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サービス プロファイル:Cisco Unified Communications Manager リリース 9 以降の UC サービス プロファイルで一部のクライアント設定を構成できます。ユーザがクライアントを起動すると、クライアントは DNS SRV レコードを使用して Cisco Unified Communications Manager ホーム クラスタを検出し、自動的に UC サービス プロファイルから設定を取得します。
これは、オンプレミス展開にのみ適用されます。
電話の設定:Cisco Unified Communications Manager リリース 9 以降の電話の設定で一部のクライアント設定を構成できます。クライアントは、UC サービス プロファイルの設定に加え、電話の設定から設定を取得します。
これは、オンプレミス展開にのみ適用されます。
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence サービス:インスタント メッセージおよびプレゼンスの機能を有効にして、プレゼンス サブスクリプション要求などの特定の設定を構成できます。
[詳細設定(Advanced settings)] ウィンドウで [Cisco IM & Presence] または [Cisco Communications Manager 8.x] を選択すると、クライアントは Cisco Unified Presence サービスまたは Cisco Unified Communications Manager IM and Presence サービスから UC サービスを取得します。クライアントはサービス プロファイルまたは SSO 検出を使用しません。
これは、オンプレミス展開にのみ適用されます。
クライアント コンフィギュレーション ファイル:設定パラメータを含む XML ファイルを作成できます。その後、TFTP サーバで XML ファイルをホストします。ユーザがサインインすると、クライアントは TFTP サーバから XML ファイルを取得して設定を適用します。
これは、オンプレミス展開およびクラウドベース展開に適用されます。
Cisco WebEx 管理ツール:Cisco WebEx 管理ツールを使用して一部のクライアント設定を構成できます。
jabber-config.xml クライアント設定ファイルを Cisco WebEx 管理ツールにアップロードできます。Cisco WebEx Messenger 管理ツール内の各グループに別個の設定ファイルを適用できます。クライアントが Cisco WebEx Messenger に接続すると、XML ファイルがダウンロードされ、設定ファイルが適用されます。
設定が競合する場合は、Cisco WebEx 管理ツールでの設定がその設定ファイルに優先します。
これは、クラウドベース展開にのみ適用されます。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以降の UC サービス プロファイルで特定のクライアント設定を構成できます。
クライアントが DNS クエリーから _cisco-uds SRV レコードを取得する場合は、Cisco Jabber が Cisco Unified Communications Manager 上のサービス プロファイルから設定のみを取得します。
ハイブリッド環境で、CAS URL 検索が成功した場合は、Cisco Jabber が Cisco WebEx Messenger サービスから設定を取得し、_cisco-uds SRV レコードは無視されます。
複数の Cisco Unified Communications Manager クラスタを使用した環境では、クラスタ間検索サービス(ILS)を設定できます。ILS は、クライアントがユーザのホーム クラスタを検索して、サービスを検出できるようにします。
ILS を設定しない場合は、EMCC リモート クラスタのセットアップと同様に、リモート クラスタ情報を手動で設定する必要があります。リモート クラスタ設定の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』を参照してください。
サービス プロファイルで設定できる設定パラメータについて説明します。クライアントの設定ファイルで該当する設定パラメータを確認してください。
パラメータ |
説明 |
---|---|
ボイスメール サーバ(Voicemail server) |
ボイスメール サーバの接続設定を指定します。 |
ボイスメール サービスのクレデンシャル ソース(Credentials source for voicemail service) |
ボイスメール サービスの認証を受けるために、クライアントがインスタント メッセージおよびプレゼンスまたは会議サービスのクレデンシャルを使用することを指定します。 設定するクレデンシャル ソースがユーザのボイスメールのクレデンシャルと一致することを確認します。このパラメータの値を設定すると、ユーザはクライアント ユーザ インターフェイスで自分のボイスメール サービスのクレデンシャルを指定できません。 |
会議サービスの設定 | 説明 |
---|---|
会議サーバ(Conferencing server) |
会議サーバの接続設定を指定します。 |
Web 会議サービスのクレデンシャル ソース(Credentials source for web conference service) |
会議サービスの認証を受けるために、クライアントがインスタント メッセージおよびプレゼンスまたはボイスメール サービスのクレデンシャルを使用することを指定します。 設定するクレデンシャル ソースがユーザの会議のクレデンシャルと一致することを確認します。 |
