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目次
この章では、マネージャとアシスタントの電話機に Cisco Unified Communications Manager Assistant の共有回線またはプロキシ回線を設定する方法について説明します。 また、BAT スプレッドシートを使用してマネージャとアシスタントのアソシエーションを追加および更新する方法と、マネージャとアシスタントのデフォルトおよびカスタム CSV データ ファイルを作成する方法についても説明します。
Cisco Unified Communications Manager 一括管理(BAT)を使用すると、 Cisco Unified Communications Manager の Cisco Unified Communications Manager Assistant 機能を管理できます。 マネージャまたはアシスタントとそのアソシエーションをバルク トランザクションで追加、更新、削除できます。 Cisco Unified CM Assistant の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』と『Cisco Unified Communications Manager Assistant User Guide』を参照してください。
Cisco Unified CM Assistant 機能は、いくつかの Cisco Unified IP Phone モデルとデバイス プロファイルに対して利用できます。 Cisco Unified CM Assistant には、マネージャとアシスタントの回線で Cisco Unified CM Assistant 機能を利用するための設定モードとして、次の 2 つが用意されています。
プロキシ モード:プライマリ マネージャ回線は、アシスタントの電話機とは異なる電話番号を持つプロキシ回線と関連付けられます。
共有回線モード:マネージャとアシスタントの電話機が共有回線を持ち、同じ電話番号とパーティションを使用します。
(注) |
ユーザをデバイスや電話機に関連付けられるのは、Unified CM Assistant がサポートされている場合だけです。 |
マネージャの電話機とアシスタントの電話機が Unified CM Assistant プロキシ回線をサポートするよう設定するには、次のタスクを実行する必要があります。
次の表に、Unified CM Assistant マネージャ電話テンプレートのデフォルト設定値を示します。
フィールド |
デフォルト値 |
---|---|
[ソフトキーテンプレート(Softkey Template)] |
Softkey Template Standard Manager |
[電話ボタンテンプレート(Phone Button Template)] |
Standard Cisco Unified IP Phone 7960(2 回線) |
[回線1(Line1)] |
プライマリ回線 |
[回線2(Line 2)] |
着信インターコム回線 |
[サービス(Services)] |
アシスタント プライマリ サービス |
次の表に、Unified CM Assistant アシスタント電話テンプレートのデフォルト設定値を示します。
フィールド |
デフォルト値 |
---|---|
[ソフトキーテンプレート(Softkey Template)] |
Softkey Assistant |
[電話ボタンテンプレート(Phone Button Template)] |
Standard Cisco Unified IP Phone 7960 Assistant |
[拡張モジュール1(Expansion Module 1)] |
14 ボタンの拡張モジュール |
[電話機本体上の1回線と拡張モジュール上の5回線(One line on base phone and five lines on expansion module)] |
プロキシ回線では、電話機本体上の 1 回線と拡張モジュール上の 5 回線が、デフォルトで次のように構成されます。 |
[回線7(Line 7)] (拡張モジュール上) |
インターコム回線 |
BAT は、電話機のプライマリ マネージャ回線をアシスタントの電話機のプロキシ回線にマッピングすることで、Unified CM Assistant 回線設定を割り当てます。 Unified CM Assistant ウィザードで作成した Unified CM Assistant マネージャと Unified CM Assistant アシスタントのデフォルトのテンプレートを使用すると、1 ~ 5 回線のマネージャ回線を 1 人のアシスタントの電話機に関連付けることができます。 Unified CM Assistant テンプレートによって設定された電話機について、次の例では、2 人のマネージャの電話機を 1 人のアシスタントの電話機に関連付ける場合の回線設定を示します。
回線 4 ~ 6 は他のマネージャとのアソシエーションに使用できます。
1 人のアシスタントの電話機に複数のマネージャを関連付ける場合、プロキシ回線は、CSV データ ファイル内での順序に基づいて作成されます。 マネージャとアシスタントの最初の回線は、すべてのプライマリ マネージャ回線を、アシスタントの電話機上の未割り当て回線にプロキシ回線として割り当てることで作成されます。 アシスタントの電話機の全回線が割り当て済みになるか、CSV レコード内のすべてのマネージャが割り当てられるまで、CSV レコードの順序に基づいて、マネージャとアシスタントのプロキシ回線が 1 つずつ作成されていきます。
複数のアシスタントを 1 人のマネージャのプライマリ回線に関連付ける場合、BAT は CSV データ ファイル内での順序に基づいて、アシスタントをマネージャに割り当てます。 BAT によって割り当てられるマネージャのプライマリ回線は、1 番目のアシスタントで利用可能な回線数に基づきます。 たとえば、マネージャの電話機に 2 つのプライマリ回線があるとします。 CSV データ ファイルにある 1 番目のアシスタントが使用できるのは、1 回線だけです。 結果として、BAT によって、マネージャの 1 つのプライマリ回線だけが、CSV レコードに含まれているすべてのアシスタントの電話機にある 1 つのプロキシ回線に関連付けられます。
