テクノロジー解説

サービス統合型ルータ(Integrated Services Router)

シスコの「サービス統合型ルータ」は、中堅・中小企業から大企業まで、多くの企業ネットワークで提供しているネットワーク サービスを組み込んだ、高性能・高機能な次世代ルータです。高い拡張性とパフォーマンスを維持しながら、企業のコラボレーションとコミュニケーションを促進し、デバイスや場所にとらわれないボーダレスな環境を実現します。2009 年 10 月には第 2 世代(ISR G2)がリリースされ、パフォーマンス、運用効率化、グリーン化への貢献などがさらに進化しています。

IP テレフォニーや Web 会議といったユニファイド コミュニケーション、モビリティ サービス、ネットワークを利用したビジネス アプリケーションの活用など、企業がネットワークを利用する範囲や機会は拡がり続けています。企業として社内外を通してネットワークへの快適なアクセスを提供する必要性があることはもちろんですが、セキュリティやコンプライアンスの問題、グリーン化対策など、さまざまな課題に取り組む中で、提供する必要があるサービスは年々多様化し、企業内のネットワーク機器は増える一方です。そして、多くの場合、機器の導入時期はバラバラで、機器ベンダーに統一性がないため、管理・運用を行う IT 部門の負担は増え、企業としてもコストが増えるばかりです。これを解決し、将来のサービス拡張にも対応可能なソリューションがシスコの「サービス統合型ルータ」(ISR:Integrated Services Router)です。

サービス統合型ルータ(ISR)は、単に多くの機能を実装したルータを意味するのではなく、ネットワークに必要とされるサービスに応じて機能を拡張できる柔軟性をも備えています。ルータに統合できるサービスは、スイッチング、ワイヤレス LAN、WAN 最適化、セキュリティ、ネットワーク解析、音声などさまざまです。これらのサービスは、多くの実績をもつCisco IOSの機能に加え、モジュールによる機能拡張によって提供されます。

下の図は、Cisco 2951 サービス統合型ルータの背面図です。下の表のボタンをクリックすると、各モジュールの説明をご覧いただけます。

ネットワークにかかるコストは、その大部分が導入後の運用コストであると言われています。さまざまなサービスをワンボックスに統合できる Cisco ISR には実際の運用上さまざまなメリットがあり、ネットワークの運用コストの削減に大きく貢献します。

また Cisco ISR は、現在世界が注目している大きなテーマの一つでもある IT のグリーン化も促進します。個々のアプライアンスを使用するより資材が少なくて済むことはもちろん、ルータに搭載されたモジュールには効率よく電源が供給されたり、電源管理機能によって夜間や休日に電源を切ることができるなど、エネルギー効率が考慮されています。さらにスイッチ モジュールを追加すると、Cisco EnergyWise の機能を使用してポートに接続した端末の電源を管理することもできます。

シスコ サービス統合型ルータについて詳しくはこちら >>
http://www.cisco.com/jp/go/isr/

Cisco Services Performance Engine(SPE)

Cisco ISR は、お客様のビジネス要件に対応するように設計されています。とくに Cisco 3900 シリーズは、マザーボードが現場交換可能なService Performance Engine(SPE)と呼ばれるモジュールとして提供されているため、将来のアップグレードに対応できる柔軟性が提供されます。モジュールによって接続オプションを選択できるため、初期投資を長期間保護し、ネットワークおよびブランチ オフィスのニーズの拡大に応じてルータのパフォーマンスを拡張します。

お問い合わせ