Cisco Nexus 7000 48 ポート 1 ギガビットおよび 10 ギガビット イーサネット F2 シリーズ モジュール

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Cisco Nexus 7000 48 ポート 1 ギガビットおよび 10 ギガビット イーサネット F2 シリーズ モジュール



製品の概要


Cisco Nexus® 7000 48 ポート 1 ギガビットおよび 10 ギガビット イーサネット F2 シリーズ モジュール(以降、Cisco Nexus 7000 F2 シリーズ モジュール)は、きわめて高い柔軟性とワイヤレート パフォーマンスを各ポートに備えています。このモジュールの使用により、高密度、低遅延、スケーラブルなデータセンター アーキテクチャを導入できます。

Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチは、シスコ ユニファイド ファブリックの基盤となります。このシリーズは、モジュラ型のデータセンタークラスの製品ラインであり、スケーラビリティの高い 10 ギガビット イーサネット ネットワーク向けに設計されています。ファブリック アーキテクチャは、15 テラビット/秒(Tbps)を超える拡張が可能で、将来的には 40 Gbps および 100 Gbps イーサネット インターフェイスをサポートするように設計されています。最高レベルのミッションクリティカルなネットワーク環境の要件を満たすため、このスイッチは継続的なシステム運用と仮想化サービスを実現します。Cisco Nexus 7000 シリーズは、実績のある Cisco NX-OS ソフトウェア オペレーティング システムを搭載し、リアルタイムのシステム アップグレードと、きわめて高い管理性およびサービサビリティを実現する拡張機能を備えています。この革新的なユニファイド ファブリック設計は、IP とストレージ ネットワークを単一のロスレス イーサネット ファブリックで統合することを目的として構築されています。

機能と利点


Cisco Nexus 7000 F2 シリーズ モジュール(図 1)は、ミッションクリティカルなデータセンター ネットワーク向けに設計された、低遅延かつ高性能な高密度 10 ギガビット イーサネット モジュールです。Cisco Nexus 7000 18 スロット スイッチ シャーシを使用した場合、1 システムで最大 768 のワイヤレート 10 ギガビット イーサネット ポートがサポートされ、市場で最高レベルの密度の 10 ギガビット イーサネット ポートを実現できます。このモジュールを Cisco Nexus 7000 10 スロットおよび 9 スロット スイッチ シャーシに搭載した場合は、1 台のシャーシにそれぞれ最大 384 ポートおよび 336 ポートの 10 ギガビット イーサネットを実現できます(表 1)。

data-sheet-c78-685394-1.jpg

図 1 Cisco Nexus 7000 F2 シリーズ モジュール
※画像をクリックすると、大きな画面で表示されますicon_popup_short.gif


表 1 ワイヤレート ポート密度

Cisco Nexus 7000 シリーズ シャーシ 10 ギガビット ワイヤレート ポート
Cisco Nexus 7000 18 スロット スイッチ 768
Cisco Nexus 7000 10 スロット スイッチ 384
Cisco Nexus 7000 9 スロット スイッチ 336


Cisco Nexus 7000 F2 シリーズ モジュールは、Switch-On-a-Chip(SoC)アーキテクチャで構築されており、単一の ASIC で、入力側バッファから、フォワーディング ルックアップ、Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)、Quality of Service(QoS)テーブル、ファブリック インターフェイス、Virtual Output Queuing(VOQ; 仮想出力キューイング)まで、あらゆるモジュール機能を実装します。1 つの SoC で 4 つの前面パネル インターフェイスを管理します。このような種類の設計は、パフォーマンスを向上させるとともに、モジュールの電力消費を抑えて冷却要件を緩和させます。

Cisco Nexus 7000 F2 シリーズ SoC アーキテクチャを採用したこのモジュールは、720 Mpps(Mpps = 100 万パケット/秒)の分散レイヤ 2 およびレイヤ 3 フォワーディングと最大 480 Gbps のデータ スループットを提供します。Cisco Nexus 7000 18 スロット スイッチに、Cisco Nexus 7000 F2 シリーズ モジュールをフル搭載した場合、スイッチング パフォーマンスは最大 11.5 Bpps(Bpps = 10 億パケット/秒)および 15.4 Tbps(テラビット/秒)、通常消費電力は 1 ポートあたり 9 ワット(W)未満になります。

