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この章では、一般的に遭遇する Cisco ONS 15454 のアラームとその状態について説明し、重大度、およびトラブルシューティング手順を示します。表 2-1 ~ 2-5 に、重大度順の ONS 15454 のアラームの一覧を示します。表2-6は、アルファベット順のアラーム一覧です。表2-7では、すべてのONS 15454アラームの論理オブジェクトについて定義しています。これを基に、表2-8のアラーム プロファイル リストが作成されています。すべての状態の包括的な一覧および TL1 コマンドの使用方法については、『 Cisco SONET TL1 Command Guide 』を参照してください。
アラームのトラブルシューティング手順は、そのアラームの Cisco Transport Controller(CTC)およびそのアラームの TL1 バージョンに適用されます。トラブルシューティングを行ってもアラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
アラームのプロファイルの詳細については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Manage Alarms」の章を参照してください。
次の表では、ONS 15454システムのデフォルトの重大度によって、アラームと状態を分類しています。これらの重大度は同じであり、CTC Alarms ウィンドウの severity(SEV) カラムまたは TL1 で報告されます。
(注) CTC のデフォルト アラーム プロファイルには、現在は実装されていないが今後の使用のために予約されているアラームと状態があります。
(注) CTC のデフォルト アラーム プロファイルには、1 つのアラームに 2 つの重大度(たとえば、MJ/MN)が含まれる場合があります。ONS 15454 プラットフォームのデフォルトの重大度(この例では MJ)が先にきますが、上位ランクのアラームがある場合は下位ランクのアラームになる場合もあります。これは Telcordia GR-474 に準拠しています。
表2-1 に、ONS 15454 Critical(CR)アラームのリストをアルファベット順に示します。
表2-2 に、ONS 15454 Major(MJ)アラームのリストをアルファベット順に示します。
表2-3 に、ONS 15454 Minor(MN)アラームのリストをアルファベット順に示します。
表2-4 に、ONS 15454 Not Alarmed(NA)状態のリストをアルファベット順に示します。
表2-5 に、ONS 15454 Not Reported(NR)状態のリストをアルファベット順に示します。
表2-6 に、すべての ONS 15454 アラームおよび状態をアルファベット順に示します。
CTC アラーム プロファイル リストでは、すべてのアラームと状態が、発生する論理オブジェクトに従って分類されています。これらの論理オブジェクトは、カードなどの物理オブジェクト、回線などの論理オブジェクト、または SONET や ITU-T G.709 の光オーバーヘッド ビットなどの伝送および信号モニタリング エンティティを表します。1 つのアラームが複数のエントリで表示されることがあります。また、複数のオブジェクトを対象に発せられる場合があります。たとえば、信号損失(LOS)アラームが、光信号(OC-N)や光トランスポート レイヤ オーバーヘッド(OTN)や、その他のオブジェクトを対象に発せられる場合があります。この場合、OCN: LOS と OTN:LOS(これに加えて他のオブジェクトの LOS)がリストに表示されます。
アラームのプロファイル リストのオブジェクトは、 表2-7 に定義されています。
(注) アラームの論理オブジェクト名は、システムとマニュアルで使用する標準の用語を短縮した形で表示されます。たとえば、論理オブジェクト「OCN」はOC-N 信号のことです。論理オブジェクト名か業界標準の用語がその時々に応じてエントリで使用されています。
表2-8 に、ONS 15454 Release 6.0 のアラームと、システム アラーム プロファイルに示されるその論理オブジェクトを示します。このリストは、まず論理オブジェクト名順に、次にアラームと状態の名前順になっています。アラームのエントリに、トラブルシューティング手順が含まれる場合があります。
(注) 異なるタイプのノード(ONS 15310-CL、ONS 15454、および ONS 15600 など)を含む混合ネットワークでは、Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Profile Editor タブにまず表示されるアラーム リストは、そのネットワークのすべてのノードに適用されるアラーム状態です。ただし、ノードからデフォルトの重大度プロファイルをロードした場合、アラームによっては重大度レベルも表示されます。重大度が定義されていないアラームの場合、「use default」か「unset」が表示されます。
(注) このリストは、アルファベット順でなく、CTC に表示される順序に従っている場合があります。
非フレーム形式を使用する標準の DS-3 カードとは異なり、DS3-12E カードのポートには、非フレーム、M13、C Bit の 3 つの選択肢があります。フレーミング フォーマットの選択によって、DS3-12E カードが報告する回線アラームが決まります。各フォーマットで報告される回線アラームの一覧を次の表に示します。
フレーミング フォーマットの選択は、STS アラームの報告には影響しません。フォーマットに関係なく、DS3-12E カードは標準の DS-3 カードと同じように、表2-9 に示されている STS アラームと状態を報告します。
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ONS 15454 システムでは、アラームと状態を表す標準の文字、Telcordia GR-253-CORE の規則に従った標準重大度、およびグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)の状態インジケータを使用して問題が報告されます。これらの通知について、次に説明します。
ONS 15454 では、標準の Telcordia カテゴリを使用して問題を各レベルに分類しています。システムでは、問題の通知をアラームとステータスとして、または説明的な通知(設定されている場合)が状態として、CTC Alarms ウィンドウに表示されます。通常、アラームは、信号の損失などの修復する必要のある問題を示します。状態の場合は、トラブルシューティングが必要であるとは限りません。
ONS 15454 では、標準のアラーム エンティティを使用して問題の原因を識別しています。アラームは、ハードウェア、ソフトウェア、環境、または オペレータの操作に起因する問題によって発生し、サービスに影響する場合と、しない場合があります。ネットワーク、CTC セッション、ノード、または カードの現在のアラームは、Alarms タブに表示されます(また、History タブにはクリアされたアラームも表示されます)。
ONS 15454 シェルフで検出されたすべての問題について、状態が示されます。この状態の通知は、未解決な場合や一時的な場合があります。ネットワーク、ノード、またはカード上で現在生成されている、未解決のすべての状態のスナップショットは、CTC Conditions ウィンドウか TL1 の一連の RTRV-COND コマンドを使用して表示できます(また、History タブにクリアされたアラームが表示される場合もあります)。
すべての状態の包括的な一覧については、『 Cisco SONET TL1 Command Guide 』を参照してください。
ONS 15454では、Telcordia 考案のアラームと状態の標準重大度:Critical(CR)、Major(MJ)、Minor(MN)、Not Alarmed(NA)、およびNot Reported(NR)を使用します。これらについて次に説明します。
• Critical(CR) アラームは通常、ただちに修復する必要がある重大な Service-Affecting(SA) トラブルを示します。28 の DS-1 回線を保持できる STS-1 でのトラフィックの消失は、Critical(CR)、Service-Affecting(SA) アラームです。
• Major(MJ)アラームは深刻なアラームですが、ネットワークに多大な影響は与えません。たとえば、5 つを超える DS-1 回線でのトラフィックの消失は Critical(CR) ですが、1~4 の DS-1 回線でのトラフィックの消失は Major(MJ) です。
• Minor(MN)アラームは通常、サービスに影響しない問題を示します。たとえば、automatic protection switching(APS; 自動保護スイッチング)byte failure(APSB; APS バイト エラー)アラームは、LTE(回線終端装置)が信号上で、トラフィック切り替えを正しく行うことを妨げるバイト エラーを検出した場合などに発生します。
• Not Alarmed(NA)状態は、フリーランニング同期化(FRNGSYNC)状態やプライマリへの強制切り替え(FRCSWTOPRI)タイミング イベントなどの情報インジケータです。これらでは、そのエントリにも示してあるとおり、トラブルシューティングは必要な場合と不要な場合があります。
• Not Reported(NR)状態は、他のイベントによって引き起こされた 2 次的な結果として発生します。たとえば、アラーム表示信号(AIS)に重大度 NR が伴う場合、そのアップストリームで LOS(CR または MJ)アラームが発生した結果、そのダウンストリームのノードでこれが挿入されています。これらの状態自体には、トラブルシューティングは必要ありませんが、これにより、プライマリ アラームが発生していることが予想できます。
重大度はカスタマイズが可能です。ネットワーク全体、または 1 つのノードを対象に、ネットワーク レベルからポート レベルまで、アラーム プロファイルを変更するか、カスタマイズしたものをダウンロードすることで行うことができます。これらのカスタム重大度は、Telcordia GR-474-CORE で規定されている標準重大度降格のルールに従う必要があり、「アラームの階層」に示されています。アラーム重大度のカスタマイズ手順は『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Manage Alarms」の章に記載されています。
このマニュアルに記載されている重大度、状態、および報告されていないイベントはすべて、デフォルトのプロファイル設定です。ただし、アラームが保護ポートや保護回線で発生した場合など、トラフィックが失われないような状況では、Critical(CR) または Major(MJ) のデフォルト重大度が、Telcordia GR-474-CORE の定義に従って Minor(MN) または Non-Service-Affecting(NSA) などに降格されることがあります。
同じオブジェクトに対して上位ランクのアラームがある場合、パス アラームは降格されることがあります。たとえば、回線パス上でパス トレース識別子ミスマッチ(TIM-P)が生成された後、そのパスでポインタの損失(LOP-P)が生成された場合、LOP-P アラームが有効になり、TIM-P はクローズされます。ONS 15454システムで使用されるパス アラーム階層を 表2-10 に示します。
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ファシリティ(ポート)アラームも階層に従います。すなわち、下位ランクのアラームは、上位ランクのアラームによってクローズされます。ONS 15454システムで使用されるファシリティ アラーム階層を 表2-11 に示します。
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近端の障害と遠端の障害は、異なる階層に従います。近端の障害は、全体の信号(LOS、LOF)、ファシリティ(AIS-L)、パス(AIS-P など)、または VT(AIS-V など)が対象かどうかによって有効になります。近端の障害の階層全体を 表2-12 に示します。この表は、Telcordia GR-253-CORE からの抜粋です。
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AIS-P1 |
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LOP-P2 |
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AIS-V 1 |
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LOP-V 2 |
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1.障害としては定義されていませんが、すべて 1 の STS ポインタ リレーも LOP-P より高い優先順位を持ちます。同様に、すべて 1 の VT ポインタ リレーは LOP-V より高い優先順位を持ちます。 2.LOP-P も、近端障害の検出に影響を与えない遠端障害 RFI-P より高い優先順位を持ちます。同様に、LOP-V は、RFI-V より高い優先順位を持ちます。 |
遠端障害アラームの階層を 表2-13 に示します。これは、Telcordia GR-253-CORE からの抜粋です。
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Service-Affecting(SA)アラームは、サービスを中断させるアラームであり、Critical(CR)、Major(MJ)、またはMinor(MN)のいずれかの重大度のアラームです。Service-Affecting(SA) アラームは、サービスに影響があることを示します。Non-Service-Affecting(NSA)アラームの重大度は、常にデフォルトの重大度であるMinor(MN)です。
Alarms または History タブの state(ST) カラムには、次のようなアラームまたは状態のステータスが示されます。
• cleared(C; クリア):アクティブでないイベント
• transient(T; 一時):ユーザのログイン、ログアウト、ノード ビューとの接続の喪失などシステムの変更の間に CTC に自動的に生成され、クリアされるイベント。この一時的な イベントでは、ユーザの対処は不要です。これらは、「一時的な状態」にリストされています。
ここでは、ONS 15454 の安全な運用を確実にするための安全に関する考慮事項について述べます。システム機器の安全予防措置、取り扱い方法、および警告のすべてを理解してから、この章に記載されている手順を実行してください。一部のトラブルシューティング手順では、カードの取り付けまたは取り外しが必要な場合がありますが、そのような場合は次の点に十分注意してください。
一部のトラブルシューティング手順では、OC-192 カードの取り付けまたは取り外しが必要な場合がありますが、そのような場合は次の点に十分注意してください。
警告 OC-192 カードでは、カードの起動時に安全キーがオンの位置(ラベル 1)であれば、レーザーがオンになります。ポートが稼働中でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
警告 モジュールやファンを取り付けたり、取り外すときには、空きスロットやシャーシの内側に手を伸ばさないでください。回路の露出部に触れ、感電するおそれがあります。
警告 機器の電源供給回路には感電の危険があります。機器の設置や交換を行う際は、事前に指輪、ネックレス、時計などの装身具を外してください。露出している電源供給配線や DSLAM 機器内の回路には、金属類が接触することがあります。それにより金属が過熱して大やけどをしたり、金属が機器に焼き付くことがあります。
ここでは、アラームをアルファベット順に示します。また、アラームをトラブルシュートを行う際に一般的に遭遇する状態についても示します。各アラームと状態、その重大度、説明、およびトラブルシューティング手順も示します。
(注) カードのアラームのステータスをチェックするときには、GUI の右下角のアラーム フィルタ アイコンがインデントされていないことを確認してください。インデントされている場合は、クリックしてオフにしてください。アラームのチェックを終了したら、アラーム フィルタ アイコンを再びクリックして、フィルタリングをオンに戻してください。アラーム フィルタリングの詳細については、『Cisco ONS 15454 Procedure Guide』の「Manage Alarms」の章を参照してください。
(注) アラームをチェックするときは、カードまたはポートのアラーム抑制が有効になっていないことを確認してください。アラームの抑制の詳細については、『Cisco ONS 15454 Procedure Guide』の「Manage Alarms」の章を参照してください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:BITS、DS1、DS3、E1、FUDC、MSUDC、TRUNK
Alarm Indication Signal(AIS; アラーム表示信号)状態は、このノードが着信信号の SONET オーバーヘッドに AIS を検出していることを示します。
一般に AIS とは、送信ノードが有効な信号を送信しないときに受信ノードと通信する特別な SONET 信号です。AIS はエラーとはみなされません。これは、各入力について受信側ノードが実際の信号ではなく AIS を検出したときに、受信側ノードによって生成されます。ほとんどの場合、この状態が生成されたときには、アップストリーム ノードが信号障害を示すためにアラームを生成しています。このノードからダウンストリームのノードはすべて、あるタイプの AIS を生成するだけです。アップストリーム ノード上の問題を解消すると、この状態はクリアされます。
(注) ONS 15454 DS-3 端末(内部)ループバックでは、ループバックから離れる方向には AIS を送信しません。AIS の代わりに、ループバックに一連の信号が伝送されます。DS3/EC1-48 カードは、ターミナル ループバックで AIS を送信するようにプロビジョニングできます。
ステップ 1 アップストリーム ノードおよび装置にアラーム(特にLOS(OCN))があるか、またはアウト オブ サービス(OOS,MT または OOS,DSBLD)ポートがあるかどうかを調べます。
ステップ 2 この章の適切な手順を使用して、アップストリームのアラームをクリアします。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
AIS Line(AIS 回線)状態は、このノードが着信信号に回線レベルの AIS を検出していることを示します。このアラームは、アップストリーム ノードで発生した別のアラームに伴って同時に発生します。
この状態は、AIS-L が有効な場合、TIM-S と同時に生成されることがあります。
(注) ONS 15454 DS-3 端末(内部)ループバックでは、ループバックから離れる方向には AIS を送信しません。AIS の代わりに、ループバックに一連の信号が伝送されます。DS3/EC1-48 カードは、ターミナル ループバックで AIS を送信するようにプロビジョニングできます。
ステップ 1 「AIS 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
AIS Path(AIS パス)状態は、このノードが着信パスで AIS を検出していることを示します。このアラームは、アップストリーム ノードで発生した別のアラームに伴って同時に発生します。
ステップ 1 「AIS 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
AIS VT 状態は、このノードが着信 VT レベル パスで AIS を検出していることを示します。
詳細は、「VT 回線を使用していない DS3XM-6 または DS3XM-12 の AIS-V」を参照してください。
ステップ 1 「AIS 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、AOTS、ESCON、FC、GE、ISC、OCN、TRUNK
Automatic Laser Shutdown(ALS)(自動レーザー シャットダウン)状態は、DWDM 光プリアンプ(OPT-PRE)または光ブースタ(OPT-BST)増幅器カードの電源がオンになったときに発生します。電源オン プロセスは約 9 秒間続き、約 10 秒後に状態はクリアされます。
(注) ALS は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Amplifier Initialized(AMPLI-INIT)(増幅器初期化)状態は、増幅器カード(OPT-BST または OPT-PRE)がゲインを計算できないときに発生します。この状態は一般に、APC-DISABLEDと同時に発生します。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 最近作成された回線で、「回線の削除」の作業を行います。
ステップ 2 『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Create Circuits and VT Tunnels」の章の手順を使用して回線を再作成します。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Automatic Power Control(APC)Correction Skipped(APC 訂正のスキップ)状態は、DWDM チャネルの実際のパワー レベルが、予測設定を 3 dBm 以上超過した場合に発生します。APC では、1 時間ごとに、またはチャネル割り当てのたびに、実際のパワー レベルを以前のパワー レベルと比較します。実際のパワー レベルが設定値を ±3 dBm の範囲内で超えると、APC はレベルを訂正しますが、実際のパワー レベルがスレッシュホールドを +3 dBm または -3 dBm だけ超過すると、
APC-CORRECTION-SKIPPED 状態が生成されます。
(注) APC は、レベルを自動的に訂正するように設計されていません。
この問題を解決するために、処置は必要ありません。パワー レベルの問題が解決され、APC が通常の値になるまで、そのままの状態が続きます。APC の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
(注) APC-CORRECTION-SKIPPED は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
APC Disabled(APC 無効)アラームは、DWDM チャネル数に関する情報が信頼できないときに発生します。このアラームは、AMPLI-INIT、EQPT、IMPROPRMVL、またはMEA(EQPT)のいずれかのアラームが発生したときに発生することがあります。このアラームが最初の回線の作成によって発生した場合は、その回線を削除して、再作成してください。APC の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
ステップ 1 該当する手順を実行して、メイン アラームをクリアします。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、「回線の削除」の作業を実行して、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』の手順を使用して再作成します。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
APC Terminated on Manual Request(手動要求による APC の停止)状態は、APC が CTC または TL1 からの要求によって終了した場合に生成されます。これは状態通知です。APC の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
(注) APC-END は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
APC Out of Range(APC 範囲外)状態は、DWDM 増幅器カード(OPT-PRE および OPT-BST)、光サービス チャネル カード(OSCM および OSC-CSM)、マルチプレクサ カード(32MUX-O)、デマルチプレクサ カード(32DMX、32DMX-O)、および光アド/ドロップ マルチプレクサ カード(AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x、AD-1B-xx.x、および AD-4B-xx.x)で、要求されたゲインまたは減衰設定ポイントが、ポート パラメータ範囲を超えたために設定できないときに生成されます。たとえば、この状態は APC が OPT-BST のゲインを 20 dBm(最大の設定ポイント)を超える値に設定しようとした場合や、エクスプレス variable optical attenuator(VOA; 可変光減衰)上の減衰を 0 dBm(最小の設定ポイント)未満に設定しようとした場合に生成されます。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 適切な設定ポイントをプロビジョニングします。手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。この状態は、APC 設定が訂正され、その次のサイクルで APC がエラーを検出しなかった場合にクリアされます。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
APS Channel Byte Failure(APS チャネル バイト エラー)アラームは、LTE が着信 APS 信号に保護切り替えバイト エラーまたは無効なスイッチング コードを検出したときに発生します。シスコ製以外の古い SONET ノードのなかには、ONS 15454 などの新しい SONET ノードとともに 1+1 保護グループで構成された場合、無効な APS コードを送信するものがあります。このような無効なコードが原因で、ONS 15454 ノードに APSB アラームが発生します。
ステップ 1 光テスト セットを使用して着信 SONET オーバーヘッドを調べて、矛盾する K バイトや無効な K バイトがあるかを確認します。テスト セットの機器の使用方法については、製造元に確認してください。壊れた K バイトが確認され、アップストリームの機器が正常に機能している場合は、そのアップストリームの機器が ONS 15454 と効率的に相互作用していない可能性があります。
ステップ 2 アラームがクリアされず、オーバーヘッドに矛盾があるか、無効な K バイトがある場合、保護切り替えが正常に行われるために、アップストリームのカードを交換する必要がある場合があります。「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
APS Default K Byte Received(APS デフォルト K バイト受信)アラームは、bidirectional line switched ring(BLSR; 双方向回線切り替えリング)のプロビジョニング中や、BLSR が正しく設定されていないとき、たとえば、4 ノード BLSR の 1 つのノードが unidirectional path switched ring(UPSR; 単方向パス切り替えリング)リングとして設定されているときなどに発生します。このような構成ミスがあった場合、UPSR または 1+1 構成のノードは、BLSR 用に構成されたシステムが予期している 2 つの有効な K1/K2 APS バイトを送信しません。送信されたバイトの 1 つは、BLSR 構成としては無効とみなされます。受信側機器では、回復情報があるかK1/K2 バイトをリンク監視します。
APSCDFLTK のトラブルシューティング手順は、多くの場合BLSROSYNCのトラブルシューティング手順と類似しています。
ステップ 1 「BLSR リング名またはノード ID 番号の識別」の作業を実行して、各ノードが一意なノード ID 番号を持つことを確認します。
ステップ 2 リングのすべてのノードについて、ステップ 1 を繰り返します。
ステップ 3 2 つのノードの ID 番号が同じ場合は、「BLSR ノード ID 番号の変更」の作業を実行して、各ノード ID が一意になるように、一方のノードの ID を変更します。
ステップ 4 アラームをクリアできない場合は、イースト ポートとウェスト ポートの光ファイバの構成が正しいことを確認します(E-W-MISMATCHを参照)。ウェスト ポートのファイバをイースト ポートのファイバに接続し、イースト ポートのファイバをウェスト ポートのファイバに接続しなければなりません。BLSR ファイバの配線手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』 の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 5 アラームがクリアされず、ネットワークが 4 ファイバの BLSR の場合は、各保護ファイバがもう 1 つの保護ファイバに接続されていて、各現用ファイバがもう 1 つの現用ファイバに接続されていることを確認します。現用ファイバが誤って保護ファイバに接続されていると、ソフトウェアはアラームを報告しません。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、「他のノードに対するノードの可視性の確認」の作業を実行してください。
ステップ 7 ノードが見えない場合は、「ノード セクション DCC 終端の確認または作成」の作業を実行して、セクション data communications channel(DCC;データ通信チャネル)が各ノード上で終端しているかを確認します。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Improper SONET APS Code(不正な SONET APS コード)アラームは、次のものを含む 3 つの連続する同じフレームがあったことを示します。
• リングの状態と矛盾する要求(2 ファイバ リング NE でのスパン保護切り替え要求など)
• 着信スパンで受信され、送信スパンから送信されていない K2 の 6~8 ビットの ET コード
(注) このアラームは、VT 回線がプロビジョニングされていない VT トンネルで発生することがあります。また、実行コマンドまたはロックアウトがスパンに適用されたときに発生することもあります。スパンが外部から切り替えられるときには、トラフィックがプリエンプトされるので、このアラームは生成されません。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 1 光テスト セットを使用して、受信信号を調べ、K バイト信号の有効性を確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
K バイトが無効な場合、問題はアップストリームの機器にあり、アラームを報告している ONS 15454 にはありません。この章の該当する手順を使用して、アップストリームの機器のトラブルシューティングを行います。アップストリームのノードが ONS 15454 でない場合は、該当するユーザ マニュアルを参照してください。
ステップ 2 K バイトが有効な場合、各ノードのリング名が他のノードのリング名と一致するかを確認します。「BLSR リング名またはノード ID 番号の識別」の作業を行います。
ステップ 3 リングのすべてのノードについて、ステップ 2 を繰り返します。
ステップ 4 ノードのリング名が他のノードと一致しない場合は、そのノードのリング名を他のノードと同じにします。「BLSR リング名の変更」の作業を行います。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
APS Inconsistent(APS 不整合)アラームは、不整合な APS バイトがあることを意味します。SONET オーバーヘッドは、ONS 15454 などの受信側機器に必要に応じて SONET 信号を現用パスから予備パスに切り替えるように通知する K1/K2 APS バイトを含んでいます。APS コードの不整合は、3 つの連続したフレームが同じではない APS バイトを含んでいて、切り替えに関して矛盾するコマンドが受信側機器に送信されるときに発生します。
ステップ 1 他のアラーム、特にLOS(OCN)、LOF(OCN)、またはAISを探します。これらのアラームをクリアすると、APSCINCON アラームもクリアされます。
ステップ 2 APSCINCON アラームの他にアラームが発生していない場合は、Technical Support Web サイト
( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
APS Channel Mismatch(APS チャネル ミスマッチ)アラームは、ONS 15454 が現用チャネルを予期しているときに保護チャネルを受信した場合に発生します。多くの場合、現用チャネルと保護チャネルがクロスコネクトされていて、保護チャネルがアクティブになっています。ファイバがクロスコネクトされていて、現用回線がアクティブな場合、このアラームは発生しません。APSCM アラームは、1+1 保護グループ構成の OC-N カード上で双方向保護が使用されている場合にだけ、ONS 15454 上で発生します。
警告 ONS 15454 OC-192 カードでは、カードの起動時に安全キーがオンの位置(ラベル 1)であれば、レーザーがオンになります。ポートが稼働中でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 1 現用カードのチャネル ファイバが隣接ノードの現用カード チャネル ファイバに物理的に直接接続されていることを確認します。
ステップ 2 ファイバが正しく接続されている場合は、保護カード チャネル ファイバが隣接ノードの保護カード チャネル ファイバに物理的に直接接続されていることを確認します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
APS Node ID Mismatch(APS ノード ID ミスマッチ)アラームは、着信 APS チャネルの K2 バイト に含まれている送信元ノード IDがリング マップにないときに発生します。 APSCNMIS アラームは、 BLSR のプロビジョニング中に発生し、クリアされることがあります。その場合は、一時的な発生なので無視してかまいません。 APSCNMIS が発生してクリアされない場合、有効な送信元ノード ID を含んだ K バイトが受信されると、アラームはクリアされます。
ステップ 1 「BLSR リング名またはノード ID 番号の識別」の作業を実行して、各ノードが一意なノード ID 番号を持つことを確認します。
ステップ 2 Node ID カラムに同じノード ID を持つ 2 つのノードがリストされている場合は、その重複するノード ID を記録します。
ステップ 3 Ring Map ダイアログボックスの Close をクリックします。
ステップ 4 2 つのノードの ID 番号が同じ場合は、「BLSR ノード ID 番号の変更」の作業を実行して、各ノード ID が一意になるように、一方のノードの ID を変更します。
(注) ネットワーク ビューに表示されたノード名がノード ID と対応しない場合は、各ノードにログインして、Provisioning > BLSR タブをクリックします。BLSR ウィンドウにログイン ノードのノード ID が表示されます。
(注) スパンにロックアウトを適用して解除すると、ONS ノードは新しい K バイトを生成します。APSCNMIS アラームは、ノードが正しいノード ID を含んだ K バイトを受信するとクリアされます。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、「BLSR 保護スパンでのロックアウトの開始」の作業を使用して、スパンをロックアウトします。
ステップ 6 「BLSR 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を実行して、ロックアウトをクリアします。
ステップ 7 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
APS Invalid Code(APS 無効コード)アラームは、両方のノードで正しい APS バイトを適切にやり取りできるように 1+1 保護グループが正しく設定されていない場合に発生します。非保護か UPSR または BLSR 保護用に設定されたノードは、1+1 保護用に設定されたシステムで予期している正しい K2 APS バイトを送信しません。1+1 保護ポートは着信 K2 APS バイトをモニタし、このバイトを受信しなかった場合にこのアラームを生成します。
このアラームは APSCM または APSMM アラームに置き換えられ、AIS 状態には置き換えられません。ポートが有効なコードを 10 ミリ秒間受信すると、このアラームはクリアされます。
ステップ 1 1+1 保護グループの一方のノードの設定を確認します。遠端が 1+1 保護として設定されていない場合、そのグループを作成します。手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Turn Up Node」の章を参照してください。
ステップ 2 グループの他端が適切に設定されているか、グループを適切にプロビジョニングしてもアラームがクリアされない場合、現用ポートと保護ポートのケーブル接続が適切かどうかを確認します。
ステップ 3 両方の保護ポートが SONET 用に設定されているかを確認します。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service Affecting(NSA)
Optimized 1+1 APS Primary Facility(最適化 1+1 APS 1 次ファシリティ)状態は、最適化された 1+1 保護システム内の OC-N カードで、着信した 1 次セクション ヘッダーに 1 次か 2 次かが示されていないときに発生します。
(注) APS-INV-PRIM は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。APS 切り替えが他のアラームに関係している場合は、この章の手順を必要に応じて用いて、これらのアラームを解決してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
APS Mode Mismatch failure(APS モード ミスマッチ エラー)アラームは、OC-N カードで、一方は双方向で、もう一方は単方向など、スパンの両端で保護切り替えスキームの不一致があるときに発生します。スパンの両端は、双方向と双方向、または単方向と単方向など、同じようにプロビジョニングされていなければなりません。APSMM は、サードパーティ製の機器が 1:N としてプロビジョニングされていて、ONS 15454 が 1+1 としてプロビジョニングされている場合にも発生することがあります。
一方が 1+1 保護切り替え用にプロビジョニングされていて、他方がUPSR 保護切り替え用にプロビジョニングされていた場合、1+1 保護切り替え用にプロビジョニングされている ONS 15454 でAPSMM アラームが発生します。
ステップ 1 アラームを報告している ONS 15454 のノード ビューを表示して、保護スキームのプロビジョニングを確認します。
a. Provisioning> Protection タブをクリックします。
b. OC-N カードに設定されている 1+1 保護グループをクリックします。
選択された保護グループは、遠端に(Data Communications Channel[DCC;データ通信チャネル]接続で)光接続された保護グループです。
d. Bidirectional Switching チェックボックスがチェックされているかどうかを記録します。
ステップ 2 Edit Protection Group ダイアログボックスで OK をクリックします。
ステップ 3 遠端ノードにログインして、OC-N 1+1 保護グループがプロビジョニングされていることを確認します。
ステップ 4 Bidirectional Switching チェックボックスのチェック状態が ステップ 1 で記録したチェックボックスのチェック状態に一致することを確認します。一致しない場合は、一致するように変更します。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service Affecting(NSA)
Optimized 1+1 APS Invalid Primary Section(最適化 1+1 APS 無効 1 次セクション)状態は、最適化された 1+1 保護システム内の OC-N カードで、1 次および 2 次ファシリティ間に 1 次ポートを識別する APS ステータスがある場合に発生します。
(注) APS-PRIM-FAC は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。APS 切り替えが他のアラームに関係している場合は、この章の手順を必要に応じて用いて、これらのアラームを解決してください。
ステップ 1 この状態は、カードが有効な 1 次セクション表示(1 または 2)を受信するとクリアされます。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service Affecting(NSA)
Optimized 1+1 APS Primary Section Mismatch(最適化 1+1 APS 1 次セクション ミスマッチ)状態は、最適化された 1+1 保護システム内の OC-N カードで、ローカル ノード ファシリティの 1 次セクションとリモート ノード ファシリティの 1 次セクションの間で不一致がある場合に発生します。
ステップ 1 ローカル ノードとリモート ノードのポートが同じように正しくプロビジョニングされていることを確認します。最適化された 1+1 構成の詳細については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Turn Up Node」の章を参照してください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、AOTS、BPLANE、CE100T、DS1、DS3、E1、E100T、E1000F、EC1、EQPT、ESCON、FC、FCMR、G1000、GE、GFP-FAC、ISC、ML100T、MLFX、NE、OCH、OCN、OMS、OTS、PPM、PWR、TRUNK
Alarms Suppressed by User Command(ユーザ コマンドによって抑制されたアラーム)状態は、ネットワーク要素(NE オブジェクト)、バックプレーン、単一のカード、またはカード上のポートに適用されます。これは、そのオブジェクトと従属オブジェクトについてのアラームが抑制されたときに発生します。たとえば、カード上のアラームを抑制すると、そのポート上のアラームも抑制されます。
(注) アラームの抑制の詳細については、『Cisco ONS 15454 Procedure Guide』の「Manage Alarms」の章を参照してください。
ステップ 1 すべてのノードについて、ノード ビューの Conditions タブをクリックします。
ステップ 2 Retrieve をクリックします。すでに状態が分かっている場合は、Object カラムと Eqpt Type カラムを見て、状態が報告されているエンティティ(ポート、スロット、シェルフなど)を記録します。
•状態がスロットとカードに対して報告されている場合、アラームはカード全体についてか、またはポートの 1 つについて抑制されています。スロット番号をメモして、ステップ 3 へ進みます。
•状態がバックプレーンに対して報告されている場合は、ステップ 7 へ進みます。
•状態が NE オブジェクトに対して報告されている場合は、ステップ 8 へ進みます。
ステップ 3 アラームがポートについて抑制されているかどうかを調べて、抑制されている場合は、抑制されたアラームを生成します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Behavior タブをクリックして、次の手順の 1 つを実行します。
• ポート行の Suppress Alarms カラムのチェックボックスがチェックされている場合は、選択解除して、 Apply をクリックします。
• ポート行の Suppress Alarms カラムのチェックボックスがチェックされていない場合は、View メニューから Go to Previous View をクリックします。
ステップ 4 AS-CMD 状態が個別のポートではなくカードについて報告されている場合は、ノード ビューで Provisioning > Alarm Profiles> Alarm Behavior タブをクリックします。
ステップ 5 報告されたカード スロットの行番号を探します。
ステップ 6 Suppress Alarms カラムのチェックボックスをクリックして、カード行のオプションを選択解除します。
ステップ 7 状態がバックプレーンについて報告されている場合、アラームは、ONS 15454 AIP など、光スロットまたは電気回路スロットにないカードについて抑制されています。アラームをクリアするには、次の手順を行います。
a. ノード ビューで、 Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Behavior タブをクリックします。
b. バックプレーン行で、Suppress Alarms カラムのチェックボックスを選択解除します。
ステップ 8 状態がシェルフについて報告されている場合、カードやその他の機器が影響を受けています。アラームをクリアするには、次の手順を行います。
a. ノード ビューで、 Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Behavior タブをクリックします(まだクリックしていない場合)。
b. ウィンドウの下部にある Suppress Alarms チェックボックスをクリックして、オプションを選択解除します。
ステップ 9 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、AOTS、CE100T、DS1、DS3、E1、EC1、EQPT、ESCON、FC、FCMR、G1000、GE、GFP-FAC、ISC、ML100T、MLFX、OCH、OCN、OMS、OTS、PPM、TRUNK
Alarms Suppressed for Maintenance Command(保守コマンドのために抑制されたアラーム)状態は、OC-N および電気回路カードに適用され、ループバック テスト操作のためにポートが Out-of-Service and Management, Maintenance(OOS-MA,MT)サービス状態になったときに発生します。
ステップ 1 「OC-N カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Alarms Suppressed on an Out-Of-Group VCAT Member(グループ外 VCAT メンバーについて抑制されたアラーム)状態は、メンバーが IDLE(AS-MT-OOG)admin 状態のときに、VCAT グループの STS または VT メンバーで発生します。この状態は、メンバーが最初にグループに追加されたときに発生する場合があります。IDLE(AS-MT-OOG)状態では、STS または VT に対する他のすべてのアラームが抑制されます。
AS-MT-OOG 状態は、STS または VT メンバーが IDLE(AS-MT-OOG)から別の状態に移行したとき、またはメンバーが VCAT グループから完全に削除されたときにクリアされます。状態がクリアされない場合を除いて、トラブルシューティングは必要ありません。
状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Audit Trail Log Loss(監査証跡ログ損失)状態は、ログが満杯になり、新しいエントリの生成によって、最も古いエントリが置き換えられるときに発生します。ログの容量は 640 エントリです。次の手順でログを保存して、新しいエントリを記録する余地を作る必要があります。
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > Audit タブをクリックします。
ステップ 4 Archive Audit Trail ダイアログボックスで、ファイルを保存するディレクトリ(ローカルまたはネットワーク)にナビゲートします。
ステップ 5 File Name フィールドに名前を入力します。
ファイルに拡張子を割り当てる必要はありません。WordPad、Microsoft Word(imported)など、テキスト ファイルをサポートするアプリケーションであれば、読み込み可能です。
640 個のエントリが、このファイルに保存されます。新しいエントリの番号は、再び始めからではなく、次の番号から始まります。
ステップ 7 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Audit Trail Log Low(監査証跡ログ、低)状態は、監査証跡ログの 80 パーセントが一杯になると発生します。
(注) AUD-LOG-LOW は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
Administrative Unit Loss of Multiframe(マルチフレームの管理ユニット消失)アラームは、このプラットフォーム リリースではサポートされません。このアラームは今後の開発のために予約されています。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Auto Laser Shutdown(自動レーザー シャットダウン)アラームは、 OC-192 カードの温度が 90 °C(194 °F)を超えると発生します 。カードの温度が上昇すると、破損を防ぐために、カードの内部機器が自動的に OC-192 レーザーをシャットダウンします。
警告 ONS 15454 OC-192 カードでは、カードの起動時に安全キーがオンの位置(ラベル 1)であれば、レーザーがオンになります。ポートが稼働中でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 1 ONS 15454 LCD 前面パネルに表示される温度を確認します(図2-1)。
ステップ 2 シェルフの温度が 90 °C(194 °F)を超えた場合、ONS 15454 の温度の問題を解決すると、アラームはクリアされます。「HITEMP アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 3 シェルフの温度が 90 °C(194 °F)未満の場合、HITEMP アラームは AUTOLSROFF アラームの原因ではありません。OC-192 カードに対して、「トラフィック カードの物理的な交換」の操作を行います。
ステップ 4 カードを交換してもアラームがクリアされない場合は、購入された代理店に問題を報告し、必要に応じて return materials authorization(RMA)を元の OC-192 カードで開きます。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Automatic System Reset(自動システム リセット)アラームは、IP アドレスの変更やその他の操作を実行して、カードレベルの自動リブートが行われたときに発生します。
一般に、AUTORESET はカードの再起動後にクリアされます(最大 10 分)。アラームがクリアされない場合は、次の手順を実行してください。
ステップ 1 自動リセットをトリガーした可能性のあるその他のアラームの有無を確認します。他のアラームがあった場合は、この章の該当するセクションを使用して、それらのアラームをトラブルシュートします。
ステップ 2 明らかな原因もないのに、カードが 1 カ月に 2 回以上自動リセットした場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行してください。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
Automatic unidirectional path-switched ring(UPSR)Switch Caused by AIS(AIS が原因の自動単方向パス切り替えリング [UPSR])状態は、AIS 状態が原因で自動 UPSR 保護切り替えが発生したことを示します。UPSR が復元切り替え用として構成されている場合は、障害がクリアされた後、現用パスに再び切り替えられます。アップストリームの問題がクリアされると、AIS もクリアされます。
一般に AIS とは、送信ノードが有効な信号を送信しないときに受信ノードと通信する特別な SONET 信号です。AIS はエラーとはみなされません。これは、各入力について受信側ノードが実際の信号ではなく AIS を検出したときに、受信側ノードによって生成されます。ほとんどの場合、この状態が生成されたときには、アップストリーム ノードが信号障害を示すためにアラームを生成しています。このノードからダウンストリームのノードはすべて、あるタイプの AIS を生成するだけです。アップストリーム ノード上の問題を解消すると、この状態はクリアされます。
ステップ 1 「AIS 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
STS モニタ(STSMON)の Automatic UPSR Switch Caused by LOP(LOP が原因の自動 UPSR 切り替え)状態は、LOP-Pが原因で自動 UPSR 保護切り替えが発生したことを示します。UPSR が復元切り替え用として構成されている場合は、障害がクリアされた後、現用パスに再び切り替えられます。
ステップ 1 「LOP-P アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Service-Affecting(SA)
VT モニタ(VT-MON)の AUTOSW-LOP アラームは、LOP-V が原因で自動 UPSR 保護切り替えが発生したことを示します。UPSR が復元切り替え用として構成されている場合は、障害がクリアされた後、現用パスに再び切り替えられます。
ステップ 1 「LOP-V アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Automatic UPSR Switch Caused by Payload Defect Indication(PDI[ペイロード障害表示]が原因の自動 UPSR 切り替え)状態は、PDI-Pが原因で自動 UPSR 保護切り替えが発生したことを示します。UPSR が復元切り替え用として構成されている場合は、障害がクリアされた後、現用パスに再び切り替えられます。
ステップ 1 「PDI-P 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Automatic UPSR Switch Caused by Signal Degrade Bit Error Rate(SDBER [信号劣化ビット エラー レート]が原因の自動 UPSR 切り替え)状態は、信号劣化(SD)が原因で自動 UPSR 保護切り替えが発生したことを示します。(SD-Lを参照)。UPSR が復元切り替え用として構成されていた場合、SD が解決されると、現用パスに再び切り替わります。
ステップ 1 「SD(DS1、DS3)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Automatic USPR Switch Caused by Signal Fail Bit Error Rate(SFBER[信号損失ビット エラー レート] が原因の自動 USPR 切り替え)状態は、信号損失(SF)が原因で自動 UPSR 保護切り替えが発生したことを示します。UPSR が復元切り替え用として構成されていた場合、SF が解決されると、現用パスに再び切り替わります。
ステップ 1 「SF(DS1、DS3)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Automatic UPSR Switch Caused by an Unequipped(未実装が原因の自動 UPSR 切り替え)状態は、UNEQ アラームが原因で自動 UPSR 保護切り替えが発生したことを示します。UPSR が復元切り替え用として構成されている場合は、障害がクリアされた後、現用パスに再び切り替えられます。
ステップ 1 「UNEQ-P アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Arrayed Waveguide Gratings(AWG)Degrade(アレイ導波管格子 [AWG] 劣化)アラームは、DWDM カードのヒーターの制御回路に劣化が発生すると生成されます。温度が変化すると、わずかな波長ドリフトが発生することがあります。カードをただちに交換する必要はありませんが、次に発生した場合には交換する必要があります。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 次の発生時に、アラームの発生した DWDM カードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
AWG Failure(AWG 障害)アラームは、DWDM カードのヒーターの制御回路が完全に機能しなくなると生成されます。この回路の障害により波長送信は行われなくなります。カードを交換してトラフィックを復元させる必要があります。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生した DWDM カードに対して、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
AWG Over Temperature(AWG 温度超過)アラームは、AWG-FAIL アラームの発生しているカードが交換されていず、そのヒーターの制御回路の温度が 100 °C(212 °F)を超えたときに発生します。カードは保護モードになり、ヒーターは機能しなくなります。
ステップ 1 「AWG-FAIL アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
AWG Warm-Up(AWG ウォームアップ)状態は、DWDM カードのヒーターの制御回路が起動時に動作温度に達すると発生します。この状態は、約 10 分間続きます(周囲の温度によって時間は多少異なります)。
(注) AWG-WARM-UP は情報アラームなので、トラブルシューティングの必要はありません。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Battery Fail(バッテリ障害)アラームは、2 つの電源装置のうちの 1 つ(A または B)が検出されないときに発生します。電源装置が取り外されたか、故障している可能性があります。このアラームでは個々の電源装置を区別できないので、トラブルシューティングには実際の状況を確認する必要があります。
ステップ 1 現場で、どちらのバッテリが取り外されているか、または故障しているかを調べます。
ステップ 2 故障している電源装置から電源ケーブルを取り外します。手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install the Shelf and Backplane Cable」の章を参照してください。電源ケーブル取り付け手順の逆の手順で行います。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Primary Nonvolatile Backup Memory Failure(1 次不揮発性バックアップ メモリ障害)アラームは、TCC2/TCC2P カードのフラッシュ メモリに問題があることを示しています。このアラームは、TCC2/TCC2P カードが使用されていて、次の 4 つの問題のいずれかがあるときに発生します。
• フラッシュ マネージャがフラッシュ パーティションのフォーマットに失敗
• フラッシュ マネージャがフラッシュ パーティションへのファイルの書き込みに失敗
• コード ボリュームが cyclic redundancy checking(CRC; 巡回冗長検査)に失敗。CRC は、TCC2/TCC2P カードに送信されたデータにエラーがないことを確認する手段です。
BKUPMEMP アラームが原因でEQPT が発生することもあります。BKUPMEMP が原因で EQPT アラームが発生した場合は、次の手順で BKUPMEMP および EQPT アラームをクリアしてください。
ステップ 1 TCC2/TCC2P カードの ACT/SBY LED が点灯していることを確認することによって、両方の TCC2/TCC2P カードの電源が入っていて有効になっていることを確認します。
ステップ 2 アラームが発生しているアクティブまたはスタンバイ TCC2/TCC2P カードを判別します。
ステップ 3 両方の TCC2/TCC2P カードに電源が入っていて有効になっている場合は、アラームが発生した
TCC2/TCC2P カードをリセットします。カードがアクティブ TCC2/TCC2P カードの場合は、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」 の手順を行います。カードがスタンバイ TCC2/TCC2P カードの場合は、次の手順を実行します。
a. CTC でスタンバイ TCC2/TCC2P カードを右クリックします。
b. ショートカット メニューから Reset Card を選択します。
c. Are You Sure ダイアログボックスで Yes をクリックします。カードがリセットされて、実際のカードの FAIL LED が点滅します。
d. 10 分待って、リセットしたカードが完全に再起動したことを確認します。
ステップ 4 リセットした TCC2/TCC2P カードが正常に再起動しない場合や、アラームがクリアされない場合は、製品を購入された代理店へお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」 の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」 の作業を実行します。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
BLSR Out of Synchronization(BLSR 同期外れ)アラームは、BLSR のセットアップ中に、回線を追加または削除しようとしたときに、すべての送信用および受信用ファイバが取り外されたために、現用リングのノードが DCC 接続を失った場合に発生します。CTC は、リング テーブルを生成できずに、BLSROSYNC アラームを生成します。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
(注) このアラームは、リリース 6.0 にアップグレードする際、リング ID をアップデートするときに発生することもあります。
ステップ 1 アラームを報告しているノードへのケーブルの導通を再確立します。DCC を再確立するためのケーブル配線についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。現場の方法に従って、ケーブルの導通を確認します。
このノードと BLSR の残りのメンバーの間に DCC が確立されると、BLSR から DCC が可視になり、回線上で機能が利用可能になります。
ステップ 2 DCC をプロビジョニングしたときにアラームが発生した場合は、EOCを参照してください。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
BLSR Software Version Mismatch(BLSR ソフトウェア バージョン ミスマッチ)アラームは、TCC2/TCC2P カードがリング内のすべてのノードのすべてのソフトウェア バージョンをチェックしたときに、バージョンの不一致を検出すると生成されます。
ステップ 1 アラームをクリアするには、バージョンが正しくない TCC2/TCC2P カードに正しいソフトウェア バージョンをロードします。ソフトウェアをダウンロードするには、リリース固有のソフトウェア ダウンロード マニュアルを参照してください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
64K Clock Bipolar Density Violation(64K クロック バイポーラ密度違反)アラームは、TCC2P カードで、8K BITS クロックに周波数変動があった場合に生成されます。
TCC2P カードには 8K クロックと 64K クロックが含まれています。それぞれ、ある程度のバイポーラ変動があるのが正常です。このアラームは、変動がなくなった場合に 8K クロックで生成されます。BPV アラームは、BITS クロックに対する LOF または LOS によって降格されます。
(注) このアラームは、TCC2 カードでは生成されません。
ステップ 1 このアラームは、正常な BITS 入力信号を再確立することによってクリアされます。着信信号または BITS タイミング ソースに対するアラームをクリアしてください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Carrier Loss(搬送波消失)アラームは、Mapper モードの CE-100T-8 カードで、リンク完全性による回線障害があるときに生成されます。ユーザがポートを In-Service and Normal(IS-NR)状態にしただけでは、生成されません。回線またはループバックによって IS-NR にならなければ生成されません。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 「CARLOSS(G1000)アラームのクリア」の作業を行います。ただし、手順の最後で
TPTFAIL(G1000)をチェックする代わりに、TPTFAIL(CE100T)をチェックしてください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
LAN E シリーズ イーサネット カード上の Carrier Loss(搬送波消失)アラームは、LOS(OCN)と同じデータです。イーサネット カードがリンクを失い、有効な信号を受信していません。CARLOSS アラームの最も一般的な原因は、ケーブルの切断、Ethernet Gigabit Interface Converter(GBIC; ギガビット インターフェイス コンバータ)ファイバのイーサネット デバイスではなく光カードへの誤った接続、または イーサネット カードの不適切な取り付けなどです。イーサネット カードのポートが有効でなければ、CARLOSS は発生しません。CARLOSS は、約 2.5 秒間、信号が受信されなかった場合に通知されます。
CARLOSS アラームは、ノード データベースの復元後にも発生します。復元後、ノードが Spanning Tree Protocol(STP; スパニング ツリー プロトコル)を再確立して約 30 秒後に、アラームはクリアされます。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 ファイバ ケーブルが正しく接続され、正しいポートに接続されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 2 ファイバ ケーブルがポートに正しく接続されている場合は、カードが別のイーサネット デバイスにケーブル接続されていて、誤って OC-N カードに接続されていないかを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 3 誤って OC-N カードに接続されていない場合は、送信側デバイスが機能していることを確認します。機能していない場合は、そのデバイスをトラブルシュートします。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、イーサネット テスト セットを使用して、有効な信号がイーサネット ポートに着信しているかどうかを調べます。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 5 有効なイーサネット信号が存在せず、送信側デバイスが機能している場合は、送信側デバイスをイーサネット ポートに接続しているファイバ ケーブルを交換します。この作業については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 6 有効なイーサネット信号が存在する場合は、イーサネット カードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。
ステップ 7 アラームがクリアされない場合は、イーサネット カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 8 CARLOSS アラームが発生とクリアを繰り返す場合は、次のステップによってネットワークのレイアウトを確認し、イーサネット回線がイーサネット手動クロスコネクトの一部かどうかを調べます。
イーサネット手動クロスコネクトは、ONS 15454 ノード間に他のベンダーの機器があり、Open Systems Interconnect/Target Identifier Address Resolution Protocol(OSI/TARP)準拠の機器が、ONS 15454 TCP/IP ベースの DCC のトンネリングを許可しないときに使用します。連続した DCC が欠けないようにするためには、ONS 以外のネットワークを使用してイーサネット回線を STS チャネルに手動で相互接続する必要があります。
報告しているイーサネット回線がイーサネット手動クロスコネクトの一部である場合は、次のステップを実行します。アラームが再び発生する場合は、手動クロスコネクトのセットアップ時に STS 回線サイズが一致していなかったことが原因である可能性があります。イーサネット回線が手動クロスコネクトの一部でない場合は、次のステップは実行しないでください。
a. CARLOSS アラームの行の任意の場所を右クリックします。
b. 表示されたショートカット メニューの Select Affected Circuits をクリックします。
c. 強調表示された回線の type および size カラムの情報を記録します。
d. ネットワークのレイアウトを調べて、どの ONS 15454 とカードがイーサネット手動クロスコネクトの他端のイーサネット回線に対応しているかを確認して、次の手順を実行します。
• イーサネット手動クロスコネクトの他端の ONS 15454 にログインします。
• イーサネット手動クロスコネクトの一部であるイーサネット カードをダブルクリックします。
• イーサネット手動クロスコネクトの一部である回線の type および size カラムの情報を記録します。イーサネット手動クロスコネクト回線は、イーサネット カードを同じノード上の OC-N カードに接続します。
e. イーサネット手動クロスコネクトのそれぞれの側の 2 つのイーサネット回線のサイズが、記録した回線サイズと同じかどうかを調べます。
いずれかの回線サイズが正しくない場合は、「回線の削除」の作業を実行して、正しい回線サイズで回線を再構成します。詳細については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Create Circuits and VT Tunnels」の章を参照してください。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Carrier Loss on the LAN Equipment(LAN 機器での搬送波消失)アラームは一般に、ONS 15454 と、CTC が動作しているワークステーションの間に TCP/IP 接続がないときに、OC-N カードで発生します。この問題は、TCC2/TCC2P カードの RJ-45(LAN)コネクタまたは LAN バックプレーン ピン接続が使用している LAN あるいはデータ回線に関係しています。この CARLOSS アラームは、イーサネット ポートに接続されているイーサネット回線とは無関係です。問題は接続にあり、CTC またはノードにはありません。
TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、および MXP_2.5G_10G カードでは、CARLOSS は、ITU-T G.709 モニタリングがオフになったときにトランク ポートに対しても生成されます。
TXP_MR_2.5G カードでは、ペイロードが 10 ギガビット イーサネットまたは 1 ギガビット イーサネット ペイロード データ タイプとして正しく構成されていないときに CARLOSS アラームを生成することがあります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
(注) MXP または TXP PPM のプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponders and Muxponders」の章を参照してください。MRC-12 および OC192-XFP/STM64-XFP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 Procedure Guide』の「Change Card Settings」の章を参照してください。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 アラームを報告しているカードが ONS 15454 ノードの MXP または TXP カードの場合、pluggable port module(PPM; 着脱可能なポート モジュール)に設定されたデータ レートを確認します。
a. アラームを報告している MXP または TXP カードをダブルクリックします。
b. Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします。
c. Actual Equipment Type カラムで Pluggable Port Modules エリアのポートのリストを表示し、その内容と MXP または TXP マルチレート ポートの Selected PPM エリアの Rate カラムの内容を比較します。
d. レートが実際の装置と一致しない場合、選択した PPM を削除して、再作成する必要があります。その PPM を選択し、Delete、次に Create をクリックし、そのポート レートの適切なレートを選択します。
(注) PPM のプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 2 アラームを報告しているカードが OC-N カードの場合、「PC から ONS 15454 への接続の確認(ping)」の手順を実行して、アラームを報告している ONS 15454 に ping して、接続性を確認します。
ステップ 3 ping コマンドが成功すれば、TCP/IP 接続がアクティブであることを示します。CTC を再起動します。
ステップ 4 光テスト機器を使用して、適切な受信レベルになっていることを確認します(光テスト機器の使用方法については、製造元のマニュアルを参照してください)。
ステップ 5 光 LAN ケーブルが正しく接続され、正しいポートに接続されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 6 ファイバ ケーブルがポートに正しく接続されている場合は、カードが別のイーサネット デバイスにケーブル接続されていて、誤って OC-N カードに接続されていないかを確認します。
ステップ 7 接続を確立できない場合は、ファイバ ケーブルを新しい、正常に機能するケーブルに交換します。この作業については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 8 接続を確立できない場合は、標準的なネットワーク診断または LAN 診断を実行します。たとえば、IP ルートをトレースし、ケーブルの導通を確認し、ノードと CTC 間のすべてのルータをトラブルシュートします。現場の方法に従って、ケーブルの導通を確認します。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Carrier Loss for Fibre Channel(FC)(ファイバ チャネル [FC] 搬送波消失)アラームは、1-Gb ファイバ チャネル(FC1G)、2-Gb FC(FC2G)、または 10Gb ファイバ チャネル(10G ファイバ チャネル)クライアント トラフィックをサポートしている MXPP_MR_2.5G、MXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、または TXP_MR_2.5G カード PPM クライアントで発生します。この消失は、設定の誤り、ファイバの切断、またはクライアント装置の問題などの原因で起こることがあります。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「CARLOSS(GE)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
LAN G シリーズ イーサネット カード上の Carrier Loss(搬送波消失)アラームは、LOS(OCN)と同じデータです。イーサネット カードがリンクを失い、有効な信号を受信していません。
G シリーズ カード上の CARLOSS は、次の 2 つの状況のいずれかが原因です。
• アラームを報告している G シリーズ ポートは、接続されているイーサネット デバイスから有効な信号を受信していない。CARLOSS は、イーサネット ケーブルが正しく接続されていないか、イーサネット デバイスと G シリーズ ポート間の信号に問題があることが原因で発生することがあります。
• エンドツーエンド パス(おそらく遠端の G シリーズ カードを含めて)に問題がある場合、それが原因で、アラームを報告しているカードがギガビット イーサネット トランスミッタをオフにしている。一般に、トランスミッタをオフにすると、接続されているデバイスがリンク レーザーをオフにし、その結果、当該 G シリーズ カード上で CARLOSS が発生します。根本原因は、エンドツーエンド パスの問題です。根本原因がクリアされると、遠端の G シリーズ ポートがトランスミッタ レーザーをオンに戻して、当該カード上の CARLOSS がクリアされます。トランスミッタがオフになったことが CARLOSS アラームの原因である場合、通常、CARLOSS(G1000)アラームに伴って、TPTFAIL(G1000)またはエンドツーエンド パスの OC-N アラームまたは状態が発生します。
G シリーズ カードのエンドツーエンド イーサネット リンク整合性機能については、
『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』を参照してください。2 つのカード間にポイントツーポイント回線が存在するときに発生するアラームについては、TRMTも参照してください。
イーサネット カードのポートが有効でなければ、CARLOSS は発生しません。CARLOSS は、約 2.5 秒間、信号が受信されなかった場合に通知されます。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 ファイバ ケーブルが正しく接続され、正しいポートに接続されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 2 ファイバ ケーブルが正しく接続されている場合は、カードが別のイーサネット デバイスにケーブル接続されていて、誤って OC-Nカードに接続されていないかを確認します。
ステップ 3 誤って OC-N カードに接続されていない場合は、接続されている送信側イーサネット デバイスが機能していることを確認します。機能していない場合は、そのデバイスをトラブルシュートします。