次の表に、マネージャとアシスタントのアソシエーションを使用する場合に、BAT がマネージャの電話機に対して設定できるすべての回線設定を示します。
利用可能回線数 |
設定 |
---|---|
1 回線 |
回線 1:プライマリ回線(Unified CM Assistant 制御) インターコム回線(なし) |
2 回線 (デフォルトの Unified CM Assistant マネージャ電話テンプレート) |
回線 1:プライマリ回線(Unified CM Assistant 制御) 回線 2:インターコム回線(オプション) |
3 回線以上 |
最後の回線が、インターコム回線として設定されます。 プロキシ回線に関連付けられるマネージャの回線数は、アシスタントの電話機で利用できる回線数によって決定されます。 |
次の表に、マネージャとアシスタントのアソシエーションの作成中に、BAT がアシスタントの電話機に対して設定するデフォルトの回線設定を示します。
利用可能回線数 |
設定 |
---|---|
1 回線 |
回線 1:プロキシ回線 インターコム回線(なし) |
2 回線 |
回線 1:プライマリ回線 回線 2:プロキシ回線 インターコム回線(なし) |
3 回線 |
回線 1:プライマリ回線 回線 2:プロキシ回線 回線 3:インターコム回線 |
4 回線以上 |
回線 1:プライマリ回線 回線 2:プロキシ回線 最後の回線が、インターコム回線として設定されます。 他の回線は、すべてプロキシ回線として設定されます。 |
7 回線 (デフォルトの Unified CM Assistant アシスタント電話テンプレート) |
回線 1:プライマリ回線 回線 2 ~ 6 は、5 人以下のマネージャをサポートするプロキシ回線として設定できます。 回線 7:インターコム回線 |
ここでは、それぞれ 3 つの既存回線を持つ 2 人のマネージャを、6 つの未割り当て回線を持つ 1 人のアシスタントに関連付けます。 BAT は、マネージャとアシスタントの電話機に、次の回線設定を行います。
すでにプライマリ回線を持つマネージャ電話機を関連付けるときは、アシスタントの電話機の未割り当て回線数が、マネージャの電話機のプライマリ回線数以上である必要があります。 たとえば、4 つのプライマリ回線が設定済みの電話機を持つマネージャと、3 回線だけ利用可能なアシスタントとのアソシエーションは、BAT では作成できません。
プロキシ回線を使用するように新しい Unified CM Assistant マネージャとアシスタントの電話機を設定することができます。
ステップ 1 |
の順に選択します。 [電話テンプレートの設定(Phone Template Configuration)] ウィンドウが表示されます。
|
||
ステップ 2 | 次のオプションを使用して、マネージャの電話機とアシスタントの電話機に、それぞれ別の CSV データ ファイルを作成します。 |
新しい電話機を挿入します。データベースへの電話機の追加の手順に従ってください。
プロキシ回線を使用するように既存の Unified CM Assistant マネージャとアシスタントの電話機を設定することができます。
ステップ 1 | [電話回線の追加(Phone Add Lines)] の順に選択します。 ウィンドウが表示されます。 | ||
ステップ 2 |
BAT 用に Unified CM Assistant テンプレートのコピーや変更が必要になる場合があります。 デフォルトのマネージャ電話テンプレートのフィールドの説明については、表 1を参照してください。また、デフォルトのアシスタント電話テンプレートのフィールドの説明については、表 2を参照してください。
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||
ステップ 3 | 次のいずれかのオプションを使用して、マネージャの電話機とアシスタントの電話機に、それぞれ別の CSV データ ファイルを作成します。 |
BAT テンプレートを作成して新しい電話機を Cisco Unified Communications Manager データベースに追加する場合、共有回線を使用するようにマネージャの電話機とアシスタントの電話機を設定することができます。 BAT を使用した新しい電話機の設定の手順に従ってください。
マネージャの電話機とアシスタントの電話機が共有回線をサポートするよう設定するには、Cisco Unified Communications Manager で共有回線をサポートするための Unified CM Assistant サービス パラメータを設定する必要があります。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』を参照してください。
(注) |
Cisco Unified IP Phone モデル 7960 を使用している場合、5 回線以上を使用するには電話ボタン テンプレートが必要です。 |
|
マネージャとアシスタントについて電話機と回線を設定し終わったら、マネージャとアシスタントの回線を関連付けて Unified CM Assistant で制御できるようにする必要があります。 マネージャとアシスタントのアソシエーション用の CSV データ ファイルの手順に従ってください。
BAT テンプレートを作成して、共有回線で、マネージャの新しい電話機を追加するか、既存の電話機を更新する場合は、次に示す電話機の設定を使用します。
BAT テンプレートを作成して、共有回線で、アシスタントの新しい電話機を追加するか、既存の電話機を更新する場合は、次に示す電話機の設定を使用します。
ソフトキー テンプレートを割り当てます:Standard Assistant。
追加の回線に Cisco 14 ボタン拡張モジュール(7914)を使用している場合、BAT テンプレートで拡張モジュールのタイプを指定します。
(注) |
Cisco Unified IP Phone 7960 の電話機ボタン テンプレートには、拡張モジュール回線が含まれています。 |
個人用のプライマリ回線を追加します。
関連付けられたマネージャに、共有回線を追加します。 同じ電話番号とパーティションを、マネージャの電話機のプライマリ回線として使用します。
