Cisco Unified Communications Manager

Cisco Unified Communications Manager 6.1

データシート





Cisco Unified Communications Manager 6.1



製品概要

シスコ ユニファイド コミュニケーション ソリューションは、固定ネットワークとモバイル ネットワークにおける音声、ビデオ、データ、およびモバイルなどのアプリケーション統合を可能にし、企業や政府機関といった組織の業務環境でのメディア リッチなコラボレーションを実現します。これらのアプリケーションはネットワークをプラットフォームとして使用し、意思決定とトランザクションの所要時間を短縮することで、優位性を高めることができます。ネットワークのセキュリティ、復元力、およびスケーラビリティにより、あらゆるワークスペースのユーザが、あらゆるメディア、デバイス、オペレーティング システムを使用して、場所や時間を問わず、簡単に接続できるようになります。シスコ ユニファイド コミュニケーションは、ネットワーク インフラストラクチャ、セキュリティ、ワイヤレス、管理アプリケーション、ライフサイクル サービス、柔軟な導入と管理オプションのアウトソーシング、およびサードパーティのアプリケーションを含む総合ソリューションの一部です。

Cisco Unified Communications Manager(以前の Cisco Unified CallManager)は、シスコ ユニファイド コミュニケーション システムの強力な呼処理コンポーネントです。拡張性が高く分散可能な、アベイラビリティの高いエンタープライズ IP テレフォニー呼処理ソリューションです。顧客のニーズは絶えず進化しているため、Cisco Unified Communications Manager はそのニーズに対応するために進化しています。コラボレーションとリソースへのアクセスを強化することにより、Cisco Unified Communications Manager のバージョン 6.1 には、大企業だけでなく比較的小規模の企業にもメリットがある機能が搭載されています。

Cisco Unified Communications Manager 6.1 の新機能

Cisco Unified Communications Manager バージョン 6.1 は、新機能のセットにより、前のバージョンで導入された技術革新を強化しています。この新機能により、企業が Cisco Unified Communications Manager に期待するようになったコスト削減、生産性、およびプロセス変革などのメリットを実現する、ハイエンドな呼処理が実現されます。

アクセスの高速化、コラボレーションの向上

Cisco Unified Communications Manager 6.1 には、コラボレーションを向上させ、従業員へのアクセスを改善する 2 つの新機能が導入されています。第 1 の機能は複数のコールまたは会議を接続するための Join Across Lines 機能で、第 2 の機能は認証済みユーザがキーを 1 回押すだけで追加の参加者として会議に参加できるようにする Single Button Barge 機能です。

Join Across Lines

Join Across Lines 機能が有効になっていると、ユーザは、電話機に表示される複数の回線上の会議に参加できます。この機能を使用すると、役員などのユーザは、異なるグループの会話にすばやく参加できます。

この機能をさらに推し進めたのが「参加保留」モードです。このモードは、参加可能な進行中の会議が 1 つのみである場合は、ソフトキーを使用して開始します。参加保留モードでは、プライマリ ユーザは他のコールへの参加を求められ、追加のコールが着信するかダイヤル アウトしたときに参加プロセスを完了することができます。

Join Across Lines 機能を使用すると、会議の連結も可能です。すでに 2 つ以上のコールで会議が行われているとき、ユーザは電話機に表示される会議コールを連結できます。

Single Button Barge

Single Button Barge 機能が有効なとき、エンド ユーザは 1 つの回線キーを押すだけで、進行中の会議に参加できます。回線に複数の会議が接続されている場合、認証済みユーザは電話機の画面で同時に会議を確認して、どの会議に参加するかを決定できます。

既存の機能のパフォーマンス強化

Cisco Unified Communications Manager のリリース 6.1 は、インフラストラクチャ側で以下のパフォーマンス強化も実現しています。これらにより、能率的でコスト効率に優れたコミュニケーション インフラストラクチャを企業に提供する、より堅牢なプラットフォームが可能になっています。

  • 音声ゲートウェイのコールバック サポート:Cisco Unified Communications Manager は、長期にわたって自動コールバックをサポートしてきました。自動コールバックでは、たとえば、発信者 A が受信者 B を呼び出し、B が別のコールに応答中であるとわかった場合、B が応答可能になるとコールバック機能をアクティブ化して自動的に接続します。このコールバック機能が、Cisco IP フォンに加えてアナログ電話でも使用できるようになりました。コールバックがアクティブ化されたときに発信者 A が別の回線で応答中であるという状況を回避するために、コールバック機能は、発信者 A がコールバックを受け取ることができるようになるまでコール開始を抑えるようになりました。
  • Session Initiation Protocol(SIP)トランク デバイス識別:Cisco Unified Communications Manager 6.1 では、SIP トランク上のデバイス識別の改良により、Call Admission Control(CAC; コール アドミッション制御)、メディア リソース選択、コール ルーティング、およびコーデック選択が進化しています。IP アドレスとシグナリング ポートに依存することをやめ、SIP プロキシがシグナリング パスに挿入されている場合であっても SIP トランク上のデバイスを適切に識別できるようになりました。早期検出により、帯域幅とネットワーク リソースをより適切に使用することができます。

ローカライズとセキュリティの強化

Cisco Unified Communications Manager 6.1 と Cisco Unified IP Phone 7911G、7941G、7961G、7970G、7971G の各モデルで、タイ語とトルコ語のローカライズがサポートされるようになりました。

セキュリティ上の脅威を監視および管理するために、Cisco Unified Communications Manager 6.1 では新しいバージョンの Cisco Security Agent 5.2 が利用できます。Cisco Security Agent ソフトウェアは、サーバ、デスクトップ、および Point-of-Service(POS)コンピューティング システムを脅威から保護します。このセキュリティ ソフトウェアは、従来のエンドポイント セキュリティ ソリューションにない高度な機能として、特定の標的を狙った攻撃、スパイウェア、ルートキット、および Day-Zero 攻撃に対する業界最先端の保護機能を備えています。