このモジュールは、標準規格に基づく 10 ギガビット イーサネット、Fibre Channel over Ethernet(FCoE)機能、仮想マシンを考慮した機能をサポートするため、投資が保護され、独自の要件やタイミングに基づいてネットワークを統合できます。また、各ポートは 1 ギガビット イーサネット速度でも使用できるので、それぞれのネットワーク固有のニーズに基づいて 10 ギガビット イーサネットに移行できます。

Cisco Nexus 7000 F2 シリーズ モジュールの包括的な機能セットには、従来のレイヤ 2 およびレイヤ 3 のフォワーディング機能が含まれ、さらに Cisco NX-OS ソフトウェアの豊富な機能セットも備えています(Cisco NX-OS ソフトウェアは、ハイ アベイラビリティ、きめ細やかな障害管理、復元性、中断のないサービサビリティを基盤として構築されたモジュラ型のマルチタスク/マルチスレッド オペレーティング システムです)。このようにきわめて包括的なレイヤ 2 およびレイヤ 3 機能を備えていることから、このモジュールは、密度、パフォーマンス、中断のないシステム運用が重要視されるデータセンター ネットワークに最適です。

Cisco Nexus 7000 F2 シリーズ モジュールでは、従来のレイヤ 2 およびレイヤ 3 フォワーディング機能のほかに、IETF TRILL ベースの Cisco FabricPath テクノロジーも利用できます。Cisco FabricPath は、一連のマルチパス イーサネット テクノロジーから構成され、レイヤ 3 ルーティングの信頼性とスケーラビリティの利点、レイヤ 2 イーサネット ネットワークの柔軟性と「プラグアンドプレイ」の利点を併せ持っています。

Cisco FabricPath を利用することで、復元性と柔軟性が高く、拡張性にも優れたレイヤ 2 ネットワークを構築できます。スパニング ツリー プロトコルを必要としなくなるため、そのバイセクション(二分岐)帯域幅の制限に左右されることはありません。また、既存のイーサネット インフラストラクチャを Cisco FabricPath ネットワークに接続できるので、投資も保護されます。Cisco FabricPath には Enhanced virtual PortChannel(vPC+)テクノロジーも含まれているので、従来の STP ベースのイーサネット環境への冗長接続も提供します。

Cisco FabricPath の利点は次のとおりです。

  • 運用の簡素化:Cisco FabricPath には自動検出メカニズムが組み込まれており、プラットフォームを追加設定する必要がありません。レイヤ 2 接続が可能なため、「どこでも VLAN」の性質によりプロビジョニングが簡素化され、ネットワークを基盤としたワークロードの柔軟性を実現できます。
  • 高い可用性とパフォーマンス:Cisco FabricPath はレイヤ 2 ルーテッド プロトコルであるため、安定性とスケーラビリティが提供されるとともに、ネットワーク障害の抑止により最適な可用性が得られます。
  • きわめてスケーラブルなファブリック:Cisco FabricPath は、16 方向の Equal-Cost Multipath(ECMP)にフォワーディング モデルを構築することで、帯域幅のボトルネックを防止し、ネットワークを停止せずにキャパシティを動的に追加できます。

Cisco Nexus 7000 F2 シリーズ モジュールは、Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダと併用することもできます(図 2)。

data-sheet-c78-685394-2.jpg

図 2 Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダ
※画像をクリックすると、大きな画面で表示されますicon_popup_short.gif


Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダは、1 ギガビット イーサネット、10 ギガビット イーサネット、ユニファイド ファブリック、ラック サーバ、ブレード サーバが混在する環境に、サーバ アクセスを提供するデータセンター製品群の 1 つです。Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダは、管理ポイントを大幅に減らし、データセンターにおけるビジネスとアプリケーションのニーズを満たすことで、データセンターのアーキテクチャと運用を簡素化するよう設計されています。Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダと Cisco Nexus スイッチを組み合わせることで、今日のギガビット イーサネット環境をコスト効率よくサポートし、10 ギガビット イーサネットや仮想マシンに対応したユニファイド ファブリック テクノロジーへの移行を容易にします。

