ダウンロード導入ガイドCisco Virtual Office 導入ガイドCisco® Virtual Office は、テレワーカー、小規模オフィス、およびモバイル ユーザがオフィスにいるのと変わらないレベルでビデオ、音声、ワイヤレス、およびデータ サービスを安全に利用できるようにする、中堅および大企業向けの拡張性の高いソリューションです。 Cisco Virtual Office はゼロタッチ展開機能を備えており、社内 IT スタッフは大規模な展開のプロビジョニングと管理をより効率的に行うことができます。テレワーカー、リモート オフィスの従業員、またはモバイル ワーカー向けの複数のアクセス方法を統合型 VPN に集約できるので、個別の集約モデルや管理モデルは不要です。このソリューションにはレイヤ化されたアイデンティティ管理サービスが組み込まれており、ネットワークを使用するデバイスおよびユーザに対する制御を行うと共に、ドメインが信頼されているかどうか、およびユーザの種類に応じて、ユーザがドメイン内のリソースにアクセスできる範囲を制御することができます。 IT スタッフは Cisco Virtual Office を使用することにより、Cisco IOS® ソフトウェア ベースの CPE(顧客宅内機器)ルータ内に組み込まれた強力なテクノロジーの価値を最大限に利用することができます。このソリューションでは、音声、ビデオ、ワイヤレス、およびセキュリティのテクノロジーをサービスとして展開し、展開したサービスをビジネス要件の変化に応じて CPE で段階的に有効にしていくことができます。さらに、データセンターの仮想ファームに集約装置を追加することで、優れたスケーラビリティが実現します。集約装置を使用すると、トラック ロールの増加や、コストのかかるネットワークのアップグレード、再設計を回避することができるため、総所有コスト(TCO)が削減されます。 Cisco Virtual Office は設計のひな型と実装ガイドが付属しており、展開のすべてを顧客が行うことが可能なソリューションです。これらのベスト プラクティスは有用性が実証されており、シスコ社内のテレワーカー環境として数年かけて改善してきました。また、計画、設計、実装、リモート管理、および最適化のライフサイクル サービスを提供する、シスコおよびパートナーの高度なサービスが用意されています。 目的と範囲このドキュメントでは、Cisco Virtual Office ソリューションのコンポーネントと機能の概要を説明し、構成およびイメージ プラットフォームに関する推奨事項が記載されている導入ガイドへのリンクを示します。 対応要件Cisco Virtual Office は、中規模から大規模の企業が一般的に抱えている次の課題に対処できるように設計されています。
Cisco Virtual Office ソリューションのコンポーネントCisco Virtual Office ソリューションを構成するテクノロジーおよびサービスのコンポーネントは、次のとおりです。
これらのコンポーネントの詳細について、以下のセクションで説明します。 ゼロタッチ展開と管理Cisco Virtual Office 管理ソリューションを使用することで、ゼロタッチ展開、継続的な管理、およびサーバ リソースの効率的な利用のための「仮想化」が実現されます。 Cisco Security Manager および Cisco Configuration Engine ソリューション中規模および大規模な展開では、Cisco Security Manager を使用して Cisco Virtual Office ソリューションをプロビジョニングします。Cisco Security Manager は、シスコのファイアウォール、VPN、IPS、および Cisco IOS ソフトウェアのほぼすべての機能について、柔軟性の高い構成テンプレートを使用してデバイス構成とセキュリティ ポリシーのすべての面について中央からプロビジョニングできる、エンタープライズ VPN ツールです。 Cisco Security Manager では、事前に定義されたグローバル ポリシーまたは個別のポリシーに基づいて、Cisco Virtual Office のスポークとハブが自動的に設定されます。また、許可されないポリシー変更がないか、デバイス構成が監査されます。数千台のデバイスをプロビジョニングすることができます。Cisco Security Manager では遅延プロビジョニングを行うことができます。具体的には、すべてのポリシーを Cisco Virtual Office ルータ用に準備しておき、リスニング モードに設定します。スポークが初めてハブに接続されたときに、ルータが自動的にポリシーをプッシュします。 Cisco Configuration Engine を使用すると、イベント ドリブンで、自動的に事前に定義された構成ファイル(または更新情報)をリモート デバイスにプッシュすることができます。Cisco Configuration Engine は、Cisco Networking Services 言語を解釈し、スポーク ルータと通信します。企業ネットワークに接続されているすべてのスポークを追跡し、Cisco Security Manager にすべてのイベントを通知します。また、デバイス グループのイメージを自動的に更新するタスクを実行できます。 セキュア デバイス プロビジョニング ソリューションセキュア デバイス プロビジョニングは、Cisco Virtual Office ソリューションでゼロタッチ展開を実現するための重要なコンポーネントです。このコンポーネントがあるため、エンド ユーザはルータの工場出荷時のデフォルト設定を使用して、リモート サイトからデバイスのプロビジョニングを開始できます。