Cisco Digital Media Encoder

Cisco Digital Media System:Cisco Digital Media Encoder 1000

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Cisco Digital Media System:Cisco Digital Media Encoder 1000



Cisco® Digital Media SystemDMSを使用すると、魅力的なデジタル メディアを作成、管理、利用して、顧客、従業員、パートナー、または学生に、いつでもどこでもメッセージを伝えることができます。Cisco Digital Media System は、業務用のデジタル サイネージ(電子看板)およびデスクトップの両方に動的コンテンツを発行するための柔軟かつ包括的なソリューションです。

Cisco Digital Media Encoder(DMM)1000 は、Cisco Digital Media System for Cisco Desktop Video の統合コンポーネントです。

Cisco Digital Media Encoder 1000
Cisco Digital Media Encoder 1000(図 1)は、イベントや会議が開催される場所を問わず、IP ネットワークによってビデオや音声などのストリーミング デジタル メディアをライブまたはオンデマンドで提供するポータブル エンコーダです。

このエンコーダは専門的なユーザと初心者の両方を対象に設計されており、押しボタンを使って、あらかじめ定義された Windows Media および MPEG-4/H.264 エンコーダのプロファイルにアクセスできます。フロント パネルには、設定情報および操作情報に容易にアクセスできる LCD ディスプレイも取り付けられています。頑丈なデザインで重量は最小限であるため、スタジオの外でのビデオ製作が可能になります。

図 1 Cisco Digital Media Encoder 1000

図 1 Cisco Digital Media Encoder 1000


Cisco Digital Media Encoder 1000 は、1 GB および 10/100 MB のイーサネット接続だけでなく、いくつかの異なる音声およびデジタル メディア接続を提供します。また、Apple iPod を直接接続してダウンロードできるフロント パネル ドックがあります。

Cisco Digital Media Encoder 1000 は、スタンドアロン エンコーダまたは Cisco Digital Media System の統合コンポーネントとして使用できます(図 2)。Cisco Digital Media Manager(DMM)には、Cisco Digital Media Encoder 1000 など複数のエンコーダの設定および制御、ライブ ストリーミング イベントのスケジュール設定、および IP ネットワーク上の任意の場所にいる視聴者へのオンデマンドおよびライブ ストリーミング コンテンツの発行などの機能があります。

図 2 Cisco Digital Media System

図 2 Cisco Digital Media System


デジタル メディアの最適なネットワーク性能とエンド ユーザへの配信を実現するため、Cisco Digital Media Encoder 1000 は Cisco Application and Content Networking System(ACNS)をはじめとするさまざまなストリーミング システムに統合されます。Cisco ACNS は、ライブのユニキャストおよびマルチキャスト ストリーミング サービスとオンデマンド アクセスを提供し、ローカルにキャッシュされたビデオ ファイルおよび音声ファイルを LAN 上で LAN 速度で検索および視聴できるようにします(図 3)。

図 3 Cisco Digital Media Encoder 1000 と Cisco ACNS

図 3 Cisco Digital Media Encoder 1000 と Cisco ACNS


Cisco ACNS および Cisco Wide Area Application Engine(WAE)の詳細については、http://www.cisco.com/go/acns/ を参照してください。

主な機能と利点

表 1 に Cisco Digital Media Encoder 1000 の機能と利点を示します。

表 1 Cisco Digital Media Encoder 1000 の機能と利点

機能 利点
軽量でポータブル IP ネットワーク接続がある場所ならどこでも、ライブ イベントをストリーミングし、記録できます。
各種エンコーディング形式のサポート 柔軟なストリーミング形式によって視聴者が制限されないようにします。
フロント パネルの操作コントロール エンコーダの操作にキーボード、マウス、またはモニタは必要ありません。
Cisco Digital Media System との統合 複数のエンコーダから取得したライブ イベントを、Web ベースの Cisco Digital Media Manager で簡単にスケジューリングおよび管理できます。


