この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
• 「Cisco Unified Communications Manager での Cisco WebDialer のアクティブ化」
• 「CTI マネージャが Cisco Unified Communications Manager で実行中か確認」
• 「CCMCIP サービスが Cisco Unified Communications Manager で実行中か確認」
(注) Click to Call アプリケーションでは、SOAP インターフェイスを使用して、Cisco Unified Communications Manager で WebDialer サーブレットと対話します。Click to Call アプリケーションでは HTTP インターフェイスは使用されないため、アプリケーションは Redirector サーブレットとは対話しません。
ステップ 1 [Cisco Unified サービスアビリティ(Cisco Unified Serviceability)] > [Tools] > [Service Activation] を選択します。
ステップ 2 [server] ドロップダウン リストから Cisco Unified Communications Manager サーバを選択します。
ステップ 3 [CTI Services] で、[Cisco WebDialer Web Service] にチェックマークを付けます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications Manager サーバの WebDialer の URL にアクセスします。
https://< Cisco Unified Communications Manager サーバの IP アドレス >/webdialer/Webdialer
https://209.165.200.225/webdialer/Webdialer
[Cisco WebDialer にログインします(Sign in to Cisco WebDialer)] ウィンドウが表示されたら、WebDialer サービスは実行中です。
ヒント WebDialer サービスにログインすると、サービスのテストを行えます。どのデバイスが自分に割り当てられていて、電話をかけているのかがわかります。
Click to Call が適切に機能するには、Cisco Unified Communications Manager で CTI マネージャが実行されている必要があります。
ステップ 1 [Cisco Unified サービスアビリティ(Cisco Unified Serviceability)] > [Tools] > [Control Center - Feature Services] を選択します。
ステップ 2 [server] ドロップダウン リストから Cisco Unified Communications Manager サーバを選択します。
ステップ 3 [CM Services] で、 Cisco CTIManager が実行中であることを確認します。
• 「CCMCIP サービスが Cisco Unified Communications Manager で実行中か確認」
Click to Call では、CCMCIP(Cisco CallManager Cisco IP Phone Services)サービスからユーザの電話機タイプが取得され、Click to Call アプリケーションの電話機設定画面に電話機タイプが表示されます。CCMCIP サービスは Cisco Unified Communications Manager Release 6.x 以降でのみ稼動するため、この手順は、Cisco Unified Communications Manager の本リリースを実行している場合に適用されます。
ステップ 1 [Cisco Unified サービスアビリティ(Cisco Unified Serviceability)] > [Tools] > [Control Center - Network Services] を選択します。
ステップ 2 [server] ドロップダウン リストから Cisco Unified Communications Manager サーバを選択します。
ステップ 3 [CM Services] で、 Cisco CallManager Cisco IP Phone Services が実行中であることを確認します。
Cisco Unified Communications Manager で正しい電話デバイスがユーザに関連付けられていることを確認する必要があります。Cisco Unified Communications Manager で電話デバイスがユーザに正しく関連付けられていないと、その電話機は、Click to Call アプリケーションの電話機設定画面に表示されません。
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] > [ユーザ管理(User Management)] > [エンド ユーザ(End User)] を選択します。
ステップ 4 [デバイスの割り当て(Device Association)] セクションで、[制御するデバイス(Controlled Devices)] ウィンドウに正しいデバイスが表示されていることを確認します。
(注) 電話デバイスにユーザを関連付ける必要がある場合は、[デバイスの割り当て(Device Association)] を選択します。詳細については、Cisco Unified Communications Manager のオンライン ヘルプを参照してください。
ユーザがダイヤルする電話番号から自動的に数字を削除したり、電話番号に数字を追加したりするアプリケーション(Cisco WebDialer など)のダイヤル規則を設定できます。たとえば、ダイヤル規則を使用して、電話番号の先頭に数字を自動的に追加して、外線に接続することができます。
アプリケーション ダイヤル規則は、Cisco Unified Communications Manager の [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] > [コール ルーティング(Call Routing)] > [ダイヤル ルール(Dial Rules)] > [アプリケーション ダイヤル ルール(Application Dial Rules)] から設定します。
(注) Click to Call アプリケーションは、Cisco Unified Communications Manager の 6.x 以前のリリースではアプリケーション ダイヤル規則を使用できません。Click to Call アプリケーションでアプリケーション ダイヤル規則を使用するには、Cisco Unified Communications Manager を 6.x 以降にアップグレードしてください。
ここでは、アプリケーション ダイヤル規則について簡単に説明します。Cisco Unified Communications Manager でのアプリケーション ダイヤル規則の設定方法の詳細については、次の資料を参照してください。
• 次の URL にある『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Application Dial Rules Configuration」のセクション。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html
• 次の URL にある『 Cisco Unified Communications Manager Solution Reference Network Design 』の「Dial Plans」のセクション。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/products_implementation_design_guides_list.html