ステップ 4 光受信レベルが正常範囲内であることを確認します。正しい指定は、「OC-N カードの送受信レベル」にリストされています。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、イーサネット テスト セットを使用して、有効な信号がイーサネット ポートに着信しているかどうかを調べます。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 6 有効なイーサネット信号が存在せず、送信側デバイスが機能している場合は、送信側デバイスをイーサネット ポートに接続しているファイバ ケーブルを交換します。この作業については、
『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 7 アラームがクリアされず、ポートのリンクの自動ネゴシエーションが有効であるにもかかわらず、自動ネゴシエーション プロセスが失敗した場合、カードはトランスミッタ レーザーをオフにして、CARLOSS アラームを報告します。ポートのリンク自動ネゴシエーションが有効な場合は、自動ネゴシエーションの失敗原因となった状態の有無を調べます。
a. 接続されているイーサネット デバイスの自動ネゴシエーションが有効になっていて、このカード上の非対称型フロー制御との互換性があるように構成されていることを確認します。
b. 接続されているイーサネット デバイスがフロー制御フレームを受信するように構成されていることを確認します。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、イーサネット ポートをいったん無効にしてから再び有効にして、CARLOSS 状態が除去されるか試みます(自動ネゴシエーションが再開されます)。
ステップ 9 アラームがクリアされずに TPTFAIL(G1000)も報告された場合は、「TPTFAIL(G1000)アラームのクリア」の作業を実行してください。TPTFAIL アラームが報告されない場合は、次のステップに進みます。
(注) CARLOSS と TPTFAIL の両方のアラームが報告される場合、G シリーズ カードのエンドツーエンド リンクの整合性機能が TPTFAIL アラームによって示されたリモート障害に対してアクションを取ったことが状態の原因である可能性があります。
ステップ 10 TPTFAIL アラームが生成されなかった場合は、ポート上で端末(内部)ループバックがプロビジョニングされているかどうかを調べます。
a. ノード ビューで、カードをクリックして、カード ビューを表示します。
b. Maintenance > Loopback タブをクリックします。
c. サービスの状態が OOS-MA,LPBK&MT として表示された場合、ループバックがプロビジョニングされています。ステップ 11 に進みます。
ステップ 11 ループバックがプロビジョニングされている場合、「その他の電気回路カード、CE-100T-8、またはイーサネット カード ループバックのクリア」の作業を実行してください。
G シリーズ カードでは、端末(内部)ループバックをプロビジョニングすると、伝送レーザーはオフになります。接続されているイーサネット デバイスがループバックを搬送波の消失として検出した場合、このイーサネット デバイスは G シリーズ カードへのレーザーの伝送を止めます。レーザーの伝送が停止すると、ループバックされる G シリーズ ポートが停止を検出するので、CARLOSS アラームが生成されます。
カードがループバック状態でない場合は、ステップ 12 に進みます。
ステップ 12 CARLOSS アラームの発生とクリアが繰り返される場合、 手動クロスコネクトのセットアップで STS 回線サイズの設定に不一致があったことがアラームの再発の原因 である可能性があります 。イーサネット回線が手動クロスコネクトの一部である場合は、次のステップを実行します。
(注) ONS 15454イーサネット手動クロスコネクトは、ONS ノード間に他のベンダーの機器があり、OSI/TARP 準拠の機器が、ONS 15454 TCP/IP ベースの DCC のトンネリングを許可しないときに使用します。連続した DCC が欠けないようにするためには、ONS 以外のネットワークを使用してイーサネット回線を STS チャネルに手動で相互接続する必要があります。
a. CARLOSS アラームの行の任意の場所を右クリックします。
b. 表示されたショートカット メニューの Select Affected Circuits を右クリックまたは左クリックします。
c. 強調表示された回線の type および size カラムの情報を記録します。
d. ネットワークのレイアウトを調べて、どの ONS 15454 とカードがイーサネット手動クロスコネクトの他端のイーサネット回線をホスティングしているかを確認して、次の手順を実行します。
• イーサネット手動クロスコネクトの他端のノード にログインします。
• イーサネット手動クロスコネクトの一部であるイーサネット カードをダブルクリックします。
• イーサネット手動クロスコネクトの一部である回線の type および size カラムの情報を記録します。クロスコネクト回線は、イーサネット カードを同じノード上の OC-N カードに接続します。
e. イーサネット手動クロスコネクトのそれぞれの側の 2 つのイーサネット回線が、記録した回線サイズ情報と同じ回線サイズかどうかを調べます。
f. いずれかの回線サイズが正しくない場合は、「回線の削除」の作業を実行して、正しい回線サイズで回線を再構成します。回線の作成手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Create Circuits and VT Tunnels」の章を参照してください。
ステップ 13 有効なイーサネット信号が存在する場合は、「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。
ステップ 14 アラームがクリアされない場合は、イーサネット カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 15 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
ギガビット イーサネット(GE)の Carrier Loss(搬送波消失)アラームは、1 Gbps または 10 Gbps トラフィックをサポートする MXP および TXP カードの PPM クライアントで発生します。この消失は、設定の誤り、ファイバの切断、またはクライアント装置の問題などの原因で起こることがあります。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 GE クライアントが正しく設定されていることを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします。
c. Actual Equipment Type カラムで Pluggable Port Modules エリアのポートのリストを表示し、その内容とクライアント機器を比較します。PPM がプロビジョニングされていない場合、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
d. PPM を作成したら、MXP または TXP MR カードについて、Selected PPM エリアの Rate カラムの内容を見て、そのレートをクライアント装置のデータ レートと比較します。この場合、レートは ONE_GE または 10G イーサネットのはずです。PPM レートのプロビジョニングが異なる場合は、その PPM を選択し、Delete、次に Create をクリックし、その機器タイプの適切なレートを選択します。
(注) PPM のプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 2 PPM のプロビジョニングに誤りがない場合、ファイバに切断がないか確認します。LOS アラームも存在する場合があります。アラームがある場合、「LOS(OCN)アラームのクリア」の手順を行います。
ステップ 3 ファイバの切断もプロビジョニングの誤りもない場合、クライアント側の機器に回線上の伝送エラーがないかを確認します。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Carrier Loss for Inter-Service Channel(ISC 搬送波消失)アラームは、ISC クライアント トラフィックをサポートする TXPP_MR_2.5G または TXP_MR_2.5G カードの PPM クライアントで発生します。この消失は、設定の誤り、ファイバの切断、またはクライアント装置の問題などの原因で起こることがあります。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「CARLOSS(GE)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
ML シリーズ イーサネット カード上の Carrier Loss(搬送波消失)アラームは、LOS(OCN)と同じデータです。イーサネット ポートがリンクを失い、有効な信号を受信していません。
CARLOSS アラームは、Cisco IOS CLI でイーサネット ポートを 非シャットダウン ポートとして設定し、なおかつ次の項目の 1 つが発生したときに発生します。
• ケーブルが近端または遠端のポートに正しく接続されていない
• 速度(10/100 ポートのみ)が正しく設定されていない
(注) Cisco IOS インターフェイスから ML シリーズ イーサネット カードをプロビジョニングする方法については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 LAN ケーブルが、ML シリーズ カード上の正しいポートとピア イーサネット ポートに正しく接続されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、ML シリーズ カード ポートとピア イーサネット ポートで自動ネゴシエーションが正しく設定されていることを確認します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、ML シリーズ カード ポートとピア イーサネット ポートで速度が正しく設定されていることを確認します(10/100 ポートを使用している場合)。
ステップ 4 アラームがクリアされず、イーサネット信号が無効であり、送信側デバイスが機能している場合は、送信側デバイスをイーサネット ポートに接続している LAN ケーブルを交換します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Cisco IOS CLI で「shutdown」と「no shutdown」を実行することによって、イーサネット ポートを無効にしてから再び有効にします。自動ネゴシエーションが再開されます。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、「発信元 DS-1、DS-3、DS3N-12、DS3i-N-12、または EC1 ポートでのファシリティ(回線)ループバックの作成」の作業を実行して、ループバックをテストしてください。
ステップ 7 ループバックを実行しても問題が続く場合は、「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行してください。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXPP_MR_2.5G、MXP_2.5G_10G、または
MXP_2.5G_10E カードに接続されている光トランク上の Carrier Loss(搬送波消失)アラームは、ITU-T G.709 モニタリングが無効なときに生成されます。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「LOS(2R)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Case Temperature Degrade(ケース温度劣化)アラームは、DWDM カードの温度センサがシェルフ レベルで範囲外の外部温度を検出した場合に発生します。DWDM カードの動作温度範囲は-5 °C(23 °F)~65 °C(149 °F)です。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 シェルフに対してこのアラームが発生した場合、FANをチェックして問題を解決します。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、「再使用可能なエア フィルタの点検、清掃、交換」の作業を実行してください。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Cold Restart(コールド リスタート)状態は、カードが物理的に取り外されて挿入されたときや交換されたとき、または ONS 15454 に初めて電源が投入されたときに発生します。
ステップ 1 「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を行います。
ステップ 2 カードの再起動後も状態がクリアされない場合は、「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行してください。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Input/Output Slot To Cross-Connect Communication Failure(入出力スロット/クロスコネクト通信障害)アラームは、トラフィック スロットの通信障害があるときに、XC10G または XC-VXC-10Gクロスコネクト カードが原因で発生します。
ステップ 1 アラームを報告しているクロスコネクト カードで、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を行います。LED の動作については、「リセット時の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 2 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 3 CTC リセットによってアラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているクロスコネクト カードへのトラフィックを移動させます。「アクティブおよびスタンバイ クロスコネクト カードのサイド切り替え」の作業を行います。
ステップ 4 アラームを報告しているクロスコネクト カードで 「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているクロスコネクト カードについて「イン サービス クロスコネクト カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Plug-In Module(card)Communication Failure(プラグイン モジュール[カード]通信エラー)アラームは、TCC2/TCC2P カードとトラフィック カードの間に通信エラーがあることを示します。このエラーは、カード インターフェイスの破損を示している場合があります。
ステップ 1 アラームを報告しているカードについて、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、カードで「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
TCC2/TCC2P カード スロットと TCC2/TCC2P カード スロットの間の Communication Failure from Controller Slot to Controller Slot(コントローラ スロット間通信エラー)アラームは、最初のスロット(TCC A)の TCC2/TCC2P カード上のメイン プロセッサが同じカード上のコプロセッサとの通信を失ったときに発生します。これはスロット 7 の TCC2/TCC2P カードでも同様です。
ステップ 1 「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行して、スロット 11 の TCC2/TCC2P カードをアクティブにします。
ステップ 2 スロット 7 の TCC2/TCC2P カードがスタンバイ TCC2/TCC2P カードとしてリセットされるまで、約 10 分間待ちます。ACT/SBY LED が適切に点灯したことを確認してから、次のステップへ進みます。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 3 カーソルをスロット 11 の TCC2/TCC2P カードに置き、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を実行して、このカードをアクティブな状態に戻します。
ステップ 4 リセットしたカードが正常に再起動しない場合や、アラームがクリアされない場合は、製品を購入された代理店へお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
TCC2/TCC2P カード スロットと TCC2/TCC2P カード スロットの間の Communication Failure from
Controller Slot to Controller Slot(コントローラ スロット間通信エラー)アラームは、2 番めのスロット(TCC B)の TCC2/TCC2P カード上のメイン プロセッサが同じカード上のコプロセッサとの通信を失ったときに発生します。これはスロット 11 の TCC2/TCC2P カードでも同様です。
ステップ 1 「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を実行して、スロット 7 の TCC2/TCC2P カードをアクティブにします。
ステップ 2 スロット 11 の TCC2/TCC2P カードがスタンバイ TCC2/TCC2P カードとしてリセットされるまで、約 10 分間待ちます。ACT/SBY LED が適切に点灯したことを確認してから、次のステップへ進みます。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 3 カーソルをスロット 7 の TCC2/TCC2P カードに置き、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を実行して、スロット 11 の
TCC2/TCC2P カードをアクティブな状態にします。
ステップ 4 リセットしたカードが正常に再起動しない場合や、アラームがクリアされない場合は、製品を購入された代理店へお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
CONTBUS-DISABLED アラームは、リリース 6.0 の強化セル バス検証機能の 1 つです。このアラームは、欠陥のあるカードがシェルフ アセンブリに取り付けられたとき、またはすでにシェルフ アセンブリに取り付けられていたカードが故障したとき(すなわち、カードが強化セル バス検証テストに合格しなかったとき)に発生します。欠陥カードがシャーシにあるかぎり、アラームは続きます。カードを取り外しても、1 分間の待ち時間の間、CONTBUS-DISABLED はクリアされません。この待ち時間は、システムがこの停止を、より短時間のカード リセット通信停止と区別するための保護期間として設計されています。
この待ち時間の間に元のスロットにカードが再挿入されなかった場合、アラームはクリアされます。この待ち時間の後、欠陥のない別のカード(元のカードではないカード)を挿入してください。
CONTBUS-DISABLED が生成されると、このスロットと TCC2/TCC2P カードとの間でメッセージ指向の通信はできません(ノード通信エラーを避けるため)。
CONTBUS-DISABLED は、1 分間の待ち時間の間は IMPROPRMVL アラームを無効にしますが、その後は抑制されないので、、IMPROPRMVL が生成されることがあります。IMPROPRMVL は、カードがノード データベースにあった場合、CONTBUS-DISABLED がクリアされた後で生成されます。CONTBUS-DISABLED がクリアされても IMPROPRMVL がアクティブな場合、カードを挿入すると、IMPROPRMVL アラームはクリアされます。
ステップ 1 IMPROPRMVL アラームが生成された場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。(カードの取り付けに関する一般的な情報については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
TCCA to Shelf A Slot Communication Failure(TCCA/シェルフ A スロット通信エラー)アラームは、アクティブなスロット 7 の TCC2/TCC2P カード(TCC A)がシェルフ内の他のカードと通信できないときに発生します。他のカードは CTC アラーム ウィンドウの Object カラムで確認できます。
CONTBUS-IO-A アラームは、ONS 15454 が保護 TCC2/TCC2P カードに切り替わるときに一時的に発生することがあります。TCC2/TCC2P カード保護切り替えの場合、アラームは他のカードが新しいアクティブ TCC2/TCC2Pカードとの通信を確立するとクリアされます。アラームが続く場合は、TCC2/TCC2P カードからアラームを報告しているカードへの物理的な通信パスに問題があります。物理的な通信パスには、TCC2/TCC2P カード、他のカード、およびバックプレーンが含まれます。
ステップ 1 アラームを報告しているカードがシェルフ内に物理的に存在することを確認します。カード タイプを記録します。 Inventory タブをクリックして、Eqpt Type カラムでプロビジョニングされたタイプを確認します。
実際のカード タイプとプロビジョニングされたカード タイプが一致しない場合は、アラームを報告しているカードについてMEA(EQPT)の作業を実行します。
ステップ 2 アラーム オブジェクトがスタンバイ スロット 11 の TCC2/TCC2P カード以外のいずれかの単一のスロットであった場合、そのオブジェクト カードの CTC リセットを行います。「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を行います。LED の動作については、「リセット時の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 3 アラーム オブジェクトがスタンバイ スロット 11 の TCC2/TCC2P カードである場合、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の手順を行います。手順は同じです。
リセットしたカードが完全に再起動して、スタンバイカードになるまで、10 分間待ちます(リセットしたスタンバイ カードはスタンバイのままです)。
CONTBUS-IO-A が複数のカードで同時に発生した場合、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」を実行します。
リセットしたカードが完全に再起動して、スタンバイカードになるまで、10 分間待ちます。
ステップ 4 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 5 CTC リセットによってアラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。
ステップ 6 リセットしたカードが正常に再起動しない場合や、アラームがクリアされない場合は、製品を購入された代理店へお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
TCC B to Shelf Communication Failure(TCC B/シェルフ通信エラー)アラームは、アクティブなスロット 11 の TCC2/TCC2P カード(TCC B)がシェルフ内の他のカードと通信できないときに発生します。他のカードは CTC アラーム ウィンドウの Object カラムで確認できます。
CONTBUS-IO-B アラームは、ONS 15454 が保護 TCC2/TCC2P カードに切り替わるときに一時的に発生することがあります。TCC2/TCC2P カード保護切り替えの場合、アラームは他のカードが新しいアクティブ TCC2/TCC2Pカードとの通信を確立するとクリアされます。アラームが続く場合は、TCC2/TCC2P カードからアラームを報告しているカードへの物理的な通信パスに問題があります。物理的な通信パスには、TCC2/TCC2P カード、他のカード、およびバックプレーンが含まれます。
ステップ 1 アラームを報告しているカードがシェルフ内に物理的に存在することを確認します。カード タイプを記録します。 Inventory タブをクリックして、Eqpt Type カラムでプロビジョニングされたタイプを確認します。
実際のカード タイプとプロビジョニングされたカード タイプが一致しない場合は、アラームを報告しているカードについてMEA(EQPT)の作業を実行します。
ステップ 2 アラーム オブジェクトがスタンバイ スロット 7 の TCC2/TCC2P カード以外のいずれかの単一のスロットであった場合、そのオブジェクト カードの CTC リセットを行います。「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。LED の動作については、「リセット時の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 3 アラーム オブジェクトがスタンバイ スロット 7 の TCC2/TCC2P カードである場合、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の手順を行います。手順は同じです。
リセットしたカードが完全に再起動して、スタンバイカードになるまで、10 分間待ちます(リセットしたスタンバイ カードはスタンバイのままです)。
ステップ 4 CONTBUS-IO-B が複数のカードで同時に発生した場合、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」を実行します。
リセットしたカードが完全に再起動して、スタンバイカードになるまで、10 分間待ちます。
ステップ 5 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 6 CTC リセットによってアラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。
ステップ 7 リセットしたカードが正常に再起動しない場合や、アラームがクリアされない場合は、製品を購入された代理店へお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Connection Equipment Mismatch(接続機器ミスマッチ)状態は、スロットに事前プロビジョニングしたクロスコネクト カードとシェルフに実際に取り付けられたカードが一致しない場合に生成されます。たとえば、あるタイプのクロスコネクト カードがスロット10 に事前プロビジョニングされたが、実際には別のタイプが取り付けられている場合です。カードに一致しないカードによって発生することもあります。たとえば、CTNEQPT-MISMATCH は、XCVT カードが XC10G カードに交換されたときに生成されます。
シスコでは、スロット 8 とスロット 10 でクロスコネクト カードが一致しない設定をサポートしませんが、この状況は、アップグレードの間に一時期に起こる可能性があります。
交換するクロスコネクト カードはアクティブであってはなりません(SBY 状態か使用されていない状態にします)。
(注) アップグレード中にこの状態は発生し、デフォルトの重大度 Not Alarmed(NA) として生成されます。アップグレードのあとに、この状態の重大度を Not Reported(NR)に変更する場合、ノードで使用するアラーム プロファイルを修正して変更できます。アラームの重大度の変更の詳細については、『Cisco ONS 15454 Procedure Guide』の「Manage Alarms」の章を参照してください。
ステップ 1 スロットに事前プロビジョニングしたカードの種類を確認します。
a. ノード ビューで Inventory タブをクリックします。
b. Eqpt Type と Actual Eqpt Type カラムで、そのスロットの情報を表示します。
Eqpt Type カラムには、スロットに事前プロビジョニングされている機器が示されています。Actual Eqpt Type カラムには、スロットに実際にある機器が示されています。たとえば、スロット 8 に XCVT カードがプロビジョニングされている場合、Eqpt Type カラムにそれが表示されますが、実際にはそのスロットに XC10G クロスコネクト カードがあります。この場合、Actual Eqpt Type カラムにクロスコネクト が表示されます。
ステップ 2 一致しないカードに対して、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Interconnection Equipment Failure Protect Cross-Connect Card Payload Bus(相互接続機器障害保護クロスコネクト カード ペイロード バス)アラームは、保護 ONS 15454 スロット 10 のクロスコネクト カードとアラームを報告しているトラフィック カードの間のメイン ペイロードの障害を示します。クロスコネクト カードとアラームを報告しているカードは、バックプレーンを介して通信していません。問題は、クロスコネクト カードおよびアラームを報告しているトラフィック カード、またはTCC2/TCC2P カードおよびバックプレーンにあります。
(注) このアラームは、スロット 8 のクロスコネクト カードが再装着されると、自動的に生成されクリアされます。
ステップ 1 すべてのトラフィック カードで CTNEQPT-PBPROT アラームが表示される場合、次の手順を行います。
a. スタンバイ TCC2/TCC2P カードについて、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。
b. 再装着してもアラームがクリアされない場合は、スタンバイ TCC2/TCC2P カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 2 アラームが表示されないカードがある場合は、スタンバイ クロスコネクト カードで CTC リセットを実行します。「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を行います。LED の動作については、「リセット時の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 3 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
クロスコネクトのリセットが正常に完了せずエラーが解消されない場合や、TCC2/TCC2P カードが自動的に再起動する場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、スタンバイ OC-192 カードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。
ステップ 5 カードが保護グループ内のアクティブ カードかスタンバイ カードかを調べます。ノード ビューの Maintenance > Protection タブをクリックして、保護グループをクリックします。カードとステータスが一覧表示されます。
ステップ 6 アラームを報告しているトラフィック カードが保護グループ内のアクティブ カードである場合は、「1:1 カードの切り替えコマンドの開始」の作業を実行します。トラフィックをアクティブ カードから移動した後、またはアラームを報告しているカードがスタンバイの場合は、次のステップを実行します。
ステップ 7 アラームを報告しているカードで、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を行います。LED の動作については、「リセット時の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 8 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。
ステップ 10 トラフィックを切り替えるために「1:1 カードの切り替えコマンドの開始」の作業を行います。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているトラフィック カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」を実行します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Interconnection Equipment Failure Working Cross-Connect Card Payload Bus(相互接続機器障害現用クロスコネクト カード ペイロード バス)アラームは、ONS 15454 のスロット 8 のクロスコネクト カードとアラームを報告しているトラフィック カードの間のメイン ペイロード バスの障害を示します。クロスコネクト カードとアラームを報告しているカードは、バックプレーンを介して通信していません。問題は、クロスコネクト カードおよびアラームを報告しているトラフィック カード、またはTCC2/TCC2P カードおよびバックプレーンにあります。
(注) このアラームは、ONS 15454 スロット 10 のクロスコネクト カードが再装着されると、自動的に生成されクリアされます。
ステップ 1 すべてのトラフィック カードで CTNEQPT-PBWORK アラームが表示される場合、次の手順を行います。
a. アクティブ TCC2/TCC2P カードで「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を実行し、次に「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」を実行します。
b. 装着しなおしてもアラームがクリアされない場合は、TCC2/TCC2P カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 2 アラームが表示されないカードがある場合は、アクティブ クロスコネクト カードについて「アクティブおよびスタンバイ クロスコネクト カードのサイド切り替え」の作業を実行します。
ステップ 3 アラームを報告しているカードについて、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。LED の動作については、「リセット時の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 4 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、スタンバイ クロスコネクト カードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。
ステップ 6 アラームがクリアされず、アラームを報告しているトラフィック カードが保護グループ内のアクティブ カードである場合は、「1:1 カードの切り替えコマンドの開始」の作業を実行します。カードがスタンバイの場合、またはトラフィックをアクティブ カードから移動した場合は、次のステップを実行します。
ステップ 7 アラームを報告しているカードについて、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。LED の動作については、「リセット時の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 8 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 9 CTC リセットによってアラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。
ステップ 10 トラフィックを切り替えた場合は、「1:1 カードの切り替えコマンドの開始」の作業を実行し、トラフィックを現用に戻します。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、OC-192 カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているトラフィック カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」を実行します。
ステップ 13 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Software Data Integrity Fault(ソフトウェア データ整合性障害)アラームは、TCC2/TCC2P カードがフラッシュ メモリ容量を超えたときに発生します。
ステップ 1 「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Standby Database Out Of Synchronization(スタンバイ データベース同期外れ)アラームは、スタンバイ TCC2/TCC2P カードのデータベースがアクティブ TCC2/TCC2P カード上のアクティブ データベースと同期していないときに発生します。
ステップ 1 アクティブ TCC2/TCC2P データベースのバックアップ コピーを保存します。手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
ステップ 2 アクティブ データベースに小規模なプロビジョニングの変更を加えて、プロビジョニングの変更を適用することでアラームがクリアされるかどうかを確認します。
a. ノード ビューで、 Provisioning > General > General タブをクリックします。
b. Description フィールドで、既存のエントリにピリオドを追加するなど、小規模な変更を加えます。
変更によってデータベースへの書き込みが行われますが、ノードの状態に影響はありません。書き込みには最大 1 分間かかります。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
DS-3 Frame Format Mismatch(DS-3 フレーム形式ミスマッチ)状態は、ONS 15454 DS3XM-6、DS3XM-12、または DS3/EC1-48 カード上の信号のフレーム形式の不一致を示します。この状態は、プロビジョニングされた回線タイプと着信信号のフレーム形式のタイプが一致しないときに発生します。たとえば、DS3XM-6 カードの回線タイプが C Bit に設定されていて、着信信号のフレーム形式が M13 として検出された場合、ONS 15454 は DS3-MISM 状態を報告します。
ステップ 1 状態を報告している DS3XM-6、DS3XM-12、または DS3/EC1-48 カードの CTC カード ビューを表示します。
ステップ 2 Provisioning> Line タブをクリックします。
ステップ 3 該当するポートの行で、Line Type カラムが予測される着信信号(C Bit または M13)と一致する設定になっているかを確認します。
ステップ 4 Line Type フィールドが予測した着信信号と一致しない場合は、ドロップダウン リストから正しい Line Type を選択します。
ステップ 6 プロビジョニングされた回線タイプが予測される着信信号と一致することを確認したあとも状態がクリアされない場合は、光テスト セットを使用して、ONS 15454に着信している実際の信号が予期した着信信号に一致するかを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 7 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Digital Signal Processor(DSP)Communication Failure(デジタル信号プロセッサ [DSP] 通信障害)アラームは、MXP または TXP カードのマイクロプロセッサと、トランク(DWDM)ポートを制御するオンボード DSP チップ間の通信障害があることを示します。一般に、このアラームはDSP コードのアップグレード後に発生します。
このアラームは一時的であり、ユーザによる対処を必要としません。MXP カードまたは TXP カードのマイクロプロセッサは、アラームがクリアされるまで、DSP チップとの通信の復元を試みます。
アラームが長時間続いた場合、MXP カードまたは TXP カードは DUP-IPADDRを生成し、トラフィックに影響することがあります。
(注) DSP-COMM-FAIL は情報アラームなので、トラブルシューティングの必要はありません。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
DSP Failure(DSP 障害)アラームは、MXP または TXP カード上でDSP-COMM-FAILが長時間続いていることを示します。これは、カードが故障していることを示します。
ステップ 1 アラームを報告している MXP または TXP カードについて、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service Affecting(NSA)
Duplicate IP Address(重複する IP アドレス)アラームは、アラームの発生したノードの IP アドレスが同じ DCC エリア内ですでに使用されていることを示します。このアラームが発生すると、CTC はどちらのノードにも信頼性のある接続をできなくなります。パケットのルーティング方法によっては、CTC は(同じ IP アドレスを持つ)いずれかのノードに接続できることもあります。両方のノードが同じアドレスになる前に、CTC が両方のノードに接続していた場合、CTC は 2 つの NodeModel インスタンス(MAC アドレスのノード ID 部分によって区別されます)を持つことになります。
ステップ 1 アラームの発生したノードを同じアドレスの他のノードと切り離します。
a. TCC2/TCC2P カードの Craft ポートを使用して、アラームの発生したノードに接続します。
c. ログイン ダイアログ ウィンドウで、Network Discovery チェックボックスのチェックを外します。
ステップ 2 ノード ビューで、 Provisioning > Network > General タブをクリックします。
ステップ 3 IP Address フィールドで、IP アドレスを一意な番号に変更します。
ステップ 5 CTC セッションを再起動します。CTC セッションは、以前に重複していたいずれかの IP アドレスにログインしています。(ログインまたはログアウトの手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Set Up PC and Log Into the GUI」の章を参照してください。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Duplicate Node Name(重複するノード名)アラームは、アラームが発生したノードの英数字名が同じ DCC エリア内ですでに使用されていることを示します。
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > General> General タブをクリックします。
ステップ 2 Node Name フィールドに、一意なノード名を入力します。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Extreme High Voltage Battery(超高電圧バッテリ)アラームは、-48 VDC の環境でバッテリ給電線の入力電圧が超高電力スレッシュホールドを超えたときに発生します。このスレッシュホールドのデフォルト値は -56.5 VDC であり、ユーザによるプロビジョニングが可能です。電圧がスレッシュホールドを 120 秒間下回らないかぎりアラームは解消されません(このスレッシュホールドの変更方法については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Turn Up Node」の章を参照してください)。
ステップ 1 障害は ONS 15454 の外部にあります。バッテリ給電線を供給している電源のトラブルシューティングを行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Extreme Low Voltage Battery(超低電圧バッテリ)アラームは、-48 VDC の環境でバッテリ給電線の入力電圧が超低電力スレッシュホールドを超えたときに発生します。このスレッシュホールドのデフォルト値は -40.5 VDC であり、ユーザによるプロビジョニングが可能です。電圧がスレッシュホールドを 120 秒以上上回らないかぎり、アラームは解消されません(このスレッシュホールドの変更方法については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Turn Up Node」の章を参照してください)。
ステップ 1 障害は ONS 15454 の外部にあります。バッテリ給電線を供給している電源のトラブルシューティングを行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Encapsulation C2 Byte Mismatch Path(カプセル化 C2 バイト ミスマッチ パス)アラームは、ML シリーズ イーサネット カードに適用されます。このアラームは、次に示す条件の最初の 3 つを満たし、あとの 2 つの条件うち 1 つを満たさない場合に発生します。
• 予測された C2 バイトが 0x01(実装、未指定)ではない。
• 受信した C2 バイトが 0x01(実装、未指定)ではない。
(PLM-Pではこれと異なり、5 つの条件すべてを満たさなければなりません。)
ENCAP-MISMATCH-P が発生する場合、受信した C2 バイトと予測される C2 バイトの間にミスマッチがあり、予測されるバイトか受信したバイトの値のいずれかが 0x01 です。
たとえば、ENCAP-MISMATCH-P アラームは、2 枚の ML シリーズ カードの間に作成された回線の一方に generic framing procedure(GFP)をプロビジョニングし、もう一方に LEX カプセル化を備えた high-level data link control(HDLC)フレーミングをプロビジョニングした場合に生成されます。GFP フレーミング カードは C2 バイトとして 0x1B を送信および予測しますが、HDLC フレーミング カードは C2 バイトとして 0x01 を送信および予測します。
次のパラメータのいずれかで、送信カードと受信カードの間にミスマッチがあると、アラームが発生することがあります。
このアラームは、PLM-P または PLM-V 状態によって降格されます。
(注) デフォルトでは、ENCAP-MISMATCH-P アラームは ML シリーズ カードのデータ リンクをダウンさせます。この動作は、CLI のコマンド no pos trigger defect encap を使って変更できます。
(注) ML シリーズ イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 受信カードで正しいフレーミング モードが使用されていることを確認します。
a. ノード ビューで、受信 ML シリーズ カードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
b. Provisioning > Card タブをクリックします。
c. Mode ドロップダウン リストで、同じモード(GFP または HDLC)が選択されていることを確認します。選択されていない場合は、選択して Apply をクリックします。
ステップ 2 送信カードで正しいフレーミング モードが使用され、それが受信カードで使用しているものと同じであることを確認します。
a. ノード ビューで、送信 ML シリーズ カードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
b. Provisioning > Card タブをクリックします。
c. Mode ドロップダウン リストで、同じモード(GFP または HDLC)が選択されていることを確認します。選択されていない場合は、選択して Apply をクリックします。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、CLI を使用して、ML シリーズカードの他の設定が正しいことを確認します。
インターフェイスを開くには、IOS タブをクリックして、Open IOS Command Line Interface (CLI) をクリックします。設定コマンド シーケンス全体を調べるには、『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』で、この 3 つのトピックすべてのエントリを参照してください。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
SONET DCC Termination Failure(SONET DCC 終端の障害)アラームは、ONS 15454 が DCC を失ったときに発生します。このアラームは、主に SONET に適用されるアラームですが、DWDM にも適用されることがあります。たとえば、OSCM カードが OC-3 セクション オーバーヘッドで、このアラームを生成することがあります。
SDCC は、SONET オーバーヘッド内の D1~D3 の 3 バイトです。これらのバイトは、Operation, Administration, Maintenance, and Provisioning(OAM&P ; 運用管理と保守およびプロビジョニング)に関する情報を伝送します。ONS 15454 は SONET セクション レイヤの DCC を使用して、ネットワーク管理情報をやり取りします。
警告 ONS 15454 OC-192 カードでは、カードの起動時に安全キーがオンの位置(ラベル 1)であれば、レーザーがオンになります。ポートが稼働中でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
(注) このアラームが発生したときに回線が不完全な状態になっている場合、論理回線が使用されています。接続上の問題が解決されると、この回線はトラフィックを伝送できるようになります。このアラームのトラブルシューティングを行うときには、回線を削除する必要はありません。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 LOS(DS1)も報告されている場合は、「LOS(OCN)アラームのクリア」の作業を実行します。
ステップ 2 SF-Lが報告されている場合、「SF-L 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 3 アラームを報告しているノードでアラームがクリアされない場合、SDCC トラフィック伝送用に設定されたカードと光ファイバ ケーブル間の物理接続を確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
実際の接続が正しく、DCC トラフィックを搬送するように設定されている場合、ファイバ スパンの両端にイン サービス(IS-NR)ポートがあるかどうかを確認します。OC-N カード上の ACT/SBY LED がグリーンであることを確認します。
ステップ 4 OC-N カードの LED が正しく点灯している場合、「ノード セクション DCC 終端の確認または作成」の作業を実行して、ファイバ スパンの両端のポートに DCC がプロビジョニングされているかを確認します。
ステップ 5 隣接ノードで ステップ 4を繰り返します。
ステップ 6 スパンの両端に DCC がプロビジョニングされたら、次の手順でポートがアクティブで稼働中であることを確認します。
a. CTC または物理カードで、OC-N カードのグリーンの LED が点灯していることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. ポートが稼働中であるかどうかを調べるには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
c. Provisioning> Line タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが IS となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが OOS,MT または OOS,DSBLD としてリストされている場合は、カラムをクリックして、ドロップダウン リストの IS をクリックします。 Apply をクリックします。
ステップ 7 すべてのノードで、カードが稼働中の場合、光テスト セットを使用してファイバの終端で信号障害が発生しているかどうかを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 8 終端で信号障害が発生していない場合、電力レベルを測定してバジェット ロスがレシーバーのパラメータ内に収まっていることを確認します。非 DWDM カード レベルの場合、「OC-N カードの送受信レベル」を参照してください。DWDM カード レベルの場合、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
ステップ 9 バジェット ロスがパラメータ内に収まっている場合、ファイバの接続が確実に固定され、正しく終端されていることを確認します。詳細については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 10 ファイバのコネクタが適切に固定されて終端されている場合、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を実行します。
リセットしたカードが完全に再起動して、スタンバイカードになるまで、10 分間待ちます。
アクティブ TCC2/TCC2P カードをリセットすると、制御がスタンバイ TCC2/TCC2P カードに切り替わります。ONS 15454 ノードの制御がスタンバイ TCC2/TCC2P カードに切り替わったときにアラームがクリアされれば、元のアクティブ カードがアラームの原因であると考えることができます。
ステップ 11 TCC2/TCC2P カードをリセットしてもアラームがクリアされない場合、次の手順で問題のある SDCC 終端を削除します。
a. カード ビューの View メニューから、 Go to Previous View を選択します(選択していない場合)。
b. Provisioning > Comm Channels > SDCC タブをクリックします。
e. Confirmation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 12 SDCC 終端を再作成します。手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Turn Up Network」の章を参照してください。
ステップ 13 光ポートで DCC の両端が再度作成されていることを確認します。
ステップ 14 アラームがクリアされない場合は、製品を購入された代理店へお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、OCN については Non-Service-Affecting(NSA)
Line DCC(LDCC)Termination Failure(LDCC 終端の障害)アラームは、ONS 15454 が回線データ通信チャネル(LDCC)終端を失ったときに発生します。たとえば、OSCM カードが OC-3 回線オーバーヘッドで、このアラームを生成することがあります。
LDCC は、SONET オーバーヘッド内の D4~D12 の 9 バイトです。これらのバイトは、OAM&P に関する情報を伝送します。ONS 15454 は SONET 回線レイヤの LDCC を使用して、ネットワーク管理情報をやり取りします。
警告 OC-192 カードでは、カードの起動時に安全キーがオンの位置(ラベル 1)であれば、レーザーがオンになります。ポートが稼働中でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
(注) EOC または EOC-L アラームが発生したときに回線が不完全な状態になっている場合、論理回線が使用されています。DCC 終端の問題が解決されると、この回線はトラフィックを伝送できるようになります。このアラームのトラブルシューティングを行うときには、回線を削除する必要はありません。
ステップ 1 「EOC アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、製品を購入された代理店へお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
論理オブジェクト:AICI-AEP、AICI-AIE、EQPT、PPM
Equipment Failure(機器障害)アラームは、アラームを報告しているカードでハードウェア障害が発生していることを示します。EQPT アラームと BKUPMEMP アラームが同時に発生している場合は、「BKUPMEMP」を参照してください。BKUPMEMP の手順を実行すると、EQPT アラームもクリアされます。
このアラームは、診断回路がカードの application-specific integrated circuit(ASIC; 特定用途向け IC)障害を検出した場合も生成されます。この場合、カードが保護グループの一部である場合は、APS 切り替えが発生します。カードが保護カードである場合、切り替えは禁じられ、PROTNAが生成されます。スタンバイ パスはパス タイプ アラームを生成します。
ステップ 1 アラームの発生したポート上でトラフィックがアクティブな場合、トラフィックを別のポートに切り替える必要があります。一般に使用されるトラフィック切り替え手順については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。
ステップ 2 アラームを報告しているカードについて、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。LED の動作については、「リセット時の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 3 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。LED ステータスを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 4 CTC リセットによってアラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。
ステップ 5 カードを物理的に再装着してもエラーがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Equipment-Diagnostic Failure(機器診断障害)アラームは、アラームを報告しているカードでソフトウェア障害またはハードウェア障害が発生していることを示します。このアラームは、トラフィック カードまたはクロスコネクト カードに対して生成されます。
ステップ 1 アラームの発生したカード上でトラフィックがアクティブな場合、トラフィックを別のカードに切り替える必要があります。手順については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。
ステップ 2 アラームが発生しているカードで、「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を行います。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合、トラフィック カードについてのアラームの場合は「トラフィック カードの物理的な交換」を実行してください。クロスコネクト カードについてのアラームの場合は「イン サービス クロスコネクト カードの物理的な交換」を実行してください。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Replaceable Equipment or Unit Missing(交換可能な機器またはユニットなし)アラームは、ファン トレイ アセンブリ ユニットに対して報告されます。これは、交換可能なファントレイ アセンブリが存在しないか、確実に取り付けられていないことを示します。または、AIP をシステム ボードに接続しているリボン ケーブルの不良を示している場合があります。
ステップ 1 ファンに対してアラームが報告された場合、ファン トレイ アセンブリが存在することを確認します。
ステップ 2 ファン トレイ アセンブリが存在する場合、「ファン トレイ アセンブリの交換」を実行します。
ステップ 3 ファン トレイ アセンブリが存在しない場合、ファン トレイ アセンブリを入手して、
『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install the Fan-Tray Assembly」の手順に従って取り付けます。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合、AIP とシステム ボードを接続するリボン ケーブルを、正常に機能するリボン ケーブルと交換します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
Three-Bit(Enhanced)Remote Failure Indication(ERFI)Path Connectivity(3 ビット[拡張]リモート障害通知 [ERFI] パス接続)状態は、送信信号で UNEQ-P および TIM-P が生成されたときに、DS-1、DS-3、または VT 回線でトリガーされます。
ステップ 1 「UNEQ-P アラームのクリア」の作業を行います。これで ERFI 状態はクリアされるはずです。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
Three-Bit ERFI Path Payload(3 ビット ERFI パス ペイロード)状態は、送信信号で PLM-P が生成されたときに、DS-1、DS-3、または VT 回線でトリガーされます。
ステップ 1 「PLM-P アラームのクリア」の作業を行います。これで ERFI 状態はクリアされるはずです。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
Three-Bit ERFI Path Server(3 ビット ERFI パス サーバ)状態は、送信信号で AIS-P または LOP-P が生成されたときに、DS-1、DS-3、または VT 回線でトリガーされます。
ステップ 1 「LOP-P アラームのクリア」の作業を行います。これで ERFI 状態はクリアされるはずです。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Error in Startup Configuration(スタートアップ コンフィギュレーションのエラー)アラームは、ML シリーズ イーサネット カードで発生します。これらのカードはスタートアップ コンフィギュレーション ファイルを 1 行ずつ処理します。実行できない行が 1 行または複数行あると、
ERROR-CONFIG アラームが発生します。ERROR-CONFIG はハードウェア障害によって発生することはありません。
• ユーザがデータベースに保存した ML シリーズ カードのタイプの設定が、そのスロットに取り付けたカード タイプと異なる場合
• コンフィギュレーション ファイルのある行に構文エラーが含まれていた場合
(注) Cisco IOS インターフェイスから ML シリーズ イーサネット カードをプロビジョニングする方法については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 取り付けた ML シリーズ カードの種類がスタートアップ コンフィギュレーション ファイルで指定した ML シリーズ カードと異なる場合、正しいスタートアップ コンフィギュレーション ファイルを作成します。
『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』のカード プロビジョニング方法に従ってください。
ステップ 2 TCC2/TCC2P カードにコンフィギュレーション ファイルをアップロードします。
a. ノード ビューで ML シリーズ カードのグラフィックを右クリックします。
b. ショートカット メニューで IOS Startup Config を選択します。
c. Local > TCC をクリックし、Open ダイアログボックスでファイルの場所へナビゲートします。
ステップ 3 「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を行います。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合、または取り付けたカードのコンフィギュレーション ファイルが正しかった場合、そのカードで Cisco IOS CLI を起動します。
a. ノード ビューで、ML シリーズ カードのグラフィックを右クリックします。
b. ショートカット メニューから Open IOS Connection を選択します。
(注) ML シリーズ カードがシェルフに物理的に取り付けられていない場合、Open IOS Connection は選択できません。
『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』のカード プロビジョニングの方法に従って、エラーのあるコンフィギュレーション ファイル行を訂正します。
このコマンドによって、新しいカードの設定をデータベースにコピーして、アラームをクリアします。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Rear Panel Ethernet Link Removed(背面パネル イーサネット リンク消失)状態は、ネットワーク デフォルトで有効な場合に、次の状況で発生します。
• NE デフォルトの node.network.general.AlarmMissingBackplaneLAN フィールドが有効になっている。
• ノードが gateway network element(GNE; ゲートウェイ ネットワーク エレメント)として構成されている。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 この状態をクリアするには、バックプレーンの LAN ケーブルを再接続します。このケーブルの取り付け方法については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install the Shelf and Backplane Cable」の章を参照してください。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Procedural Error Misconnect East/West Direction(手順エラー イースト/ウェスト方向誤接続)アラームは、BLSR のセットアップ中、またはリング内のノードでスロットの接続に誤りがあるときに発生します。イースト スロットが別のイースト スロットに誤って接続されているか、ウェスト スロットが別のウェスト スロットに誤って接続されている可能性があります。ほとんどの場合、ファイバの接続またはリングのプロビジョニング プランに不備があります。E-W-MISMATCH アラームをクリアするには、ケーブルを正しいスロットに接続し直します。または、CTC でスパンを削除して再度作成して、ウェスト接続とイースト接続の指定を変更することもできます。CTC を使用する方法でもアラームはクリアされますが、リングで従来からのイースト/ウェスト ノード接続パターンが変更されることになります。
(注) E-W-MISMATCH アラームは、イースト/ウェスト スロットが正しく構成されたリングの初期セットアップ時にも表示されます。初期セットアップ時にアラームが表示された場合、リングのセットアップが完了すると、まもなくアラームはクリアされます。
(注) ノード上で小さい方の番号が付けられたスロットは、慣習的にウェスト スロットと呼ばれ、大きい方の番号が付けられたスロットはイースト スロットと呼ばれています。たとえば、スロット 6 はウェストで、スロット 12 はイーストです。
(注) E-W-MISMATCH アラームをクリアする方法として、物理的な切り替えを推奨します。物理的な切り替えを行うと、リングの論理的な接続パターンが再度確立されます。ただし、CTC を使用してスパンを再作成して、イーストおよびウェスト スロットを逆に指定することもできます。誤って接続されたノードが近くにない場合、CTC を使用する方法は有効です。
ステップ 1 紙またはホワイトボードにノードやスパンを含むリング構成の図を描きます。
ステップ 2 ノード ビューで、 View > Go to Network View をクリックします。
ステップ 3 回線をクリックし、Edit をクリックします。ネットワーク マップ詳細ビュー ウィンドウが表示されます。このウィンドウには、各スパンの各端のノード名、スロット、およびポートが表示されます。
ステップ 4 ネットワーク マップに表示されている名前と同じ名前を図の各ノードに記入します。
ステップ 5 図のスパンの端に同じ情報を記入します。たとえば、ノード 1/スロット 12/ポート 1~ノード 2/スロット 6/ポート 1(2F BLSR OC48、リング名 =0)の場合、ノード 1 側でノード 1 とノード 2 を接続するスパンの端にスロット 12/ポート 1と記入します。同じスパンのノード 2 側にはスロット 6/ポート 1 と記入します。
ステップ 6 図の各スパンについてステップ 4 ~ 5 を繰り返します。
ステップ 7 各ノードの最も番号の大きなスロットに east、各ノードの最も番号の小さなスロットに west と記入します。
ステップ 8 図を確認します。各スパンがウェスト スロットからイースト スロットに繋がる時計回りのパターンになっている必要があります。システムのケーブル配線の詳細については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 9 イースト同士またはウェスト同士で接続されているスパンがあれば、パターンに合わないカードから合ったカードにファイバ コネクタを物理的につなぎ変えればアラームはクリアされるはずです。
警告 OC-192 カードでは、カードの起動時に安全キーがオンの位置(ラベル 1)であれば、レーザーがオンになります。ポートが稼働中でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
ステップ 1 誤って接続されたノードにログインします。誤って接続されたノードでは、両側の近接ノードへの両方のリング ファイバが誤って接続されています。
ステップ 2 Maintenance > BLSR タブをクリックします。
ステップ 3 「BLSR リング名またはノード ID 番号の識別」 の作業を実行して、そのファイバ スパンの情報行の East Line カラムと West Line カラムでノード ID、リング名、およびスロットとポートを特定します。上記の内容を記録します。
ステップ 4 View > Go to Network View をクリックします。
a. Provisioning > BLSR タブをクリックします。
b. ステップ 3 の行をクリックして選択し、 Delete をクリックします。
d. ステップ 3 で集めた情報によりリング名とノード ID を記入します。
ステップ 6 ノード ビューを表示して、 Maintenance > BLSR タブをクリックします。
ステップ 7 West Line フィールドを、ステップ 3で East Line について記録したスロットに変更します。
ステップ 8 East Line フィールドを、ステップ 3で West Line について記録したスロットに変更します。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Excess Collisions on the LAN(LAN 上での超過コリジョン)アラームは、ネットワーク管理 LAN のデータ パケット間で非常に多くのコリジョンが発生しているため、ONS 15454 と CTC 間の通信が影響を受ける可能性があることを示しています。ネットワーク管理 LAN は、CTC ソフトウェアを実行するワークステーションと TCC2/TCC2P カードを接続するデータ ネットワークです。アラームの原因となる問題は、ONS 15454 の外側にあります。
超過コリジョンの場合、TCC2/TCC2P カードに接続されているネットワーク管理 LAN のトラブルシューティングを行います。次の手順を実行する場合、ネットワーク管理 LAN のシステム管理者に確認する必要がある場合があります。
ステップ 1 TCC2/TCC2P カードに接続されたネットワーク デバイス ポートのフロー レートが 10 MB の半二重に設定されていることを確認します。
ステップ 2 ポートのフロー レートと半二重設定が正しい場合は、TCC2/TCC2P カードに接続されたネットワーク デバイスとネットワーク管理 LAN のトラブルシューティングを行います。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Exercise Ring(リングの実行)コマンドは、実際のブリッジとスイッチがすべて揃っていなくても、要求されたチャネルのリング保護切り替えを発行します。このコマンドが発行されて受け付けられても、実行されないと EXERCISE-RING-FAIL の状態が生成されます。
(注) リングに優先順位の高い状態が存在するために実行コマンドが拒否される場合は、EXERCISE-RING-FAIL は Not Reported(NR) です。
ステップ 1 LOF(OCN)のアラーム、LOS(OCN)のアラーム、または BLSR アラームを探して、存在する場合はクリアします。
ステップ 2 「BLSR での実行リング切り替えの開始」の作業を行います。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Exercise Span(スパンの実行)コマンドは、実際のブリッジとスイッチがすべて揃っていなくても、要求されたチャネルのスパン切り替えを発行します。このコマンドが発行されて受け付けられても、実行されないと EXERCISE-SPAN-FAIL 状態が生成されます。
(注) スパンまたはリングに優先順位の高い状態が存在するために実行コマンドが拒否された場合は、EXERCISE-SPAN-FAIL は Not Reported(NR) です。
ステップ 1 LOF(OCN)のアラーム、LOS(OCN)のアラーム、または BLSR アラームを探して、存在する場合はクリアします。
ステップ 2 「BLSR での実行リング切り替えの開始」の作業を行います。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Failure Detected External to the NE(NE 外部エラー検出)アラームは、環境アラームが存在するために発生します。たとえば、ドアが開いている場合やフラッディングが発生した場合などです。
ステップ 1 ノード ビューで、AIC-I カードをダブルクリックしてカード ビューを開きます。
ステップ 2 Maintenance > External Alarms タブをダブルクリックします。
ステップ 3 標準的な操作手順に従って、アラームの原因となった環境状態を修復します。状態が修復されると、アラームはクリアされます。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Extra Traffic Preempted(過剰トラフィックのプリエンプション処理)アラームは、2 ファイバおよび 4 ファイバ BLSR の OC-N カードで、現用システムへの保護切り替えによって保護システムに向けられた低優先順位トラフィックが先に処理された場合に発生します。
ステップ 1 Conditions タブをチェックして、保護切り替えが行われたことを確認します。
ステップ 2 リング切り替えが発生している場合、この章の該当するアラームに従って現用システムのリング切り替えをクリアします。保護切り替えの詳細については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」または『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
ステップ 3 アラームが 4 ファイバ BLSR で発生して、この OC-N でスパン切り替えが発生した場合は、現用システムのスパン切り替えをクリアします。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、OCN、TRUNK
Failure to Switch to Protection Facility(保護ファシリティへの切り替え失敗)状態は、MANUAL コマンドを使用して、現用または保護電気ファシリティから対応ポートへ切り替えられるときに発生します。たとえば、使用されていない保護ポートから稼働中の現用ポートにトラフィックを手動で切り替えようとした場合、切り替えが失敗すると(現用ポート上にすでにトラフィックが存在したため)、FAILTOSW 状態が報告されます。
ステップ 1 優先順位の高いアラームを探して、トラブルシューティングを行います。優先順位の高い状態をクリアすると、カードは解放され、FAILTOSW はクリアされます。
(注) 優先順位の高いアラームは、1:N カード保護グループを使用する現用の DS-N カードで発生するアラームです。現用の DS-N カードは、アラームを通知しますが、FAILTOSW 状態の報告は行いません。
ステップ 2 状態がクリアされない場合、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行い、優先順位の高いアラームを報告している現用電気回路カードを交換します。このカードは、保護カードを使用している現用電気回路カードであり、FAILTOSW を報告しません。
優先順位の高いアラームを報告している現用電気回路カードを交換すると、トラフィックを現用スロットに戻し、FAILTOSW を報告しているカードを保護カードに切り替えることができます。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Fail to Switch to Protection Path(保護パスへの切り替え失敗)状態は、現用回線が UPSR 上の保護回線に切り替えられないときに発生します。FAILTOSW-PATH アラームの一般的な原因としては、保護ポートの不足または欠陥、UPSR ノードの 1 つにロックアウトが設定されている、または、AIS-P、LOP-P、SD-P、SF-P、UNEQ-Pなど、UPSR 切り替え失敗の原因となるパス レベル アラームがあります。
ステップ 1 優先順位の高いアラームを探して、クリアします。このアラームをクリアすると、スタンバイ カードが解放され、FAILTOSW-PATH 状態がクリアされます。アラームを報告しているポートで AIS-P、LOP-P、UNEQ-P、SF-P、SD-P、LOF(OCN)、LOS(OCN)、SD-L、または SF-Lも発生している場合は、該当するアラームのクリア手順を実行してください。
(注) 優先順位の高いアラームは、1:N カード保護グループを使用する現用の電気回路カードで発生するアラームです。現用の DS-N カードは、アラームを報告しますが、FAILTOSW 状態の報告は行いません。
