Cisco MDS 9000 インテリジェント ファブリック アプリケーション

イントロダクション

インテリジェント ファブリック アプリケーションとは、特定のデータをどれくらいの期間エンドユーザから利用可能にしておくべきか、どれだけ経過したら削除してもよいかなど、時間とともに変化するデータの価値を考慮に入れた集中化ストレージ機能を包括的に意味する用語です。


インテリジェント ファブリック アプリケーションは、保持期間の要件、アクセス ルール、およびビジネス ポリシーに応じてストレージにデータを割り当てる、ストレージの階層型アプローチに基づいています。ストレージ ネットワーキングへのこうしたアプローチを可能にしているインテリジェントな機能は、ストレージ プロビジョニング、データの移行と複製、バックアップと回復、ストレージの利用率、増加するストレージ コストなどに関連する企業の問題を解決します。


増加する一方のデータ量に限られた IT 予算で対応しなければならないため、多くの企業では SAN ベースのストレージを管理するためのコストと複雑性を軽減する必要性に迫られています。インテリジェント ファブリック アプリケーションをネットワークに組み込むための、新しい業界標準ベースのハードウェアおよびソフトウェアを備えるシスコの MDS SAN スイッチ ファミリが、この差し迫った企業の問題を解決します。Cisco MDS 9000 ストレージ サービス モジュール(SSM)は、モジュラ型の Cisco MDS 9000 シャーシ全モデルに利用可能なラインカードで、ネットワーク ホスト型ストレージ アプリケーション、ネットワーク支援型ストレージ アプリケーション、ネットワーク アクセラレーション ストレージ アプリケーションを可能にします。


SSM は SAN-OS 2.1 以降と連携し、FAIS ベースのストレージ アプリケーション、SANTap プロトコルを使用するアプライアンスベースのストレージ アプリケーション、およびネットワーク アクセラレーション サーバレス バックアップをサポートします。また SAN-OS-3.2 では、標準ベースのオープンなプラットフォームを提供することによって、ボリューム管理、ポイントインタイム コピー、データ複製、保管データの暗号化(Storage Media Encryption)、継続的なデータ保護、データ移行(Data Mobility Manager)、高速バックアップなど、インテリジェント ファブリック アプリケーションを可能にします。


シスコのソリューションは標準に準拠しているため、ほかのソリューションとの相互運用性が確保されています。したがってお客様は、自社のビジネスおよび IT 要件にとって最善のソリューションを選択することができ、同時にデータ管理に関するコストを削減できます。シスコには、多くの企業とのパートナーシップがあります。たとえば、ネットワーク ホストの仮想化については、EMC、IBM、Veritas などとのパートナーシップが利用できます。さらにシスコは、アプライアンスベースのストレージ アプリケーションに SANTap プロトコルを使用しているため、Alacritus、Cloverleaf、FalconStor、Kaysha、Topio、Xiotech といった企業との協力関係もあります。

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