Cisco Nexus 7000 F2 シリーズ モジュールでは統合 FCoE も提供しており、ユニファイド データセンター ファブリックを導入して、データセンター トラフィックを多目的で高性能かつアベイラビリティの高い単一のネットワークに統合することで、ネットワーク インフラストラクチャを大幅に簡素化し、コストを削減します。Cisco Nexus 7000 F2 シリーズ モジュールを利用すれば、ディレクタクラス モジュラ プラットフォームに FCoE を導入でき、アクセスとコアのレイヤで統合型ネットワークが実現できます。このモジュールは、FCoE ホストとターゲットをサポートするほか、仮想拡張ポート(VE ポート)もサポートするので、FCoE のスイッチ間リンク(ISL)の作成が可能で、スケーラブルなマルチホップ FCoE トポロジーも実現します。

表 2 は、Cisco Nexus 7000 F2 シリーズ モジュールの機能と利点です。

表 2 機能と利点

機能 利点
高密度 10 ギガビット イーサネット モジュール
  • Cisco Nexus 7000 18 スロット スイッチで、最大 768 のワイヤレート 10 ギガビット イーサネット ポートをサポートします。
  • Cisco Nexus 7000 10 スロット スイッチで、最大 384 のワイヤレート 10 ギガビット イーサネット ポートをサポートします。
  • Cisco Nexus 7000 9 スロット スイッチで、最大 336 のワイヤレート 10 ギガビット イーサネット ポートをサポートします。
1 ギガビットおよび 10 ギガビット イーサネットのサポート 各ポートは 1 ギガビットまたは 10 ギガビット イーサネット速度で使用できるので、各ネットワークに固有の要件に基づいて 10 ギガビット イーサネットに移行できます。
包括的なレイヤ 2 およびレイヤ 3 機能1 レイヤ 2 およびレイヤ 3 の一連の包括的な機能を備えているので、データセンター ネットワークに最適です。
IETF TRILL ベースの Cisco FabricPath テクノロジー Cisco FabricPath では、データ プレーンとコントロール プレーンでルーティング規則を使用することで、信頼性とスケーラビリティのあるトランスペアレント ブリッジングを実現しながら、柔軟性と利便性を維持します。
Cisco Nexus 2000 シリーズのサポート Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダは、管理ポイントを大幅に減らすことで、データセンターのアーキテクチャと運用が簡素化されるように設計されています。
FCoE サポート ネットワークのアクセス レイヤおよびコアで I/O を統合することで、物理インフラストラクチャが縮小されるため、物理インフラストラクチャの取得、管理、メンテナンスも減らすことができます。
遅延の影響を受けやすい環境への導入に理想的 ポート間の遅延が 6 マイクロ秒よりも短いので、遅延の影響を受けやすいアプリケーションをサポートできます。
SFP と SFP+ をサポートするインターフェイスの柔軟性 ポート単位であらゆる 1 ギガビット イーサネットおよび 10 ギガビット イーサネットの展開ニーズを満たし、さまざまなタイプのメディアを使用できます。
高いパフォーマンスを備えた効率的な電力利用 消費電力がきわめて小さく、通常は 1 ポートあたり 9 W 未満です。
VOQ と中央集中型のアービター 1 つ以上の宛先が輻輳しているときの公平性の確保を可能にし、ロスレスのユニファイド ファブリックをサポートします。
全ファブリック モジュール間でのロード シェアリング ハイ アベイラビリティ設計により、すべてのファブリック モジュール間で同時に帯域幅を共有して、最適なパフォーマンスを提供します。
活性挿抜(OIR) 活性挿抜をサポートしているため、中断のないシステム運用が可能です。
ID LED ビーコン機能により、管理者はモジュールのサービス状態を明確に識別できます。I/O モジュール上のポートもビーコンを送信できます。

1 最新のソフトウェア バージョン情報とサポートされる機能については、Cisco NX-OS リリース ノート [英語] を参照してください。初期ソフトウェア リリースでは、ハードウェア機能の一部がサポートされます。


製品仕様


表 3 に、Cisco Nexus 7000 F2 シリーズ モジュールの製品仕様を示します。表 4 と 5 は、トランシーバの仕様です。一部の光モジュールは最初のソフトウェア リリースではサポートされません。サポートされる光モジュールについては、最新のソフトウェア バージョン情報に関するリリース ノートを参照してください。