ステップ 2 状態がクリアされない場合、優先順位の高いアラームを報告しているアクティブ OC-N カードを交換します。「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。優先順位の高いアラームを報告しているアクティブ OC-N カードを交換すると、トラフィックをアクティブ スロットに戻すことができます。これにより、スタンバイ カードが解放されて、優先順位の低いアラームと FAILTOSW-PATH 状態を報告したカードからトラフィックを引き継ぎます。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Fail to Switch to Protection Ring(保護リングへの切り替え失敗)状態は、APS の内部障害により、リング切り替えが完了しなかった場合に発生します。
FAILTOSWR は、次のいずれかの状況によってクリアされます。
• アクティブ TCC2/TCC2P カードの取り外し(弊社サポート担当の指示で実施のこと)
• SD(DS1、DS3)または SF(DS1、DS3)などの APS 切り替え原因の解消
警告 OC-192 カードでは、カードの起動時に安全キーがオンの位置(ラベル 1)であれば、レーザーがオンになります。ポートが稼働中でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 1 状態を報告しているカード上で EXERCISE RING コマンドを実行します。
a. Maintenance > BLSR タブをクリックします。
b. West Switch カラムで、影響を受けるリングの行をクリックします。
c. ドロップダウン リストで Exercise Ring を選択します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合、ビュー メニューで、 Go to Network View を選択します。
ステップ 3 リングまたはスパンを構成している OC-N カードのアラームを探し、そのアラームのトラブルシューティングを行います。
ステップ 4 他のアラームをクリアしても FAILTOSWR 状態がクリアされない場合、近端ノードにログインします。
ステップ 5 Maintenance > BLSR タブをクリックします。
ステップ 6 West Line および East Line の下に表示されている OC-N カードを記録します。これらの OC-N カードとポートがアクティブで稼働中であることを確認します。
a. LED ステータスを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. CTC でカードをダブルクリックしてカード ビューを開きます。
c. Provisioning> Line タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが IS となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが OOS,MT または OOS,DSBLD としてリストされている場合は、カラムをクリックして、IS をクリックします。 Apply をクリックします。
ステップ 7 OC-N カードがアクティブで稼働中である場合は、記録したカード上のポートへのファイバの導通を確認します。現場の方法に従って、ファイバの導通を確認します。
ステップ 8 ポートへのファイバの導通に問題がなければ、光テスト セットを使用して回線上に有効な信号があることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。
ステップ 9 信号が有効であれば、現場の方法に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 10 ファイバの汚れを取り除いても状態がクリアされない場合、光信号のパワー レベルが OC-Nカードのレシーバーの仕様に適合していることを確認します。これらの仕様は、「OC-N カードの送受信レベル」に記載されています。
ステップ 11 カード上のその他のポートについて、ステップ 7 ~ 10 を繰り返します。
ステップ 12 すべてのOC-N カードの光パワー レベルが仕様に適合している場合、保護スタンバイ OC-N カードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 13 ノード上のBLSR カードを 1 つずつ交換しても状態がクリアされない場合は、リング内の各ノードについて、手順 4 ~ 12 を繰り返します。
ステップ 14 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Failure to Switch to Protection Span(保護スパンへの切り替え失敗)状態は、APS スパンの切り替え失敗を示します。4 ファイバ BLSR の場合、スパン切り替えに失敗するとリング切り替えが行われます。リング切り替えが行われると、FAILTOSWS 状態は表示されなくなります。リング切り替えが行われない場合、FAILTOSWS 状態が表示されます。FAILTOSWS は、次のいずれかの状況が発生するとクリアされます。
• アクティブ TCC2/TCC2P カードの取り外し(弊社サポート担当の指示で実施のこと)
• SD(TRUNK)または SF(DS1、DS3)などの APS 切り替え原因の解消
ステップ 1 状況を報告しているカード上で Exercise Span コマンドを実行します。
a. Maintenance > BLSR タブをクリックします。
b. 実行するカードがウェスト カードかイースト カードのどちらかを特定します。
c. East Switch または West Switch カラムで、影響を受けるスパンの行をクリックします。
d. ドロップダウン リストで Exercise Span を選択します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合、ビュー メニューで、 Go to Network View をクリックします。
ステップ 3 リングまたはスパンを構成している OC-N カードのアラームを探し、そのアラームのトラブルシューティングを行います。
ステップ 4 他のアラームをクリアしても FAILTOSWS 状態が解消されない場合、近端ノードにログインします。
ステップ 5 Maintenance > BLSR タブをクリックします。
ステップ 6 West Line および East Line の下に表示されている OC-N カードを記録します。これらの OC-N カードがアクティブで稼働中であることを確認します。
a. LED ステータスを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. OC-N ポートが稼働中であるかどうかを調べるには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
c. Provisioning> Line タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが IS となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが OOS,MT または OOS,DSBLD としてリストされている場合は、カラムをクリックして、IS をクリックします。 Apply をクリックします。
ステップ 7 OC-N カードがアクティブで稼働中である場合は、記録したカード上のポートへのファイバの導通を確認します。現場の方法に従って、ファイバの導通を確認します。
ステップ 8 ポートへのファイバの導通に問題がなければ、光テスト セットを使用して回線上に有効な信号があることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。
ステップ 9 信号が有効であれば、現場の方法に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の手順を行います。
ステップ 10 ファイバの汚れを取り除いても状態がクリアされない場合、光信号のパワー レベルが OC-Nカードのレシーバーの仕様に適合していることを確認します。これらの仕様は、「OC-N カードの送受信レベル」に記載されています。
ステップ 11 カード上のその他のポートについて、ステップ 7 ~ 10 を繰り返します。
ステップ 12 すべての OC-N カードの光パワー レベルが仕様に適合している場合、保護スタンバイ OC-N カードに対して 「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 13 ノード上の BLSR カードを 1 つずつ交換しても状態がクリアされない場合は、リング内の各ノードについて、手順 4 ~ 12 を繰り返します。
ステップ 14 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Fan Failure(ファン障害)アラームは、ファン トレイ アセンブリの不具合を示します。ファン トレイ アセンブリが完全に機能していない場合、ONS 15454の温度が正常動作範囲を超える場合があります。
ファン トレイ アセンブリにはファンが 6 つあり、少なくとも 5 つのファンが正常に動作してシェルフを冷却する必要があります。ただし、5 つのファンが正常に動作している場合でも、6 つめのファンに過熱回避の負荷が余計にかかる場合、ファン トレイ アセンブリの交換が必要になる場合があります。
ステップ 1 エア フィルタの交換が必要かどうかを確認します。「再使用可能なエア フィルタの点検、清掃、交換」の作業を行います。
ステップ 2 フィルタが汚れていなければ、「ファン トレイ アセンブリの取り外しと再取り付け」の作業を行います。
ステップ 3 ファンが動作しない場合や、アラームがクリアされない場合、「ファン トレイ アセンブリの交換」の作業を行います。ファンは、正しく取り付けるとすぐに動作します。
ステップ 4 交換用ファン トレイ アセンブリが正常に動作しない場合は、Technical Support Web サイト
( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Fibre Channel Distance Extension Credit Starvation(ファイバ チャネル距離延長クレジット不足)アラームは、輻輳によって GFP トランスミッタがフレームを storage access networking(SAN)Fibre Channel/Fiber Connectivity(FICON)FC_MR-4 カードのポートに送信できないときに、FC_MR-4 カードで発生します。たとえば、このアラームは、オペレータがフレーミング クレジットを自動検出するようにカードを設定したが、そのカードが相互運用可能な FC-SW 標準準拠の
Fibre Channel/FICON ポートに接続されていない場合に発生します。
FC-NO-CREDITS は、送信が完全に妨げられた場合だけ発生します(トラフィックが遅くなっただけで搬送はしている場合、このアラームは生成されません)。このアラームは、GFP-NO-BUFFERS アラームと同時に発生します。たとえば、FC-NO-CREDITS アラームが FC_MR-4 データ ポートで生成された場合、GFP-NO-BUFFERS アラームは、アップストリーム リモート FC_MR-4 データ ポートで発生することがあります。
ステップ 1 ポートが Fibre Channel/FICON スイッチに接続されている場合、製造元の指示に従って、相互運用モードに設定されているかを確認します。
ステップ 2 ポートがスイッチに接続されていない場合は、次の方法で Autodetect Credits をオフにします。
b. Provisioning > Port > General をクリックします。
c. Admin State でセルをクリックし、OOS,MT を選択します。
e. Provisioning > Port > Distance Extension タブをクリックします。
f. Autodetect Credits カラムのチェックボックスをオフにします。
h. Provisioning > Port > General をクリックします。
i. Admin State でセルをクリックし、IS を選択します。
ステップ 3 接続されている装置で使用可能なバッファに基づいて、Credits Available の値をプログラムします。
(注) NumCredits には、受信バッファ以下の値か、接続された装置で使用可能なクレジット値をプロビジョニングします。
b. Provisioning > Port > Distance Extension タブをクリックします。
c. Credits Available カラムに新しい値を入力します。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far-End AIS(遠端 AIS)状態は、遠端ノードで AIS が発生したときに発生します。通常、FE-AIS はダウンストリームの LOS アラームと同時に発生します(LOS(OCN)を参照)。
一般に AIS とは、送信ノードが有効な信号を送信しないときに受信ノードと通信する特別な SONET 信号です。AIS はエラーとはみなされません。これは、各入力について受信側ノードが実際の信号ではなく AIS を検出したときに、受信側ノードによって生成されます。ほとんどの場合、この状態が生成されたときには、アップストリーム ノードが信号障害を示すためにアラームを生成しています。このノードからダウンストリームのノードはすべて、あるタイプの AIS を生成するだけです。アップストリーム ノード上の問題を解消すると、この状態はクリアされます。
ステップ 1 「AIS 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Forward Error Correction(FEC)Mismatch(前方エラー訂正ミスマッチ)アラームは、MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または TXPP_MR_2.5G カードを使用するスパンの一方の端が FEC を使用するように設定され、もう一方が FEC を使用するように設定されていない場合に発生します。FEC-MISM は ITU-T G.709 と関連があり、トランク ポートでのみ発生します。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または TXPP_MR_2.5G カードをダブルクリックします。
ステップ 2 Provisioning > OTN > OTN Lines タブをクリックします。
ステップ 3 FEC カラムで、モニタリングを有効にする場合は Enable を、またはモニタリングを有効にしない場合は Disable をクリックします。
ステップ 4 ステップ 1~ 3 を繰り返して、遠端のカードが同様に設定されていることを確認します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far-End Multiple DS-1 LOS Detected(遠端複数 DS-1 LOS 検出)状態は、遠端の DS-1 カードで複数の DS-1 信号が失われたときに発生します。
プレフィクスの FE は、メイン アラームが遠端ノードで発生し、FE-DS1-MULTLOS 状態を報告しているノードでは発生していないことを意味します。FE アラームや FE 状態のトラブルシューティングを行うには、アラームの発生元でメイン アラームのトラブルシューティングを行います。メイン アラームがクリアされれば、セカンダリ アラームやセカンダリ状態もクリアされます。
ステップ 1 FE 状態のトラブルシューティングを行うために、FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカード上の ONS 15454 FE 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン アラームに関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードにログインします。
ステップ 3 メイン アラームをクリアします。トラブルシューティングの方法については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far End DS-1 Equipment Failure Non-Service-Affecting(NSA)(遠端 DS-1 機器障害、サービスに影響なし [NAS])状態は、遠端 DS-1 機器障害が発生しているが、ポートが保護されていて、トラフィックを保護ポートに切り替えられるため、サービスに影響しない場合に発生します。
ステップ 1 FE 状態のトラブルシューティングを行うために、FE アラームを報告しているカードに直接リンクしているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 の ONS 15454 スロット 12 にあるカードのアラームは、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのアラームにリンクしている可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードにログインします。
ステップ 3 メイン アラームをクリアします。トラブルシューティングの方法については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far End DS-1 Equipment Failure Service Affecting(遠端 DS-1 機器障害、サービスへの影響あり)状態は、DS-1 カードで遠端機器障害が発生していて、トラフィックを保護ポートに切り替えられないため、サービスに影響が生じる場合に発生します。
ステップ 1 FE 状態のトラブルシューティングを行うために、FE アラームを報告しているカードに直接リンクしているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカードのアラームは、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのアラームにリンクしている可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードにログインします。
ステップ 3 メイン アラームをクリアします。トラブルシューティングの方法については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far-End Single DS-1 LOS(遠端単一 DS-1 LOS)状態は、遠端の DS-1 機器で単一の DS-1 信号が失われたときに発生します。信号損失は、LOS(OCN)の原因にもなります。
ステップ 1 FE 状態のトラブルシューティングを行うために、FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカード上の FE 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのアラームにリンクしている可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードにログインします。
ステップ 3 メイン アラームをクリアします。トラブルシューティングの方法については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far End DS-3 Equipment Failure Non-Service-Affecting(NSA)(遠端 DS-3 機器障害、サービスに影響なし)状態は、遠端 ONS 15454 DS-3 機器障害が C-bit フレーミング モードで発生しているが、ポートが保護されていて、トラフィックを保護ポートに切り替えられるため、サービスに影響しない場合に発生します。
ステップ 1 FE 状態のトラブルシューティングを行うために、FE アラームを報告しているカードに直接リンクしているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカードのアラームは、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのアラームにリンクしている可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードにログインします。
ステップ 3 メイン アラームをクリアします。トラブルシューティングの方法については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far End DS-3 Equipment Failure Service Affecting(遠端 DS-3 機器障害、サービスへの影響あり)状態は、C-bit フレーミング モードの ONS 15454 DS-3 カードで遠端機器障害が発生していて、トラフィックを保護ポートに切り替えられないため、サービスに影響が生じる場合に発生します。
ステップ 1 FE 状態のトラブルシューティングを行うために、FE アラームを報告しているカードに直接リンクしているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカードのアラームは、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのアラームにリンクしている可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードにログインします。
ステップ 3 メイン アラームをクリアします。トラブルシューティングの方法については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far End Common Equipment Failure(遠端共通機器障害)状態は、遠端の DS-3 機器で Non-Service-Affecting(NSA) 機器障害が検出されたときに発生します。
ステップ 1 FE 状態のトラブルシューティングを行うために、FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカード上の FE 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン アラームに関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードにログインします。
ステップ 3 メイン アラームをクリアします。トラブルシューティングの方法については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far End Forced Switch Back to Working-Span(遠端での現用スパンへの強制切り替え)状態は、遠端の 1+1 保護ポートで現用ポートへの強制切り替えが発生した場合に生成されます。
(注) WKSWBK タイプの状態は、非復元回線だけに適用されます。
ステップ 1 遠端ポートに対して、「1+1 強制または手動切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far End Ring Working Facility Forced to Switch to Protection(遠端リング現用ファシリティの保護側への強制切り替え)状態は、Force Ring コマンドを使用して BLSR が現用から保護に強制的に切り替えられたときに遠端ノードで発生します。この状態は、ネットワーク ビューの Conditions タブでしか確認できません。
(注) WKSWPR タイプの 状態は、非復元回線だけに適用されます。
ステップ 1 FE 状態のトラブルシューティングを行うために、FE アラームを報告しているカードに直接リンクしているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 の OC-48 カードの FE-AIS 状態は、ノード 2 のスロット 6 にある OC-48 カードの 1 次 AIS 状態とリンクしている可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードにログインします。
ステップ 4 FE-FRCDWKSWPR-RING 状態がクリアされない場合、「BLSR 外部切り替えコマンドのクリア」の手順を行います。
ステップ 5 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far End Working Facility Forced to Switch to Protection Span(遠端現用ファシリティの保護スパンへの強制切り替え)状態は、Force Span コマンドを使用して 4 ファイバ BLSR 上のスパンが現用から保護に強制的に切り替えられたときに遠端ノードで発生します。この状態は、ネットワーク ビューの Conditions タブでしか確認できません。Force Switch が発生したポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上で「F」と表示されます。この状態は WKSWPR と同時に発生します。
(注) WKSWPR タイプの状態は、非復元回線だけに適用されます。
ステップ 1 FE 状態のトラブルシューティングを行うために、FE アラームを報告しているカードに直接リンクしているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 の OC-48 カードの FE-AIS 状態は、ノード 2 のスロット 6 にある OC-48 カードの 1 次 AIS 状態とリンクしている可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードにログインします。
ステップ 4 FE-FRCDWKSWPR-SPAN 状態がクリアされない場合、「BLSR 外部切り替えコマンドのクリア」の手順を行います。
ステップ 5 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far End Idle(遠端アイドル)状態は、遠端ノードが C-bit フレーミング モードでアイドル DS-3 信号を検出したときに発生します。
ステップ 1 FE 状態のトラブルシューティングを行うために、FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカード上の FE 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン アラームに関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードにログインします。
ステップ 3 保護切り替えをクリアすることによりメイン アラームをクリアします。一般に使用されるトラフィック切り替え処理については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far-End Lock Out of Protection Span(保護スパンの遠端ロックアウト)状態は、遠端ノードで Lockout Protect Span コマンドを使用して、BSLR スパンが保護システムからロックアウトされたときに発生します。この状態は、ネットワーク ビューの Conditions タブでのみ確認でき、LKOUTPR-S と同時に発生します。ロックアウトが発生したポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上で「L」と表示されます。
ステップ 1 FE 状態のトラブルシューティングを行うために、FE アラームを報告しているカードに直接リンクしているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 の OC-48 カードの FE-AIS 状態は、ノード 2 のスロット 6 にある OC-48 カードの 1 次 AIS 状態とリンクしている可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードにログインします。
ステップ 3 ロックアウトが設定されていないことを確認します。「BLSR 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far End LOF(遠端 LOF)状態は、遠端ノードが C-bit フレーミング モードで LOF(DS3)を報告したときに発生します。
ステップ 1 FE 状態のトラブルシューティングを行うために、FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカード上の FE 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン アラームに関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードにログインします。
ステップ 3 「LOF(DS1)アラームのクリア」の作業を行います。この手順は、FE-LOF にも適用されます。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far End LOS(遠端 LOS)状態は、遠端ノードが C-bit フレーミング モードで LOS(DS3)を報告したときに発生します。
ステップ 1 FE 状態のトラブルシューティングを行うために、FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカード上の FE 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン アラームに関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードにログインします。
ステップ 3 「LOS(DS1)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far End Manual Switch Back to Working-Span(遠端での現用スパンへの手動切り替え)状態は、遠端スパンが手動切り替えで現用に戻されたときに発生します。
(注) WKSWBK タイプの状態は、非リバーティブ回線だけに適用されます。
ステップ 1 FE 状態のトラブルシューティングを行うために、FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカード上の FE 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン アラームに関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードにログインします。
ステップ 3 「BLSR 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far End Ring Manual Switch of Working Facility to Protect(遠端リング現用ファシリティの保護への手動切り替え)状態は、遠端ノードで Manual Ring コマンドを使用して、BLSR の現用リングが保護に切り替えられたときに発生します。
(注) WKSWPR タイプの状態は、非リバーティブ回線だけに適用されます。
ステップ 1 FE 状態のトラブルシューティングを行うために、FE アラームを報告しているカードに直接リンクしているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 の OC-48 カードの FE-AIS 状態は、ノード 2 のスロット 6 にある OC-48 カードの 1 次 AIS 状態とリンクしている可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードにログインします。
ステップ 3 「BLSR 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far-End Span Manual Switch Working Facility to Protect(遠端スパン現用ファシリティの予備側への手動切り替え)状態は、遠端ノードで Manual Span コマンドを使用して、4ファイバ スパンが現用から保護に切り替えられたときに発生します。この状態は、ネットワーク ビューの Conditions タブでのみ確認でき、WKSWPR と同時に発生します。Manual Switch が発生したポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上で「M」と表示されます。
(注) WKSWPR タイプの状態は、非リバーティブ回線だけに適用されます。
ステップ 1 FE 状態のトラブルシューティングを行うために、FE アラームを報告しているカードに直接リンクしているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 の OC-48 カードの FE-AIS 状態は、ノード 2 のスロット 6 にある OC-48 カードの 1 次 AIS 状態とリンクしている可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードにログインします。
ステップ 3 BLSR 外部切り替えコマンドのクリアの作業を行います。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Far End Protection Line Failure(遠端保護回線障害)アラームは、ノードの着信保護カード上で APS チャネルの SF-L状態が生じた場合に発生します。
(注) FEPRLF アラームは、1+1 保護グループ構成または 4 ファイバ BLSR 構成の光カード上で双方向保護が使用されているときに発生します。
ステップ 1 FE アラームのトラブルシューティングを行うために、FE アラームを報告しているカードに直接リンクしているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカード上の FE 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン アラームに関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を報告しているカードに直接リンクしているノードにログインします。
ステップ 3 メイン アラームをクリアします。手順については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Fiber Temperature Degrade(ファイバ温度劣化)アラームは、DWDM カードの内部ヒーターの制御回路に障害が発生すると生成されます。温度の劣化により、信号ドリフトが発生することがあります。次の発生時ににカードを交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 次の発生時に、アラームの発生したカードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Force Switch Request on Facility or Port(ファシリティまたはポートに対する強制切り替え要求)状態は、ポート上で Force コマンドを入力して、現用ポートから保護ポートまたは保護スパンへ(または保護ポートから現用ポートまたはスパンへ)トラフィックを強制的に切り替えるときに発生します。強制切り替えを行う場合、この状態をクリアする必要はありません。
ステップ 1 「1+1 強制または手動切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Force Switch Request Ring(強制切り替え要求、リング)状態は、Force Ring コマンドを BLSR に適用して、トラフィックを現用から保護に移す場合に、光トランク カードで生成されます。この状態は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブで確認でき、WKSWPR と同時に発生します。Force Ring コマンドが発行されたポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上で「F」と表示されます。
ステップ 1 「BLSR 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、ESCON、FC、GE、ISC、OCN、TRUNK
Force Switch Request Span(強制切り替え要求、スパン)状態は、Force Span コマンドを BLSR SPAN に適用して、トラフィックを現用から保護、または保護から現用に強制的に移動する場合に、2 ファイバまたは 4 ファイバ BLSR の光トランク カードで生成されます。この状態は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブに表示されます。FORCE SPAN コマンドが適用されたポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上で「F」と表示されます。
この状態は、1+1 ファシリティ保護グループでも生成されることがあります。トラフィックが現用ポート上に存在するときに FORCE コマンドを使用して、保護ポートへの切り替えが行われないようにした場合("FORCED TO WORKING" と表示)、FORCED-REQ-SPAN は、この強制切り替えを示します。この場合、強制はファシリティとスパンの両方に影響します。
ステップ 1 「BLSR 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Force Switch to Internal Timing(内部タイミングへの強制切り替え)状態は、ユーザが Force コマンドを発行して内部タイミング ソースへの切り替えを行った場合に発生します。
(注) FRCDSWTOINT は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Force Switch to Primary Timing Source(プライマリ タイミング ソースへの強制切り替え)状態は、ユーザが Force コマンドを発行してプライマリ タイミング ソースへの切り替えを行った場合に発生します。
(注) FRCDSWTOPRI は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Force Switch to Second Timing Source(2 番めのタイミング ソースへの強制切り替え)状態は、ユーザが Force コマンドを発行して 2 番めのタイミング ソースへの切り替えを行った場合に発生します。
(注) FRCDSWTOSEC は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Force Switch to Third Timing Source(3 番めのタイミング ソースへの強制切り替え)状態は、ユーザが Force コマンドを発行して 3 番めのタイミング ソースへの切り替えを行った場合に発生します。
(注) FRCDSWTOTHIRD は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Free Running Synchronization Mode(フリー ラン同期モード)状態は、状態を報告している ONS 15454 がフリー ラン同期モードになっている場合に発生します。外部タイミング ソースが無効になっていて、ノードが内部クロックを使用しているか、またはノードが指定の building integrated timing supply(BITS; ビル内統合タイミング供給源)タイミング ソースを失いました。24 時間のホールドオーバー期間を過ぎると、内部クロックを使用している ONS 15454 でタイミング スリップが発生する可能性があります。
(注) ONS 15454 が内部クロックを使用して動作するように設定されている場合、FRNGSYNC 状態は無視してください。
ステップ 1 ONS 15454 が外部タイミング ソースを使用して動作するように設定されている場合、BITS タイミング ソースが有効であることを確認します。BITS タイミング ソースに関する一般的な問題には、逆配線やタイミング カード不良などがあります。詳細については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Timing」の章を参照してください。
ステップ 2 BITS ソースが有効な場合、SYNCPRIおよびSYNCSECなどの、プライマリおよびセカンダリ基準ソースの障害に関連するアラームをクリアします。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Fast Start Synchronization Mode(ファスト スタート同期モード)状態は、ノードが新しいタイミング基準を選択する場合に発生します。以前のタイミング基準は機能しなくなっています。
FSTSYNC アラームは、約 30 秒経過すると消えます。状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
(注) FSTSYNC は状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Bidirectional Full Pass-Through Active(双方向完全パススルー アクティブ)状態は、BLSR の切り替え対象でないノード上で、その保護チャネルがアクティブでトラフィックを伝送しており、No Request からの受信 K バイトに変更があった場合に発生します。
ステップ 1 「BLSR 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Gain High Degrade(ゲイン上限劣化)アラームは、DWDM OPT-BST および OPT-PRE 増幅器カードで、ゲインが劣化上限スレッシュホールドに達し、内部障害により設定ポイントに到達できない場合に発生します。最初に発生した時点でにカードを交換してください。
(注) このアラームは、増幅器の現用モードが Control Gain に設定されている場合にだけ適用できます。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 ポートへのファイバの導通を確認します。現場の方法に従って、ファイバの導通を確認します。
ステップ 2 ケーブルが正しく接続されている場合は、実際のカードで LED が正しく点灯していることを確かめます。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。レッドの ACT/SBY LED は、カードの障害を示します。
ステップ 3 受信したパワー(opwrMin)が、Cisco MetroPlanner に示された予測範囲内であることを確認します。CTC でレベルを確認するには、次の手順を実行します。
a. 増幅器カードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
b. OPT-BST または OPT-PRE の Provisioning>Opt. Ampli. Line > Optics Thresholds タブをクリックして、光の各スレッシュホールドを表示します。
ステップ 4 パワー値が予測範囲外にある場合、影響を受けるすべての光信号ソースが IS-NR サービス状態であることと、それらの出力が予測範囲内にあることを確認します。光信号ソースには、TXP または MXP カード、ITU-T 回線カードなどがあります。
ステップ 5 信号ソースが OOS,DSBLD の admin state である場合は、IS 状態にします。これによって、IS-NR サービス状態が作成されます。
ステップ 6 サービス状態が IS-NR だが、出力パワーが仕様範囲外の場合は、「LOS-P(OCH)アラームのクリア」の手順を行います。
ステップ 7 信号ソースが IS であり、パワーが予測範囲内の場合は、アラームを報告しているユニットに戻り、現場の方法に従って、増幅器の COM-RX ポートに接続しているファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
(注) COM-RX ポートからファイバを外すと、トラフィックの中断が発生する場合があります。これを回避するためには、可能な場合は「保護切り替え、ロック開始、クリア」に示した手順の概要に従って、トラフィック切り替えを行います。保護切り替えの詳細については、『Cisco ONS 15454 Reference Manual』の「Card Protection」の章を参照してください。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、問題の特定に役立ちそうな他のアラームが発行されていないか確認し、トラブルシューティングを行います。これを行う場合、トラブルシューティングの目的で使用する受け入れテスト手順について『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
ステップ 9 GAIN-HDEG の原因の特定に結びつく他のアラームが存在しない場合、またはアラームをクリアしても GAIN-HDEG がクリアされない場合は、すべてのカード ポートを OOS,DSBLD の admin state にします。
ステップ 10 アラームを報告しているカードについて、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Gain High Fail(ゲイン上限障害)アラームは、ゲインが障害ポイント上限スレッシュホールドを超えた場合に DWDM OPT-BST および OPT-PRE 増幅器カードで発生します。カードを交換する必要があります。
(注) このアラームは、増幅器の現用モードが Control Gain に設定されている場合にだけ適用できます。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームの発生したカードで、「GAIN-HDEG アラームのクリア」の作業をを行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Gain Low Degrade(ゲイン下限劣化)アラームは、内部障害のためにゲイン劣化下限スレッシュホールドを超え、設定ポイントに到達できない場合に、DWDM OPT-BST および OPT-PRE 増幅器カードで発生します。最初に発生した時点でカードを交換してください。
(注) このアラームは、増幅器の現用モードが Control Gain に設定されている場合にだけ適用できます。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームの発生したカードで、「GAIN-HDEG アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Gain Low Fail(ゲイン下限障害)アラームは、ゲインが障害ポイント下限スレッシュホールドを超えた場合に DWDM OPT-BST および OPT-PRE 増幅器カードで発生します。カードを交換する必要があります。
(注) このアラームは、増幅器の現用モードが Control Gain に設定されている場合にだけ適用できます。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームの発生したカードで、「GAIN-HDEG アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
GCC Embedded Operation Channel Failure(GCC 組み込みチャネル動作障害)アラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードの optical transport network(OTN; 光転送ネットワーク)通信チャネルに適用されます。GCC-EOC は、チャネルが動作不能な場合に生成されます。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「EOC アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Gigabit Ethernet Out of Synchronization(ギガビット イーサネット同期外れ)アラームは、ギガビット イーサネット信号の同期が外れた場合に TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および TXPP_MR_2.5G カードで発生します。SONET LOS アラームによく似ています。このアラームは、SONET 信号を TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または TXPP_MR_2.5G カードに入力しようとした場合に発生することがあります。信号が存在しているため、CARLOSS アラームは発生しませんが、信号形式がカードに適合しないため、GE-OOSYNC アラームが生成されます。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 着信信号にプロビジョニングされている物理レイヤ プロトコルが適切かを確認します。
ステップ 2 回線速度(10 Gbps)が正しくプロビジョニングされているかを確認します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
論理オブジェクト:CE100T、FCMR、GFP-FAC、ML100T、ML1000、MLFX
GFP Client Signal Fail Detected(GFP クライアント信号障害検出)アラームは、リモート
Service-Affecting(SA) アラームによって無効なデータ送信が発生した場合に、ローカル GFP データ ポートで発生する 2 次的なアラームです。このアラームは、FC_MR-4、ML100T、ML1000、ML100X-8、MXP_MR_25G、MXPP_MR_25G GFP データ ポートでローカルに発生しますが、Service-Affecting(SA) 障害がローカル サイトで発生していることを示すものではありません。ただし、受信ケーブルの引き抜きなどのイベントによって発生する CARLOSS、LOS、または SYNCLOSS アラームは、リモート データ ポートの送信機能に影響します。このアラームは、FC_MR-4 ポートにファシリティ ループバックが配置された場合に降格できます。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 リモート データ ポートで Service-Affecting(SA) アラームをクリアします。
ステップ 2 GFP-CSF アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト
( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
GFP Fibre Channel Distance Extension Mismatch(GFP ファイバ チャネル距離延長ミスマッチ)アラームは、距離延長用に設定されたポートが、シスコの独自の Distance Extension モードで動作していないポートに接続されたことを示します。これは、距離延長をサポートするファイバ チャネルおよび FICON カードの GFP ポートで発生します。このアラームは、転送の片方で 距離延長を有効にし、もう片方で有効にしていない場合に発生します。クリアするには、回線で接続されている両方のポートで距離延長を有効にする必要があります。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 距離延長プロトコルが両側で正しく設定されていることを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Port > General タブをクリックします。
c. Admin State でセルをクリックし、OOS,MT を選択します。
e. Provisioning > Port > Distance Extension タブをクリックします。
f. Enable Distance Extension カラムのチェックボックスをチェックします。
h. Provisioning > Port > General タブをクリックします。
i. Admin State でセルをクリックし、IS-NR を選択します。
ステップ 2 GFP-DE-MISMATCH アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト
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デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
GFP Extension Header Mismatch(GFP 拡張ヘッダー ミスマッチ)アラームは、Fibre Channel/FICON カードで拡張ヘッダーがヌルでないフレームを受信したときに 発生します。このアラームは、エラーのプロビジョニングにより、すべての GFP フレームが 2.5 秒でドロップされた場合に発生します。
両方の末端ポートで、GFP フレームに対してヌル拡張ヘッダーを送信していることを確認してください。FC_MR-4 カードは、常にヌル拡張ヘッダーを送信します。そのため、機器が他社の機器に接続されている場合は適切なプロビジョニングが必要です。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 そのベンダーの機器がヌル拡張ヘッダーを送信し、FC_MR-4 カードとの相互運用が可能であるようにプロビジョニングされていることを確認します(FC_MR-4 カードは、常にヌル拡張ヘッダーを送信します)。
ステップ 2 GFP-EX-MISMATCH アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト
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デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
論理オブジェクト:CE100T、FCMR、GFP-FAC、ML100T、ML1000、MLFX
GFP Loss of Frame Delineation(GFP フレーム識別不能)アラームは Fibre Channel/FICON GFP ポートに適用され、SONET 接続不良があり、SONET パス エラーのため、ペイロード長の組み合わせ(PLI/cHEC)について計算されたチェックサムの GFP ヘッダー エラーが発生した場合、または、GFP 送信元ポートが無効な PLI/cHEC の組み合せを送信した場合に発生します。これにより、トラフィックは停止します。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 送信ノードで開始される LOS や AIS-L などの関連付けられた SONET パス エラーを探し、すべてクリアします。
ステップ 2 GFP-LFD アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト
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デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
GFP Fibre Channel Distance Extension Buffer Starvation(GFP ファイバ チャネル距離延長バッファ不足)アラームは、GFP と距離延長プロトコルをサポートする Fibre Channel/FICON カード ポートで発生します。原因は、リモート GFP 受信バッファがないため、GFP トランスミッタが GFP フレームを送信できないことです。このアラームは、リモート GFP-T レシーバに輻輳が起き、Fibre Channel/FICON リンクでフレームを送信できない場合に発生します。
このアラームは、FC-NO-CREDITS アラームと同時に発生することがあります。たとえば、FC-NO-CREDITS アラームが FC_MR-4 データ ポートで生成された場合、GFP-NO-BUFFERS アラームは、アップストリーム リモート FC_MR-4 データ ポートで発生することがあります。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 「FC-NO-CREDITS アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 GFP-CSF アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト
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デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
論理オブジェクト:CE100T、FCMR、GFP-FAC、ML100T、ML1000、MLFX
GFP User Payload Mismatch(GFP ユーザ ペイロード ミスマッチ)は、GFP をサポートする Fibre Channel/FICON ポートに対して発生します。これは、受信フレームの user payload identifier(UPI; ユーザ ペイロード識別子)が送信 UPI と一致せず、フレームがすべてドロップされた場合に発生します。このアラームは、ポート メディアの種類がリモート ポート メディアの種類と一致しない場合などのプロビジョニング エラーによって発生します。たとえば、ローカル ポート メディアの種類は Fibre Channel-1Gbps ISL または Fibre Channel-2 Gbps ISL に設定でき、リモート ポート メディアの種類は FICON-1 Gbps ISL または FICON-2 Gbps ISL に設定できます。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 次の手順を実行して、送信ポートと受信ポートが同じ距離延長の方法にプロビジョニングされていることを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Port > Distance Extension タブをクリックします。
c. Enable Distance Extension カラムのチェックボックスをチェックします。
ステップ 2 両方のポートが正しいメディアの種類に設定されていることを確認します。各ポートに対して、次の手順を実行します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを開きます(まだカード ビューを開いていない場合)。
b. Provisioning > Port > General タブをクリックします。
c. ドロップダウン リストから、正しいメディアの種類( Fibre Channel - 1Gbps ISL 、 Fibre Channel - 2 Gbps ISL 、 FICON - 1 Gbps ISL 、または FICON - 2 Gbps ISL )を選択します。
ステップ 3 GFP-UP-MISMATCH アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト
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デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Open Shortest Path First(OSPF)Hello(OSPF Hello)アラームは、2 つの終端ノードが OSPF 近接ノードをフル ステートで起動できない場合に発生します。通常、この問題はエリア ID のミスマッチ、OSPF HELLO パケットの DCC での損失、またはその両方によって発生します。
ステップ 1 損失した近接ノードでエリア ID が正しいことを確認します。
a. ノード ビューで、Provisioning > Network > OSPF タブをクリックします。
b. Area ID カラムの IP アドレスが、他方のノードと一致していることを確認します。
c. アドレスが一致しない場合は、不正確なセルをクリックして修正します。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
High Voltage Battery(高電圧バッテリ)アラームは、-48 VDC の環境でバッテリ給電線の入力電圧が高電力スレッシュホールドを超えたときに発生します。このスレッシュホールドのデフォルト値は -52 VDC であり、ユーザによるプロビジョニングが可能です。電圧がスレッシュホールドを 120 秒間下回らないかぎりアラームは解消されません(このスレッシュホールドの変更方法については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Turn Up Node」の章を参照してください)。
ステップ 1 障害は ONS 15454 の外部にあります。バッテリ給電線を提供している電源のトラブルシューティングを行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
64K Composite Clock High NE Voltage(64K 複合クロック高 NE 電圧)アラームは、64K 信号のピーク電圧が 1.1 VDC を超えたときに発生します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、ケーブルを長くするか、ケーブルに 5 dBm の減衰器を取り付けます。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、OCN、PPM、TRUNK
Equipment High Transmit Laser Bias Current(機器の高伝送レーザー バイアス電流)アラームは、
TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、MXP_2.5G_10G、および OC192-XFP カードのレーザー性能に対して生成されます。このアラームは、カード レーザーがレーザー バイアスの最大許容値に到達していることを示します。
通常、レーザー バイアスは、当初は製造元による仕様の最大値の約 30% ですが、エージングとともに増加します。HI-LASERBIAS アラームのスレッシュホールドが最大値の 100% に設定されている場合、レーザーはすでに使用できなくなっています。スレッシュホールドが最大値の 90 % に設定されている場合、カードは数週間から数カ月の間は使用できます。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「LASEREOL アラームのクリア」の作業を実行します(カードの交換が必要な場合があります)。交換は緊急を要するものではないため、保守時間帯での交換を計画することが可能です。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Equipment High Laser Optical Transceiver Temperature(機器の高レーザー光トランシーバの温度)アラームは、TXP カードと MXP カードに適用されます。HI-LASERTEMPは、内部で計測されたトランシーバの温度がカードの設定 2 °C(35.6° F)を超えた場合に発生します。レーザーの温度変化は、送信される波長に影響します。
TXP カードまたは MXP カードによってこのアラームが発生した場合、レーザーは自動的に遮断されます。LOS(OCN)は遠端 ノード、DUP-IPADDRは近端ノードで発生します。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 ノード ビューで、TXP または MXP カードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
ステップ 2 Performance > Optics PM> Current Values タブをクリックします。
ステップ 3 カードのレーザー温度レベルを確認します。レーザー温度の最大値、最小値、平均値は、Laser Temp 行の Current カラム エントリにあります。
ステップ 4 MXP または TXP カードに対して、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を行います。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告している MXP または TXP カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、ESCON、FC、GE、ISC、OCN、TRUNK
Equipment High Receive Power(機器高受信パワー)アラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、MXP_2.5G_10G、または OC192-XFP カードに送信された光信号パワーのインジケータです。HI-RXPOWER は、受信信号の測定された光パワーがスレッシュホールドを超えた場合に発生します。スレッシュホールドは、ユーザがプロビジョニングできます。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 増幅器のゲイン(増幅パワー)が変更されているかどうかを確認します。ゲインの変更もチャネルのパワーに影響するので、調整が必要となります。
ステップ 2 ファイバからチャネルがドロップされているかどうかを確認します。チャネルの増減はパワーに影響します。チャネルがドロップされている場合、すべてのチャネルのパワー レベルを調整する必要があります。
(注) カードが増幅された DWDM システムの一部になっている場合、ファイバ上でのチャネル ドロップによる各チャネルの伝送パワーへの影響は、増幅されていないシステムでの場合よりも大きくなります。
ステップ 3 問題のある回線の伝送側で、安全な範囲内で伝送パワー レベルを減らします。
ステップ 4 HI-RXPOWER アラームの原因がこれらの問題のいずれでもない場合、アラームの発生した信号上に別の波長がドリフトしていることも考えられます。この場合、レシーバは 2 つのトランスミッタから同時に信号を受信するため、データ アラームが発生します。波長がドリフトすると、データの内容が正しく伝送されず、受信パワーは約 +3 dBm 上昇します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合、受信ポートにファイバ減衰器を取り付けます。最初は低抵抗の減衰器から始め、必要に応じて抵抗を大きくします。これは、標準的な方法に基づき、伝送距離などの要素によって異なります。
ステップ 6 アラームがクリアされず、送信カードまたは受信カードの他のポートのいずれにも障害がない場合は、正常に機能するループバック ケーブルを使用して「発信元ノードの MXP/TXP/FC_MR-4 ポートでのファシリティ(回線)ループバックの実行」の作業を実行し、ループバックをテストしてください。
ステップ 7 ポートが不良で、すべてのポート帯域幅を使用する必要がある場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。ポートが不良でも、トラフィックを他のポートに移動できる場合は、次の保守期間中にカードを交換します。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:NE については Critical(CR)、Service-Affecting(SA)、デフォルトの重大度:EQPT については Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
High Temperature(高温)アラームは、ONS 15454 の温度が 50 °C(122 °F)を超えた場合に発生します。
ステップ 1 ONS 15454 LCD 前面パネルに表示される温度を確認します(図2-2)。
ステップ 2 室内が異常に高温になっていないかを確認します。
ステップ 3 室内が異常に高温になっていない場合、ONS 15454 シェルフにファン トレイ アセンブリによるエアフローを妨げるものがないかを確認します。
ステップ 4 エアフローが妨げられていない場合、ONS 15454 シェルフの空きスロットにブランクの前面プレートが取り付けられていることを確認します。ブランクの前面プレートはエアフローに役立ちます。
ステップ 5 空きスロットに前面プレートが取り付けられている場合、エア フィルタの交換が必要かどうかを確認します。「再使用可能なエア フィルタの点検、清掃、交換」を参照してください。
ステップ 6 ファンが動作しない場合や、アラームが解消されない場合は、「ファン トレイ アセンブリの交換」の作業を行います。
ステップ 7 交換用ファン トレイ アセンブリが正常に動作しない場合は、Technical Support Web サイト
(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店の Service Affecting(SA)問題(NE に適用される場合)、または Non-Service-Affecting(NSA)問題(機器に適用される場合)を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、OCN、PPM、TRUNK
Equipment High Transmit Power(機器高送信パワー)アラームは、TXP_MR_E、TXP_MR_10G、
TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、MXP_2.5G_10G、または OC192-XFP カードで送信される光信号パワーのインジケータ。HI-TXPOWER は、送信信号の測定された光パワーがスレッシュホールドを超えた場合に発生します。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 ノード ビューで、TXP_MR_10E、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、MXP_2.5G_10G、または OC192-XFP カードのカード ビューをダブルクリックします。
ステップ 2 Provisioning > Optics Thresholds >Current Values タブをクリックします。
ステップ 3 TX Power High カラムの値を 0.5 dBm だけ少なくします(負の方向への変更)。
ステップ 4 信号を中断せずにカードの送信パワー設定を減少させることができない場合、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Holdover Synchronization Mode(ホールドオーバー同期モード)状態は、ノードのプライマリおよびセカンダリ タイミング基準の損失によって発生します。タイミング基準の損失は、タイミング入力のライン コーディングがノード上の設定と異なる場合に発生し、新しいノードの基準クロックを選択する場合に頻繁に発生します。プライマリまたはセカンダリ タイミングを再度確立すると、状態はクリアされます。24 時間のホールドオーバー期間を過ぎると、内部クロックを使用している ONS 15454 でタイミング スリップが発生する可能性があります。
ステップ 1 次のような、タイミングに関連するアラームをクリアします。
ステップ 2 現場の方法に従って、プライマリおよびセカンダリのタイミング ソースを確立し直します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Change Node Settings」の章を参照してください。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Industrial High Temperature(工業高温)アラームは、ONS 15454 の温度が 65 °C(149 °F)を上回るか、または -40 °C(-40 °F)を下回った時に発生します。このアラームは HITEMP アラームと類似していますが、これは工業環境で使用されます。このアラームを使用する場合は、アラーム プロファイルをカスタマイズして、低温の HITEMP アラームを無視できます。
ステップ 1 「HITEMP アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Improper Removal equipment(機器の不正な取り外し)アラームは、CTC で削除する前にスロットからカードを取り外した場合に発生します。カードが稼働中でなくても、CTC でカードが存在しないことが認識されるだけで、IMPROPRMVL アラームが発生します。ノードからカードを取り外す前に CTC からカードを削除すると、アラームは表示されません。カードがスロットに挿入されたが、バックプレーンに完全に接続されていない場合にも発生します。PPM の場合、PPM をプロビジョニングしたが物理モジュールがポートに挿入されていない場合にアラームが発生します。
(注) カードを取り外す時間は約 15 秒あります。15 秒を経過すると CTC はカードの再起動を開始します。
(注) スタンバイ TCC2/TCC2P カード上のソフトウェアが更新されるまで最大で 30 分かかります。
ステップ 1 ノード ビューで、IMPROPRMVL を報告しているカードを右クリックします。
ステップ 2 ショートカット メニューから Delete を選択します。
(注) カードが稼働中の場合、カードで回線がマッピングされている場合、現用と保護のスキームでペアにしている場合、DCC が有効になっている場合、またはタイミング基準として使用されている場合、報告しているカードを CTC で削除することはできません。
ステップ 3 カード上の任意のポートが稼働中の場合、そのポートを停止(OOS,MT)します。
a. ノード ビューで、アラームを報告しているカードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Line タブをクリックします。
c. イン サービス(IS)のポートの Admin State カラムをクリックします。
ステップ 4 カードにマッピングされている回線がある場合は、「回線の削除」の作業を行います。
ステップ 5 保護スキームでカードがペアになっている場合、保護グループを削除します。
a. View > Go to Previous View をクリックして、ノード ビューに戻ります。
b. ノード ビューに戻ったら、 Provisioning > Protection タブをクリックします。
c. アラームを報告しているカードの保護グループをクリックします。
ステップ 6 カードが DCC 用にプロビジョニングされている場合、DCC のプロビジョニングを削除します。
a. ONS 15454 の Provisioning > Comm Channels > SDCC タブをクリックします。
b. DCC 終端に一覧表示されているスロットとポートをクリックします。
c. Delete をクリックして、表示されたダイアログボックスの Yes をクリックします。
ステップ 7 カードがタイミング基準として使用されている場合、タイミング基準を変更します。
a. Provisioning > Timing > General タブをクリックします。
b. NE Reference で、 Ref-1 のドロップダウン矢印をクリックします。
c. Ref-1 を、一覧表示されている OC-N カードから Internal Clock に変更します。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
DS-3 Idle(DS-3 アイドル)状態は、DS-3 カードがアイドル信号を受信していることを示します。これは、信号のペイロードにビット パターンの繰り返しが含まれている状態です。INC-ISD 状態は、送信側ポートのサービス状態が OOS-MA,MT のときに発生します。OOS-MA,MT 状態が終了すると解消されます。
(注) INC-ISD は状態であり、アラームではありません。情報目的なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Inhibit Switch To Protect Request On Equipment(機器の保護切り替え要求の禁止)状態は、トラフィック カードの保護への切り替え機能を無効にしたときに発生します。そのカードが 1:1 保護、または 1+1 保護のスキームで使用されている場合は、トラフィックは現用システムにロックされたままとなります。カードが 1:N 保護スキームで使用されている場合は、保護切り替え機能が無効になると、トラフィックは現用カード間で切り替えられます。
ステップ 1 1+1 ポートに対してこの状態が発生した場合は、「1+1 手動切り替えコマンドの開始」の作業を行います。
ステップ 2 この状態が 1:1 カードで発生した場合は、「1:1 カードの切り替えコマンドの開始」の作業を行って元に戻します。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Inhibit Switch To Working Request On Equipment(機器の現用切り替え要求の禁止)状態は、トラフィック カードの現用への切り替え機能を無効にしたときに発生します。そのカードが 1:1 保護、または 1+1 保護のスキームで使用されている場合は、トラフィックは保護システムにロックされたままとなります。カードが 1:N 保護スキームで使用されている場合は、現用切り替え機能が無効になると、トラフィックは保護カード間で切り替えられます。
ステップ 1 1+1 ポートに対してこの状態が発生した場合は、「1+1 手動切り替えコマンドの開始」を行います。
ステップ 2 1:1 カードで発生した場合は、「1:1 カードの切り替えコマンドの開始」の作業を行ってトラフィックを元に戻します。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Security Intrusion Incorrect Password(セキュリティ侵入無効パスワード)状態は、ユーザが無効なログインをスーパーユーザがプロビジョニングした制限回数以上に試みたか、期限が切れたパスワードまたは無効なパスワードを使用してログインを試みたときに発生します。このアラームが表示されたユーザはシステムからロックアウトされ、INTRUSION-PSWD 状態が発生します。この状態は、スーパーユーザによるログイン セッションでのみ表示され、スーパーユーザより低い権限をもつユーザのログイン セッションでは表示されません。INTRUSION-PSWD 状態は、プロビジョニングされたロックアウト時間が経過したとき、またはロックアウトが無期限に設定されている場合はスーパーユーザが CTC で手動でロックアウトを解除したときに、自動的にクリアされます。
ステップ 1 Provisioning > Security> Users タブをクリックします。
ステップ 2 Clear Security Intrusion Alarm をクリックします。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Non-Service Affecting(NSA)
Equipment Failure Invalid MAC Address(機器障害の無効 MAC アドレス)アラームは、ONS 15454 MAC アドレスが無効の場合に発生します。各 ONS 15454 には、一意な MAC アドレスが恒久的に割り当てられています。アドレスは、AIP EEPROM に記録されています。TCC2/TCC2P カードは起動時に AIP チップからアドレス値を読み取って、この値を SDRAM に保存します。
