バンドルの作成 |
バンドルを作成するには、以下の手順を実行します。
- [Service Designer] > [サービス(Services)] > [オファー(Offer)] > [バンドル(Bundle)] の順に選択します。
- [このサービスはバンドルです(This service is a bundle)] を選択します。 Service Designer はバンドル内のバンドルされたサービスをサポートしないため、システムは自動的に [このサービスはバンドルに含めることができません(This service cannot be included in a bundle)] オプションを選択します。
[サービスを含める(Include Service)] ボタンが有効になります。 サービスをバンドルに追加したら(子サービスにしたら)、Service Designer は 2 つのチェック ボックスを無効にして、代わりに、サービスが含まれているバンドルのリストを表示します。
- [サービスを含める(Include Service)] をクリックします。 [サービスの選択(Select a service)] ダイアログボックスが表示されます。 このダイアログボックスには、[このサービスはバンドルに含めることができません(This service cannot be included in a bundle)] オプションがオフになっているサービスのみがリストされます。
- バンドルに含めるサービスを選択して、[サービスを含める(Include Service)] をクリックします。 子サービスが、[オファー/バンドル(Offer/Bundle)] サブタブの [次を含む(Includes)] セクションに表示されます。 親サービスの詳細情報の一部として、子サービスが「My Services」に表示されます([包含サービス(Included Services)] サブタブ)。
- ステップ 3 とステップ 4 を繰り返して、他の子サービスをバンドルに追加します。
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Service Designer で、親サービスとして使用するサービスを選択することから開始するか、親として機能する新しいサービスを作成します。 サービスを選択したら、[オファー(Offer)] タブをクリックして開始します。 バンドルに組み込む子サービスをすでに作成していることを前提にしています。 |
他のサービスとバンドルとの関連付け |
他のサービスをバンドルに関連付けるには、次の手順を実行します。
- [Service Designer] > [サービス(Services)] > [オファー(Offer)] > [バンドル(Bundle)] の順に選択します。
- [前提条件(Pre-requisites)] テーブルの [前提条件の追加(Add Pre-requisites)] をクリックします。
- サービスを選択し、[追加(Add)] をクリックします。
代替方法:
- [Service Designer] > [サービス(Services)] > [オファー(Offer)] > [バンドル(Bundle)] の順に選択します。
- [推奨されるアクセサリ(Recommended Accessories)] テーブルの [アクセサリの追加(Add Accesories)] をクリックします。
- サービスを選択し、[追加(Add)] をクリックします。
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[前提条件(Prerequisites)] と [推奨されるアクセサリ(Recommended Accessories)] を使用して、サービス設計者は追加サービスを現在のサービスに関連付けることができます。 これらのオプションは、バンドルされたサービスと、バンドルされていないサービスの両方に指定できます。
- [前提条件(Prerequisites)] は、このサービスをオーダーする前に必要な他のサービスです。 たとえば、カスタマーはソフトウェアのインストールをオーダーする前に、コンピュータを購入して、インストールしておく必要があります。
- [推奨されるアクセサリ(Recommended Accessories)] はサービスへのアドオンとして推奨される他のサービスです。 たとえば、サービスが携帯電話に関するものである場合、推奨されるアクセサリとしてヘッドセットやケースなどがあります。
サービスに前提条件または推奨されるアクセサリがある場合、My Services にあるサービスの詳細説明の右側に、対応するリンクが表示されます。 どちらのオプションにも、関連付けられている動作はありません。リストされる前提条件サービスまたはアクセサリは個別にオーダーする必要があります。 これらはオプションですが、エンド ユーザに役立つ可能性があります。 |
バンドルの回避 |
サービスのバンドルを行えないようにするには、次の手順を実行します。
- バンドルされないようにするサービスを選択します。
- [Service Designer] > [サービス(Services)] > [オファー(Offer)] > [バンドル(Bundle)] の順に選択します。
- [このサービスはバンドルに含めることができません(This service cannot be included in a bundle)] オプションを選択します。
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他のサービス設計者がサービスをバンドルに含めることができないようにするには、以下の手順を実行します。 この方法でマークを付けたサービスは、子サービスを選択したときに、[サービスの選択(Select a service)] ダイアログボックスに表示されません。 |
子サービスの順番の変更 |
子サービスの順番を変更するには、以下の手順を実行します。
- [次を含む(Includes)] セクションで、移動するサービスのチェック ボックスをクリックします。