着信インターコム回線を追加します(オプション)。
マネージャのインターコム回線に、スピード ダイヤルを追加します(オプション)。
ユーザ ロケールを設定します。
BAT は、Cisco Unified CM Assistant の回線設定を、マネージャとアシスタントの電話機に割り当てた共有回線に関連付けます。 共有回線モードは、アシスタントに関連付けるときにマネージャの設定で指定します。
共有回線モードでは、マネージャの回線が、アシスタントの電話機の共有回線に対応します。 たとえば、2 人のマネージャを 1 人のアシスタントに関連付けるためには、マネージャの電話機のプライマリ回線と同じ電話番号とパーティションを持つアシスタントの電話機に、2 つの回線を追加します。
回線 1:アシスタントのプライマリ回線(電話番号は 3356)
回線 2:マネージャ 1 の共有回線(電話番号は 2355)
回線 3:マネージャ 2 の共有回線(電話番号は 2875)
回線 4 ~ 6 は利用可能
回線 7:インターコム回線(オプション)
回線 4 ~ 6 は、他のマネージャ用の共有回線として追加できます。
1 人のアシスタントの電話機に複数のマネージャの回線を追加する場合は、アシスタントの電話機にあるすべての回線で共有回線モードを使用する必要があります。 アシスタントの電話機では、プロキシ回線と共有回線は共存できません。 同様に、1 人のマネージャに複数のアシスタントがいる場合、すべてのアソシエーションで共有回線モードを使用する必要があります。
複数のアシスタントを共有回線モードの 1 人のマネージャに関連付けると、BAT は、共有回線モードを使用しているアシスタントにだけ Unified CM Assistant アソシエーションを割り当てます。
BAT を使用して、 Cisco Unified Communications Manager データベースに、マネージャとアシスタントのアソシエーションを挿入する場合、新しいアソシエーションを追加することも、既存のアソシエーションを更新することもできます。
マネージャとアシスタントのアソシエーションを追加または更新する CSV データ ファイルを作成するには、「BAT スプレッドシートの使用」と「テキスト エディタを使用した CSV 形式のテキスト ファイルの作成」の 2 つのオプションがあります。
新しいマネージャ用のアソシエーションを作成する場合は、デバイス名を入力する必要があります。 既存の Unified CM Assistant レコードでマネージャを更新する場合、これらのフィールドはオプションです。 マネージャ用の回線が 3 回線以上の場合、BAT では、アシスタント用のプロキシ回線にマネージャのインターコム回線を割り当てることができません。
BAT スプレッドシートを使用して、新しい Unified CM Assistant アソシエーションを追加するか、既存の Unified CM Assistant アソシエーションを更新します。 BAT スプレッドシートにはマクロを持つデータ ファイル テンプレートがあり、マネージャとアシスタントのアソシエーションを容易に追加、更新、または削除できます。
|
BAT スプレッドシートにはマクロを持つデータ ファイル テンプレートがあり、マネージャとアシスタントのアソシエーションを容易に追加、更新、または削除できます。
BAT スプレッドシートを使用して新しい Unified CM Assistant アソシエーションを追加する場合、次の 2 つの方法でマネージャとアシスタントを設定することができます。
BAT スプレッドシートを使用して、プロキシ モードとシェアド モードの両方でデフォルトのマネージャとアシスタントのアソシエーションを挿入、更新、または削除する CSV データ ファイルを作成します。
BAT スプレッドシートのすべてのフィールドの編集が完了したら、内容を CSV 形式のデータ ファイルにエクスポートできます。 このファイルは、C:\XLSDataFiles またはローカル ワークステーション上の選択した別の既存フォルダに保存され、次のデフォルトのファイル名が割り当てられます。
<type of operation>ManagerAssistants-timestamp.txt
ここで、<type of operation>には "insert" または "delete" が入り、"<timestamp>" はファイルが作成された正確な日時を表します。
ステップ 1 | BAT.xlt ファイルをダウンロードして開き、BAT スプレッドシートを開きます。 | ||
ステップ 2 | プロンプトが表示されたら、[マクロを有効にする] ボタンをクリックして、スプレッドシート機能を使用します。 | ||
ステップ 3 | マネージャとアシスタントのアソシエーションのオプションを表示するには、スプレッドシートの下部にある [デフォルトのマネージャとアシスタント(Default Managers-Assistants)] タブをクリックします。 | ||
ステップ 4 | テンプレートを右側にスクロールしてオプション ボタンを表示し、このトランザクションのアソシエーションのタイプを次のうちから選択します。 | ||
ステップ 5 |
すべての必須フィールド、および該当するオプション フィールドに値を入力します。
|
||
ステップ 6 | 次のうちから、実行する操作を選択します。 | ||
ステップ 7 |
[BAT形式にエクスポート(Export to BAT Format)] をクリックして、BAT スプレッドシートから CSV データ ファイルにデータを転送します。
|
CSV データ ファイルを Cisco Unified Communications Manager の最初のノードにあるデータベース サーバにアップロードして、BAT が CSV データ ファイルにアクセスできるようにする必要があります。
既存の電話機にマネージャとアシスタントのアソシエーションを設定する場合は、BAT スプレッドシートの [カスタムのマネージャとアシスタント(Custom Managers-Assistants)] タブを使用できます。 BAT スプレッドシートを使用して、アシスタントの電話機のプロキシ回線でマネージャとアシスタントのアソシエーションを挿入または更新するためのカスタム CSV データ ファイルを作成します。