通常の状況では、読み取り専用 MAC アドレスは、CTC の Provisioning/Network タブで確認できます。
ONS 15454 は、回線ルーティングに IP アドレスと MAC アドレスの両方を使用します。ノード上に INVMACADR アラームが存在すると、CTC の回線状態カラムに PARTIAL 回線が表示されます。回線は動作していて、トラフィックを伝送できますが、CTC は回線のエンドツーエンド情報を論理的に表示できません。
• 起動時に AIP からの読み取りエラーが発生した。この場合、読み取り側の TCC2/TCC2P カードはデフォルトの MAC アドレス(00-10-cf-ff-ff-ff)を使用します。
• AIP からアドレスを読み取った冗長 TCC2/TCC2P カードの 1 つで読み取りエラーが発生した。これらのカードはアドレスを個別に読み取るので、それぞれが異なるアドレス値を読み取ることがあります。
ステップ 1 アクティブおよびスタンバイ TCC2/TCC2P カードに対して生成された未解決のアラームがないか確認して、それらを解決します。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、ファン トレイの LCD ディスプレイ(シェルフの LCD パネル)が空白または文字化けしていないか確認します。その場合は、ステップ 8に進みます。そうでない場合は、ステップ 3に進みます。
ステップ 3 次回の保守時間に、スタンバイ TCC2/TCC2P カードをリセットします。
(注) リセットには、約 5 分かかります。リセットが完了するまでは、他の手順を実行しないでください。
a. ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、手順 b.に進みます。
b. アクティブな TCC2/TCC2P カードを識別します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
c. CTC でスタンバイ TCC2/TCC2P カードを右クリックします。
d. ショートカット メニューから Reset Card を選択します。
e. Are You Sure ダイアログボックスで Yes をクリックします。
カードがリセットされ、実際のカードの FAIL LED が点滅し、ノードへの接続は失われます。CTC はネットワーク ビューに切り替わります。
f. リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
g. ノードをダブルクリックし、リセットした TCC2/TCC2P カード がスタンバイ モードのままで、他方の TCC2/TCC2P カードがアクティブであることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの
ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
h. このリセットに関連する新しいアラームが CTC Alarms ウィンドウに表示されていないことを確認します。
スタンバイ TCC2/TCC2P カードがスタンバイ モードでの起動に失敗して、連続的にリロードする場合は、おそらく AIP に欠陥があります。この場合、スタンバイ TCC2/TCC2P カードは AIP 上にある EEPROM を読み取ろうとして失敗しています。TCC2/TCC2P カードは、EEPROM を読み取るまでリロードします。ステップ 8に進みます。
ステップ 4 スタンバイ TCC2/TCC2P カードがスタンバイ モードで正常に再起動した場合は、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」を実行します。
アクティブ TCC2/TCC2P カードをリセットすると、スタンバイ TCC2/TCC2P カードがアクティブになります。スタンバイ TCC2/TCC2P カードは、シャーシの MAC アドレスのコピーを保持します。保存した MAC アドレスが有効であれば、アラームはクリアされます。
ステップ 5 リセット後、INVMACADR アラームがクリアされたかどうかに注意してください。
ステップ 6 「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」を再び実行して、スタンバイ TCC2/TCC2P カードをアクティブ モードに戻します。
リセット後、INVMACADR アラームがクリアされたかどうかに注意してください。両方の
TCC2/TCC2P カードをリセットしても INVMACADR アラームがクリアされない場合は、おそらく AIP に欠陥があります。ステップ 8に進みます。
INVMACADR が一方の TCC2/TCC2P カードのリセット時に生成されて、もう一方のリセット時にクリアされた場合、アラームが生成されたときにアクティブであった TCC2/TCC2P カードを交換する必要があります。ステップ 7に進みます。
ステップ 7 現在、不良な TCC2/TCC2P カードがスタンバイ モードになっている場合は、このカードに対して 「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。現在、不良な TCC2/TCC2P カードがアクティブになっている場合は、次回の保守時間帯に 「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を実行したあと、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) 交換用 TCC2/TCC2P カードが現在の TCC2/TCC2P カードとは異なるソフトウェア バージョンでロードされる場合、カードの起動に最大 30 分かかります。この間、アクティブな TCC2/TCC2P カードのバージョンのソフトウェアが新しいスタンバイ カードにコピーされるまで、カードの LED が Fail と Act/Sby の点滅を繰り返します。
ステップ 8 Cisco TAC の指示に従って、ケースを開き、ノードの以前の MAC アドレスを調べます。
ステップ 9 システム ボードと AIP を接続しているリボン ケーブルを、正常に機能するケーブルと交換します。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、「アラーム インターフェイス パネルの交換」の作業を実行してください。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
IOS Configuration Copy in Progress(IOS 設定コピー進行中)状態は、ML シリーズ イーサネット カードで、Cisco IOS スタートアップ コンフィギュレーション ファイルを ML シリーズ カードにアップロードする、または ML シリーズ カードからダウンロードしているときに発生します(この状態は、SFTWDOWNとよく似ていますが、TCC2/TCC2P カードではなく、ML シリーズ イーサネット カードに適用されます)。
この状態は、コピーが終了するとクリアされます(コピーが正常に完了しない場合は、NO-CONFIGが発生することがあります)。
(注) ML シリーズ イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Open System Interconnection(OSI)Intermediate System to Intermediate-System(IS-IS)Adjacency Failure(OSI IS-IS 隣接障害)アラームは、ポイントツーポイント サブネット上で IS または終端システム(ES)隣接が確立されていないときに、中間システム(IS Level 1 または Level 1 と 2 をルーティングするノード)によって生成されます。中間システム隣接障害アラームは、ES によってサポートされません。無効にされたルータの場合、IS によって生成されることもありません。
一般に、このアラームは、ルータの manual area adjacency(MAA; 手動エリア隣接)アドレスが誤って設定されていることが原因です。IS-IS OSI ルーティングと MAA 設定の詳細については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Management Network Connectivity」の章を参照してください。OSI の設定手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Turn Up Node」の章を参照してください。
ステップ 1 通信チャネルの両端が正しい Layer 2 プロトコルおよび設定(LAPD または PPP)を使用していることを確認します。次の手順で行います。
a. ローカル ノードのノード ビューで、Provisioning > Comm Channels > SDCC タブをクリックします。
b. 回路の行をクリックします。Edit をクリックします。
c. Edit SDCC termination ダイアログボックスで、次の選択項目を確認して記録します。Layer 2 プロトコル(LAPD または PPP)、Mode ラジオ ボタンの選択(AITS または UITS)、Role ラジオ ボタンの選択(Network または User)、MTU の値、T200 の値、および T203 の選択。
e. リモート ノードにログインして、同じ手順に従い、このノードについても同じ情報を記録します。
ステップ 2 両方のノードが同じ Layer 2 設定を使用していない場合は、正しくない終端を削除して、再作成する必要があります。削除するには、終端をクリックして、Delete をクリックします。再作成の手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Turn Up Node」の章を参照してください。
ステップ 3 ノードが PPP Layer 2 を使用している場合は、「EOC アラームのクリア」の作業を実行します。アラームがクリアされない場合は、ステップ 7に進みます。
ステップ 4 両方のノードが LAPD Layer 2 プロトコルを使用しているが、Mode 設定が異なる場合は、正しくないノードのエントリを変更します。そのためには、Edit MSDCC termination ダイアログボックスの正しい設定のラジオ ボタンをクリックして、OK をクリックします。
ステップ 5 Layer 2 プロトコルと Mode 設定が正しい場合は、一方のノードが Network ロールを使用し、もう一方が User ロールを使用していることを確認します。そうでない場合(すなわち、両方とも同じモード設定になっている場合)は、正しくない方を訂正します。そのためには、Edit SDCC termination ダイアログボックスの正しいラジオ ボタンをクリックして、OK をクリックします。
ステップ 6 Layer 2、Mode、および Role の設定が正しい場合は、各ノードの MTU 設定を比較します。正しくない場合は、Edit SDCC ダイアログボックスで正しい値を選び、OK をクリックします。
ステップ 7 ここまでの設定がすべて正しい場合は、両端の通信チャネルについて OSI ルータが有効であることを確認します。
a. Provisioning > OSI > Routers > Setup タブをクリックします。
b. Status カラムでルータのエントリを確認します。ステータスが Enabled になっている場合は、他端を確認します。
c. ステータスが Disabled になっている場合は、ルータのエントリをクリックして、Edit をクリックします。
d. Enabled チェック ボックスをチェックして、OK をクリックします。
ステップ 8 両端のルータが有効でもアラームがクリアされない場合は、通信チャネルの両端の MAA が共通であることを確認します。
a. Provisioning > OSI > Routers > Setup タブをクリックします。
b. プライマリ MAA とセカンダリ MAA(設定されている場合)を記録します。
ヒント MAA アドレスなどの長い文字列の情報は、CTC エクスポートおよびプリント機能を使用して記録できます。エクスポートするには、File > Export > html を選択します。印刷するには、File > Print を選択します。
c. もう一方のノードにログインして、プライマリ MAA とセカンダリ MAA(設定されている場合)を記録します。
d. この情報を比較します。隣接を確立するためには、少なくとも 1 つの共通のプライマリまたはセカンダリ MAA がなければなりません。
e. 共通の MAA がない場合は、共通の MAA を追加して、近接を確立する必要があります。手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Turn Up Node」の章を参照してください。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
K Bytes Pass Through Active(K バイト パススルー アクティブ)状態は、BLSR の非切り替えノードで、保護チャネルがアクティブではなく、K バイト パススルー状態にあるときに発生します。Exercise Ring コマンドを使用して BLSR リングを実行中のときにも発生します。
ステップ 1 「BLSR 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service Affecting(NSA)
APS Channel Failure(APS チャネル障害)アラームは、スパンの両側で異なる APS チャネルにプロビジョニングされると発生します。たとえば、片方では K3 を選択し、反対側では F1、E2、または Z2 を選択すると、このアラームが発生します。
このアラームは、チェックサム障害時に、テスト機器によって K1 バイトと K2 バイトが上書きされた場合に発生します。ただし、双方向フル パススルー、または K バイト パススルーの状態では、このアラームは発生しません。このアラームは、AIS-P、LOF(OCN)、LOS(OCN)、または SF-Pによって無効になります。
ステップ 1 このアラームの原因として最も多いのは、スパンの誤ったプロビジョニングです。この場合、スパンの片側を同じパラメータでプロビジョニングし直します。手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Turn Up Network」の章を参照してください。
ステップ 2 スパンの誤ったプロビジョニングが原因ではない場合は、OC-N、クロスコネクト、または
TCC2/TCC2P カードのチェックサム エラーがアラームの原因と考えられます。この場合は、「アクティブおよびスタンバイ クロスコネクト カードのサイド切り替え」の作業を行い、CTC でこの問題を解決できるようにします。
ステップ 3 サードパーティ製の機器を使用している場合は、その機器が Cisco ONS 機器と同じ APS チャネルに構成されていることを確認してください。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
LAN Connection Polarity Reversed(LAN 接続極性反転)状態は、TCC2 カードを含むシェルフで発生する状態ではありません。これは、ソフトウェアをアップグレードする際に、接続されているイーサネット ケーブルの受信ワイヤ ペアの極性が反対になっていることをカードが検出した場合に発生します。カードは自動的にこの反転を補正しますが、LAN-POL-REV はアクティブのままです。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 接続されているイーサネット ケーブルを、正しいピン割り当てのケーブルと交換します。正しいピン マッピングについては、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Laser Automatic Power Reduction(APR)(レーザー自動パワー低減 [APR])状態は、レーザーがパワー低減モードで動作している時に OSC-CSM、OSCM、OPT-BST、およびOPT-PRE カードによって発生します。この状態は、安全性の条件がなくなりパワーの値が通常の設定ポイントに到達するとクリアされます。
(注) LASER-APR は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Laser Bias Current Degrade(レーザー バイアス電流劣化)アラームは、レーザーのエージングが原因で劣化が起きたが、レーザーの伝送に障害がない場合に、OPT-BST や OPT-PRE などの DWDM 増幅器カードで発生します。次の発生時にカードを交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 次の発生時に、アラームの発生したカードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Non-Service-Affecting(NSA)
Laser Bias Current Failure(レーザー バイアス電流障害)アラームは、レーザー制御回路の障害か、またはレーザー自体の動作障害が発生した場合に、OPT-BST や OPT-PRE などの DWDM 増幅器カードで発生します。カードを交換してトラフィックを復元させる必要があります。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームの発生したカードに対して、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Laser Approaching End of Life(寿命に達しつつあるレーザー)アラームは、TXP_MR_10G、
TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G のカードで発生します。通常は、HI-LASERBIASも同時に発生します。このアラームは、カードのレーザーの交換が必要な時期を示します。残りの使用可能期間は HI-LASERBIAS のスレッシュホールドによります。このスレッシュホールドが 100% より低く設定してある場合、通常は、保守時間帯にレーザーの交換を行うことができます。ただし、HI-LASERBIAS スレッシュホールドが 100%で、データ エラーも同時に発生した場合は、カードをただちに交換する必要があります。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Laser Temperature Degrade(レーザー温度劣化)アラームは、OPT-BST や OPT-PRE などの DWDM 増幅器カードで、ペルチエ制御回線の障害が発生したときに発生します。ペルチエ制御は増幅器を冷却します。次の発生時にカードを交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 次の発生時に、アラームの発生した DWDM カードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Link Capacity Adjustment Scheme(LCAS)Control Word CRC Failure(リンク容量調節スキーム [LCAS] の制御ワード CRC 障害)状態は、ML シリーズ イーサネット カードに対して発生します。これは、機器、パス、またはプロビジョニング エラーが virtual concatenation group(VCG; 仮想連結グループ)にあり、このため LCAS 制御ワードで CRC 障害が 2.5 秒間連続している場合に発生します。
送信エラーは、CV-P、ES-P、または SES-P パフォーマンス モニタリング(PM)統計情報に反映されます。これらのエラーが存在しない場合は、機器の障害が示されます。
LCAS がピア ノードでサポートされていない場合、この状態はクリアされません。
また、LCAS-CRC は、VCG ソース ノードが LCAS が有効でない場合にも発生しますが、受信ノードではその機能は有効です。送信元と宛先の両方のノードで LCAS が有効でなければなりません。そうでない場合、LCAS-CRC 状態は VCG で継続します。
(注) ML シリーズ イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 受信ノードまたは送信ノードで、EQPT アラームなどの、関連付けられた機器障害を探してクリアします。
ステップ 2 送信ノードでビット エラー レート アラームを探してクリアします。
ステップ 3 機器エラーも SONET パス エラーもない場合は、その回線でリモート ノードが LCAS を有効にしていることを確認します。
a. ノード ビューで、Circuits タブをクリックします。
b. VCAT 回線を選択して、Edit をクリックします。
c. Edit Circuit ウィンドウで、General タブをクリックします。
d. Mode カラムの表示が LCAS であることを確認します。
ステップ 4 カラムの表示が LCAS でない場合は、「回線の削除」の作業を行い、『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』を参照して LCAS モードで再度作成します。
ステップ 5 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
LCAS VCG Member Receive-Side-In Fail(LCAS VCG メンバー受信側障害)状態は、FC_MR-4 カードと ML シリーズ イーサネット カード(LCAS が有効な VCG)に対して発生します。
LCAS VCG は障害を単方向単位で処理します。つまり、送信ポイントと受信ポイントでは、障害が互いに独立して発生します。LCAS-RX-FAIL 状態は、次の理由で LCAS VCG メンバーの受信側に発生します。
• VCAT メンバーが送信側でグループ外に設定されているが、受信側でグループ内に設定されている。
• VCAT メンバーが送信側に存在していないが、受信側では存在しグループ内に入っている。
この状態は、LCAS VCG のプロビジョニングの際に発生しますが、プロビジョニングが完了するとクリアされます。
ソフトウェアにより有効になるLCAS VCG では、障害を双方向単位で処理します。つまり、送信または受信のどちらかで障害が発生すると、VCG メンバーの両方向が障害とみなされます。LCAS-RX-FAIL 状態は、VCG メンバーの 1 つで受信側 SONET パス障害による障害が発生したときに、その各 VCG メンバーに発生します。
(注) ML シリーズ イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
(注) ML シリーズのカードでは LCAS が有効です。ML シリーズと FC_MR-4 カードでは SW-LCAS が有効です。
ステップ 1 回線またはパス アラームを調べてクリアします。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
LCAS VCG Member Transmit-Side-In Add State(LCAS VCG メンバー送信側追加状態)状態は、LCAS VCG メンバーの送信側が追加状態になっている場合に、ML シリーズ イーサネット カードに対して発生します。この状態は、プロビジョニングの完了後にクリアされます。リモートが AIS-Pまたは UNEQ-Pなどのパス状態を報告する可能性があります。
(注) LCAS-TX-ADD は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
(注) ML シリーズ イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
LCAS VCG Member Transmit-Side-In Do Not Use(LCAS VCG メンバー送信側使用不可)状態は、LCAS VCG メンバーの送信側が使用不可状態である場合に、FC_MR-4 カードと ML シリーズ イーサネット カードで発生します。単方向の障害の場合、この状態は送信元ノードだけに発生します。
この状態を報告しているノードは、RFI-Pを通知する可能性があり、リモート ノードは AIS-Pまたは UNEQ-Pなどのパス アラームを通知する可能性があります。
(注) LCAS-TX-DNU は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
(注) ML シリーズ イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Lockout of Protection Span(保護スパン ロックアウト)状態は、Lockout of Protect コマンドの使用によりスパンのトラフィックが保護スパンからロックアウトされたときに発生します。この状態は、ロックアウト発生後、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブに表示され、FE-LOCKOUTPR-SPAN 状態と同時に発生します。ロックアウトが発生したポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上で「L」と表示されます。
ステップ 1 「BLSR 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
VCG での Loss of Alignment(アライメントの損失)は、VCAT メンバー アラームです(VCAT メンバー回線は、複数のタイム スロットからの信号をより高速な 1 つの信号に連結した独立した回線です)。このアラームは、VCG の各メンバーがネットワーク上の別のパスを通過したときに(初期プロビジョニング、保護イベント、または復元イベントが原因で)、パス間の遅延差をハードウェア バッファの終端により回復できないときに発生します。
(注) このアラームは、TL1 など、CTC 以外を使用して回線をプロビジョニングしたときにのみ発生します。
ステップ 1 ネットワーク ビューで、 Circuits タブをクリックします。
ステップ 2 アラームが発生した VCG をクリックし、次に Edit をクリックします。
ステップ 3 Edit Circuit ウィンドウで、送信元および宛先回線のスロット、ポート、および STS を確認します。
ステップ 4 STS が別のファイバに渡っているかどうかを確認します。別のファイバに渡っている場合は、「回線の削除」の作業を実行します。
ステップ 5 『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Create Circuits and Tunnels」の章の手順で回線を再作成します。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、OCN、STSMON、TRUNK、VT-MON
Lockout Switch Request on Facility or Equipment(ファシリティまたは機器上のロックアウト切り替え要求)状態は、ユーザが 1+1 ファシリティ保護グループ内の OC-N ポートのロックアウト切り替え要求を行ったときに発生します。LOCK ON コマンドによる現用ポートへのトラフィックのロック(保護ポートからロックオフ)、または LOCK OUT コマンドによる保護ポートからのロックオフにより発生することがあります。いずれの場合も、保護ポートは「Lockout of Protection」を表示し、Conditions ウィンドウに LOCKOUT-REQ 状態が表示されます。
ロックアウトにより、保護切り替えが防止されます。ロックアウトを再度クリアすると、保護切り替えが可能となり、LOCKOUT-REQ 状態がクリアされます。
ステップ 1 「ロックオンまたはロックアウト コマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Loss of Frame(LOF)BITS(フレーム損失 [LOF] BITS)アラームは、TCC2/TCC2P カードの BITS 入力のポートで、着信 BITS タイミング基準信号に LOF が検出されたときに発生します。LOF は、受信 ONS 15454 で着信データのフレームの識別ができなくなったことを示します。
(注) この手順は、BITS タイミング基準信号が正常に機能していることを前提としています。また、ノードの起動時にアラームが表示されていないことも前提としています。
ステップ 1 BITS 入力と TCC2/TCC2P カード間でライン フレーミングとライン コーディングが一致していることを確認します。
a. ノード ビューまたはカード ビューで、アラームを報告しているスロットとポートを記録します。
b. 外部 BITS タイミング ソースのコーディング フォーマットとフレーミング フォーマットを探します。両方のフォーマットは、外部 BITS タイミング ソースのユーザ マニュアルか、タイミング ソース上に説明があるはずです。
c. Provisioning > Timing > BITS Facilities タブをクリックします。
d. Coding 設定が BITS タイミング ソース(B8ZS または AMI)のコーディングと一致していることを確認します。
e. コーディングが一致していない場合は、 Coding をクリックして、ドロップダウン リストから適切なコーディングを選択します。
f. Framing が、BITS タイミング ソースのフレーミング(ESF または SF [D4])と一致していることを確認します。
g. フレーミングが一致していない場合は、 Framing をクリックして、ドロップダウン リストから適切なフレーミングを選択します。
(注) timing サブタブでは、B8ZS コーディング フィールドは、通常は Framing フィールドの ESF と対応しており、AMI コーディング フィールドは、通常は Framing フィールドの SF(D4)に対応しています。
ステップ 2 BITS 入力と TCC2/TCC2P カードの間でライン フレーミングとライン コーディングが一致していてもアラームがクリアされない場合は、TCC2/TCC2P カードに対して 「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
DS-1 LOF アラームは、受信 ONS 15454 が着信 DS-1 データ ストリームのフレームの識別ができなくなったことを示します。
ステップ 1 DS1 ポートと信号ソース間で、ライン フレーミングとライン コーディングが一致していることを確認します。
a. CTC で、アラームを報告しているスロットとポートを記録します。
b. アラームを報告しているカードの信号ソースのコーディング フォーマットとフレーミング フォーマットを探します。フォーマットに関する情報は、必要に応じてネットワーク管理者に問い合わせてください。
c. アラームを報告しているカードのカード ビューを表示します。
d. Provisioning> Line タブをクリックします。
e. アラームを報告しているポートの回線タイプと信号ソースの回線タイプが一致していることを確認します(DS4 と DS4、unframed と unframed、または ESF と ESF)。信号ソースの回線タイプが、アラームを報告しているポートのものと一致しない場合は、 Line Type セルをクリックして、表示されるドロップダウン リストから一致するタイプを選択します。
f. アラームを報告している Line Coding が信号ソースのライン コーディングと一致していることを確認します(AMI と AMI または B8ZS と B8ZS)。信号ソースのライン コーディングが、アラームを報告しているポートのものと一致しない場合は、 Line Coding セルをクリックして、ドロップダウン リストから適切なタイプを選択します。
(注) Line タブでは、B8ZS コーディング フィールドは通常、Framing フィールドの ESF に対応しています。AMI コーディングは通常、Framing フィールドの SF(D4)に対応しています。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
DS-3 LOF アラームは、受信 ONS 15454 が DS3XM-6、DS3XM-12、または DS3/EC1-48 カードで、着信 DS-3 データ ストリームのフレームの識別ができなくなったことを示します。送信側機器のフレーミングが、受信側システムとは異なるフォーマットに設定されている可能性があります。DS3XM-6 カードでは、このアラームは、プロビジョニング可能なフレーミング フォーマットが C Bit または M13 に設定されているカードでのみ発生し、プロビジョニング可能なフレーミング フォーマットが unframed に設定されているカードでは発生しません。
ステップ 1 アラームを報告しているカードに接続されている非 ONS 機器の回線タイプを C Bit に変更します。
a. アラームを報告しているカードのカード ビューを表示します。
b. Provisioning> Line タブをクリックします。
c. アラームを報告しているポートの回線タイプと信号ソースの回線タイプが一致していることを確認します。
d. 信号ソースの回線タイプが、アラームを報告しているポートのものと一致しない場合は、 Line Type をクリックして、ドロップダウン リストから C Bit を選択します。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
E1 LOF アラームは、DS1/E1-56 カードが All E1 モードになったときに表示されます。これは、受信 ONS 15454 で着信 E1 データ ストリームのフレームの識別ができなくなったことを示します。送信側機器のフレーミングが、受信側ノードとは異なるフォーマットに設定されている可能性があります。DS1/E1-56 カードの詳細については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Electrical Cards」の章を参照してください。
(注) DS1/E1-56 カードは、STS-3c/VT2 回線内の E1 信号だけを伝送します。
ステップ 1 DS1/E1-56 ポートと信号ソース間で、ライン フレーミングとライン コーディングが一致していることを確認します。
a. CTC で、アラームを報告しているスロットとポートを記録します。
b. アラームを報告しているカードの信号ソースのコーディング フォーマットとフレーミング フォーマットを探します。この情報は、必要に応じてネットワーク管理者に問い合わせてください。
c. DS1/E1-56 カードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
d. Provisioning> Line タブをクリックします。
e. アラームを報告しているポートの回線タイプと信号ソースの回線タイプ(E1_MF、E1_CRCMF、AUTOFRAMED、UNFRAMED)が一致していることを確認します。信号ソースの回線タイプが、アラームを報告しているポートのものと一致しない場合は、 Line Type セルをクリックして、表示されるドロップダウン リストから一致するタイプを選択します。
f. アラームを報告している Line Coding が信号ソースのライン コーディングと一致していることを確認します。信号ソースのライン コーディングが、アラームを報告しているポートのものと一致しない場合は、 Line Coding セルをクリックして、ドロップダウン リストから適切なタイプを選択します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
EC1/EC1-12 LOF アラームは、アラームを報告している EC1/EC1-12 または DS3/EC1-48 カード上のポートが LOF 状態のときに発生します。LOF は、着信 ONS 15454 で受信データのフレームの識別ができなくなったことを示します。LOF は、SONET オーバーヘッドで有効なフレーミング パターンが 3 ミリ秒の間失われると発生します。有効な A1/A2 フレーミング パターンが 2 つ続けて受信されると、このアラームはクリアされます。
ステップ 1 アラームを報告しているポートへのケーブルの導通を確認します。現場の方法に従って、ケーブルの導通を確認します。
ステップ 2 ケーブルの導通に問題がなければ、現場の方法に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、「一般的なトラブルシューティング」のループバック手順を参照して、LOF アラームの原因となっている障害を切り離します。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合、またはネットワーク トラブルシューティング テストの実施に関して支援が必要な場合は、製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
LOF アラームは、アラームを報告しているカード上のポートが LOF 状態のときに発生します。また、LOF を報告している ONS 15454 MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または TXPP_MR_2.5G カードでも発生します。このアラームは、受信 ONS 15454 で着信データのフレームの識別ができなくなったことを示します。LOF は、SONET オーバーヘッドで有効なフレーミング パターンが 3 ミリ秒の間失われると発生します。有効な A1/A2 フレーミング パターンが 2 つ続けて受信されると、このアラームはクリアされます。
アラームが OC-N カードで生成されているときには、OC-N カードが特定の回線レートを予期していて、入力回線レート ソースが光レシーバの入力回線レートに一致しないことを示している場合があります。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームを報告しているポートへのケーブルの導通を確認します。
ステップ 2 ケーブルの導通に問題がなければ、現場の方法に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、「一般的なトラブルシューティング」のループバック手順を参照して、LOF アラームの原因となっている障害を切り離します。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合、またはネットワーク トラブルシューティング テストの実施に関して支援が必要な場合は、製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA) 問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
STS 回線終端の Loss of Frame(LOF; フレーム損失)アラームは、回線の終端地点(OC-N ポートなど)で LOF が発生したことを示します。LOF(OCN)と同様です。
ステップ 1 LOF(OCN)アラームのクリアの作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Loss of Frame for the DWDM trunk(DWDM トランクのフレーム損失 [LOF])は、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードへ伝送されるトランク光信号または電気信号で発生します。このアラームは、受信 ONS 15454 が、これらのカードのトランクからの着信データをフレーム識別できないときに発生します。LOF は、SONET オーバーヘッドで有効なフレーミング パターンが 3 ミリ秒の間失われると発生します。有効な A1/A2 フレーミング パターンが 2 つ続けて受信されると、このアラームはクリアされます。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「LOF(OCN)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合、またはネットワーク トラブルシューティング テストの実施に関して支援が必要な場合は、製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA) 問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Equipment Low Transmit Laser Bias Current(機器の低伝送レーザー バイアス電流)アラームは、TXP および MXP カードのレーザー性能に対して生成されます。このアラームは、カードのレーザーがレーザー バイアスの許容値の最小値に到達していることを示します。
LO-LASERBIAS アラームのスレッシュホールドが 0%(デフォルト)に設定されている場合、レーザーはすでに使用できなくなっています。スレッシュホールドが 5~10% に設定されている場合、カードは数週間から数カ月の間は使用できます。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Equipment Low Laser Optical Transceiver Temperature(機器の低レーザー光トランシーバの温度)アラームは、TXP カードと MXP カードに適用されます。LO-LASERTEMPは、内部で計測されたトランシーバの温度がカードの設定を 2 °C(35.6 °F)以上下回った場合に発生します。レーザーの温度変化は、送信される波長に影響します(温度の 2 °Cは、波長の 200 ピコメーターに相当します)。
TXP カードまたは MXP カードがこのアラームを生成した場合、レーザーは自動的に遮断されます。LOS(OCN)は遠端 ノード、DUP-IPADDRは近端ノードで発生します。カードのレーザー温度レベルを確認するには、ノード ビューでカードをダブルクリックし、Performance > Optics PM > Current Values タブをクリックします。レーザー温度の最大値、最小値、平均値は、Laser Temp 行の Current カラム エントリに表示されます。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームを報告している MXP または TXP カードについて、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告している MXP または TXP カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:STSMON、TRUNK については Critical(CR)、Service-Affecting(SA); STSTRM、VT-TERM については Major(MJ)
論理オブジェクト:STSMON、STSTRM、TRUNK、VT-TERM
Optical Transport Unit(OTU)Loss of Multiframe(光転送ユニット [OTU] のマルチフレーム損失)は、VCAT メンバー アラームです(VCAT メンバー回線は、複数のタイム スロットからの信号をより高速な 1 つの信号に連結した独立した回線です)。このアラームは、MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または TXPP_MR_2.5G カードで、Multi Frame Alignment Signal(MFAS)オーバーヘッド フィールドに 5 フレームを超えるエラーが発生し、そのエラーが 3 ミリ秒より長く継続したときに適用されます。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「SD-L 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Loss of Pointer Path(LOP; ポインタ喪失、パス)アラームは、オーバーヘッドの SONET パス ポインタが失われたことを示します。LOP は、有効な H1/H2 ポインタ バイトがオーバーヘッドから欠落しているときに発生します。受信側機器は、H1/H2 ポインタ バイトをモニタして SONET ペイロードを特定します。LOP-P アラームは、8、9、または 10 個の連続するフレームに有効なポインタ値がなかったときに発生します。このアラームは、有効なポインタが 3 つ続けて受信されたときにクリアされます。
LOP-P アラームは、受信したペイロードがプロビジョニングされたペイロードと一致しないときに発生することがあります。このアラームは、連結ファシリティ上で回線タイプが一致しないことによって発生します。たとえば、STS-3c としてプロビジョニングされた回線で STS-1 が送信されると、LOP-P アラームが発生します。
FC_MR-4 カードでは、ポートが SONET 信号用に設定されていたにもかかわらず、SONET 信号を受信した場合に LOP-P が発生します(この情報は H1 バイトのビット 5 と 6 にあります)。
ステップ 1 ノード ビューで、 Circuits タブをクリックして、アラームが発生した回線を表示します。
ステップ 2 Size カラムにリストされている回線サイズを確認します。たとえば、STS1 ではなく STS3c など、予期したサイズと異なる場合は、それがアラームの原因です。
ステップ 3 光テスト機器で回線をモニタしていた場合、プロビジョニングされた回線サイズとテスト セットが予測したサイズとの不一致がこのアラームの原因となることがあります。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。モニタリングするテスト セットが回線のプロビジョニングと同じサイズにセットアップされていることを確認してください。
テスト セットの使用については、製造元の説明を参照してください。
ステップ 4 テスト セットが正しく設定されていないことがエラーの原因ではない場合は、CTC 回線サイズのプロビジョニングに誤りがあります。「回線の削除」の作業を行います。
ステップ 5 正しいサイズで回線を再作成します。手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Create Circuits and VT Tunnels」の章を参照してください。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
LOP VT アラームは、VT レベルでのポインタの喪失を示します。
LOP-V アラームは、受信したペイロードがプロビジョニングされたペイロードと一致しないときに発生することがあります。LOP-V は、連結ファシリティ上で回線タイプが一致しないことによって発生します。
ステップ 1 「LOP-P アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、ESCON、FC、GE、ISC、OCN、TRUNK
Equipment Low Receive Power(機器低受信パワー)アラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、MXP_2.5G_10G、および OC192-XFP カードが受信する光信号パワーのインジケータです。LO-RXPOWER は、受信信号の光パワーの計測値がスレッシュホールドの値を下回ったときに発行されます。スレッシュホールドはユーザによるプロビジョニングが可能です。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 エラーが発生した回線の送信側で、安全な範囲内で伝達パワー レベルを上げます。
ステップ 2 新しいチャネルがファイバに追加されていないかどうかを確認します。同一ファイバ上で最大 32 チャネルを送信できますが、チャネル数はパワーに影響します。チャネルが追加された場合は、すべてのチャネルのパワー レベルを調整する必要があります。
(注) カードが増幅された DWDM システムの一部を構成している場合は、増幅されていないシステムに比べて、ファイバにチャネルを追加したことによる個々のチャネルの伝送パワーへの影響は大きくなります。
ステップ 3 増幅器のゲイン(増幅パワー)が変更されているかどうかを確認します。増幅の変更もチャネルのパワーに影響するので、調整が必要となります。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、受信ファイバの減衰器を取り外すか、抵抗の小さい減衰器と交換します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、受信ノードと送信ノードのファイバ接続を、現場の方法に従って検査、清掃してください。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、光テスト セットを使用して、ファイバが断線または破損していないことを確認してください。光テスト セットがない場合は、正常に機能しているポートでファイバのファシリティ(回線)ループバックを使用してください。この場合のエラー表示は正確ではありませんが、ファイバが不良かどうかの大まかな情報は得ることができます。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 7 アラームがクリアされず、送信または受信カードの他のポートに問題がない場合、正常に機能するループバック ケーブルを使用して送信ポートと受信ポートでファシリティ ループバックを行います。「発信元ノードの光ポートでのファシリティ(回線)ループバックの実行」または 「中間ノードでの光ポートのファシリティ(回線)ループバックの実行」の作業を行い、ループバックをテストします。
ステップ 8 ポートが不良で、すべてのポート帯域幅を使用する必要がある場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。ポートが不良でも、トラフィックを他のポートに移動できる場合は、次の保守期間中にカードを交換します。
ステップ 9 ポートに不良が見られないのにアラームがクリアできない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Loss of Signal for a 2R client(2R クライアントの信号損失)は、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、
TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。このアラームは、カードのポートが入力を受信していない場合に発行されます。AIS がアップストリームに送信されます。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アップストリームの機器に、このノードの LOS(2R)の原因となるエラーがないか確認します。
ステップ 2 アップストリームに原因がない場合は、送信側ポートから、この LOS を報告している受信側ポートへのケーブルの導通を確認します。
ステップ 3 導通に問題がなければ、現場の方法に従ってファイバのを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 4 PPM がこのペイロードに対して正しく設定されていることを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします
c. ポートに関連する PPM の Pluggable Port Modules エリアを確認します。
d. Pluggable Ports エリアで、エラーの発生した PPM のレートが OC-3、OC-12、OC-48、または SONET であることを確認します。
(注) PPM のプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 5 物理的なケーブル接続と PPM に問題がないのにアラームがクリアされない場合は、正しいポートが実際に稼働中であることを確認します。
a. 物理 MXP または TXP カードで LED が正しく点灯していることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. ポートが稼働中であるかどうかを調べるには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
c. Provisioning> Line > SONET タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが IS となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが OOS,MT または OOS,DSBLD としてリストされている場合は、カラムをクリックして、IS を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 6 正しいポートが稼働中であるのにアラームがクリアされない場合は、光テスト セットを使用して、回線上に有効な信号があることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。
ステップ 7 信号が有効であれば、パッチ パネルと使用している機器との送受信が正しく接続されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 8 有効な信号が存在するのにアラームがクリアされない場合は、ONS 15454 のケーブル コネクタを交換します。
ステップ 9 LOS(2R)を報告しているカードの他のポートに対してステップ 1 ~ 8 を繰り返します。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、正しく接続されているにもかかわらず、ケーブル接続に問題がある可能性があります。テスト セットを使用して不良ケーブルを特定し、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章に記載されている手順で交換してください。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、カード レベルのアラームがこのポート アラームの原因になっていないか確認します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 13 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
LOS(BITS)アラームは、TCC2/TCC2P カードに BITS タイミング ソースからの LOS が発生していることを示します。LOS(BITS)は、BITS クロックが故障しているか、BITS クロックへの接続に障害があることを意味します。
ステップ 1 ONS 15454 バックプレーンの BITS クロック ピン フィールドからタイミング ソースまでの配線接続を確認します。
ステップ 2 配線に問題がなければ、BITS クロックが正常に動作していることを確認します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
DS-1 ポートの LOS(DS1)アラームは、カードのポートが稼働中であるが信号が受信されていない場合に発生します。ケーブル接続の問題または設定の問題が、このアラームの原因である可能性があります。アップストリームの機器障害が原因で送信障害が発生した場合、LOS(DS1)はカード レベルのアラームによって(DS1/E1-56)に降格される可能性があります。
ステップ 1 ファイバ ケーブルが正しい送信ポートから正しい受信ポートに正しく接続されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 2 現場の方法に従ってケーブルの両端を清掃します。または、現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 3 アラームが DS1/E1-56 カードで生成された場合は、次の手順を実行して、カードが正しいサービス モードになっていることを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Card タブをクリックします。
c. エラーが発生した回線の Operating Mode カラムが All DS1 になっていることを確認します。
ステップ 4 他の DS-1 または DS-3 カードについて、サイトの記録を見て、アラームを発行しているポートが割り当てられているかどうかを確認します。
ステップ 5 そのポートが現在割り当てられていない場合、次の手順を使用してポートをサービスから除外してください。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. DS-1 カードの場合は、 Maintenance > Loopback タブをクリックします。DS3XM-6 または DS3XM-12 カード上の DS-1 回線の場合は、 Maintenance > DS1 タブをクリックします。
c. Admin State で、OOS,DSBLD をクリックします。
ステップ 6 いずれのカードについても、ポートが割り当てられている場合は、正しいポートが稼働中であることを確認します。
a. これを物理的に確認するには、実際のカードで正しく LED が点灯していることを確かめます。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. これを仮想的に判別するには、CTC でカードをダブルクリックして、カード ビューを表示し、次の手順を実行します。
• Provisioning> Line タブをクリックします。
• Admin State カラムのリストで、そのポートが IS となっていることを確認します。
• Admin State カラムにポートが OOS,MT または OOS,DSBLD としてリストされている場合は、カラムをクリックして、IS を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 7 テスト セットを使用して、回線上で有効な信号が存在されることを確認します。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 8 DSx パッチ パネルと使用している機器との送受信が正しく接続されていることを確認します。ケーブルの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 9 有効な信号が存在するのにアラームがクリアされない場合は、ONS 15454 の電気回路コネクタを交換します。
ステップ 10 有効な電気回路信号が検出されず、送信側デバイスが動作している場合は、送信側デバイスとイーサネット ポートを接続しているファイバ ケーブルを交換します。この作業については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 11 LOS を報告しているカードの他のポートに対してステップ 1 ~ 10 を繰り返します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、カード レベルのアラームがこのポートに影響を与えていないか確認します。
ステップ 13 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 14 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
DS-3 ポートの LOS(DS3)は、DS3XM-6、DS3XM-12、または DS3/EC1-48 カードのポートが稼働中であるが信号が受信されていない場合に発生します。このアラームは、ケーブル接続が正しくないか汚れがある、ファイバの断線、アップストリームの機器の障害などが原因です。
(注) このアラームが発生したときに回線が不完全な状態になっている場合、論理回線が使用されています。接続上の問題が解決されれば、この回線はトラフィックを伝送できるようになります。このアラームのトラブルシューティングを行うときには、回線を削除する必要はありません。
ステップ 1 送信側機器にアップストリームの障害がないか確認します。
ステップ 2 ケーブルが送信側ポートから、LOS の発生したノードの正しい受信側ポートに正しく接続されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 3 現場の方法に従ってケーブルの両端を清掃します。または、現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 4 サイトの記録を見て、アラームを発行しているポートが割り当てられているかどうかを確認します。
ステップ 5 そのポートが現在割り当てられていない場合、次の手順を使用してポートをサービスから除外してください。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Maintenance > DS3 タブをクリックします。
c. Admin State で、OOS,DSBLD をクリックします。
ステップ 6 ポートが割り当てられている場合は、正しいポートが稼働中であることを確認します。
a. これを物理的に確認するには、実際のカードで正しく LED が点灯していることを確かめます。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. これを仮想的に判別するには、CTC でカードをダブルクリックして、カード ビューを表示し、次の手順を実行します。
• Provisioning> Line タブをクリックします。
• Admin State カラムのリストで、そのポートが IS となっていることを確認します。
• Admin State カラムにポートが OOS,MT または OOS,DSBLD としてリストされている場合は、カラムをクリックして、IS を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 7 テスト セットを使用して、回線上で有効な信号が存在されることを確認します。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。(テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。)
ステップ 8 DSx パッチ パネルと使用している機器との送受信が正しく接続されていることを確認します。ケーブルの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 9 有効な信号が存在するのにアラームがクリアされない場合は、ONS 15454 の電気回路コネクタを交換します。
ステップ 10 テスト セットが信号エラーを示したが、ケーブル接続が正しく、送信側デバイスが動作している場合は、既存のケーブル接続が不良である可能性があります。テスト セットを使用して不良なケーブルを特定し、交換します。この作業については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 11 LOS を報告しているカードの他のポートに対してステップ 1 ~ 10 を繰り返します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 13 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
DS1/E1-56 カード ポートの LOS(E1)アラームは、カードが All E1 モードであり、稼働中だが、物理的な問題またはプロビジョニングの問題のために、アラームが発生したポートが信号を受信していないときに発生します。アラームの物理的な原因は、ケーブル接続が正しくないか、不良です。ソフトウェア的な原因としては、カードまたは回線サイズが正しく設定されていません。
DS1/E1-56 カードの詳細については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Electrical Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 ケーブルが正しく配線され、正しいポートに接続されていることを確認します。ケーブルの接続の詳細については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。特定のケーブル接続方式については、現場の記録も参照してください。
ステップ 2 パッチ パネルと使用している機器との送受信が正しく接続されていることを確認します。ケーブルの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 3 現場の方法に従って、ケーブルを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 4 カードが E1 ペイロードを伝送するように正しくプロビジョニングされていることを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Card タブをクリックします。
c. Operating Mode カラムには、「All E1」と表示されているはずです。「All DS1」と表示されている場合は、ドロップダウンをクリックして変更し、Apply をクリックします。
ステップ 5 テスト セットを使用して、回線上で有効な E1 信号が存在されることを確認します。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。(テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。)テスト セットがエラーを示した場合は、ケーブル接続は正しく配線されていますが、欠陥があります。テスターを使用して、ケーブルの不良箇所を切り離し、交換します。手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 6 LOS(E1)を報告しているカードの他のポートに対してステップ 1 ~ 5 を繰り返します。
ステップ 7 アラームがクリアされない場合は、カード レベルのアラームがこのアラームの原因になっていないか調べてください。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
EC1/EC1-12 または DS3/EC1-48 ポートの LOS は、SONET レシーバがゼロだけのパターンを 10 マイクロ秒以上検出したときに発生します。LOS(EC1)は、アップストリームのトランスミッタに障害が発生したことを意味します。EC1 LOS アラームの他にアラームが同時に発生していない場合は、通常、ケーブル接続の問題(正しく取り付けられていない、ファイバの断線、その他のファイバ エラーなど)がこのアラームの原因です。この状態は問題が修正されるとクリアされて、2 つの連続した有効なフレームが受信されます。
(注) このアラームが発生したときに回線が不完全な状態になっている場合、論理回線が使用されています。接続上の問題が解決されると、この回線はトラフィックを伝送できるようになります。このアラームのトラブルシューティングを行うときには、回線を削除する必要はありません。
ステップ 1 アップストリームの機器に、このノードの LOS(EC1)の原因となるエラーがないか確認します。
ステップ 2 アップストリームに原因がない場合は、送信側ポートから、LOS(EC1)を報告している受信側ポートへのケーブルの導通を確認します。現場の方法に従って、ケーブルの導通を確保します。
導通に問題がなければ、現場の方法に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 3 ケーブル接続に問題がない場合は、正しい EC1-12 ポートが稼働中であることを確認します。
a. 物理カードで LED が正しく点灯していることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. ポートが機能しているかどうかを判別するには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
c. Provisioning> Line タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが IS となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが OOS,MT または OOS,DSBLD としてリストされている場合は、カラムをクリックして、IS を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 4 正しいポートが稼働中である場合は、光テスト セットを使用して、回線上に有効な信号があることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。
ステップ 5 信号が有効であれば、パッチ パネルと使用している機器との送受信が正しく接続されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 6 有効な信号が存在するのにアラームがクリアされない場合は、ONS 15454 のケーブル コネクタを交換します。
ステップ 7 LOS(EC1)を報告しているカードの他のポートに対してステップ 2 ~ 6 を繰り返します。
ステップ 8 正しく接続されているにもかかわらず、アラームがクリアされない場合は、ケーブル接続に問題がある可能性があります。テスト セットを使用して不良ケーブルを特定し、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章に記載されている手順で交換してください。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、カード レベルのアラームがこのポート アラームの原因になっていないか確認します。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
ESCON LOS は、TXP_MR_2.5G または TXPP_MR_2.5G カードで、このペイロードの loss of signal(LOS; 信号損失)があるときに発生し、通常はケーブル接続が正しくないか、ケーブルに不良箇所があるか、断線などの物理的なエラーが原因です。Small Form-factor Pluggable(SFP)が正しく設定されていないことが原因で発生することもあります。
ステップ 1 アップストリームの機器に、このノードの LOS(ESCON)の原因になっているエラーがないか確認します。
ステップ 2 アップストリームに原因がない場合は、送信側ポートから、この LOS を報告している受信側ポートへのケーブルの導通を確認します。現場の方法に従って、ケーブルの導通を確認します。
ステップ 3 接続に問題がなければ、現場の方法に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 4 PPM がこのペイロードに対して正しく設定されていることを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします
c. ポートに関連する PPM の Pluggable Port Modules エリアを確認します。
d. Pluggable Ports エリアで、エラーの発生した PPM のレートが ESCON であることを確認します。
(注) PPM のプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 5 物理的なケーブル接続と PPM に問題がないのにアラームがクリアされない場合は、正しいポートが実際に稼働中であることを確認します。
a. 物理 TXP カードで LED が正しく点灯していることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. ポートが稼働中であるかどうかを調べるには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
c. Provisioning> Line タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが IS となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが OOS,MT または OOS,DSBLD としてリストされている場合は、カラムをクリックして、IS を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 6 正しいポートが稼働中であるのにアラームがクリアされない場合は、光テスト セットを使用して、回線上に有効な信号があることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。
ステップ 7 信号が有効であれば、パッチ パネルと使用している機器との送受信が正しく接続されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 8 有効な信号が存在するのにアラームがクリアされない場合は、ONS 15454 のケーブル コネクタを交換します。
ステップ 9 LOS(ESCON)を報告しているカードの他のポートに対してステップ 2 ~ 6 を繰り返します。
ステップ 10 正しく接続されているにもかかわらず、アラームがクリアされない場合は、ケーブル接続に問題がある可能性があります。テスト セットを使用して不良ケーブルを特定し、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章に記載されている手順で交換してください。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、カード レベルのアラームがこのポート アラームの原因になっていないか確認します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 13 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service Affecting(NSA)
LOS(FUDC)アラームは、AIC-I UDC ポートで作成された UDC 回線があるが、そのポートが信号入力を受信していないときに生成されます。ダウンストリームのノードでは、UDC を送信している AIC-I ポートに対して AIS 状態が生成されます。FUDC は、F1 バイトを使用する 64 KB のユーザ データ チャネルを指します。
ステップ 1 AIC-I UDC ポートへのケーブルの導通を確認します。現場の方法に従って、ケーブルの導通を確認します。
ステップ 2 テスト セットを使用して、有効な入力信号が存在するか確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 3 有効な信号が存在する場合、現場の方法を使用してファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、UDC がプロビジョニングされていることを確認します。
a. ネットワーク ビューで、Provisioning > Overhead Circuits タブをクリックします。
b. UDC 回線がなければ、新たな回線を作成します。『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Create Circuits and VT Tunnels」の章を参照してください。
c. ユーザ データ回線(Type カラムに表示される User Data F1)がある場合は、送信元ポートと宛先ポートをチェックします。この 2 つのポートは、AIC-I カード上にないと機能しません。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、問題の原因の特定に役立ちそうな他のアラームが発行されていないか確認し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 6 LOS(FUDC)の原因特定に結びつく他のアラームが発行されていない場合、または別のアラームをクリアしても LOS がクリアされない場合は、LOS を報告しているカードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の手順を実行します。
ステップ 7 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
ISC ポートの LOS アラームは、ISC ポート レートでプロビジョニングされた TXPP_MR_2.5G または TXP_MR_2.5G クライアント PPM に適用されます。トラブルシューティングは、LOS(2R)アラームの場合と類似しています。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アップストリームの機器に、このノードの LOS(ISC)の原因になっているエラーがないか確認します。
ステップ 2 アップストリームに原因がない場合は、送信側ポートから、この LOS を報告している受信側ポートへのケーブルの導通を確認します。現場の方法に従って、ケーブルの導通を確認します。
ステップ 3 導通に問題がなければ、現場の方法に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 4 PPM がこのペイロードに対して正しく設定されていることを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします
c. ポートに関連する PPM の Pluggable Port Modules エリアを確認します。
(注) Pluggable Ports エリアで、エラーの発生した PPM のレートが ISC Peer または ISC
compatible であることを確認します。PPM のプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 5 物理的なケーブル接続と PPM に問題がないのにアラームがクリアされない場合は、正しいポートが実際に稼働中であることを確認します。
a. 物理 MXP または TXP カードで LED が正しく点灯していることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. ポートが稼働中であるかどうかを調べるには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
c. Provisioning> Line > SONET タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが IS となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが OOS,MT または OOS,DSBLD としてリストされている場合は、カラムをクリックして、IS を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 6 正しいポートが稼働中であるのにアラームがクリアされない場合は、光テスト セットを使用して、回線上に有効な信号があることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。
ステップ 7 信号が有効であれば、パッチ パネルと使用している機器との送受信が正しく接続されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 8 有効な信号が存在するのにアラームがクリアされない場合は、ONS 15454 のケーブル コネクタを交換します。
ステップ 9 LOS(ISC)を報告しているカードの他のポートに対してステップ 2 ~ 6 を繰り返します。
ステップ 10 正しく接続されているにもかかわらず、アラームがクリアされない場合は、ケーブル接続に問題がある可能性があります。テスト セットを使用して不良ケーブルを特定し、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章に記載されている手順で交換してください。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、カード レベルのアラームがこのポート アラームの原因になっていないか確認します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 13 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
