Cisco Modeling Labs Corporate Edition ユーザ ガイド、リリース 1.5

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Cisco Modeling Labs Corporate Edition ユーザ ガイド、リリース 1.5

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トポロジのシミュレート

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2019年5月14日

章のタイトル： トポロジのシミュレート

トポロジのシミュレート

トポロジのシミュレーションの概要

シミュレーション フェーズは、トポロジ デザインのシミュレーションを実行する段階です。シミュレーション パースペクティブは、シミュレーション フェーズをサポートしている一連のビューを提供します。これと比較して、デザイン パースペクティブでは、デザイン アクティビティをサポートしている一連のビューが提供されます。シミュレーション パースペクティブの一部のビューは、デザイン パースペクティブでも表示できます。

シミュレーション パースペクティブビュー

シミュレーション パースペクティブ内の主要なエリアは、 シミュレーション ビューと コンソール ビューです。次の図では、実行中のシミュレーションのシミュレーションおよびコンソール ビューをハイライトしています。

図 1. シミュレーション パースペクティブの初期表示


[View] メニューでは、パースペクティブ内で付加的なビューを開き、パースペクティブのワークスペース内で開いているビューをドラッグして配列することができます。詳細については、オンライン ヘルプと、 パースペクティブのカスタマイズのセクションを参照してください

（注）  
現在のパースペクティブを、ワークベンチを最初に開いたときのオリジナルの設定にリセットするには、パースペクティブのボタンを右クリックして、Reset を選択します。

ノードが完全に稼働するタイミングを決定する

シミュレーションが起動すると、設定が完全に適用され、完全に稼働すると見なされる前に、ノードが複数の手順を行います。

以前の Cisco Modeling Labs では、ノードは仮想マシンの起動サイクルを開始するとすぐに [ACTIVE] としてマークされました。ただし場合によって、ノードが完全に稼働するまで数分かかる場合があります。ライブ仮想化機能を使用しているユーザーは、ノードがコマンドへ応答するときに検出できることが確認できます。この機能が適用され拡張し、Cisco Modeling Labs クライアントとユーザー ワークスペース管理インターフェイスに新しい状態が報告されます。その設定が完全に適用され、その管理インターフェイスにノードが到達した段階で、この新しい状態 [ACTIVE - REACHABLE] が返されます。
図 2. [ACTIVE - REACHABLE] 状態


この例では、起動からその設定が完全に適用され、その管理インターフェイスにノードが到達した段階までノードが移行すると、ログ メッセージが表示されます。[シミュレーション] ビューに表示される状態マーカーにも反映されます。

管理インターフェイスが設定されていないか、シャット ダウンしている状態の場合、ノードが [ACTIVE - UNREACHABLE] として表示されます。

Cisco Modeling Labs アクティブ Canvas

Cisco Modeling Labs クライアントは、アクティブな Canvas をユーザに提供します。シミュレーションが開始され、ユーザがシミュレーション パースペクティブに切り替わると、ネットワーク ダイアグラムを表示する新しいウィンドウが開きます。仮想マシンが起動すると、シミュレーションの現在の状態を示すネットワーク構成図が更新されます。ノードは、現在の動作状態に応じて色が変わります。

たとえば、次の図は、アクティブ状態を示す緑色のノードを示しています。青色のノードは、ビルド状態を示します。灰色のノードは、ノードがまだ開始されていない、または停止状態であることを示します。

図 3. シミュレーションにおけるノード状態


ノードがアクティブ状態になると、そのノードを右クリックして、SSH または Telnet 接続を開く、特定のノードの構成を抽出し、ノードを停止/開始するなどの操作を実行できます。

図 4. ノード操作


ノードを選択せずに背景を右クリックすると、構成の抽出、ライブ可視化表示の起動、シミュレーションの停止などのシミュレーション全体の操作を実行できます。同様に、動作中のリンク待ち時間、ジッターおよびパケット損失パラメータをすべてリセットすることができます。

図 5. シミュレーション操作


シミュレーション表示が閉じている場合は、シミュレーションパネルからシミュレーションを選択し、右クリックして [シミュレーションの表示] オプションを選択することで再度開くことができます。

図 6. シミュレーション オプションを表示する


リンク遅延、ジッター、およびパケット損失パラメータは、リンクを選択し、右クリックして [Modify Link Parameters] オプションを使用して設定できます。

図 7. リンク パラメータ


パケット キャプチャ操作は、リンクを選択し、インターフェイス (リンクの一端) を選択し、右クリックしてパケット キャプチャ コントロール メニューを表示することで実行できます。図を参照してください。

図 8. パケット キャプチャ オペレーション


パケット キャプチャが設定されると、アイコンはパケット キャプチャがインターフェイス上に存在することを示し、パケット キャプチャ表示には分析に使用できる .pcap ファイルが表示されます。

インターフェイス名、シリアル ポート番号の割り当てなど、追加のダイアグラム ラベルを使用できるようになりました。これらは、Cisco Modeling Labs ツールバーの[トポロジ ラベルを表示する (Show Topology Labels)] アイコンからアクセスできます。

図 9. トポロジ ラベル オプションを表示します。


シミュレーションを起動する

シミュレーションを起動するには、次の手順に従います。

始める前に

  • トポロジ デザインを実行します。

  • ノードとインターフェイスを構築するタスクを実行します。

  • (オプション) AutoNetkit を使用して設定を生成します。

    注意    
    ノード設定を自分で変更し、AutoNetkit の自動設定機能をバイパスした場合には、これらの変更は[Design] パースペクティブまたは [Simulation] パースペクティブのトポロジ ビューには表示されませんたとえば、hostname コマンドを使用して設定内のホスト名を iosv-1 から Router-1 に変更した場合でも、トポロジ ビューおよび他の関連するビューでのホスト名は iosv-1 のままになります。