表 3 製品仕様

項目 仕様
システム
製品の互換性
  • Cisco Nexus 7000 シリーズ全シャーシでサポート
ソフトウェアの互換性
  • Cisco NX-OS ソフトウェア リリース 6.0 以降(最小要件)
前面パネル LED
  • ステータス:緑(正常動作)、赤(障害発生)、オレンジ(モジュール起動中)
  • リンク:緑(ポート有効および接続済み)、オレンジ(ポート無効)、消灯(ポート有効および未接続)、ID LED が青で緑とオレンジが点滅(ポート識別用フラグ、ビーコン)
  • ID:青(オペレータの設定によるカード識別用フラグ、ビーコン)または消灯(モジュールのフラグ未設定)
プログラミング インターフェイス
  • XML
  • スクリプト可能コマンドライン インターフェイス(CLI)
  • Cisco Data Center Network Manager(DCNM)GUI
物理インターフェイス
接続
  • 1 ギガビットおよび 10 ギガビット イーサネット 48 ポート(SFP または SFP+ プラグイン可能光モジュールの場合)
最大ポート密度
  • 1 ギガビット イーサネットおよび 10 ギガビット イーサネット 768 ポート(18 スロット シャーシの場合)
  • 1 ギガビット イーサネットおよび 10 ギガビット イーサネット 384 ポート(10 スロット シャーシの場合)
  • 1 ギガビット イーサネットおよび 10 ギガビット イーサネット 336 ポート(9 スロット シャーシの場合)
1 ポートあたりのキュー数 構成可能なテンプレートベース キューイング モード
  • 入力(4q4t および 2q4t)
  • 出力(1p3q1t、2p2q1t、3p1q1t)
VoQ バッファ
  • 1 モジュールあたり 72 MB
スケジューラ
  • Deficit-Weighted Round-Robin(DWRR)
ブリッジドおよびルーテッド パケットのジャンボ フレーム サポート
  • 最大 9216 バイト
フォワーディング エンジン
パフォーマンス
  • IPv4 および IPv6 の両パケットに対して、720 mpps のレイヤ 2 およびレイヤ 3 フォワーディング キャパシティ
MAC アドレス エントリ
  • 1 フォワーディング エンジンあたり 16,384、1 モジュールあたり最大 196,608(VLAN 割り当てによって異なる)
VLAN
  • 仮想デバイス コンテキスト(VDC)あたり 4096 の同時 VLAN
IPv4 エントリ
  • 1 モジュールあたり 32,768
IPv6 エントリ
  • 1 モジュールあたり 16,384
隣接関係エントリ
  • 1 モジュールあたり 16,384
ACL
  • 1 フォワーディング エンジンあたり 16,384、1 モジュールあたり最大 196,608(ACL タイプとインターフェイス設定によって異なる)
ポリサー
  • SoC ごとに 1024
コントロール プレーン ポリシング(CPP)
  • 対応
サンプル NetFlow
  • 最大 256 のプログラム可能なサンプリング レート
ファブリック インターフェイス
スイッチ ファブリック インターフェイス
  • 両方向に 550 Gbps(1.1 Tbps 全二重)。最大 5 つのファブリック モジュール間で分散
OIR
  • Online Insertion and Removal(活性挿抜)
IEEE Data Center Bridging(DCB)
  • 優先度ベース フロー制御(PFC):IEEE P802.1Qbb
  • 拡張伝送選択(ETS):IEEE P802.1Qaz
  • Data Center Bridging Exchange(DCBX)
環境仕様
物理寸法
  • Cisco Nexus 7000 シリーズ シャーシの I/O モジュール スロット 1 個を占有
  • 寸法(高さ×幅×奥行):4.4 × 38.9 × 55.6 cm (1.733 × 15.3 × 21.9 インチ)
  • 重量:6.3 kg(14 ポンド)、トランシーバを含む場合 7.2 kg(16 ポンド)
電力消費 通常:340 W
最大:400 W
平均故障間隔(MTBF)
  • 83,477 時間
環境条件
  • 動作温度:0 〜 50°C(32 〜 130°F)
  • 動作時相対湿度:5 〜 90%(結露しないこと)
  • 保管温度:-40 〜 70°C(-40 〜 158°F)
  • 保管時相対湿度:5 〜 95%(結露しないこと)
適合規格
  • EMC 適合規格
  • FCC Part 15(CFR 47)(米国)Class A
  • ICES-003(カナダ)Class A
  • EN55022(欧州)Class A
  • CISPR22(国際)Class A
  • AS/NZS CISPR22(オーストラリアおよびニュージーランド)Class A
  • VCCI(日本)Class A
  • KN22(韓国)Class A
  • CNS13438(台湾)Class A
  • CISPR24
  • EN55024
  • EN50082-1
  • EN61000-3-2
  • EN300 386
環境基準
  • NEBS 基準レベル
  • SR-3580 NEBS Level 3(GR-63-CORE、issue 3、および GR-1089-CORE、issue 5)
  • Verizon NEBS 準拠
  • Telecommunications Carrier Group(TCG)Checklist
  • Qwest NEBS 要件
  • Telecommunications Carrier Group(TCG)Checklist
  • ATT NEBS 要件
  • ATT TP76200 level 3 および TCG Checklist
  • ETSI(欧州通信規格協会)
  • ETSI 300 019-2-1、Class 1.2 Storage
  • ETSI 300 019-2-2、Class 2.3 Transportation
  • ETSI 300 019-2-3、Class 3.2 Stationary Use
安全性
  • UL/CSA/IEC/EN 60950-1 Second Ed
  • AS/NZS 60950-1
保証 Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチには、標準のシスコ 1 年間ハードウェア限定保証が付いています。