LOS(MSUDC)アラームは、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
OC-N ポートの LOS アラームは、SONET レシーバがゼロだけのパターンを 10 マイクロ秒以上検出したときに発生します。LOS アラームは、アップストリームのトランスミッタに障害が発生したことを意味します。他のアラームが OC-N LOS アラームと同時に発生していない場合、通常はファイバの切断がアラームの原因です。このアラームは、有効なフレームが 2 つ続けて受信されたときにクリアされます。
警告 OC-192 カードでは、カードの起動時に安全キーがオンの位置(ラベル 1)であれば、レーザーがオンになります。ポートが稼働中でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
(注) このアラームが発生したときに回線が不完全な状態になっている場合、論理回線が使用されています。接続上の問題が解決されると、この回線はトラフィックを伝送できるようになります。このアラームのトラブルシューティングを行うときには、回線を削除する必要はありません。
ステップ 1 現場の方法に従って、ポートへのファイバの導通を確認します。
ステップ 2 ケーブル接続に問題がない場合は、正しいポートが稼働中であることを確認します。
a. 物理カードで LED が正しく点灯していることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. OC-N ポートが稼働中であるかどうかを調べるには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
c. Provisioning> Line タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが IS となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが OOS,MT または OOS,DSBLD としてリストされている場合は、カラムをクリックして、IS を選択します。
ステップ 3 正しいポートが稼働中であれば、現場の方法に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、光信号のパワー レベルが OC-N カード レシーバの仕様範囲内であることを確認します。それぞれの OC-N カードの仕様は、「OC-N カードの送受信レベル」に記載されています。DWDM カードについては、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
ステップ 5 光パワー レベルが仕様の範囲内である場合は、光テスト セットを使用して、回線上に有効な信号があることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。
ステップ 6 有効な信号が存在する場合は、バックプレーンのコネクタを交換します。
ステップ 7 LOS(OC-N)を報告しているカードの他のポートに対してステップ 1 ~ 6 を繰り返します。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、問題の原因の特定に役立ちそうな他のアラームが発行されていないか確認し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 9 LOS の原因となるような他のアラームが発行されていない場合、またはアラームをクリアしても LOS がクリアされない場合は、LOS を報告しているカードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Loss of Signal for the OTS(OTS の信号損失 [LOS])は、OPT-BST 増幅器の LINE-3-RX ポートと、OSCM または OSC-CSM カードの LINE-2-RX ポートに適用されます。これは、ファイバが切断され、そのスパンからパワーが供給されていないことを示します。このアラームは LOS-P アラームと LOS-O アラームの両方が発生したときに生成されて、これらのアラームを降格します。
ステップ 1 ポートへのファイバの導通を確認します。現場の方法に従って、ファイバの導通を確認します。
ステップ 2 ケーブルが正しく接続されている場合は、実際のカードで正しく LED が点灯していることを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。レッドの
ACT/SBY LED は、カードの障害を示します。
ステップ 3 受信したパワー(Line 4-1-RX ポートの opwrMin の値)が、Cisco MetroPlanner に示された予測範囲内であることを確認します。レベルを確認するには、次の手順を実行します。
a. 増幅器カードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
b. Provisioning > Opt. Ampli. Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
c. opwrMin(dBm)カラムの値を、MetroPlanner が生成した値と比較します(MetroPlanner の使用については、『Cisco MetroPlanner DWDM Operations Guide』を参照してください)。
ステップ 4 光パワーのレベルが仕様の範囲内である場合は、チャネルの LOS と OSC LOS のスレッシュホールドをチェックして変更してから、次の手順を実行して automatic node setup(ANS; 自動ノード設定)を変更します(ANS の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください)。
a. ノード ビューで、Provisioning > WDM-ANS > Provisioning タブをクリックします。
b. 『Cisco MetroPlanner DWDM Operations Guide』を参照して使用する値を判断し、次の項目を変更します。
• West Side Rx.Channel OSC LOS Threshold
• West Side Rx.Channel LOS Threshold
c. WDM-ANS > Port Status タブをクリックします。
d. Launch ANS をクリックし、確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 5 光パワーが予測された範囲外である場合は、CTC を使用するスパンのもう片側で、送信されたパワー レベルをチェックします。
a. 送信ノードで送信 MXP または TXP をダブルクリックして、カード ビューを開きます。
b. Provisioning > Optics Thresholds> Current Values タブをクリックします。
c. TX Power High と TX Power Low の値を表示し、それぞれを MetroPlanner が生成した値と比較します。
ステップ 6 送信されたパワーの値が予測範囲内にある場合は、受信ノード(LOS が発生したノード)を清掃し、現場の方法に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 7 送信されたパワーの値が予測範囲外にある場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』の DWDM 受信テストを用いてトラブルシューティングを行います。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、問題の原因特定に役立ちそうな他のアラームが発行されていないか確認し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 9 LOS の原因となるような他のアラームが発行されていない場合、またはアラームをクリアしても LOS がクリアされない場合は、LOS を報告しているカードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Loss of Signal for a TRUNK(TRUNK の信号損失)は、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。このアラームは、カードのポートが入力を受信していない場合に発行されます。AIS がアップストリームに送信されます。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 ポートへのファイバの導通を確認します。現場の方法に従って、ファイバの導通を確認します。
ステップ 2 ケーブル接続に問題がない場合は、正しいポートが稼働中であることを確認します。
a. 物理カードで LED が正しく点灯していることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. ポートが稼働中であるかどうかを調べるには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
c. Provisioning> Line > SONET タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが IS となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが OOS,MT または OOS,DSBLD としてリストされている場合は、カラムをクリックして、IS を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 3 正しいポートが稼働中であれば、現場の方法に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、光信号のパワー レベルが、TXP または MXP カード レシーバの仕様範囲内であることを確認します。レベルについては、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』を参照してください。
ステップ 5 光パワー レベルが仕様の範囲内である場合は、光テスト セットを使用して、回線上に有効な信号があることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。
ステップ 6 有効な信号が存在する場合は、バックプレーンのコネクタを交換します。
ステップ 7 LOS(TRUNK)を報告しているカードの他のポートに対してステップ 1 ~ 6 を繰り返します。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、問題の原因の特定に役立ちそうな他のアラームが発行されていないか確認し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 9 LOS の原因となるような他のアラームが発行されていない場合、またはアラームをクリアしても
LOS がクリアされない場合は、LOS を報告しているカードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Incoming Overhead Loss of Signal(受信オーバーヘッドの信号損失)アラームは、OPT-BST
(LINE-2-RX)の OSC-RX ポート、OSCM(LINE-1-RX)の OSC-RX ポート、および OSC-CSM カードの内部光ポート(LINE-3-RX Port 3)に適用されます。これは、モニタ対象の入力パワーが FAIL-LOW スレッシュホールドを超え、OSC 信号が失われた場合に発生します。他にも LOS アラームがある場合、このアラームは降格されます。
ステップ 1 ポートへのファイバの導通を確認します。現場の方法に従って、ファイバの導通を確認します。
ステップ 2 ケーブルが正しく接続されている場合は、実際のカードで正しく LED が点灯していることを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。レッドの ACT/SBY LED は、カードの障害を示します。
ステップ 3 受信したパワー(opwrMin)が、Cisco MetroPlanner に示された予測範囲内であることを確認します。レベルは、次のようにしてチェックします。
a. 増幅器カードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
b. 次のいずれかのタブをクリックして、光スレッシュホールドを表示します。
• OPT-BST カードの場合、Provisioning > Opt. Ampli. Line > Optics Thresholds タブ
• OSCM または OSC-CSM カードの場合、Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブ
ステップ 4 光パワー レベルが仕様の範囲内である場合は、次の手順で OSC LOS スレッシュホールドをチェックして変更したあと、ANS を実行して、変更を実行します(ANS の詳細については、
『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください)。
a. ノード ビューで、Provisioning > WDM-ANS > Provisioning タブをクリックします。
b. 『Cisco MetroPlanner DWDM Operations Guide』を参照して値を判断し、West Side Rx. Channel OSC LOS Threshold を変更します。
c. WDM-ANS > Port Status タブをクリックします。
d. Launch ANS をクリックし、確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 5 ポートのパワーが予測した範囲外の場合は、スパンのもう片方で OSC 接続が作成されていることを確認します。接続が存在しない場合、手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
ステップ 6 OSC 接続が存在する場合は、CTC を使用する OSC 送信パワーをチェックします。
a. 送信ノードで送信 OSC-CSM をダブルクリックして、カード ビューを開きます。
b. Provisioning> Optics Thresholds タブをクリックします。
c. TX Power High と TX Power Low の値を表示し、それぞれを MetroPlanner が生成した値と比較します。
ステップ 7 送信された OSC の値が範囲外である場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照して、問題のトラブルシューティングのために DWDM 受信テストの手順を調べてください。
ステップ 8 OSC の値が範囲内である場合は、LOS-O アラームを報告しているポートに戻り、現場の方法に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、問題の原因の特定に役立ちそうな他のアラームが発行されていないか確認し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 10 LOS-O の原因となるような他のアラームが発行されていない場合、またはアラームをクリアしても LOS-O がクリアされない場合は、カード ポートをすべて OOS,DSBLD の admin state にします。
ステップ 11 アラームを報告しているカードについて、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
OCH レイヤの Loss of Signal for Optical Channel(光チャネルの信号損失)アラームは、AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x、32MUX-O および 32WSS-O DWDM カードのチャネル ADD またはパススルー ポートに適用されます。
(注) 32WSS-O カードの場合、このアラームはパススルー ポートにも適用されます。この種類のポートに対して LOS-P(OCH)アラームが生成された場合は、ポートに光電源が直接接続されていないことを意味します。「Network Level(inter-nodes)Troubleshooting」の章に記載されている一般的なトラブルシューティング ルールに従って、アップストリームに LOS-P の原因となるような論理信号フローのアラームがないか確認してください。
LOS-P(OCH)は受信信号の損失を示し、モニタ対象の入力パワーの値が、ポートに関連付けられた Power Failure Low スレッシュホールドを超えたときに発生します。このスレッシュホールドは、パスに沿った variable optical attenuation(VOA; 可変光減衰器)でプロビジョニングされた特定の VOA のパワー基準設定ポイントに対して相対的です。
ステップ 1 物理カードで LED の動作を確認します。グリーンの ACT/SBY LED はアクティブ カードを示し、レッドの ACT/SBY LED は障害のあるカードを示します。LED がレッドの場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行い、ステップ 9へ進みます。
ステップ 2 受信信号の損失が本当に存在することを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. 次のタブの適切な 1 つをクリックして、正しい入力パワー値を表示します。
• AD-xC カードの場合は、Provisioning > Optical Chn > Parameters タブ
• 32MUX-O カードの場合は、Provisioning > Optical Chn > Parameters タブ
• 32WSS-O カードの場合は、Provisioning > Optical Chn: Optical Connector x > Parameters タブ
c. 次のタブの適切な 1 つをクリックして、正しい Power Failure Low スレッシュホールドを表示します。
• AD-xC カードの場合は、Provisioning > Optical Chn> Optics Thresholds タブ
• 32MUX-O カードの場合は、Provisioning > Optical Chn > Optics Thresholds タブ
• 32WSS-O カードの場合は、Provisioning > Optical Chn: Optical Connector x > Optics Thresholds タブ
ヒント アラームのスレッシュホールド(警告スレッシュホールドではなく)を表示するには、Optics Thresholds タブの Alarm チェック ボックスをチェックして、Reset をクリックします。
d. 実際に割り当てられている Power 値と Alarm Threshold 値を比較して、次のいずれかの処理を実行します。
• Power 値が Fail Low スレッシュホールドより小さい場合は、ステップ 3へ進みます。
• Power 値が Fail Low スレッシュホールドにアラーム許容値(デフォルトは 1 dBm)を加えた値より大きい場合は、カードに対して 「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。
アラームがクリアされない場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行して、ステップ 9へ進みます。
ステップ 3 ポートへのファイバの導通を確認します。現場の方法に従って、ファイバの導通を確認します。
ステップ 4 MetroPlanner で、エラーの発生したカードがあるノードの「Internal Connections」ファイルを取得します。必要な場合は、MP ファイル接続リストに従ってノードのケーブル接続を修正します。DWDM ノードのケーブル接続の手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
ステップ 5 ケーブル接続に問題がない場合は、TXP、MXP、または ITU-T 回線カード トランク送信ポートも含めて、関連する光信号ソースのそれぞれが IS の admin state であることを確認します。このためには、次のいずれかの適切なタブをクリックします。
•TXP_MR_10G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
•TXP_MR_10E カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
•TXP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
•TXPP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > OC48 タブをクリックします。
•MXP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > OC48 タブをクリックします。
•MXPP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > OC48 タブをクリックします。
•MXP_2.5G_10E カードの場合は、Provisioning > Line > Trunk タブをクリックします。
•MXP_2.5G_10G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
ポートの admin state が IS でない場合は、Admin State ドロップダウン リストから IS を選択します。アラームがクリアされない場合は、ステップ 6に進みます。
ステップ 6 信号ソースが IS の admin state である場合は、光テスト セットを使用して、伝送レーザーがアクティブであることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 7 レーザーがアクティブな場合は、カードにプロビジョニングされた送信光パワー値と、
『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の付録「Hardware Specifications」に記載されている予測範囲を比較します。プロビジョニングされた送信光パワー値を表示するには、次の適切なタブをクリックします。
•TXP_MR_10G カードの場合は、Performance > Optics PM > Current Values > Trunk Port タブをクリックします。
•TXP_MR_10E カードの場合は、Performance > Optics PM > Current Values > Trunk Port タブをクリックします。
•MXP_2.5G_10E カードの場合は、Performance > Optics PM > Current Values > Trunk Port タブをクリックします。
•MXP_2.5G_10G カードの場合は、Performance > Optics PM > Current Values > Trunk Port タブをクリックします。
ステップ 8 光テスト セットを使用して、次の適切なカードの実際の送信光パワーを測定します。
テストした光送信光パワーが正しくプロビジョニングされた値および予測値に相当する場合は、ステップ 9へ進みます。テストした実際のパワー値が仕様の範囲外の場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。新しく取り付けたカードがアクティブになったら、LOS-P(OCH)アラームがクリアされたことを確認します。アラームがクリアされない場合は、ステップ 9に進みます。
ヒント 予備のカードが入手できず、送信パワーが機能している場合は、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』に記載されている起動失敗時の際に、一般的な手順に従ってパス VOA を追加することによって、LOS-P アラームを一時的にクリアすることができます。
ステップ 9 パワーが予測範囲内の場合は、現場の方法に従って、アラームが発生したポートのファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
(注) ファイバを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、可能であればトラフィック切り替えを行います。基本的な説明については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。または、詳細については、『Cisco ONS 15454 Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』の起動失敗時にパス VOA を追加するための一般的な手順に従ってください。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Loss of Signal for Optical Channel(光チャネルの信号損失)アラーム(OMS または OTS レイヤ)は、次の DWDM カードのすべての入力ポートに適用されます。AD-1B-xx.x、AD-4B-xx.x、32 DMX、32DMX-O、OPT-PRE、OPT-BST、および OSC-CSM。
AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x、32MUX-O、および 32WSS カードの場合、このアラームは集約信号が管理される COM-RX、EXP-RX、xxBAND-RX 入力ポートにのみ適用されます。(これらのポートは、OMS および OTS 層でのみ使用されます。)
LOS-P(OMS または OTS)は受信信号の損失を示し、モニタ対象の入力パワーの値が、ポートに関連付けられた Power Failure Low スレッシュホールドを超えたときに発生します。
(注) LOS-P アラームが OPT-BST または OSC-CSM カードの LINE-RX ポートで生成されたときは、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』のファイバ切断の検出手順を参照してください。
ステップ 1 物理カードで LED の動作を確認します。グリーンの ACT/SBY LED はカードがアクティブであることを示し、レッドの ACT/SBY LED はカードの障害を示します。LED がレッドの場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行い、ステップ 7へ進みます。
ステップ 2 入力信号の損失が本当に存在することを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. 次のタブの適切な 1 つをクリックして、正しい入力パワー値を確認します。
• OPT-BST カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックします。
• OPT-PRE カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックします。
• AD-xC カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックします。
• AD-xB カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックします。
• AD-xB カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックします。
• 32MUX-O カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックします。
• 32WSS カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックします。
• 32DMX-O カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックします。
• 32DMX カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックします。
• OSC-CSM カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックします。
c. 次のタブの適切な 1 つをクリックして、正しい Power Failure Low スレッシュホールドを表示します。
• OPT-BST カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
• OPT-PRE カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
• AD-xC カードの場合は、Provisioning > Optical Line> Optics Thresholds タブをクリックします。
• AD-xB カードの場合は、Provisioning > Optical Line> Optics Thresholds タブをクリックします。
• AD-xB カードの場合は、Provisioning > Optical Line> Optics Thresholds タブをクリックします。
• 32MUX-O カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
• 32WSS カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
• 32DMX-O カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
• 32DMX カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
• OSC-CSM カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
ヒント アラームのスレッシュホールド(警告スレッシュホールドではなく)を表示するには、Optics Thresholds タブの Alarm チェック ボックスをチェックして、Reset をクリックします。
d. 実際に割り当てられている Power 値と Alarm Threshold 値を比較して、次のいずれかの処理を実行します。
• Power 値が Fail Low スレッシュホールドより小さい場合は、ステップ 3へ進みます。
• Power 値が Fail Low スレッシュホールドにアラーム許容値(デフォルトは 1 dBm)を加えた値より大きい場合は、カードに対して 「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。
アラームがクリアされない場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行して、ステップ 7へ進みます。
ステップ 3 ポートへのファイバの導通を確認します。現場の方法に従って、ファイバの導通を確認します。
ステップ 4 MetroPlanner で、エラーの発生したカードがあるノードの「Internal Connections」ファイルを取得します。必要な場合は、MP ファイル接続リストに従ってノードのケーブル接続を修正します。DWDM ノードのケーブル接続の手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
ステップ 5 ケーブル接続に問題がない場合は、光テスト セットを使用して、アラームの発生したカードに接続されている出力ポートのパワー値を測定します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。報告されたパワーの差が 1 dBm より大きい場合は(標準的なファイバ ジャンパ挿入損失は 0.3 dBm)、現場の方法に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
(注) ファイバを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、可能であればトラフィック切り替えを行います。基本的な説明については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。または、詳細については、『Cisco ONS 15454 Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』に記載されている一般的なトラブルシューティング手順に従って、論理信号フローのアップストリームに LOS-P の原因となるようなアラームがないか確認します。
ステップ 7 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Loss of Signal for Optical Channel(光チャネルの信号損失)アラームは、次のカードの入力トランク ポートで光パワーが検出されないことを示します。
ステップ 1 物理カードで LED の動作を確認します。グリーンの ACT/SBY LED はカードがアクティブであることを示し、レッドの ACT/SBY LED はカードの障害を示します。LED がレッドの場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行い、ステップ 7へ進みます。
ステップ 2 受信光パワーの損失が本当に存在することを確認します。
a. アラームの発生したカードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
b. Performance > Optics PM> Current Values > Trunk Port タブをクリックします。
c. 実際の受信パワー レベルを、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』に記載されている予測パワー範囲と比較します。次のいずれかの処理を実行します。
• パワーが -40 dBm 未満の場合は、ステップ 6へ進みます。
• パワーが -40 dBm より大きく、予測範囲内である場合は、カードに対して 「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行し、ステップ 9へ進みます。
ステップ 4 ポートへのファイバの導通を確認します。現場の方法に従って、ファイバの導通を確認します。
ステップ 5 MetroPlanner で、アラームの発生したカードがあるノードの「Internal Connections」ファイルを取得します。必要な場合は、MP ファイル接続リストに従ってノードのケーブル接続を修正します。DWDM ノードのケーブル接続の手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
ステップ 6 ケーブル接続に問題がない場合は、テスト セットを使用して、AD-xC、32DMX-O、または 32DMX 上の DWDM CH_DROP-TX ポートのパワー値を確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 7 報告されたパワーの差が 1 dBm より大きい場合は(標準的なファイバ ジャンパ挿入損失は 0.3 dBm)、現場の方法に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
(注) ファイバを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、可能であればトラフィック切り替えを行います。基本的な説明については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。または、詳細については、『Cisco ONS 15454 Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、「Network Level(inter-nodes)Troubleshooting」の章に記載されている一般的なトラブルシューティング ルールに従って、アップストリームに LOS-P の原因となるような論理信号フローのアラームがないか確認してください。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、OCN、PPM、TRUNK
Equipment Low Transmit Power(機器低送信パワー)アラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、MXP_2.5G_10G、および OC192-XFP カードが送信する光信号パワーに関して発行されます。LO-TXPOWER は、送信信号の光パワーの計測値がスレッシュホールドを下回ったときに発行されます。スレッシュホールドは、ユーザがプロビジョニングできます。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、MXP_2.5G_10G、または OC192-XFP のカード ビューを表示します。
ステップ 2 Provisioning > Optics Thresholds >Current Values タブをクリックします。
ステップ 3 TX Power Low カラムの値を 0.5 dBm 増やします。
ステップ 4 カードの送信パワーの設定を変更すると信号に影響する場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 5 ポートに不良が見られないのにアラームがクリアできない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Loopback Cross-Connect(ループバック クロスコネクト)状態は、光カードと OC-192 カードの間にアクティブなソフトウェア クロスコネクト ループバックがあることを示します。クロスコネクト ループバック テストは、回線速度より低い値で起こり、トラフィックに影響を与えません。
ループバックについての詳細については、「ループバックによる光回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) クロスコネクト ループバックは回線速度より低い値で起こります。トラフィックに影響はありません。
ステップ 1 クロスコネクト状態を解消するには、CTC で光カードをダブルクリックしてカード ビューを開きます。
ステップ 2 「OC-N カード クロスコネクト(XC)ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
DS-1 Loopback Command Sent To Far End(DS-1 ループバック コマンド遠端送信)状態は、DS-1 FEAC ループバックを DS3XM-6、DS3XM-12、または DS3/EC1-48 カードに送信したときに、近端ノードで発生します。FEAC ループバックについては、「FEAC ループバックによる DS3XM-6 または DS3XM-12 カードの電気回路パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) LPBKDS1FEAC-CMD は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Loopback Due to FEAC Command DS-3(FEAC コマンドによるループバック、DS-3)状態は、FEAC コマンドを実行した結果、遠端ノードから DS3XM-6、DS3XM-12、DS3-12E、または DS3/EC1-48 ポート ループバック信号が C-bit フレーミング モードで受信されたときに発生します。FEAC コマンドは、頻繁にループバックに使用されます。LPBKDS3FEAC は、これらの DS カードでのみ報告されます。DS3XM-6、DS3XM-12、および DS3/EC1-48 カードは、FEAC アラームまたは状態を生成して報告しますが、DS3-12E カードは FEAC アラームまたは状態を報告するだけです。
(注) LPBKDS3FEAC は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
ステップ 1 ノード ビューで、DS-3 カードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
ステップ 2 Maintenance > DS3 タブをクリックします。
ステップ 3 Send Code カラムでポートのセルをクリックして、ドロップダウン リストの No Code をクリックします。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
DS-3 Loopback Command Sent To Far End(DS-3 ループバック コマンド遠端送信)状態は、DS-3 FEAC ループバックを DS3XM-6、DS3XM-12、または DS3/EC1-48 カードに送信したときに、近端ノードで発生します。FEAC ループバックについては、「FEAC ループバックによる DS3XM-6 または DS3XM-12 カードの電気回路パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) LPBKDS3FEAC-CMD は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
CE-100T-8 ポートの Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、カードのポートのソフトウェア ファシリティ(回線)ループバックがアクティブな場合に発生します。
(注) ループバックによるイーサネット回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによるイーサネット回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 「エア フィルタとファンの手順」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
DS-1 または DS-3 ポートの Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、状態を報告していて、All DS1 モードで動作している DS3XM-6 カード、DS3XM-12 カード、DS1/E1-56 カード、または DS3/EC1-48 カードのソフトウェア ファシリティ(回線)ループバックがアクティブなときに発生します。
ループバックによる電気回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる電気回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) CTC は、イン サービス(IS)回線でのループバックの実行を許可します。ループバックの実行は Service-Affecting(SA) です。ロックアウトまたは強制切り替えを使用してトラフィックを保護しなかった場合、LPBKFACILITY 状態とともに、LOS などのより重大度の高いアラームが発生することがあります。
(注) ONS 15454DS-3 ターミナル(内部)ループバックでは、ループバックから離れる方向には AIS を送信しません。AIS の代わりに、ループバックに一連の信号が送信されます。必要な場合には、DS3/EC1-48 カードは、ターミナル ループバックで AIS を送信するようにプロビジョニングできます。
ステップ 1 「DS3XM-6、DS3XM-12、または DS3E-12 カード ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
E1 ポートの Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、All E1 モードで動作している DS1/E1-56 カード ポートのソフトウェア ファシリティ(回線)ループバックがアクティブなときに発生します。
ループバックによる電気回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる電気回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) CTC は、イン サービス(IS)回線でのループバックの実行を許可します。ループバックの実行は Service-Affecting(SA) です。ロックアウトまたは強制切り替えを使用してトラフィックを保護しなかった場合、LPBKFACILITY 状態とともに、LOS などのより重大度の高いアラームが発生することがあります。
(注) E1 ファシリティ(回線)ループバックでは、ループバックから離れる方向に AIS を送信しますが、これはプロビジョニングが可能です。
ステップ 1 「その他の電気回路カード、CE-100T-8、またはイーサネット カード ループバックのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
EC-1 ポートの Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、状態を報告している EC1/EC1-12 または DS3/EC1-48 カードのポートのソフトウェア ファシリティ(回線)ループバックがアクティブな場合に発生します。
ループバックによる電気回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる電気回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「その他の電気回路カード、CE-100T-8、またはイーサネット カード ループバックのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
LPBKFACILITY(ESCON)状態は、カードのファシリティ ループバックがアクティブなときに、FICON1G または FICON 2G 回線速度でプロビジョニングされた TXP_MR_2.5G または TXPP_MR_2.5G カード PPM で発生します。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる MXP、TXP、または FC_MR-4 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「MXP、TXP、または FC_MR-4 カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合、またはネットワーク トラブルシューティング テストの実施に関して支援が必要な場合は、製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA) 問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
FC ペイロードの Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、回線速度が FC1G または FC2G、FICON1G または FICON 2G にプロビジョニングされた MXPP_MR_2.5G、MXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、または TXP_MR_2.5G カード クライアント PPM のソフトウェア ファシリティ(回線)ループバックがアクティブなときに、ファイバ チャネル(FC)回線で発生します。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる MXP、TXP、または FC_MR-4 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「MXP、TXP、または FC_MR-4 カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Loopback Facility for FC_MR(FC_MR のループバック ファシリティ)状態は、FC_MR-4 カードでファシリティ ループバックがプロビジョニングされたときに発生します。
ループバックによるのこれらの回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる MXP、TXP、または FC_MR-4 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「MXP、TXP、または FC_MR-4 カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
G1000 オブジェクトの Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、状態を報告している G シリーズ イーサネット カードのポートのソフトウェア ファシリティ(回線)ループバックがアクティブな場合に発生します。
ループバックによるイーサネット回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによるイーサネット回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 「その他の電気回路カード、CE-100T-8、またはイーサネット カード ループバックのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
ギガビット イーサネット(GE)ポートの Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、ONE_GE ポート レートでプロビジョニングされた MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、
TXP_MR_2.5G、または TXPP_MR_2.5G カードのクライアント PPM でソフトウェア ファシリティ(回線)ループバックがアクティブなときに発生します。TXP_MR_10E および TXP_MR_10G カードの場合、TEN_GE ポート レートでプロビジョニングされたクライアント PPM にファシリティ ループバックがあるときにこの状態が発生します。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる MXP、TXP、または FC_MR-4 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「MXP、TXP、または FC_MR-4 カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
ISC ポートの Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、ISC ポート レートでプロビジョニングされた TXPP_MR_2.5G または TXP_MR_2.5G クライアント PPM でソフトウェア ファシリティ(回線)ループバックがアクティブなときに発生します。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる MXP、TXP、または FC_MR-4 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「MXP、TXP、または FC_MR-4 カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
OC-N の Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、状態を報告している OC-N カードのポートのソフトウェア ファシリティ(回線)ループバックがアクティブな場合に発生します。
ループバックによる光回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる光回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) OC-3 ファシリティ ループバックでは、ループバックから離れる方向には AIS を送信しません。AIS の代わりに、ループバックに一連の信号が送信されます。
ステップ 1 「OC-N カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service Affecting(NSA)
Loopback Facility(ループバック ファリシティ)状態が MXP および TXP カードのトランク ポートで発生した場合は、そのポートにアクティブなファシリティ(回線)ループバックがあります。この状態が起きる場合、admin state は OOS,MT であり、service state は OOS-MA, LPBK & MT です。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる MXP、TXP、または FC_MR-4 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「MXP、TXP、または FC_MR-4 カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
CE-100T-8 ポートの Loopback Facility(ループバック ターミナル)状態は、カードのポートのソフトウェア ターミナル ループバックがアクティブな場合に発生します。
(注) ループバックによるイーサネット回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによるイーサネット回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 「エア フィルタとファンの手順」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
DS-1 または DS-3 の Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、状態を報告している DS3XM-6、DS3XM-12、または DS3/EC1-48 カードの DS1または DS3 ポートのソフトウェア ターミナル(内部)ループバックがアクティブなときに発生します。DS-1 および DS-3 ターミナル ループバックは一般に AIS 信号を返しませんが、DS3/EC1-48 カードについてはプロビジョニングすることができます。
ループバックによる電気回線のトラブルシューティングについての詳細は、「FEAC ループバックによる DS3XM-6 または DS3XM-12 カードの電気回路パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「DS3XM-6、DS3XM-12、または DS3E-12 カード ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
DS1/E1-56 カードの E-1 信号の Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、カードが All E1 モードで動作していて、ポートのソフトウェア ターミナル(内部)ループバックがアクティブなときに発生します。
ループバックによる電気回線のトラブルシューティングについての詳細は、「FEAC ループバックによる DS3XM-6 または DS3XM-12 カードの電気回路パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「その他の電気回路カード、CE-100T-8、またはイーサネット カード ループバックのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
EC-1 信号の Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、状態を報告している EC1/EC1-12 または DS3/EC1-48 カードのポートのソフトウェア ターミナル(内部)ループバックがアクティブな場合に発生します。
ループバックによる電気回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる電気回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「その他の電気回路カード、CE-100T-8、またはイーサネット カード ループバックのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
LPBKTERMINAL(ESCON)状態は、カードのターミナル ループバックがアクティブなときに、FICON1G または FICON 2G 回線速度でプロビジョニングされた TXP_MR_2.5G または TXPP_MR_2.5G カード PPM で発生します。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる MXP、TXP、または FC_MR-4 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「MXP、TXP、または FC_MR-4 カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合、またはネットワーク トラブルシューティング テストの実施に関して支援が必要な場合は、製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
FC ペイロードの Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、回線速度が FC1G、FC2G、FICON1G、または FICON2G にプロビジョニングされた MXPP_MR_2.5G、MXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、または TXP_MR_2.5G カード クライアント PPM のソフトウェア ターミナル(内部)ループバックがアクティブなときに発生します。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる MXP、TXP、または FC_MR-4 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「MXP、TXP、または FC_MR-4 カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Loopback Terminal for FCMR(FCMR のループバック ターミナル)状態は、FC_MR-4 カードでターミナル ループバックがプロビジョニングされたときに発生します。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる MXP、TXP、または FC_MR-4 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「MXP、TXP、または FC_MR-4 カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
G1000 の Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、状態を報告している G シリーズ イーサネット カードのポートのソフトウェア ターミナル(内部)ループバックがアクティブな場合に発生します。
ポートがターミナル(内部)ループバック状態の場合、発信信号は同じポートの受信方向にリダイレクトされ、外部からの受信信号は無視されます。G シリーズ カードでは、発信信号は送信されません。信号は、すべて受信方向にリダイレクトされます。
イーサネット回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによるイーサネット回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 「その他の電気回路カード、CE-100T-8、またはイーサネット カード ループバックのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
ギガビット イーサネット(GE)ポートの Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、ONE_GE ポート レートでプロビジョニングされた MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、
TXP_MR_2.5G、または TXPP_MR_2.5G カードのクライアント PPM でソフトウェア ターミナル(内部)ループバックがアクティブなときに発生します。TXP_MR_10E および TXP_MR_10G カードの場合、TEN_GE ポート レートでプロビジョニングされたクライアント PPM にファシリティ ループバックがあるときにこの状態が発生します。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる MXP、TXP、または FC_MR-4 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「MXP、TXP、または FC_MR-4 カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
ISC ポートの Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、ISC ポート レートでプロビジョニングされた TXPP_MR_2.5G または TXP_MR_2.5G クライアント PPM でソフトウェア ターミナル(内部)ループバックがアクティブなときに発生します。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる MXP、TXP、または FC_MR-4 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「MXP、TXP、または FC_MR-4 カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
OC-N の Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、状態を報告しているカードのポートのソフトウェア ターミナル(内部)ループバックがアクティブな場合に発生します。
(注) 一般に、 ターミナル ループバックは AIS を返しません。
(注) イン サービスの回線でのループバックの実行は、Service-Affecting(SA)です。ロックアウトまたは強制切り替えを使用してトラフィックを保護しなかった場合、LPBKTERMINAL 状態とともに、LOS などの重大度のより高いアラームが発生することがあります。
回線のトラブルシューティングについての詳細は、「一般的なトラブルシューティング」 のループバック手順を参照してください。
ステップ 1 「OC-N カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service Affecting(NSA)
Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態が MXP または TXP トランク カードで発生した場合は、そのポートにアクティブなターミナル(内部)ループバックがあることを示します。
ループバックによる光回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる光回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「MXP、TXP、または FC_MR-4 カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Low Voltage Battery(低高電圧バッテリ)アラームは、-48 VDC の環境でバッテリ給電線の入力電圧が低電力スレッシュホールドを超えたときに発生します。このスレッシュホールドのデフォルト値は -44 VDC であり、ユーザによるプロビジョニングが可能です。電圧がスレッシュホールドを継続して 120 秒以上上回ると、アラームがクリアされます(このスレッシュホールドの変更方法については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Turn Up Node」の章を参照してください)。
ステップ 1 障害は ONS 15454 の外部にあります。バッテリ給電線を供給している電源のトラブルシューティングを行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Manual Switch Request(手動切り替え要求)状態は、ユーザが OC-N ポートで手動切り替え要求を行ったときに発生します。手動切り替えをクリアすると、MAN-REQ 状態がクリアされます。手動切り替えを行う場合、この切り替えをクリアする必要はありません。
ステップ 1 「1+1 手動切り替えコマンドの開始」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
User-Initiated Manual Reset(ユーザ開始手動リセット)状態は、ユーザが CTC でカードを右クリックし、Reset を選択したときに発生します。ソフトウェアのアップグレード中にリセットを行ったときにも、この状態が発生します。MANRESET 状態は、カードのリセットが終了すると、自動的にクリアされます。
(注) MANRESET は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Manual Switch To Internal Clock(内部クロックへの手動切り替え)状態は、NE タイミング ソースを手動で内部タイミング ソースへ切り替えたときに発生します。
(注) MANSWTOINT は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Manual Switch To Primary Reference(1 次基準への手動切り替え)状態は、NE タイミング ソースを手動でプライマリ タイミング ソースへ切り替えたときに発生します。
(注) MANSWTOPRI は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Manual Switch To Second Reference(2 次基準への手動切り替え)状態は、NE タイミング ソースを手動でセカンダリ タイミング ソースへ切り替えたときに発生します。
(注) MANSWTOSEC は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Manual Switch To Third Reference(3 次基準への手動切り替え)状態は、NE タイミング ソースを手動でサード タイミング ソースへ切り替えたときに発生します。
(注) MANSWTOTHIRD は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
The Manual Switch Request on Ring(リングでの手動切り替え要求)状態は、ユーザが、 BLSR リングに対し、MANUAL RING コマンドを実行して現用から保護へ、あるいは保護から現用への切り替えを行ったときに発生します。この状態は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および
History タブで確認でき、WKSWPR と同時に発生します。MANUAL RING コマンドが発行されたポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上で「M」と表示されます。
ステップ 1 「BLSR 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、ESCON、FC、GE、ISC、OCN、TRUNK
Manual Switch Request on Ring(リングでの手動切り替え要求)状態は、BLSR でユーザが Manual Span コマンドを実行して BLSR トラフィックを現用スパンから保護スパンに移動したときに発生します。この状態は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブに表示されます。MANUAL SPAN コマンドが適用されたポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上で「M」と表示されます。
ステップ 1 「BLSR 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
AIP に対して Mismatch of Equipment Attributes(MEA)(機器アトリビュートのミスマッチ [MEA])アラームが報告された場合、AIP ボードのヒューズが切れたか、脱落しています。MEA アラームは、2-A ヒューズが付いた古い AIP ボードが新しい ANSI 10 Gbps 互換シェルフ アセンブリ(15454-SA-ANSI または 15454-SA-HD)に取り付けられたときにも発生します。
ステップ 1 「アラーム インターフェイス パネルの交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
backplane interface connecter(BIC; バックプレーン インターフェイス コネクタ)の Missing Equipment Attributes(機器のアトリビュート不在)アラームは、使用しているユニバーサル バックプレーン インターフェイス コネクタ(UBIC)付き高密度 DS-3 カードと、古いシェルフのバックプレーンとの互換性問題を示します。バージョン 15454-HA-SD 以降のバックプレーンは、高密度 EC-1、DS-1、および DS-3 の電気接続に必要な水平コネクタ(UBIC-H)および垂直コネクタ(UBIC-V)付きの UBIC と互換性があります。MEA アラームは、古く互換性のないバックプレーンが取り付けられているスロット 4、5、6、12、13、または 14 に高密度カードを取り付けようとした場合に生成されます。この場合、カードは使用できません。古い BIC を新しいバックプレーンで使用しようとした場合にも生成されます。
ステップ 1 Provisioning > Inventory タブをクリックして、バックプレーンのモデルを判別します。バックプレーンが 15454-HA-SD でない場合は、バックプレーンを交換するか、高密度 DS-3 カードを使用しないでください。表2-14 に、さまざまなバックプレーンと互換性のある BIC を示します。
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MANUF_EQPT_ID_BIC_A_BNC_24_HD_BP |
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MANUF_EQPT_ID_BIC_A_UNIV_HORIZ MANUF_EQPT_ID_BIC_B_UNIV_HORIZ |
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ステップ 2 MEA アラームにもかかわらず、BIC タイプとバックプレーンに互換性があると思われる場合や、非互換性問題を解決したあともアラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
機器の MEA アラームは、カード スロットに装着されている実際のカードが、CTC でそのスロットにプロビジョニングされているカード タイプと異なる場合に発生します。このアラームは、Release 3.1 以降で導入された特定のカードが、それ以前の古いシェルフ アセンブリに挿入されたときや、古いイーサネット カード(E1000-2 および E100T-12)が新しい 10 Gbps 互換シェルフ アセンブリで使用されたときにも発生します。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
(注) OC3-8 カードがスロット 5~6 およびスロット 12~13 に取り付けられた場合、CTC には表示されず、MEA が生成されます。
ステップ 1 MEA アラームを報告しているスロットに装着されているカードのタイプを物理的に確認します。ノード ビューで、 Inventory タブをクリックして、実際に装着されているカードと比較します。
ステップ 2 ONS 15454 シェルフ アセンブリが、新しい 10 Gbps 互換のシェルフ アセンブリ(15454-SA-ANSI または 15454-SA-HD)か、またはそれ以前のシェルフ アセンブリかを確認します。HW Part # カラムで、部品番号が 800-19857-XX または 800-19856-XX であれば、それは 15454-SA-ANSI シェルフです。部品番号が 800-24848-XX の場合は、15454-SA-HD シェルフです。番号が上記のいずれでもない場合は、それ以前のシェルフ アセンブリです。
(注) 15454-SA-HD(P/N:800-24848)、15454-SA-NEBS3E、15454-SA-NEBS3、および 15454-SA-R1(P/N:800-07149)シェルフでは、AIP のカバーは透明プラスチックです。15454-SA-ANSI シェルフ(P/N:800-19857)では、AIP のカバーは金属です。
ステップ 3 Alarms ウィンドウの MEA 行のオブジェクト カラムで報告されているスロットにあるカードのタイプを、カードの前面プレート上部の名前で確認します。
•新しい 10 Gbps 互換シェルフ アセンブリ(15454-SA-ANSI または 15454-SA-HD)を使用していて、アラームを報告しているカードが E1000-2 または E100T-12 でない場合は、ステップ 4 へ進みます。
•新しい 10 Gbps 互換シェルフ アセンブリ(15454-SA-ANSI または 15454-SA-HD)を使用していて、アラームを報告しているカードが E1000-2 または E100T-12 の場合は、イーサネット カードのバージョンに互換性がないので、取り外す必要があります。ステップ 4 へ進みます。
(注) E1000-2-G および E100T-G カードは、新しい ANSI 10 Gbps 互換シェルフ アセンブリと互換性があり、古い非互換の E1000-2 および E100T-12 カードと同等の機能を備えています。E1000-2-G および E100T-G カードは、10 Gbps 互換シェルフ アセンブリで E1000-2 および E100T-12 カードの代替として使用できます。
•古いシェルフ アセンブリを使用していて、アラームを報告しているカードが Release 3.1 以降で導入されたカード(OC-192、E1000-2-G、E100T-G、または OC-48 の任意のスロット [AS])でない場合は、ステップ 4 へ進みます。
•古いシェルフ アセンブリを使用していて、アラームを報告しているカードが Release 3.1 以降で導入されたカード(OC-192、E1000-2-G、E100T-G、または OC-48 の任意のスロット [AS])の場合、アラームを報告しているカードはシェルフ アセンブリと互換性がないので、取り外す必要があります。ステップ 4 へ進みます。
ステップ 4 CTC に表示されたカード タイプを使用する場合は、アラームを報告しているカードに対して 「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 5 スロットに物理的に装着されているカードをそのまま使用したいが、そのカードが稼働中ではなく、どの回線もマッピングされていず、保護グループに属していない場合は、CTC でカーソルをプロビジョニングされているカードに置き、右クリックして Delete Card を選択します。
スロットに物理的に装着されているカードが再起動され、CTC でそのスロットのカード タイプが自動的にプロビジョニングされます。
(注) カードが稼働中で、回線がマッピングされており、現用の保護スキームでペアになっていて、DCC 通信が有効な場合、またはタイミング基準として使用されている場合は、CTC でそのカードを削除することはできません。
ステップ 6 カード上の任意のポートが稼働中である場合、そのポートを停止(OOS,MT)します。
a. アラームを報告しているカードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
c. イン サービスのポートの admin state をクリックします。
ステップ 7 カードにマッピングされている回線がある場合は、「回線の削除」の作業を行います。
ステップ 8 保護スキームでカードがペアになっている場合、保護グループを削除します。
a. Provisioning> Protection タブをクリックします。
b. アラームを報告しているカードの保護グループを選択します。
ステップ 9 アラームを報告しているカードを右クリックします。
スロットに物理的に装着されているカードが再起動され、CTC でそのスロットのカード タイプが自動的にプロビジョニングされます。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
MEA アラームは、5-A ヒューズの付いた新しいファン トレイ アセンブリ(15454-FTA3)が古いシェルフ アセンブリで使用されたとき、または 2-A ヒューズの付いた古いファン トレイ アセンブリが、Release 3.1 以降で導入されたカードを含む新しい 10 Gbps 互換シェルフ アセンブリ(15454-SA-ANSI または 15454-SA-HD)で使用されたときに、ファン トレイ アセンブリに対して報告されます。10 Gbps 互換シェルフ アセンブリが Release 3.1 より前に導入されたカードだけを含む場合は、古いファン トレイ アセンブリ(15454-FTA-2)を使用でき、MEA アラームは報告されません。
ステップ 1 シェルフ アセンブリが、新しい 10 Gbps 互換のシェルフ アセンブリ(15454-SA-ANSI または
15454-SA-HD)か、またはそれ以前のシェルフ アセンブリかを確認します。ノード ビューで Inventory タブをクリックします。
HW Part # カラムで、部品番号が 800-19857-XX または 800-19856-XX であれば、それは 15454-SA-ANSI シェルフです。部品番号が 800-24848-XX の場合は、15454-SA-HD シェルフです。
HW Part # カラムに表示されている番号が上記のいずれでもない場合は、それ以前のシェルフ アセンブリです。
ステップ 2 使用しているシェルフ アセンブリが 10 Gbps 互換シェルフ アセンブリ(15454-SA-ANSI または 15454-SA-HD)であれば、アラームは、そのシェルフ アセンブリに取り付けられているファン トレイ アセンブリが旧式で、互換性がないことを意味します。5-A ヒューズ付きの新しいファン トレイ アセンブリ(15454-FTA3)を入手し、「ファン トレイ アセンブリの交換」の作業を実行してください。
ステップ 3 古いタイプのシェルフ アセンブリを使用している場合は、アラームは、その古いバージョンのシェルフ アセンブリとは互換性のない新しいタイプのファン トレイ アセンブリ(15454-FTA3)が使用されていることを意味します。古いバージョンのファン トレイ アセンブリ(15454-FTA2)を入手し、「ファン トレイ アセンブリの交換」の作業を実行してください。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
PPM の Missing Equipment Attributes(機器のアトリビュート不在)アラームは、TXP、MXP、MRC-12、および OC192-XFP/STM-64-XP カードで、PPM が正しくプロビジョニングされていないかサポートされていない場合に発生します。明らかに最初の調節可能な波長でない波長で PPM をプロビジョニングした場合にも発生します。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 PPM をプロビジョニングするには、まず CTC で作成する必要があります。次の手順で行います。
