200/300シリーズマネージドスイッチのインターフェイスおよびVLAN割り当ての設定

目的

スイッチの各インターフェイスは、いくつかのモードのいずれかに分類できます。これらの各種モードはVLAN内のさまざまな目的を果たし、インターフェイス設定ページで設定できます。モードに設定すると、インターフェイスをVLANのメンバとして追加できます。この記事では、200/300シリーズマネージドスイッチのインターフェイスのVLAN機能を管理する方法について説明します。

適用可能なデバイス

•   SF/SG 200およびSF/SG 300シリーズ

[Software Version]

• 1.3.0.62

ポートVLANの設定

インターフェイスの設定

ステップ 1：Web設定ユーティリティにログインし、VLAN Management > Interface Settingsの順に選択します。Interface Settingsページが開きます。

ステップ 2：Interface Typeドロップダウンリストからインターフェイスを選択し、Goをクリックします。

• ポート：スイッチ上の単一の物理ポート。
• LAG：リンクの信頼性を高めるために使用されるポートのグループ。

ステップ 3：目的のポート/LAGのチェックボックスをオンにして、Editをクリックします。Edit Interface Settingウィンドウが表示されます。

ステップ 4：Interface VLAN Modeフィールドで、目的のVLANモードに対応するオプションボタンをクリックします。

• General：複数のVLANのタグ付きまたはタグなしのメンバーにできます。
• アクセス：1つのVLANのみのタグなしメンバー。これを選択する場合は、ステップ8に進んでください。
• トランク：複数のVLANのタグ付きメンバーになることができます。最大1つのVLANのタグなしメンバーにしかならない
• Customer：独自のVLAN配置を使用できるインターフェイスをQinQモードにします。Customerを選択した場合は、ステップ8に進みます。

ステップ 5：Administrative PVIDフィールドに管理VLANを入力します。これは、タグなしフレームが分類されるVLANです。

注:ステップ6と7は、インターフェイスVLANモードがGeneralの場合にのみ使用できます。

手順 6：Frame Typeフィールドで、着信フレームの処理方法を定義するオプションボタンをクリックします。

• Admit All：すべてのフレームがスイッチによって処理されます。
• Admit Tagged Only：タグ付きフレームだけがスイッチで処理され、他のすべてのフレームは廃棄されます。
• Admit Untagged Only：タグなしフレームだけがスイッチで処理され、他のすべてのフレームは廃棄されます。

手順 7：インターフェイスがメンバではないVLANに属するインターフェイスに着信するすべてのフレームを廃棄するには、Ingress Filteringチェックボックスをオンにします。

ステップ 8：Applyをクリックして変更を保存し、CloseをクリックしてEdit Interface Settingウィンドウを閉じます。

ポートへのVLANの割り当て

ステップ 1：Web設定ユーティリティにログインし、VLAN Management > Port VLAN Membershipの順に選択します。Port VLAN Membershipページが開きます。

 ステップ 2：VLANに追加するポートのオプションボタンをクリックします。

ステップ 3：Join VLANをクリックします。Join VLANウィンドウが表示されます。

ステップ 4：Select VLANリストで、使用可能なVLANのいずれかを選択します。

ステップ 5：Addボタンをクリックして、選択したVLANをポートに追加します。

手順 6：Taggingフィールドで、次のいずれかを選択します。

• Forbidden：インターフェイスはVLANへの参加を許可されていません。インターフェイスは内部VLAN 4095に割り当てられる
• Excluded：インターフェイスはVLANのメンバではありませんが、GVRPを介して参加できます。
• Tagged：インターフェイスはタグ付きメンバとしてVLANに参加します。タグ付けされたメンバーは、送信する各フレームにVLANタグを付けます。
• Untagged：インターフェイスはタグなしメンバとしてVLANに参加します。  タグ付けされていないメンバーは、フレームにVLANタグを付けません。
• マルチキャストTV VLAN：このインターフェイスは、マルチキャストIPを使用してデジタルテレビ用に使用されます。
• PVID：インターフェイスのPVIDがVLANのVIDになります。

注：すべてのインターフェイスモードですべてのタギングオプションを使用できるわけではありません。

手順 7：Applyをクリックして設定を保存します。