  • 目的のトポロジを開きます。


    （注）  
    トポロジは、トポロジ エディタで開いて表示します。トポロジ エディタで複数のトポロジを開いている場合、現在アクティブなビューのシミュレーションが起動します。

手順

ステップ 1

ツールバーで、Launch Simulation ボタンをクリックします。

シミュレーションが起動して、固有の識別子が設定されます。このように、トポロジの複数のインスタンスを起動することができ、それぞれに固有の名前が付けられます。
ステップ 2

Launching Simulation ダイアログ ボックスで、次のいずれかのアクションを選択します。


  1. Always run in the background チェックボックスをオンにします。将来のすべてのノード開始要求、停止要求、およびシミュレーション起動要求はバックグラウンドで実行され、ダイアログボックスは表示されません。

    （注）   
    バックグラウンド設定をコントロールするには、[ファイル (File)] > [設定 (Preferences)] > [一般(General)] .を選択します。

  2. Run in Background をクリックします。ノードのシミュレーションが開始すると、ダイアログボックスは閉じます。

  3. Cancel をクリックして、[Design] ビューに戻ります。

  4. 操作しないでいると、ノード シミュレーションがすぐに起動します。

    ヒント 
    Run in Background をクリックすると、ステータス バーに進捗状況アイコンが表示されます。アイコンをクリックすると、アクティビティの進行状況を示すコンパクトなビューが表示されます。バックグラウンドのアクティビティでエラーが発生すると、アイコンに赤noX . エラーのアイコンをクリックすると、エラー ダイアログが表示されます。
ステップ 3

Simulation launched ダイアログ ボックスで、OK をクリックします。


ステップ 4

[Simulation] パースペクティブに切り替えるように要求されたら、Yes をクリックします。


（注）   
実行中のシミュレーションを表示し、ノード コンソールに接続するため、[Simulation] パースペクティブに切り替えることを推奨します。
Cisco Modeling Labs クライアントは、シミュレーションの状態を追跡します。シミュレーション ビューには、起動されたすべてのシミュレーションが表示されます。ステータス メッセージは コンソール ビューに表示されます。Cisco Modeling Labs サーバがシミュレーションを開始すると、Cisco Modeling Labs サーバがシミュレーションに割り当てた識別子を持つ、確認ダイアログ ボックスが表示されます。

Jumphost 仮想マシン (VM)

Jumphost VM は、実行中のシミュレーションの管理ネットワークにアクセスするためのデフォルトの方法です。jumphost ノードは ~ jumphost という名前の別個のシミュレーションで実行されます。このノードにはプロジェクト/ユーザー管理ネットワークに eth0、FLAT ネットワークに eth1 という 2 つのインターフェイスがあります。

Jumphost の目的は、固定されたままであるシミュレーション ネットワーク内にアクセス ポイントを設けることです。これにより、ユーザーがアクセスできる、単一の外部 IP アドレス、またはポートが用意されます。ユーザーは jumphost にアクセスして、シミュレーション内のすべてのノードにアクセスできます。

Cisco Modeling Labs では、jumphost の実装を 2 つ提供します:

  • VM はサーバーの VM イメージのタイプに基づくものです。

  • Linux コンテナは jumphost 軽量形式です。詳細については、「Linux コンテナ（LXC）」を参照してください。

VM の実装は、jumphost のインスタンスを作成するときに使用するメモリ と CPU の観点からするとコストがかかります。ただし、これは本格的なサーバー VM なので、どのようなアプリケーションでもインストールし実行できるため、それだけの価値があります。

Jumphost VM を選択するには、Cisco ラボ クライアントで、次のように選択します。 [Properties] > [Topology] > [Management Network] > [Private project network] または [Shared flat network]。
図 10. jumpshot のオプションを設定する


jumphost VM はユーザーごとに 1 つです。ユーザーは複数のシミュレーションを作成できますが、対応する jumphost は1 つだけ作成されます。したがって、実行しているシミュレーションのタイプに応じて、2 つの実装がから 1 つを選択できます。

Linux コンテナ（LXC）

LXC は、完全な Linux サーバ VM を作成することではなく、トポロジにアクセスするための手段を提供します。ネットワークのすべてのノードは、隠されている OOB 管理ネットワークに接続されます。これは各ノードの最初のインターフェイスを使用します。

Cisco Modeling Labs クライアントでは、管理ネットワークのタイプをトポロジのプライベート シミュレーション ネットワークとして選択することにより、有効にできます。LXC は自動的に、シミュレーションのすべての VM が接続されている、この隠された OOB 管理ネットワークに接続します。これにより、コンソール ポートへの接続方法を使用しなくても、管理イーサネット ポート経由で各 VM に接続することができます。
図 11. LXC オプションの設定


LXC は、シミュレーションがアクティブなときには動作しており、シミュレーションが停止すると終了します。LXC が使用するメモリ フットプリントは、Linux サーバ VM よりもかなり小さくなっています。LXC は自動的に、FLAT ネットワークの IP アドレスを取得します。
図 12. FLAT ネットワークでの LXC


LXC は、VM への SSH アクセスを容易にします。シミュレーション内で動作している各 VM への直接の SSH アクセスを提供します。Telnet はサポートされていません。下の図に示すように、LXC にアクセスするには、~mgmt_lxc [ACTIVE] のーどをクリックして、リストから [SSH] を選択します。
図 13. LXC へのアクセス