a. アラームを報告しているカードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
b. Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします(Pluggable Port Modules に PPM がすでにリストされている場合は、ステップ 2に進みます)。
c. Pluggable Port Modules エリアで、Create をクリックします。
d. Create PPM ダイアログボックスで、カードの PPM 番号をドロップダウン リストから選択します(PPM 1 など)。
e. 2 番めのドロップダウン リストから PPM の種類を選択します(1 ポート)。
(注) MXP または TXP PPM のプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponders and Muxponder Cards」の章を参照してください。MRC-12 および OC192/STM64-XFP の PPM のプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 Procedure Guide』の「Change Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 2 PPM を作成したあとか、または Pluggable Port Modules に PPM が表示されているが Selected PPM の中に PPM がない場合はポート レートを選択します。
a. Selected PPM で、Create をクリックします。
b. Create Port ダイアログボックスで、ドロップダウン リストからポート(1-1 など)を選択します。
c. ドロップダウン リストから正しいポートのタイプを選択します(PPM ポート タイプの選択の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください)。
ステップ 3 Pluggable Port Modules エリアと Selected PPM にポートがリストされている場合、MEA はポート レートの選択が正しくないことを示しています。Selected PPM エリアでポートを選択して、Delete をクリックします。
ステップ 4 ステップ 2 を実行して、ポート レートを正しくプロビジョニングします。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Non-Service-Affecting(NSA)
Memory Gone(メモリの枯渇)アラームは、ソフトウェアの動作により生成されるデータが
TCC2/TCC2P カードのメモリ容量を超えたときに発生します。このアラームをクリアしないと CTC は正常に動作しません。このアラームは、メモリを追加するとクリアされます。
(注) このアラームに対して、ユーザは特に対処する必要はありません。アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Free Memory of Card Almost Gone(カードの空きメモリ不足)アラームは、ソフトウェアの動作により生成されるデータが TCC2/TCC2P カードのメモリ容量を超えそうになったときに発行します。このアラームは、メモリを追加するとクリアされます。メモリを追加せず、データがカードのメモリ容量を超えると、CTC は機能を停止します。
(注) このアラームに対して、ユーザは特に対処する必要はありません。アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
論理オブジェクト:AICI-AEP、AICI-AIE、AIP、BPLANE、FAN、PPM
Manufacturing Data Memory Failure(製造データ メモリの障害)アラームは、カードまたはコンポーネント上の EEPROM に障害があるか、TCC2/TCC2P カードがこのメモリを読み取れないときに発生します。EEPROM には、システムの TCC2/TCC2P カードがシステムの互換性とシェルフ インベントリ ステータスを判別するために使用する製造データが格納されています。この情報を使用できないと、重大度の低い問題が発生することがあります。AIP EEPROM には、システム MAC アドレスも格納されています。MFGMEM アラームがこれらのパネルの EEPROM 障害を示している場合は、IP 接続が中断され、CTC ネットワーク ビューのシステム アイコンがグレーで表示されます。
ヒント AIP 上の MFGMEM アラームが原因で ONS 15454 との LAN 接続が失われたときには、パネルからイーサネット ケーブルを外して、アクティブな TCC2/TCC2P カードの LAN ポートに接続することによって、ノード管理を再確立できます。
ステップ 1 「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を行います。
リセットしたカードが完全に再起動して、スタンバイカードになるまで、10 分間待ちます。
ステップ 2 リセットしたカードが正常に再起動しない場合や、アラームがクリアされない場合は、製品を購入された代理店へお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 3 TCC2/TCC2P カードを交換しても MFGMEM アラームがクリアされない場合、問題は EEPROM にあります。
ステップ 4 MFGMEM がファン トレイ アセンブリから報告されている場合は、ファン トレイ アセンブリを入手して、「ファン トレイ アセンブリの交換」の作業を行います。
ステップ 5 MFGMEM が AIP あるいはバックプレーンから報告されている場合、またはファン トレイ アセンブリを交換してもアラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト
( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
No Startup Configuration(スタートアップ コンフィギュレーションなし)アラームは、ML シリーズ イーサネット カードに適用され、カード スロットの事前プロビジョニングの有無にかかわらず、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルが TCC2/TCC2P カードにダウンロードされていないときに発生します。このアラームは、プロビジョニング中に発生することがあります。スタートアップ コンフィギュレーション ファイルをアクティブ TCC2/TCC2P カードにコピーすると、アラームはクリアされます。
(注) ML シリーズ イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 Cisco IOS のカードにスタートアップ コンフィギュレーションを作成します。
『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』のカード プロビジョニングの説明に従います。
ステップ 2 TCC2/TCC2P カードに設定ファイルをアップロードします。
a. ノード ビューで ML シリーズ カードのグラフィックを右クリックします。
b. ショートカット メニューで IOS Startup Config を選択します。
c. Local > TCC をクリックして、ファイルの場所にナビゲートします。
ステップ 3 「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を行います。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
NOT-AUTHENTICATED アラームは、CTC がノードにログインできないときに CTC によって(NE ではなく)生成されます。このアラームは、ログインの失敗が発生した CTC でのみ表示されます。このアラームは、INTRUSION-PSWD とは異なります。INTRUSION-PSWD は、ユーザがログイン失敗のスレッシュホールドを超えたときに発生します。
(注) NOT-AUTHENTICATED は情報アラームであり、CTC がノードに正常にログインするとクリアされます。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Optical Channel(OCH)Incomplete Cross-Connection(光チャネル [OCH] 不完全クロスコネクション)状態は、双方向回線の OCH クロスコネクションが削除されたときに生成されます。たとえば、ノード A、B、および C を含むリニア DWDM 構造(ノード A から発信し、ノード B を経由してノード C で終端)に OCH 回線を作成する場合、ノード B または C のクロスコネクトを誤って削除すると(TL1 コマンド DLT-WLEN などによって)、送信元ノード(A)で、この状態が生成されます。クロスコネクトを再生成すると、この状態はクリアされます。このアラームは、次のガイドラインにも従います。
• ノード A、B、および C を含む双方向回線(上記と同様):B または C でクロスコネクションを削除すると、ノード A クロスコネクションで OCHNC-INC が生成されます。
• ノード A、B、および C を含む双方向回線:A でクロスコネクションを削除すると、ノード C クロスコネクションで OCHNC-INC が生成されます。
• ノード A、B、および C を含む単方向回線:B または C でクロスコネクションを削除すると、ノード A クロスコネクションで OCHNC-INC が生成されます。
• ノード A、B、および C を含む単方向回線:A でクロスコネクションを削除しても、OCHNC-INC は生成されません。
(注) クロスコネクトの 1 つを削除した場合、他のコンポーネントのノードで追加、ドロップ、またはエクスプレスのために波長がすでに使用されているので、これと同じ回線を CTC で作成することはできません。
OCHNC-INC は、上記にリストされているガイドラインに従って、1 つのノードのデータベースを復元した場合、他のノードのデータベースと一貫性がない場合にも生成されます。(すなわち、最新の回線クロスコネクション情報を含んでいない一貫性のないデータベースは、クロスコネクトを削除した場合と同じ問題を引き起こします。)
ステップ 1 不足しているクロスコネクト自体を再作成するには、そのクロスコネクトが削除されたノードとの Telnet 接続を確立して、そのノードで ADD、DROP、または EXP を指定した ENT-WLEN コマンドを使用します。
TL1 セッション接続の確立については、『 Cisco ONS SONET TL1 Reference Guide 』を参照してください。WLEN やその他の TL1 コマンドの詳細と構文については、『 Cisco SONET TL1 Command Guide 』を参照してください。
ステップ 2 クロスコネクトの削除ではなく、一貫性のないデータベースがノードに復元されたことがアラームの原因である場合は、そのノードに正しいバックアップ バージョンを復元することによって、問題を修正してください。復元の手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
(注) ノードにデータベースを復元すると、カードがこのバージョンをアクティブなフラッシュ メモリに同期するにつれて、両方(ACT と SBY)の TCC2/TCC2P カードで使用されているデータベースが置き換えられます。アクティブ(ACT)な TCC2/TCC2P カードがリセットされた場合、スタンバイ(SBY)の TCC2/TCC2P カードはアクティブなフラッシュ メモリから同じバージョンのデータベースを使用するようになります。電源投入時には、両方の TCC2/TCC2P カードが起動し、次の 2 つの条件に基づいて、使用するデータベースを選びます。(1)ノードのソフトウェアと互換性のある最新バージョン、(2)互換性のあるデータベースの中で最も最近ロードされたバージョン(シーケンス番号が最も高いもの)。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
ODUK-1-AIS-PM は、MXP カード トランク信号で LOS(2R)が発生した場合に生成される 2 次的な状態です。ODUK-1-AIS-PM は TRUNK オブジェクトに対して 発生していますが、実際にはそのトランク内に含まれるクライアント信号について示しています。
単一の ODUK-x-AIS-PM は、1 つの遠端クライアント信号が失われたときに発生します。複数の ODK-x-AIS-PM(ODUK-1-AIS-PM、ODUK-2-AIS-PM、ODUK-3-AIS-PM、ODUK-4-AIS-PM)は、複数の遠端クライアントが失われた場合に発生します。トランク全体の信号が消失した場合は、LOS(TRUNK)が発生し、LOS(2R)アラームは降格されます。
ステップ 1 遠端クライアントで LOS(2R)アラームを探してクリアします。これにより、トランクの ODUK-1-AIS-PM 状態がクリアされます。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
ODUK-2-AIS-PM は、MXP カード トランク信号で LOS(2R)が発生した場合に生成される 2 次的な状態です。ODUK-2-AIS-PM は TRUNK オブジェクトに対して 発生していますが、実際にはそのトランク内に含まれるクライアント信号について示しています。
ステップ 1 「ODUK-1-AIS-PM 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
ODUK-3-AIS-PM は、MXP カード トランク信号で LOS(2R)が発生した場合に生成される 2 次的な状態です。ODUK-3-AIS-PM は TRUNK オブジェクトに対して 発生していますが、実際にはそのトランク内に含まれるクライアント信号について示しています。
ステップ 1 「ODUK-1-AIS-PM 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
ODUK-4-AIS-PM は、MXP カード トランク信号で LOS(2R)が発生した場合に生成される 2 次的な状態です。ODUK-4-AIS-PM は TRUNK オブジェクトに対して 発生していますが、実際にはそのトランク内に含まれるクライアント信号について示しています。
ステップ 1 「ODUK-1-AIS-PM 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
Optical Data Unit(ODUK)AIS Path Monitoring(PM)(光データ ユニット [ODUK] AIS パス モニタリング [PM])状態は、カードに対して ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。
ODUK-AIS-PM は、LOS(OCN)など、より重大な状態がダウンストリームで発生していることを示す 2 次的な状態です。ODUK-AIS-PM 状態は、光データ ユニット ラッパーのオーバーヘッドのパス モニタリング エリアに表示されます。ODUK-AIS-PM は、アップストリームの「ODUK-OCI-PM」が原因で発生します。
ITU-T G.709 モニタリングでは、デジタル データ ラッパーを参照します。これはネットワーキング標準(SONET など)とプロトコル(イーサネット、IP など)にとって透過的に行われます。ITU-T G.709 モニタリングを有効にする TXP カードまたは MXP カードのプロビジョニングについては、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Monitor Performance」の章を参照してください。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アップストリーム ノードおよび装置にアラーム(特にLOS(OCN))が存在するか、または OOS ポートがあるどうかを判別します。
ステップ 2 この章の適切な手順を使用して、アップストリームのアラームをクリアします。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
ODUK Backward Defect Indicator(BDI)PM(ODUK 逆方向障害インジケータ [BDI] PM)状態は、カードに対して ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G または TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。これは、データのアップストリームにパス終端エラーがあることを示します。エラーは、デジタル ラッパーのオーバーヘッドのパス モニタリング エリアの BDI ビットとして読み取られます。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「OTUK-BDI 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
ODUK Locked Defect(LCK)PM(ODUK ロックされた障害 [LCK] PM)状態は、カードに対して ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、
TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。ODUK-LCK-PM は、アップストリームの接続がロックされ、信号が通過できないことを示す信号をダウンストリームに送信していることを示します。ロックは、デジタル ラッパーの光転送ユニットのパス オーバーヘッド モニタリング フィールドの STAT ビットで示されます。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アップストリーム ノードの信号をロック解除します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
ODUK Open Connection Indication(OCI)PM(ODUK オープン接続表示 [OCI] PM)状態は、カードに対して ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、
TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。これは、アップストリームの信号がトレールの終端ソースに接続されていないことを示します。エラーは、デジタル ラッパー オーバーヘッドのパス モニタリング エリアの STAT ビットとして読み取られます。ODUK-OCI-PM が発生すると、ダウンストリームで ODUK-LCK-PMが発生します。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アップストリームのノードのファイバ接続を確認します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
ODUK Signal Degrade(SD)PM(ODUK 信号劣化 [SD] PM)状態は、ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および
MXP_2.5G_10G カードで発生します。ODUK-SD-PM は、着信信号の品質が劣化しているが、着信回線 BER(ビット エラー レート)が障害スレッシュホールドに達していないことを示します。BER の問題は、光データ ユニット フレームのオーバーヘッドのパス モニタリング エリアに表示されます。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「SD-L 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
ODUK Signal Fail(SF)PM(ODUK 信号障害 [SF] PM)状態(ODUK-SD-PM)は、ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。ODUK-SF-PM は、着信信号の品質が劣化し、着信回線 BER が障害スレッシュホールドを超えたことを示します。BER の問題は、光データ ユニット フレームのオーバーヘッドのパス モニタリング エリアに表示されます。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「SF(DS1、DS3)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
ODUK-TIM-PM 状態は、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードの OTN オーバーヘッドのパス モニタリング エリアに適用されます。この状態は、データ ストリームにトレース ID のミスマッチがある場合に発生します。ODUK-TIM-PM が発生すると、ダウンストリームで「ODUK-BDI-PM」が発生します。
ODUK-TIM-PM 状態は、カードに対して ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に、TXP カードおよび MXP カードで発生します。これは、デジタル ラッパーの光転送ユニット オーバーヘッドで示され、アップストリームにエラーがあることを示します。
ITU-T G.709 モニタリングでは、デジタル データ ラッパーを参照します。これはネットワーキング標準(SONET など)とプロトコル(イーサネット、IP など)にとって透過的に行われます。ITU-T G.709 モニタリングを有効にする TXP カードまたは MXP カードのプロビジョニングについては、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Monitor Performance」の章を参照してください。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「TIM-P アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Out of Use Transport Failure(転送未使用の障害)アラームは、VCAT メンバー アラームです(VCAT メンバー回線は、複数のタイム スロットからの信号をより高速な 1 つの信号に連結した独立した回線です)。この状態は、VCAT 内のメンバー回線が未使用である場合に発生します(SW-LCAS によって削除されている場合など)。VCG-DEGと同時に発生します。
ステップ 1 「VCG-DEG 状態のクリア」の作業を行います。これによって状態がクリアされると、この状態もクリアされます。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Out of Use Transport Failure(転送未使用の障害)アラームは、VCAT メンバー アラームです(VCAT メンバー回線は、複数のタイム スロットからの信号をより高速な 1 つの信号に連結した独立した回線です)。この状態は、VCAT 内のメンバー回線が未使用である場合に発生します(SW-LCAS によって削除されている場合など)。VCG-DEGと同時に発生します。
ステップ 1 「VCG-DEG 状態のクリア」の作業を行います。これによって状態がクリアされると、この状態もクリアされます。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Non-Service-Affecting(NSA)
Optical Network Type Mismatch(光ネットワーク タイプ ミスマッチ)アラームは、DWDM ノードがネットワークと同じタイプ(MetroCore または MetroAccess)に構成されていない場合に発生します。APC および ANS はネットワーク タイプごとに動作が異なるので、同じネットワークのすべての DWDM ノードを、同じネットワーク タイプに構成する必要があります。 APC および ANS の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
OPTNTWMIS が発生すると、APC-DISABLEDも発生する可能性があります。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生したノードのノード ビューで、 Provisioning > WDM-ANS > Provisioning タブをクリックします。
ステップ 2 Network Type リスト ボックスで正しいオプションを選択し、 Apply をクリックします。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Output Power High Degrade(出力パワー劣化上限)アラームは、OPT-BST および OPT-PRE カードの AOTS ポートなどの設定ポイントを制御パワー モードで使用しているすべての DWDM ポート
(32DMX、32DMX-O、32MUX-O、および 32WSS カードの OCH ポート、OSC-CSM および OSCM OSC-TX ポート)で発生します。
一般に、このアラームは、内部信号送信で問題が発生し、信号出力パワーが設定ポイントを維持できなくなり、信号が上限劣化スレッシュホールドを超えたことを意味します。32DMX、32DMX-O、32MUX-O および 32WSS OCH ポート、OSC-CSM および OSCM OSC-TX ポートの場合、
OPWR-HDEG は、そのカードの VOA の制御回路に障害があり、それが減衰器の機能に影響を与えていることを示します。次の発生時にアラームの発生したカードを交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 ポートへのファイバの導通を確認します。現場の方法に従って、ファイバの導通を確認します。
ステップ 2 ケーブルが正しく接続されている場合は、実際のカードで正しく LED が点灯していることを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。レッドの
ACT/SBY LED は、カードの障害を示します。
ステップ 3 そのポートでフォトダイオードが読み取っているパワーが、MetroPlanner の予測範囲内であることを確認します。アプリケーションは、この情報を含む値のスプレッドシートを生成します。
ステップ 4 光パワーのレベルが仕様の範囲内である場合は、opwrMin スレッシュホールドをチェックします。『Cisco MetroPlanner DWDM Operations Guide』を参照してパワー レベルの変更に使用する値を判断します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. 次に示すタブをクリックして、光スレッシュホールドを表示します。
• OPT-BST カードの場合、 Provisioning > Opt. Ampli. Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
• OPT-PRE カードの場合、 Provisioning > Opt. Ampli. Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
• AD-xC カードの場合、 Provisioning > Optical Chn> Optics Thresholds タブをクリックします。
• AD-xB カードの場合、 Provisioning > Optical Band> Optics Thresholds タブをクリックします。
• 32DMX または 32 DMX-O カードの場合、 Provisioning > Optical Chn > Optics Thresholds タブをクリックします。
• 32MUX カードの場合、 Provisioning > Optical Chn > Optics Thresholds タブをクリックします。
• 32WSS カードの場合、 Provisioning > Optical Chn: Optical Connector x > Optics Thresholds タブをクリックします。
• OSCM または OSC-CSM カードの場合、 Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
ステップ 5 受信した光パワーのレベルが仕様の範囲内であれば、『Cisco MetroPlanner DWDM Operations Guide』を参照して正しいレベルを判別し、opwrMin スレッシュホールドをチェックします。必要に応じて値を変更します。
ステップ 6 光パワーが予測範囲外の場合は、次の適切なタブをクリックして、関連する光信号ソースのすべて(すなわち TXP または MXP トランク ポート、または ITU-T 回線カード)が IS の admin state であることを確認します。
• MXPP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
• MXP_2.5G_10E カードの場合は、Provisioning > Line > Trunk タブをクリックします。
• MXP_2.5G_10G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
• MXP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
• TXPP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
• TXP_MR_10E カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
• TXP_MR_10G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
• TXP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
IS-NR でない場合は、admin state ドロップダウン リストから IS を選択します。これによって、IS-NR サービス状態が作成されます。
ステップ 7 ポートのサービス状態が IS-NR であるにもかかわらず、出力パワーが仕様の範囲外である場合は、「LOS-P(OCH)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 8 信号ソースが IS で予測範囲内にある場合は、OPWR-HDEG を報告しているユニットに戻り、報告されたアラームと同じ回線方向に接続されたファイバをすべて、現場の方法に従って清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
(注) ファイバを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、可能であればトラフィック切り替えを行います。手順については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。保護切り替えの詳細については、『Cisco ONS 15454 Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
ステップ 9 OPWR-HDEG アラームを報告しているカードの他のポートに対してステップ 1 ~ 8 を繰り返します。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、問題の原因の特定に役立ちそうな他のアラームが発行されていないか確認し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 11 OPWR-HDEG の原因となるような他のアラームが発行されていない場合、またはアラームをクリアしてもアラームがクリアされない場合は、カード ポートをすべて OOS,DSBLD の admin state にします。
ステップ 12 アラームを報告しているカードについて、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 13 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Output Power Failure(出力パワー障害)アラームは、DWDM OPT-BST または OPT-PRE 増幅器カードの AOTS ポートで、送信されたパワーが障害の上限スレッシュホールドを超えた場合に発生します。このアラームは、制御パワーの現用モードでだけ発生します。次の発生時にアラームの発生したカードを交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「OPWR-HDEG アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Output Power Low Degrade(出力パワー劣化下限)アラームは、OPT-BST および OPT-PRE カードの AOTS ポートなどの設定ポイントを制御パワー モードで使用しているすべての DWDM ポート
(32DMX、32DMX-O、32MUX-O、および 32WSS カードの OCH ポート、OSC-CSM および OSCM カードの OSC-TX ポート)で発生します。
一般に、このアラームは、内部信号送信で問題が発生し、信号出力パワーが設定ポイントを維持できなくなり、信号が下限劣化スレッシュホールドを超えたことを意味します。32DMX、32DMX-O、32MUX-O および 32WSS カードの OCH ポート、OSC-CSM および OSCM カードの OSC-TX ポートの場合、OPWR-HDEG アラームは、そのカードの VOA 制御回路に障害があり、それが減衰器の機能に影響を与えていることを示します。次の発生時にアラームの発生したカードを交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「OPWR-HDEG アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Output Power Failure(出力パワー障害)アラームは、DWDM OPT-BST および OPT-PRE 増幅器の AOTS ポートに適用されます。これは、AD-1B-xx.x、AD-4B-xx.x、AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x、OPT-PRE、OPT-BST、32MUX-O、32DMX、32DMX-O、32DMX、32WSS、および OSC-CSM 送信ポートにも適用されます。このアラームは、モニタ対象の入力パワーが障害の下限スレッシュホールドを超えた場合に発生します。
AD-1B-xx.x、AD-4B-xx.x、AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x カードの OCH ポートと、32MUX-O、32DMX、32DMX-O、32WSS、OSCM、および OSC-CSM カードの場合、OPWR-LFAILは、そのカードの VOA 制御回路に障害があり、それが減衰器の機能に影響を与えていることを示します。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「OPWR-HDEG アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Optical Safety Remote Interlock On(光安全リモート インターロック オン)状態は、OSRI が ON に設定されている場合に、OPT-PRE および OPT-BST 増幅器で発生します。この状態は、同じポートで報告される OPWR-LFAILとの関連性はありません。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Maintenance > ALS タブをクリックします。
c. OSRI カラムで、ドロップダウン リストから OFF を選択します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
Optical Transport Unit(OTUK)AIS(光転送ユニット [OTUK] AIS)状態は、カードに対して ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。OTUK-AIS は、LOS(OCN)など、より重大な状態がダウンストリームで発生していることを示す 2 次的な状態です。OTUK-AIS は、デジタル ラッパーの光転送ユニット オーバーヘッドで報告されます。
ITU-T G.709 モニタリングでは、デジタル データ ラッパーを参照します。これはネットワーキング標準(SONET など)とプロトコル(イーサネット、IP など)にとって透過的に行われます。
TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードをプロビジョニングして ITU-T G.709 モニタリングを有効にする方法については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Monitor Performance」の章を参照してください。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「AIS 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
OTUK-BDI 状態は、カードに対して ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。
OTUK-BDI は、セクション モニタリング オーバーヘッドの BDI ビットで示されます。このアラームは、アップストリームに SF 状態があるときに発生します。OTUK-BDI は、OTUK-TIMによってトリガーされます。
ITU-T G.709 モニタリングでは、デジタル データ ラッパーを参照します。これはネットワーキング標準(SONET など)とプロトコル(イーサネット、IP など)にとって透過的に行われます。 TXP カードまたは MXP カードをプロビジョニングして ITU-T G.709 モニタリングを有効にする方法については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Monitor Performance」の章を参照してください。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アップストリーム ノードに OTUK-AIS状態があるかどうかを判別します。
ステップ 2 アップストリーム ノードのノード ビューで MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、または TXPP_MR_2.5G カードをクリックして、カード ビューを開きます。
ステップ 3 Provisioning > OTN > Trail Trace Identifier タブをクリックします。
ステップ 4 Current Transmit String とダウンストリーム ノードの Current Expected String を比較します(ダウンストリーム ノードへの別の CTC セッションで、同じナビゲーションを使用し、Current Expected String を確認します)。
ステップ 5 一致していない場合は、Current Expected String を修正します。
ステップ 6 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
OTUK Section-Monitoring Incoming Alignment Error(IAE)(OTUK セクション モニタリング着信アライメント エラー [IAE])アラームは、カードに対して ITU-T G.709 モニタリングが有効であり、トランク接続が存在するときに、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。このアラームが近端ノードで生成されたときは、遠端ノードが受信した OTU フレームにエラーを検出したが、OTUK-LOFの原因になるほど重大な問題ではないことを示します。
セクション オーバーヘッド内の IAE ビットによって、入力ポイント(この例では遠端ノード)は対応する出力(近端)ポイントに、NE からの着信信号 OTU フレーム アライメント エラーでアライメント エラーが検出されたことを通知できます。このエラーは、フレーム同期外れ(OOF)アライメントであり、光トランスポート ユニットのオーバーヘッド フレーム アライメント(FAS)エリアで 5 個を超えるフレーム誤りが発生しています。OOF 状態が 3 ミリ秒以上解決されなかった場合、OTUK-LOF が生成されます。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 近端ノードと遠端ノードで、現場の方法に従い、アラームを報告している近端ノードのポートの送信ファイバと、それに対応する遠端ポートの受信ファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 2 OTUK-IAE アラームがクリアされない場合は、遠端ノードに OTUK-LOFなど、他の OTU 関連のアラームがないか確認し、このマニュアルの適切な手順に従って解決してください。
ステップ 3 OTUK-IAE アラームがクリアされない場合は、Agilent OmniBerOTN テスターなどの OTN テスト セットを使用して、近端の送信信号の品質を確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 4 アラームの発生元がわからない場合は、2 つのノードのタイミング ソースを確認してください。手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「DLP-A195 Verify Timing in a Reduced Ring」のタスクを参照してください。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
OTUK-LOF アラームは、カードに対して ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。このアラームは、カードが入力データのフレームを識別できないことを示します。フレーム同期外れは、光転送ユニットのオーバーヘッドのフレーム アライメント(FAS)エリアで 5 個を超えるフレーム誤りが発生し、エラーが 3 ミリ秒以上解決されない場合に発生します。
ITU-T G.709 モニタリングでは、デジタル データ ラッパーを参照します。これはネットワーキング標準(SONET など)とプロトコル(イーサネット、IP など)にとって透過的に行われます。TXP カードまたは MXP カードをプロビジョニングして ITU-T G.709 モニタリングを有効にする方法 については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Monitor Performance」の章を参照してください。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「LOF(OCN)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合、またはネットワーク トラブルシューティング テストの実施に関して支援が必要な場合は、製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA) 、Non-Service-Affecting(NSA)
OTUK-SD 状態は、ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。この状態は、着信信号の品質が劣化しているが、着信回線 BER は障害スレッシュホールドに達していないことを示します。BER の問題は、光転送ユニットのフレーム オーバーヘッドで示されます。
ITU-T G.709 モニタリングでは、デジタル データ ラッパーを参照します。これはネットワーキング標準(SONET など)とプロトコル(イーサネット、IP など)にとって透過的に行われます。TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、および MXP_2.5G_10G カードをプロビジョニングして ITU-T G.709 モニタリングを有効にする方法については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Monitor Performance」の章を参照してください。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「SD-L 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
OTUK-SF 状態は、ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。この状態は、着信信号の品質が劣化していて、着信回線の BER が障害スレッシュホールドに達したことを示します。BER の問題は、光転送ユニットのフレーム オーバーヘッドで示されます。
ITU-T G.709 モニタリングでは、デジタル データ ラッパーを参照します。これはネットワーキング標準(SONET など)とプロトコル(イーサネット、IP など)にとって透過的に行われます。TXP カードまたは MXP カードをプロビジョニングして ITU-T G.709 モニタリングを有効にする方法については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Monitor Performance」の章を参照してください。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「SD-L 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
OTUK-TIM アラームは、ITU-T G.709 モニタリングが有効で、セクション トレース モードが手動に設定されている場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。このアラームは、予測される TT1 文字列が、受信したデジタル ラッパーの光転送ユニットのオーバーヘッドの TTI 文字列と一致しないことを示します。
OTUK-TIM は、ODUK-BDI-PMをトリガーします。
ITU-T G.709 モニタリングでは、デジタル データ ラッパーを参照します。これはネットワーキング標準(SONET など)とプロトコル(イーサネット、IP など)にとって透過的に行われます。TXP カードまたは MXP カードをプロビジョニングしてITU-T G.709 モニタリングを有効にする方法については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Monitor Performance」の章を参照してください。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「TIM-P アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)ISC については Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Ethernet Out of Synchronization(イーサネット同期外れ)状態は、ギガビット イーサネット のペイロード レートに対して、PPM ポートが正しく構成されていない場合に、TXP_MR_2.5 および TXPP_MR_2.5 カードで発生します。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームの発生したカードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
ステップ 2 Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします。
a. Selected PPM エリアで PPM をクリックします。
(注) PPM の設定の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
a. Pluggable Port Modules エリアで、Create をクリックします。
b. Create PPM ダイアログボックスで、作成する PPM 番号を選択します。
ステップ 5 PPM が作成されたあと、ポートのデータ レートをプロビジョニングします。
a. Pluggable Ports エリアで、Create をクリックします。
b. Create Port ダイアログボックスで、Port Type ドロップダウン リストから ONE_GE を選択します。
ステップ 6 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Plug-in Module Range Settings Mismatch(プラグイン モジュール範囲設定ミスマッチ)状態は、OPT-BST および OPT-PRE 増幅器カード、光アド/ドロップ マルチプレクサ(OADM)カード
(AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x、AD-1B-xx.x、AD-4B-xx.x)、マルチプレクサ カード(32MUX-O、32WSS)、およびデマルチプレクサ カード(32DMX-O、32DMX)で、カードに保存されたパラメータ範囲の値が TCC2/TCC2P カードのデータベースに保存されたパラメータと異なる場合に発生します。この状態はユーザ サービス可能ではありません。Technical Support Web サイト
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デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
PDI-P は、ONS 15454 STS パス オーバーヘッドでの signal label mismatch failure(SLMF; 信号ラベル ミスマッチ障害)を示すアプリケーション固有のコードのセットです。この状態は、ダウンストリームの機器に、その STS synchronous payload envelope(SPE; 同期ペイロード エンベロープ)に含まれ、直接マップされるペイロードの 1 つまたは複数に障害があることを示します。たとえば、UPSR の一部として設定されたダウンストリーム ノードのパス セレクタへのオーバーヘッドでミスマッチが発生することがあります。PDI-P コードは、STS Signal Label(C2 バイト)に表示されます。
SLMF は、多くの場合、ペイロード(ATM など)が信号ラベルが報告しているペイロードと一致しないときに発生します。AISが発生すると、多くの場合、PDI-P 状態も同時に発生します。PDI-P のほかに AIS とともに報告された状態がない場合、PDI-P をクリアすると、AIS もクリアされます。PDI-P はアップグレード中に発生することもありますが、通常は自然にクリアされ、有効な状態ではありません。
G シリーズ カード回線をサポートしている OC-N ポートで PDI-P 状態が報告された場合、G シリーズ カードのエンドツーエンド イーサネット リンク整合性機能が原因となっていることがあります。リンク整合性がパス エラーの原因の場合は、通常、回線を終端するイーサネット ポートの一方または両方で TPTFAIL(G1000) または CARLOSS(G1000) も報告されます。この場合は、TPTFAIL および CARLOSS アラームをクリアして、PDI-P 状態を解決してください。
ML シリーズ カード回線をサポートしている OC-N ポートで PDI-P 状態が報告された場合、ML シリーズ カードのエンドツーエンド イーサネット リンク整合性機能が原因となっていることがあります。リンク整合性が原因の場合は、通常、回線を終端する packet-over-SONET(POS)ポートの一方または両方でTPTFAIL(ML100T、ML1000、MLFX) も報告されます。TPTFAIL が POS ポートの一方または両方に対して報告された場合、同時に発生するアラームをトラブルシュートすると、PDI-P 状態もクリアされます。ML シリーズ カードの詳細については、『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』を参照してください。
警告 OC-192 カードでは、カードの起動時に安全キーがオンの位置(ラベル 1)であれば、レーザーがオンになります。ポートが稼働中でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 状態を報告しているカードで終端しているすべての回線が DISCOVERED であることを確認します。
b. Status カラムで、回線がアクティブであることを確認します。
c. Status カラムのリストでその回線が PARTIAL と表示されている場合は、ONS 15454 が完全に初期化されるまで 10 分間待ってください。完全に初期化されたあとも PARTIAL ステータスのままの場合は Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
ステップ 2 回線が DISCOVERED であることを確認した後、状態を報告しているカードへの信号ソースが動作していることを確認します。
ステップ 3 トラフィックに影響がある場合は、「回線の削除」の作業を実行します。
ステップ 4 正しいサイズの回線を再度作成してください。回線の作成手順の詳細については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Create Circuits and VT Tunnels」の章を参照してください。
ステップ 5 回線の削除と再作成により状態がクリアされない場合は、状態を報告しているカードに STS ペイロードを提供している遠端 OC-N カードに問題がないことを確認します。
ステップ 6 状態がクリアされない場合は、OC-N カードと状態を報告しているカードの間のクロスコネクトを確認します。
ステップ 7 状態がクリアされない場合は、現場の方法に従って遠端の光ファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 8 状態がクリアされない場合は、光カードと電気回路カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 9 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Non-Service-Affecting(NSA)
Peer Card Not Responding(ピア カード応答なし)アラームは、保護グループのいずれかのトラフィック カードがピア状態要求メッセージに対する応答を受信しない場合に、スイッチ エージェントが生成します。ピア カード間のハードウェア障害である通信障害と異なり、PEER-NORESPONSE はソフトウェア障害で、タスク レベルで発生します。
ステップ 1 アラームを報告しているカードについて、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。LED の動作については、「リセット時の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 2 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。LED の状態を確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Payload Label Mismatch Path(ペイロード ラベル ミスマッチ パス)アラームは、信号がラベルと一致しないことを示します。この状態は、SONET パス オーバーヘッドの問題のある C2 バイト値によって示されます。このアラームは、次の条件のすべてが満たされた場合に生成されます。
• 予測された C2 バイトが 0x01(実装、未指定)ではない。
• 受信した C2 バイトが 0x01(実装、未指定)ではない。
たとえば、CTC Software R4.1 以前で実装されたノードでは、DS3XM-6 カードを DS-1 カードではなく DS-3 カードに接続したときに、このアラームが発生することがあります。DS3XM-6 カードは、01 の C2 ラベル バイト値を予期しています。DS-1 カードはこの値を送信しますが、DS-3 カードは値 04 を送信します。送信された値と予期された値の不一致が原因で、PLM-P アラームが発生します。
警告 OC-192 カードでは、カードの起動時に安全キーがオンの位置(ラベル 1)であれば、レーザーがオンになります。ポートが稼働中でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 1 「PDI-P 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Payload Label Mismatch VT Layer(ペイロード ラベル ミスマッチ VT レイヤ)アラームは、SONET オーバーヘッドの V5 バイトの内容が矛盾しているか無効であることを示します。PLM-V は、ONS 15454 が DS-1 信号のビット同期マッピングを行う機器と相互作用するときに発生します。ONS 15454 は非同期マッピングを使用します。
ステップ 1 信号ソースがトラフィック カードで許可される信号と一致していることを確認します。たとえば、トラフィック カードでは VT6 または VT9 マッピングは許可されません。
ステップ 2 信号ソースがカードに一致している場合は、SONET VT パスの送信元が正しい VT ラベル値を送信していることを確認します。SONET VT パスの送信元は、回線プロビジョニングの手順で確認できます。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Add Port Power High Degrade(ADD ポート パワー劣化上限)アラームは、32-WSS ADD ポートで、内部信号送信問題により、信号の出力パワーが劣化上限設定ポイントに到達できない場合に発生します。このアラームは、カードの variable optical attenuation(VOA; 可変光減衰)制御回線に障害が起き、それがカードの自動信号減衰に影響を与えていることを示します。次の発生時にアラームの発生したカードを交換してください。
ステップ 1 「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Add Port Power Low Degrade(ADD ポート パワー劣化下限)アラームは、32-WSS ADD ポートで、内部信号送信問題により、信号の出力パワーが劣化下限設定ポイントに到達できない場合に発生します。このアラームは、カードの VOA 制御回線に障害が起き、それがカードの自動信号減衰に影響を与えていることを示します。次の発生時にアラームの発生したカードを交換してください。
ステップ 1 「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Add Port Power High Fail(ADD ポート パワー上限障害)アラームは、32WSS ADD ポートで、内部信号送信が障害の上限スレッシュホールドを超え、信号の出力パワーが設定ポイントを上回った場合に発生します。
ステップ 1 ポートへのファイバの導通を確認します。現場の方法に従って、ファイバの導通を確認します。
ステップ 2 ケーブルが正しく接続されている場合は、実際のカードで正しく LED が点灯していることを確かめます。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。レッドの
ACT/SBY LED は、カードの障害を示します。
ステップ 3 受信したパワー(opwrMin)が、Cisco MetroPlanner に示された予測範囲内であることを確認します。レベルは、次のようにしてチェックします。
a. 32 WSS カードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
b. Provisioning > Optical Chn: Optical Connector x > Optics Thresholds タブをクリックして、光のスレッシュホールドを表示します。
ステップ 4 光パワーのレベルが仕様の範囲内であれば、『Cisco MetroPlanner DWDM Operations Guide』を参照して正しい値を判別し、opwrMin スレッシュホールドをチェックします。必要に応じて値を変更します。
ステップ 5 パワーの値が予測された範囲の外にある場合は、ADD-RX ポートに接続された TXP または MXP カードのトランク ポートが IS-NR サービス状態であることを確認します。適切なタブをクリックしてください。
• MXPP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > OC48 タブをクリックします。
• MXP_2.5G_10E カードの場合は、Provisioning > Line > Trunk タブをクリックします。
• MXP_2.5G_10G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
• MXP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > OC48 タブをクリックします。
• TXPP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > OC48 タブをクリックします。
• TXP_MR_10E カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
• TXP_MR_10G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
• TXP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
IS-NR でない場合は、admin state ドロップダウン リストから IS を選択します。これによって、IS-NR サービス状態が作成されます。
ステップ 6 ポートのサービス状態が IS-NRであるにもかかわらず、出力パワーが仕様の範囲外である場合は、「LOS-P(OCH)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 7 信号ソースが IS-NR であり、予測された範囲内にある場合は、PORT-ADD-PWR-FAIL-HIGH アラームを報告しているポートに戻り、現場の方法に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 8 アラームを報告しているカード上のその他のポートについて、ステップ 1 ~ 7 を繰り返します。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、問題の原因の特定に役立ちそうな他のアラームが発行されていないか確認し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 10 PORT-ADD-PWR-FAIL-HIGH の原因となるような他のアラームがない場合、またはこの手順によりアラームがクリアされない場合は、カード ポートをすべて OOS,DSBLD の admin state にします。
ステップ 11 アラームを報告しているカードについて、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Add Port Power Low Fail(ADD ポート パワー下限障害)アラームは、32WSS ADD ポートで、内部信号送信が障害の下限スレッシュホールドを超え、信号の出力パワーが設定ポイントに到達できない場合に発生します。このアラームは、カードの VOA 制御回線に障害が起き、それがカードの自動信号減衰に影響を与えていることを示します。
ステップ 1 ポートへのファイバの導通を確認します。現場の方法に従って、ファイバの導通を確認します。
ステップ 2 ケーブルが正しく接続されている場合は、実際のカードで正しく LED が点灯していることを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。レッドの ACT/SBY LED は、カードの障害を示します。
ステップ 3 受信したパワー(opwrMin)が、Cisco MetroPlanner に示された予測範囲内であることを確認します。レベルは、次のようにしてチェックします。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. 32WSS の Provisioning > Optical Chn: Optical Connector x > Optics Thresholds タブをクリックして、光のスレッシュホールドを表示します。
ステップ 4 光パワーのレベルが仕様の範囲内であれば、『Cisco MetroPlanner DWDM Operations Guide』を参照して正しい値を判別し、opwrMin スレッシュホールドをチェックします。必要に応じて値を変更します。
ステップ 5 パワーの値が予測された範囲の外にある場合は、ADD-RX ポートに接続された TXP または MXP カードのトランク ポートが IS-NR サービス状態であることを確認します。適切なタブをクリックしてください。
• MXPP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > OC48 タブをクリックします。
• MXP_2.5G_10E カードの場合は、Provisioning > Line > Trunk タブをクリックします。
• MXP_2.5G_10G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
• MXP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > OC48 タブをクリックします。
• TXPP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > OC48 タブをクリックします。
• TXP_MR_10E カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
• TXP_MR_10G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
• TXP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET タブをクリックします。
IS-NR でない場合は、admin state ドロップダウン リストから IS を選択します。これによって、IS-NR サービス状態が作成されます。
ステップ 6 ポートのサービス状態が IS-NRであるにもかかわらず、出力パワーが仕様の範囲外である場合は、「LOS-P(OCH)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 7 信号ソースが IS-NR であり、予測された範囲内にある場合は、PORT-ADD-PWR-FAIL-LOW アラームを報告しているポートに戻り、現場の方法に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 8 アラームを報告しているカード上のその他のポートについて、ステップ 1 ~ 7 を繰り返します。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、問題の原因の特定に役立ちそうな他のアラームが発行されていないか確認し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 10 PORT-ADD-PWR-FAIL-LOW の原因となるような他のアラームがない場合、またはこの手順によりアラームがクリアされない場合は、カード ポートをすべて OOS,DSBLD の admin state にします。
ステップ 11 アラームを報告しているカードについて、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
APC Port Failure(APC ポート障害)アラームは、増幅器のマージンと VOA がポートに対して飽和したために、APC が制御を適用できないときに発生します。たとえば、このアラームは APC が OPT-BST ポートのゲインを 20 dBm(最大の設定ポイント)を超える値に設定しようとした場合や、Express VOA 上の減衰を 0 dBm(最小の設定ポイント)未満に設定しようとした場合に生成されます。
ステップ 1 最近、光ネットワーク上で(PORT-FAIL アラームを生成しているノードか、他のノード)、ファイバの修復、カードの追加、カードの交換などのメンテナンス作業が行われた場合は、この作業によって余分な損失が加えられていないか調べてください。修復が不完全な場合や、パッチコードが汚れていると、このようになります。信号損失をテストする手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
ステップ 2 損失が加えられ、ファイバが修復または除去されていた場合は、まず、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を実行して、ファイバを清掃してください。
ステップ 3 ファイバが修復されてもアラームがクリアされない場合は、必要に応じて、新しいファイバで再び修復を行います。ファイバの配線手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。アラームがクリアされない場合は、ステップ 4に進みます。
ステップ 4 最近、ネットワークのメンテナンス作業が実行されていない場合、このアラームは、ネットワークが割り当てられたエージング マージンをすべて消費したことを示します。この場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Pluggable Port Mismatch(着服可能ポート ミスマッチ)アラームは、ML シリーズ イーサネット カードと TXP カードの SFP コネクタに適用されます。このアラームは、プロビジョニングされたコネクタのペイロードが SFP 構成と一致しないことを示します。
このエラーは、Cisco IOS 構成で解決する必要があります。PORT-MISMATCH は、CTC では解決できません。Cisco IOS インターフェイスから ML シリーズ イーサネット カードをプロビジョニングする方法については、『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』を参照してください。
アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Procedural Error Duplicate Node ID(手順エラー、ノード ID 重複)アラームは、同じリングに同一のノード ID が 2 つ存在することを示します。ONS 15454 では、リングの各ノードに一意なノード ID が必要です。
ステップ 2 「BLSR リング名またはノード ID 番号の識別」の作業を実行して、ノード ID を調べます。
ステップ 3 リングのすべてのノードでステップ 2 を繰り返します。
ステップ 4 2 つのノードのノード ID 番号が同一の場合は、各ノード ID が一意になるように、「BLSR ノード ID 番号の変更」の作業を行います。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Protection Unit Not Available(保護ユニット利用不可)アラームは、保護グループの一部としてプロビジョニングされた TCC2/TCC2P カードまたはクロスコネクト カードが利用できないときに、OOS 保護カードによって発生します。利用できない保護は、カードがリセットされたときに発生することがありますが、カードが稼働中に戻るとすぐにアラームはクリアされます。デバイスまたはファシリティが稼働中に戻ると、アラームはクリアされます。
ステップ 1 PROTNA アラームが発生し、クリアされない場合、およびアラームがコントローラまたはクロスコネクト カードに対して生成された場合は、シャーシに冗長 TCC2/TCC2P カードが装着され、プロビジョニングされていることを確認します。
ステップ 2 アラームが回線カードに対して生成された場合は、ポートが停止(OOS,MT)しているかどうかを確認します。
a. CTC で、アラームを報告しているカードをダブルクリックして、カード ビューを開きます(カードがクロスコネクト カードでない場合)。
c. イン サービス(IS)ポートの admin state をクリックします。
ステップ 3 アラームを報告しているカードについて、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。LED の動作については、「リセット時の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 4 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。LED の状態を確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Provisioning Mismatch for an SFP(SFP プロビジョニング ミスマッチ)アラームは、次のいずれかの状況で、MXP_2.5G_10E、MXP_2.5G_10G、MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、TXP_MR_2.5G、
TXP_MR_10E、または TXPP_MR_2.5G 上の SFP コネクタに対して生成されます。
• 物理 SFP の範囲または波長が、プロビジョニングされた値に一致しません。SFP の波長の値は静的であり、カードに対してプロビジョニングされた波長に一致しなければなりません。
ステップ 1 カードに対してプロビジョニングされた周波数を表示し、正しい SFP 波長の範囲を判別します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Maintenance > Info タブをクリックします。
a. アラームを報告しているカードから SFP コネクタとファイバを取り外します。
b. SFP コネクタにファイバ ケーブルを固定するラッチが付いている場合は、ラッチを上に引き上げてケーブルを外します。
c. ファイバ ケーブルをコネクタからまっすぐ引き抜きます。
ステップ 3 ユニットを正しい SFP コネクタに交換します。
a. ファイバをシスコがサポートしている SFP コネクタに接続します。サポートされる SFP の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
b. 新しい SFP コネクタにラッチが付いている場合は、ラッチを閉じてケーブルを固定します。
c. ケーブルを接続した SFP コネクタをカード ポートにカチッというまで押し込みます。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Non-Service-Affecting(NSA)
Payload Type Identifier Mismatch(ペイロード タイプ ID ミスマッチ)アラームは、光スパンの各終端で、MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または TXPP_MR_2.5G カードの ITU-T G.709 オプションの構成方法にミスマッチがあるときに発生します。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生した MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または TXPP_MR_2.5G カードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
ステップ 2 Provisioning > OTN > OTN Lines タブをクリックします。
ステップ 3 G.709 OTN チェックボックスにチェックが付いていることを確認します。チェックが付いていない場合は、チェックをして Apply をクリックします。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Equipment Power Failure at Connector A(コネクタ A の機器電源障害)アラームは、メインの電源コネクタからの機器への電力供給がない場合に発生します。このアラームは electrical interface assembly(EIA; 電気回路インターフェイス アセンブリ)、クロスコネクト カード、OC-N カード、または TCC2/TCC2P カードで発生します。
警告 機器の電源供給回路には感電の危険があります。機器の設置や交換を行う際は、事前に指輪、ネックレス、時計などの装身具を外してください。露出している電源供給配線や DSLAM 機器内の回路には、金属類が接触することがあります。それにより金属が過熱して大やけどをしたり、金属が機器に焼き付くことがあります。
ステップ 1 単一のカードがアラームを報告している場合は、そのカードに応じて次の操作を行います。
•アラームを報告しているカードが 1+1 保護グループのアクティブなトラフィック回線ポートにある場合や、UPSR の一部である場合は、APS トラフィック切り替えが発生して、トラフィックを保護ポートに移動していることを確認します。
(注) 1 つまたは複数のポートで現在トラフィックを伝送しているカードを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、切り替えがまだ行われていない場合は外部切り替えを行います。一般に使用されるトラフィック切り替え手順については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。
•TCC2/TCC2P カードに対してアラームが報告された場合は、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を行います。
•OC-N カードに対してアラームが報告された場合は、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を行います。
•クロスコネクト カードに対してアラームが報告された場合は、そのクロスコネクト カードについて「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。(手順は同様です。)
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行してください。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、アラームを 報告している カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 4 カードを 1 枚交換してもアラームがクリアされない場合や、複数のカードがアラームを報告している場合は、オフィスの電源を確認します。手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install the Shelf and Backplane Cable」の章を参照してください。必要に応じて、「電源の問題」を参照してください。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、電源ケーブルをコネクタに接続し直します。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、コネクタに接続した電源ケーブルを物理的に交換します。
