マルチキャスト エクストラネットに関する詳細
現在の NX-OS マルチキャスト実装では、マルチキャスト トラフィックは同じ VRF 内のみでフローできます。マルチキャスト エクストラネット機能では、企業ネットワークのソースとは異なる VRF にマルチキャスト レシーバが存在する場合があります。
マルチキャスト エクストラネットを使用すると、レシーバ VRF のマルチキャスト ルートの RPF ルックアップをソース VRF で実行できるため、有効な RPF インターフェイスを返すことができます。これにより、レシーバ VRF からソース VRF へのソースまたは RP ツリーが形成され、ソース VRF から発信されたトラフィックをレシーバ VRF の OIF に転送できるようになります。
別の VRF で RPF 選択をサポートするには、ip multicast rpf select vrf コマンドを使用します。