• 「Cisco Unified Communications Manager でアプリケーション ダイヤル規則を自動的に使用するよう Cisco WebDialer を設定」
表 2-1 に、企業のテレフォニー システム用のオフネットの市内、国内、および国際ダイヤリングのための基本的なアプリケーション ダイヤル プランを示します。
(注) Cisco Unified Communications Manager Release 7.x では、国際ダイヤル アクセス コードを表すために、「+」記号を含むアプリケーション ダイヤル規則がサポートされるようになりました。
|
|
|
|
|
---|---|---|---|---|
表 2-1 のサンプルのアプリケーション ダイヤル プランでは、9 は外部ダイヤル用のオフネット アクセス コードを表します。国内通話では、市内番号または国内(長距離)番号のいずれかに発信するために、オフネット アクセス コードに適切な桁数を追加します。それぞれの国際ダイヤル規則では、「+」を、オフネット アクセス コードと適切な国際ダイヤル アクセス コードで置き換えます。
次のアプリケーション ダイヤル規則が、 表 2-1 で設定されます。
• 任意の国際番号。アプリケーション ダイヤル規則では、番号から「+」が削除され、オフネット アクセス コード 9 と国際ダイヤル アクセス コード 011 が残りの数字の先頭に追加されます。
• 任意の 7 桁の市内番号。アプリケーション ダイヤル規則では、オフネット アクセス コード 9 が先頭に追加されます。
• 510 で始まる任意の 10 桁の市内番号。アプリケーション ダイヤル規則では、番号から 510 が削除され、オフネット アクセス コード 9 が残りの数字の先頭に追加されます。
• 任意の 10 桁の国内番号。アプリケーション ダイヤル規則では、数字 91 が先頭に追加されます。
• 1 で始まる任意の 11 桁の国内番号。アプリケーション ダイヤル規則では、オフネット アクセス コード 9 が先頭に追加されます。
[開始番号(Number Begins With)] フィールドが空白の場合は、ダイヤル規則に開始番号の数字を任意に適用できます。たとえば、最初の数字が 1、1408、または 1408526 で始まる場合は、それぞれ着信番号 14085264000 と一致します。
アプリケーション ダイヤル規則リストは、優先順位の順に設定する必要があります。Cisco Unified Communications Manager では、ダイヤル規則リストで着信番号を検索する 最初の ダイヤル規則の一致が適用され、リスト中の最適な一致の検索は試行されません。たとえば、次に示すダイヤル規則条件を設定した場合、着信番号 14085264000 の受信時に、Cisco Unified Communications Manager では、ダイヤル規則 1 は無視され、ダイヤル規則 2 が適用されます。これは、ダイヤル規則 2 が最初の一致であるためです。ダイヤル規則 3 が最適な一致ですが、最初の一致の検索後、Cisco Unified Communications Manager ではリスト内の後続の規則はすべて無視されます。
1. 先頭が 9 で、長さが 8 桁の場合は、X を行います。
2. 先頭が 1 で、長さが 11 桁の場合は、Y を行います。
3. 先頭が 1408 で、長さが 11 桁の場合は、Z を行います。
(注) また、Cisco Unified Communications Manager で電話帳の検索ルールを設定することもできます。電話帳の検索ルールによって、ユーザがダイヤルする番号が電話番号に変換されます。詳細については、次の URL にある『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html
• 「Cisco Unified Communications Manager でアプリケーション ダイヤル規則を自動的に使用するよう Cisco WebDialer を設定」
Cisco Unified Communications Manager で設定したアプリケーション ダイヤル規則を自動的に適用するよう Cisco WebDialer サービスを設定できます。
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] > [システム(System)] > [サービス パラメータ(Service Parameters)] を選択します。
ステップ 2 [サーバ(server)] メニューから Cisco Unified Communications Manager サーバを選択します。
ステップ 3 [サーバ(server)] メニューから [Cisco WebDialer Web Service] を選択します。
ステップ 4 Apply Application Dial Rules on Dial パラメータの [はい(True)] を選択します。
ステップ 5 Apply Application Dial Rules on SOAP Dial パラメータの [はい(True)] を選択します。
ステップ 6 Cisco WebDialer サービスを再起動します。
• 「Cisco Unified Communications Manager サーバ アドレスとユーザ名の自動的な入力」
Click to Call では、クライアント コンピュータ用に設定されたシステム プロキシ設定を使用して、Cisco Unified Communications Manager にアクセスします。プロキシ サーバを使用するようにコンピュータが設定されている場合、プロキシ設定によってユーザは Cisco Unified Communications Manager に接続できない可能性があります。
ステップ 1 [スタート(Start)] > [コントロール パネル(Control Panel)] > [インターネット オプション(Internet Options)] を選択します。
ステップ 2 [接続(Connections)] タブを選択し、[LAN の設定(LAN Settings)] を選択します。
ステップ 3 [ローカル アドレスにはプロキシ サーバーを使用しない(Bypass proxy server for local addresses)] を選択します。
ステップ 4 [詳細設定(Advanced)] を選択します。
ステップ 5 [例外(Exceptions)] フィールドに Cisco Unified Communications Manager サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
Click to Call では次のようにプロキシ サーバ アクセスをサポートします。
• プロキシ サーバが、匿名接続を許可するようになっている場合、Click to Call は Cisco Unified Communications Manager に正常に接続できます。ユーザはこれ以上操作する必要はありません。
• プロキシ サーバが基本またはダイジェストのプロキシ認証を使用するようになっている場合、Click to Call は Internet Explorer または Windows の資格情報を使用して、プロキシ サーバを認証します。電話をかけた後で、Internet Explorer またはユーザ資格情報の入力を求めるポップアップ ダイアログに資格情報を入力する際、今後の使用のために資格情報を記憶させることができます。
• プロキシ サーバが、NTLM 認証を使用するように有効になっている場合、Click to Call は Cisco Unified Communications Manager に正常に接続できます。ユーザはこれ以上操作する必要はありません。この状況では、Click to Call は Microsoft ベースのプロキシ サーバでのみ稼動します。
(注) Click to Call は、HTTPS を使用して SSL トンネル経由で Cisco Unified Communications Manager と通信します。すべてのプロキシ サーバ アクセスに対して、ポート 8443 を使用した SSL トンネルを許可するようにプロキシ サーバを設定する必要があります。