Cisco 3900 シリーズ サービス統合型ルータ

Cisco 4/8 ポート ギガビット イーサネット拡張高速 WAN インターフェイス カード

データ シート





Cisco 4/8 ポート ギガビット イーサネット拡張高速 WAN インターフェイス カード



製品の概要


4/ 8 ポート Cisco® ギガビット イーサネット拡張高速 WAN インターフェイス カード(EHWIC)は、Cisco 3900、2900、および 1900 シリーズ Integrated Services Router(ISR; サービス統合型ルータ)に Gigabit Ethernet(GE; ギガビット イーサネット)スイッチ ポートを組み込むことで、企業の総所有コスト(TCO)削減に貢献します。中小企業(SMB)および大企業のブランチ オフィスにこのような低密度ギガビット イーサネット スイッチを導入すると、スイッチングとルーティングを 1 台のデバイスで賄えます(図 1)。

これらのスイッチと Cisco IOS® ソフトウェアの統合により、ネットワーク管理者は、シスコの管理ツールまたはルータのコマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して単一のデバイスを管理でき、LAN や WAN 上で必要な管理を行えます。このアプローチは、ネットワーク構成を簡素化し、メンテナンス契約のコストを削減し、スタッフ トレーニングの必要性を軽減します。また、ソフトウェアの選定が容易になり、ブランチ オフィスに一貫したユーザ エクスペリエンスが提供されます。さらに、これらの低密度ギガビット イーサネット スイッチング モジュールでは、業界をリードするシスコの電源イニシアティブの Cisco EnergyWise、Cisco Enhanced Power over Ethernet(ePoE)、および、ポート単位での Power over Ethernet(PoE)電源監視機能を使用できます。このため、ブランチ オフィスの機能をより高いパフォーマンスの要件に合わせて強化し、電力効率のよいネットワーク運用を目指す IT チームの環境に対する取り組みにも対応します。

4/8 ポート ギガビット イーサネット EHWIC は、オンボード ギガビット イーサネット ポートにラインレート レイヤ 2 スイッチングを供給します。4 ポート ギガビット イーサネット EHWIC は、4 個の 10/100/1000 スイッチ ポートを備え、オプションで 4 ポートすべてで PoE をサポートします。8 ポート ギガビット イーサネット EHWIC は、8 個の 10/100/1000 スイッチド ギガビット イーサネット ポートを備え、オプションで 8 ポートすべてで PoE をサポートします。

ギガビット イーサネット EHWIC の新機能には、ポートごとの 8 つの Quality of Service(QoS)キュー、Shaped Deficit Weighted Round Robin(SDWRR)、ダイナミック セキュア ポート、シャーシ内カスケーディング、1 ポートあたり最大 20 W の PoE、ポート単位での PoE 監視およびポリシングなどがあります。Multigigabit Fabric(MGF)は、モジュール間の直接通信に対応します。

図 1 4/8 ポート Cisco ギガビット イーサネット EHWIC

図 1 4/8 ポート Cisco ギガビット イーサネット EHWIC


データ/音声/ビデオ対応のセキュアなネットワーク接続


Cisco 1900、2900、または 3900 シリーズ ISR に装着されたギガビット イーサネット EHWIC は、完全に一体化したセキュアなネットワーキングと統合型の IP コミュニケーション ソリューションを提供します。統合型スイッチを含む単一プラットフォームから、IP 電話、ワイヤレス アクセス ポイント、IP ビデオ カメラをネットワークに接続し、IEEE 802.3af または Cisco ePoE を使用してデバイスに電力を供給できます。オプションの Cisco Unified Communications Manager Express を追加すると、ルータで IP 電話の呼処理を行うこともできます。ユーザがネットワークにアクセスしようとすると、ギガビット イーサネット EHWIC では IEEE 802.1x を使用してエンド デバイスのクレデンシャルを検証し、ユーザを適切な VLAN または Cisco TrustSec™ グループ内に配置します。エンドユーザのデータが LAN 外部に送出される場合、ルータがトラフィックを暗号化して複数の VPN 上に配置し、ブランチ オフィスと中央のサイト間の通信セキュリティを確立できます。

機能と利点


Cisco ギガビット イーサネット EHWIC は、パフォーマンスの向上、ポート単位のセキュリティ強化、簡単な設定を実現するとともに、モジュール内部のカスケーディングの機能を備え、必要に応じたポート追加の拡張性に対応します。