サービス プロファイルでディレクトリ統合を設定する方法の詳細については、「ディレクトリ統合のためのクライアント設定」の章を参照してください。
CTI サービスの設定 | 説明 |
---|---|
CTI サーバ(CTI server) |
CTI サーバの接続設定を指定します。 |
IM and Presence サービス、ボイスメール、会議、ディレクトリなどのサービスのアドレス、ポート、プロトコル、およびその他の設定を指定する場合に、Cisco Unified Communications Manager サービスを追加します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | を選択します。 [UC サービスの検索と一覧表示(Find and List UC Services)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [新規追加(Add New)] を選択します。 [UC サービスの設定(UC Service Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 | 追加する UC サービスのタイプを選択し、[次へ(Next)] を選択します。 |
ステップ 5 | 必要に応じて、UC サービスを設定し、[保存(Save)] を選択します。 |
UC サービスをサービス プロファイルに追加します。
Cisco Unified Communications Manager サービスを追加して設定したら、それらをサービス プロファイルに追加します。サービス プロファイルで追加の設定を適用できます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 | の順に選択します。 [UC サービスの検索と一覧表示(Find and List UC Services)] ウィンドウが開きます。 | ||
ステップ 3 | [新規追加(Add New)] を選択します。 [サービス プロファイルの設定(Service Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。 | ||
ステップ 4 | [名前(Name)] フィールドにサービス プロファイルの名前を入力します。 | ||
ステップ 5 | サービス プロファイルをクラスタのデフォルトにする場合は、[システム デフォルトのサービス プロファイルに設定(Make this the default service profile for the system)] を選択します。
| ||
ステップ 6 | UC サービスを追加して追加の設定を適用し、[保存(Save)] を選択します。 |
エンド ユーザ設定にサービス プロファイルを適用します。
UC サービスを追加してサービス プロファイルを作成したら、ユーザにサービス プロファイルを適用します。ユーザが Cisco Jabber にサインインしたら、クライアントは Cisco Unified Communications Manager からそのユーザのサービス プロファイルを取得できます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | を選択します。 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | 既存のユーザを見つけるために適切な検索条件を入力して、リストからユーザを選択します。 [エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 4 | [サービスの設定(Service Settings)] セクションを探します。 |
ステップ 5 | [UC サービス プロファイル(UC Service Profile)] ドロップダウン リストからユーザに適用するサービス プロファイルを選択します。 Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x のみ:ユーザが IIM and Presence サービス機能しか使用していない(IM 専用)場合は、[デフォルトを使用(Use Default)] を選択する必要があります。IM 専用ユーザの場合は、Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x が [UCサービスプロファイル(UC Service Profile)] ドロップダウン リストで選択された内容に関係なく、常に、デフォルト サービス プロファイルを適用します。 |
ステップ 6 | 必要に応じて、その他の設定を適用し、[保存(Save)] を選択します。 |
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x では、クライアントがユーザのサービス プロファイルを取得しようとすると、最初に、Cisco Unified Communications Manager からデバイス コンフィギュレーション ファイルが取得されます。その後、クライアントはデバイス構成を使用してユーザに適用されたサービス プロファイルを取得します。
たとえば、Adam McKenzie に CSFAKenzi という名前の CSF デバイスをプロビジョニングしたとします。Adam がサインインすると、クライアントは Cisco Unified Communications Manager から CSFAKenzi.cnf.xml を取得します。次に、クライアントは CSFAKenzi.cnf.xml で次の内容を検索します。
<userId serviceProfileFile="identifier.cnf.xml">amckenzi</userId>
(注) | ユーザごとに別々のサービス プロファイルを使用する場合は、CSF を複数のユーザに関連付けないようにする必要があります。 |