LXC は自動的にスピンアップし、ネットワークへのアクセスのための jumphost ポイントを提供します。LXC への接続は、シミュレーション内で外界および OOB ネットワークへのインターフェイスが提示されることを意味します。

接続は、Cisco Modeling Labs クライアントから Cisco Modeling Labs サーバのポートに対して開かれ、LXC に対して転送されます。LXC は次に、シミュレーション内の VM の管理インターフェイス (Gi0/0) への接続を開きます。これはノードのインスタンスに転送されます。

LXC への静的ポート割り当て

管理ネットワークのプロパティである [Private simulation network] を設定すると、Cisco Modeling Labs はLXC への SSH ポート アクセスのためにランダムなポートを割り当てます。ただし、トポロジに拡張を設定することにより、これを静的に定義することができます。

トポロジに拡張を設定するには、次の手順に従います。

手順
ステップ 1

キャンバスをクリックして、Topology タブを [Properties] ビューで開きます。

ステップ 2

Extensions タブをクリックします。

ステップ 3

[Add new extension] アイコンをクリックします。

[Edit Extension] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 4

次の値を入力します:

  • キー: lxc.host.tcp_port
  • 値: 30799
  • タイプ: String (ドロップダウン リストから)
図 14. 新しい拡張の追加


ステップ 5

OK をクリックして、新しい拡張を追加します。

LXC に起動すると、新しい拡張で指定した TCP ポートにバインドされます。

LXC iPerf コンテナ

LXC iPerf コンテナは、機能を制限した軽量の Linux コンテナで、Downloads - iPerf から利用可能な iPerf アプリケーションとともにロードされます。

iPerf は、IP ネットワークで実現可能な帯域幅をアクティブに測定するためのツールです。タイミング、バッファ、およびプロトコル (TCP、UDP、IPv4 と IPv6 の SCTP) に関連するさまざまなパラメータのチューニングをサポートします。テストごとに帯域幅、損失、およびその他のパラメータを報告します。

図 15. LXC iPerf コンテナ


LXC Ostinato コンテナ

Ostinato パケット トラフィック ジェネレータ アプリケーションが含まれている LXC コンテナが使用可能です。このアプリケーションは、データ プレーンのトラフィック生成機能を提供します。Ostinato ドローン (ジェネレータ) は、Ostinato GUI と組み合わせて使用します。GUI は、 Downloads – Ostinato から取得できます。

展開すると、LXC Ostinato コンテナには SSH 接続を使用してアクセスできます。

（注）  
Telnet は動作しません。
Ostinato ドローン アプリケーションは、LXC がアクティブになると自動的に実行されます。

（注）  
Ostinato ドローン アプリケーションはホスト システムにインストールしてはなりません。レポジトリ内のバージョンは LXC で実行することはできないからです。
図 16. LXC Ostinato コンテナ


段階的なシミュレーションの起動

ときには、シミュレーションですべてのノードを同時に起動するのではなく、段階的に起動することが必要な場合があるでしょう。この機能は、[Exclude node from simulation launch] チェック ボックスを使えば実現できます。これにより、どのノードを起動するか選択することができます。

段階的なシミュレーションを起動するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

該当するトポロジを開いた状態で、キャンバスをクリックし、選択エリアを移動して、実行中のシミュレーションから除外するノードに重ねます。(または、特定のノードをダブルクリックし、Shift キーを押したまま、残りのノードを選択します)。

[Properties] > [Node] ビューが表示されます。
ステップ 2

[Properties] > [Node] ビューで、Exclude node from simulation launch チェック ボックスをオンにします。

図 17. シミュレーションの開始から除外されるノード


ステップ 3

Ctrl-S を押して、トポロジを保存します。

（注）   

必要であれば、個別のノードごとにプロパティを設定できます。キャンバスのノードを選択し、[Properties] > [Node] 表示で Exclude node from simulation launch チェックボックスを選択します。。

ステップ 4

ツールバーで、 Build Initial Configurations ボタンをクリックして、ノードを構成します。

ステップ 5

ツールバーで、Launch Simulation ボタンをクリックします。

シミュレーションが起動します。
ノードが Cisco Modeling Labs サーバで実行されているときには、それらは シミュレーション ビューでステータスが [ACTIVE] として表示されます。
（注）   
コンソール ビューでは、除外されたノードに対して [Node '<ノード名>' is excluded from automatic start] というメッセージが表示され、シミュレーション ビューでは、除外されたノードの状態は [ABSENT] として表示されます。
図 18. 段階的なシミュレーションが起動された


シミュレーション オプションを起動する

指定した時間内のシミュレーションを実行する必要がある場合や、シミュレーションに独自の名前を指定する場合は、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

メニュー バーから Simulation ボタンを選択します。

ステップ 2

リストから Launch Simulation with Options をクリックします。

図 19. オプションでシミュレーションを起動する


[シミュレーションを起動 (Launch Simulation)] ダイアログ ボックスが表示されます。
図 20. シミュレーションを起動


ステップ 3

シミュレーションに独自の名前またはラベルを指定する場合は、[ユーザ指定 (User Specified)]　ラジオ ボタンをオンにします。それ以外の場合は、デフォルトの [システム生成 (ファイルに基づいて生成) (System generated ( based on a file))] ラジオ ボタンをオンのままにします。

（注）   
また、ユーザ ワークスペース管理インタフェースを使用してシミュレーション名を指定することもできます。 [マイ シミュレーション (My Simulations)] > [新しいシミュレーションを起動 (Launch New Simulation)] を選択し [シミュレーション名 (Simulation Name)] フィールドに名前を入力します。
ステップ 4