表 1 は、統合型スイッチング ソリューションを導入した場合のビジネス上の利点の一部を示しています。

表 1 Cisco ギガビット イーサネット EHWIC のビジネス上の利点

お客様のニーズ Cisco EHWIC での解決方法
総所有コスト(TCO)
  • 複数のサイトでも拡大可能なネットワーク インフラストラクチャ
  • ブランチ オフィスで複数デバイスの運用コストを削減
  • IT リソースを最適化
  • 統合型スイッチ ソリューションにより、運用コストを削減し、トラブルシューティングを簡素化して、ビジネスのスケーリングを実現します。
  • ベンダーが 1 社になることでサポート窓口が 1 つに集約され、複数ベンダー間での責任の押し付け合いの排除やトラブルシューティング時間の短縮が実現されます。
  • Cisco SMARTnet® サポートは、サービス統合型ルータと Cisco EtherSwitch デバイスの両方に対応します。
容易な管理
  • ネットワークおよびブランチ オフィスのルータ管理を簡素化
  • LAN と WAN のポリシーの管理および設定を一元化
  • 統合型スイッチを使用することで設定と管理を簡素化できます。
  • CiscoWorks LAN Management Solution(LMS)、リモート モニタリング(RMON1 および RMON2)、および標準ベース MIB のサポートにより、設定、詳細なレポーティング、およびトラブルシューティングの機能を提供します。
    • Simple Network Management Protocol Version 1、2、および 3(SNMPv1,v2、v3; 簡易ネットワーク管理プロトコル バージョン 1、2、3)は包括的なインバンド管理機能を提供し、CLI 管理コンソールは詳細なアウトオブバンド管理機能を提供します。
  • 管理インターフェイスは、シスコとサードパーティの管理システムを統合するために、標準の SNMP または Secure Sockets Layer(SSL)を使用します。
グリーン IT
  • Cisco EnergyWise テクノロジー
  • Cisco EtherSwitch デバイスおよびルータに 1 つの電源
  • Cisco EnergyWise テクノロジーにより、Cisco EtherSwitch デバイスで PoE のオフピーク時の使用を自動的に削減できます。
  • スタンドアロンのスイッチに比べて消費電力を 1/2 〜 1/8 に削減できます。
  • 追加ラックや電源のスペースが不要なため、ラックおよびスタック数が減り、冷却の負荷も軽減します。


Cisco EnergyWise テクノロジー


Cisco EnergyWise テクノロジーは、Cisco 1900、2900、および 3900 シリーズ ISR に追加された画期的なアーキテクチャです。ネットワーク インフラストラクチャ全体の電力消費を削減することによって、全社的な持続可能性を推進します。このネットワークが Cisco EnergyWise テクノロジーによって、あらゆるデバイスの電力消費の情報を収集、管理、および削減する電源コントロール プレーンのプラットフォームとして機能拡張され、その結果、全社で最適化された電力を供給し、電力料金を削減することができます。

きわめてインテリジェントなネットワークベースのアプローチにより、ネットワーク デバイスとエンドポイント間の電力消費量を測定および制御するメッセージを伝達します。ネットワークを利用することによって、Cisco EnergyWise で管理可能なネットワーク上のデバイスを検出し、それらの電力消費量を監視し、ビジネス ルールに従って消費電力を最適化する処理を実施します。このテクノロジーではドメインネーミング システムを採用し、多くのデバイス セットの情報を照会してまとめます。これによって、従来のネットワーク管理機能に比べてシンプルになります。このテクノロジーの管理インターフェイスでは、SNMP または SSL によりネットワークをユニファイド ファブリックとして使用し、設備およびネットワーク管理アプリケーションでエンドポイントが相互に通信できます。

Enhanced Power over Ethernet


PoE が導入されてから 10 年以上経ちますが、この技術はいまだに進歩を続けています。新たに開発されるアプリケーションでは、必要とされる電力が増加し続けています。Cisco EHWIC は、Cisco 1900、2900、および 3900 シリーズ ルータの増強された電源容量を利用します。表 9 は、プラットフォーム別の PoE の総出力電力を示しています。ISR シリーズにおける PoE の使用可能電力は 80 〜 1,014 W の範囲の値になります(モデルによって異なります)。Cisco Enhanced EHWIC は、IEEE 802.1af(15.4 W)だけではなく、Cisco ePoE(20 W)もサポートします。