- 上矢印または下矢印のアイコンをクリックして、サービスを移動します。
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必要であれば、サブタスク条件式の 1 つで「オプト アウト」シナリオを実行することができます。 この場合、子サービスはまだオーダーされているように見えます(すべてのタスクはスキップされます)。 |
包含タスク名の変更 |
包含タスク名を変更するには、次の手順を実行します。
- [Service Designer] > [サービス(Services)] > [計画(Plan)] の順に選択します。
- タスク名をクリックします。 [全般(General)] タブがタスクの情報とともに表示されます。 [タスクタイプ(Task Type)] には、タスクが包含サービスであることが示されます。 [サービス名(Service Name)] は、包含タスクが表すサービスを示しています。 (包含タスクの名前を変更する場合は、この情報が重要になります)。
- [タスク名(Task Name)] フィールドに新しいタスク名を入力して、[更新(Update)] をクリックします。
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組み込み参加者の確認 |
バンドル内の組み込み参加者を確認するには、次の手順を実行します。
- 親サービスを選択します。
- [計画(Plan)] タブをクリックします。
- [参加者(Participants)] サブタブをクリックします。
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バンドルに追加する各子サービスに対して、Service Designer は親サービスの提供計画に参加者情報を自動的に割り当てます。 [参加者(Participants)] タブ上の情報は、子サービスのプロジェクト マネージャから取得されます。 Service Designer は、子のプロジェクト マネージャとして現在定義されているものであれば何でも使用して、タスクの実行者とスーパーバイザの両方を自動的に割り当てます。 子サービスのプロジェクト マネージャを変更すると、その変更内容は包含タスクに対して動的に反映されます。 Service Designer は包含タスクの実行者に Subplan Manager という名前を付けます。 スーパーバイザには Plan Manager という名前を付けます。 |
バンドルの価格設定 |
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バンドルの価格には、それぞれの子サービスで定義されているように、各包含サービスの価格が含まれています。 サービスの [オファー(Offer)] タブにある [価格設定(Pricing)] サブタブで、任意のサービスの価格を設定します。 全体としてバンドルに適用されるか、そのコンポーネント サービスに適用されるアクティブ フォーム コンポーネント ルール内の価格設定アクションを使用して、価格は潜在的に調整される可能性があります。 便宜上、バンドルされたサービスを作成するときに、各子サービスの価格は親サービスの [オファー(Offer)] タブにある [バンドル(Bundle)] サブタブにリストされます。 子サービスの価格が必須の価格として定義されている場合、システムはそのサービスに対する価格設定ステップを、My Services ユーザがバンドルをオーダーした時点でスケジュールします。 |
バンドルの値引き |
バンドルを値引きするには、次の手順を実行します。
- [Service Designer] > [サービス(Services)] > [オファー(Offer)] > [バンドル(Bundle)] の順に選択します。
- [サービス(Services)] パネルから、親サービスをクリックします。
- [オファー(Offer)] タブをクリックしてから、[価格設定(Pricing)] サブタブをクリックします。
- 価格に対する値引き値を入力します。 たとえば、サービス バンドルを 1000.00 ドル分値引きするには、–1000.00 を入力します。
- [すべての設定の保存(Save All Settings)] をクリックします。
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バンドルの価格は、次の 2 つの方法のいずれかで値引きできます。
- アクティブ フォーム コンポーネント ルールで使用可能な価格設定アクションを介した動的価格設定を使用して、サービスがバンドルで使用されている場合に、その価格を下げます。
- 親サービスの [価格設定(Pricing)] サブタブを使用します。 ここで、親サービスに対して値引き価格を設定できます。これは、包含サービスの総コストから減算される数値です。
たとえば、すべての子サービスのコスト合計が 5,000 ドルである場合に、親サービスに対する値引き価格として 1000 ドルを入力すると、バンドルの正味コストは 4000 ドルになります。 これを行うことで、各サービスを個別にオーダーするのではなく、バンドルされたサービスをオーダーするようにエンド ユーザに働きかけます。 カスタマーはバンドルの [オーダー(Order)] をクリックした後にのみ、価格が値引きされていることを確認できます。 値引きの情報を前もってカスタマーに知らせる場合は、サービスの [全般(General)] タブにある [説明(Description)] フィールド、または [オファー(Offer)] タブ/[価格設定(Pricing)] サブタブにある [説明(Description)] フィールドを使用して、バンドル サービスを選択した場合の金銭的な利益を簡単に強調します。 |
オーダー フォームでの表示パラメータの制御 |