上矢印と下矢印のいずれかを使用して、または値を直接入力して、Days 、Hours 、Minutes の詳細を入力して、シミュレーションの時間間隔を設定します。OK をクリックしてシミュレーションに時間制限を適用します。

シミュレーションが起動します。
（注）   
シミュレーションの有効期限が切れる前に、有効期限の警告が 10 分 (またはそれ以下) で表示されます。
図 21. シミュレーションの期限切れの警告


有効期限が切れる前にシミュレーションの構成を抽出することをお勧めします。
（注）   
実行中のシミュレーションの時間制限をリセットするには、ユーザ ワークスペース管理インタフェースを使用します。詳細については、「実行中のシミュレーションの時間制限をリセットする」を参照してください。

実行中のシミュレーションの時間制限をリセットする

ユーザ ワークスペース管理インターフェイスでは、実行中のシミュレーションのタイム リミットを延長または短縮することができます。これを行うには、次の手順を実行します。

手順
ステップ 1

ユーザ ワークスペース管理インターフェイスにログインします。

[Overview] ページに、実行中のシミュレーションについての情報が表示されます。[Session] という見出しの下の、該当するシミュレーションに移動します。シミュレーションの期限が 10 未満になっている場合、シミュレーション名は赤で表示されます。
ステップ 2

[Options] 列で下矢印をクリックして Set expiration をクリックします。

図 22. 間もなく期限が切れるシミュレーション


ステップ 3

[Set expiration for session] ページが表示されます。日付と時刻のフィールドに、シミュレーションの新しい期限の日付と時刻、日付のみ、または時刻のみを入力します。

図 23. セッションの有効期限設定ページ


ステップ 4

Set expiration をクリックして変更を保存します。

シミュレーションの期限が更新されます。

インターフェイスの状態の制御

実行中のシミュレーションでは、ネットワーク インターフェイスを up または down することにより、その状態を変更することができます。

（注）  
これは、仮想マシンのインターフェイスの状態ではなく、基盤となっている通信インフラストラクチャの状態を変更します。

インターフェイスの状態を制御するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

ユーザー ワークスペース管理インターフェイスにログインします。

（注）   
Uwmadmin 以外のユーザ (たとえば、guest) としてログインする必要があります。
ステップ 2

[Overview] ページの [Sessions] の下で、該当する実行中のセッションを選択します。

アクティブな仮想マシンとインターフェイスのリストが表示されます。
ステップ 3

[Interfaces] セクションにスクロールし、該当する仮想マシンを選択します。

ステップ 4

適切な [Options] ドロップダウン リストから、[Update admin state] をクリックします。

図 24. インターフェイス状態の制御オプション


インターフェイスの現在の状態に応じて、[Bring Down] または [Bring Up] ページが表示されます。この場合には、[Bring Down] ページが表示されます。
図 25. 該当するインターフェイスを down 状態にする


ステップ 5

[Bring down] をクリックして、ネットワーク インターフェイスを down にします。

インターフェイスが down 状態になったことを示すメッセージが表示されます。
図 26. インターフェイスが正常に down 状態になった


ステップ 6

後の段階でインターフェイスを up 状態にするため、もう一度 [Update admin state] をクリックします。

[Bring up] ページが表示されます。
図 27. 該当するインターフェイスを up 状態にする


ステップ 7

[Bring up] をクリックして、ネットワーク インターフェイスを up 状態にします。

インターフェイスが up 状態になったことを示すメッセージが表示されます。
図 28. インターフェイスが正常 up 状態になった


シミュレーション ノード コンソールへの接続

Cisco Modeling Labs は、SSH および Telnet 経由でノードに接続する能力を提供します。Linux コンテナ（LXC） で説明されているように、LXC 経由でノードに接続する SSH セッションを開始することができます。

このアクセス方法は、LXC に対して SSH を使用し、LXC からシミュレーション内で実行されているノードに Telnet 接続します。これは、ノードのコンソール ポートを使用せず、より信頼性が高く、より速く使用できます。

SSH を介したシミュレーション ノード コンソールへの接続

シミュレーション ノード コンソールに接続するには、次の手順を実行します。

始める前に

  • シミュレーションを起動します。

  • [シミュレーション] の表示がアクティブになっていることを確認します。

  • [シミュレーション] ビューと [コンソール] ビューが表示されていることを確認します。

手順

ステップ 1

特定のノードのためコンソールに接続するには、[シミュレーション] ビューを右クリックして、[SSH] > [管理（LXC 経由）管理ポート] を選択します。

図 29. SSH を介したノード コンソールへの接続


新しい [端末] ビューが開きます。
図 30. ターミナル ビュー


ステップ 2

シミュレーションから端末を接続解除するには、[端末] ビュー ツールバーで Disconnect をクリックし、[端末] で Close アイコンをクリックします。

（注）   
[端末] ビューで接続解除または終了すると、ビューのすべてのテキストが破棄されます。
ヒント 
端末でを切断しても [端末] ウィンドウを閉じない場合、Enter を押して端末を再度接続します。

複数のシミュレーション ノード コンソールへの接続

実行中のシミュレーションですべてのノードにすべてのコンソールを接続するには、次の手順を実行します:

手順
ステップ 1

シミュレーション ビューでシミュレーションを右クリックし、 [Telnet] > [to all <number> available Console ports] を選択します。