さらに、PoE には次のような機能があります。

  • ポート単位の消費電力コントロールにより、個々のポートに最大電力設定を指定できます。
  • ポート単位の PoE 電力検知により、実際の消費電力を計測し、受電装置をよりインテリジェントに制御できます。
  • Cisco PoE MIB により、電力使用状況を予防的に確認でき、異なる電力レベルのしきい値を設定できます。
  • Cisco Discovery Protocol Version 2 により、Cisco EHWIC では、IP 電話やアクセス ポイントなどのシスコの受電装置への接続時に、IEEE での区分よりも詳細な電力設定をネゴシエーションできます。

Multigigabit Fabric


EHWIC スイッチは MGF へのギガビット接続が可能であり、システムに透過的に統合されます。MGF で接続すると、EHWIC スイッチは CPU を経由せずに、MGF 対応のシステム内の他のモジュールと直接通信を行うことができます。そのため、パケットのレイヤ 2 スイッチングは各 EHWIC スイッチ内部で行うか、システムに複数台の MGF 対応モジュールが存在する場合は、MGF を介して行うことになります。ルータの CPU は、このオペレーションには関与しません(図 2)。

図 2 CPU を経由しない、モジュール間での直接接続


用途


中堅・中小企業のブランチ オフィス

Cisco ギガビット イーサネット EHWIC を中小企業のブランチ オフィスに導入するというシナリオでは、ルーティングとスイッチングの機能を 1 台のデバイスに柔軟に統合することができます。このシナリオでは、クライアント デスクトップ、サーバ、IP 電話、ワイヤレス アクセス ポイント、ビデオの各デバイスなど、個々のネットワーク リソース間の高速接続を 1 台のデバイスから確立するとともに、同時にルータを介してレイヤ 3 で WAN 接続することができます(図 3)。

図 3 SMB で一般的なデータ、音声、ビデオ、ワイヤレス アクセス ポイントを統合した展開

図 3 SMB で一般的なデータ、音声、ビデオ、ワイヤレス アクセス ポイントを統合した展開


ユニファイド コミュニケーション環境で展開した場合、4/8 ポート Cisco ギガビット イーサネット EHWIC は、アナログまたはデジタル Time-Division Multiplexing(TDM; 時分割多重)音声ゲートウェイ モジュール、および Cisco Unified Communications Manager Express IP テレフォニー、Cisco Survivable Remote Site Telephony(SRST)、または Cisco Unified Border Element の各ソリューションと透過的に相互運用します。

Cisco ギガビット イーサネット EHWIC とオプションの PoE を使用すると、IP 電話に電力を供給し、IP 電話を検出することができます。また、Cisco ギガビット イーサネット EHWIC は、IP 電話に対して個別の VLAN 設定をサポートします。補助 VLAN 機能では、ネットワーク管理者は、データと音声のインフラストラクチャが物理的に同じであっても、電話を個別の論理ネットワークにセグメント化できます。電話の検出機能により 4/8 ポート Cisco ギガビット イーサネット EHWIC は IP 電話の存在を自動的に検出し、電力を供給します。

機能と利点


表 2 は、4/8 ポート Cisco ギガビット イーサネット EHWIC のアーキテクチャ、機能、および利点の概要を示しています。表 3 は、新しい EHWIC の他の利点を示しています。表 4 は、プラットフォーム別の最大 VLAN 数を示しています。

