N560-RSP4 および N560-RSP4-E
N560-RSP4 ルート プロセッサは、800 Gbps スループット、最大パケット処理レート 700MPPS、および広範なフォーム ファクタを備えた中規模のルート プロセッサです。
N560-RSP4-E ルート プロセッサは、800 Gbps スループット、最大パケット処理レート 700MPPS、および広範なフォーム ファクタを備えた大規模なルートプロセッサです。
N560-RSP4 および N560-RSP4-E ルートプロセッサの詳細については、「Product specifications」を参照してください。
N560-RSP4 および N560-RSP4-E ルート プロセッサ(RSP)は、設置されたルータのシステム容量、インターフェイス密度、および拡張性を向上させます。これらの RSP は、64 ビット版 IOS-XR(eXR)オペレーティング システム上で動作し、データ プレーンの 1:1 冗長性をサポートするように設計されています。両方の RSP がトラフィックを受信して転送します。ただし、トラフィックを外部ネットワークに転送するのはアクティブなデータ プレーンのみです。
N560-RSP4 および N560-RSP4-E は Cisco ASR 907 ルータでサポートされており(Cisco ASR-907 ルータを効率的に NCS560-7 ルータに切り替えて Cisco IOS XR ソフトウェアを実行する)、これらのシャーシの使用可能なルートプロセッサスロットに取り付けることができます。
(注) |
同じルータで N560-RSP4 および N560-RSP4-E ルート プロセッサを一緒に使用しないでください。 |
RSP 冗長化
2 台の RSP をルータに取り付ける場合、いずれかの RSP がアクティブ RSP で、もう一方はバックアップまたはスタンバイ RSP になります。アクティブ RSP に障害が発生したり、アクティブ RSP がシステムから取り外されたりすると、スタンバイ RSP が障害を検出してスイッチオーバーを開始します。スイッチオーバー中、スタンバイ RSP がルータの制御を担い、ネットワーク インターフェイスと接続し、ローカル ネットワーク管理インターフェイスとシステム コンソールをアクティブにします。
(注) |
システムで RSP を冗長化する場合は、両方の RSP のタイプとメモリ サイズが同じである必要があります。ルート プロセッサ カードを混在させてルータを構成しないよう強くお勧めします。 |