BAT スプレッドシートのすべてのフィールドの編集が完了したら、内容を CSV 形式のデータ ファイルにエクスポートできます。 このファイルは、デフォルトのファイル名(Custom Manager-Assistants-timestamp.txt)で、C:\XLSDataFiles またはローカル ワークステーション上の選択した別の既存フォルダに保存されます。
ステップ 1 | Cisco Unified Communications Manager サーバから BAT.xlt ファイルをダウンロードします。 | ||
ステップ 2 | BAT.xlt ファイルを開きます。 プロンプトが表示されたら、[マクロを有効にする] ボタンをクリックして、スプレッドシート機能を使用します。 | ||
ステップ 3 | マネージャとアシスタントのアソシエーションのオプションを表示するには、スプレッドシートの下部にある [カスタムのマネージャとアシスタント(Custom Managers-Assistants)] タブをクリックします。 | ||
ステップ 4 |
[プロキシ回線数(Number of Proxy Lines)] ボックスが表示されるまで、テンプレートを右側にスクロールします。 このボックスで、アシスタントに割り当てるプロキシ回線の数を入力します。 スプレッドシートは、入力した数値に基づいて、[プロキシ回線DN(Proxy Line DN)] と [マネージャ回線DN(Manager Line DN)] の列を追加します。 すべての必須フィールド、および該当するオプション フィールドに値を入力します。
# 記号は、マネージャに関連付けるプロキシ回線の数を表します。 |
||
ステップ 5 |
[BAT形式にエクスポート(Export to BAT Format)] ボタンをクリックして、BAT スプレッドシートから CSV データ ファイルにデータを転送します。
このファイルは、デフォルトのファイル名(Custom Manager-Assistants-timestamp.txt)で、C:\XLSDataFiles またはローカル ワークステーション上の選択した別の既存フォルダに保存されます。 |
CSV データ ファイルを Cisco Unified Communications Manager の最初のノードにあるデータベース サーバにアップロードして、BAT が CSV データ ファイルにアクセスできるようにする必要があります。
目次
- Cisco Unified Communications Manager Assistant
- Cisco Unified Communications Manager Assistant の電話機と回線
- プロキシ回線モードでの Cisco Unified Communications Manager Assistant 用の電話機の設定
- Cisco Unified Communications Manager Assistant マネージャ電話テンプレートのデフォルト設定値
- マネージャとアシスタントのプロキシ回線設定
- Cisco Unified Communications Manager Assistant マネージャの電話機の回線設定
- Unified CM Assistant の電話機の回線設定
- Cisco Unified Communications Manager Assistant マネージャとアシスタントの電話機用のプロキシ回線の例
- 新しい Cisco Unified Communications Manager Assistant マネージャとアシスタントの電話機のプロキシ回線設定
- 既存の Cisco Unified Communications Manager Assistant マネージャとアシスタントの電話機のプロキシ回線設定
- 共有回線モードでの Cisco Unified Communications Manager Assistant 用の電話機の設定
- 共有回線モード用のマネージャの電話機の設定
- 共有回線モード用のアシスタントの電話機の設定
- マネージャとアシスタントの共有回線の設定
- マネージャとアシスタントのアソシエーション用の CSV データ ファイル
- BAT スプレッドシートを使用したマネージャとアシスタントのアソシエーションの追加または更新
- BAT スプレッドシートを使用したマネージャとアシスタントのアソシエーションの追加と更新
- デフォルトのマネージャとアシスタントの CSV データ ファイルの作成
- カスタムのマネージャとアシスタントの CSV データ ファイルの作成
- マネージャとアシスタントの CSV データ ファイルに関連する項目
この章では、マネージャとアシスタントの電話機に Cisco Unified Communications Manager Assistant の共有回線またはプロキシ回線を設定する方法について説明します。 また、BAT スプレッドシートを使用してマネージャとアシスタントのアソシエーションを追加および更新する方法と、マネージャとアシスタントのデフォルトおよびカスタム CSV データ ファイルを作成する方法についても説明します。
Cisco Unified Communications Manager 一括管理(BAT)を使用すると、 Cisco Unified Communications Manager の Cisco Unified Communications Manager Assistant 機能を管理できます。 マネージャまたはアシスタントとそのアソシエーションをバルク トランザクションで追加、更新、削除できます。 Cisco Unified CM Assistant の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』と『Cisco Unified Communications Manager Assistant User Guide』を参照してください。
- Cisco Unified Communications Manager Assistant の電話機と回線
- マネージャとアシスタントのアソシエーション用の CSV データ ファイル
