データ シートCisco Unified Videoconferencing 3515 MCU 5.1柔軟で高性能な IP ビデオ会議システム シスコ ユニファイド コミュニケーションは、音声、ビデオ、データ、モビリティ製品およびアプリケーションで構成される包括的な IP コミュニケーション システムです。シスコ ユニファイド コミュニケーションを利用することによって、より効果的で安全かつパーソナルなコミュニケーションが実現し、売上と利益の両方に直接的な効果が現れます。このシステムによって新しい形のコミュニケーションが実現し、人と人の距離が縮まります。ユーザはどこに移動してもビジネスを遂行でき、あらゆる場所がセキュリティで保護され、いつでもどこでも必要なときに情報を手に入れることができます。シスコ ユニファイド コミュニケーションは、ネットワーク インフラストラクチャ、セキュリティ、モビリティ、ネットワーク管理製品、ライフサイクル サービス、柔軟な導入と管理オプションのアウトソーシング、エンドユーザとパートナー向けのファイナンス パッケージ、およびサードパーティのコミュニケーション アプリケーションを含む統合ソリューションです。 Cisco Unified Videoconferencing システムは、シスコ ユニファイド コミュニケーション システムを構成する重要なコンポーネントです。これにより、離れた場所にいる参加者間でフェイスツーフェイスの対話が容易に実現できます。このソリューションは複数のプロトコルをサポートしており、デスクトップ ビデオ テレフォニーから従来の会議室システムや Cisco TelePresence まで、さまざまなビデオ対応デバイスと接続できます。Cisco Unified Videoconferencing ソリューションは、シスコ ユニファイド コミュニケーションとリッチメディア会議ソリューションに統合され、さまざまなコミュニケーション シナリオにビデオを組み込むことで、従来のビデオ会議を上回る生産性を実現します。 費用対効果の高いビデオ会議ソリューションCisco Unified Videoconferencing 3515 MCU は、IP インフラストラクチャで高性能な多機能マルチロケーション ビデオ会議システムを構築しようとするあらゆる規模の企業を対象とした、柔軟なソリューションです。各システムは単独で MCU に必要な機能を備えており、1 つまたは複数の会議に参加する最大 18 または 36 のビデオ エンドポイントを同時にサポートできます。この Multipoint Control Unit(MCU)は、さらに容量の大きな Cisco Unified Videoconferencing 3545 システムとも連携でき、複数の MCU を配置した分散環境におけるリモート ネットワーク サイトにも導入できるように設計されています。これにより、地理的に分散した企業は、WAN 帯域幅を効率的に利用しながらビデオ会議が可能になります。 このソリューションを使用すると、参加者は効率的なコラボレーションとリアルタイムでの情報共有が可能になるため、時間、距離、およびリソースの壁を越えて、世界中の従業員が同じ部屋にいるかのように業務を進めることができます。さらにこの柔軟性に高性能でスケーラブルなテクノロジーを組み合わせて、組織が必要とするビジネス プロセスと意思決定の簡素化および迅速化のためのツールを提供し、フェイスツーフェイスの対話による生産性の向上を実現します。教育機関や組織は、キャンパス環境に限定されない効率的なトレーニングおよび教育プログラムを実施できます。医師は世界中の専門家にアドバイスを求めることができ、患者に最適な治療を提供できます。企業は、フェイスツーフェイスのコミュニケーションを頻繁に行うことにより、出張を減らし、リモート スタッフやお客様と強力な信頼関係を築くことができます。 主な機能と利点Cisco Unified Videoconferencing 3515 MCU は、ビデオ会議ユーザ、およびユーザの所属する企業に対し、重要な機能および利点を提供します。 マルチプロトコルのサポートにより幅広いビデオ機能との相互運用性を実現Cisco Unified Videoconferencing システムは、複数のビデオおよび音声圧縮標準、コーデック、および H.323、SIP(Session Initiation Protocol)、SCCP(Skinny Call Control Protocol)、H.320 などのプロトコルをサポートしているため、従来および新しいビデオ環境に対応したさまざまな接続が可能です。この幅広いサポートにより、Cisco Unified Videoconferencing ソリューションでは、従来の会議室およびデスクトップのビデオ会議システム、新しい高解像度ビデオ ソリューション、および Cisco Unified Communications Manager ビデオ テレフォニー環境と柔軟に相互運用することが可能です。さまざまなエンドポイントやアクセス方法に単一のビデオ インフラストラクチャ ソリューションで対応できるため、使いやすさが向上し、管理が簡素化され、効果的なビデオ コミュニケーションと総所有コストの削減が実現します。 すべてのユーザに最適な使用環境を提供する高性能で柔軟なソリューションCisco Unified Videoconferencing 3515 MCU は、ポートごとにエンコーダが実装されたハードウェア アーキテクチャを採用しているため、会議に接続されたエンドポイントごとに専用のリソースが提供されます。このアーキテクチャにより、さまざまな種類のビデオおよび音声圧縮標準、コーデック、連続表示機能、およびビデオ解像度がサポートされ、製品の容量に悪影響を与えることなく、高性能を維持しながらあらゆる組み合わせに対応することが可能です。
