設定テンプレートの使用
設定テンプレートを使用すると、次のことを実行できます。
• 新しい Unified Communications Manager、Unified Communications Manager Express、Unity、Unity Connection、Unity Express、および汎用 IOS ルータの設定。
• 既存の Unified Communications Manager、Unified Communications Manager Express、Unity Express、または汎用 IOS ルータの展開の拡大(たとえば、新しいサイトまたはロケーションの導入)。
設定テンプレートを作成するには、設定テンプレートにインフラストラクチャ データ オブジェクトを追加します。 表 5-1 ~ 表 5-3 に、プロビジョニング で使用できるインフラストラクチャ データ オブジェクトを示します。
インフラストラクチャ設定テンプレートのすべてのフィールドが、すべてのバージョンの Cisco Unified Communications Manager に適用できるわけではありません。
最大 5 レベルのネストされたテンプレートを作成できます。ネストされたテンプレートをループさせることはできません。
表 5-1 インフラストラクチャ データ オブジェクト(Unified Communications Manager のリリース)
|
Cisco Unified Communications Manager
|
|
|
|
|
|
Analog Voice Gateway Reference |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Cisco Fax Relay |
N |
N |
N |
Y |
Y |
Cisco Unified Communication Manager Group |
N |
N |
N |
Y |
Y |
CTI Route Point |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Call Park |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Call Pickup Group |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Call Queuing |
N |
N |
N |
N |
Y |
Call Search Space |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Common Device Config |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Description |
N |
N |
N |
Y |
Y |
Device Pool |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Enable Telnet |
N |
Y |
Y |
Y |
Y |
H323 Gateway |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Hunt List |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Hunt Pilot |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Line Group |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Location |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
MAC Address (Last 10 Characters) |
N |
N |
N |
Y |
Y |
Media Resource Group |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Media Resource Group List |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Meet-Me Conference |
N |
Y |
Y |
Y |
Y |
Modem Passthrough |
N |
N |
N |
Y |
Y |
Module in Slot 0 |
N |
N |
N |
Y |
Y |
MT Package Capability |
N |
N |
N |
Y |
Y |
Remote Destination Profile |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Remote Destination Profile Line |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
RES Package Capability |
N |
N |
N |
Y |
Y |
RTP Package Capability |
N |
N |
N |
Y |
Y |
RTP Report Interval (secs) |
N |
Y |
Y |
Y |
Y |
RTP Unreachable OnOff |
N |
Y |
Y |
Y |
Y |
RTP Unreachable timeout(ms) |
N |
Y |
Y |
Y |
Y |
Route Group |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Route List |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Route Partition |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Route Pattern |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Simple SDP |
N |
Y |
Y |
Y |
Y |
SIP Trunk |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
SIP Profile |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
SST Package Capability |
N |
Y |
Y |
Y |
Y |
T38 Fax Relay |
N |
N |
N |
Y |
Y |
Translation Pattern |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Unified CM Group |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
VG202 |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
VG204 |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
VG224 |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Voice Region |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Voiceport |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Voicemail Pilot |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
Voicemail Profile |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
表 5-2 インフラストラクチャ データ オブジェクト(Cisco Unified Communications Manager:Session Management Edition)
|
Cisco Session Management Edition
|
|
|
|
|
|
SIP Trunk |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
SIP Profile |
Y |
Y |
N |
Y |
Y |
多くのインフラストラクチャ データ オブジェクト フィールドでは、リストに項目を追加し、リスト内で項目を上下に移動できます。これらの操作の詳細については、次の項を参照してください。
• 「設定テンプレート内のリストへの項目の追加」
• 「設定テンプレート内の項目順序の変更」
