日本版 ニュースリリース

シスコ、データセンタークラスのプラットフォーム「Cisco Nexus 7000シリーズ」を発表


2008年 1月29日

シスコ、データセンタークラスのプラットフォーム
「Cisco Nexus 7000シリーズ」を発表

〜ミッションクリティカルなデータセンター向けの次世代プラットフォームを開発することにより
「Data Center 3.0」構想を実現〜



シスコシステムズ合同会社(社長 兼 最高経営責任者:エザード・オーバービーク、住所:東京都港区赤坂、以下シスコ)は本日、ミッションクリティカルな次世代データセンターを求めるお客様の需要に応え、データセンタークラスの新しいスイッチング プラットフォーム ファミリとなる「Cisco Nexusシリーズ」を発表しました。データセンターがよりサービスを中心としたモデルへと変化しつつあるなか、ネットワークは仮想的なITリソースを連携させ、作業量を増やす上で、極めて重要な役割を果たしています。Cisco Nexus 7000シリーズは、このような環境を念頭に置いて設計されており、シスコの「Data Center 3.0」構想におけるインフラストラクチャ面を実現しています。

本日発表されたのは、ハードウェアとソフトウェアに以下の革新的技術を採用した、新しいデータセンター プラットフォームです。

  • イーサネット、IP、ストレージの各機能を統合することにより、統合型のネットワーク ファブリックを実現した、データセンタークラスの最上位スイッチング プラットフォーム「Cisco Nexus 7000シリーズ」
  • 「Cisco Trusted Security(TrustSec)」アーキテクチャ
  • 最新のオペレーティング システム「Cisco Nexus Operating System(NX-OS)」と「Cisco Data Center Network Manager」

Cisco Nexus 7000

データセンター向けに開発された「Cisco Nexus 7000シリーズ」
Cisco Nexus 7000シリーズは、Cisco Nexusファミリの最上位シリーズであり、新しいデータセンタークラスのスイッチング製品としては初となる製品です。Cisco Nexus 7000は、スケーラブルなモジュラ型プラットフォームで、1台のシャーシで最大15テラビット/秒のスイッチング能力を提供するほか、最大512の10ギガビット/秒(Gbps)イーサネットをサポートし、将来的には40 Gbpsおよび100 Gbpsのイーサネットにも対応します。統合型のファブリック アーキテクチャは、イーサネットとストレージの機能をひとつのプラットフォームに統合し、すべてのサーバがネットワークやストレージのリソースにアクセスできるように設計されているため、データセンターの統合と仮想化を実現できます。統合型ファブリック アーキテクチャには、主なコンポーネントとして統合型のI/Oインターフェイスが含まれるほか、将来的にはFibre Channel over Ethernetがサポートされる予定です。

Cisco Nexus 7000は、エアーフローを改善し、ケーブル管理機能を実装するほか、回復力のあるプラットフォーム アーキテクチャを採用するなど、特にデータセンター向けに設計されています。データ プレーンは完全に分散されており、Cisco NX-OSオペレーティング システムと組み合わせて使用することにより、サービスを中断することなくプロダクション システムをアップグレードすることができます。これにより、管理業務を軽減し、複雑なシステム運用を簡素化するシームレスなシステム デザインが実現されています。

独自の統合型ファブリック アーキテクチャ
統合型ファブリックを基盤としてデータセンターを構築することにより、ストレージ ネットワークと計算ネットワークを平行して構築する必要がなくなるため、サーバ インターフェイスの数を減らすことができるほか、必要なケーブリングとスイッチングのインフラストラクチャを大幅に減らすことができます。また、統合型ファブリックを導入することにより、大容量のサーバ フォームファクタに移行することができるため、各データセンターのIT作業量を増やすことができます。この新しい技術を仮想化技術と合わせて使用することで、効率的で持続可能なデータセンターを構築することができ、各施設のIT作業量を最大化し、ネットワークが一般に消費する総電力量を節約することができます。Cisco Nexus 7000のアーキテクチャは、ストレージ、イーサネット、IPの各種トラフィックを同時に転送することのできる、ロスのない統合型ファブリックを中心に設計されています。統合型ファブリックは、各ファブリック モジュールを追加することによりパフォーマンスを比例的に向上させることができるほか、ファブリックを論理的に分割して、効率のよいユニキャスト トラフィックとマルチキャスト トラフィックを個別にサポートすることができるため、マーケットデータや映像、コラボレーションなどのアプリケーションに適しています。