クライアントは、Cisco Unified Communications Manager 上の次の場所から電話の各種設定を取得できます。
クラスタ全体に適用されます。
(注) | IM and Presence サービス機能のみを使用しているユーザ(IM 専用)の場合は、[エンタープライズ電話の設定(Enterprise Phone Configuration)] ウィンドウで電話の設定パラメータを設定する必要があります。 |
デバイスのグループに適用され、クラスタの設定よりも優先されます。
個別の CSF デバイスに適用され、グループの設定よりも優先されます。
デスクトップ クライアントの設定 | 説明 |
---|---|
ビデオ コール(Video Calling) |
このパラメータは、CSF のデバイス構成でのみ使用可能です。 |
ファイル転送でブロックするファイル タイプ(File Types to Block in File Transfer) |
ユーザによる特定のファイル タイプの転送を制限します。 値として、.exe などのファイル拡張子を設定します。 複数のファイル拡張子を区切るには、セミコロンを使用します。例: .exe;.msi;.rar;.zip |
電話制御で自動的に開始(Automatically Start in Phone Control) |
|
Jabber For Windows ソフトウェア アップデート サーバ URL(Jabber For Windows Software Update Server URL) |
クライアント アップデート情報を保持する XML 定義ファイルへの URL を指定します。クライアントは、この URL を使用して Web サーバから XML ファイルを取得します。 ハイブリッド クラウドベース展開では、自動更新を設定するために Cisco WebEx 管理ツール を使用する必要があります。 |
問題レポート サーバ URL(Problem Report Server URL) |
ユーザが問題レポートを送信できるようにするカスタム スクリプトの URL を指定します。 |
パラメータ |
説明 |
||
---|---|---|---|
オンデマンド VPN の URL(On-Demand VPN URL) |
|
||
プリセット Wi-Fi ネットワーク(Preset Wi-fi Networks) |
組織が承認する Wi-Fi ネットワークの SSID(SSID)を入力します。SSID はスラッシュ(/)で区切ります。入力した Wi-Fi ネットワークのいずれかに接続されている場合、デバイスはセキュア コネクトに接続しません。 |
||
デフォルトの着信音(Default Ringtone) |
デフォルトの着信音を [Normal] または [Loud] に設定します。 |
||
ビデオ機能(Video Capabilities) |
|
||
|
|
オンプレミス展開とハイブリッド クラウドベース展開では、クライアント コンフィギュレーション ファイルを作成して、それらを Cisco Unified Communications Manager TFTP サービス上でホストします。
クラウドベース展開では、Cisco WebEx 管理ツールでクライアントを設定します。ただし、オプションで、Cisco WebEx 管理ツールで使用できない設定値でクライアントを設定するために TFTP サーバをセットアップすることができます。
Cisco Jabber for iPhone and iPad と Cisco Jabber for Android では、以下をセットアップするためにグローバル コンフィギュレーション ファイルを作成する必要があります。
(注) | ほとんどの環境で、Cisco Jabber for Windows と Cisco Jabber for Mac は、サービスに接続するための設定を必要としません。自動更新、問題報告、ユーザ ポリシーとオプションなどのカスタム コンテンツが必要な場合にのみ、コンフィギュレーション ファイルを作成します。 |
次のコンフィギュレーション ファイル要件に注意してください。
コンフィギュレーション ファイル名は大文字と小文字が区別されます。エラーを回避し、クライアントが TFTP サーバからファイルを取得できるよう、ファイル名には小文字を使用してください。
設定ファイルには、utf-8 エンコーディングを使用する必要があります。
クライアントは、有効な XML 構造のない設定ファイルは読み込めません。コンフィギュレーション ファイルの構造で終了要素をチェックし、その要素が正しくネストされていることを確認します。
コンフィギュレーション ファイルでは、有効な XML 文字エンティティ参照のみが許可されます。たとえば、& ではなく & を使用してください。XML に無効な文字が含まれている場合は、クライアントは設定ファイルを解析できません。
コンフィギュレーション ファイルを検証するには、Microsoft Internet Explorer でそのファイルを開きます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | TFTP サーバ アドレスの指定 |
クライアントがコンフィギュレーション ファイルにアクセスできるようにするための TFTP サーバ アドレスを指定します。 |
ステップ 2 | グローバル設定の作成 |
展開でユーザ用のクライアントを設定します。 |
ステップ 3 | グループ設定の作成 |
ユーザのセットごとに異なる設定を適用します。 |
ステップ 4 | コンフィギュレーション ファイルのホスティング |
TFTP サーバ上でコンフィギュレーション ファイルをホストします。 |
ステップ 5 | TFTP サーバの再起動 |
TFTP サーバを再起動して、クライアントがコンフィギュレーション ファイルにアクセスできるようにします。 |
