はじめに
このドキュメントでは、Cisco Unified Customer Voice Portal(CVP)のオペレーション コンソール(OAMP)を通じて新しく作成されたレポート ユーザがコールバック データベースにアクセスできない場合の問題の回避策について説明します。
前提条件
要件
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアのバージョンに基づいています。
- CVP レポート サーバ 10.5 以上
- CVP OAMP 10.5 以上
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
問題の説明
レポート ユーザは Unified CVP OAMP から作成できますが、Unified CVP Informix レポート データベースへの読み取り専用データベースアクセスが必要です。これらのユーザには、基本的な「ログイン ユーザ」のユーザ ロールがあり、すべてのテーブルに対する読み取りアクセスがあることが期待されます。問題は、これらの新しいレポート ユーザは、OAMP から作成されたデフォルトでないレポート ユーザでは、「コールバック テーブル」にアクセスできないことです。
解決方法
問題は「CSCuw43956」に登録されています。
この問題への回避策として、新規ユーザにアクセス許可を手動で付与できます。
ステップ 1:レポート サーバでコマンド プロンプトから dbaccess を実行します。コマンド プロンプトを起動し、
パス c:\db\informix に移動し、dbaccess と入力できます。

ステップ 2:dbaccessを使用してコールバックデータベースに接続します。


ステップ 3:次のクエリSELECT * FROM SYSUSERSを実行します。
結果を検証し、<username> が C、R、または D としてユーザタイプで表示されるかどうかを確認します。


ステップ 4:これらのユーザが表示されない場合は、下記のコマンドを実行して、ユーザに権限を付与します。
非DBAアクセスの場合は、「GRANT CONNECT TO <username>;」を実行します。
DBAアクセスの場合は、"GRANT DBA TO <username>;"を実行します。