ステップ 7 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Equipment Power Failure at Connector B(コネクタ B の機器電源障害)アラームは、メインの電源コネクタからの機器への電力供給がない場合に発生します。このアラームは electrical interface
assembly(EIA; 電気回路インターフェイス アセンブリ)、クロスコネクト カード、OC-N カード、または TCC2/TCC2P カードで発生します。
警告 機器の電源供給回路には感電の危険があります。機器の設置や交換を行う際は、事前に指輪、ネックレス、時計などの装身具を外してください。露出している電源供給配線や DSLAM 機器内の回路には、金属類が接触することがあります。それにより金属が過熱して大やけどをしたり、金属が機器に焼き付くことがあります。
ステップ 1 「PWR-FAIL-A アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Equipment Power Failure at Connector A(コネクタ A の機器電源障害)アラームは、シェルフ上のバックアップ電源コネクタへの電力供給がない場合に発生します。このアラームは、EIA、クロスコネクト カード、OC-N カード、または TCC2/TCC2P カードで発生します。
ステップ 1 「PWR-FAIL-A アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Equipment Power Failure at Connector B(コネクタ B の機器電源障害)アラームは、シェルフ上のバックアップ電源コネクタへの電力供給がない場合に発生します。このアラームは、EIA、クロスコネクト カード、OC-N カード、または TCC2/TCC2P カードで発生します。
ステップ 1 「PWR-FAIL-A アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Remote Alarm Indication(リモート アラーム表示)状態は、エンドツーエンドの障害を示します。このエラー状態は、SONET パスの一方から他方に送信されます。DS3XM-6 カードの RAI は、遠端ノードが DS-3 AIS を受信していることを示します。
ステップ 1 「AIS 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Facility Termination Equipment Receiver Missing(ファシリティ終端装置レシーバなし)アラームは、ファシリティ終端装置がバックプレーン コネクタで不適切なインピーダンスの値を 検出したときに発生します。 通常、不適切なインピーダンスは、受信ケーブルが DS-1 ポートから脱落している場合や、バックプレーン装置が一致していない場合に発生します。たとえば、SMB コネクタまたは BNC コネクタが DS-1 カードに接続されている場合に検出されます。
(注) DS-1 は 4 線式回線であり、送信と受信の両方に、正(チップ)と負(リング)の接続が必要です。
ステップ 1 DS-1 ポートに接続されているデバイスが動作可能であることを確認します。
ステップ 2 接続が正しい場合は、ケーブルが確実に接続されていることを確認します。
ステップ 3 ケーブルの接続が正しい場合は、ピン割り当てが正しいことを確認します。
ステップ 4 ピン割り当てが正しい場合は、受信ケーブルを交換します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
Remote Failure Indication(リモート障害通知)状態は、RFI-Lと同様ですが、
MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または TXPP_MR_2.5G カードが AISのときに、これらのカードに対して生成されます。MXP または TXP カードは、回線またはセクション終端モードのとき、すなわち、回線終端モードまたはセクション終端モードの MXP または TXP カードがオーバーヘッド バイトを不正に終了したときにのみ、AIS(または remote failure indication [RFI; リモート障害表示])を生成します。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「回線の削除」の作業を実行して、回線を再作成します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
RFI Line(RFI 回線)状態は、ONS 15454 で、他のノードで発生した障害が原因で OC-N カードの SONET オーバーヘッドで RFI が検出されたときに発生します。隣接ノードの障害を解決すると、状態を報告しているノードの RFI-L 状態はクリアされます。RFI-L は、回線レベルで状態が発生していることを示します。
ステップ 1 状態を報告している ONS 15454 の遠端ノードで、ノードにログインします。
ステップ 2 アラーム、特に LOS(OCN)を特定して、クリアします。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
RFI Path(RFI パス)状態は、ONS 15454 で、他のノードで発生した障害が原因で STS-1 信号の SONET オーバーヘッドで RFI が検出されたときに発生します。隣接ノードの障害を解決すると、状態を報告しているノードの RFI-P 状態はクリアされます。RFI-P は、そのパス セグメント内の終端ノードで発生します。
ステップ 1 状態を報告している ONS 15454 で、ポートが有効であり、イン サービス(IS-NR)になっていることを確認します。
a. 物理カードで LED が正しく点灯していることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. OC-N ポートが稼働中であるかどうかを調べるには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
c. Provisioning> Line タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが IS となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが OOS,MT または OOS,DSBLD としてリストされている場合は、カラムをクリックして、IS を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 2 パスおよびノードの障害を見つけるには、中間 SONET ノードのそれぞれで、SONET STS 回線パスの整合性を確認します。
ステップ 3 障害のあるノードのアラーム、特に UNEQ-Pまたは UNEQ-Vをクリアします。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
RFI VT Layer(RFI VT レイヤ)状態は、ONS 15454 で、他のノードで発生した障害が原因で SONET オーバーヘッドで RFI が検出されたときに発生します。隣接ノードの障害を解決すると、状態を報告しているノードの RFI-V 状態はクリアされます。RFI-V は、VT レイヤでアップストリーム障害が発生したことを示します。
ステップ 1 コネクタが確実に固定され、正しいスロットに接続されていることを確認します。詳細については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 2 コネクタが正しく接続されている場合は、DS-N を確認します。
ステップ 3 ポートがアクティブであり、イン サービス(IS-NR)であることを確認します。
a. 物理カードで LED が正しく点灯していることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. OC-N ポートが機能しているかどうかを判別するには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
c. Provisioning> Line タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが IS となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが OOS,MT または OOS,DSBLD としてリストされている場合は、カラムをクリックして、IS を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 4 ポートがアクティブであり、稼働中である場合は、光テスト セットを使用して、信号ソースにエラーがないことを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 5 信号が有効な場合は、状態を報告している ONS 15454 の遠端ノードにログインします。
ステップ 6 遠端ノードのアラーム、特に UNEQ-Pまたは UNEQ-Vをクリアします。
ステップ 7 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Non-Service-Affecting(NSA)
Ring ID Mismatch(リング ID ミスマッチ)状態は、APC のリング ID を示します。リング名が、検出可能な他のノード リング名と一致しなかった場合に発生します。APC とのデータ交換が必要なアプリケーションで問題が発生させる可能性があります。このアラームは、BLSR RING-MISMATCH と似ていますが、リング保護に適用されるのではなく、同じネットワーク内での DWDM ノード検出に適用されます。
(注) APC の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「RING-MISMATCH アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Procedural Error Mismatched Ring(手順エラー、リング ミスマッチ)アラームは、アラームを報告している ONS 15454 ノードのリング名が BLSR のもう 1 つのノードのリング名と一致しない場合に発生します。BLSR に接続されているノードが機能するためには、リング名が同一である必要があります。このアラームは、BLSR のプロビジョニング中に発生することがあります。
RING-MISMATCH は、RING-ID-MIS に少し似ていますが、DWDM ノード検出ではなく、BLSR 保護検出に適用されます。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > BLSR タブをクリックします。
ステップ 2 Ring Name フィールドの番号を記録します。
ステップ 3 BLSR の次の ONS 15454 ノードにログインします。
ステップ 4 「BLSR リング名またはノード ID 番号の識別」の作業を行います。
ステップ 5 リング名がアラームを報告しているノードのリング名と同じ場合は、BLSR の次の ONS 15454 ノードで ステップ 4を繰り返します。
ステップ 6 「BLSR リング名の変更」の作業を行います。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Ring Switch Is Active East Side(イースト側リング切り替えアクティブ)状態は、BLSR のイースト側で Force Ring コマンドを使用したリング切り替えがあったときに発生します。切り替えがクリアされると、この状態はクリアされます。RING-SW-EAST は、ネットワーク ビューの Alarms、
Conditions、および History タブに表示されます。Force Ring が適用されたポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上で「F」と表示されます。
(注) RING-SW-EAST は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Ring Switch Is Active West Side(ウェスト側リング切り替えアクティブ)状態は、BLSR のウェスト側で Force Ring コマンドを使用したリング切り替えがあったときに発生します。切り替えがクリアされると、この状態はクリアされます。RING-SW-WEST は、ネットワーク ビューの Alarms、
Conditions、および History タブに表示されます。Force Ring が適用されたポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上で「F」と表示されます。
(注) RING-SW-WEST は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
ROLL 状態は、回線がロールされていることを示します。これは一般に、メンテナンス作業のためにトラフィックを移動するため、または帯域幅のグルーミングのために行われます。この状態は、ロール宛先レグで良好な信号が受信されたが、ロール発信レグがまだドロップされていないことを示します。ロール発信レグがドロップされると、この状態はクリアされます。
(注) ROLL は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
ROLL-PEND は、ロール プロセスが開始されたが、良好な信号がロール宛先レグでまだ受信されていないことを示します。この状態は、バルク回線ロールの各パスで個別に生成されます。
ロール宛先レグで良好な信号が受信されると、この状態はクリアされます。
(注) ROLL-PEND は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:CE100T、ML100T、ML1000、MLFX
Resilient Packet Ring(RPR)Wrapped(RPR ラップ)状態は、CE100T-8 および ML シリーズのカードに適用され、RPR プロトコルがファイバ切断、ノード障害、ノード復元、新しいノードの挿入、またはその他のトラフィック問題のためにリング ラップを開始したときに発生します。POS ポートが Admin down 状態の場合に生成されることもあります。(この場合、SONET レベルまたは TPTFAIL アラームは表示されません。)
ラップが発生すると、リンク状態の変更後また SONET パス レベルのアラームの受信後、リングの反対方向に送信することによって、トラフィックは元の宛先にリダイレクトされます。
(注) 通常、ML シリーズ カードの POS インターフェイスは、POS リンクがダウンしたとき、または RPR がラップしたときに、PDI-Pを遠端に送信します。ML シリーズ カード POS インターフェイスは、PDI-P アラームが検出されたとき、このアラームが遠端に送信されるとき、または検出された唯一の障害が GFP-LFD、GFP-CSF、VCAT LOM、または VCAT SQMのときには、このアラームを遠端に送信しません。
(注) CE-100T-8 および ML シリーズ イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 影響を受けた回線に、LOP-P、LOS-P(TRUNK)、PLM-P、または TIM-Pなど、サービスに影響する SONET パス レベルのアラームがないか確認して、クリアします。このアラームをクリアすると、RPRW もクリアされることがあります。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、CARLOSS(CE100T)、CARLOSS(ML100T、ML1000、MLFX)、TPTFAIL(CE100T)、または TPTFAIL(ML100T、ML1000、MLFX) など、ML シリーズ カード自体のサービス アラームがないか確認してクリアします。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Run Configuration Save Needed(実行設定の保存要)状態は、ML シリーズ カードの実行中のコンフィギュレーション ファイルを変更したときに発生します。これは、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルの変更を恒久的な媒体に保存する必要があることを通知します。
この状態は、実行中の設定をスタートアップ コンフィギュレーションに保存するとクリアされます。
Cisco IOS CLI のイネーブル EXEC モードで、上記のように入力します。変更を保存しない場合、カードを再起動すると変更が失われます。コマンド「copy run start」がイネーブル EXEC モードではなく設定モードで実行された場合、実行中の設定は保存されますが、アラームはクリアされません。
(注) ML シリーズ イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
DS-1 または DS-3 の Signal Degrade(SD; 信号劣化)状態は、DS3XM-6、DS3XM-12、または DS3/EC1-48 カードの電気回路信号の品質が BER 信号劣化スレッシュホールドを超えたときに発生します。信号劣化は、Telcordia で soft failure(SF; ソフト障害)状態として定義されます。SD と signal fail(SF; 信号障害)は、どちらも着信 BER をモニタしますが、SD の方が SF よりも低いビット エラー レートでトリガーされます。
BER スレッシュホールドはユーザによるプロビジョニングが可能で、SD の範囲は 1E-9 dBm~1E-5 dBm です。
SD は、In-Service and Normal(IS-NR)、Out-of-Service and Autonomous, Automatic In-Service
(OOS-AU,AIS)、または Out-of-Service and Management, Maintenance(OOS-MA,MT)である電気回路カードのポートで報告されることがありますが、Out-of-Service and Management, Disabled(OOS-MA,DSBLD)サービス状態では報告されません。このアラームに関連する BER カウントが増加しても、IS-NR ポートは停止しませんが、このアラームが AINS ポートで発生した場合、ポートはサービス状態になりません。
BER レベルが、状態をトリガーしたスレッシュホールドレベルの 10 分の 1 になったときに、SD 状態はクリアされます。BER は、ファイバの接続不良、許容曲げ半径を超えてのファイバのわん曲、ファイバの接合不良など、物理的なファイバの問題が原因で増加することがあります。回線またはパスの切り替えを発生させることがあるクロスコネクト カード切り替えの繰り返しが SD の原因になることもあります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
(注) BER エラーのレベルによっては(1E-9 dBm など)、発生やクリアまでに長時間を要します(約 9,000 秒 = 150 分)。SD スレッシュホールドをレート 1E-9 dBm にプロビジョニングすると、SD アラームが発生するまで 1 時間半以上必要で、クリアにも同じ時間が必要です。
(注) すべての SONET ONS 電気回路カードでの使用に適した推奨テスト セットは、Omniber 718 です。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 1 状態が DS3XM-6、DS3XM-12、DS3E-12、または DS3/EC1-48 カード上の DS-3 回線に適用された場合は、「DS3XM-6、DS3XM-12、または DS3E-12 カード ループバック回線のクリア」の作業を行います。状態がその他の DS-N カード(DS3i-N-14、DS3-12、DS3i-N-14、または DS1/E1-56)に適用された場合は、「その他の電気回路カード、CE-100T-8、またはイーサネット カード ループバックのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 カードのファイバ コネクタが確実に接続されていることを確認します。ファイバの接続とカードの挿入についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 3 BER スレッシュホールドが正しく、予測されたレベルである場合は、光テスト セットを使用して、回線のパワー レベルを測定し、ガイドラインの範囲内であることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 4 光パワー レベルに問題がない場合は、光受信レベルが適切な範囲内であることを確認します。
ステップ 5 受信レベルに問題がない場合は、両端のファイバを現場の方法に従って清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 6 状態がクリアされない場合は、シングルモード ファイバが使用されていることを確認します。
ステップ 7 ファイバのタイプが正しい場合は、遠端ノードでシングルモード レーザーが使用されていることを確認します。
ステップ 8 信号劣化の両端のファイバ コネクタを、現場の方法に従って清掃します。
ステップ 9 遠端でシングルモード レーザーが使用されていることを確認します。
ステップ 10 問題が解決しない場合は、光回線の他端のトランスミッタが故障し、交換が必要な場合があります。「物理カードの再装着、リセット、交換」を参照してください。
ステップ 11 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
E1 の SD 状態は、E1 専用モードの DS1/E1-56 カードで、電気回路信号の品質が BER 信号劣化スレッシュホールドを超えたときに発生します。
SD は、SF より低いビット エラー レートでトリガーされます。SD BER スレッシュホールドはユーザによるプロビジョニングが可能であり、範囲は 1E-9 dBm~1E-5 dBm です。
SD は、In-Service and Normal(IS-NR)、Out-of-Service and Autonomous, Automatic In-Service
(OOS-AU,AIS)、または Out-of-Service and Management, Maintenance(OOS-MA,MT)である電気回路カードのポートで報告されることがありますが、Out-of-Service and Management, Disabled(OOS-MA,DSBLD)サービス状態では報告されません。このアラームに関連する BER カウントが増加しても、IS-NR ポートは停止しませんが、このアラームが AINS ポートで発生した場合、ポートはサービス状態になりません。
BER レベルが、状態をトリガーしたスレッシュホールドレベルの 10 分の 1 になったときに、SD 状態はクリアされます。BER は、ファイバの接続不良、許容曲げ半径を超えてのファイバのわん曲、ファイバの接合不良など、物理的なファイバの問題が原因で増加することがあります。回線またはパスの切り替えを発生させることがあるクロスコネクト カード切り替えの繰り返しが SD の原因になることもあります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
(注) BER エラーのレベルによっては(1E-9 dBm など)、発生やクリアまでに長時間を要します(約 9,000 秒 = 150 分)。SD スレッシュホールドをレート 1E-9 dBm にプロビジョニングすると、SD アラームが発生するまで 1 時間半以上必要で、クリアにも同じ時間が必要です。
(注) すべての SONET ONS 電気回路カードでの使用に適した推奨テスト セットは、Omniber 718 です。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 1 「その他の電気回路カード、CE-100T-8、またはイーサネット カード ループバックのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 カードのファイバ コネクタが確実に接続されていることを確認します。ファイバの接続とカードの挿入についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 3 BER スレッシュホールドが正しく、予測されたレベルである場合は、光テスト セットを使用して、回線のパワー レベルを測定し、ガイドラインの範囲内であることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 4 光パワー レベルに問題がない場合は、光受信レベルが適切な範囲内であることを確認します。
ステップ 5 受信レベルに問題がない場合は、両端のファイバを現場の方法に従って清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 6 状態がクリアされない場合は、シングルモード ファイバが使用されていることを確認します。
ステップ 7 ファイバのタイプが正しい場合は、遠端ノードでシングルモード レーザーが使用されていることを確認します。
ステップ 8 信号劣化の両端のファイバ コネクタを、現場の方法に従って清掃します。
ステップ 9 問題が解決しない場合は、光回線の他端のトランスミッタが故障し、交換が必要な場合があります。「物理カードの再装着、リセット、交換」を参照してください。
ステップ 10 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
トランクの SD 状態は、MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または TXPP_MR_2.5G カードへの光信号の品質が大幅に劣化し、着信光回線の BER が信号劣化スレッシュホールドを超えた場合に発生します。このアラームは、カードへの光信号または電気信号を伝送するカード ポートとトランクに適用されます。
信号劣化は、Telcordia で soft failure(SF; ソフト障害)状態として定義されます。SD と SF はどちらも着信 BER をモニタしますが、SD の方が SF よりも低い BER でトリガーされます。ONS 15454 の BER スレッシュホールドはユーザによるプロビジョニングが可能で、SD の範囲は 1E-9 dBm~1E-5 dBm です。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「SD(DS1、DS3)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SD Line(SD 回線)状態は、SD(DS1、DS3)と同様です。SONET 信号の回線レベルに適用され、SONET オーバーヘッドの B2 バイトで伝送されます。
イーサネットまたは OC-N カード上の SD-L は、保護切り替えの原因となりません。保護切り替えが進行中のカードに対してこのアラームが報告された場合、SD BER カウントは累積を続けます。この状態は、LOF(EC1)、LOF(OCN)、LOS(EC1)、および LOS(OCN)など、優先度の高いアラームによって置き換えられます。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 「SD(DS1、DS3)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SD Path(SD パス)状態は、SD(DS1、DS3)と同様ですが、SONET オーバーヘッドのパス(STS)レイヤに適用されます。パスまたは STS レベルの SD アラームは、SONET オーバーヘッドの B3 バイトで伝送されます。
UPSR 保護回線の場合、BER スレッシュホールドはユーザによるプロビジョニングが可能であり、SD の範囲は 1E-9 dBm~1E-5 dBm です。BLSR 1+1 および非保護回線の場合、BER スレッシュホールドをユーザがプロビジョニングすることはできず、エラー レートは 1E-6 dBm にハードコードされています。
UPSR では、SD-P 状態になると、パス(STS)レベルで現用カードから保護カードへの切り替えが発生します。BLSR、1+1、および非保護回線では、SD-P 状態は切り替えの原因になりません。
この状態の原因となる BER の増加は、ファイバの接続不良、許容曲げ半径を超えてのファイバのわん曲、ファイバの接合不良など、物理的なファイバの問題が原因で発生することがあります。
BER レベルが、アラームをトリガーしたスレッシュホールド レベルの 10 分の 1 になったときに、SD はクリアされます。
ステップ 1 「SD(DS1、DS3)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SD-V 状態は、SD(DS1、DS3)と同様ですが、SONET オーバーヘッドの VT レイヤに適用されます。
UPSR 保護回線の場合、BER スレッシュホールドはユーザによるプロビジョニングが可能であり、SD の範囲は 1E-9 dBm~1E-5 dBm です。BLSR 1+1 および非保護回線の場合、BER スレッシュホールドをユーザがプロビジョニングすることはできず、エラー レートは 1E-6 dBm にハードコードされています。
UPSR では、SD-V 状態になっても、パス(STS)レベルで現用カードから保護カードへの切り替えは発生しません。BLSR、1+1、および非保護回線では、SD-V 状態は切り替えの原因になりません。
このアラームの原因となる BER の増加は、ファイバの接続不良、許容曲げ半径を超えてのファイバのわん曲、ファイバの接合不良など、物理的なファイバの問題が原因で発生することがあります。
BER レベルが、アラームをトリガーしたスレッシュホールド レベルの 10 分の 1 になったときに、SD アラームはクリアされます。
ステップ 1 「SD(DS1、DS3)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Signal Fail(SF; 信号障害)状態は、信号の品質が BER 信号障害スレッシュホールドを超えたときに発生します。信号障害は、Telcordia によって「hard failure(ハード障害)」状態として定義されています。SD と SF 状態はどちらも着信 BER エラー レートをモニタし、類似した状態ですが、SF の方が SD よりも高い BER でトリガーされます。
BER スレッシュホールドはユーザによるプロビジョニングが可能で、SF の範囲は 1E-5 dBm~1E-3 dBm です。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 1 「SD(DS1、DS3)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
E1 の SF 状態は、E1 専用モードの DS1/lE1-56 カードで、信号の品質が BER 信号障害スレッシュホールドを超えたときに発生します。
SF は SD と同様に着信 BER エラー レートをモニタしますが、SF の方が SD よりも高い BER でトリガーされます。SF BER スレッシュホールドはユーザによるプロビジョニングが可能で、SF の範囲は 1E-5 dBm~1E-3 dBm です。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 1 「SD(E1)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
トランクの SF 状態は、MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または TXPP_MR_2.5G カードへの光信号の品質が大幅に劣化し、着信光回線の BER が信号障害スレッシュホールドを超えた場合に発生します。このアラームは、カードへの光信号と電気信号を伝送するカード ポートとトランクに適用されます。
信号障害は、Telcordia によってハード障害状態として定義されています。SF は着信 BER をモニタし、BER がデフォルトの範囲の超えたときにトリガーされます。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「SD(DS1、DS3)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SF Line(SF 回線)状態は、SF(DS1、DS3)と同様ですが、SONET 信号の回線レイヤ B2 オーバーヘッド バイトに適用されます。保護切り替えをトリガーすることがあります。
BER レベルが、状態をトリガーしたスレッシュホールド レベルの 10 分の 1 になったときに、SF-L 状態はクリアされます。BER は、ファイバの接続不良、許容曲げ半径を超えてのファイバのわん曲、ファイバの接合不良など、物理的なファイバの問題が原因で増加することがあります。
ステップ 1 「SD(DS1、DS3)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SF Path(SF パス)状態は、SF(DS1、DS3)と同様ですが、SONET オーバーヘッドのパス(STS)レイヤ B3 バイトに適用されます。保護切り替えをトリガーすることがあります。
BER レベルが、状態をトリガーしたスレッシュホールド レベルの 10 分の 1 になったときに、SF-P 状態はクリアされます。BER は、ファイバの接続不良、許容曲げ半径を超えてのファイバのわん曲、ファイバの接合不良など、物理的なファイバの問題が原因で増加することがあります。
ステップ 1 「SD(DS1、DS3)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Software Download in Progress(ソフトウェアのダウンロード進行中)アラームは、TCC2/TCC2P カードがソフトウェアをダウンロードまたは転送しているときに発生します。
アクティブおよびスタンバイ TCC2/TCC2P カードのソフトウェアのバージョンが同じ場合、スタンバイ TCC2/TCC2P カードのソフトウェアがアップデートされるまで約 3 分かかります。
アクティブおよびスタンバイ TCC2/TCC2P カードのソフトウェアのバージョンが異なる場合、転送には最大 30 分かかります。ソフトウェア転送は、2 つのカードでソフトウェア バージョンが異なる場合に発生します。転送が完了すると、アクティブ TCC2/TCC2P カードが再起動され、約 3 分後にスタンバイ モードになります。
対処は不要です。転送またはソフトウェアのダウンロードが完了するまで待ちます。アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SF-V 状態は、SF(DS1、DS3)と同様ですが、SONET オーバーヘッドの VT レイヤに適用されます。
ステップ 1 「SD(DS1、DS3)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Switch Insertion Loss Variation Degrade High(スイッチ挿入損失変動劣化、高)アラームは、OSC-CSM カードの光スイッチのエージングによって、挿入損失が徐々に増加している場合に発生します。このアラームは、挿入損失が上限の劣化スレッシュホールドを超えたことを意味します。将来、カードを交換する必要があります。
ステップ 1 アラームの発生したカードで、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Switch Insertion Loss Variation Degrade Low(スイッチ挿入損失変動劣化、低)アラームは、OSC-CSM カードの光スイッチのエージングによって、挿入損失が徐々に減少している場合に発生します。このアラームは、挿入損失が下限の劣化スレッシュホールドを超えたことを意味します。将来、カードを交換する必要があります。
ステップ 1 アラームの発生したカードで、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SHUTTER-OPEN 状態は、LOS(OTS)の検出後、OSC-CSM カードのレーザー シャッターがオープンのままである場合に発生します。レーザー シャッターは、光学的な安全問題がある場合にオープンしたまま、OSC-CSM カードの LINE-RX ポートが OSC パワーを連続して 3 秒受信するとクローズします。
ステップ 1 「LOS(OTS)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 SHUTTER-OPEN 状態がクリアされない場合、ユニット シャッターが正しく動作していません。「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Signal Loss on Data Interface(データ インターフェイス上の信号損失)アラームは、FC_MR-4 カードの受信クライアント ポートに LOS がある場合に発生します。これは、FC_MR-4 ポートのターミナル ループバック状態によってクリアすることが可能です。SIGLOSS は、SYNCLOSS アラームを降格します。
ステップ 1 SONETリンクの近端カード ポートで、ファイバ チャネル データ ポート接続が動作していることを確認します。
ステップ 2 ポートへのファイバの導通を確認します。現場の方法に従って、ファイバの導通を確認します。
ステップ 3 ファイバ チャネル カード上の物理ポート LED を確認します。リンクが接続されていない場合、ポート LED はクリア(つまり、グリーンに点灯していない状態)です。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Simple Network Time Protocol(SNTP)Host Failure(SNTP ホスト障害)アラームは、リングの他の ONS 15454 ノードの IP プロキシとして機能している ONS 15454 が SNTP 情報をネットワークの他のノードに転送していないことを示します。転送失敗の原因は 2 つ考えられます。ONS 15454 プロキシ ノードに接続された IP ネットワークに問題があるか、ONS 15454 プロキシ ノード自体が正常に機能していません。
ステップ 1 「PC から ONS 15454 への接続の確認(ping)」を実行して、同じサブネットのワークステーションから SNTP ホストに ping を実行して、サブネット内の通信が可能であることを確認します。
ステップ 2 ping が失敗した場合は、SNTP 情報をプロキシに供給する IP ネットワークを管理するネットワーク管理者に連絡して、プロキシ ONS 15454 システムに接続している SNTP サーバまたはルータに影響を与えるようなネットワーク問題が発生していないかどうかを判別します。
ステップ 3 ネットワークに問題がない場合は、ONS システム プロキシが正しくプロビジョニングされているか確認します。
a. プロキシとして機能している ONS 15454 のノード ビューで、 Provisioning > General タブをクリックします。
b. Use NTP/SNTP Server チェックボックスにチェックが付いていることを確認します。
c. Use NTP/SNTP Server チェックボックスにチェックが付いていない場合は、チェックを付けます。
d. Use NTP/SNTP Server フィールドに、サーバの有効な IP アドレスが表示されていることを確認します。
ステップ 4 プロキシが正しくプロビジョニングされている場合は、SNTP ホストの詳細について、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Timing」の章を参照してください。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Span Switch Is Active East Side(イースト側スパン切り替えアクティブ)状態は、4 ファイバ BLSR スパンのイースト側で Force Span コマンドを使用したスパン切り替えがあったときに発生します。切り替えがクリアされると、この状態はクリアされます。SPAN-SW-EAST は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブに表示されます。Force Span が適用されたポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上で「F」と表示されます。
(注) SPAN-SW-EAST は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Span Switch Is Active West Side(ウェスト側スパン切り替えアクティブ)状態は、4 ファイバ BLSR スパンのウェスト側で Force Span コマンドを使用したスパン切り替えがあったときに発生します。切り替えがクリアされると、この状態はクリアされます。SPAN-SW-WEST は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブに表示されます。Force Span が適用されたポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上で「F」と表示されます。
(注) SPAN-SW-WEST は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Ring Squelching Traffic(リング スケルチ トラフィック)状態は、STS 回線の開始または終了ノードに障害が発生したとき、またはこのノードが複数のファイバ切断またはメンテナンス コマンド FORCE RING によって切り離されたときに、BLSR で発生します。ノードの切り離しまたは障害によって、障害が発生したノードで開始または終了する回線は無効になります。スケルチ状態は、切り離しまたは障害が発生したノードのいずれかの側のノードの一方または両方で発生します。AIS-Pは、切り離されたノード以外のリングのすべてのノードでも発生します。
警告 OC-192 カードでは、カードの起動時に安全キーがオンの位置(ラベル 1)であれば、レーザーがオンになります。ポートが稼働中でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
a. View メニューから、 Go to Network View を選択します。
b. グレー表示され、スパンが赤いノードが切り離されたノードです。
ステップ 2 切り離されたノードのポートへのファイバの導通を確認します。現場の方法に従って、ケーブルの導通を確認します。
ステップ 3 ファイバの接続に問題がない場合は、正しいポートが稼働中であることを確認します。
a. 物理カードで LED が正しく点灯していることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. OC-N ポートが稼働中かどうかを判別するには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
c. Provisioning> Line タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが IS となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが OOS,MT または OOS,DSBLD としてリストされている場合は、カラムをクリックして、IS を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 4 正しいポートが稼働中の場合は、光テスト セットを使用して回線上に有効な信号があることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。
ステップ 5 信号が有効な場合は、光信号のパワー レベルが、光カード レシーバの仕様の範囲内であることを確認します。カードの仕様については『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』を参照してください。
ステップ 6 レシーバ レベルが正常な場合は、光送信および受信ファイバが正しく接続されていることを確認します。
ステップ 7 コネクタの接続が正常であれば、OC-N カードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 8 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、ESCON、FC、GE、ISC、OCN、TRUNK
Client Signal Squelched(クライアント信号スケルチ)状態は、TXP_MR_10G、TXP_MR_10E、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、MXP_2.5G_10G、MXP_2.5G_10E、MXP_MR_2.5G、または
MXPP_MR_2.5G カードによって発生します。
• MXP または TXP クライアント ファシリティが、アップストリームの受信ファシリティで信号の損失(イーサネット CARLOSS、DWDM SIGLOSS、または光 LOS など)が発生したことを検出したとき。これに対して、ファシリティの送信はオフになります(SQUELCHED)。アップストリームの受信ファシリティとは、クライアントと同じカード上のトランク受信であり、トランク スパンの他端のカード上のクライアント受信です。
• (同じカード上の)アップストリームのトランク受信で SIGLOSS、イーサネット CARLOSS、LOS、または LOS(TRUNK)アラームが発生した場合、クライアントはスケルチします。一部の透過モードでは、トランクが AIS 状態または TIM アラームを検出した場合に、クライアントはスケルチされます。
• (DWDM スパンの他端のカード上の)アップストリームのクライアント受信で CARLOSS、SIGLOSS、または LOS が発生した場合、クライアントはスケルチします。
一例として、アップストリームの MXP_2.5G_10G クライアント ポート受信で「loss of light」が発生すると、このポートは CARLOSS、SIGLOSS、または LOS(ペイロードのタイプによって決定)をローカルで生成します。また、このポートは、クライアント信号障害(GFP-CSF)をダウンストリームのカードに送信します。ダウンストリームのカードは GFP-CSF アラームを生成して、クライアント送信レーザーをオフにし、SQUELCHED 状態を生成します。
ローカル クライアントが SQUELCHED を生成した場合、次のいずれかのアラームも生成されます。これらはすべて、アップストリームのノードによって通知されます。
MXP_MR_10G では、アップストリームのクライアントが次のいずれかのアラームを検出した場合に、ローカル クライアントは SQUELCHED 状態を生成します。対応するローカル アラームが生成されても、必ずしもこれらの状態がアップストリームに存在するとは限りません。
• LOS(2R)、LOS(ESCON)、および LOS(ISC) を含むクライアントの LOS
• CARLOSS(FC)、CARLOSS(GE)、および CARLOSS(ISC) を含むクライアントの CARLOSS
ローカル トランクが次のいずれかのアラームを生成した場合、ローカル クライアントは SQUELCHED 状態を生成します。
• 「OTUK-TIM」(スケルチ有効)
• 「ODUK-TIM-PM」(スケルチ有効)
• 「TIM」(OC-N の場合、スケルチ有効)
• 「WVL-MISMATCH」(クライアントまたはトランク)
SQUELCHED 状態をローカルでトラブルシュートするときには、次の順序でアップストリームで進行中の障害を確認してください。(このアラームをリモートからトラブルシュートするときには、逆の順序で行ってください。)
• 上記のリモート(アップストリーム)クライアント受信のアラーム
(注) トランクで SQUELCHED 状態が発生した場合、トランスポンダ(TXP)が唯一の原因です。
ステップ 1 ESCON 以外のオブジェクトに対してオブジェクトが報告された場合は、リモート ノードとローカル ノードが LOF または LOS アラーム(上記のクライアント トランクについて)を報告していないか判別します。報告している場合は、この章の該当する項を参照して、トラブルシューティング手順を実行してください。
ステップ 2 LOF または LOS が報告されていない場合は、リモート ノードまたはローカル ノードで上記のその他の状態が発生していないか判別します。発生している場合は、この章の該当する項を参照して、トラブルシューティング手順を実行してください。
ステップ 3 これらのアラームがまったく報告されていない場合は、SQUELCHED 状態を報告しているローカル ポートがループバックになっていないか判別します。(このポートの状態ウィンドウに LPBKFACILITY OR LPBKTERMINAL と表示されます。)ループバックになっている場合は、次の手順を実行します。
a. クライアント カードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
b. Maintenance > Loopback > Port タブをクリックします。
c. ポートの Admin State カラムが OOS,MT または OOS,DSBLD になっている場合は、セルをクリックして強調表示し、ドロップダウン リストから IS を選択します。状態を IS に変更すると、ポートにプロビジョニングされているループバックもクリアされます。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:STSTRM については Critical(CR)、Service-Affecting(SA); VT-TERM については Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Sequence Mismatch(シーケンス ミスマッチ)アラームは、virtual concatenated(VCAT; 仮想連結)メンバー アラームです(VCAT メンバー回線は、複数のタイム スロットからの信号をより高速な 1 つの信号に連結した独立した回線です)。VCAT メンバーの予測されたシーケンス番号が、受信したシーケンス番号と一致しない場合に、このアラームが発生します。
ステップ 1 エラーが発生した回線に対して、「回線の削除」の作業を行います。
ステップ 2 『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Create Circuits and VT Tunnels」の章の手順で回線を再作成します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:BITS、DS1、E1、OCN、TRUNK
Synchronization Status Message(SSM)Quality Changed to Do Not Use (DUS) (同期ステータス メッセージ [SSM] の品質が DUS に変化)状態は、Synchronization Status Message(SSM; 同期ステータス メッセージ)の品質レベルが DUS に劣化した場合、または手動で DUS に変更された場合に発生します。
タイミング ループの発生を防ぐために、信号を手動で DUS に変更することがよくあります。DUS を送信すると、ループでタイミングが再使用されなくなります。DUS 信号は、回線のメンテナンス テストの目的で送信されることもあります。
(注) SSM-DUS は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
単一障害デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)ダブル障害デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
論理オブジェクト:BITS、DS1、E1、OCN、TRUNK
SSM Failed(SSM 障害)アラームは、 ONS 15454 によって受信された同期ステータス メッセージングが 失敗 したときに発生します。問題は ONS 15454 の外部にあります。このアラームは、ONS 15454 は SSM を受信するように設定されているが、タイミング ソースが有効な SSM メッセージを配信していないことを示します。
ステップ 1 外部タイミング ソースで SSM が有効であることを確認します。
ステップ 2 タイミングが有効な場合は、光テスト セットを使用して、外部タイミング ソースが SSM を配信しているかどうかを判別します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SSM Local Node Clock(LNC)Traceable(SSM ローカル ノード クロック [LNC] 追跡可能)状態は、 SONET オーバーヘッドの多重化セクションの SSM(S1)バイトが、回線または BITS タイミング ソースが LNC であることを示すように変更されたときに発生します。
(注) SSM-LNC は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:BITS、DS1、E1、OCN、TRUNK
SSM Off(SSM オフ)状態は、ノードのタイミングをとるための基準に適用されます。基準の SSM がオフになったときに発生します。 ノードは SSM を受信するように設定されていますが、タイミング ソースが SSM メッセージを配信していません。
ステップ 1 「SSM-FAIL アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SSM Primary Reference Clock(PRC)Traceable(SSM 1 次基準クロック [PRC] 追跡可能)状態は、 SONET の送信レベルが PRC に変更されたときに発生します。
(注) SSM-PRC は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:BITS、DS1、E1、NE-SREF、OCN、TRUNK
SSM Primary Reference Source(PRS)Traceable(SSM 1 次基準ソース [PRC] 追跡可能)状態は、 SSM 送信レベルが Stratum 1 Traceable に変更されたときに発生します。
(注) SSM-PRS は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:BITS、DS1、E1、NE-SREF、OCN、TRUNK
SSM Reserved(RES)For Network Synchronization Use(ネットワーク同期用に予約した [ RES ] SSM)状態は、同期メッセージ品質レベルが RES に変更されたときに発生します。
(注) SSM-RES は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
SSM-SDN-TN 状態は、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
SSM-SETS 状態は、現在のリリースのこのプラットフォームでは使用されません。これは今後の開発のために予約されています。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:BITS、DS1、E1、NE-SREF、OCN、TRUNK
SSM SONET Minimum Clock(SMC)Traceable(SSM SMC 追跡可能)状態は、同期メッセージ品質レベルが SMC に変更されたときに発生します。ログイン ノードは内部レベル(ST3)より下の基準を使用できないので、このクロックを使用しません。
(注) SSM-SMC は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:BITS、DS1、E1、NE-SREF、OCN、TRUNK
SSM Stratum 2(ST2)Traceable(SSM ST2 追跡可能)状態は、同期メッセージ品質レベルが ST2 に変更されたときに発生します。
(注) SSM-ST2 は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:BITS、DS1、E1、NE-SREF、OCN、TRUNK
SSM Stratum 3(ST3)Traceable(SSM ST3 追跡可能)状態は、同期メッセージ品質レベルが ST3 に変更されたときに発生します。
(注) SSM-ST3 は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:BITS、DS1、E1、NE-SREF、OCN、TRUNK
SSM Stratum 3E(SSM ST3E)Traceable(ST3E 追跡可能)状態は、同期メッセージ品質レベルが、より低い同期レベルから ST3E に変更されたときに発生します。SSM-ST3E は Generation 2 SSM であり、Generation 1 に対して使用されます。
(注) SSM-ST3 は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:BITS、DS1、E1、NE-SREF、OCN、TRUNK
SSM Stratum 4(ST4)Traceable(SSM ST4 追跡可能)状態は、同期メッセージ品質レベルが ST4 に下げられたときに発生します。ST3 未満なので、メッセージ品質は使用されません。
(注) SSM-ST4 は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:BITS、DS1、E1、NE-SREF、OCN、TRUNK
SSM Synchronization Traceability Unknown(STU)(SSM 同期追跡可能性不明 [STU])状態は、状態を報告しているノードのタイミングは SSM をサポートしない基準に同期しているが、ONS 15454 は SSM サポートが有効になっているときに発生します。SSM-STU は、タイミング ソースが SSM メッセージを送信するが、ONS 15454 で SSM が有効でない場合にも発生します。
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Timing > BITS Facilities タブをクリックします。
ステップ 2 Sync Messaging Enabled チェックボックスの状態に応じて、次のいずれかの操作を行います。
•BITS ソースの Sync. Messaging Enabled チェックボックスがチェックされている場合は、解除します。
•BITS ソースの Sync. Messaging Enabled チェックボックスがチェックされていない場合は、チェックします。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:BITS、NE-SREF、OCN、TRUNK
SSM Transit Node Clock(TNC)Traceable(SSM TNC 追跡可能)状態は、同期メッセージ品質レベルが TNC に変更されたときに発生します。
(注) SSM-TNC は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Switching Matrix Module Failure on Protect Slot(保護スロットの切り替えマトリクス モジュール障害)アラームは、スロット 10 クロスコネクト カードがアクティブ(ACT)なときに生成されます。いずれの種類のクロスコネクト カードも、このアラームを生成することがあります。(次の項に示すように、2 つの例外があります。)SWMTXMOD-PROT は、スロット 10 クロスコネクト内部の論理コンポーネントがシステム内のトラフィック カードに対してフレーム同期外れ(OOF)になったときに発生します。この場合、アラームはトラフィック カード スロットに対して生成されます。
XC-VXC-10G カードは、ACT またはスタンバイ(SBY)のいずれでも、このアラームを(スロット 10で)生成することがあります。XCVT カードは、このクロスコネクト カードが同じクロスコネクト カード上の 2 番めの論理コンポーネントに対して OOF になった場合に、SWMTXMOD-PROT を生成することがあります。
ステップ 1 スロット 10 カードに対して、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を行います。LED の動作については、「リセット時の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 2 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、スロット 10 クロスコネクト カードについて 「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。
ステップ 4 「アクティブおよびスタンバイ クロスコネクト カードのサイド切り替え」の作業を行います。
(注) アクティブなクロスコネクト カードがスタンバイ モードになると、元のスタンバイ スロットがアクティブになります。それまでのスタンバイ カードの ACT/SBY LED がグリーンになります。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Switching Matrix Module Failure on Working Slot(現用スロットの切り替えマトリクス モジュール障害)アラームは、スロット 8 クロスコネクト カードがアクティブ(ACT)なときに生成されます。いずれの種類のクロスコネクト カードも、このアラームを生成することがあります。(次の項に示すように、2 つの例外があります。)SWMTXMOD-WORK は、スロット 8 クロスコネクト内部の論理コンポーネントがシステム内のトラフィック カードに対して OOF になったときに発生します。この場合、アラームはトラフィック カード スロットに対して生成されます。
XC-VXC-10G カードは、ACT またはスタンバイ(SBY)のいずれでも、このアラームを(スロット 8で)生成することがあります。XCVT カードは、このクロスコネクト カードが同じクロスコネクト カード上の 2 番めの論理コンポーネントに対して OOF になった場合に、SWMTXMOD-WORK を生成することがあります。
ステップ 1 スロット 8 カードに対して、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を行います。LED の動作については、「リセット時の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 2 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、スロット 8 クロスコネクト カードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。
ステップ 4 「アクティブおよびスタンバイ クロスコネクト カードのサイド切り替え」の作業を行います。
(注) アクティブなクロスコネクト カードがスタンバイ モードになると、元のスタンバイ スロットがアクティブになります。それまでのスタンバイ カードの ACT/SBY LED がグリーンになります。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Synchronization Switch to Primary Reference(1 次基準への同期切り替え)状態は、ONS 15454 がプライマリ タイミング ソース(1 次基準)に切り替わったときに発生します。ONS 15454 は、3 段階のタイミング基準を使用します。通常、これらのタイミング基準は、2 つの BITS レベルまたは回線レベルのソースと内部基準です。
(注) SWTOPRI は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Synchronization Switch to Secondary Reference(2 次基準への同期切り替え)状態は、ONS 15454 がセカンダリ タイミング ソース(2 次基準)に切り替わったときに発生します。
ステップ 1 この状態をクリアするには、SYNCPRIなど、プライマリ ソースの障害に関連するアラームをクリアします。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Synchronization Switch to Third Reference(3 次基準への同期切り替え)状態は、ONS 15454 がサード タイミング ソース(3 次基準)に切り替わったときに発生します。
ステップ 1 この状態をクリアするには、SYNCPRIやSYNCSECなど、プライマリ ソースの障害に関連するアラームをクリアします。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:BITS、DS1、E1、OCN、TRUNK
Synchronization Reference Frequency Out of Bounds(範囲外の同期基準周波数)状態は、有効な基準の範囲外にある基準に対して報告されます。ログイン ノードは、この基準をエラーとし、別の内部または外部基準を選択して使用します。
ステップ 1 光テスト セットを使用して、回線または BITS タイミング ソースのタイミング周波数を調べ、タイミングが適切な周波数範囲内にあることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
BITS の場合、適切なタイミング周波数範囲は、約 -15 PPM ~ 15 PPM です。光回線のタイミングの場合、適切な周波数範囲は、約 -16 PPM ~ 16 PPM です。
ステップ 2 基準ソースの周波数が範囲外でない場合は、TCC2/TCC2P カードに対して 「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
(注) TCC2/TCC2P カードから新しく装着された TCC2/TCC2P カードにシステム ソフトウェアが転送されるまで最大 30 分かかります。ソフトウェアは、2 つのカードでソフトウェア バージョンが異なる場合に転送されます。転送が完了すると、アクティブ TCC2/TCC2P カードが再起動され、約 3 分後にスタンバイ モードになります。
ステップ 3 TCC2/TCC2P カードを交換しても SYNC-FREQ 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Loss of Synchronization on Data Interface(データ インターフェイス上の同期損失)アラームは、FC_MR-4 カードで、クライアント ポートの信号の同期が消失したときに発生します。このアラームは、FC_MR-4 ローカル ポートで、ポートがターミナル ループバック状態(LPBKTERMINAL)に移行したときに発生することもあります。このアラームは、SIGLOSS アラームによって降格されます。
ステップ 1 SONETリンクの近端カード ポートで、ファイバ チャネル データ ポート接続が動作していることを確認します。
ステップ 2 ポートへのファイバの導通を確認します。現場の方法に従って行ってください。
ステップ 3 FC_MR-4 のポートの LED を実際に見て、アラームがクリアされたかどうかを判別します。
ポートの LED によって、次のようにカードの状態を判別してください。
•ポート LED がクリア(つまり、グリーンに点灯していない状態)の場合、リンクは接続されていず、アラームはクリアされていません。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:EXT-SREF については Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Loss of Timing on Primary Reference(1 次基準タイミングの紛失)アラームは、ONS 15454 がプライマリ タイミング ソース(1 次基準)を失ったときに発生します。ONS 15454 は、3 段階のタイミング基準を使用します。通常、これらのタイミング基準は、2 つの BITS レベルまたは回線レベルのソースと内部基準です。SYNCPRI が発生すると、ONS 15454 はセカンダリ タイミング ソース(2 次基準)に切り替わります。セカンダリ タイミング ソースへの切り替えによって、SWTOSECもトリガーされます。
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Timing > General タブをクリックします。
ステップ 2 NE 基準の REF-1 の現在の構成を確認します。
ステップ 3 プライマリ タイミング 基準が BITS 入力の場合は、「LOS(BITS)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 4 プライマリ基準クロックが ONS 15454 の着信ポートの場合は、「LOS(OCN)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Loss of Timing on Secondary Reference(2 次基準タイミングの紛失)アラームは、ONS 15454 がセカンダリ タイミング ソース(2 次基準)を失ったときに発生します。SYNCSEC が発生すると、
ONS 15454 はサード タイミング ソース(3 次基準)に切り替わり、ONS 15454 の有効なタイミングを取得します。サード タイミング ソースへの切り替えによって、SWTOTHIRDもトリガーされます。
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Timing > General タブをクリックします。
ステップ 2 NE 基準の REF-2 の現在の構成を確認します。
ステップ 3 セカンダリ タイミング基準が BITS 入力の場合は、「LOS(BITS)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 4 BITS クロックが適切に稼働していることを確認します。
ステップ 5 セカンダリ タイミング ソースが ONS 15454 の着信ポートの場合は、「LOS(OCN)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Loss of Timing on Third Reference(3 次基準タイミングの紛失)アラームは、ONS 15454 がサード タイミング ソース(3 次基準)を失ったときに発生します。SYNCTHIRD が発生し、ONS 15454 がソース 3 の内部基準を使用した場合、TCC2/TCC2P カードに障害が発生することがあります。ONS 15454 は、SYNCTHIRD アラームのあとに、FRNGSYNCまたは HLDOVRSYNCを報告することがよくあります。
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Timing > General タブをクリックします。
ステップ 2 NE 基準の REF-3 の現在の構成を確認します。基準の詳細については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Timing」の章を参照してください。
ステップ 3 サード タイミング基準が BITS 入力の場合は、「LOS(BITS)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 4 サード タイミング ソースが ONS 15454 の着信ポートの場合は、「LOS(OCN)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 5 サード タイミング ソースが内部 ONS 15454 タイミングを使用している場合は、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を行います。
リセットしたカードが完全に再起動して、スタンバイカードになるまで、10 分間待ちます。
ステップ 6 リセットしたカードが正常に再起動しない場合や、アラームがクリアされない場合は、製品を購入された代理店へお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
System Reboot(システムの再起動)アラームは、TCC2/TCC2P カードで新しいソフトウェアが起動中であることを示します。対処は不要です。すべてのカードで新しいソフトウェアの再起動が終了すると、アラームはクリアされます。再起動には、最大 30 分かかります。
アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
(注) SYSBOOT は情報アラームです。クリアされないときにのみトラブルシューティングが必要です。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Temperature Reading Mismatch Between Control Cards(制御カード間での温度読み取りミスマッチ)状態は、2 つの TCC2/TCC2P カードでの温度の読み取りが、事前定義された差分(5 °Cなど)の範囲外にある場合に発生します。パワー モニタリングと温度情報のメッセージが、2 つの TCC2/TCC2P カードの間で交換され、値を比較できるようにします。各 TCC2/TCC2P カードの温度は、システム変数から読み取られます。
ステップ 1 「再使用可能なエア フィルタの点検、清掃、交換」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、「ファン トレイ アセンブリの取り外しと再取り付け」の作業を実行します。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Section TIM(セクション トレース ID ミスマッチ [TIM] )アラームは、予測された J0 セクション トレース文字列と受信されたセクション トレース文字列が異なるときに発生します。これは、受信データが正しくなく、受信ポートが正しいトランスミッタ ポートに接続できないために発生します。
このアラームが、アラームの発生がなく正常に動作しているポートで発生したときは、誤ったファイバの接続、TL1 ルーティングの変更、または他のユーザによる Current Transmit String フィールドへの誤った値の入力により、回線パスが変更されました。
アラームなしで動作していたポートで、そのポートに接続している光ファイバを切り替えた場合にも、TIM が発生します。TIM は通常、LOS(OCN)やUNEQ-Pなど、他のアラームと同時に発生します。これらのアラームが TIM アラームと同時に発生した場合は、元のケーブルまたはファイバを接続し直すか、交換してアラームをクリアします。Transmit String または Expected String が変更された場合は、元の文字列に戻します。
ステップ 1 物理ファイバの設定と接続が正しいことを確認します。現場のマニュアルに従って行ってください。ONS 15454 のケーブル接続の詳細については、『Cisco ONS 15454 Procedure Guide』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、J0 の予測された文字列と送信された文字列を比較し、必要な場合は次の手順を実行して変更します。
a. 回線の発信元ノードにログインし、 Circuits タブをクリックします。
b. アラームを報告している回線を選択し、 Edit をクリックします。
c. Edit Circuit ウィンドウで、Show Detailed Circuit Map チェックボックスにチェックを付け、Apply をクリックします。
d. 詳細回線マップで、発信元回線ポートを右クリックし、ショートカット メニューから Edit J0 Path Trace (port) を選択します。
e. Edit J0 Path Trace ダイアログボックスで、Current Transmit String と Current Expected String のエントリを比較します。
f. 文字列が異なる場合は、Transmit または Expected の文字列を修正し、 Apply をクリックします。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、信号が誤ってルーティングされていないことを確認します。(ONS 15454 は回線のルーティングを自動的に行いますが、TL1 を使用して回線ルートが変更された可能性もあります。)必要な場合は、TL1 を使用してルーティングを手動で修正します。手順については、『 Cisco ONS SONET TL1 Reference Guide 』および『 Cisco SONET TL1 Command Guide 』を参照してください。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
TIM Section Monitor TIM(TIM セクション モニタ トレース ID のミスマッチ [TIM] )アラームは、TIM-Pに似ていますが、透過モードに構成された TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードに適用されます。(透過終端モードでは、すべての SONET オーバーヘッド バイトがクライアント ポートとトランク ポートの間をパススルーします。)
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「TIM-P アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:STSTRM については Critical(CR)、Service-Affecting(SA)、デフォルトの重大度:STSMON の場合は Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
TIM Path(TIM パス)アラームは、予測されたパス トレース文字列と受信されたパス トレース文字列が異なるときに発生します。Path Trace Mode が Manual または Auto に設定されていなければ、TIM-P アラームは発生しません。
手動モードの Path Trace ウィンドウでは、ユーザは、予測する文字列を受信ポートの Current Expected String フィールドに入力します。この文字列は、送信ポートの Transmit String フィールドに入力された文字列に一致しなければなりません。これらのフィールドが一致しない場合、ログイン ノードは TIM-P アラームを生成します。Auto モードの受信ポートでは、カードは予測する文字列を受信文字列の値に設定します。このアラームが、アラームの発生がなく正常に動作しているポートで発生したときは、回線パスが変更されたか、他のユーザが Current Transmit String フィールドに新しい誤った値を入力したことが原因です。どちらの場合も、次の手順に従ってクリアします。
ステップ 1 「TIM アラームのクリア」の作業を行います。(オプションには、「Edit J0 Path Trace」ではなく、「Edit J1 Path Trace」と表示されます。)