クライアントは、TFTP サーバから設定ファイルを取得します。クライアントを設定する最初のステップは、クライアントが設定ファイルにアクセスできるように TFTP サーバのアドレスを指定することです。
Cisco Jabber が DNS クエリーから _cisco-uds SRV レコードを取得すれば、自動的にユーザのホーム クラスタを特定できます。その結果、クライアントは Cisco Unified Communications Manager TFTP サービスを特定することもできます。
_cisco-uds SRV レコードを展開する場合は、TFTP サーバ アドレスを指定する必要はありません。
Cisco Unified Communications Manager リリース 8.x を使用している場合は、Cisco Unified Presence で TFTP サーバのアドレスを指定するための手順を実行します。Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x を使用している場合は、次の手順を実行する必要がありません。
ステップ 1 | [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 | の順に選択します。
[Cisco Jabber の設定(Cisco Jabber Settings)]Cisco Jabber Settingsウィンドウが開きます。 | ||
ステップ 3 | Cisco Unified Presence のバージョンによって異なる次のセクションのいずれかで TFTP サーバを指定するフィールドを探します。 | ||
ステップ 4 | 次のフィールドで、プライマリおよびバックアップの TFTP サーバの IP アドレスを指定します。
| ||
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x を使用している場合は、次の手順を実行する必要がありません。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [レガシー クライアントの設定(Legacy Client Settings)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [レガシー クライアントのセキュリティ設定(Legacy Client Security Settings)] セクションを探します。 |
ステップ 4 | 次のフィールドで、プライマリおよびバックアップの TFTP サーバの IP アドレスを指定します。
|
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
クライアントが Cisco WebEx Messenger サービスに接続している場合は、Cisco WebEx 管理者ツールを使用して TFTP サーバ アドレスを指定します。
ステップ 1 | Cisco WebEx 管理者ツールを開きます。 |
ステップ 2 | [設定(Configuration)] タブを選択します。 |
ステップ 3 | [追加サービス(Additional Services)] セクションで [Unified Communications] を選択します。 [Unified Communications] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 | [クラスタ(Clusters)] タブを選択します。 |
ステップ 5 | 適切なクラスタをリストから選択します。 [クラスタの編集(Edit Cluster)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 6 | [Cisco Unified Communications Manager サーバの設定(Cisco Unified Communications Manager Server Settings)] セクションで [サーバの詳細設定(Advanced Server Settings)] を選択します。 |
ステップ 7 | [TFTP サーバ(TFTP Server)] フィールドでプライマリ TFTP サーバの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 8 | [バックアップ サーバ 1(Backup Server #1)] フィールドと [バックアップ サーバ 2(Backup Server #2)] フィールドでバックアップ TFTP サーバの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 9 | [保存(Save)] を選択します。 [クラスタの編集(Edit Cluster)] ウィンドウが閉じます。 |
ステップ 10 | [Unified Communications] ウィンドウで [保存(Save)] を選択します。 |
クライアントは、ログイン シーケンスの間に TFTP サーバからグローバル設定ファイルをダウンロードします。展開に含まれるすべてのユーザに対してクライアントを設定します。
設定ファイルの構造が有効でない場合、クライアントは設定した値を読み取ることができません。詳細については、この章の XML サンプルを確認してください。
グループ コンフィギュレーション ファイルは、ユーザのサブセットに適用され、Cisco Jabber for desktop(CSF デバイス)上と Cisco Jabber for mobile devices 上でサポートされます。グループ設定ファイルは、グローバル設定ファイルよりも優先されます。
CSF デバイスでユーザをプロビジョニングする場合は、デバイス設定の [シスコ サポート フィールド(Cisco Support Field)] フィールドでグループ コンフィギュレーション ファイル名を指定します。ユーザが CSF デバイスを所有していない場合は、インストール中に TFTP_FILE_NAME 引数を使用してグループごとに一意のコンフィギュレーション ファイル名を設定します。