- マネージャとアシスタントの CSV データ ファイルに関連する項目
関連タスク
Cisco Unified Communications Manager Assistant の電話機と回線
Cisco Unified CM Assistant 機能は、いくつかの Cisco Unified IP Phone モデルとデバイス プロファイルに対して利用できます。 Cisco Unified CM Assistant には、マネージャとアシスタントの回線で Cisco Unified CM Assistant 機能を利用するための設定モードとして、次の 2 つが用意されています。
プロキシ モード:プライマリ マネージャ回線は、アシスタントの電話機とは異なる電話番号を持つプロキシ回線と関連付けられます。
共有回線モード:マネージャとアシスタントの電話機が共有回線を持ち、同じ電話番号とパーティションを使用します。
(注)
ユーザをデバイスや電話機に関連付けられるのは、Unified CM Assistant がサポートされている場合だけです。
- プロキシ回線モードでの Cisco Unified Communications Manager Assistant 用の電話機の設定
- 共有回線モードでの Cisco Unified Communications Manager Assistant 用の電話機の設定
関連タスク
プロキシ回線モードでの Cisco Unified Communications Manager Assistant 用の電話機の設定
手順
ステップ 1 システムに Unified CM Assistant の要件を設定します。 Cisco Unified CM Assistant 設定ウィザードを使用することをお勧めします。 このウィザードは、Unified CM Assistant マネージャとアシスタント、ルート ポイント、パーティション、トランスレーション パターン、および Cisco Unified CM Assistant サービスのコーリング サーチ スペースについて、電話テンプレートを自動的に作成します。 Cisco Unified CM Assistant 設定ウィザードを実行するには、BAT とウィザードが同じサーバにある必要があります。 Cisco Unified CM Assistant 設定ウィザードの実行については、『 Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』を参照してください。
(注) Cisco Unified CM Assistant 設定ウィザードは、システムの Unified CM Assistant 設定上の要件を設定するときに一度だけ使用できます。 この設定ウィザードを実行した後は、設定内容をウィザードで表示できますが、変更はできません。
ステップ 2 マネージャとアシスタント用に新しい電話機とユーザを追加するには、Cisco Unified CM Assistant 設定ウィザードによって BAT サーバ上に作成される Unified CM Assistant マネージャと Unified CM Assistant アシスタントの電話テンプレートを使用します。 BAT テンプレートは、プロキシ モードの電話機を設定する場合にだけ使用します。 ステップ 3 既存のマネージャとアシスタントの電話機については、次のいずれかの方法を使用して、Unified CM Assistant 電話テンプレートに対応するように変更できます。 ステップ 4 マネージャとアシスタントについて電話機と回線を設定し終わったら、マネージャとアシスタントの回線を関連付けて Unified CM Assistant で制御できるようにします。
Cisco Unified Communications Manager Assistant マネージャ電話テンプレートのデフォルト設定値
次の表に、Unified CM Assistant マネージャ電話テンプレートのデフォルト設定値を示します。
表 1 プロキシ回線用のマネージャ電話テンプレートのデフォルト設定値 フィールド
デフォルト値
[ソフトキーテンプレート(Softkey Template)]
Softkey Template Standard Manager
[電話ボタンテンプレート(Phone Button Template)]
Standard Cisco Unified IP Phone 7960(2 回線)
[回線1(Line1)]
プライマリ回線
[回線2(Line 2)]
着信インターコム回線
[サービス(Services)]
アシスタント プライマリ サービス
次の表に、Unified CM Assistant アシスタント電話テンプレートのデフォルト設定値を示します。
表 2 プロキシ回線用のアシスタント電話テンプレートのデフォルト設定値 フィールド
デフォルト値
[ソフトキーテンプレート(Softkey Template)]
Softkey Assistant
[電話ボタンテンプレート(Phone Button Template)]
Standard Cisco Unified IP Phone 7960 Assistant
[拡張モジュール1(Expansion Module 1)]
14 ボタンの拡張モジュール
[電話機本体上の1回線と拡張モジュール上の5回線(One line on base phone and five lines on expansion module)]
プロキシ回線では、電話機本体上の 1 回線と拡張モジュール上の 5 回線が、デフォルトで次のように構成されます。
[回線7(Line 7)]
(拡張モジュール上)
インターコム回線
マネージャとアシスタントのプロキシ回線設定
BAT は、電話機のプライマリ マネージャ回線をアシスタントの電話機のプロキシ回線にマッピングすることで、Unified CM Assistant 回線設定を割り当てます。 Unified CM Assistant ウィザードで作成した Unified CM Assistant マネージャと Unified CM Assistant アシスタントのデフォルトのテンプレートを使用すると、1 ~ 5 回線のマネージャ回線を 1 人のアシスタントの電話機に関連付けることができます。 Unified CM Assistant テンプレートによって設定された電話機について、次の例では、2 人のマネージャの電話機を 1 人のアシスタントの電話機に関連付ける場合の回線設定を示します。