Cisco Virtual Office 管理者がスポークを設定する必要はありません。 セキュア デバイス プロビジョニングを使用すると、安全な方法で初期ブートストラップ設定をリモートサイトのルータにプッシュし、新しい証明書をインストールして PKI 信頼ポイント登録および IPsec VPN 接続を設定し、システム属性などの必要な情報を新しいスポーク ルータにプロビジョニングすることができます。プロビジョニングとブートストラップ設定によって管理トンネルが確立され、スポークを構成エンジンに接続して構成エンジンから完全な構成を取得できるようになります。 セキュア デバイス プロビジョニングは、簡単な Web ベースの登録および設定とブートストラップの間のインターフェイスを使用することで、セキュア ネットワーク インフラストラクチャの導入にかかる時間とコストを削減します。ユーザの介入が少ないので、プロビジョニング時間の短縮と TCO の削減が可能です。 ゼロタッチ展開および管理の詳細については、以下を参照してください。
統合型 VPN統合型 VPN ソリューションの下では、VPN テクノロジーの透過的な統合が促進されることで、ネットワークの標準化と拡張が進みます。DMVPN、Easy VPN、SSL VPN を統合して、VPN 展開における単一の統合ハブを実現することができます。この統合により、テレワーカー、モバイル ワーカー、ブランチ オフィス サイトのワーカーといったすべてのタイプのユーザに対して、標準化されたスケーラブルなサポートが提供されます。 テレワーカーおよび小規模オフィスの従業員向けのこのベースライン ソリューションは、Cisco DMVPN をベースにしています。Cisco DMVPN は、パフォーマンスを最適化し、リアルタイム アプリケーションの遅延を削減すると共に、動的な設定を促進します。また、ハブにおけるメンテナンスと設定が軽減され、QoS を使用することにより、指定したネットワーク アプリケーションやリアルタイム性が重要なアプリケーションを優先することができます。 組み合わせが可能なその他の VPN 設計は次のとおりです。
統合型 VPN ソリューションの展開の詳細については、http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/iosswrel/ps6537/ps6586/ps6660/ps6808/prod_white_paper0900aecd8051bf3b_ns855_Networking_Solutions_White_Paper.html [英語] を参照してください。 次に、サブコンポーネントについて説明します。 高集約度 DMVPN ハブ ソリューション大規模ネットワーク(スポーク数 3,000 以上)または高帯域幅を必要とするネットワークで Cisco Virtual Office ソリューションを使用する場合は、高集約度のハブ サービスをお勧めします。大規模なネットワークにおいて、ネットワークを複数の小さいセグメントに分割するのではなく、複数のスポークが 1 つの DMVPN ドメインに属することができるように単一のネットワークを維持するには、SLB 対応のハブ スタック サポートをお勧めします。
Cisco Catalyst 6500 シリーズ ファイアウォール サービス モジュール(FWSM)や侵入検知システム モジュール 2(IDSM-2)などのモジュールを追加して、セキュリティをさらに強化できます。 DMVPN ソリューションの詳細については、前に示した統合型 VPN 導入ガイドを参照してください。IPv6 の展開については、http://www.cisco.com/en/US/solutions/collateral/ns340/ns517/ns430/ns855/white_paper_c11-490986.html [英語] を参照してください。 Easy VPN ソリューションEasy VPN は、ソフトウェア クライアントとハードウェア クライアントの両方にアクセスを提供し、他の VPN 展開を補完します。Easy VPN と DMVPN を組み合わせることで、Cisco Virtual Office ソリューションの展開に使用できます。Easy VPN は、ソフトウェア クライアントとハードウェア クライアントの両方にアクセスを提供し、標準の DMVPN 展開を補完します。 既存の Easy VPN 展開が Cisco IOS ソフトウェアに基づいており、同じハブに DMVPN を追加する場合は、既存の Easy VPN セットアップに影響を与えることなく DMVPN 設定を同じハブに追加できます。また、この逆も成立します。 スモール オフィス/ホーム オフィス(SOHO)のテレワーカーとモバイル ユーザの両方に対して同じエンドツーエンドの安全なソリューションのセットアップを使用し、完全な統合アクセスを提供するには、Easy VPN および DMVPN Cisco Virtual Office ソリューションが有効です。SOHO ユーザの場合は、Easy VPN または DMVPN をホーム ルータで実行し、ホーム ネットワークに接続されたコンピュータおよび IP フォンから企業ネットワークにアクセスできます。モバイル ユーザの場合は、どこにいてもノート PC にインストールした Easy VPN クライアント(ソフトウェア VPN クライアント)を実行して、同じソリューションと問題なく統合できるため、必要な接続が得られます。 IPsec 動的仮想トンネル インターフェイス(DVTI)の追加により、Enhanced Easy VPN は IP マルチキャストと QoS もサポートするようになりました。 