図 31. 複数のノード コンソールへの接続


1 つのコンソール ポートに対して、新しいターミナルビューが表示されます。
図 32. ターミナル ビュー


ステップ 2

シミュレーションから端末を接続解除するには、[端末] ビュー ツールバーで Disconnect をクリックし、[端末] で Close アイコンをクリックします。

（注）   
[端末] ビューで接続解除または終了すると、ビューのすべてのテキストが破棄されます。
ヒント 
端末でを切断しても [端末] ウィンドウを閉じない場合、Enter を押して端末を再度接続します。

端末マルチプレクサ機能

端末マルチプレクサは、Cisco Modeling Labs クライアントで使用できます。多くの端末が単一の端末からアクセスおよび制御できます。端末は切り離され、バック グラウンドで実行され、後で再度接続できます。

マルチプレクサ端末は、[ウィンドウ] > [ビューを表示] > [その他] > [全般] > [マルチプレクサ端末] から利用できます。

マルチプレクサ端末が起動すると、端末の下にあるステータス行に現在のセッションに関する情報が表示され、対話型のコマンドを入力するために使用されます。これは、すべてのアクティブなコンソール セッションを一覧表示します。コンソール セッション個別にまとめてから、View Menu ドロップダウン リストから、コンソール セッションを個別またはすべて一緒に選択できます。コマンド行のテキスト ボックスに入力したキーボード コマンドは、選択したセッションにブロードキャストされます。
図 33. マルチプレクサ端末


マルチプレクサ端末は、コマンド行の履歴を提供し、これは Ctrl スペース でアクセスできます。
図 34. コマンド行の履歴にアクセスする


単一ノードの起動

単一ノードを開始するには、以下の手順を実行します。

手順

ステップ 1

停止したノードを右クリックします。

ノードが停止すると、ノードの状態は [停止 (ABSENT)] と表示されます。
ステップ 2

Start this node をクリックします。

図 35. 単一ノードの起動


Requesting start ダイアログボックスが表示されます。
図 36. 要求開始ダイアログボックス


ステップ 3

次の 1 つまたは複数の操作を実行します。

  1. Always run in the background チェックボックスをオンにします。将来のすべてのノード開始要求、停止要求、およびシミュレーション起動要求はバックグラウンドで実行され、ダイアログボックスは表示されません。

    （注）   
    バックグラウンド設定をコントロールするには、[ファイル (File)] > [設定 (Preferences)] > [一般(General)] .を選択します。

  2. Run in Background をクリックします。

    ノード シミュレーションが停止している間、ダイアログボックスは閉じます。

  3. Cancel をクリックして、[Simulations] 表示に戻ります。

  4. 何もしないと、ノード シミュレーションが一時的に再開します。

ヒント 
Run in Background をクリックすると、ステータス バーに進捗状況アイコンが表示されます。アイコンをクリックすると、進捗状況のコンパクト表示が表示されます。エラーが発生すると、アイコンに赤の X が表示されます。エラー アイコンをクリックすると、エラー ダイアログボックスが表示されます。

実行中のシミュレーションでノードを開始する

段階的シミュレーションが実行されている場合は、最初のシミュレーションで開始していないノードを後で開始することができます。実行中のシミュレーションでノードを開始するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

Simulations 表示でノードを右クリックします。

（注）   
まだ開始されていないノードのステータスは [停止 (ABSENT)]です。
ステップ 2

Start this node をクリックします。

図 37. このノード オプションを開始する


Requesting start ダイアログボックスが表示されます。

図 38. 要求開始ダイアログボックス


（注）   
選択されたノードの状態が [停止 (ABSENT)] から [アクティブ (ACTIVE)] に変更され、ノードが起動して実行中であることを示します。

実行中のシミュレーションで複数のノードを開始する

段階的なシミュレーションが動作している場合、最初のシミュレーションから開始せずそれらのノードを後で開始できます。複数のノードを開始するには、次の手順を実行します。

手順
ステップ 1

[シミュレーション] ビューで、リスト内の開始する最初のノードをクリックします。

ステップ 2

[Shift] キーを押しながら残りのノードを選択します。

ステップ 3

選択したノードを右クリックします。

ステップ 4

Start nodes をクリックします。

図 39. ノードのオプションを開始する


Requesting start ダイアログボックスが表示されます。

図 40. [開始の要求] ダイアログ ボックス


（注）   

選択したノードのステータスが [ABSENT] から [ACTIVE] に変更されると、ノードがアップし実行中であることを示します。

図 41. 複数のノードの開始


シミュレーションの停止

シミュレーションを停止するにはいくつかの方法があります。さらに、同時に複数のシミュレーションを停止できます。この点については、以下のセクションで説明します。

ツールバーからシミュレーションを停止する

ツールバーからシミュレーションを停止するには、次の手順に従います。

手順

ステップ 1

ツールバーで、Stop Simulations ボタンをクリックします。

Stop Simulation(s) ダイアログボックスが表示されます。
図 42. [Stop Simulation(s)] ダイアログ ボックス


ステップ 2

[Simulation] カラムで、停止するシミュレーションを 1 回クリックして強調表示にします。

ステップ 3

(オプション) 設定を保存するには、Extract Configurations? カラムの隣接する設定をクリックします。プロンプトが Yes に変わります。

（注）   
サーバ ノードの設定は抽出されません。
ステップ 4

(オプション) シミュレーションに関連付けられている内部端末を閉じるには、 Close Terminals? カラムの隣接する設定をクリックします。プロンプトが Yes に変わります。