アシスタントの電話機
回線 4 ~ 6 は他のマネージャとのアソシエーションに使用できます。
1 人のアシスタントの電話機に複数のマネージャを関連付ける場合、プロキシ回線は、CSV データ ファイル内での順序に基づいて作成されます。 マネージャとアシスタントの最初の回線は、すべてのプライマリ マネージャ回線を、アシスタントの電話機上の未割り当て回線にプロキシ回線として割り当てることで作成されます。 アシスタントの電話機の全回線が割り当て済みになるか、CSV レコード内のすべてのマネージャが割り当てられるまで、CSV レコードの順序に基づいて、マネージャとアシスタントのプロキシ回線が 1 つずつ作成されていきます。
複数のアシスタントを 1 人のマネージャのプライマリ回線に関連付ける場合、BAT は CSV データ ファイル内での順序に基づいて、アシスタントをマネージャに割り当てます。 BAT によって割り当てられるマネージャのプライマリ回線は、1 番目のアシスタントで利用可能な回線数に基づきます。 たとえば、マネージャの電話機に 2 つのプライマリ回線があるとします。 CSV データ ファイルにある 1 番目のアシスタントが使用できるのは、1 回線だけです。 結果として、BAT によって、マネージャの 1 つのプライマリ回線だけが、CSV レコードに含まれているすべてのアシスタントの電話機にある 1 つのプロキシ回線に関連付けられます。
- Cisco Unified Communications Manager Assistant マネージャの電話機の回線設定
- Unified CM Assistant の電話機の回線設定
- Cisco Unified Communications Manager Assistant マネージャとアシスタントの電話機用のプロキシ回線の例
Cisco Unified Communications Manager Assistant マネージャの電話機の回線設定
Unified CM Assistant の電話機の回線設定
次の表に、マネージャとアシスタントのアソシエーションの作成中に、BAT がアシスタントの電話機に対して設定するデフォルトの回線設定を示します。
表 4 アシスタントの電話機の回線設定 利用可能回線数
設定
1 回線
回線 1:プロキシ回線
インターコム回線(なし)
2 回線
回線 1:プライマリ回線
回線 2:プロキシ回線
インターコム回線(なし)
3 回線
回線 1:プライマリ回線
回線 2:プロキシ回線
回線 3:インターコム回線
4 回線以上
回線 1:プライマリ回線
回線 2:プロキシ回線
最後の回線が、インターコム回線として設定されます。
他の回線は、すべてプロキシ回線として設定されます。
7 回線
(デフォルトの Unified CM Assistant アシスタント電話テンプレート)
回線 1:プライマリ回線
回線 2 ~ 6 は、5 人以下のマネージャをサポートするプロキシ回線として設定できます。
回線 7:インターコム回線
新しい Cisco Unified Communications Manager Assistant マネージャとアシスタントの電話機のプロキシ回線設定
手順
ステップ 1 の順に選択します。 [電話テンプレートの設定(Phone Template Configuration)] ウィンドウが表示されます。
(注) BAT Unified CM Assistant テンプレートは書き込み禁止なので、これらのテンプレートを変更する場合は、テンプレートのコピーを作成してから編集してください。 デフォルトのマネージャ電話テンプレートのフィールドの説明については、表 1を参照してください。 デフォルトのアシスタント電話テンプレートのフィールドの説明については、表 2を参照してください。
ステップ 2 次のオプションを使用して、マネージャの電話機とアシスタントの電話機に、それぞれ別の CSV データ ファイルを作成します。
次の作業
新しい電話機を挿入します。データベースへの電話機の追加の手順に従ってください。
既存の Cisco Unified Communications Manager Assistant マネージャとアシスタントの電話機のプロキシ回線設定
手順
ステップ 1 [電話回線の追加(Phone Add Lines)] の順に選択します。 ウィンドウが表示されます。 ステップ 2 BAT 用に Unified CM Assistant テンプレートのコピーや変更が必要になる場合があります。 デフォルトのマネージャ電話テンプレートのフィールドの説明については、表 1を参照してください。また、デフォルトのアシスタント電話テンプレートのフィールドの説明については、表 2を参照してください。
(注) Cisco Unified CM Assistant 設定ウィザードの実行時に、設定情報(たとえば、パーティション名)を変更した場合は、テンプレートの編集時にもそのフィールドで同じ設定情報を使用する必要があります。
ステップ 3 次のいずれかのオプションを使用して、マネージャの電話機とアシスタントの電話機に、それぞれ別の CSV データ ファイルを作成します。
次の作業関連タスク
共有回線モードでの Cisco Unified Communications Manager Assistant 用の電話機の設定
BAT テンプレートを作成して新しい電話機を Cisco Unified Communications Manager データベースに追加する場合、共有回線を使用するようにマネージャの電話機とアシスタントの電話機を設定することができます。 BAT を使用した新しい電話機の設定の手順に従ってください。
はじめる前に手順マネージャの電話機とアシスタントの電話機が共有回線をサポートするよう設定するには、Cisco Unified Communications Manager で共有回線をサポートするための Unified CM Assistant サービス パラメータを設定する必要があります。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』を参照してください。
(注)
