この記事では、Cisco Business Wireless(CBW)ネットワークのファームウェアバージョン10.6.1.0に伴ういくつかのマイナーな機能変更について説明します。
CBWメッシュネットワークで実行しているファームウェアの最新バージョンを常に実行することが重要です。アクセスポイント(AP)の最新のファームウェアをダウンロードするには、上記のリンクをクリックしてください。 クリックすると、ファームウェアのアップデート手順が表示されます。
ファームウェアバージョン10.6.1.0以降では、いくつかの変更に注意する必要があります。
この記事では、次のマイナーな機能変更について説明します。
次のリンクをクリックすると、主な機能変更について学習できます。
以前のファームウェアバージョンでは、不正APの検出はデフォルトで有効になっており、無効にはできませんでした。ファームウェアバージョン10.6.1.0にアップグレードすると、不正APの検出を有効または無効にできます。これは、メッシュエクステンダ(ME)を含め、APごとに実行されます。
このオプションにアクセスするには、Wireless Settings > Access Pointsの順に選択します。
設定するAPまたはMEの横にある編集アイコンをクリックします。
Generalタブが開いた状態でポップアップが表示されます。
Rogue Detectionまでスクロールし、on/offを切り替えます。
CBW展開をファームウェア10.6.1.0にアップグレードすると、不正AP検出がオンになります(以前のファームウェアでは有効になっていたためです)。 APまたはMEを10.6.1.0にアップグレードした後で工場出荷時の状態にリセットすると、この不正AP検出は無効になります。
Bonjourプロトコルは、Day Zero Setupの前にアクティブになりました。この機能は、Cisco Business Dashboardおよびその他の管理ソフトウェアのサポートを改善し、初期導入と検出を支援するために追加されました。この機能に対して設定するものはありませんが、ステータスを表示または変更するには、次に示すいくつかの手順に従ってください。
CBWプライマリAPのWeb UIにログインします。Webユーザインターフェイス(UI)の右上隅にある明るい緑色の矢印をクリックして、エキスパートビューに入ります。
Services > mDNSの順に移動します。
ここでは、Bonjourアドバタイズメントのオン/オフを切り替えることができます。
ソーシャルログインを使用するゲストネットワークでは、必要なソーシャルメディアのログイン認証を選択できるようになりました。ファームウェアバージョン10.6.1.0以降では、Facebook認証のみ、Google認証のみ、またはその両方を有効にできます。
[Wireless Settings] > [WLANs] に移動します。
設定するWLANの横にある編集アイコンをクリックします。
WLAN Securityタブをクリックします。ゲストネットワークを有効にし、アクセスタイプのドロップダウンリストからソーシャルログインを選択します。最後に、トグルを使用して、必要に応じてソーシャルログインを有効または無効にします。
配置、フェールオーバー、および計画を改善するために、メッシュエクステンダのプロパティには、各メッシュエクステンダに最も近い3つのアクセスポイントと信号対雑音比が表示されるようになりました。
Monitoringで、Network Summary > Access Pointsの順に選択します。
アクセスポイントをクリックします。
新しいウィンドウが開き、各メッシュエクステンダに最も近い3つのAPと、それらの信号対雑音比が表示されます。
ホスト名が見やすくなりました。
Monitoringの下で、Network Summary > Clientsの順に移動します。
このページにホスト名が表示されます。
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WebユーザUIの右上隅に、フィードバックまたは新機能のリクエストの送信に使用するメールアイコンがあります。
メールアイコンをクリックすると、ポップアップメッセージに「これは機能要求に対してのみであり、サポートに対してではありません」と表示されます。OKボタンをクリックすると、ローカル電子メールクライアントを使用して電子メールテンプレートが作成されます。
CBWに追加する機能に必要事項を入力し、Eメールを送信してください。
ファームウェアバージョン10.6.1.0以降にアップグレードする際に実装されるマイナーな機能変更の一部を次に示します。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
08-Sep-2021 |
初版 |