表 2 4/8 ポート Cisco ギガビット イーサネット EHWIC のアーキテクチャ、機能、および利点

機能 利点
10/100/1000BASE-TX ポート 4 個または 8 個
  • 各ポートでレイヤ 2 トラフィックをラインレート転送します。
自動検知、自動ネゴシエーション、および Automatic Media-Dependant Interface Crossed Over(Auto-MDIX; 自動メディア依存インターフェイス クロスオーバー)
  • 自動検知により接続デバイスの速度を検出し、ポートを 10Mbps、100Mbps、または 1,000Mbps に自動設定できます。
  • 自動ネゴシエーションにより半二重または全二重方式の転送モードを自動的に選択して、EHWIC のすべてのポートの帯域幅を最適化できます。
  • Auto-MDIX により接続デバイスとスイッチ ポート間のケーブルの種類がストレート型か クロスオーバーかを自動的に検出できます。
統合型スイッチング
  • リモートや小規模なブランチ オフィスでの管理対象を削減します。
イントラシャーシ スタッキングまたはカスケーディング
  • EHWIC スイッチ モジュールをグループ化する(カスケードする)ことができます。カスケードは、内蔵 MGF を搭載するすべてのシスコの第 2 世代サービス統合型ルータ(ISR G2)プラットフォームで行うことができます。
  • MGF で複数の EHWIC スイッチをカスケードすると、1 台のスイッチのように動作します。
  • パケットのレイヤ 2 スイッチングは各 EHWIC スイッチ内部で行うか、システムで複数台の EHWIC スイッチ モジュールが 1 台の統合スイッチとして動作している場合は、MGF を介して行うことができます。ルータの CPU は、このオペレーションには関与しません。
IEEE 802.1p QoS(トラフィックの優先順位付け)
  • IEEE 802.1P Class of Service(CoS; サービス クラス)とポートベースの優先順位付けに基づく QoS をサポートし、ポート単位でタグ付きパケットの CoS 設定を変更できます。
  • 各ポートには QoS キューが 8 個あります。デフォルトでは、ストリクト プライオリティが適用されます。ルータは SDWRR をサポートし、各キューに重みを設定できます。
802.1Q トランキング
  • 業界標準のVLAN タギングを提供しているのでし、トランクをサードパーティ製デバイスにも設定できます。
802.1D スパニング ツリー プロトコル
  • この業界標準のリンク レイヤ ネットワーク プロトコルにより、あらゆるベンダー製のレイヤ 2 デバイス間のループフリー トポロジを確実に実現できます。IEEE 802.1D スパニング ツリー プロトコルは、デフォルトで有効になっています。
Voice VLAN(VVLAN)
  • VVLAN によりシスコの IP 電話で音声とデータをそれぞれ個別の VLAN に配置できます。EHWIC スイッチ ポートは、同じポートで音声 VLAN とデータ VLAN をサポートするように手動でトランク ポートとして設定します。このようにすると、スイッチは Cisco Discovery Protocol を使用してシスコの IP 電話をダイナミックに設定します。
IEEE 802.1x 認証
  • このクライアントサーバ ベースのアクセス コントロールおよび認証プロトコルは、公衆アクセスが可能なポートから未認証デバイスが LAN に接続できないように制限します。
PoE(オプション)
  • Cisco Gigabit Ethernet テクノロジーに適切な PoE モジュールと内部電源を使用して、シスコの IP 電話とワイヤレス アクセス ポイントに電力を供給できます。IEEE 802.3af と enhanced PoE(ePoE)の両方がサポートされます。
IP マルチキャスト管理サポート
  • ルータは、管理サポートのためにハードウェアで Internet Group Management Protocol(IGMP; インターネット グループ管理プロトコル)スヌーピングを実現します。
SNMP 管理
  • SNMP により、MIB ブラウザから MIB を管理できます。
Cisco IOS ソフトウェア CLI
  • Cisco IOS ソフトウェア CLI から設定を行い、すべてのルータ機能に共通のユーザ インターフェイスを提供します。
CiscoWorks サポート
  • CiscoWorks ネットワーク管理ソフトウェアによりポート単位およびスイッチ単位の管理が可能になり、シスコのルータ、スイッチ、およびハブに対する共通の管理インターフェイスが提供されます。
  • SNMPv1、v2、および v3(非暗号化) と Telnet インターフェイスのサポートは包括的なインバンド管理を実現し、CLI 管理コンソールは詳細なアウトオブバンド管理を実現します。
  • Cisco Discovery Protocol バージョン 1 および 2 により CiscoWorks ネットワーク管理ステーションはネットワーク トポロジのスイッチを自動的に検出できます。
  • サポートは CiscoWorks LAN Management Solution によって提供されます。
Cisco Discovery Protocol バージョン 1 および 2
  • このプロトコルにより、CiscoWorks ネットワーク管理ステーションがネットワーク トポロジのスイッチを自動的に検出できます。
VLAN トランキング プロトコル(VTP)(クライアント、サーバ、透過モード)
  • Cisco VTP により、シスコのスイッチ間でダイナミック VLAN の設定がサポートされます。
Cisco Configuration Professional ベースの設定およびデバイス管理
  • Web ベース GUI でスイッチの初期設定が簡単になり、複雑なターミナル エミュレーション プログラムや CLI の知識が不要になります。
  • Cisco Discovery Protocol は、高いスキルを持たない人でもすばやく簡単にスイッチを設定できるようにすることで、導入コストを削減します。
ステータス インジケータ LED
  • 各ポートにある 2 個の LED により、スイッチ ポート ステータスと PoE ステータスを確認できます。