（注）   
外部端末の接続は、この操作の一部として停止されなかった場合、手動で閉じる必要があります。
ステップ 5

シミュレーションを停止するには、Stop Simulation? カラムの隣接する設定をクリックします。プロンプトが Yes に変わります。

ステップ 6

シミュレーションを停止するために OK をクリックするか、シミュレーションを続行するには Cancel をクリックします。

OS X で、Extract Configurations? 、 Stop Simulation? 、およびClose Terminals? のカラムの値を直接更新します。シミュレーションの名前を選択する必要はありません。

シミュレーション表示からシミュレーションを停止する

シミュレーションを停止するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

シミュレーション 表示で、シミュレーション名を右クリックして、Stop Simulation を選択します。

図 43. シミュレーションを停止


Stop Simulation Confirmation ダイアログボックスが表示されます。

図 44. シミュレーション終了の確認ダイアログボックス


  • (オプション)Extract Configurations before Stopping the Simulation チェック ボックスをオンにして、現在の設定を保存します。

  • (オプション) Close Associated Terminal Views チェックボックスをオンにして、特定のシミュレーションに関連付けられたすべての開いている内部端末を閉じます。外部端末が閉じられていません。

ステップ 2

OK をクリックして、シミュレーションを停止します。

選択すると、シミュレーション内のすべてのノードがシャットダウンを開始します。シミュレーションが完全にシャットダウンされ、シミュレーション表示から消えるまでに数分かかることがあります。
（注）   
ユーザ アカウントの有効期限が切れるインスタンスの場合、そのユーザの実行中のシミュレーションはすべて引き続き実行されます。ユーザ アカウントはログインを停止するためにログインできなくなるため、次回のシステム再起動時またはシステム管理者が明示的に停止するまで有効です。

シミュレーション ビューから複数のシミュレーションを停止する

複数のシミュレーションを停止するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

シミュレーションビューで、停止するリストの最初のシミュレーションをクリックします。

ステップ 2

Shift キーを押しながら、残りのシミュレーションを選択します。

ステップ 3

選択したシミュレーションを右クリックして、Stop Simulations を選択します。

図 45. 複数のシミュレーションを停止する


Stop Simulations Confirmation ダイアログボックスが表示されます。

図 46. [Stop Simulations Confirmation] ダイアログ ボックス


  • (オプション)Extract Configurations before Stopping the Simulation チェック ボックスをオンにして、現在の設定を保存します。

  • (オプション) Close Associated Terminal Views チェックボックスをオンにして、特定のシミュレーションに関連付けられたすべての開いている内部端末を閉じます。外部端末が閉じられていません。

ステップ 4

OK をクリックして、シミュレーションを停止します。

選択すると、シミュレーション内のすべてのノードはシャット ダウンを開始します。シミュレーションが完全にシャット ダウンし、シミュレーション ビューから非表示になるには数分かかることがあります。
（注）   
ユーザ アカウントが期限切れになったインスタンスについては、そのユーザのすべてのシミュレーションが動作し続けます。ユーザ アカウントはログインを停止するためにログインできなくなるため、次回のシステム再起動時またはシステム管理者が明示的に停止するまで有効です。

単一ノードの停止

シミュレーションで単一ノードを停止するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

シミュレーション 表示で、ノードを停止するために右クリックして、Stop this Node を選択します。

図 47. 単一ノードの停止


Are you sure? ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2

OK をクリックして、ノードを停止します。または、Cancel をクリックして、操作を破棄し、シミュレーションに戻ります。

（注）   
OK をクリックすると、ノードは構成の変更を保存せずに停止します。
ノードが停止すると、ノードの状態は [停止 (ABSENT)] に変わります。

複数のノードを停止する

実行中のシミュレーションで複数のノードを停止するには、次の手順に従います。

手順

ステップ 1

シミュレーション ビューで、リストの中の停止する最初のノードをクリックします。

ステップ 2

Shift キーを押しながら、残りのノードを選択します。

ステップ 3

選択したノードを右クリックします。

ステップ 4

Stop Nodes をクリックします。

図 48. 複数のノードを停止する


Are you sure? ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 5

OK をクリックして、ノードを停止します。または、Cancel をクリックして、操作を破棄し、シミュレーションに戻ります。

（注）   
OK をクリックすると、ノードが停止します。設定に変更は加えられません。
ノードを停止すると、そのステータスは [ABSENT] に変わります。
図 49. 複数のノードが停止したところ


シミュレーションのノード構成の変更

実行中のシミュレーションでノード構成を変更できます。これを行うには、使用可能な接続の種類 (SSH または Telnet のいずれか) が、トポロジのプロパティ管理ネットワークに設定されているオプションによって異なります。

  • 管理ネットワークがプライベート シミュレーション ネットワークに設定されている場合、SSH と Telnet が利用できます。

  • 管理ネットワークが共有フラット ネットワーク、プライベート プロジェクト ネットワーク、または指定されていない場合は、Telnet のみが使用可能です。

SSH 経由でシミュレーションのノード設定を変更する

SSH 経由で実行中のシミュレーションのノード設定を変更するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

シミュレーション ビューでノードを右クリックし、[SSH] > [ノードの管理ポート (LXC 経由)] を選択します。

図 50. ノード コンソールへ接続する


新しい ターミナル ビューが表示されます。
図 51. ターミナル ビュー


ステップ 2

バナーまたはルータのプロンプトが表示されていない場合は、[Enter] キーを押します。

これで Cisco IOSv 仮想ソフトウェアなど、ノードで実行されているオペレーティング システムを使用できるようになります。
ステップ 3

オペレーティング システムのコマンドを使用して、ノード設定を表示または変更します。

（注）   
設定に加えた変更は、トポロジ エディタのキャンバスには表示されません、 。

Telnet によるシミュレーションのノード構成の変更

Telnet を使用して実行中のシミュレーションのノード構成を変更するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