豊富な機能による会議制御と柔軟なビデオ プレゼンテーションこのソリューションには、音声起動ビデオ選択モードと連続表示モードの 2 つのモードがあります。音声起動型会議では、各参加者の画面に発言中の参加者が全画面表示されます。ある場所の発言者に代わって別の場所の参加者が発言を始めると、ビデオ表示は新たな発言者に切り替わります。連続表示型会議では、2 ~ 16 人の参加者の映像が同時に表示されます。参加者がこれより多い場合、画面外の参加者は発言するたびに画面上に表示されます。どちらのモードでも、議長は使いやすい Web ベースのインターフェイスを使用して、同時に画面に表示される参加者の数や、ウィンドウを音声起動表示にするか連続表示にするかなど、会議画面に関するすべてを手動で制御できます。 会議管理機能 - Cisco Unified Videoconferencing 3515 MCU は会議の拡張管理機能を備えているため、ユーザは会議におけるさまざまな側面を制御できます。ユーザと議長は、Web ベースのユーザ インターフェイス、ビデオ エンドポイントまたは通常の電話からの DTMF(Dual Tone MultiFrequency; デュアル トーン多重周波数)インターフェイス、またはビデオ エンドポイントのリモート制御機能を使用して会議を管理できます。たとえば、議長は会議をロックして、新規または招待されていない参加者の参加を防ぐことができるほか、参加者の追加、消音、または接続解除が可能です。複数イメージによる連続表示型会議では、管理者は画面上でそれぞれの拠点が表示される位置を指定したり、複数イメージと単一イメージの表示をマウスのクリックで切り替えたりすることができます。こうした統合された制御機能にアクセスできることにより、特に大規模なビデオ会議環境や研修環境で会議の効率性が向上します。 統合されたユニファイド コミュニケーションとリッチメディア会議ソリューションCisco Unified Videoconferencing 3515 MCU はシスコ ユニファイド コミュニケーション システムと統合され、デスクトップのコミュニケーション クライアントおよび電話機から開始できる即席の会議、音声、ビデオ、および Web 会議を統合したコラボレーション会議、従来のマルチロケーション ビデオ会議など、さまざまなビデオ環境と使用例に対応します。ユーザは、どこにいるか、またはどのデバイスを使用しているかに関係なく、対話でサポートされているプレゼンス、インスタント メッセージング(IM)、IP テレフォニー、ユニファイド メッセージング、リッチメディア会議などのアプリケーション間を簡単に移行できます。このような幅広い統合機能により、Cisco Unified Videoconferencing ソリューションは生産性を向上し、ユニファイド コミュニケーションおよびリッチメディア会議ソリューションの実装と展開を簡素化することができます。ユニファイド コミュニケーションの相互運用性により、組織はビデオ会議システムへの投資を十分に活用できるため、投資も保護されます。Cisco Unified Videoconferencing 3515 MCU は、次の 3 つのタイプのソリューションを実現します。これらのソリューションは、独立して導入することも、相互に連携させることも可能です。
図 1 Cisco Unified MeetingPlace 会議:統合された音声、ビデオ、Web 会議
図 2 Cisco Video Telephony:電話と同様の操作で簡単にビデオ コールが可能
インテリジェントなネットワークで展開されるスケーラブルなソリューション各 Cisco Unified Videoconferencing 3515 MCU は、中小規模の会議に音声およびビデオ処理を提供する、事前に設定された高性能な完全独立アプライアンスです。このソリューションは、Cisco Unified Videoconferencing 3522 および 3527 ゲートウェイ アプライアンスとともに展開できます。これにより、ISDN H.320 エンドポイントを IP ベースの H.323、SCCP、または SIP エンドポイントと同じ会議に参加させることができるため、既存のビデオ会議の展開に要した投資を保護できます。Cisco Unified Videoconferencing 3515 MCU は、リモート ネットワーク サイトの展開にも対応しています。より大規模なサイトで Cisco Unified Videoconferencing 3545 システムと連携して、ソリューションのパフォーマンスとユーザ エクスペリエンスの質を維持しながら、地理的に分散した組織に WAN 帯域幅を効率的に利用する分散ビデオ環境を提供します。 