表 3 Cisco ギガビット イーサネット EHWIC の機能

機能 EHWIC スイッチ 新機能
10/100/1000BASE-TX
IEEE 02.1Q トランキング  
IEEE 802.1D スパニング ツリー  
スタティックおよびダイナミック MAC アドレス ラーニング  
IEEE 802.1x のポートベース認証およびマルチサプリカント  
IEEE 802.3af(15.4 W)  
ePoE(20 W)    
IEEE 802.1p  
IEEE 802.1u(ゲスト VLAN)  
IEEE 803.1s Multiple Spanning Tree(MST; 多重スパニング ツリー) 非対応  
IEEE 803.1w Rapid Spanning Tree Protocol(RSTP; 高速スパニング ツリー プロトコル) 非対応  
IGMP スヌーピング  
補助 VLAN  
音声 VLAN    
VLAN 最大サポート数(プラットフォームによって異なります) 16 〜 64
VLAN ID の最大数 4,095  
SDWRR および固定スケジューリング
1 ポートあたりの QoS キュー数:8
802.1q タグ付きパケット対応 IEEE 802.1p  
タグなしパケットでのポートベース プライオリティ設定  
プライオリティの上書き  
スイッチド ポート アナライザ(SPAN)  
複数 EHWIC 間での SPAN
スパニング ツリー プロトコルのインスタンス数 VLAN あたり 1(最大 64)  
ポート単位のストーム制御  
Media Access Control(MAC; メディア アクセス制御)の通知  
ダイナミック セキュア ポート
セキュア ポート フィルタリング(ポート セキュリティ)  
イントラシャーシ カスケーディング(EHWIC カード間で外部リンクなし)
セキュア MAC アドレス数:最大 100  
プライベート VLAN エッジ(保護ポート)  
保護ポート(複数の EHWIC 間)
ブリッジ プロトコル データ ユニット(BPDU)ガード  
PortFast  
ジャンボ フレーム  
VTP(クライアント、サーバ、透過モード)  
Per VLAN Spanning Tree(PVST)  
Cisco EnergyWise テクノロジー  
ポート単位での電源監視とポリシング
VLAN インターフェイスでの Hot Standby Router Protocol(HSRP; ホット スタンバイ ルータ プロトコル)、Virtual Router Redundancy Protocol(VRRP; 仮想ルータ冗長プロトコル)、Gateway Load Balancing Protocol(GLBP; ゲートウェイ ロード バランシング プロトコル)  
MGF の統合  
CiscoWorks LAN Management Solution(LMS)  
RMON サポート  
Auto-MDIX  
Cisco EtherChannel テクノロジー 非対応  


表 4 プラットフォーム別の最大サポート VLAN 数

プラットフォーム VLAN の最大数
Cisco 1900 シリーズ サービス統合型ルータ 16
Cisco 2901 サービス統合型ルータ 16
Cisco 2911 サービス統合型ルータ 32
Cisco 2921、2951、および 3925 サービス統合型ルータ 48
Cisco 3945 サービス統合型ルータ 64
Cisco 3925E および 3945E サービス統合型ルータ 64


表 5 は、Cisco ISR G2 ルータの PoE 電源オプションを示しています。

表 5 Cisco ISR G2 PoE 電源の製品番号

製品番号 説明
PWR-1900-POE= Cisco 1921 POE 電源
PWR-1941-POE= Cisco 1941 POE 電源
PWR-2901-POE= Cisco 2901 POE 電源
PWR-2911-POE= Cisco 2911 POE 電源
PWR-2921-51-POE= Cisco 2921 および 2951 POE 電源
PWR-3900-POE= Cisco 3900 POE 電源


対応プラットフォーム


表 6 は、新しい 4/8 ポート Cisco ギガビット イーサネット EHWIC をサポートするプラットフォームを示しています。

表 6 プラットフォーム別 4/8 ポート Cisco ギガビット イーサネット EHWIC の最大サポート数

Cisco 1921 Cisco 1941
および 1941W
Cisco 2901 Cisco 2911 Cisco 2921 Cisco 2951 Cisco 3925 Cisco 3925E Cisco 3945 Cisco 3945E
4 ポート PoE なし 1 2 2 4 4 4 4 3 4 3
4 ポート PoE あり 1 2 2 4 4 4 4 3 4 3
8 ポート PoE なし 1 1 1 2 2 2 2 1 2 1
8 ポート PoE あり 1 1 1 2 2 2 2 1 2 1
PoE なしポートの最大数 8 8 16 16 16 16 16 12 16 12
通常モード時に 15.4 W で実行中の PoE ポート最大数 7 7 16 16 16 16 16 12 16 12
ブースト モード時に 20 W で実行中のポート最大数 6 6 12 12 12 12 12 10 12 10


まとめ


企業が運用コストを下げ、ネットワーク アプリケーションを活用して従業員の生産性を高めるために、より高速な統合型ブランチ オフィス ソリューションが必要とされています。