Easy VPN ソリューションの詳細については、http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/iosswrel/ps6537/ps6586/ps6660/ps6808/deployment_guide_c07_458259_ns855_Networking_Solutions_White_Paper.html [英語] を参照してください。 SSL VPN ソリューションCisco IOS SSL VPN は、企業ネットワークおよび企業リソースに対して完全トンネル型でクライアント ベースの安全なアクセスを提供します。モバイル ユーザ、小売仲介業者、およびエクストラネット パートナーは、ホットスポットからアクセスすることができます。このソリューションには Cisco Secure Desktop も含まれています。Cisco Secure Desktop は、仮想デスクトップまたは「サンドボックス」を作成することによってエンドポイント セキュリティを提供し、エンド ユーザはその仮想デスクトップ内で作業します。 公共の場所からインターネット アクセスによって企業イントラネットにモバイルでアクセスすることが必要なユーザがいる場合は、DMVPN ソリューションを補完する SSL VPN を展開することができます。完全トンネル型クライアントは、ユーザの介入なしで自動的にダウンロードされます。同じハブ内で SSL VPN 設定と DMVPN 設定を組み合わせることができます。ただし、2 つのテクノロジーは互いに完全に独立しています。 SSL VPN ソリューションの詳細については、http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/iosswrel/ps6537/ps6586/ps6657/white_paper_c07-372106.html [英語] を参照してください。 DMVPN ダイヤル バックアップ ソリューションCisco IOS ソフトウェア ダイヤル バックアップ機能は、通常の電話回線によるダイヤルアップ サービスを使用して、メインのインターネット サービス プロバイダー(ISP)の接続に障害が発生した場合のバックアップ インターネット接続を提供するものです。Cisco Virtual Office ベースの DMVPN ソリューションにおけるダイヤル バックアップ機能は、メインの ISP 接続に障害が発生した場合に、ダイヤルアップ ネットワークを使用したデータ ゲートウェイへの接続を提供します。通常、メイン ISP 接続はブロードバンド接続です。ダイヤルアップ ネットワークで提供される帯域幅と速度は低いので、主にセカンダリ接続を提供するために使用します。ISP との接続が復元されると、データ ゲートウェイへのトンネルは破棄され、ISP を使用したトンネルが復元されます。 DMVPNダイヤル バックアップ ソリューションの詳細については、http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/iosswrel/ps6537/ps6586/ps6660/prod_white_paper0900aecd803e7ee9.html [英語] を参照してください。 管理ゲートウェイ ハイアベイラビリティ ソリューション管理ゲートウェイ ハイアベイラビリティが提供する信頼性の高い安全なネットワークのインフラストラクチャにより、管理ゲートウェイの透過的なアベイラビリティが実現します。これにより、スポーク ルータはいつでもネットワーク オペレーション センター(NOC)にアクセスして最新の更新情報を取得できるようになります。 ハイアベイラビリティ ソリューションの詳細については、http://www.cisco.com/web/JP/solution/places/teleworker/literature/white_paper_c11-492665.html を参照してください。 レイヤ化されたアイデンティティアイデンティティをレイヤ化するという考え方により、CPE、デバイス、およびユーザの各レベルでさまざまなセキュリティ メカニズムが提供されます。これらのメカニズムを CPE での境界セキュリティと組み合わせることで、安全に統合された Cisco Virtual Office ソリューション フレームワークを定義することができます。
レイヤ化されたアイデンティティの詳細については、http://www.cisco.com/en/US/solutions/collateral/ns340/ns517/ns430/ns855/white_paper_c11-492830.html [英語] を参照してください。 次に、サブコンポーネントについて説明します。 PKI ソリューションCisco IOS PKI は、IPsec、Secure Shell(SSH)プロトコル、SSL などのセキュリティ プロトコルをサポートする、証明書管理の機能を提供します。IPsec プロトコルで定義されているように、セキュリティで保護された通信を確立する前には、有効性を確認するために IKE フェーズ 1 でピアの認証を行う必要があります。 IPsec ピアとして設定された少数の Cisco IOS ルータに対して事前共有キー(PSK)を使用し、ルータが相互に認証されるようにすることができます。ただし、中規模から大規模のネットワークでは、PSK 設定は複雑さが増し、管理が困難になります。PKI では、フルメッシュ DMVPN セキュリティ接続と新しくサポートされた xVPN テクノロジーのいずれにおいても、はるかに安全でスケーラブルな方法が提供されます。 PKI はスポークツースポーク通信にも適しています。したがって、数百のリモート ブランチ オフィス間で相互に通信する必要があり、サイト間 VPN を展開しようとしている企業に向いています。