Microsoftは現在、Cisco Nexus 7000シリーズのセキュリティ、管理性、パフォーマンスについて、ラボ環境で綿密な検証を行っています。「プロダクション トラフィックに影響を与えることなく、リアルタイムで問題を解決できるよう設計されているCisco Nexusオペレーティング システムのモジュラ プロセスや、データセンタークラスの高可用性機能、統合型ファブリックがサポートされている点などを高く評価しています」と、Microsoftグローバル ファンデーション サービス担当コーポレート バイスプレジデント、デブラ・チュラパティ氏は述べています。

先進のオペレーティング システム「NX-OS」を装備
Cisco Nexus 7000シリーズの心臓部には、データセンターの回復力を最大限に高め、さまざまな異種ネットワークを統合するために開発された、「NX-OS」ソフトウェアが搭載されています。NX-OSは、SAN-OS、レイヤ2 スイッチング、レイヤ3 ルーティング プロトコル、先進の仮想化機能など、シスコが誇る最高の技術を信頼性の高いオペレーティング システムに統合したもので、なじみの深いCisco IOS® インターフェイスが採用されています。

また、NX-OSには以下のような革新的な機能が数多く搭載されています。

  • サービス無中断アップグレード
  • 仮想デバイス コンテキスト
  • 自律型 システム オペレーション
  • スイッチ情報や各種コマンドにアクセスするためのXMLインターフェイス

NX-OSは、サービスを中断することなくシステムをアップグレードすることのできる機能を備えているため、プロダクション アップタイムを最大にすることができるほか、自己診断機能によって、オペレーティング システムの各ソフトウェア コンポーネントを継続的に追跡することができます。不具合が検出された場合は、NX-OSの各種ポリシーによって、サービスを中断することなく、接続状況を変えずにプロセスを再開することができます。このようなモジュラ型の設計手法を採用したことにより、障害を封じ込め、自動的に復旧することができ、プロセスの開始や中断、アップグレードを、人の手を介することなく、リモートから行うことができます。

また、仮想デバイス コンテキストなどの革新的な仮想化機能により、システムを複数の論理デバイスに分割することができ、それぞれに独自のプロセスとコマンドライン インターフェイスを持たせて個別に実行させることが可能です。このようなシステムは、ホスティング プロバイダーや複雑な管理体制を持つ企業で使用するのに適しており、それぞれ独自のスイッチング環境を持つ複数の管理者によって共有することができます。

「Cisco Trusted Security」でデータセンターを保護
Cisco Nexus 7000シリーズは、IDベースとロール(役割)ベースのふたつのセキュリティ手法を組み合わせてデータセンターを保護する、先月発表されたばかりの新しいアーキテクチャ「Cisco Trusted Security」を搭載した初のプラットフォームです。Cisco TrustSecは、複雑なアドレッシング モデルや管理のむずかしいアクセス コントロール リストを要求することなく、信頼できるトラフィックのセグメンテーションが可能です。これにより、仮想マシンをデータセンター内のどこにでも移動させることができるようになるほか、ワイヤレートのAES128 暗号化機能をCisco Nexus 7000のすべてのポートに実装することにより、データの整合性を保つことができます。

「Cisco Data Center Network Manager」でデータセンター ネットワークの運用を簡素化
Cisco Nexus 7000シリーズを支える「Cisco Data Center Network Manager(DCNM)」は、データセンター ネットワークに可視性をもたらします。ストレージ ネットワーク向けのCisco Fabric Managerを基に開発されたDCNMは、トポロジーの検出機能や仮想化機能を提供することにより、運用の効率性とシステムの認識性を向上させます。Cisco Nexus 7000の管理インターフェイスは、ネットワーク インテリジェンスを利用してリソースをひとつにまとめ、仮想サービスとしてプロビジョニングするオーケストレーション プラットフォーム「Cisco VFrame Data Center」と完全な互換性があります。VFrame DCは、Cisco Nexusプラットフォーム上でサービスのオーケストレーションを可能にする重要なプラットフォームとなります。

参考価格と販売予定
Cisco Nexus 7000シリーズの参考価格は¥10,155,000から(構成により価格は変動)となっています。現在、2008年2月の販売開始を予定しております。

また、シスコは本日、Cisco Catalyst®ファミリを拡充し、モジュラ型、固定型、ブレード型の各種プラットフォームに新しい機能を追加することを発表しました。本日発表されたCisco Nexus 7000シリーズに関する詳細および資料につきましては、www.cisco.com/jp/go/nexus/をご覧ください。

シスコシステムズ合同会社について
シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。
シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp >

*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0704R)
**当資料は、1月28日に米国で発表されたリリースの抄訳です。ニュースリリースの原文は以下のWebサイトをご参照ください。
<http://newsroom.cisco.com/dlls/2008/prod_012808b.html >


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