Cisco EtherSwitch 10/100/1000 EHWIC は、前世代の HWIC ベース スイッチよりも高いパフォーマンスと ePoE 機能を実現します。他にもデータおよび IP コミュニケーション両方に対する高度なレイヤ 2 スイッチング、容易な拡張性、およびブランチ オフィス ルータ管理の簡素化の利点があります。

仕様


表 7 は、4/8 ポート Cisco ギガビット イーサネット EHWIC の技術仕様を示しています。

表 7 4/8 ポート Cisco ギガビット イーサネット EHWIC の仕様(EHWIC-4ESG、EHWIC-4ESG-P、EHWIC-D8ESG、EHWIC-D-8ESG-P)

項目 仕様
フォーム ファクタ
  • EHWIC-4ESG:シングル幅 EHWIC フォーム ファクタ
  • EHWIC-D-8ESG:倍幅 EHWIC フォーム ファクタ
寸法(高さ×幅×奥行)
  • EHWIC-4ESG および 4ESG-P:2.1 x 7.9 x 12.2 cm (0.8 x 3.1 x 4.8 インチ)
  • EHWIC-D-8ESG および 8ESG-P:2.1 x 18.8 x 12.2 cm (0.8 x 6.2 x 4.8 インチ)
重量
  • EHWIC-4ESG:79g(0.17 ポンド)
  • EHWIC-4ESG-P:108g(0.24 ポンド)
  • EHWIC-D-8ESG:149g(0.33 ポンド)
  • EHWIC-D-8ESG-P:196g(0.43 ポンド)
規格
IEEE プロトコル
  • ギガビット イーサネット:IEEE 802.3、10BASE-T
  • ギガビット イーサネット:IEEE 802.3u、100BASE-TX、1000BASE-TX
  • IEEE 802.1d スパニング ツリー プロトコル
  • IEEE 802.1p CoS(トラフィックの優先順位付け)
  • IEEE 802.1Q VLAN
  • IEEE 802.1x セキュリティ
  • IEEE 802.3af Power over Gigabit Ethernet 標準
RFC RFC 2284、PPP Extensible Authentication Protocol(EAP; 拡張認証プロトコル)
MIB
  • RFC 1213
  • IF MIB
  • RFC 2037 ENTITY MIB
  • CISCO-CDP-MIB
  • CISCO-IMAGE-MIB
  • CISCO-FLASH-MIB
  • OLD-CISCO-CHASSIS-MIB
  • CISCO-VTP-MIB
  • CISCO-HSRP-MIB
  • OLD-CISCO-TS-MIB
  • CISCO-ENTITY-ASSET-MIB
  • CISCO-ENTITY-FRU-CONTROL-MIB
  • BRIDGE MIB(RFC 1493)
  • CISCO-VLAN-MEMBERSHIP-MIB
  • CISCO-VLAN-IFINDEX-RELATIONSHIP-MIB
  • RMON1-MIB
  • PIM-MIB
  • CISCO-STP-EXTENSIONS-MIB
  • OSPF MIB(RFC 1253)
  • IPMROUTE-MIB
  • CISCO-MEMORY-POOL-MIB
  • ETHER-LIKE-MIB(RFC 1643)
  • CISCO-ENTITY-FRU-CONTROL-MIB.my
  • CISCO-RTTMON-MIB
  • CISCO-PROCESS-MIB
  • CISCO-COPS-CLIENT-MIB
プラットフォーム別のサポートされる MIB と Cisco IOS ソフトウェア リリースのリストや MIB モジュールをダウンロードするには、Cisco.com の Cisco MIB Web サイトをご覧ください。
http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml [英語]
管理性
  • SNMP と Telnet インターフェイスのサポートは包括的なインバンド管理を実現し、CLI 管理コンソールは詳細なアウトオブバンド管理を実現します。
  • 組み込み RMON ソフトウェア エージェントにより 4 つの RMON グループ(history、statistics、alarms、events)をサポートし、トラフィックの管理、監視、および分析を強化します。
  • SPAN ポートは、1 つ以上のポートのトラフィックを別のポートにミラーリングし、RMON プローブやネットワーク アナライザを使用して、8 つすべての RMON グループを監視できます。
  • Trivial File Transfer Protocol(TFTP; 簡易ファイル転送プロトコル を使用して中央ロケーションからダウンロードすることにより、ソフトウェア アップグレードの管理コストを削減できます。
  • 各ポートにある 2 個の LED により、ポート リンクと PoE ステータスを簡単に確認できます。
  • クラッシュ情報のサポートによりスイッチでクラッシュ ファイルを生成してトラブルシューティングを向上させることができます。
  • インターフェイスの表示機能は、すべてのインターフェイスの設定機能に関する情報を提供します。
コネクタおよびケーブル
  • 10BASE-T ポート:RJ-45 コネクタ、2 ペア カテゴリ 3、4、または 5 シールドなしツイストペア(UTP)ケーブル
  • 100BASE-TX ポート:RJ-45 コネクタ、2 ペア カテゴリ 5 UTP ケーブル
  • 1000BASE-TX ポート:RJ-45 コネクタ、2 ペア カテゴリ 5e およびカテゴリ 6 UTP ケーブル
LED インジケータ
  • リンク ステータス LED:各ポートがリンク ステータスを示す LED を 1 個装備
  • PoE LED:各ポートが PoE ステータスを示す LED を 1 個装備
電力要件
内部電源 オプションの PoE システム電源は、すべての Cisco 2900 および 3900 シリーズ ルータに使用できます。
外部冗長電源:Cisco Redundant Power System 2300(RPS2300) Cisco 2911 〜 2951、および Cisco 3900 シリーズ ルータにオプションで使用できます。
内部冗長電源 Cisco 3925、3925E、3945、3945E ルータにのみ使用できます。
DC 電源サポート
  • DC システム入力電源は、Cisco 2911、2921、2951、3925、3925E、3945、および 3945E ルータに使用できます。
  • PoE オプションは DC システム入力電源で使用できません。
  • ソフトウェア サポート Cisco 1900、2900、および 3900 シリーズ ルータに最低限必要な Cisco IOS ソフトウェア リリース 15.1(2)T:ユニバーサル イメージの IP Base ライセンス
    環境仕様
    動作温度 0 〜 40 °C(32 〜 104 °F)
    動作湿度 10 〜 90%、結露しないこと
    非動作温度 -20 〜 65 °C(-4 〜 149 °F)
    動作高度 4,570 m(15,000 フィート)
    適合認定、安全性、および EMC Cisco 1941、2900、または 3900 シリーズ ルータに取り付けられた Cisco ギガビット イーサネット EHWIC は、ルータ自体の規格(適合認定、安全性、および EMC)を満たします。詳細については、Cisco 1921 および 1941 ルータ、Cisco 2900 および 3900 シリーズ ルータのデータ シートを参照してください。


