概要
このドキュメントでは、Nexusプラットフォームでの次のsyslogメッセージについて説明します。
2016 Jan 12 15:19:53 N7K-1 %L2FM-4-L2FM_MAC_MOVE: Mac 0050.5695.1ac8 in vlan 150 has moved from Po6 to Po5
2016 Jan 12 15:19:56 N7K-1 %L2FM-4-L2FM_MAC_MOVE: Mac 0050.5695.3ba5 in vlan 150 has moved from Po5 to Po6
問題:N7K-1は、MACアドレス0050.5695.1ac8と0050.5695.3ba5が2つの異なるインターフェイス(ポートチャネル5とポートチャネル6)の間で移動したか、移動していると報告します。
解決方法
このログメッセージは、スイッチが同じVLAN内の2つの異なるインターフェイスで同じホスト(送信元MAC)からパケットを受信していることをユーザに警告するように設計されています。
共通トリガー
- L2 ループ
- アクセス ポイント間のワイヤレス クライアント ローミング
- Vmotion
- 誤って設定されたアクティブ/スタンバイ NIC チーミング
このログ メッセージが出力されると、次の手順を使用して移動元を追跡できます。
- MAC の移動が報告されているインターフェイスを文書化します。
- これらのインターフェイスに接続しているデバイスにログインし、MAC 移動通知が有効でなければこれを有効にします。
- MAC 移動元を追跡できるまで、このロジックに従います。
MAC 移動通知を有効にするコマンド:
- IOS:mac address table notification mac-move
- N3K:mac address table notification mac-move ;logging level fwm 6 ;logging monitor 6
- N4K:macアドレステーブル通知mac-move(MAC移動)。logging level fwm 6 ;logging monitor 6
- N5K/N6K:mac address table notification mac-move ;logging level fwm 6 ;logging monitor 6
- N7K/N9K:logging level l2fm 5
これらのコマンドは負担の少ないものであり、MAC のフラップに付属する追加の syslog メッセージのみを出力します。
関連情報