Cisco IP Phone 8800シリーズマルチプラットフォーム電話機について
はじめに
Cisco IP Phone 8800シリーズマルチプラットフォーム電話機は、Cisco Enterprise Phoneと同じハードウェアに基づいていますが、サードパーティ製コール制御(3PCC)をサポートしているため、ソフトウェアが異なります。これらのモデルは、リフレッシュされたIDと強化されたユーザエクスペリエンスを備えたCisco SPA電話機のほとんどの機能をサポートしています。
コスト効率に優れたCisco IP Phone 8800シリーズマルチプラットフォーム電話は、高品質でフル機能のVoice over Internet Protocol(VoIP)通信を必要とする小規模から大規模の企業に最適です。これらのIPフォンは、従来のアナログまたはデジタル電話を現在使用しており、オンプレミス、クラウド、またはハイブリッド構成のいずれで導入してもCisco IP Phoneシステムに移行したいと考えているお客様に最適です。また、ナレッジワーカーだけでなく、管理、管理、および経営陣にも最適です。また、共有ワークスペース環境でも適切に動作します。
この記事では、Cisco IP Phone 8800シリーズマルチプラットフォーム電話機の機能と利点について説明します。
注：Cisco IP Phone 8800シリーズの比較については、ここをクリックしてください。
適用可能なデバイス
- CP-8841
- CP-8851
- CP-8861
製品の機能
- Cisco Sparkを使用したオンプレミス、ホスト、クラウド、およびサードパーティコール制御による柔軟な導入オプション
- Cisco Expressway：仮想プライベートネットワーク(VPN)クライアントを使用しない、リモートワーカーのシングルサインオンアクセスを実現します。
- 完全にプログラム可能なラインキー
- ラインアピアランスごとのマルチコール機能
- ラインキー用3色LED
- 安定したユーザエクスペリエンスを実現する固定ファンクションキー
- ハンドセット、モニタスピーカ、呼出音の音量レベルを簡単に調整できる音量制御切り替え
- 高解像度のグレースケールディスプレイとソフトキー
- 会議、メッセージング、ディレクトリキー、双方向ナビゲーション
- IEEEスイッチの統合により、デスクトップの設置コストとクラッターを削減
- Cisco IP Phone 8861モデルのワイヤレス機能
- キー拡張モジュール(KEM)のサポート
- 内蔵Bluetooth
製品ビュー
前面パネルビュー
前面パネルには、LEDディスプレイ、ハンドセット、プログラム可能な回線キー、ソフトキー、テンキー、ナビゲーション、および共通の電話タスクボタン（ディレクトリ、音量、ミュート、会議、転送、保留、アプリケーション、メッセージ、スピーカフォン、ヘッドセット、終了、終了など）が表示されます。
Cisco IP Phone 8861
このモデルは、Cisco IP Phone 8841およびCisco IP Phone 8851と組み合わせると同様になります。物理的な主な違いは、Cisco IP Phone 8841にはUSBポートがないのに対し、Cisco IP Phone 8851にはUSBポートが1つ、Cisco IP Phone 8861にはKEM用とUSB充電用の2つのポートがあることです。
背面パネルビュー
背面パネルには、48VDC、ネットワーク、アクセス、補助、ハンドセット、ヘッドセットなどの複数のポートと、電話スタンド用のスロットが表示されます。また、充電用のUSBポートとキー拡張モジュールも表示されます。
Cisco IP Phone 8841
Cisco IP Phone 8851
Cisco IP Phone 8861
パッケージの内容
a) 
b) 
c) 
d) 
e) 
b)イーサネットケーブル
c)電話スタンド
d)ハンドセットコード
e)ハンドセット
最小要件
- PoEサポート、PoEインジェクタ、またはAC電源アダプタを備えたスイッチまたはルータ
- Webベース設定用のJava対応Webブラウザ
デフォルト設定
| パラメータ | デフォルト値 |
|---|---|
| ユーザ名 | cisco |
| Password | cisco |
| LAN IPアドレス | DHCPサーバによって割り当てられる |
| フォールバックLAN IP | 192.168.1.240 |
