VIM コネクタの概要
ETSI API は、LCM 操作の処理中に VIM コネクタを作成するか、既存のコネクタを使用します。
NFVO からの 付与応答または LCM 操作要求は、新しい VimConnectionInfo を VnfInstance に提供します。LCM 操作の処理中に、ETSI は新しい VimConnectionInfo を ESC の VIM コネクタと同期します。
VnfInstance に同じ ID を持つ既存の VimConnectionInfo がない場合、VimConnectionInfo は新規です。 LCM 要求の一部として任意の VnfInstance に保存されている既存の VimConnectionInfo ID と一致する、指定された VimConnectionInfo は、既存のコネクタを使用し、新しい要求で送信された変更を無視します。
ESC は、一致する VIM コネクタが使用できない場合にのみ、新しい VIM コネクタを作成します。
ETSI API では、VNF 情報の変更操作により、既存の VimConnectionInfo、および関連付けられた VIM コネクタのみを更新できます。
NFVO からの付与は、各リソースの vimConnectionId を指定します。この値は、各リソースのロケータを作成するための VimConnectionInfo、および関連付けられた VIM コネクタを識別します。VIM 固有の VimConnectionInfo.accessInfo プロパティは、ロケータの追加プロパティとして設定されます。
OpenStack の VimConnectionInfo:
{
"id": "435456",
"vimType": "OPENSTACK_V3",
"interfaceInfo": {
"endpoint": "https://10.18.54.42:13001/v3/"
},
"accessInfo": {
"username": "admin",
"password": "bmkQJtyDrbPFnJT8ENdZw2Maw",
"project": "cbamnso",
"projectDomain": "Default",
"userDomain": "Default",
"vim_project": "cbamnso"
}
}
vCloud Director の VimConnectionInfo:
{
"id": "435456",
"vimType": "VMWARE_VCD",
"interfaceInfo": {
"endpoint": "https://10.85.103.150"
},
"accessInfo": {
"username": "admin@cisco",
"password": "bmkQJtyDrbPFnJT8ENdZw2Maw",
"vim_project": "cbamnso",
"vim_vdc": "vdc1"
}
}