    Cisco ISR G2 PoE の動作モード


    表 8 は、Cisco ISR G2 ルータの動作モードを示しています。表 9 は、ルータの出力電力を示しています。

    表 8 動作モードの説明

    モード 説明
    通常 PoE 電源 1 台
    冗長 2 台の PoE 内部電源(Cisco 3925 および 3945)を使用。または、1 台の PoE 電源と外部の Cisco RPS 2300(Cisco 2911、2921、および 2951)で、1 台をアクティブ、もう 1 台をスタンバイで使用。
    ブースト モード 2 台の PoE 内部電源(Cisco 3925 および 3945)を使用。または、1 台の PoE 電源と Cisco RPS 2300(Cisco 2900)外部電源の両方をアクティブな PoE 電源として使用。


    表 9 サービス統合型ルータの出力電力

    Cisco 3945E Cisco 3925E Cisco 2951 Cisco 2921 Cisco 2911 Cisco 2901 Cisco 1941 Cisco 1921
    POE 電源 1 台を使用した通常の PoE(W) 520 520 370 280 200 140 110 80
    通常モード時に 15.4 W で実行中のポート最大数 33 33 24 18 12 8 6 5
    通常モード時に 20 W で実行中のポート最大数 16 16 18 16 10 7 5 4
    ブースト モード時の POE デュアル電源の最大電力(W) 1,040 1,040 750 750 750 - - -
    ブースト モード時に 15.4 W で実行中のポート最大数 65 65 48 48 48 - - -
    ブースト モード時に 20 W で実行中のポート最大数 50 50 37 37 37 - - -