Cisco Unified IP Phone モデル 7960 を使用している場合、5 回線以上を使用するには電話ボタン テンプレートが必要です。
次の作業
次のガイドラインを使用して、BAT テンプレートを作成し、新しいマネージャの電話機とアシスタントの電話機を追加したり既存のマネージャの電話機とアシスタントの電話機を更新したりします。
- マネージャの電話機については、共有回線モード用のマネージャの電話機の設定を参照してください。
- アシスタントの電話機については、共有回線モード用のアシスタントの電話機の設定を参照してください。
マネージャとアシスタントについて電話機と回線を設定し終わったら、マネージャとアシスタントの回線を関連付けて Unified CM Assistant で制御できるようにする必要があります。 マネージャとアシスタントのアソシエーション用の CSV データ ファイルの手順に従ってください。
共有回線モード用のアシスタントの電話機の設定
BAT テンプレートを作成して、共有回線で、アシスタントの新しい電話機を追加するか、既存の電話機を更新する場合は、次に示す電話機の設定を使用します。
ソフトキー テンプレートを割り当てます:Standard Assistant。
追加の回線に Cisco 14 ボタン拡張モジュール(7914)を使用している場合、BAT テンプレートで拡張モジュールのタイプを指定します。
(注)
Cisco Unified IP Phone 7960 の電話機ボタン テンプレートには、拡張モジュール回線が含まれています。
個人用のプライマリ回線を追加します。
関連付けられたマネージャに、共有回線を追加します。 同じ電話番号とパーティションを、マネージャの電話機のプライマリ回線として使用します。
着信インターコム回線を追加します(オプション)。
マネージャのインターコム回線に、スピード ダイヤルを追加します(オプション)。
ユーザ ロケールを設定します。
マネージャとアシスタントの共有回線の設定
BAT は、Cisco Unified CM Assistant の回線設定を、マネージャとアシスタントの電話機に割り当てた共有回線に関連付けます。 共有回線モードは、アシスタントに関連付けるときにマネージャの設定で指定します。
共有回線モードでは、マネージャの回線が、アシスタントの電話機の共有回線に対応します。 たとえば、2 人のマネージャを 1 人のアシスタントに関連付けるためには、マネージャの電話機のプライマリ回線と同じ電話番号とパーティションを持つアシスタントの電話機に、2 つの回線を追加します。
アシスタントの電話機
回線 1:アシスタントのプライマリ回線(電話番号は 3356)
回線 2:マネージャ 1 の共有回線(電話番号は 2355)
回線 3:マネージャ 2 の共有回線(電話番号は 2875)
回線 4 ~ 6 は利用可能
回線 7:インターコム回線(オプション)
回線 4 ~ 6 は、他のマネージャ用の共有回線として追加できます。
1 人のアシスタントの電話機に複数のマネージャの回線を追加する場合は、アシスタントの電話機にあるすべての回線で共有回線モードを使用する必要があります。 アシスタントの電話機では、プロキシ回線と共有回線は共存できません。 同様に、1 人のマネージャに複数のアシスタントがいる場合、すべてのアソシエーションで共有回線モードを使用する必要があります。
複数のアシスタントを共有回線モードの 1 人のマネージャに関連付けると、BAT は、共有回線モードを使用しているアシスタントにだけ Unified CM Assistant アソシエーションを割り当てます。
マネージャとアシスタントのアソシエーション用の CSV データ ファイル
BAT を使用して、 Cisco Unified Communications Manager データベースに、マネージャとアシスタントのアソシエーションを挿入する場合、新しいアソシエーションを追加することも、既存のアソシエーションを更新することもできます。
マネージャとアシスタントのアソシエーションを追加または更新する CSV データ ファイルを作成するには、「BAT スプレッドシートの使用」と「テキスト エディタを使用した CSV 形式のテキスト ファイルの作成」の 2 つのオプションがあります。
新しいマネージャ用のアソシエーションを作成する場合は、デバイス名を入力する必要があります。 既存の Unified CM Assistant レコードでマネージャを更新する場合、これらのフィールドはオプションです。 マネージャ用の回線が 3 回線以上の場合、BAT では、アシスタント用のプロキシ回線にマネージャのインターコム回線を割り当てることができません。
- BAT スプレッドシートを使用したマネージャとアシスタントのアソシエーションの追加または更新
- BAT スプレッドシートを使用したマネージャとアシスタントのアソシエーションの追加と更新
- デフォルトのマネージャとアシスタントの CSV データ ファイルの作成
- カスタムのマネージャとアシスタントの CSV データ ファイルの作成
BAT スプレッドシートを使用したマネージャとアシスタントのアソシエーションの追加または更新
BAT スプレッドシートを使用したマネージャとアシスタントのアソシエーションの追加と更新
デフォルトのマネージャとアシスタントの CSV データ ファイルの作成
手順BAT スプレッドシートを使用して、プロキシ モードとシェアド モードの両方でデフォルトのマネージャとアシスタントのアソシエーションを挿入、更新、または削除する CSV データ ファイルを作成します。
BAT スプレッドシートのすべてのフィールドの編集が完了したら、内容を CSV 形式のデータ ファイルにエクスポートできます。 このファイルは、C:\XLSDataFiles またはローカル ワークステーション上の選択した別の既存フォルダに保存され、次のデフォルトのファイル名が割り当てられます。
<type of operation>ManagerAssistants-timestamp.txt
ここで、<type of operation>には "insert" または "delete" が入り、"<timestamp>" はファイルが作成された正確な日時を表します。
