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コマンドまたはアクション |
目的 |
ステップ 1 |
enable
例:
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特権 EXEC モードをイネーブルにします。
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ステップ 2 |
configure terminal
例:
Device# configure terminal
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グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ip prefix-list list-name [seq seq-value] {deny network/length | permit network/length}
例:
Device(config)# ip prefix-list INCLUDE_10_NET permit 10.0.0.0/8
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学習するプレフィックスをフィルタリングするための IP プレフィックス リストを作成します。
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IP プレフィックス リストを学習リスト コンフィギュレーション モードで使用すると、学習される IP アドレスをフィルタリングすることができます。
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例では、PfR に INCLUDE_10_NET という IP プレフィックス リストが作成され、プレフィックス 10.0.0.0/8 のプロファイリングが行われます。
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ステップ 4 |
pfr master
例:
Device(config)# pfr master
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PfR マスター コントローラ コンフィギュレーション モードを開始して、マスター コントローラとして Cisco ルーティング デバイスを設定し、マスター コントローラ ポリシーおよびタイマー設定を設定します。 |
ステップ 5 |
learn
例:
Device(config-pfr-mc)# learn
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PfR Top Talker/Top Delay 学習コンフィギュレーション モードを開始して、トラフィック クラスを自動的に学習します。 |
ステップ 6 |
list seq number refname refname
例:
Device(config-pfr-mc-learn)# list seq 10 refname LEARN_RTP_AUDIO_TC
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PfR 学習リストを作成し、学習リスト コンフィギュレーション モードを開始します。
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学習リスト基準が適用される順番の決定に使用されるシーケンス番号を指定するには、seq キーワードおよび number 引数を使用します。
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学習リストの参照名を指定するには、refname キーワードおよび refname 引数を使用します。
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例では、LEARN_RTP_AUDIO_TC という名前の学習リストが作成されます。
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ステップ 7 |
traffic-class application nbar nbar-app-name [nbar-app-name...] [filter prefix-list-name]
例:
Device(config-pfr-mc-learn-list)# traffic-class application nbar rtp:audio
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NBAR により識別できるアプリケーションを使用して PfR トラフィック クラスを定義します。
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nbar-app-name 引数を使用して、NBAR を使用して識別される 1 つ以上のアプリケーションを指定します。
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例では、RTP-audio トラフィックを含むトラフィック クラスが定義されます。
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ステップ 8 |
aggregation-type {bgp | non-bgp | prefix-length prefix-mask}
例:
Device(config-pfr-mc-learn-list)# aggregation-type prefix-length 24
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(任意)トラフィック フロー タイプに基づいて学習済みのプレフィックスを集約するように、マスター コントローラを設定します。
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bgp キーワードは、BGP ルーティング テーブル内のエントリに基づいてプレフィックスを集約するように設定します。 このキーワードは、BGP ピアリングがネットワーク内でイネーブルの場合に使用されます。
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non-bgp キーワードは、スタティック ルートに基づいて学習済みのプレフィックスを集約するように設定します。 このキーワードが入力された場合、BGP ルーティング テーブル内のエントリは無視されます。
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prefix-length キーワードは、指定したプレフィックス長に基づいて集約するように設定します。 有効な値の範囲は、1 ~ 32 です。
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このコマンドが指定されない場合、デフォルトの集約が、/24 のプレフィックス長に基づいて実行されます。
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例では、/24 のプレフィックス長に基づいて、プレフィックス長の集約が設定されます。
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ステップ 9 |
throughput
例:
Device(config-pfr-mc-learn-list)# throughput
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最高アウトバウンド スループットに基づいてトップ プレフィックスを学習するように、マスター コントローラを設定します。
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このコマンドをイネーブルにすると、マスター コントローラでは最高アウトバウンド スループットに従ってすべての境界ルータのトップ プレフィックスが学習されます。
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例では、LEARN_RTP_AUDIO_TC トラフィック クラスの最高アウトバウンド スループットに基づいてトップ プレフィックスを学習するように、マスター コントローラが設定されます。
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ステップ 10 |
exit
例:
Device(config-pfr-mc-learn-list)# exit
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学習リスト コンフィギュレーション モードを終了し、PfR Top Talker/Top Delay 学習コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 11 |
list seq number refname refname
例:
Device(config-pfr-mc-learn)# list seq 10 refname LEARN_SKYPE_TC
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PfR 学習リストを作成し、学習リスト コンフィギュレーション モードを開始します。
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学習リスト基準が適用される順番の決定に使用されるシーケンス番号を指定するには、seq キーワードおよび number 引数を使用します。
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学習リストの参照名を指定するには、refname キーワードおよび refname 引数を使用します。
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例では、LEARN_SKYPE_TC という名前の学習リストが作成されます。
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ステップ 12 |
traffic-class application nbar nbar-app-name [nbar-app-name...] [filter prefix-list-name]
例:
Device(config-pfr-mc-learn-list)# traffic-class application nbar skype filter INCLUDE_10_NET
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NBAR により識別できるアプリケーションを使用して PfR トラフィック クラスを定義します。
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nbar-app-name 引数を使用して、NBAR を使用して識別される 1 つ以上のアプリケーションを指定します。
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例では、NBAR を使用して識別され、プレフィックス リスト INCLUDE_10_NET で定義されているプレフィックスと一致するトラフィック クラスを Skype トラフィックに含めるように定義しています。
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ステップ 13 |
aggregation-type {bgp | non-bgp | prefix-length prefix-mask}
例:
Device(config-pfr-mc-learn-list)# aggregation-type prefix-length 24
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(任意)トラフィック フロー タイプに基づいて学習済みのプレフィックスを集約するように、マスター コントローラを設定します。
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bgp キーワードは、BGP ルーティング テーブル内のエントリに基づいてプレフィックスを集約するように設定します。 このキーワードは、BGP ピアリングがネットワーク内でイネーブルの場合に使用されます。
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non-bgp キーワードは、スタティック ルートに基づいて学習済みのプレフィックスを集約するように設定します。 このキーワードが入力された場合、BGP ルーティング テーブル内のエントリは無視されます。
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prefix-length キーワードは、指定したプレフィックス長に基づいて集約するように設定します。 有効な値の範囲は、1 ~ 32 です。
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このコマンドが指定されない場合、デフォルトの集約が、/24 のプレフィックス長に基づいて実行されます。
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例では、/24 のプレフィックス長に基づいて、プレフィックス長の集約が設定されます。
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ステップ 14 |
throughput
例:
Device(config-pfr-mc-learn-list)# throughput
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最高アウトバウンド スループットに基づいてトップ プレフィックスを学習するように、マスター コントローラを設定します。
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このコマンドをイネーブルにすると、マスター コントローラでは最高アウトバウンド スループットに従ってすべての境界ルータのトップ プレフィックスが学習されます。
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例では、LEARN_SYKPE_TC トラフィック クラスの最高アウトバウンド スループットに基づいたトップ プレフィックスを学習するようにマスター コントローラを設定しています。
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ステップ 15 |
end
例:
Device(config-pfr-mc-learn-list)# end
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学習リスト コンフィギュレーション モードを終了して、特権 EXEC モードに戻ります。 |