Cisco Unified Communications Manager 8.6 を使用している場合は、[シスコ サポート フィールド(Cisco Support Field)] フィールドが存在しません。Cisco Jabber 管理パッケージからファイル システムに ciscocm.addcsfsupportfield.cop COP ファイルをダウンロードして、Cisco Unified Communications Manager に展開します。COP ファイルの展開方法については、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。
COP ファイルは、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [デスクトップ クライアントの設定(Desktop Client Settings)] セクションの CSF デバイスに [シスコ サポート フィールド(Cisco Support Field)] フィールドを追加します。
設定ファイルの構造が有効でない場合、クライアントは設定した値を読み取ることができません。詳細については、この章の XML サンプルを確認してください。
設定ファイルは任意の TFTP サーバでホストできます。ただし、デバイス コンフィギュレーション ファイルが存在する Cisco Unified Communications Manager TFTP サーバでコンフィギュレーション ファイルをホストすることをお勧めします。
ステップ 1 | Cisco Unified Communications Manager で Cisco Unified OS の管理インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。 |
ステップ 4 | [ファイルのアップロード(Upload File)] セクションで [参照(Browse)] を選択します。 |
ステップ 5 | ファイル システム上の設定ファイルを選択します。 |
ステップ 6 | [ファイルのアップロード(Upload File)] セクションの [ディレクトリ(Directory)] テキスト ボックスに値を指定しないでください。 コンフィギュレーション ファイルが TFTP サーバ上のデフォルト ディレクトリに存在するようにするため、[ディレクトリ(Directory)] テキストボックスには空の値を残す必要があります。 |
ステップ 7 | [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。 |
ステップ 1 | Cisco Unified Communications Manager で Cisco Unified Serviceability インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | [CM サービス(CM Services)] セクションから [Cisco Tftp] を選択します。 |
ステップ 4 | [リスタート(Restart)] を選択します。 再起動の確認を求めるウィンドウが表示されます。 |
ステップ 5 | [OK] を選択します。 「Cisco Tftp サービスの再起動操作が成功しました(Cisco Tftp Service Restart Operation was Successful)」というステータスが表示されます。 |
ステップ 6 | [更新(Refresh)] を選択し、Cisco Tftp サービスが正常に起動していることを確認します。 |
設定ファイルが TFTP サーバで使用できることを確認するには、任意のブラウザで設定ファイルを開きます。通常、http://tftp_server_address:6970/jabber-config.xml の URL にあるグローバル設定ファイルにアクセスできます。
jabber-config.xml 設定ファイルの構造、グループ要素、パラメータ、および例については、『Parameters Reference Guide for Cisco Jabber』を参照してください。
クライアントは、プロキシ設定を使用してサービスに接続します。
インターネットプロパティのローカル エリア ネットワーク(LAN)設定での、Windows のプロキシ設定を行います。
[システム設定(System Preferences)] で Mac のプロキシ設定を行います。
iOS デバイスの Wi-Fi 設定で、次のいずれかの方法でプロキシ設定を構成します。
適用:Cisco Jabber for Windows
クライアントは、HTTP POST メソッドを使用して問題レポートを送信します。POST 要求を受け入れるカスタム スクリプトを作成し、設定パラメータとして HTTP サーバ上のスクリプトの URL を指定します。ユーザは問題レポートをローカルに保存できるため、ユーザが問題レポートをアップロードできるようにするフォームを含む HTML ページを作成する必要もあります。
次に、問題レポートを受け入れるフォームの例を示します。
<form name="uploadPrt" action="http://server_name.com/scripts/UploadPrt.php" method="post" enctype="multipart/form-data"> <input type="file" name="zipFileName" id="zipFileName" /><br /> <input type="submit" name="submitBtn" id="submitBtn" value="Upload File" /> </form>