表 4 10 ギガビット イーサネット インターフェイスの距離およびオプション

10 ギガビット イーサネット SFP+ 製品番号 波長(nm) ファイバおよびケーブルのタイプ コア サイズ(ミクロン) モデル帯域幅(MHz/km)1 ケーブル長2
SFP-10G-SR 850 マルチモード ファイバ(MMF)
  • 62.5
  • 62.5
  • 50.0
  • 50.0
  • 50.0
  • 160
  • 200
  • 400
  • 500
  • 2000
  • 26 m
  • 33 m
  • 66 m
  • 82 m
  • 300 m
SFP-10G-LRM 1310
  • MMF
  • シングルモード ファイバ(SMF)
  • 62.5
  • 50
  • 50
  • G.625
  • 500
  • 400
  • 500
  • 220 m
  • 100 m
  • 220 m
  • 300 m
SFP-10G-LR 1310 SMF G.652 - 10 km
FET-10G 850 MMF
  • 50
  • 50
  • 500
  • 2000
  • 25 m
  • 100 m
SFP-10G-ER 1550 SMF G.652 - 40 km3
SFP-H10GB-CU1M - Twinax ケーブル、パッシブ、30AWG ケーブル アセンブリ - - 1 m
SFP-H10GB-CU3M - Twinax ケーブル、パッシブ、30AWG ケーブル アセンブリ - - 3 m
SFP-H10GB-CU5M - Twinax ケーブル、24AWG ケーブル アセンブリ - - 5 m
SFP-H10GB-ACU7M - Twinax ケーブル、アクティブ、30 AWG ケーブル アセンブリ - - 7 m
SFP-H10GB-ACU10M - Twinax ケーブル、アクティブ、28 AWG ケーブル アセンブリ - - 10 m

1 帯域幅は伝送波長で指定されています。
2 -SR、-LRM、-LR、および -ER モジュールの最短ケーブル配線距離は 2 m です(IEEE 802.3ae 準拠)。
3 30 km を超えるリンクの場合、IEEE 802.3ae に従って工業用リンクと見なされます。

注: 10 ギガビット イーサネット トランシーバの詳細情報については、次を参照してください。 http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/ifmodule/10gbm/prodlit/10gbsfpm_ds.html