    発注情報


    シスコ製品の購入方法については、「購入案内」 および表 10 を参照してください。

    シスコのサービス統合型ルータの詳細については、次を参照してください。

    表 10 4/8 ポート Cisco ギガビット イーサネット EHWIC の発注情報

    製品番号 製品の説明
    EHWIC-4ESG 4 ポート 10/100/1000 拡張高速 WAN インターフェイス ギガビット イーサネット スイッチ
    EHWIC-4ESG= 4 ポート 10/100/1000 拡張高速 WAN インターフェイス ギガビット イーサネット スイッチのスペア
    EHWIC-4ESG-P 4 ポート 10/100/1000 拡張高速 WAN インターフェイス ギガビット イーサネット スイッチ(Power over Ethernet 付き)
    EHWIC-4ESG-P= 4 ポート 10/100/1000 拡張高速 WAN インターフェイス ギガビット イーサネット スイッチ(Power over Ethernet 付き)のスペア
    EHWIC-D-8ESG 8 ポート 10/100/1000 拡張高速 WAN インターフェイス ギガビット イーサネット スイッチ
    EHWIC-D-8ESG= 8 ポート 10/100/1000 拡張高速 WAN インターフェイス ギガビット イーサネット スイッチのスペア
    EHWIC-D-8ESG-P 8 ポート 10/100/1000 拡張高速 WAN インターフェイス ギガビット イーサネット スイッチ(Power over Ethernet 付き)
    EHWIC-D-8ESG-P= 8 ポート 10/100/1000 拡張高速 WAN インターフェイス ギガビット イーサネット スイッチ(Power over Ethernet 付き)のスペア


    Cisco IOS ソフトウェアのサポート


    Cisco ギガビット イーサネット EHWIC は、IP Base 以降のイメージでサポートされます。Cisco IOS ソフトウェアのテクノロジーや機能のライセンスは必要ありません。表 11 は、Cisco IOS ソフトウェアの最小要件を示しています。

    表 11 最低限必要な Cisco IOS ソフトウェア リリース

    サービス統合型ルータ 最低限必要な Cisco IOS ソフトウェア リリース
    Cisco 1921 15.1(2)T:ユニバーサル イメージの IP Base ライセンス
    Cisco 1941 および 1941W 15.1(2)T:ユニバーサル イメージの IP Base ライセンス
    Cisco 2900 シリーズ 15.1(2)T:ユニバーサル イメージの IP Base ライセンス
    Cisco 3900 シリーズ 15.1(2)T:ユニバーサル イメージの IP Base ライセンス


    サービスおよびサポート


    最先端のテクノロジーによって最先端のサポートを提供します。シスコは、お客様がそのネットワーク サービスを最大限に活用できるよう、各種サービス プログラムを用意しています。これらのサービスは、スタッフ、プロセス、ツールをそれぞれに組み合わせて提供され、お客様から高い評価を受けています。ネットワークへの投資を無駄にすることなく、ネットワーク運用を最適化し、ネットワーク インテリジェンスの強化や事業の拡張を進めていただくために、シスコのサービスを是非お役立てください。

    Cisco SMARTnet テクニカル サポートは、1 回契約または年間契約ベースでご利用いただけます。サポート オプションは、ヘルプ デスクから予防的なオンサイト コンサルティングまで多岐に渡ります。

    すべてのサポート契約には次の内容が含まれます。

    • Cisco IOS ソフトウェアのプロトコル、セキュリティ、帯域、および機能の改善に関する主要な更新
    • Cisco.com のテクニカル ライブラリにおける技術サポート、電子商取引、および製品情報に対するフル アクセス権限
    • 業界最大規模の専門テクニカル サポート スタッフによる 24 時間サポートへのアクセス

    シスコ サービスの詳細については、シスコ テクニカル サポート サービスまたは シスコ アドバンスド サービスを参照してください。

    シスコとパートナーによるブランチ向けサービス


    シスコおよび認定パートナーが提供するサービスは、ブランチ オフィスのエクスペリエンスを変革し、ボーダレス ネットワークによってビジネスの刷新および成長を加速させます。シスコおよびパートナーにより、複製可能で最適化されたわかりやすいブランチ オフィス ネットワークの構築に向けて、さまざまなテクノロジーに関する幅広い専門知識を提供します。計画および設計によってテクノロジーとビジネス目標との整合性を図ることによって、展開の正確性、速度、および効率性を向上することができます。テクニカル サービスは、運用効率、費用の節約、およびリスクの緩和に貢献します。また最適化サービスは、パフォーマンスの向上に継続的に努めるとともに、お客様が新しいテクノロジーを使用して成功を収められるよう設計されています。詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/services/ を参照してください。

    関連情報


    シスコの第 2 世代サービス統合型ルータの詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/isr/ を参照してください。

    または、最寄りのシスコ代理店にお問い合わせください。

    シスコ製品についての情報は、下記にお問い合わせください。

    • 米国およびカナダ:(800)553-NETS(6387)
    • ヨーロッパ:32 2 778 4242
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