Applies to: Cisco Jabber for Windows, Cisco Jabber for Mac
(注) | If you use the Cisco WebEx Messenger service for instant messaging and presence capabilities, you should use the Cisco WebEx Administration Tool to configure automatic updates. |
XML files for automatic updates have the following structure:
<JabberUpdate> <App name=”JabberWin”> <LatestBuildNum>12345</LatestBuildNum> <LatestVersion>10.5.x</LatestVersion> <Mandatory>true</Mandatory> <Message> <![CDATA[<b>This new version of Cisco Jabber lets you do the following:</b><ul><li>Feature 1</li><li>Feature 2</li></ul>For more information click <a target="_blank" href="http://cisco.com/go/jabber">here</a>.]]> </Message> <DownloadURL>http://http_server_name/CiscoJabberSetup.msi</DownloadURL> </App> </JabberUpdate>
The following is example XML file for automatic updates:
<JabberUpdate> <App name="JabberWin"> <LatestBuildNum>12345</LatestBuildNum> <LatestVersion>9.x</LatestVersion> <Message><![CDATA[<b>This new version of Cisco Jabber lets you do the following:</b><ul><li>Feature 1</li><li>Feature 2</li></ul>For more information click <a target="_blank" href="http://cisco.com/go/jabber">here</a>.]]></Message> <DownloadURL>http://http_server_name/CiscoJabberSetup.msi</DownloadURL> </App> </JabberUpdate>
The following is an example XML file for automatic updates for both Cisco Jabber for Windows and Cisco Jabber for Mac:
<JabberUpdate> <App name="JabberMac"> <LatestBuildNum>12345</LatestBuildNum> <LatestVersion>9.6.1</LatestVersion> <Message><![CDATA[<b>This new version of Cisco Jabber lets you do the following:</b><ul><li>Feature 1</li><li>Feature 2</li> </ul>For more information click <a target="_blank" href="http://cisco.com/go/jabber">here</a>.]]> </Message> <DownloadURL>http://http_server_name/Cisco-Jabber-Mac-9.6.1-12345-MrbCdd.zip</DownloadURL> </App> <App name="JabberWin"> <LatestBuildNum>12345</LatestBuildNum> <LatestVersion>9.0</LatestVersion> <Message><![CDATA[<b>This new version of Cisco Jabber lets you do the following:</b><ul><li>Feature 1</li><li>Feature 2 </li></ul>For more information click <a target="_blank" href="http://cisco.com/go/jabber">here</a>.]]> </Message> <DownloadURL>http://http_server_name/CiscoJabberSetup.msi </DownloadURL> </App> </JabberUpdate>
Install and configure an HTTP server to host the XML file and installation package.
Ensure users have permission to install software updates on their workstations.
Microsoft Windows stops update installations if users do not have administrative rights on their workstations. You must be logged in with administrative rights to complete installation.