機能と利点

Cisco Unified Communications Manager 6.1 は 6.0 を基盤としているので、引き続き次の機能をサポートします。

中堅企業に適した、強力な呼処理およびメッセージングへのシンプルなアクセス

中堅企業は、1 台の Cisco Media Convergence Server で Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unity® Connection を実行できるというメリットを得られます。このコンパクトなソリューションは、強力な呼制御および音声メッセージングの要件に対して 1 台のサーバを提供することにより、複雑性と管理を軽減します。150 〜 500 人のユーザをサポートする必要がある企業を対象としたこのソリューションは、簡単に使えるように設計され、使いやすい設定ツールを搭載しています。特に、シスコ ユニファイド コミュニケーションのチャネル パートナーは、新しいインポート/エクスポート ツールを利用することができます。これらは、定型的な設定を作成して複製することができるので、インストール時間を短縮できます。

モビリティ機能

モバイル ワーカーを抱える企業向けに、Cisco Unified Communications Manager 6.1 は Cisco Unified Mobility をサポートします。以前にバージョン 6 で導入された 2 つの主な機能は、Cisco Unified Communications Manager ソフトウェアへの Cisco Mobile Connect 機能の統合、およびデュアルモード デバイスのサポートです。Cisco Mobile Connect の機能が Cisco Unified Communications Manager ソフトウェアのネイティブな機能になったため、Cisco Mobile Connect アプリケーションを別途購入する必要がなくなり、追加のサーバも必要なくなりました。

統合された Cisco Unified Mobility の機能を使用すると、企業は呼処理テクノロジーへの投資を活用して、モバイル ワーカーと非モバイル ワーカーの両方に対して、生産性の点でメリットのあるホストを提供できます。従業員のいる場所に関係なく、タスクにとって最も便利なデバイスを使用できる Cisco Unified Mobility の機能の一部を、以下に示します。

  • Single Number Reach および単一のビジネス ボイス メールボックス:Cisco Unified Mobility により、従業員は仕事場所に関係なく、すべての着信ビジネス コールを単一のビジネス フォン番号に統合してコールを受けることができます。モバイル ワーカーがコールに応答できないときは、Cisco Unified Mobility が Cisco Unity® システムなどのビジネス ボイスメール システム上の単一のビジネス ボイス メールボックスに、応答できなかったコールを保存します。Cisco Unified Mobility を使用すると、ビジネスに関係する連絡先と複数の電話番号を共有したり、複数のボイス メールボックスを確認する必要がなくなります。
  • コール継続中の透過的な移動:オフィスにいるモバイル ワーカーは、多くの場合、デスクの Cisco Unified IP Phone 上のスピーカーフォンなどの IP フォンを使用した方が好都合です。Cisco Unified Mobility は、携帯電話からデスクの電話へもその逆方向もコール継続中の透過的な移行を実現しているので、従業員は別の電話に切り替える場合でも、電話を切ることなく会話を継続できます。このアプローチでは、オフィス内にいる際に企業の IP コミュニケーション インフラストラクチャを使用するモバイル通話に対して、最小コスト ルーティングを適用します。

デュアルモード デバイスのサポートは、ワイヤレス キャンパス環境と外部の携帯電話網の間を移動するモバイル ユーザにメリットをもたらします。これらのデバイスは、セルラー Global System for Mobile Communications(GSM)ネットワークから 802.11 ベースのワイヤレス LAN にコールを手動で転送できます。

簡単な移行

シスコは、Cisco Unified Communications Manager の 2 つの導入モデルとして、Windows 2003 OS 上のバージョン 4.3 と、Linux ベースのアプライアンス モデル実装であるバージョン 5.x および 6.x を提供しています。旧バージョン(Cisco CallManager 4.1 および 4.2)を使用中の既存のお客様は、Cisco Unified Communications Manager 6.1 に直接アップグレードできます。

発注情報

シスコ製品の購入方法については、「購入案内」を参照してください。ソフトウェアをダウンロードするには Cisco Software Center にアクセスしてください。Cisco Unified Communications Manager は、MCS および認定済みサードパーティ プラットフォームと組み合わせた場合にのみ、アプライアンスまたはソフトウェアとして注文できます。これらのプラットフォームの一覧については、http://www.cisco.com/en/US/products/hw/voiceapp/ps378/prod_brochure_list.html(英語)を参照してください。

表 1 発注情報

製品名 製品番号
Cisco Unified Communications Manager 6.1 UNIFIED-CM-6.1


シスコ ユニファイド コミュニケーション サービス

シスコと認定パートナーは、セキュリティと復元力が優れたシスコ ユニファイド コミュニケーション ソリューションの展開をお手伝いし、厳しい展開スケジュールを実現し、ビジネスの優位性を高めることができます。シスコのサービス ポートフォリオは、固定およびモバイル ネットワーク上で音声、ビデオ、データ、およびモバイル アプリケーションを統合する実証済みの手法に基づいています。

サービスに対するシスコ独自のライフサイクル アプローチは、ソリューション ライフサイクルの各段階で必要なアクティビティを定義します。カスタマイズされた計画および設計サービスは、ビジネスのニーズを満たすソリューションの作成に重点を置いています。また、実績のあるテクニカル サポートが業務効率を向上させます。リモート管理サービスによって日々の運用を簡素化し、最適化サービスによってビジネス ニーズの変化に応じたソリューション パフォーマンスの強化を行います。

関連情報

詳細については、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/iptel/callmgr/index.html を参照してください。