表 5 ギガビット イーサネット インターフェイスの距離およびオプション

ギガビット イーサネット SFP 製品番号 波長(nm) ファイバおよびケーブルのタイプ コア サイズ(ミクロン) モデル帯域幅(MHz/km) ケーブル長
SFP-GE-S 850 MMF 62.5
62.5
50
50
50
160
200(OM1)
400
500(OM2)
2000(OM3)
220
275
500
550
1000
SFP-GE-L 1310 MMF1 62.5
50
50
500
400
500
550
550
550
SMF G.652 - 10 km
SFP-GE-Z 1550 SMF G.652 - 70 〜 100 km2
SFP-GE-T - カテゴリ 5 - - 100 m
GLC-SX-MM 850 MMF 62.5
62.5
50
50
50
160
200
400
500
2000
220
275
500
550
1000
GLC-LH-SM 1310 MMF7 62.5
50
50
500
400
500
550
550
550
SMF G.652 - 10 km
GLC-ZX-SM 1550 SMF G.652 - 70 〜 100 km8
GLC-T - カテゴリ 5 - - 100 m
GLC-BX-U 1310 SMF G.652 - 10 km
GLC-BX-D 1490 SMF G.652 - 10 km
CWDM-SFP-6061= 3 SMF - - -
DWDM-SFP-4453= 4 SMF - - -

1 モード調整パッチ コードが必要です。通常のパッチ コードを MMF および 1000BASE-LX/LH SFP と共に短いリンク距離(数十メートル)で使用すると、トランシーバ飽和を引き起こし、ビット誤り率(BER)が上昇する可能性があります。また、LX/LH SFP を直径 62.5 ミクロンの MMF と共に使用するときは、リンクの送信端と受信端の両方で、SFP と MMF ケーブルの間にモード調整パッチ コードを取り付ける必要があります。モード調整パッチ コードが必要になるのは、リンク距離が 300 m(984 フィート)を超える場合です。
2 分散シフト型 SMF または低減衰 SMF を使用すれば、1000BASE-ZX SFP の到達距離は最大 100 km になります。ただし、ファイバの品質、接合数、およびコネクタ数によってこの距離は変化します。
3 その他の波長でも提供されています。製品番号および追加情報は、次の Coarse Wavelength Division Multiplexing(CWDM; 低密度波長分割多重)SFP 光モジュールのデータ シートを参照してください。 http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/ifmodule/cwdm/prodlit/cwdm_ds.html
4 その他の波長でも提供されています。製品番号および追加情報は、次の Dense Wavelength-Division Multiplexing(DWDM; 高密度波長分割多重)SFP 光モジュールのデータ シートを参照してください。 http://cisco.com/en/US/prod/collateral/modules/ps5455/ps6576/product_data_sheet0900aecd80582763.html [英語]

注: ギガビット イーサネット トランシーバの詳細情報については、次を参照してください。 http://cisco.com/en/US/prod/collateral/modules/ps5455/ps6577/product_data_sheet0900aecd8033f885.html [英語]


発注情報


購入方法については、「購入案内」のページを参照してください。ソフトウェアをダウンロードするには Cisco Software Center にアクセスしてください。表 6 に、発注情報を示します。

表 6 発注情報

製品名 製品番号
Nexus 7000 - 48 ポート 1G/10G イーサネット モジュール、SFP/SFP+(およびスペア用) N7K-F248XP-25
N7K-F248XP-25=


サービスとサポート


シスコは、データセンターへの Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチの導入と最適化を成功させるために、各種サービスを用意しています。シスコの革新的なサービスは、運用効率の向上とデータセンター ネットワークの進化を目的として、スタッフ、プロセス、ツール、パートナーをそれぞれに組み合わせて提供されます。Cisco Advanced Services は、アーキテクチャ主導型のアプローチによってデータセンター インフラストラクチャをビジネスの目的に合致させ、長期にわたる価値を実現します。Cisco SMARTnet® Service を利用すると、シスコのネットワーク専門家や高度なリソースにいつでも直接アクセスでき、ミッションクリティカルな問題を解決できます。このサービスでは、保有する Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチに関して予防的診断やリアルタイムのアラートを提供する Cisco Smart Call Home サービス機能の利点を活用することができます。シスコのサービスは、ネットワーク ライフサイクル全体にわたって最大限に投資を保護し、ネットワーク運用の最適化、移行のサポート、IT 能力の強化を実現します。シスコのデータセンター サービスの詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/dcservices/ を参照してください。

関連情報


Cisco Nexus 7000 シリーズの詳細については、製品のホームページ(http://www.cisco.com/jp/go/nexus/)を参照してください。または、最寄りのシスコ代理店にお問い合わせください。

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