ステップ 1 | Host the update installation program on your HTTP server. |
ステップ 2 | Create an update XML file with any text editor. |
ステップ 3 | Specify
values in the XML as follows:
|
ステップ 4 | Save and close your update XML file. |
ステップ 5 | Host your update XML file on your HTTP server. |
ステップ 6 | Specify the URL of your update XML file as the value of the UpdateUrl parameter in your configuration file. |
適用:Cisco Jabber for Windows と Cisco Jabber for Mac
カスタム埋め込みタブは、クライアント インターフェイスで HTML コンテンツを表示します。Cisco Jabber のカスタム埋め込みタブ定義を作成する方法について説明します。
<jabber-plugin-config> <browser-plugin> <page refresh="" preload=""> <tooltip></tooltip> <icon></icon> <url></url> </page> </browser-plugin> </jabber-plugin-config>
パラメータ | 説明 | ||
---|---|---|---|
browser-plugin |
値にはすべてのカスタム タブ定義が含まれます。 |
||
page |
|||
refresh |
|
||
preload |
このパラメータはオプションであり、ページ要素の属性です。 |
||
tooltip |
カスタム埋め込みタブのマウス オーバー テキストを定義します。 このパラメータはオプションです。 マウス オーバー テキストを指定しない場合、クライアントは Custom tab を使用します。 値は Unicode 文字の文字列です。 |
||
icon |
タブのアイコンを指定します。次のように、ローカル アイコンまたはホステッド アイコンを指定できます。
Microsoft Internet Explorer でレンダリング可能であれば、.JPG、.PNG、および .GIF 形式を含むどのアイコンでも使用できます。 このパラメータはオプションです。アイコンが指定されていない場合、クライアントは HTML ページからお気に入りアイコンをロードします。お気に入りアイコンが使用できない場合、クライアントはデフォルトのアイコンをロードします。 |
||
url |
埋め込みタブのコンテンツが格納される URL を指定します。 クライアントは Internet Explorer のレンダリング エンジンを使用して埋め込みタブのコンテンツを表示します。 したがって、Internet Explorer がサポートするコンテンツであれば、どのコンテンツでも指定できます。
|
ユーザはクライアント ユーザ インターフェイスを介して独自のカスタム埋め込みタブを作成できます。
<Options> <AllowUserCustomTabs>true</AllowUserCustomTabs> </Options>
(注) | ユーザのカスタム組み込みタブは、デフォルトで true に設定されます。 |
${UserID} トークンを url パラメータの値の一部として指定できます。ユーザがサインインすると、クライアントにより、${UserID} トークンがログインしたユーザのユーザ名に置き換えられます。
ヒント | また、クエリー文字列に ${UserID} トークンを指定することもできます(例:www.cisco.com/mywebapp.op?url=${UserID})。 |
カスタム埋め込みタブに JavaScript 通知を実装できます。ここでは、JavaScript 通知用にクライアントが提供するメソッドについて説明します。また、通知のテストに使用できる JavaScript フォームの例についても説明します。非同期サーバ コールに対する JavaScript 通知の実装方法と他のカスタム実装に関する説明は、このマニュアルでは取り扱いません。詳細については、該当する JavaScript のマニュアルを参照してください。
(注) | 連絡先リストに含まれていない人物のプレゼンスを登録すると(一時プレゼンス登録)、その登録は 68 分後に期限切れになります。登録が期限切れになった後、プレゼンスの更新情報を受信し続けるには、その人物のプレゼンスを再登録する必要があります。 |
<html>
<head>
<script type="text/javascript">
function OnPresenceStateChanged(jid, basicPresence, localizedPresence)
{
var cell = document.getElementById(jid);
cell.innerText = basicPresence.concat(", ",localizedPresence);
}
function GetUserLocale()
{
window.external.GetUserLocale();
}
function SubscribePresence()
{
window.external.SubscribePresence('johndoe@example.com');
}
function OnLocaleInfoAvailable(currentLocale)
{
var cell = document.getElementById("JabberLocale");
cell.innerText = currentLocale;
}
function onHubActivated()
{
var cell = document.getElementById("hubActive");
cell.innerText = "TRUE";
}
function onHubDeActivated()
{
var cell = document.getElementById("hubActive");
cell.innerText = "FALSE";
}
function onHubResized()
{
alert("Hub Resized or Moved");
}
function OnLoadMethods()
{
SubscribePresence();
GetUserLocale();
}
</script>
</head>
<body onload="OnLoadMethods()">
<table>
<tr>
<td>John Doe</td>
<td id="johndoe@example.com">unknown</td>
</tr>
</table>
<table>
<tr>
<td>Jabber Locale: </td>
<td id="JabberLocale">Null</td>
</tr>
<tr>
<td>Hub Activated: </td>
<td id="hubActive">---</td>
