mm の丸穴、#10-32 のネジ穴、および #12-24 のネジ穴が付いたキャビネットに使用します。スライド レールは、ラック支柱の前面から背面へ 24 ~ 36 インチの間隔をとって使用します。
シャーシの接地 および ケーブルの接続、電源の投入、接続の確認 を続けます。
![]() 警告 | ステートメント 1024:アース導体 この装置は、接地させる必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。 |
![]() 警告 | ステートメント 1046:装置の設置または交換 装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 |
![]() 警告 | ステートメント 1025:銅の導体のみを使用 必ず銅の導体を使用してください。 |
![]() 注意 | ラックがすでにアースされている場合でも、シャーシをアースすることが必要です。シャーシには、アース ラグを接続するための、M4 ネジ穴が 2 つあるアース パッドが付いています。アース ラグは、NRTL 認証済みである必要があります。また、銅の導体(線)を使用する必要があり、この導体は許容電流の NEC 規定に適合していなければなりません。 |
ステップ 1 | ワイヤ ストリッパを使用して、アース線の端から 0.75 インチ(19 mm)ほど、被膜をはがします。 |
ステップ 2 | むき出しになったアース線の端を、アース ラグの開放端に差し込みます。 |
ステップ 3 | 圧着工具を使用して、アース ラグにアース線を固定します。 |
ステップ 4 | シャーシのアース パッドに貼られているラベルをはがします。 |
ステップ 5 | 金属どうしがぴったり接触するように、アース ラグをアース パッド上に重ね、アース ラグとアース パッドの穴に、ワッシャ付きの 2 本の M4 ネジを差し込みます。 |
ステップ 6 | アース ラグおよびアース線が他の機器の妨げにならないことを確認します。 |
ステップ 7 | アース線の反対側の端を処理し、設置場所の適切なアースに接続して、シャーシに十分なアースが確保されるようにします。 |
次の警告を記録しておいてください。
![]() 警告 | ステートメント 1005:回路ブレーカー この製品は設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。保護対象の装置は次の定格を超えないようにします。 定格 120 V、15 A(US)、250 V、16A(EU) |
![]() 警告 | ステートメント 1007:TN と IT の電源システム この装置は、TN および IT の電源システムに接続するように設計されています。 |
![]() 警告 | ステートメント 1002:DC 電源 より線が必要な場合は、認定された導線端子(閉回路、くわ型など)および上向きのラグを使用してください。これらの端子は導線に適したサイズのものを使用し、絶縁体と導体の両方に圧着する必要があります。 |
![]() 警告 | ステートメント 1003:DC 電源の切断 次の手順を実行する前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認してください。 |
![]() 警告 | ステートメント 1046:装置の設置または交換 装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 |
![]() 警告 | ステートメント 1022:デバイスの切断 容易にアクセス可能な二極切断装置を固定配線に組み込む必要があります。 |
![]() 警告 | ステートメント 1025:銅の導体のみを使用 必ず銅の導体を使用してください。 |
Firepower 2100 シリーズ セキュリティ アプライアンスをラックに取り付けたら、次の手順に従ってケーブルの接続、電源の投入、接続の確認を行います。2100 シリーズ シャーシに関連付けられる PID の一覧については、製品 ID 番号 を参照してください。
ステップ 1 | コンソール ポートを接続します。
Firepower デバイス マネージャまたは CLI を使用して(そして Firepower Management Center を使用して設定を続行して)Firepower 2100 を初期設定できるように、シリアル コンソール ケーブルを使用して、コンピュータまたはターミナル サーバを RJ-45 シリアル コンソール ポートに接続します(ボー レートは 9600)。 | ||||||||||||||||
ステップ 2 | 管理インターフェイスを接続します。
Firepower 2100 アクセサリ キットに付属の管理ケーブルを管理ポートに取り付けます。 ![]()
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ステップ 3 | SFP/SFP+ トランシーバをインストールします。
4 つの固定ポート、またはネットワーク モジュール(2130/2140 のみ)のイーサネット ネットワーク インターフェイスに SFP/SFP+/トランシーバを取り付ける際は、背面の端子に触れないように注意します。
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ステップ 4 | イーサネット インターフェイスを接続します。
適切なケーブルを使用して、 4 つの固定ポート内の SFP/SFP+ トランシーバ、またはネットワーク モジュールに接続します。
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ステップ 5 | 電源コードをアプライアンスに接続し、電源コンセントに接続します。 | ||||||||||||||||
ステップ 6 | リア パネルの電源スイッチを押します。 | ||||||||||||||||
ステップ 7 | 前面パネルの PWR LED を確認します。緑の点灯は、アプライアンスの電源がオンであることを示します。 | ||||||||||||||||
ステップ 8 | 前面パネルの SYS LED を確認します。緑色の点灯は、システムが電源投入時診断に合格したことを示します。
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ステップ 9 | Firepower 2100 シリーズ セキュリティ アプライアンスを設定するには、オペレーティング ソフトウェアのクイック スタート ガイドを参照してください。 |