この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、AIP SSM を取り付ける方法について説明します。この章は、次の項で構成されています。
• 「仕様」
• 「メモリの仕様」
• 「インジケータ」
表6-1 に AIP SSM の仕様を示します。
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最小:1.13 kg(2.50 ポンド) |
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1.45 c ヒートシンクの場合は 1.22 キロ(2.70 ポンド)、55 c の場合は最大で約 1.35 キロ(3.00 ポンド) |
表6-2 に、AIP SSM のメモリの仕様を示します。
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AIP SSM のハードウェアとソフトウェアの要件は次のとおりです。
• Cisco ASA 5500 シリーズ Adaptive Security Appliance
–ASA 5520(ASA-SSM-AIP-10-K9 および ASA-SSM-AIP-20-K9)
• Cisco 適応型セキュリティ アプライアンス ソフトウェア 7.0 以上
図6-1 に、AIP SSM インジケータを示します。
表6-3 に、AIP SSM インジケータを示します。
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この項では、AIP SSM の取り付けおよび取り外しの方法を説明します。取り上げる事項は次のとおりです。
ステップ 2 アクセサリ キットのアース ストラップを取り出して、肌に接触するように手首に巻きます。もう一方の端をシャーシに取り付けます。
詳細については、「ESD 環境での作業」を参照してください。
ステップ 3 シャーシの左後部にある 2 つのねじを外して、スロット カバーを取り外します。
ステップ 4 スロットの入り口から AIP SSM を挿入します。
ステップ 5 ねじを取り付けて、シャーシに AIP SSM を固定します。
ステップ 6 シャーシの後部にある電源スイッチを押して ASA に電源を入れます。
AIP SSM が正しく装着されている場合は、緑の POWER インジケータが点灯し、緑の STATUS インジケータが点滅します。また、 show module コマンドを使用すると、AIP SSM がオンラインであることを確認できます。手順については、 「AIP SSM のステータスの確認」 を参照してください。
手順については、「センサーの初期化」を参照してください。
ステップ 9 最新の Cisco IPS ソフトウェアをインストールします。
手順については、「Cisco IPS ソフトウェアの入手方法」を参照してください。
ステップ 10 AIP SSM が IPS トラフィックを受信するように設定します。
手順については、『 Configuring the Cisco Intrusion Prevention System Sensor Using the Command Line Interface 5.1 』の「Configuring AIP SSM to Receive IPS Traffic」を参照してください。
show module 1 コマンドを使用すると、AIP SSM が起動されていて実行中であることを確認できます。
AIP SSM のステータスを確認するには、次の手順を実行します。
AIP SSM が正しく設置されている場合は、ステータスが Up
になります。
• Initializing:AIP SSM が検出され、通信の制御が初期化中である。
• Unresponsive:AIP SSM との通信に障害が発生した。
• Reloading:AIP SSM がリロード中である。
• Shutting Down:AIP SSM はシャットダウン処理中である。
• Recover:AIP SSM はリカバリ イメージのダウンロードを試行中である。
ステップ 3 インジケータを確認して、AIP SSM がダウンしているかどうかを確認します。
ステップ 5 アクセサリ キットのアース ストラップを取り出して、肌に接触するように手首に巻きます。もう一方の端をシャーシに取り付けます。
詳細については、「ESD 環境での作業」を参照してください。
ステップ 6 シャーシの左後部にある 2 つのねじを外して、スロット カバーを取り外します。
ステップ 8 既存の AIP SSM を交換する必要がある場合は、スロットの入り口から新しい AIP SSM を挿入します。
(注) 別のモデルの AIP SSM と交換しないでください。ASA による認識が実行できません。
ステップ 9 ねじを取り付けて、シャーシに AIP SSM を固定します。
ステップ 11 次のようにして、AIP SSM をリセットします。
ステップ 13 AIP SSM が正しく装着されているかどうかをインジケータで確認します。
AIP SSM が正しく装着されている場合は、緑の POWER インジケータが点灯し、緑の STATUS インジケータが点滅します。また、 show module コマンドを使用すると、設置のステータスを確認できます。手順については、「AIP SSM のステータスの確認」を参照してください。