</tr>
</table>
</body>
</html>
この例の JavaScript フォームをテストするには、前述の例を HTML ページにコピーしてから、そのページをカスタム埋め込みタブとして指定します。
カスタム タブでコール イベントを表示するために次の JavaScript 関数を使用できます。
OnTelephonyConversationStateChanged:テレフォニー サービスの API は、クライアントがカスタム埋め込みタブでコール イベントを表示できるようにします。カスタム タブに OnTelephonyConversationStateChanged JavaScript 関数を実装できます。クライアントはテレフォニーのカンバセーションの状態が変化するたびに、この関数を呼び出します。この関数は、クライアントがコール イベントを取得するために解析する JSON 文字列を受け入れます。
次のスニペットは、コール イベントを保持する JSON を示します。
{ "conversationId": string, "acceptanceState": "Pending" | "Accepted| | "Rejected", "state": "Started" | "Ending" | "Ended", "callType": "Missed" | "Placed" | "Received" | "Passive" | "Unknown", "remoteParticipants": [{participant1}, {participant2}, …, {participantN}], "localParticipant": { } }
JSON の各参加者オブジェクトには、次のプロパティを含めることができます。
{ "voiceMediaDisplayName": "<displayName>", "voiceMediaNumber": "<phoneNumber>", "translatedNumber": "<phoneNumber>", "voiceMediaPhoneType": "Business" | "Home" | "Mobile" | "Other" | "Unknown", "voiceMediaState": "Active" | "Inactive" | "Pending" | "Passive" | "Unknown", }
次に、この関数のカスタム埋め込みタブでの実装例を示します。この例では、state と acceptanceState プロパティの値を取得し、これらの値をカスタム タブに表示します。
function OnTelephonyConversationStateChanged(json) { console.log("OnTelephonyConversationStateChanged"); try { var conversation = JSON.parse(json); console.log("conversation id=" + conversation.conversationId); console.log("conversation state=" + conversation.state); console.log("conversation acceptanceState=" + conversation.acceptanceState); console.log("conversation callType=" + conversation.callType); } catch(e) { console.log("cannot parse conversation:" + e.message); } }
次に、この関数の考えられるすべてのフィールドでの実装例を示します。
function OnTelephonyConversationStateChanged(json) { console.log("OnTelephonyConversationStateChanged"); try { var conversation = JSON.parse(json); console.log("conversation state=" + conversation.state); console.log("conversation acceptanceState=" + conversation.acceptanceState); console.log("conversation callType=" + conversation.callType); for (var i=0; i<conversation.remoteParticipants.length; i++) { console.log("conversation remoteParticipants[" + i + "]="); console.log("voiceMediaDisplayName=" + conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaDisplayName); console.log("voiceMediaNumber=" + conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaNumber); console.log("translatedNumber=" + conversation.remoteParticipants[i].translatedNumber); console.log("voiceMediaPhoneType=" + conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaPhoneType); console.log("voiceMediaState=" + conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaState); } console.log("conversation localParticipant="); console.log(" voiceMediaDisplayName=" + conversation.localParticipant.voiceMediaDisplayName); console.log(" voiceMediaNumber=" + conversation.localParticipant.voiceMediaNumber); console.log(" translatedNumber=" + conversation.localParticipant.translatedNumber); console.log(" voiceMediaPhoneType=" + conversation.localParticipant.voiceMediaPhoneType); console.log(" voiceMediaState=" + conversation.localParticipant.voiceMediaState); } catch(e) { console.log("cannot parse conversation:" + e.message); } }
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