PKI では、デバイス認証に事前共有キーではなくデジタル証明書交換を使用することで管理のオーバーヘッドが削減され、ネットワーク インフラストラクチャの展開が簡素化されます。 PKI ソリューションの詳細については、http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/iosswrel/ps6537/ps6586/ps6660/ps6807/prod_white_paper0900aecd805249e3_ns855_Networking_Solutions_White_Paper.html [英語] を参照してください。 802.1x 認証標準 802.1x およびレイヤ 2 とレイヤ 3 の拡張により、スイッチ ポートおよびルーテッド ポート両方の CPE に IP デバイス レベルのセキュリティが確保されます。 この機能を使用することで、すべての IP デバイスは、802.1x 認証ステータスに基づいて信頼されたデバイスと信頼されていないデバイスに分類されます。ネットワークで新しいデバイスがアクティブになると、ルータは 802.1x 交換を開始します。ユーザ デバイスで実行中の 802.1x クライアントに応じて、ユーザはクレデンシャルの入力を求められます。ユーザが入力したクレデンシャルはルータに渡され、ルータはこのクレデンシャルを使用して RADIUS サーバから認証を得ます。認証を通過すると、アクセス デバイスは信頼されたデバイスと見なされ、企業ネットワークへのアクセスなどの追加の特権が付与されます。 デバイスが認証を通過しない場合、またはクライアントレス デバイスである場合は、信頼されていないデバイスと見なされます。このデバイスに付与する特権を減らして、インターネットのみにアクセスできる別の DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)プールから IP アドレスを割り当てることなども可能です。 802.1x ソリューションの詳細については、http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/iosswrel/ps6537/ps6586/ps6660/ps6807/prod_white_paper0900aecd805a5ab5_ns855_Networking_Solutions_White_Paper.html [英語] を参照してください。 Cisco Secure ACS ソリューションRADIUS サーバは、Cisco Virtual Office ソリューションのさまざまなコンポーネント、すなわち 802.1x、Auth-Proxy、802.11 ワイヤレス認証、およびルータの PKI-AAA 認証のために必要です。802.1x 規格については前のセクションで説明しました。 Auth-Proxy はエンドユーザ認証に使用される機能です。企業サイトへのアクセスが許可されるのは、有効なクレデンシャルを入力した場合のみです。クレデンシャルは RADIUS サーバによって検証される必要があります。クレデンシャルの検証が終わると、適切なアクセス許可コントロール エントリ(ACE)がダウンロードされてリモート スポークに適用され、適切なレベルのアクセスが保証されます。PKI-AAA 認証をデバイス認証のために使用し、安全なセッション セットアップの過程で Cisco Virtual Office ルータの有効性を確認できます。 これらすべてのアプリケーションをサポートするように Cisco Secure ACS を設定できます。Cisco Secure ACS ソリューションの詳細については、http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/iosswrel/ps6537/ps6586/ps6660/ps6807/deployment_guide_c07_458687_ns855_Networking_Solutions_White_Paper.html [英語] を参照してください。 音声とビデオ音声とビデオの機能が、安全なネットワークを通してリモート サイトにまで拡張されます。このネットワークは、Cisco IP Communicator ソフトフォンおよび Cisco VT Camera をサポートすると共に、有線およびワイヤレスの VoIP(voice-over-IP)フォンもサポートします。 CPE の背面に差し込むだけで使用できる Cisco Unified IP Phone により、SCCP および SIP がサポートされます。また、SCCP のみをサポートする PC ベースの Cisco IP ソフトフォンである Cisco IP Communicator もサポートされています。シスコのワイヤレス IP フォンは、Cisco Virtural Office CPE の統合ワイヤレス アクセス ポイントに直接接続できます。 Cisco Virtual Office ソリューションには、次のような重要な側面があります。
安全な音声ソリューションの詳細については、http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/iosswrel/ps6537/ps6586/ps6660/ps6814/prod_white_paper0900aecd8044177c.pdf [英語] を参照してください。 Cisco IOS ソフトウェア セキュリティおよび IP サービスQoS、IP マルチキャスト、ネットワーク アドレス変換(NAT)、Optimized Edge Routing(OER)、Cisco IOS IP サービスレベル契約(IP SLA)などの Cisco IOS ソフトウェア サービスをセキュリティ サービスと組み合わせることにより、安全なネットワーク内の CPE(リモート ルータなど)の背後で音声およびビデオ アプリケーションをサポートすることができます。