[管理(Administration)] > [ホーム(Home)] > [サイトを個人設定する(Personalize Your Site)] > [カスタマイズ(Customizations)] > [Service Manager] > [バンドルデータの表示(Show Bundle Data)] の順に選択します。 |
システムによってバンドルされたサービス用の複合オーダー フォームが作成されるときに、重複するディクショナリは削除されます。 つまり、あるディクショナリが親サービスと、その親の子サービスの 1 つ(または複数の子サービス)に関連付けられている場合、システムは、バンドルされたサービス オーダー フォーム上に、そのディクショナリの最初のインスタンスのみを表示します。 サービス フォーム データを表示するには、次の 2 つのオプションがあります。
- [ShowBundleData] = [オン(On)](デフォルト)は、いずれかの子サービスの中で作業項目を処理するときに、サービスの実行者にバンドルの複合オーダー フォームを表示します。
- [ShowBundleData] = [オフ(Off)] は、サービスの実行者に、彼らが処理する子サービスからのディクショナリのみを表示します。 システムは、バンドルされたサービスのデータが、そのディクショナリのすべてのインスタンスで 1 つのディクショナリ用に入力されたデータを複製していることを確認します。 このため、子サービスからのディクショナリが元のオーダー フォームで抑制された場合(親サービスのディクショナリを複製したため)、子サービスのみを処理するサービス実行者にもカスタマーによって入力されたデータが表示されます。
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包含タスクの確認 |
バンドル内の包含タスクを確認するには、次の手順に従います。
- [サービス(Service)] パネルから、親サービスを選択します。
- [Service Designer] > [サービス(Services)] > [計画(Plan)] の順に選択します。
子サービスには、「Deliver Included Service service-name .」という規則に従って、自動的に名前が付けられます。たとえば、サービスが「Deliver Included Service Phones」のように表示される場合があります。 |
バンドルに追加する各サービスに対して、Service Designer は親サービスの提供計画にタスクを自動的に挿入します。 このタスクを、包含タスクと呼びます。 包含サービス タスクは、大部分の提供計画タスクと同じように機能しますが、以下の点が異なります。
- 包含サービス タスクを削除することはできません。 [計画(Plan)] タブの [削除(Delete)] ボタンは無効です。 このタスクを削除するには、バンドルから対応する子サービスを削除します。
- [期間(Duration)] の値は設定できません。 これらは、子サービスの提供計画から、合計期間として算出されます。
- [タスクタイプ(Task Type)] は編集できません。 これは、デフォルトで [包含サービス(Included Service)] に設定されています。
- チェックリストの作成または関連付けは行えません。 タスクに [チャックリスト(Checklist)] タブがありません。
- [参加者(Participants)] タブの情報を編集できません。
タスクには自動的に「Deliver Included Service service-nam e」という名前が付けられますが、必要であればタスク名を変更できます。 また、包含タスクの 1 つを別の包含タスクの下に入れることで、タスク/サブタスクの関係に配置することもできます。 ただし、両方のサービスの提供は、同時に開始します。 |
バンドルの子サービスのキャンセル制限 |
サービス バンドルのタスクが開始した後にカスタマーがサービスをキャンセルできないようにするには、次の手順を実行します。
- [Service Designer] > [サービス(Service)] > [計画(Plan)] の順に選択します。
- タスク テーブルからタスクを選択します。
- [全般(General)] サブタブの [タスクの開始後のキャンセルを許可しない(Do not allow cancellation of service after task starts)] チェック ボックスをクリックします。
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カスタマーは、オーダーした後にバンドルを取り消せます。 バンドルを取り消すと、含まれているすべてのサービスも取り消されます。 個々の子サービスを取り消すオプションは、[要求の編集(Edit Requisition)] ページでエンド ユーザに対して無効になっています。 Service Designer は基本的に、カスタマーがサービスを取り消すための「取り消し限界点」を定義します。 このオプションは、サービスのバンドル全体またはその中の個々のサブタスクに対しオンにできます。 ただし、この限界点がバンドル内のサービスのいずれかで到達されると、カスタマーはバンドルをキャンセルできません。 Service Designer のサービスの [計画(Plan)] タブにある [全般(General)] サブタブの [タスクの開始後のキャンセルを許可しない(Do not allow cancellation of service after task starts)] チェック ボックスによって、カスタマーがサービスを取り消すための「取り消し限界点」が原則的に定義されます。 このオプションは、バンドル全体に対してオンにすることも、含まれている個々の子サービスに対してオンにすることもできますが、バンドル内のいずれかのサービスがこの限界点に達したら、バンドルを取り消せなくなります。 また、バンドル内のいずれかのサービスまたはサブタスクが「取り消し限界点」に達した場合、サービス オーダーの [キャンセル(Cancel)] ボタンが削除されます。 |