日本版 ニュースリリース

Yahoo! JAPAN、新データセンターのコアスイッチにCisco Nexus 7000シリーズを採用


2008年11月20日

Yahoo! JAPAN、新データセンターのコアスイッチに
Cisco Nexus 7000シリーズを採用

〜スケーラビリティと運用性を高く評価
今後の標準フロア構成の中核的存在に〜



シスコシステムズ合同会社(社長 兼 最高経営責任者:エザード・オーバービーク、住所:東京都港区赤坂、以下 シスコ)は本日、ヤフー株式会社(代表取締役社長:井上 雅博、住所:東京都港区六本木、以下 ヤフー)が、新たに開設するデータセンターのコアスイッチとして、Cisco Nexus 7000シリーズを採用したことを発表しました。

ヤフーが運営するYahoo! JAPANはインターネットポータルの先駆けとして知られ、開設以来12年にわたってインターネットの世界をリードし続けています。現在もソーシャルメディア化やEverywhere化、地域・生活圏情報の充実、またオープン化といった事業戦略を掲げてサービス拡充を推進しており、インターネットや人類社会のサステナビリティを目的とした活動も積極的に展開しています。

Yahoo! JAPANへのアクセス数は増加し続けており、現在では1日平均14億ページビューを突破しています。また「Yahoo!オークション」や「Yahoo!ショッピング」など、サービス分野も拡大しており、私たちの生活を支えるインフラとしての役割も担うようになっています。すでに提供しているサービスは約140種類に上り、その数は現在も増え続けています。最近ではCGM系サービスである「Yahoo!知恵袋」へのアクセスが年々増加しています。また、2008年7月には興味や関心に連動する広告サービス「インタレストマッチ」を発表し、広告主の期待を集めています。

これらのサービスに対する膨大なアクセスに24時間365日体制で対応するため、ヤフーはこれまでもデータセンターの拡張を続けてきました。またサーバ群やデータセンターの多重化などによる障害・災害対策(ディザスタリカバリ)にも積極的に取り組んでいます。

今回の新データセンター開設も、サーバ群の収容力向上と、ディザスタリカバリの強化を目的としたものです。既存のデータセンターからは離れた場所にデータセンターを設置することで、一部のデータセンターが災害に見舞われた場合でも、サービスの継続性を維持できます。Yahoo! JAPANではディザスタリカバリの強化をさらに進め、万一データセンター群の一部に支障が出ても、サービス提供に影響が及びにくい体制を実現する計画になっています。

この新データセンターのコアスイッチとして採用されたのが、Cisco Nexus 7000シリーズです。これはCisco Nexusファミリの最上位シリーズであり、ユニファイド ファブリックや「Cisco Trusted Security」、最新のオペレーティングシステム Cisco NX-OSなどの革新的技術を採用、ミッションクリティカルなデータセンター向け次世代プラットフォームに位置づけられる製品です。

Yahoo! JAPANの新データセンターは2008年10月中旬に、以下のネットワーク構成でオープンします。

Yahoo! JAPANネットワーク イメージ構成図

<Yahoo! JAPANネットワーク イメージ構成図>
(クリックで拡大します)

Yahoo! JAPANはこれまでも、データセンターのコアスイッチとしてCisco Catalyst 6500シリーズを数多く導入しており、その能力や機能性、さらに運用性が高く評価されてきました。Cisco Nexus 7000シリーズはCisco Catalyst 6500シリーズの後継として選択されたものであり、以下の点が採用理由として挙げられています。

  1. スケーラビリティの高さ
    Cisco Nexus 7000シリーズは、1台のシャーシあたり最大512の10ギガビット/秒イーサネットをサポートしており、極めて大きなスケーラビリティを実現しています。Yahoo! JAPANではデータセンター1フロアあたり250ラックを標準構成としており、各ラックにエッジスイッチを設置していますが、Cisco Nexus 7000シリーズは1台でこれらすべてのエッジスイッチを収容できます。これによってコアスイッチ間の通信をゼロにすることができ、ネットワーク全体のパフォーマンスを高めることが可能になります。

  2. 運用体制の継承が可能
    Cisco Nexus 7000シリーズは、Cisco Catalyst 6500の運用機能を継承しています。そのため運用方法や運用体制を変えることなく、スムーズに移行することが可能です。

  3. 高い可用性
    Cisco Nexus 7000シリーズは、オペレーティングシステムのバージョンアップ等のメンテナンスを行う場合でも、サービスを止めることなく作業を行えます。またハードウェア障害発生時に必要な切り替え動作の信頼性も極めて高く、高負荷環境下での稼働も安定しています。

  4. 高度な仮想化機能の実装
    Cisco Nexus 7000シリーズは、Virtual Device Context (VDC)機能によって、高度な仮想化機能を実現しています。Yahoo! JAPANでは現在データセンターのグリーン化に向け、サーバ群の仮想化に取り組んでいますが、今後はネットワーク機器にも仮想化が要求されると予測しています。

当初は1フロア/250ラックの構成で運用をスタートしますが、その後は段階的にフロア数を増設、それに合わせてCisco Nexus 7000シリーズの導入数も増えていく予定です。今後数年間は今回開設したデータセンターの拡張によって収容力を確保する計画で、現在のペースでサーバ増設が続けば、3年後には1000ラック規模になると予測されています。

ヤフー株式会社について
インターネット上の情報検索サービス提供を目的に、1996年1月に設立。インターネットポータルの先駆けとして知られ、その後もインターネットサービスの世界をリードし続けています。提供サービスは約140種類に上り、1日あたりのアクセス数は14億ページビューを突破。今や私たちの生活インフラとして、欠かせない存在になっています。また知的財産権の尊重やサステナビリティへの取り組みなど、社会貢献を目的とした活動も積極的に推進しています。ヤフーの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照いただけます。
http://docs.yahoo.co.jp/info/

シスコシステムズ合同会社について
シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。
シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp >

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