DMVPN や Enhanced Easy VPN などの新しいテクノロジーの登場により、IP マルチキャストのパフォーマンスおよびスケーラビリティ向上と、簡単な展開というメリットを得ることができます。 DMVPN では、マルチキャスト パケットを GRE ヘッダー内にカプセル化し、暗号化したうえで、トンネルを介して送信します。この機能は、ルーティング プロトコルとマルチキャスト データ転送をサポートしており、設定管理とスケーラビリティを簡素化することができます。ただし、パケットは暗号化の前に複製されるため、マルチキャスト GRE(mGRE)インターフェイスによるマルチキャストの受信者数は、ルータのプラットフォームおよびストリームの帯域幅に基づいて制限されます。 Enhanced Easy VPN(DVTI)では、セッション確立時に、ポイントツーポイント GRE トンネルに類似した仮想インターフェイスが動的に作成されます。この仮想インターフェイスを使用して、マルチキャスト転送を行うことができます。必要なのは、テンプレート設定で仮想トンネル インターフェイス(VTI)サーバのマルチキャストの設定を有効にすることだけです。
IP サービスの詳細については、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/ios/tec/index.html を参照してください。 ワイヤレス統合された安全なワイヤレス マネージド サービスは、安全なネットワーク内の Cisco Virtual Office 対応 CPE の背後でワイヤレス アプリケーションを使用できるようにすることを目的にしています。企業のワイヤレス LAN には、不正なアクセス ポイント、侵入者、不正ユーザ、送信データの不正な閲覧から企業を保護する強力なセキュリティ ポリシーが必要です。シスコは IEEE 802.1x の認証とさまざまなタイプの Extensible Authentication Protocol(EAP)をサポートしており、以前の 802.11 WEP 実装の一部に加えて、集中管理された標準ベースのオープンなワイヤレス ネットワーク セキュリティ スキームを提供します。 統合された安全なワイヤレス マネージド サービスは、Temporal Key Integrity Protocol(TKIP)をサポートします。このプロトコルでは、パケット単位のキー ハッシュ、すべてのフレームに対するデジタル証明書、ユニキャストとブロードキャスト両方のパケットを暗号化するためのワイヤレス アクセス ポイントでのブロードキャスト キー循環など、128 ビット暗号化に対する拡張が行われています。Cisco LEAP、EAP-Flexible Authentication via Secure Tunneling(EAP-FAST)、EAP-Transport Layer Security(EAP-TLS)、EAP-Tunneled TLS(EAP-TTLS)、Protected EAP(PEAP)、EAP-Subscriber Identity Module(EAP-SIM)など、複数の EAP タイプがサポートされています。WPA 標準ベース ソリューションは、ワイヤレス LAN の脆弱性に対処し、特定の標的への攻撃に対する保護を強化しています。WPA は暗号化に TKIP を使用します。 安全なワイヤレス ソリューションの詳細については、http://www.cisco.com/en/US/solutions/collateral/ns340/ns517/ns430/ns855/white_paper_c11-492842.html [英語] および http://www.cisco.com/en/US/solutions/collateral/ns340/ns517/ns430/ns855/white_paper_c11-490978.html [英語] を参照してください。 脅威管理プロアクティブなセキュリティプロアクティブなセキュリティ サービスは、Cisco Virtual Office ソリューション用の安全な LAN および WLAN インフラストラクチャを提供します。これらのセキュリティ サービスは、リモート CPE、IP デバイス、IP ベース アプリケーション、エンド ユーザ、ベンダー、および顧客のセキュリティ保護に役立ちます。使用されるテクノロジーは次のとおりです。
適応型セキュリティCisco Virtual Office ソリューションによってもたらされる Cisco IOS ソフトウェア ベースの脅威防御ソリューションは、事後対応型のセキュリティ サービスに対応しています。このソリューションは一部のネットワーク監視ツールのサービスを利用して、安定的なネットワーク セキュリティを維持し、内部および外部の脅威を認識して、ユーザに問題を警告すると同時に脅威に対処します。
脅威管理ソリューションの詳細については、http://www.cisco.com/en/US/solutions/collateral/ns340/ns517/ns430/ns855/white_paper_c11-492830.html [英語] および http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/ios/security/index.html を参照してください。 関連情報Cisco Virtual Office ソリューションの詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/cvo/ を参照してください。 |