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。このアラームが STSTRM オブジェクトに適用されている場合は、Service-Affecting(SA)です。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
TIM for Section Overhead(セクション オーバーヘッド TIM)アラームは、Manual または Auto のいずれかのモードで、予測された J0 セクション オーバーヘッド文字列と受信した J0 セクション オーバーヘッド文字列が異なるときに発生します。
手動モードの DS3/EC1-48 カードの Section Trace ウィンドウでは、ユーザは、予測する文字列を受信ポートの Current Expected String フィールドに入力します。この文字列は、送信ポートの Transmit String フィールドに入力された文字列に一致しなければなりません。これらのフィールドが一致しない場合、ログイン ノードは TIM-S アラームを生成します。
Auto モードの受信ポートでは、カードは予測する文字列を受信文字列の値に設定します。このアラームが、アラームの発生がなく正常に動作しているポートで発生したときは、回線パスが変更されたか、他のユーザが Current Transmit String フィールドに新しい誤った値を入力したことが原因です。どちらの場合も、次の手順に従ってクリアします。
TIM-S は、アラームなしで動作していたポートで、そのポートに接続しているケーブルまたは光ファイバを切り替えた場合にも発生します。ポートで TIM-S が有効な場合、ダウンストリームでは AIS-Lが、アップストリームでは RFI-Lが生成されることがあります。
(注) AIS-L および RFI-L の有効/無効の切り替えは、Provisioning > EC1 > Section Trace タブの Disable AIS/RDI on TIM-S? チェックボックスで行います。
ステップ 1 DS3/EC1-48 カードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
ステップ 2 Provisioning > EC1 > Section Trace タブをクリックします。
ステップ 4 Expected エリアの Current Expected String フィールドに正しい文字列を入力します。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。このアラームが STSTRM オブジェクトに適用されている場合は、Service-Affecting(SA)です。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
VT Path TIM(VT パス TIM)アラームは、J2 パス トレースが有効であり、予測されたトレース文字列に一致しないときに、VT 終端で生成されます。
ステップ 1 「TIM アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
CE-100T-8 カードの Transport(TPT)Layer Failure(トランスポート レイヤの障害)アラームは、ONS 15454 CE-100T-8 カードのエンドツーエンド イーサネット リンク整合性機能に問題が発生したことを示します。TPTFAIL は、TPTFAIL を報告しているポートの問題ではなく、遠端の状態を示します。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 「TPTFAIL(G1000)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Transport Fail(転送失敗)アラームは、FC_MR-4 カードのローカル ファイバ チャネル(FC)ポートが AIS-P、LOP-P、UNEQ-P、PLM-P、TIM-P、LOM(VCAT のみ)、または SQM(VCAT のみ)など、別の SONET エラーを受信したときに、そのポートに対して生成されます。
この TPTFAIL は、SIGLOSS または SYNCLOSS によってリモート FC カード ポートがダウンした場合にも、ファイバ チャネル カードに対して生成されることがあります。この場合、リモート FC カード ポートは、SONET C2 バイトで PDI-P エラー コードを送信して、ローカル FC ポートのトランスミッタをオフにするように通知します(その結果、ローカル FC ポートで TPTFAIL アラームが発生します)。TPTFAIL は、遠端受信ファイバが引き抜かれたときに生成されることもあります。このアラームは、FC_MR-4 ポートにファシリティ ループバックが配置された場合に降格することができます。
ステップ 1 このポートに適用されるすべてのパス アラームを調べてクリアします。問題をクリアする方法については、この章の適切な項を参照してください。パス アラームをクリアすると、TPTFAIL もクリアされます。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
G シリーズ イーサネット カードの Transport Layer Failure(トランスポート レイヤの障害)アラームは、ONS 15454 G シリーズ カードのエンドツーエンド イーサネット リンク整合性機能に問題が発生したことを示します。TPTFAIL は、TPTFAIL を報告しているポートの問題ではなく、遠端の状態を示します。
TPTFAIL アラームは、エンドツーエンド イーサネット パス全体の動作を妨げている SONET パスかリモート イーサネット ポートの問題を示します。イーサネット ポートが使用する SONET パスに AIS-P、LOP-P、PDI-P、または UNEQ-Pなどの SONET パス アラームが存在する場合、影響を受けたポートにより TPTFAIL アラームが発生します。また、遠端 G シリーズ イーサネット ポートが管理上無効にされている場合、またはポートがCARLOSS(G1000)を報告している場合、SONET パス オーバーヘッドの C2 バイトが PDI-Pを示している場合、近端ポートに対して TPTFAIL が報告されます。
TPTFAIL アラームが発生した場合、近端ポートは自動的に無効になります(伝送レーザーがオフになります)。レーザーが停止すると、近端に接続された外部イーサネット デバイスがリンクのダウンを検出し、トランスミッタをオフにします。これによって、アラームを報告しているポートでも CARLOSS アラームが発生します。どの場合も、原因は G シリーズ ポートが使用している SONET パスか、このパスがマップされている遠端 G シリーズ ポートにあります。
ONS 15454 G シリーズ ポートで発生した TPTFAIL は、このポートが使用している SONET パスまたはこのポートにマップされている遠端 G シリーズ ポートに問題があることを示します。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 G シリーズ 回線上の OC-N カードによって報告されているアラームをクリアします。
ステップ 2 OC-N カードによってアラームが報告されていない場合、または PDI-Pが報告されている場合は、遠端 G シリーズ ポートに問題がある可能性があります。遠端ポートまたはカードに対して報告されている CARLOSS などのアラームをすべてクリアします。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
ML シリーズ イーサネット カードの TPT Layer Failure(トランスポート レイヤの障害)アラームは、ML シリーズ POS カードのエンドツーエンド packet-over-SONET(POS)リンク整合性機能に問題が発生したことを示します。TPTFAIL は、遠端状態または POS ポートの構成の誤りを示します。
TPTFAIL アラームは、エンドツーエンド POS パス全体の動作を妨げている SONET パスの問題、リモート POS ポートの問題、または POS ポートの構成の誤りを示します。POS ポートが使用する回線にAIS-P、LOP-P、PDI-P、または UNEQ-Pなどの SONET パス アラームが存在する場合、影響を受けたポートが TPTFAIL アラームを報告することがあります。遠端 ML POS ポートが管理上無効にされている場合、ポートは AIS-Pを挿入し、これが近端ポートで検出されます。この場合、近端ポートが TPTFAIL を報告します。Cisco IOS CLI レベルで POS ポートが誤って構成されている場合、構成の誤りが原因でポートがダウンし、TPTFAIL が報告されます。
(注) ML シリーズ イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 POS ポート回線に対して SONET アラームが報告されていない場合は、POS の両方のポートが正しく構成されていることを確認します。構成についての詳細は、『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』を参照してください。
ステップ 2 POS ポート回線に対して PLM-Pだけが報告されている場合は、両方の POS ポートが正しく構成されていることを確認します。構成についての詳細は、『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』を参照してください。
ステップ 3 POS ポート回線に対して PDI-P しか報告されていず、回線が G シリーズ カードで終端している場合は、G シリーズ カードに対して CARLOSS(G1000)が報告されていないかを判別し、報告されていた場合は、「CARLOSS(G1000)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 4 AIS-P、LOP-P、または UNEQ-Pが存在する場合は、それぞれの項の手順で、これらのアラームをクリアします。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Missing Transmitter(トランスミッタ喪失) アラームは、内部ハードウェア障害が原因で、 ONS 15454 DS-1 カードに送信障害があるときに発生します。カードを交換する必要があります。
ステップ 1 アラームを報告している DS-1 カードについて、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Facility Termination Equipment Transmitter Missing(ファシリティ終端装置トランスミッタ喪失)アラームは、ファシリティ終端装置がバックプレーン コネクタで不正なインピーダンス値を 検出したときに発生します。 不正なインピーダンスは、送信ケーブルが DS-1 ポートにないときや、バックプレーンと装着されたカードが一致しないときに検出されます。たとえば、SMB コネクタまたは BNC コネクタが DS-3 カードではなく DS-1 カードに接続されている場合に検出されます。
(注) DS-1 は 4 線式回線であり、送信と受信の両方に正と負の接続が必要です。
ステップ 1 DS-1 ポートに接続されているデバイスが動作可能であることを確認します。
ステップ 2 デバイスが動作可能な場合は、ケーブルが確実に接続されていることを確認します。
ステップ 3 ケーブルが確実に接続されている場合は、ピン割り当てが正しいことを確認します。
ステップ 4 ピン割り当てが正しい場合は、送信ケーブルを交換します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
(TX)Transmit Direction AIS(送信方向 AIS)状態は、ONS 15454 バックプレーンが遠端 DS-1 LOS を受信したときに、バックプレーンによって生成されます。
ステップ 1 ダウンストリーム ノードおよび装置にアラーム(特にLOS(OCN))があるか、または OOS ポートがあるかどうかを判別します。
ステップ 2 この章の適切な手順を使用して、ダウンストリームのアラームをクリアします。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
Transmit Direction LOF(送信方向 LOF)状態は、バックプレーンが DS-1 TX-LOF を受信したときに、バックプレーンによって送信されます。
ステップ 1 「LOF(DS1)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Transmit Direction RAI(送信方向 RAI)状態は、バックプレーンが DS-1 TX-AIS を受信したときに、バックプレーンによって送信されます。このアラームは送信側でのみ発生しますが、RAI は両端で発生します。
ステップ 1 「TX-AIS 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Uncorrected FEC Word(未訂正の FEC ワード)状態は、Forward Error Correction(FEC; 前方エラー訂正)機能でフレームを訂正できなかったことを示します。
FEC によって、signal-to-noise ratio(SNR; 信号対雑音比)を 7~8 dBm 削減できます。
ステップ 1 「SD-L 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
SLMF UNEQ Path(SLMF UNEQ パス)アラームは、パスに有効な送信者がないときに発生します。UNEQ-P インジケータは、SONET オーバーヘッドの C2 信号パス バイトによって伝送されます。問題の原因は、UNEQ-P を報告しているノードに信号を送信しているノードにあります。
PARTIAL 回線または空の VT トンネルがアラームの原因となっている可能性があります。UNEQ-P は、パスの終端ノードで発生します。
(注) 新しく作成された回線に信号がない場合、OC-N カードで UNEQ-P アラームが報告され、終端カードで AIS-Pが報告されます。これらのアラームは、回線が信号を伝送するとクリアされます。
ステップ 1 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 2 アラームを右クリックして、Select Affected Circuits ショートカット メニューを表示させます。
ステップ 3 Select Affected Circuits をクリックします。
ステップ 4 影響を受けた回線が表示されたら、Type カラムで VT トンネル回線を示す VTT を探します。VT が割り当てられていない VT トンネルも、UNEQ-P アラームを引き起こす原因になることがあります。
ステップ 5 Type カラムに VTT がない場合は、アラームにつながる VT トンネルはありません。ステップ 7に進みます。
ステップ 6 Type カラムに VTT がある場合、その行を削除します。
(注) ノード レベルでは、有効な VT トンネルや有効な VT 回線のあるトンネルを削除できません。
a. その VT トンネル回線の行をクリックして、強調表示させます。「回線の削除」の作業を行います。
b. エラー メッセージ ダイアログボックスが表示されたら、その VT トンネルは有効であり、アラームの原因ではありません。
c. VTT を含む行が他にもある場合は、ステップ 6の手順を繰り返します。
ステップ 7 リング内のすべてのノードが CTC ネットワーク ビューに表示されている場合は、回線が完結していることを判別します。
b. 回線の Status カラムで、PARTIAL の表示がないことを確認します。
ステップ 8 PARTIAL と表示されている回線があった場合は、光テスト セットを使用して、それらの回線がトラフィックの受け渡しを続行している現用回線でないことを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 9 PARTIAL と表示されている回線が不要な場合や、トラフィックを伝送していない場合は、その PARTIAL 回線を削除します。
「回線の削除」の作業を行います。
ステップ 10 正しいサイズの回線を再度作成してください。『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Create Circuits and VT Tunnels」の章を参照してください。
ステップ 11 再度ログインして、アラームを報告しているカードで終端するすべての回線がアクティブであることを確認します。
b. Status カラムで、すべての回線がアクティブであることを確認します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、現場の方法に従って遠端の光ファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
警告 OC-192 カードでは、カードの起動時に安全キーがオンの位置(ラベル 1)であれば、レーザーがオンになります。ポートが稼働中でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 13 アラームがクリアされない場合は、OC-N や電気回路カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の手順を実行します。
ステップ 14 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
SLMF UNEQ VT アラームは、ノードが、V5 オーバーヘッドのビット 5、6、および 7 で、すべてがゼロに設定された SONET パス オーバーヘッドを受信していることを示します。問題の原因は、アラームを生成したノードではなく、そのノードに VT 信号を送信しているノードにあります。UNEQ-V の V は、VT レイヤで障害が発生したことを示します。
警告 OC-192 カードでは、カードの起動時に安全キーがオンの位置(ラベル 1)であれば、レーザーがオンになります。ポートが稼働中でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 制御、調整、指定した手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 1 「UNEQ-P アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Unreachable Port Target Power(ポート ターゲット パワー到達不能)アラームは、起動時にカード レーザーが正しいパワー レベルに到達するときに、WSS32 カードで発生します。この状態は、カードが正常に起動すると解消されます。
(注) UNREACHABLE-TARGET-POWER は、状態通知です。クリアされないときにのみトラブルシューティングが必要です。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Universal Transponder(UT)Module Communication Failure(ユニバーサル トランスポンダ [UT] モジュール通信障害)アラームは、UT が TCC2/TCC2P カードへの応答を停止したことが原因で、ユニバーサル トランスポンダ通信障害が発生しているときに、MXP_2.5G_10E および TXP_MR_10E カードで発生します。
ステップ 1 カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
a. Maintenance > ALS タブをクリックします。
b. Request Laser Restart チェックボックスにチェックを付けます。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Universal Transponder Module Hardware Failure(ユニバーサル トランスポンダ モジュール ハードウェア障害)アラームは、リセットしても UT-COMM-FAIL アラームが解消されない場合に、
MXP_2.5G_10E および TXP_MR_10E カードに対して発生します。
ステップ 1 アラームが発生したカードで、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
VCAT Group Degraded(VCAT グループ劣化)アラームは、VCAT グループ アラームです(VCAT は、複数のタイム スロットの信号をより高速な 1 つの信号に連結した独立した回線のグループです)。ML シリーズ イーサネット カードが伝送するメンバー回線の 1 つがダウンしたときに、このアラームが発生します。このアラームはOOU-TPTと同時に発生します。このアラームは、LOS などの Critical(CR) アラームによって信号が失われたときにだけ発生します。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 LOS(2R)または LOS(OTS)など、エラーが発生したカードに適用されている Critical(CR) アラームを探してクリアします。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
VCAT Group Down(VCAT グループ ダウン)アラームは、VCAT グループ アラームです(VCAT は、複数のタイム スロットの信号をより高速な 1 つの信号に連結した独立した回線のグループです)。ML シリーズ イーサネット カードが伝送するメンバー回線の両方がダウンしたときに、このアラームが発生します。このアラームは、LOS(2R)など、別の Critical(CR) アラームと同時に発生します。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 「VCG-DEG 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
VOA High Degrade(VOA 劣化上限)アラームは、装備された VOA が内部的な問題のために設定ポイントを超えた場合に、DWDM カードで発生します。このアラームは、減衰が上限の劣化スレッシュホールドを超えたことを意味します。次の発生時にアラームの発生したカードを交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生したカードで、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
VOA High Fail(VOA 障害上限)アラームは、装備された VOA が内部的な問題のために設定ポイントを超えた場合に、DWDM カードで発生します。このアラームは、減衰が上限の障害スレッシュホールドを超えたことを意味します。カードを交換する必要があります。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生したカードで、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
VOA Low Degrade(VOA 劣化下限)アラームは、装備された VOA が内部的な問題のために設定ポイントに到達できない場合に、DWDM カードで発生します。このアラームは、減衰が下限の劣化スレッシュホールドを超えたことを意味します。次の発生時にアラームの発生したカードを交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生したカードで、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
VOA Low Fail(VOA 障害下限)アラームは、装備された VOA が内部的な問題のために設定ポイントに到達できない場合に、DWDM カードで発生します。このアラームは、減衰が下限の障害スレッシュホールドを超えたことを意味します。カードを交換する必要があります。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生したカードで、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Power Monitoring Mismatch Between Control Cards(制御カード間での電源モニタリング ミスマッチ)アラームは、両方の TCC2/TCC2P カードの電源電圧が、互いに 5 VDC より大きく範囲を超えている場合に、シェルフに対して発生します。
ステップ 1 電圧計を使用して、シェルフに対する入力電圧のレベルをチェックします。現場の方法か『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Install the Shelf and Backplane Cable」の章を参照して、電源設置の作業を行います。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、OCN、STSMON、TRUNK、VT-MON
Working Switched To Protection(現用から保護への切り替え)状態は、回線にLOS(OCN)、SD(DS1、DS3)、またはSD(TRUNK)が発生したときに生成されます。
この状態は、ネットワーク レベルで FORCE SPAN、FORCE RING、または MANUAL SPAN コマンドを使用したときにも生成されます。WKSWPR は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブに表示されます。
(注) WKSWPR タイプの状態は、非リバーティブ回線にだけ適用されます。
ステップ 1 「LOS(OCN)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、OCN、STSMON、TRUNK、VT-MON
Wait To Restore(WTR; 復元待ち)状態は、WKSWPRが発生したあと、復元待ち時間が経過していないときに発生し、アクティブな保護パスを現用パスに戻せないことを示します。タイマーが切れ、トラフィックが現用パスに切り替わると、この状態はクリアされます。
(注) WTR は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Equipment Wavelength Mismatch(装置の波長ミスマッチ)アラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。CTC でカードを、そのカードがサポートしない波長でプロビジョニングした場合に発生します。
ステップ 1 ノード ビューで TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
ステップ 2 Provisioning > Card タブをクリックします。
ステップ 3 Wavelength フィールドで、プロビジョニングされたカードの波長を表示します。
ステップ 4 現場にアクセスできる場合は、カードの前面プレートに表示されている波長とプロビジョニングされた波長を比較します。リモートの場合は、インベントリのカード ID とこの波長を比較します。
a. ノード ビューで Inventory タブをクリックします。
b. TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードが取り付けられているスロットを特定、名前からカードの波長を調べます。
ステップ 5 カードが誤った波長でプロビジョニングされている場合は、ノード ビューでカードをダブルクリックしてカード ビューを開きます。
ステップ 6 Provisioning > Card タブをクリックします。
ステップ 7 Wavelength フィールドのドロップダウン リストをクリックし、正しい波長を選択します。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト( http://www.cisco.com/techsupport )にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
ONS 15454 DWDM カードの LED アクティビティは、通常のトラフィック カードの LED アクティビティとは異なります。ここでは、カードの挿入とリセットの際の、DWDM カードの LED シーケンスを示します。
DWDM カードをシェルフに挿入すると、次のような LED アクティビティが発生します。
4. 新しいソフトウェアをカードにダウンロードしている場合は、ACT LED と SF LED が 20 秒から 3 分半、点滅します(時間はカードの種類によって異なります)。
DWDM カードを(ソフトウェアまたはハードウェアで)リセットすると、次のような LED アクティビティが発生します。
2. 物理カードの FAIL LED が点滅し、消灯します。
ONS 15454 トラフィック カードの LED の動作パターンを、次の項に示します。この項では、カードの挿入、リセット、サイド切り替えにおける動作を説明します。
DWDM 以外のカードを挿入すると、LED は次のように動作します。
1. レッドの FAIL LED がオンになり、20 ~ 30 秒間点灯します。
2. レッドの FAIL LED が 35 ~ 45 秒間点滅します。
3. すべての LED が 1 回点滅し、5 ~ 10 秒間消灯します。
4. ACT または ACT/SBY LED が点灯します。すべてのカード ポートが遠端の相手先に接続し、信号が発生するまで、SF LED が点灯したままになることがあります。
DWDM 以外のカードをリセットすると、LED は次のように動作します。
1. 物理カードの FAIL LED が点滅し、消灯します。
DWDM 以外のカードが正常にリセットされると、LED の状態は次のようになります。
•ONS 15454 を実際に見ると、ACT/SBY LED が点灯しています。
•ONS 15454 のノード ビューを CTC で見ると、スタンバイ カードに表示されていたホワイトの「LDG」が、「SBY」という頭文字が付いたオレンジの LED に変わっています。
•ONS 15454 のノード ビューを CTC で見ると、現在のアクティブ カードには、ホワイトの「LDG」に代わって、「ACT」という頭文字が付いたグリーンの LED が表示されています。
CTC でクロスコネクト カードをアクティブ(ACT)からスタンバイ(SBY)、またはその逆に切り替えると、次の LED アクティビティが発生します。
1. 物理カードの FAIL LED が点滅し、消灯します。
2. スタンバイ カードのイエローの SBY LED がグリーンの ACT LED になり、アクティブになったことが示されます。
3. アクティブ カードのグリーンの ACT LED がイエローの SBY LED になり、スタンバイになったことが示されます。
ここでは、アラームのトラブルシューティングを行うときに頻繁に使用される一般的な手順を示します。これらの手順のほとんどは、ONS 15454 マニュアルの他の箇所にある詳細な説明を要約したものです。便利に使えるようにこの章に記載しています。詳細については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』を参照してください。
ステップ 2 ノード ビューで、 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 3 Provisioning > BLSR タブをクリックします。
ステップ 4 Ring Name カラムのリング名を記録するか、Nodes カラムの BLSR のノード ID を記録します。ノード ID は、ノード名の隣にあるカッコ内の数字です。
ステップ 2 ノード ビューで、 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 3 Provisioning > BLSR タブをクリックします。
ステップ 4 リングを強調表示して、 Edit をクリックします。
ステップ 5 BLSR ウィンドウで、Ring Name フィールドに新しい名前を入力します。
ステップ 7 Changing Ring Name ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 2 ノード ビューで、 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 3 Provisioning > BLSR タブをクリックします。
ステップ 4 リングを強調表示して、 Edit をクリックします。
ステップ 5 BLSR ウィンドウで、リング マップのノードを右クリックします。
ステップ 6 ショートカット メニューで Set Node ID を選択します。
ステップ 7 Edit Node ID ダイアログボックスに新しい ID を入力します。ノード ID は、ノード名の後ろのカッコ内の番号です。
ステップ 2 ノード ビューで、 Provisioning > BLSR タブをクリックします。
ステップ 5 BLSR Ring Map ウィンドウで、リングの各ノードがリング マップにノード ID および IP アドレスとともに表示されることを確認します。
ここでは、ポート、リング、スパンの切り替えと切り替えクリア コマンド、ロックオンとロックアウトの方法について説明します。
この手順は、1+1 保護グループ トラフィックをグループ内のあるポートから他のポートへ、強制切り替えを使用して切り替えます。
(注) Force コマンドは、パスが信号劣化(SD)または信号障害(SF)状態でも現用パス上のトラフィックを切り替えます。強制切り替えでは、保護パス上のトラフィックは切り替えられません。強制切り替えは、手動切り替えをプリエンプトします。
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups エリアで、切り替えるポートのある保護グループを選択します。
ステップ 3 Selected Groups エリアで、交換するカードに属しているポートを選択します。このコマンドは、現用ポートまたは保護ポートに対して実行できます。たとえば、保護/スタンバイ ポートでカードを交換する必要がある場合は、このポートをクリックします。
ステップ 4 Switch Commands エリアで、 Force をクリックします。
ステップ 5 Confirm Force Operation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 6 切り替えに成功すると、Selected Groups エリアの表示は「Force to working」になります。
この手順は、1+1 保護グループ トラフィックをグループ内のあるポートから他のポートへ、手動切り替えを使用して切り替えます。
(注) Manual コマンドは、パスのエラー レートが信号劣化よりも小さい場合に、トラフィックを切り替えます。手動切り替えは、強制切り替えによってプリエンプトされます。
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups エリアで、切り替えるポートのある保護グループを選択します。
ステップ 3 Selected Groups エリアで、交換するカードに属しているポートを選択します。このコマンドは、現用ポートまたは保護ポートに対して実行できます。たとえば、保護/スタンバイ ポートでカードを交換する必要がある場合は、このポートをクリックします。
ステップ 4 Switch Commands エリアで、 Manual をクリックします。
ステップ 5 Confirm Force Operation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 6 切り替えに成功すると、Selected Groups エリアの表示は「Manual to working」になります。
(注) 1+1 保護グループが復元可能(リバーティブ)に設定されている場合、保護(または現用)に対する強制切り替えをクリアすると、トラフィックは現用ポートに戻ります。リバーティブ操作で、トラフィックは常に現用に戻ります。保護への復元はありません。ポートがリバーティブに設定されていない場合、保護に対して強制切り替えをクリアしてもトラフィックは戻りません。
(注) ユーザが強制切り替えを開始した場合、クリア コマンドが発行されるとただちに復元が行われます。この場合、5 分間の WTR 期間は不要です。システムが強制切り替えを開始した場合は、復元が行われる前に 5 分間の待機時間(WTR の間)を要します。
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups エリアで、クリアするポートが含まれている保護グループを選択します。
ステップ 3 Selected Group エリアで、クリアするポートを選択します。
ステップ 4 Switch Commands エリアで、 Clear をクリックします。
ステップ 5 Confirmation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
強制切り替えがクリアされます。グループがリバーティブ切り替えに設定されている場合、トラフィックはただちに現用ポートに戻ります。
(注) 1:1 および 1:N 電気回路保護グループでは、ロック オン状態で現用または保護カードを取り付けることができます。1+1 光保護グループでは、現用ポートだけがロック オン状態で取り付けることが可能です。
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups リストで、ロック オンを適用する保護グループをクリックします。
ステップ 3 保護カードがスタンバイ モードにあり、その保護カードにロック オンを適用する場合は、必要に応じて保護カードをアクティブにします。
a. Selected Group リストで、保護カードをクリックします。
b. Switch Commands エリアで、 Force をクリックします。
ステップ 4 Selected Group リストで、トラフィックをロックするアクティブ カードをクリックします。
ステップ 5 Inhibit Switching エリアで、 Lock On をクリックします。
ステップ 6 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。
(注) 1:1 または 1:N 電気回路保護グループでは、ロック アウト状態で現用または保護カードを取り付けることができます。1+1 光保護グループでは、保護ポートだけがロック アウト状態で取り付けることが可能です。
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups リストで、ロックアウトするカードを含む保護グループをクリックします。
ステップ 3 Selected Group リストで、トラフィックをロックアウトするカードをクリックします。
ステップ 4 Inhibit Switching エリアで、 Lock Out をクリックします。
ステップ 5 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ロック アウトが適用されて、トラフィックは反対のカードに切り替ります。
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups リストで、クリアするカードを含む保護グループをクリックします。
ステップ 3 Selected Group リストで、クリアするカードをクリックします。
ステップ 4 Inhibit Switching エリアで、 Unlock をクリックします。
ステップ 5 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。
(注) Switch コマンドは、現用カードでも保護カードでも、アクティブなカードでだけ動作します。スタンバイ カードでは動作しません。
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 切り替えるカードを含む保護グループをクリックします。
ステップ 3 Selected Group で、アクティブなカードをクリックします。
ステップ 4 Switch Commands の隣にある、 Switch をクリックします。
現用スロットは Working/Active に変わり、保護スロットは Protect/Standby に変わります。
この手順では、UPSR 内の全回線を、強制的に現用スパンから保護スパンに切り替えます。これは、UPSR 回線の起点または終点となるカードからトラフィックを除去するために使用します。
ステップ 2 ノード ビューで、 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 3 ネットワーク スパンを右クリックし、 Circuits を選択します。
Circuits on Span ダイアログボックスが開き、UPSR 回線(回線名、場所、スパンでアクティブな回線を示す色分けなど)が表示されます。
ステップ 4 Perform UPSR span switching フィールドをクリックします。
ステップ 5 ドロップダウン リストから Force Switch Away を選択します。
ステップ 7 Confirm UPSR Switch ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 8 Protection Switch Result ダイアログボックスで OK をクリックします。
Circuits on Span ダイアログボックスでは、すべての回線の switch state の値が FORCE になります。保護されていない回線は、切り替わりません。
この手順では、UPSR 内の全回線を、手動で現用スパンから保護スパンに切り替えます。これは、UPSR 回線の起点または終点となるカードからトラフィックを除去するために使用します。
ステップ 2 ネットワーク スパンを右クリックし、 Circuits を選択します。
Circuits on Span ダイアログボックスが開き、UPSR 回線(回線名、場所、スパンでアクティブな回線を示す色分けなど)が表示されます。
ステップ 3 Perform UPSR span switching フィールドをクリックします。
ステップ 4 ドロップダウン リストから Manual を選択します。
ステップ 6 Confirm UPSR Switch ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 7 Protection Switch Result ダイアログボックスで OK をクリックします。
Circuits on Span ダイアログボックスでは、すべての回線の switch state の値が Manual になります。保護されていない回線は、切り替わりません。
この手順では、UPSR 現用スパンの全回線を、保護スパンに切り替えられないようにします。これは、UPSR 回線の起点または終点となるカードにトラフィックを通さないようにするために使用します。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2に進みます。
ステップ 2 ネットワーク スパンを右クリックし、 Circuits を選択します。
Circuits on Span ダイアログボックスが開き、UPSR 回線(回線名、場所、スパンでアクティブな回線を示す色分けなど)が表示されます。
ステップ 3 Perform UPSR span switching フィールドをクリックします。
ステップ 4 ドロップダウン リストから Lock Out of Protect を選択します。
ステップ 6 Confirm UPSR Switch ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 7 Protection Switch Result ダイアログボックスで OK をクリックします。
Circuits on Span ダイアログボックスでは、すべての回線の switch state の値が FORCE になります。保護されていない回線は、切り替わりません。
(注) スパンの終点になるポートがリバーティブに設定されている場合、保護ポートに対する強制切り替えをクリアすると、トラフィックは現用ポートに戻ります。ポートがリバーティブに設定されていない場合、強制切り替えをクリアしてもトラフィックは戻りません。
ステップ 1 ネットワーク上のノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2に進みます。
ステップ 2 ネットワーク スパンを右クリックし、 Circuits を選択します。
Circuits on Span ダイアログボックスが開き、UPSR 回線(回線名、場所、スパンでアクティブな回線を示す色分けなど)が表示されます。
ステップ 3 スパンの全回線に対して強制切り替えを開始します。
a. Perform UPSR span switching フィールドをクリックします。
b. ドロップダウン リストから Clear を選択します。
d. Confirm UPSR Switch ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
e. Protection Switch Result ダイアログボックスで OK をクリックします。
Circuits on Span ダイアログボックスでは、すべての回線の switch state の値が Clear になります。保護されていない回線は、切り替わりません。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2に進みます。
ステップ 2 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 3 ネットワーク ビューで、 Provisioning > BLSR タブをクリックします。
ステップ 4 切り替える BLSR の行をクリックし、次に Edit をクリックします。
ステップ 5 BLSR ノードのウェスト ポートを右クリックし、 Set West Protection Operation を選択します。
ステップ 6 Set West Protection Operation ダイアログボックスで、ドロップダウンリストから Force Ring を選択します。
ステップ 8 表示される 2 つの Confirm BLSR Operation ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 2 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 3 ネットワーク ビューで、 Provisioning > BLSR タブをクリックします。
ステップ 4 切り替える BLSR の行をクリックし、次に Edit をクリックします。
ステップ 5 BLSR ノードのウェスト ポートを右クリックし、 Set West Protection Operation を選択します。
ステップ 6 Set West Protection Operation ダイアログボックスで、ドロップダウン リストから Force Span を選択します。
ステップ 8 表示される 2 つの Confirm BLSR Operation ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > BLSR タブをクリックします。
ステップ 3 BLSR を選択して Edit をクリックします。
ステップ 4 BLSR ノード チャネル(ポート)を右クリックし、 Set West Protection Operation (ウェスト チャネルを選択した場合)、または Set East Protection Operation (イースト チャネルを選択した場合)を選択します。
ステップ 5 Set West Protection Operation ダイアログボックス、または Set East Protection Operation ダイアログボックスで、ドロップダウン リストから Manual Span を選択します。
ステップ 7 2 つの Confirm BLSR Operation ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > BLSR タブをクリックします。
ステップ 3 BLSR を選択して Edit をクリックします。
ステップ 4 BLSR ノード チャネル(ポート)を右クリックし、 Set West Protection Operation (ウェスト チャネルを選択した場合)、または Set East Protection Operation (イースト チャネルを選択した場合)を選択します。
ステップ 5 Set West Protection Operation ダイアログボックス、または Set East Protection Operation ダイアログボックスで、ドロップダウン リストから Manual Ring を選択します。
ステップ 7 2 つの Confirm BLSR Operation ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > BLSR タブをクリックします。
ステップ 3 BLSR を選択して Edit をクリックします。
ステップ 4 BLSR ノード チャネル(ポート)を右クリックし、 Set West Protection Operation (ウェスト チャネルを選択した場合)、または Set East Protection Operation (イースト チャネルを選択した場合)を選択します。
ステップ 5 Set West Protection Operation ダイアログボックス、または Set East Protection Operation ダイアログボックスで、ドロップダウン リストから Lockout Protect Span を選択します。
ステップ 7 2 つの Confirm BLSR Operation ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 2 View > Go to Network View をクリックします。
ステップ 3 Provisioning > BLSR タブをクリックします。
ステップ 4 実行する BLSR の行をクリックし、次に Edit をクリックします。
ステップ 5 ノードのウェスト ポートを右クリックし、 Set West Protection Operation を選択します。
ステップ 6 Set West Protection Operation ダイアログボックスで、ドロップダウン リストから Exercise Ring を選択します。
ステップ 8 Confirm BLSR Operation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 2 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 3 Provisioning > BLSR タブをクリックします。
ステップ 4 実行する BLSR の行をクリックし、次に Edit をクリックします。
ステップ 5 ノードのウェスト ポートを右クリックし、 Set West Protection Operation を選択します。
ステップ 6 Set West Protection Operation ダイアログボックスで、ドロップダウン リストから Exercise Span を選択します。
ステップ 8 Confirm BLSR Operation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 2 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 3 Provisioning > BLSR タブをクリックします。
ステップ 5 切り替えを実行した BLSR ノードのウェスト ポートを右クリックし、 Set West Protection Operation を選択します。
ステップ 6 Set West Protection Operation ダイアログボックスで、ドロップダウン リストから Clear を選択します。
ステップ 8 Confirm BLSR Operation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ここでは、トラフィック カード、TCC2/TCC2P カード、およびクロスコネクト カードのリセットについて説明します。
(注) AIC-I カードが CTC からリセットされると、後続のユーザ クライアント操作(CTC または TL1 アクティビティなど)が約 5~10 秒間、一時停止されます。リセットによって状態が生成されることはありません。
(注) MXP と TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2に進みます。
ステップ 2 ノード ビューで、アラームを報告している光または電気回路トラフィック カードのスロットにカーソルを置きます。
ステップ 3 カードを右クリックします。ショートカット メニューから Reset Card を選択します。
ステップ 4 Resetting Card ダイアログボックスで Yes をクリックします。
(注) データベースへの変更が失われないように、TCC2/TCC2P カードをリセットする前に、最後のプロビジョニング変更から 60 秒以上待機してください。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2に進みます。
ステップ 2 アクティブな TCC2/TCC2P カードを識別します。
ONS 15454 シェルフを実際に見ると、アクティブ カードの ACT/SBY LED はグリーンです。スタンバイ カードの ACT/SBY LED はオレンジに点灯します。
ステップ 3 CTC でアクティブな TCC2/TCC2P カードを右クリックします。
ステップ 4 ショートカット メニューから Reset Card を選択します。
ステップ 5 Confirmation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
カードがリセットされ、実際のカードの FAIL LED が点滅し、ノードへの接続は失われます。CTC はネットワーク ビューに切り替わります。
ステップ 6 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。LED の状態については、「正常にリセットされたあとの一般的な カードの LED 状態」を参照してください。
ステップ 7 ノードをダブルクリックし、リセットした TCC2/TCC2P カードがスタンバイ モードになっており、他方の TCC2/TCC2P カードがアクティブであることを確認します。次のことを確認します。
•ONS 15454 シェルフを実際に見ると、アクティブ カードの ACT/SBY LED はグリーンです。スタンバイ カードの ACT/SBY LED はオレンジに点灯します。
•CTC の Alarms ウィンドウに新しいアラームは表示されません。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2に進みます。
ステップ 3 アクティブまたはスタンバイ クロスコネクト カードを判別します。
アクティブ カードの ACT/SBY LED はグリーンに点灯します。スタンバイ カードの ACT/SBY LED はオレンジに点灯します。
(注) カードのグラフィックの上にカーソルを置いてポップアップを表示し、カードがアクティブであるかスタンバイであるかを識別することもできます。
ステップ 4 ノード ビューで、 Maintenance > Cross-Connect > Cards タブをクリックします。
ステップ 6 Confirm Switch ダイアログボックスで Yes をクリックします。LED 情報については、「サイド切り替え時の一般的なクロスコネクトの LED アクティビティ」を参照してください。
ここでは、TCC2/TCC2P カード、クロスコネクト、およびトラフィック カードの物理的な再装着と交換について説明します。
(注) データベースへの変更が失われないように、TCC2/TCC2P カードをリセットする前に、最後のプロビジョニング変更から 60 秒以上待機してください。
(注) スタンバイ TCC2/TCC2P カードを取り外して再度取り付ける(再装着する)際には、3 つのファン ライトが瞬間的に点灯し、ファンもリセットされたことを示す場合があります。
再装着する TCC2/TCC2P カードがスタンバイ モードであることを確認します。スタンバイ カードでは ACT/SBY(アクティブ/スタンバイ)LED が点灯します。
ステップ 2 TCC2/TCC2P カードがスタンバイ モードの場合、TCC2/TCC2P カードの上下のイジェクタを両方とも外します。
ステップ 3 点灯している LED が消灯するまで、スロットからカードを引き抜きます。
ステップ 4 30 秒間待ちます。カードを再度取り付け、イジェクタを閉じます。
(注) TCC2/TCC2P カードが再起動され、再起動後にオレンジのスタンバイ LED が表示されるまでには数分かかります。カードの再起動中の LED の動作についての詳細は、『Cisco ONS 15454 Reference Manual』を参照してください。
ステップ 2 カードをガイド レールに沿ってスライドさせて、スロットの途中まで出します。
ステップ 3 カードをガイド レールに沿ってスライドさせて、スロットに戻して装着します。
カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 4 交換用カードをガイド レールに沿ってスライドさせて、スロットに装着します。
(注) この手順は、便利に使えるクイック ガイドとしてこの章に記載しています。手順についての詳細は、『Cisco ONS 15454 Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 1 アクティブなクロスコネクト カード(XCVT/XC10G/XC-VXC-10G)を判別します。アクティブ カードの ACT/SBY LED はグリーンに点灯します。スタンバイ カードの ACT/SBY LED はオレンジに点灯します。
(注) カードのグラフィックの上にカーソルを置いてポップアップを表示し、カードがアクティブであるかスタンバイであるかを識別することもできます。
ステップ 2 アクティブなクロスコネクト カードをスタンバイに切り替えます。
a. ノード ビューで Maintenance > Cross-Connect タブをクリックします。
b. Cross Connect Cards で、 Switch を選択します。
c. Confirm Switch ダイアログボックスで Yes をクリックします。
(注) アクティブなクロスコネクト カードがスタンバイになると、元のスタンバイ スロットがアクティブになります。その結果、以前スタンバイであったカードの ACT/SBY LED がグリーンに変わります。
ステップ 3 新しくスタンバイ クロスコネクト カードになったカードを ONS 15454 から物理的に取り外します。
(注) 先に Cisco Transport Controller(CTC)からカードを削除せずにカードを再装着すると、不適切な取り外しであることを知らせるアラーム(IMPROPRMVL)が発生します。このアラームは、カードの交換が完了したときにクリアされます。
ステップ 4 交換用クロスコネクト カードを、空のスロットに挿入します。
交換用カードがブートアップされ、約 1 分後に動作可能な状態になります。
ここでは、BER スレッシュホールドの確認、回線の削除、SDCC 終端のプロビジョニング、およびループバックのクリアの手順を説明します。
ステップ 2 ノード ビューで、アラームを報告しているカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
ステップ 3 Provisioning> Line タブをクリックします。
ステップ 4 Provisioning ウィンドウの SD BER (または SF BER )カラムで、セル エントリと元のプロビジョニングされたスレッシュホールドが同じ値かを確認します。デフォルト設定は 1E-7 です。
ステップ 5 エントリと元のプロビジョニングされた値が一致している場合は、元の処理に戻ります。
ステップ 6 エントリと元のプロビジョニングされた値が異なる値の場合は、セルをクリックして選択範囲を表示し、元のエントリをクリックします。
ステップ 2 ノード ビューで Circuits タブをクリックします。
ステップ 3 回線の行をクリックして強調表示し、 Delete をクリックします。
ステップ 4 Delete Circuits ダイアログボックスで Yes をクリックします。
(注) この手順は、ONS 15454 DWDM ノードと一部異なる部分があります。
ステップ 2 ノード ビューで、 Provisioning > Comm Channels > SDCC タブをクリックします。
ステップ 3 Port カラムのエントリを表示して、ノードの終端がある場所を確認します。終端がない場合は、ステップ 4に進みます。
b. Create SDCC Terminations ダイアログボックスで、DCC 終端を作成するポートをクリックします。複数のポートを選択する場合は、Shift キーを押します。
c. port state エリアで、 Set to IS ラジオ ボタンをクリックします。
d. Disable OSPF on Link チェック ボックスにチェックが付いていないことを確認します。
ステップ 2 CTC でアラームを報告しているカードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
ステップ 3 Maintenance > Loopback > Port タブをクリックします。
ステップ 4 Loopback Type カラムで、状態が None 以外のポート行があるかどうかを判別します。
ステップ 5 行に None 以外の状態が含まれている場合は、カラム セルをクリックしてドロップダウン リストを表示し、None を選択します。
ステップ 6 Admin State カラムで、状態が IS 以外のポート行があるかどうかを判別します。
ステップ 7 行に IS 以外の状態が表示されている場合は、カラム セルをクリックしてドロップダウン リストを表示し、IS を選択します。
ステップ 2 CTC でアラームを報告しているカードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
ステップ 3 Maintenance > Loopback > SONET STS タブをクリックします。
ステップ 4 XC Loopback チェックボックスをオフにします。
ステップ 2 CTC でアラームを報告しているカードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
ステップ 3 Maintenance > DS3 タブまたは Maintenance > DS1 タブをクリックします。
ステップ 4 Loopback Type カラムで、状態が None 以外のポート行があるかどうかを判別します。
ステップ 5 行に None 以外の状態が含まれている場合は、カラム セルをクリックしてドロップダウン リストを表示し、None を選択します。
ステップ 6 Admin State カラムで、状態が IS 以外のポート行があるかどうかを判別します。
ステップ 7 行に IS 以外の状態が表示されている場合は、カラム セルをクリックしてドロップダウン リストを表示し、IS を選択します。
(注) この手順は、DS3XM-6 または DS3XM-12 カードには適用されません。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 2 CTC でアラームを報告しているカードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
ステップ 3 Maintenance > Loopback タブをクリックします。
ステップ 4 Loopback Type カラムで、状態が None 以外のポート行があるかどうかを判別します。
ステップ 5 行に None 以外の状態が含まれている場合は、カラム セルをクリックしてドロップダウン リストを表示し、 None を選択します。
ステップ 6 Admin State カラムで、状態が IS 以外のポート行があるかどうかを判別します。
ステップ 7 行に IS 以外の状態が表示されている場合は、カラム セルをクリックしてドロップダウン リストを表示し、IS を選択します。
ステップ 2 CTC でアラームを報告しているカードをダブルクリックして、カード ビューを開きます。
ステップ 3 Maintenance > Loopback タブをクリックします。
ステップ 4 Loopback Type カラムで、状態が None 以外のポート行があるかどうかを判別します。
ステップ 5 行に None 以外の状態が含まれている場合は、カラム セルをクリックしてドロップダウン リストを表示し、None を選択します。
ステップ 6 Admin State カラムで、admin state が IS 以外(OOS,MT など)のポート行があるかどうかを判別します。
ステップ 7 行に IS 以外の admin state が表示されている場合は、カラム セルをクリックしてドロップダウン リストを表示し、IS を選択します。
このタスクを行うには、掃除機または洗剤および水栓、予備のフィルタ、ピン付き六角キーが必要です。
警告 モジュールやファンを取り付けたり、取り外すときには、空きスロットやシャーシの内側に手を伸ばさないでください。回路の露出部に触れ、感電するおそれがあります。
フィルタはどちらの側を上にして取り付けても機能しますが、フィルタの表面を保護するために、金属の押え金具を上にしてフィルタを取り付けることを推奨します。
ステップ 1 交換するエア フィルタが再使用可能なものであることを確認します。再使用可能なエア フィルタはグレーの開放気泡発砲ポリウレタン フォーム製で、耐火および抗菌加工の特別なコーティングが施されています。NEBS 3E および ONS 15454 の最新のバージョンで、再使用可能なエア フィルタを使用します。
ステップ 2 エア フィルタが外側のフィルタ ブラケットに取り付けられている場合は、上にほこりが積もっているかもしれないので、ほこりを落とさないように注意しながらスライドさせてブラケットから外します。フィルタが外部フィルタ ブラケットではなくファン トレイの下に取り付けられている場合は、次の手順で前面扉アセンブリを開いて、取り外します。
a. 次の手順で、シェルフ アセンブリの前面扉を開きます。(すでに開いている場合や、シェルフ アセンブリに前面扉がない場合は、ステップ 3へ進みます。)
• ナットの 1 つを取り外して、アース用ストラップを扉またはシャーシから外します。
• アース用ストラップを外したら、ナットをなくさないように、元に戻します。
• アース用ストラップの固定されていない方の端を扉またはシャーシにテープで止めます。
ステップ 3 ファン トレイ アセンブリのハンドルの外側を押して、ハンドルを引き出します。
ステップ 4 ハンドルを引き、ファン トレイ アセンブリをスライドさせてシェルフ アセンブリの外へ 25.4 mm(1 インチ)引き出し、ファンが停止するのを待ちます。
ステップ 5 ファンが停止したら、ファン トレイ アセンブリをシェルフ アセンブリの外へ完全に取り出します。
ステップ 6 シェルフ アセンブリからエア フィルタを静かに取り外します。フィルタ上にほこりが積もっている場合にはほこりを落とさないように注意してください。
ステップ 7 エア フィルタを見て、ほこりや汚れが付いていないかどうか確かめます。
ステップ 8 再使用可能なエア フィルタに汚れやほこりの塊が付いている場合には、掃除機で吸い取るか、水洗いします。エア フィルタを洗う前に、汚れたエア フィルタをきれいなエア フィルタと交換して、ファン トレイ アセンブリを挿入し直します。中性洗剤を使用して、汚れているエア フィルタを水洗いします。
水洗いに備えて、予備の ONS 15454 フィルタを用意しておいてください。
(注) 汚れやほこりが装置のそばに散らないようにするため、清掃は運用環境以外の場所で行ってください。
ステップ 9 フィルタを洗った場合には、最低 8 時間は空気乾燥して、完全に乾かします。
ステップ 10 エア フィルタが外部フィルタ ブラケットに取り付ける場合は、乾いたエア フィルタをブラケットの奥まで完全に挿入して、この手順を終了します。
ステップ 11 フィルタをファン トレイ アセンブリの下に取り付ける場合には、ファン トレイ アセンブリを取り外し、エア フィルタをシェルフ アセンブリの下にあるはめ込み式スペースへスライドさせます。エア フィルタの前面の端を、はめこみ式コンパートメントの挿入口にぴったりと合わせます。ファン トレイを押してシェルフ アセンブリに戻します。
(注) ONS 15454 の電源が入っている場合には、ファン トレイ アセンブリが正しく挿入されるとただちにファンが動き始めます。
ステップ 12 トレイのプラグがバックプレーンに正しく差し込まれていることは、ファン トレイ アセンブリの前面の LCD がアクティブになり、ノード情報が表示されていることで確認できます。
ステップ 13 引き込み式のハンドルを回して、コンパートメントに戻します。
ステップ 14 扉を交換し、アース用ストラップを取り付けなおします。
ステップ 1 ファン トレイ アセンブリの前面に付いている引き込み式のハンドルを使用して、数センチ手前に引きます。
ステップ 2 ファン トレイ アセンブリをしっかりと押して ONS 15454 に戻します。
ファン トレイ アセンブリを交換するためにケーブル管理ファシリティを移動する必要はありません。
ステップ 1 次の手順を実行して、シェルフ アセンブリの前面扉を開きます。シェルフ アセンブリに前面扉がない場合は、ステップ 3に進みます。
a. ナットの 1 つを取り外して、アース用ストラップを扉またはシャーシから外します。
b. アース用ストラップを外したら、ナットをなくさないように、元に戻します。
c. アース用ストラップの固定されていない方の端を扉またはシャーシにテープで止めます。
ステップ 3 ファン トレイ アセンブリのハンドルの外側を押して、ハンドルを引き出します。
ステップ 4 ファン トレイの外側にある引き込み式ハンドルを出します。
ステップ 5 ハンドルを引き、ファン トレイ アセンブリをスライドさせてシェルフ アセンブリの外へ 25.4 mm(1 インチ)引き出し、ファンが停止するのを待ちます。
ステップ 6 ファンが停止したら、ファン トレイ アセンブリをシェルフ アセンブリの外へ完全に取り出します。
ステップ 7 ファン トレイ アセンブリの下に装着されているファン トレイ エア フィルタを交換する場合には、ファン トレイ アセンブリを交換する前に、既存のエア フィルタをシェルフ アセンブリの外へスライドさせて交換します。
交換するのがファントレイ エア フィルタで、それが外側底部のブラケットに取り付けられている場合は、既存のエア フィルタをブラケットから引き出して交換することがいつでもできます。ファン トレイのエア フィルタについては、「再使用可能なエア フィルタの点検、清掃、交換」を参照してください。
ステップ 8 新しいファン トレイをシェルフ アセンブリ内にスライドさせ、トレイ背面の電気プラグがバックプレーンのレセプタクルに差し込まれるようにします。
ステップ 9 トレイのプラグがバックプレーンに正しく差し込まれていることは、ファン トレイの前面の LCD がアクティブであることで確認できます。
ステップ 10 扉を交換する場合は、アース用ストラップも必ず再度取り付けます。
(注) #2 プラス ネジ用ドライバが必要です。高密度 BNC EIA を使用している場合は、BNC 挿入および取り外しツールも必要です。
ステップ 1 バックプレーンの下部カバーを外すには、ONS 15454 を固定している 5 個のネジを緩めて、シェルフ アセンブリから引き抜きます。
ステップ 2 金属性バックプレーン カバーまたは EIA を固定している周囲 9 個のネジを緩めます。内側のネジは外さないでください。
AMP Champ EIA を取り外す場合は、作業を進める前に、固定プレートを外してください。固定プレートを外すには、2 個の取り付けネジを緩めます。
ステップ 3 バックプレーン カバーが ONS 15454 に接続されている場合は、パネルを下から持ち上げて、シェルフ アセンブリから外し、あとで使用するまで保管しておきます。
ステップ 4 EIA が ONS 15454 に接続している場合は、EIA のハンドルを持ち上げて、バックプレーンからゆっくりと引き抜きます。
(注) EIA が取り付けられていないときには、金属性バックプレーン カバーを取り付けておいてください。
ステップ 5 新しい EIA のコネクタとバックプレーンのコネクタの位置を合わせます。
ステップ 6 両方のコネクタがぴったりかみ合うまで、EIA をゆっくり押し込みます。
ステップ 7 バックプレーン カバーを外すときに外した周囲 9 個のネジを締めます。
ステップ 8 AMP Champ EIA を取り付ける場合は、固定プレートを 2 個の取り付けネジで取り付けます。
(注) この手順は、保守時間帯に実行してください。アクティブな TCC2/TCC2P カードをリセットすると、OC-N または DS-N トラフィックへのサービスが 50 ミリ秒 ほど中断することがあります。イーサネット回線のいずれかのノードが Software R4.0 以降を使用していなかった場合、アクティブな TCC2/TCC2P カードをリセットすると、スパニング ツリーのリコンバージェンスのために、すべてのイーサネット トラフィックのサービスが 3~5 分間、中断することがあります。
この手順では、イン サービス ノードでトラフィックに影響を与えずに、既存の AIP を新しい AIP に交換します。R4.0 より前のソフトウェア リリースを使用しているノードがあった場合、イーサネット回線に影響があります。
ステップ 1 AIP の交換と回線の修復を行う前に、影響を受けるネットワーク内のすべてのノードが同じバージョンのソフトウェアを実行していることを確認してください。
a. ネットワーク ビューで、 Maintenance > Software タブをクリックします。各ノードで使用されているソフトウェアのバージョンが Working Version カラムに一覧表示されます。
b. ノードのソフトウェアをアップグレードする必要がある場合は、リリース固有のソフトウェア アップグレード マニュアルで手順を確認してください。ソフトウェアのアップグレードが完了するまでは、ハードウェアの変更や回線の修復を行わないでください。ソフトウェアをアップグレードする必要がない場合や、ソフトウェアのアップグレードが完了している場合は、ステップ 2へ進みます。
ステップ 2 古い AIP の MAC アドレスを記録します。
a. AIP を交換するノードにログインします。ログインの手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Connect the PC and Log into the GUI」の章を参照してください。
b. ノード ビューで、 Provisioning > Network > General タブをクリックします。
ステップ 3 AIP の交換と元の MAC アドレスの維持について支援が必要な場合は、製品を購入された代理店へご連絡ください。
ステップ 4 下部のバックプレーン カバーを固定している 5 個のネジを緩めます。
ステップ 5 下部バックプレーン カバーを持って、バックプレーンからゆっくり引き抜きます。
ステップ 6 AIP カバーを固定している 2 個のネジを緩めます。
ステップ 7 カバーを持って、バックプレーンからゆっくり引き抜きます。
(注) 15454-SA-HD(P/N:800-24848)、15454-SA-NEBS3E、15454-SA-NEBS3、および 15454-SA-R1(P/N:800-07149)シェルフでは、AIP のカバーは透明プラスチックです。15454-SA-ANSI シェルフ(P/N:800-19857)では、AIP のカバーは金属です。
ステップ 8 AIP を持って、バックプレーンからゆっくり引き抜きます。
ステップ 9 AIP からファン トレイ アセンブリの電源ケーブルを外します。
ステップ 11 新しい AIP にファン トレイ アセンブリの電源ケーブルを接続します。
ステップ 12 DIN コネクタを使用して、パネルをバックプレーンに接続して、新しい AIP をバックプレーンに取り付けます。
ステップ 13 AIP の上に AIP カバーを取り付けて、2 個のネジで固定します。
ステップ 14 下部バックプレーン カバーを元に戻し、5 個のネジで固定します。
ステップ 15 ノード ビューで、 Provisioning > Network タブをクリックします。
ステップ 16 スタンバイ TCC2/TCC2P カードをリセットします。
a. スタンバイ TCC2/TCC2P カードを右クリックして、 Reset Card を選択します。
b. Resetting Card ダイアログボックスで Yes をクリックします。カードがリセットされると、CTC の該当カードにローディング(Ldg)通知が表示されます。リセットには約 5 分かかります。リセットが完了するまでは、他の手順を実行しないでください。
ステップ 17 アクティブな TCC2/TCC2P カードをリセットします。
a. アクティブ TCC2/TCC2P カードを右クリックして、 Reset Card を選択します。
b. Resetting Card ダイアログボックスで Yes をクリックします。カードがリセットされると、CTC の該当カードに Ldg 通知が表示されます。リセットには約 5 分かかり、その間、CTC はノードとの接続を失います。
ステップ 18 File ドロップダウン リストから、 Exit を選択して、CTC セッションを終了します。
ステップ 19 ノードに再びログインします。Login ダイアログボックスで、Additional Nodes ドロップダウン リストから (None) を選択します。
a. ノード ビューで、 Provisioning > Network > General タブをクリックします。
ステップ 21 ノード ビューで、 Circuits タブをクリックします。表示されたすべての回線が PARTIAL であることに注意してください。
ステップ 22 ノード ビューで、 Tools ドロップダウン リストから Repair Circuits を選択します。Circuit Repair ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 23 Circuit Repair ダイアログボックスの指示を読みます。ダイアログボックスに示されたすべての処理が完了したら、 Next をクリックします。古い MAC アドレスと新しい MAC アドレスを確認します。
ステップ 24 Node MAC Addresses ダイアログボックスが表示されます。次の手順を実行します。
a. Node ドロップダウン リストから、AIP を交換したノードの名前を選択します。
b. Old MAC Address フィールドに、ステップ 2で記録した古い MAC アドレスを入力します。
ステップ 25 Repair Circuits ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスの指示を読んで、 Finish をクリックします。
CTC セッションは、すべての回線が修復されるまでフリーズします。回線の修復は、プロビジョニングされている回線数に応じて、5 分以上かかります。
回線の修復が完了すると、Circuits Repaired ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 27 新しいノードのノード ビューで、 Circuits タブをクリックします。表示されたすべての回線が DISCOVERED であることに注意してください。表示されたすべての回線が DISCOVERED ステータスでない場合は、製品を購入された代理店へ Return Material Authorization(RMA)を開くよう依頼します。