| サブネットワークマスク | 255.255.255.0 |
技術詳細
これらのLEDとアイコンは、デバイスの状態に応じてデバイスのステータスを示します。
タスクボタン
| コールの発信 | 番号をダイヤルする前または後にオフフックにします。 |
| 番号のリダイヤル | リダイヤルを押します。 |
| 通話中にハンドセットに切り替える | ハンドセットを取り上げます。 |
| コール中にスピーカーまたはヘッドセットに切り替える |  または を押し、ハンドセットを置きます。 |
| ミュートと ミュート解除 コール | 「 」ボタンを押します。 |
| 通話履歴の表示 |  > Call Historyを押します。 |
| コールの保留と再開 |  を押してコールを保留にし、もう一度押してコールを再開します。 |
| 新しい番号へのコールの転送 |  を押して番号を入力し、もう一度押します。 |
| インターコムコールを発信する | インターコムボタンを押し、必要に応じて番号を入力します。トーンが聞こえたら話します。 |
| 標準の会議コールを開始する |  を押し、参加者にダイヤルしてから、もう一度ボタンを押します。 |
| 着信コールの呼び出し音を消す | Volume（音量）ボタンを1回押します。 |
回線ボタン
 赤、点滅 |
リモート回線が保留中。 |
| 赤、点灯 |
リモート回線が使用中（共有回線または回線ステータス） |
 オレンジ、点滅 |
着信コールまたは復帰コール |
| オレンジ、点灯 |
使用中のプライバシー、単方向インターコム、サイレント(DND)アクティブ、またはハントグループにログイン中。 |
 緑、点滅 |
保留中のコール |
|
緑、点灯、おはよう
|
アクティブコールまたは双方向のインターコムコール。 |
ソフトキー
| すべてのコール | 不在履歴、発信履歴、着信履歴をすべてリストします。 |
| 応答（Answer） | 着信コールに応答します。 |
| Apply | 選択を確認します。 |
| コールを開始します。 | |
| Callback | 話中の内線が応対可能になったときに通知を受信します。 |
| Cancel | アクションをキャンセルするか、変更を適用せずに画面を終了します。 |
| Clear | すべての値をクリアします。 |
| [削除（Delete）] | エントリを削除します。 |
| コール削除 | 通話履歴からコールを削除します。 |
| 詳細 | 不在履歴、発信履歴、着信履歴のマルチパーティコールの詳細を開きます。 |
| ダイヤル | 選択した番号。 |
| 即転送 | ボイスメールまたは所定の電話番号にコールを送信またはリダイレクトします。 |
| 編集 | 強調表示されたエントリを変更します。 |
電話スクリーンのアイコン
 |
オフフック |
 |
オンフック |
 |
接続されたコール |
 |
着信コール |
 |
不在着信 |
 |
着信履歴 |
 |
発信 |
 |
コールを保留/再開 |
機能アイコン
 |
メッセージ受信 |
 |
共有回線が使用中 |
 |
短縮ダイヤル回線 |
 |
回線ステータスインジケータ：監視対象の回線が使用中 |
 |
回線ステータスインジケータ：監視対象の回線がアイドル状態 |
 |
回線ステータスインジケータ：監視対象の回線が呼び出し中 |
 |
回線ステータスインジケータ：監視対象の回線がサイレント(DND)状態 |
電話のキーパッド文字
| 1 | / . @ : ; = ?- _ & % |
| 2 | a b c A B C |
| 3 | d e f D E F |
| 4 | 第H第H第I章 |
| 5(5) | j k l J K L |
| 6(6) | m n O M N O |
| 7(7) | 四半期比 |
| 8(8) | t u V T U V |
| 9(9) | w x y z W X Y Z |
| ゼロ(0) | （スペース）、!^ ' ' ' | |
| アスタリスク(*) | + ～ ' < > |
| シャープ(#) | $£◻ \ ( ) { } [ ] |
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更新履歴
| 改定 | 発行日 | コメント |
|---|---|---|
1.0 |
12-Dec-2018
|
初版 |
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