製品仕様

表 2 に、Cisco Digital Media Encoder 1000 の仕様を示します。

表 2 製品仕様

項目 仕様
サポートするライブ ストリーミング形式
  • Windows Media
  • MPEG-4/H.264
サポートするオンデマンド形式
  • Flash(flv)
  • Windows Media
  • MPEG-4/H.264
ビデオ入力
  • コンポジット
  • S-ビデオ
ビデオ形式
  • NTSC(National Television System Committee):M、M-J
  • PAL (Phase Alternation Line):B、D、H、I
音声入力
  • アンバランス ステレオ(RCA)
  • バランス ステレオ(XLR3)
イーサネット ポート
  • 1 GB
  • 10/100 MB
ハードディスク容量 40 GB
RAM 512 MB
プロセッサ 単一 1 GHz Intel Celeron
追加ポート 2 個のUSB 2.0、キーボード、マウス、および VGA モニタ
オペレーティング システム Microsoft Windows XP(組み込み)
寸法 サイズ(高さ × 幅 × 奥行き):10.16 × 19.67 × 39.37 cm(4 × 7.75 × 15.5 インチ)
重量:5.44 kg(12 ポンド)
標準フォーム ファクタ カスタムおよびポータブル
動作温度の範囲 0 〜 40℃(32 〜 104°F)
動作湿度の範囲 温度 40℃で 5 〜 85%(結露なし)
動作高度の範囲 0 〜 3,048 m(0 〜 10,000 フィート)
電力
  • 110 〜 220 VAC
  • 50 〜 60 Hz
  • 0.5 〜 1A、負荷および入力電圧に依存
  • 60W 電源
  • 204 BTU/時
平均故障間隔(MTBF; 概算) >140,000 時間


使用にあたっての推奨事項

Cisco Digital Media Encoder 1000 は、一般的なスタンダード(SD)Web キャスト品質のライブおよびオンデマンド ストリームのエンコーディングに使用することを目的に設計されています。表 3 に、エンコーダ形式の設定に関する推奨上限値と Cisco Digital Media Encoder 1000 の使用目的を示しますウィンドウ サイズとビット レートの推奨上限値は、Cisco Digital Media Encoder 1000 上で最大 CPU 使用率を 60% と想定した場合の数値です。Cisco Digital Media Encoder 1000 は、Cisco Digital Media Manager Live Event Module のスライド同期機能とも互換性があります。

表 3 使用にあたって推奨事項

アプリケーション エンコーダ タイプ 最大ウィンドウ サイズ 最大ビット レート 同時出力ストリーム数
ライブおよびオンデマンド コンテンツの一般的なWeb キャスティング Windows Media 320 × 240 350 kbps 1
ライブおよびオンデマンド コンテンツの一般的なWeb キャスティング MPEG-4/H.264 320 × 240 350 kbps 1
Cisco Digital Media Manager Live Event Module(ライブ イベントに対するスライド同期機能と併用) Windows Media 320 × 240 350 kbps 1


発注情報

シスコ製品の購入方法の詳細については、「購入案内」および表 4 を参照してください。

表 4 発注情報

製品名 製品番号
Cisco Digital Media Encoder 1000 DMS-DME-1000


サービスおよびサポート

シスコシステムズとそのパートナーが提供する幅広いエンドツーエンドのサービスおよびサポートは、お客様のネットワークの総所有コストを軽減し、ビジネス アジリティ(俊敏な対応力)を高め、ネットワークの可用性を高めることによって、ネットワークのビジネス上の利点と投資回収率を拡大するお手伝いをしています。これらのサービスおよびサポートは、Cisco Lifecycle Services と呼ばれるアプローチに基づいています。このアプローチでは、準備、計画、設計、導入、運用、および最適化というネットワークのライフサイクルにおける 6 つの段階を通じて、テクノロジーまたは複雑なネットワークに対応するために必要な作業を定義しています。

ネットワーク ライフサイクルの準備、計画、設計、および導入の各段階における Cisco Services for Cisco Digital Media System は、高い信頼性とパフォーマンスを備えた Cisco Digital Media System の効果的な導入をお手伝いします。その中には、具体的に次の項目が含まれます。

  • ユーザの機能に関する要件の確認
  • アーキテクチャの確認
  • ネットワークおよび運用に関する準備状態の評価
  • 設計および導入に関する詳細なスケジュールの作成
  • システム受領テストの計画の作成
  • 人員配置計画の作成
  • 導入、構成、および統合のサポート

運用段階における Cisco Services が、シスコ製品の効率的な運用と最新のシステム ソフトウェアの利用を保証します。Cisco SMARTnet® および SMARTnet Onsite サポートは、オンラインで技術支援を行う Cisco.com へのアクセス、Cisco Technical Assistance Center(TAC)へのアクセス、Cisco IOS® ソフトウェアの更新とアップグレード、障害発生時の代替ハードウェアの発送などのサービスを提供します。

Cisco Services for Cisco Digital Media System の詳細については、最寄りのシスコ代理店にお問い合わせください。Cisco SMARTnet および Cisco SMARTnet Onsite サポートの詳細については、次の URL を参照してください。http://www.cisco.com/web/JP/services/portfolio/tss/snt.html

関連情報

Cisco Digital Media Encoder 1000 の詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/dms/ を参照してください。

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