シミュレーション表示でノードを右クリックし、コンソールポートに [Telnet] > [to its Console port] を選択します。

図 52. ノード コンソールへ接続する


新しい ターミナル ビューが表示されます。
図 53. ターミナル ビュー


ステップ 2

バナーまたはルータのプロンプトが表示されていない場合は、[Enter] キーを押します。

これで Cisco IOSv 仮想ソフトウェアなど、ノードで実行されているオペレーティング システムを使用できるようになります。
ステップ 3

オペレーティング システムのコマンドを使用して、ノード設定を表示または変更します。

（注）   
設定に加えた変更は、トポロジ エディタのキャンバスには表示されません、 。

シミュレーションの複数のノード設定を変更する

実行中のシミュレーションで複数のノード設定を変更するには、次の手順に従います。

手順

ステップ 1

シミュレーション ビューでトポロジを右クリックし、[Telnet > to all <number> available Console ports] を選択します。

図 54. 複数のノード コンソールへの接続


コンソールごとに、新しい ターミナル ビューが表示されます。
図 55. ターミナル ビュー


ステップ 2

バナーまたはルータのプロンプトが表示されていない場合は、Enter を押します。

これで Cisco IOSv 仮想ソフトウェアなど、ノードで実行されているオペレーティング システムを使用できるようになります。
ステップ 3

オペレーティング システムのコマンドを使用して、ノード設定を表示または変更します。

（注）   
設定に加えた変更は、トポロジ エディタのキャンバスには表示されません、 。

変更された設定を抽出して保存する

変更された設定を抽出して保存するには、次の手順を実行します。

始める前に

  • シミュレーション内で動作している 1 つ以上のノードで設定を変更し、その変更を保存する場合に適用します。

  • 設定の抽出を試みる前に、シミュレーション内のすべてのルータが動作していることを確認します。

手順

ステップ 1

シミュレーション ビューで、(ノード名ではなく)トポロジ名を右クリックし、Extract Configurations を選択します。

図 56. シミュレーション ビューのコンテキスト メニュー


確認用のダイアログボックスが表示されます。
ステップ 2

続行する前に、シミュレーションへのすべての外部 Telnet 接続を閉じたことを確認します。

（注）   
続行する前に、シミュレーションへのすべての外部 Telnet 接続を閉じる必要があります。
図 57. [Extract Configurations] ダイアログ ボックス


ステップ 3

OK をクリックします。

[Extract Configurations] ダイアログ ボックスには、抽出が進行中であることが表示されます。

抽出が完了すると、メッセージが表示されます。
図 58. 抽出完了のメッセージ


（注）   
設定情報が抽出され、トポロジに対応する filename.virl ファイルに保存されます。たとえば、New_Topology dkIFaW シミュレーションとして動作しているファイル New_Topology の場合、設定は New_Topology.virl というファイルに抽出されます。
ステップ 4

[OK] をクリックします。

部分的構成の抽出

構成抽出中に、プロセスが特定のノードで問題に遭遇したり失敗したりすると、問題のノードが特定され、報告されます。

抽出プロセスは、シミュレーションの他のすべてのノードについて継続され、収集された構成がユーザに返されます。

Linux サーバ スナップショットのサポート

実行中のシミュレーションで Linux サーバが存在する場合は、ユーザ ワークスペース管理インタフェースを使用して、サーバのディスク コンテンツのスナップショットを取得できます。この新しく作成されたユーザ固有のディスクイメージは、他のシミュレートされたセッションで使用できます。

サーバのディスク内容のスナップショットを取得するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

ユーザ ワークスペース管理インターフェイスにログインします。

（注）   
Uwmadmin 以外のユーザ (たとえば、guest) としてログインする必要があります。
ステップ 2

[Overview] ページの [Sessions] で、該当する実行中のシミュレーションを選択します。

図 59. リストされている実行中のシミュレーション


アクティブな VM のリストが表示されます。
図 60. アクティブな VM


ステップ 3

該当する Linux サーバーを選択し、[Options] ドロップダウン メニューから Create snapshot をクリックします。

図 61. スナップショット オプションの作成


新しく作成されたスナップショットのプロジェクトの詳細が表示されます。
図 62. 新しく作成されたディスクイメージ


イメージスナップショットを再利用する

イメージ スナップショットを再利用するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

新しいトポロジを作成するか、既存のトポロジを開きます。

ステップ 2

キャンバスで、ノードをトポロジに追加します。

ステップ 3

キャンバス上のノードを選択します。

トポロジ エディタ Canvasでサンプル トポロジが開きます。
ステップ 4

[設定 > ノード] 表示で、[VMイメージ] フィールドの横にある [参照] をクリックします。

[VM イメージを選択] ダイアログ ボックスが表示されます。
ステップ 5

該当するイメージ スナップショットを選択し、[OK] をクリックします。

図 63. 使用するイメージ スナップショットを選択する


イメージ スナップショットの詳細は、[プロパティ (Properties)] > [ノード (Node)] 表示の [VM イメージ] フィールドに表示されます。
図 64. 選択されたイメージ スナップショット


レイテンシ、ジッター、およびパケット損失制御のオプション

リンク レベルのパラメータが利用可能であるため、ユーザは物理的な世界で遭遇する伝送特性のサービスへの影響を調査し理解することができます。実行中のシミュレーションでは、シミュレーション内のノード間のリンクを選択し、それらのリンク上のレイテンシ、ジッター、およびパケット損失の値を設定できます。これにより、大西洋横断や大陸横断のレイテンシやパケット損失などの物理的な世界で見られるプロパティを持つリンクを作成することができます。