Cisco Unified Videoconferencing 3515 MCU を使用したビデオ会議の展開では、ビデオ会議の各エンドポイントに対する電話番号と IP アドレスとの対応付けや、ゾーン帯域幅管理などの機能を実現するために、ビデオ ネットワーク内に H.323 ゲートキーパーを設置する必要があります。Cisco IOS ゲートキーパーは Cisco IOS® ソフトウェアを基盤とした製品であり、各種のシスコ サービス統合型ルータに幅広く対応しています。同じく Cisco IOS ソフトウェア製品であるシスコの IP-to-IP ゲートウェイは、セッション ボーダー コントロール サービスと QoS(Quality of Service)機能の提供、およびファイアウォール機能によるセキュリティの強化により、ビデオ会議の高度な構成を可能にします。ユーザはこれらの機能を使用することで、自社のネットワークを越えてパートナーや顧客のネットワーク、または一般のインターネットを使用するビデオ エンドポイントにまで、ビデオ会議機能を拡張できます。 高度なソリューション管理 - Cisco Unified Videoconferencing ManagerCisco Unified Videoconferencing システムは、スタンドアロン デバイスとして管理することも、Cisco Unified Videoconferencing Manager を使用して管理することもでき、ビデオ会議リソースを効果的に使用することで、あらゆる規模の組織におけるコミュニケーションを改善します。Cisco Unified Videoconferencing Manager では、Web ブラウザまたは Microsoft Outlook 予定表から、Cisco Unified Videoconferencing MCU やゲートウェイなどのビデオ リソースのアベイラビリティを表示、確認、および予約できるため、どのユーザもビデオ会議のスケジュールを簡単に作成できます。さまざまな場所にある複数の MCU およびゲートウェイ デバイスと自動的に通信して、適切なリソースを最適な場所で予約することにより、複雑性を軽減し、リソースの利用を最適化します。その他の機能としては、帯域幅、レイアウト、およびターミナル設定のプリファレンスを指定するカスタム ミーティング テンプレート、Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)統合、E メールによる通知、およびビデオ端末への自動ダイヤルアウトがあります。これらの機能により、スケジューリングおよび出席の柔軟性と効率性が増し、ヘルプ デスクによるサポートの必要性と総所有コストが軽減されます。 Cisco Unified Videoconferencing Manager を使用すると、大規模または地理的に分散した環境へのビデオ会議の導入が容易になります。Cisco Unified Videoconferencing Manager にビデオ会議デバイスが登録されると、そのデバイス情報、ネットワーク トポロジ、および帯域幅情報が組み合わされ、これによりユーザと管理者の対話が簡素化され、リソースの割り当てがインテリジェントに決定されます。また、Cisco Unified Videoconferencing Manager では、1 つの中央集中型 Web ユーザ インターフェイスから、新しい参加者の追加、参加者の消音および消音解除、ネットワーク上のビデオ会議の画面レイアウトの変更など、会議中の強力な制御機能により、会議の効率性を高めることができます。 製品情報表 1 に Cisco Unified Videoconferencing 3515 MCU の機能を、表 2 にその製品仕様を示します。 表 1 Cisco Unified Videoconferencing 3515 MCU の機能と利点
表 2 Cisco Unified Videoconferencing 3515 MCU の仕様
シスコ ユニファイド コミュニケーションのサービスおよびサポートシスコとシスコのパートナーは、シスコのライフサイクル サービスの考え方を活用して、シスコ ユニファイド コミュニケーション システムをサポートするための幅広いエンドツーエンド サービスを提供しています。これらのサービスは、IP コミュニケーション ソリューションの構築、運用、および最適化に効果のある手法を基にしています。たとえば、早期段階に計画サービスおよび設計サービスを活用すると、厳しいスケジュール要件を満たすことができ、導入作業中のネットワークの停止を最小限に抑えます。運用サービスを使用すると、専門のテクニカル サポートによって通信の中断リスクを軽減できます。最適化サービスを使用すると、ソリューションのパフォーマンスが向上し、運用効率が高まります。シスコとそのパートナーは、耐障害性の高い統合型ネットワークの構築および維持に役立つシステムレベルのサービスおよびサポートを提供し、企業ニーズに対応しています。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
