VXLAN BGP EVPN の注意事項と制約事項
VXLAN BGP EVPN には、次の注意事項と制約事項があります。
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コア リンクとしての SVI およびサブインターフェイスは、レイヤ 2 GW 構成ではサポートされていません。
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VXLAN EVPN セットアップでは、できれば auto rd コマンドを使用して、ボーダー リーフに一意のルート識別子を使用する必要があります。異なるボーダー リーフに同じルート識別子を設定することはサポートされていません。
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ARP 抑制は、VTEP がこの VNI のファーストホップ ゲートウェイ(Distributed Anycast Gateway)をホストしている場合にのみ、VNI でサポートされます。この VLAN の VTEP と SVI は、分散型エニーキャスト ゲートウェイ動作用に適切に設定する必要があります。たとえば、グローバル エニーキャストゲートウェイ MAC アドレスが設定され、エニーキャスト ゲートウェイ機能が SVI の仮想 IP アドレスに設定されている必要があります。
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internal キーワードが付いている show コマンドはサポートされていません。
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DHCP スヌーピング(Dynamic Host Configuration Protocol スヌーピング)は VXLAN VLAN ではサポートされません。
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VXLAN アップリンク インターフェイスの SPAN はサポートされていません。
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RACL は VXLAN トラフィックのレイヤ 3 のアップリンクでサポートされません。
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RACLS および PACL はVXLAN VLAN ではサポートされません。
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QoS 分類は、 VXLAN VLAN ではサポートされていません。
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アップリンク ポートのタイプは、レイヤ 3 インターフェイス、サブインターフェイス、またはレイヤ 3 ポートチャネル インターフェイスにできます。ただし、レイヤ 2 では、サブインターフェイスのアップリンク ポートはサポートされていません。
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EBGP では、シングル オーバーレイ EBGP EVPN セッションをループバック間で使用することを推奨します。
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NVE を、レイヤ 3 プロトコルで必要な他のループバック アドレスとは別のループバック アドレスにバインドします。VXLAN に対して専用のループバック アドレスを使用することがベスト プラクティスです。
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VXLAN BGP EVPN は、非デフォルト VRF にある NVE インターフェイスをサポートしません。
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オーバーレイ BGP セッションのループバックで単一 BGP セッションを設定することを推奨します。
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VXLAN UDP ポート番号は VXLAN カプセル化に使用されます。Cisco Nexus NX-OS では、UDP ポート番号は 4789 です。これは IETF 標準に準拠しており、変更できません。
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VXLAN は、 MPLS 機能との共存をサポートしません。
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レイヤ 3 VPN 付きの VXLAN は、サポートされていません。
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入力レプリケーションを使用した VXLAN はサポートされていません。
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MLD スヌーピングは VXLAN VLAN ではサポートされていません。
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DHCP スヌーピングは VXLAN VLAN ではサポートされません。



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