リンク パラメータは、FLAT または SNAT 外部コネクタに接続されているものを除いて、どのリンクにも適用できます。ユーザが設定した値は双方向に適用されます。つまり、100ms のレイテンシ値を設定すると、ノード A からノード B まで 100ms、リターン パスではノード B からノード A まで 100ms になります。合計で 200ms です。パケット損失についても同様です。10％ のパケット損失を伴うリンク上でノード A から送信された 10 個のパケットは、ノード B 上で 9 個のパケットが受信される結果となります。また、パケット損失は、ノード B とノード A との間で失われる可能性のあるリターン パスにも適用されます。

これらのリンク レベルのパラメータは、次の 3 つの方法のいずれかで設定できます。
  • Cisco Modeling Labs Client クライアント内で。
    図 65. Cisco Modeling Labs クライアントでのリンク パラメータの設定


  • ユーザ ワークスペース管理インターフェイス内で。
    図 66. ユーザ ワークスペース管理インターフェイスでのリンク パラメータの設定


  • 実行中のシミュレーションのライブ可視化 表示内で。

    図 67. ライブ可視化表示でのリンク パラメータの設定


コーディネートされたパケット キャプチャ

ネットワークを通過するトラフィックを検査する場合、1 度に複数のインターフェースを監視し、同時にパケット キャプチャを開始することは重要です。コーディネートされたパケット キャプチャ機能は、ユーザ ワークスペース管理インターフェイスで提供されます。シミュレーションが起動して実行中の場合は、1 つまたは複数のインターフェイスを選択してトラフィック キャプチャ用にマークすることができます。一致させるパケット (PCAP フィルタ構文を使用)、キャプチャを実行する時間、キャプチャするパケット数などのトラフィック キャプチャ パラメータを指定できます。マークされたインターフェイスですぐにキャプチャを開始することも、後でキャプチャを開始することもできます。

完了したら、インターフェイスごとの. PCAP ファイルをダウンロードするか、出力を各インターフェイスの .PCAP ファイルを含む .ZIP ファイルにダウンロードできます。

協調パケット キャプチャ機能の使用方法

協調パケット キャプチャ機能を使用するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

Cisco Modeling Labs クライアント ツールバーで [Launch a Simulation] をクリックして、シミュレーションを開始します。

ステップ 2

ユーザ ワークスペースの管理インターフェイスにログインし、図のように [My simulations] をクリックします。

ステップ 3

[Interfaces] パネルの下で、該当するインターフェイスを選択します。

図 68. インターフェイスを選択する


ステップ 4

すべてのインターフェイスを選択したら、[Traffic Capture] オプションをクリックします。

[Create Capture] ページが表示されます。
図 69. [Create Capture] ページ


選択したインターフェイスが [Interfaces] パネルに表示されます。
（注）   
この時点で、インターフェイスの選択を変更できます。新しいインターフェイスの追加や、選択したインターフェイスの削除を行えます。
ステップ 5

[General Settings] の下で、キャプチャ グループの名前を入力します。



ステップ 6

[Capture Limits] パネルで、パケット キャプチャの制限を [Packets (count)]、[Size (MB)]、および [Time (seconds)] で指定します。

ステップ 7

[Create] をクリックします。

キャプチャ グループが正常に作成されたことを示す確認メッセージが表示されます。


ステップ 8

図のように、[Traffic Captures] パネルの下にすべてのエントリがリスト表示され、実行中ステータスが [False] と表示されます。

図 70. トラフィック キャプチャのリスト


ステップ 9

キャプチャ を開始するには、[Start] アイコンをクリックします。

図 71. トラフィック キャプチャの開始


（注）   
すべてのパケット キャプチャが同時に実行しされ、実行中ステータスは [True] に変わります。。[Traffic Capture] を注目し続けると、パケット キャプチャが完了して、実行中ステータスはもう一度 [False] に変わります。
図 72. トラフィックのキャプチャの実行中


ステップ 10

.PCAP ファイルは個別にダウンロードすることも、すべてを .ZIP ファイルにしてダウンロードすることもできます。

図 73. 個別の . PCAP ファイルのダウンロード


図 74. .ZIP ファイルのダウンロード


該当するオプションをクリックします。
ステップ 11

ZIP ファイル オプションの場合には、図のように、パケット キャプチャ ファイルのリストを確認できます。

図 75. ダウンロードしたパケット キャプチャ ファイルのリスト


必要に応じてパケット キャプチャの詳細を表示することができます。

トラフィックのリアルタイムでの可視化

シミュレーションの実行中には、シミュレーションを起動したユーザとして、ユーザ ワークスペース管理インターフェイスにログインできます。[My Simulations] を選択し、該当するシミュレーションを選択すると、図に示すように、右側で [Show Traffic] オプションが利用できます。
図 76. [Show Traffic] オプション


このオプションを選択すると、シミュレーション内のすべてのインターフェイスのテーブルが表示され、インターフェイスごとに送受信したトラフィックの量を示すトラフィック カウンタが表示されます。
図 77. インターフェイスのリスト


[Add Graph] を使用すれば、グラフとして表示するインターフェイスのサブセットを選択することができます。この操作では、直前の 1、5、10 分、またはライブのグラフからのデータを表示します。
図 78. グラフとライブ グラフのオプション



（注）  
RX/TX パケットとバイト カウンタがロード中と表示され、実行中のシミュレーションの値が表示されない場合、ブラウザのキャッシュをオフにすればこの問題を解決できます。

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