ステップ 1 BAT.xlt ファイルをダウンロードして開き、BAT スプレッドシートを開きます。 ステップ 2 プロンプトが表示されたら、[マクロを有効にする] ボタンをクリックして、スプレッドシート機能を使用します。 ステップ 3 マネージャとアシスタントのアソシエーションのオプションを表示するには、スプレッドシートの下部にある [デフォルトのマネージャとアシスタント(Default Managers-Assistants)] タブをクリックします。 ステップ 4 テンプレートを右側にスクロールしてオプション ボタンを表示し、このトランザクションのアソシエーションのタイプを次のうちから選択します。 ステップ 5 すべての必須フィールド、および該当するオプション フィールドに値を入力します。
ステップ 6 次のうちから、実行する操作を選択します。 ステップ 7 [BAT形式にエクスポート(Export to BAT Format)] をクリックして、BAT スプレッドシートから CSV データ ファイルにデータを転送します。 このファイルは、デフォルトのファイル名(<type of operation>ManagerAssistants-timestamp.txt)で、C:\XLSDataFiles またはローカル ワークステーション上の選択した別の既存フォルダに保存されます。
ヒント エクスポートされた CSV データ ファイルを読み取る方法については、BAT 内の [マネージャ/アシスタントの挿入(Insert Managers/Assistants)] ウィンドウで、[サンプルファイルの表示(View Sample File)] へのリンクをクリックしてください。
次の作業CSV データ ファイルを Cisco Unified Communications Manager の最初のノードにあるデータベース サーバにアップロードして、BAT が CSV データ ファイルにアクセスできるようにする必要があります。
カスタムのマネージャとアシスタントの CSV データ ファイルの作成
手順既存の電話機にマネージャとアシスタントのアソシエーションを設定する場合は、BAT スプレッドシートの [カスタムのマネージャとアシスタント(Custom Managers-Assistants)] タブを使用できます。 BAT スプレッドシートを使用して、アシスタントの電話機のプロキシ回線でマネージャとアシスタントのアソシエーションを挿入または更新するためのカスタム CSV データ ファイルを作成します。
BAT スプレッドシートのすべてのフィールドの編集が完了したら、内容を CSV 形式のデータ ファイルにエクスポートできます。 このファイルは、デフォルトのファイル名(Custom Manager-Assistants-timestamp.txt)で、C:\XLSDataFiles またはローカル ワークステーション上の選択した別の既存フォルダに保存されます。
ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager サーバから BAT.xlt ファイルをダウンロードします。 ステップ 2 BAT.xlt ファイルを開きます。 プロンプトが表示されたら、[マクロを有効にする] ボタンをクリックして、スプレッドシート機能を使用します。 ステップ 3 マネージャとアシスタントのアソシエーションのオプションを表示するには、スプレッドシートの下部にある [カスタムのマネージャとアシスタント(Custom Managers-Assistants)] タブをクリックします。 ステップ 4 [プロキシ回線数(Number of Proxy Lines)] ボックスが表示されるまで、テンプレートを右側にスクロールします。 このボックスで、アシスタントに割り当てるプロキシ回線の数を入力します。 スプレッドシートは、入力した数値に基づいて、[プロキシ回線DN(Proxy Line DN)] と [マネージャ回線DN(Manager Line DN)] の列を追加します。 すべての必須フィールド、および該当するオプション フィールドに値を入力します。
- [マネージャID(Manager ID)]:マネージャのユーザ ID を入力します。
- [デバイス名(Device Name)]:マネージャの電話機に割り当てられたデバイス名を入力します。
- [インターコムのDN(Intercom DN)]:マネージャのインターコム回線の電話番号を入力します (オプション)。
- [アシスタントID(Assistant ID)]:このマネージャに割り当てるアシスタントのユーザ ID を入力します。
- [デバイス名(Device Name)]:アシスタントの電話機に割り当てられたデバイス名を入力します。
- [インターコムのDN(Intercom DN)]:アシスタントのインターコム回線の電話番号を入力します (オプション)。
- [プロキシ回線DN#(Proxy Line DN#)]:アシスタントのプロキシ回線の電話番号を入力します。
- [マネージャ回線DN#(Manager Line DN#)]:マネージャのプライマリ回線の電話番号を入力します。
# 記号は、マネージャに関連付けるプロキシ回線の数を表します。
ステップ 5 [BAT形式にエクスポート(Export to BAT Format)] ボタンをクリックして、BAT スプレッドシートから CSV データ ファイルにデータを転送します。
ヒント エクスポートされた CSV データ ファイルを読み取る方法については、BAT 内の [マネージャ/アシスタントの挿入(Insert Managers/Assistants)] ウィンドウで、[サンプルファイルの表示(View Sample File)] へのリンクをクリックしてください。
このファイルは、デフォルトのファイル名(Custom Manager-Assistants-timestamp.txt)で、C:\XLSDataFiles またはローカル ワークステーション上の選択した別の既存フォルダに保存されます。
次の作業CSV データ ファイルを Cisco Unified Communications Manager の最初のノードにあるデータベース サーバにアップロードして、BAT が CSV データ ファイルにアクセスできるようにする必要があります。
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