(注) 手動でテキストを入力するデータ オブジェクト フィールドはすべて、大文字と小文字が区別されます。
表 5-4 CTI Route Point データ オブジェクトのフィールド
|
|
Name |
オブジェクト名。 |
Description |
説明(任意)。 |
Device Pool |
使用可能なデバイス プールのリスト。デバイス プールは、このデバイスのプロパティのコレクション(Unified CM グループ、日付/時刻グループ、リージョン、デバイスの自動登録用コーリング サーチ スペースなど)を指定します。 |
Common Device Config |
共通のデバイス設定(ソフトキー テンプレートやユーザ ロケールなど)。 |
Call Search Space |
収集された(発信側)番号のルーティング方法を決定するために検索されるルート パーティションのコレクションを指定します。 |
Location |
このロケーションに行き来するコールが使用できる合計帯域幅を指定します。設定値の None は、このルート ポイントで使用される帯域幅がロケーション機能によって追跡されないことを意味します。 |
Directory Numbers |
ディレクトリ番号を入力します。これらのディレクトリ番号は、Cisco Unified Communications Manager に存在していない必要があります。 |
Route Partition for Directory Numbers |
使用可能なルート パーティション。 |
Media Resource Group List |
メディア リソース グループの優先順位付けされたリストを提供します。アプリケーションは、Media Resource Group List で定義された優先順位に従って、使用可能なメディア リソースから必要なメディア リソース(保留音サーバなど)を選択します。 このフィールドが空白の場合は、デバイス プールで定義されたメディア リソース グループが使用されます。 |
User Locale |
電話機ユーザに関連付けられたユーザ ロケール。User Locale は、言語、フォント、日付と時刻のフォーマット、英数字キーボードのテキスト情報など、ユーザをサポートするための一連の詳細情報を識別します。 |
User Hold MOH Audio Source |
ユーザが保留操作を開始したときに再生される保留音のオーディオ ソース。 |
Network Hold Audio Source |
ネットワークが保留操作を開始したときに再生されるオーディオ ソース。 |
表 5-5 Call Park インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Number/Range |
コール パーク内線番号または番号の範囲を入力します。 |
Description |
説明(任意)。 |
Route Partition |
使用可能なルート パーティションのリスト。 |
Unified CM |
使用可能な Cisco Unified Communications Manager のリスト。 |
表 5-6 Call Pickup Group インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Name |
オブジェクト名。 |
Number |
一意のディレクトリ番号(整数)。 |
Description |
説明(任意)。 |
Route Partition |
使用可能なルート パーティションのリスト。 |
Calling Party Information |
コール ピックアップ グループへの視覚的な通知メッセージに発信者の識別情報を含めます。この設定が適用されるのは、Call Pickup Group Notification Policy が Visual Alert または Audio and Visual Alert に設定されている場合だけです。 |
Available Member Call Pickup Groups |
使用可能なコール ピックアップ グループのリスト。コール ピックアップ グループのリストの順序は、ディレクトリ番号とパーティションではなく、グループの名前です。 |
Call Pickup Group Notification Policy |
コール ピックアップ グループの通知ポリシーを設定します。 |
Call Pickup Group Notification Timer(seconds) |
コールがダイヤル先端末に最初に着信してから、コール ピックアップ グループ内の他の端末に通知が送信されるまでの遅延時間を設定します。 |
Directory Number Info |
ルート パーティションを示したディレクトリ番号のリスト。加入者に関連付けられているか、リンクされているディレクトリ番号だけをコール ピックアップ グループに追加できます。 (注) 一度に追加または削除(あるいは、追加と削除の組み合わせ)ができるディレクトリ番号は、200 個までです。 |
Called Party Information |
コール ピックアップ グループへの視覚的な通知メッセージに着信者の識別情報を含めます。この設定が適用されるのは、Call Pickup Group Notification Policy が Visual Alert または Audio and Visual Alert に設定されている場合だけです。 |
表 5-7 Call Search Space インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Name |
オブジェクト名。 |
Description |
説明(任意)。 |
Available Route Partitions |
使用可能なルート パーティションのリスト。ルート パーティション リストは厳密には必要ありませんが、少なくとも 1 つの値を指定しておく必要があります。 Cisco Unified Communications Manager にすでに存在しているルート パーティションを参照するか、このコーリング サーチ スペースよりも前に同じ設定テンプレートでルート パーティションを定義している必要があります。 |
表 5-8 Common Device Config インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Name |
オブジェクト名。 |
Softkey Template |
Cisco IP Phone のソフトキーの設定を指定するソフトキー テンプレート。 |
User Hold MOH Audio Source |
ユーザが保留操作を開始したときに再生される保留音のオーディオ ソース。 |
Network Hold Audio Source |
ネットワークが保留操作を開始したときに再生されるオーディオ ソース。 |
User Locale |
電話機ユーザに関連付けられたユーザ ロケール。User Locale は、言語、フォント、日付と時刻のフォーマット、英数字キーボードのテキスト情報など、ユーザをサポートするための一連の詳細情報を識別します。 |
MLPP Indication |
デバイス プール内の優先トーン再生機能のあるデバイスが、MLPP 優先コールを発信するときにその機能を使用するかどうかを指定します。 |
MLPP Preemption |
デバイス プール内の、進行中のコールのプリエンプション機能のあるデバイスが、MLPP 優先コールを発信するときにその機能を使用するかどうかを指定します。 |
MLPP Domain |
このデバイスに関連付けられた Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)ドメイン。 |
表 5-9 Unity 同報リスト インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Alias |
同報リストのエイリアス名。 |
Display Name |
同報リストの名前。 |
Extension |
電話システムが接続に使用する内線番号。 |
Owner |
加入者または同報リスト用のコール ハンドラの所有者。 |
Owner Type |
所有者のタイプ。 |
Show Distribution List in Email Server Address Book |
電子メール サーバ アドレス帳で同報リスト名を表示します。 |
Member List |
同報リストに関連付けられたメンバーのリスト。Alias/MemberType の形式を使用します。
(注) デフォルトのシステム同報リストは削除できません。
|
表 5-10 Unity Connection 同報リスト インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Alias |
同報リストのエイリアス名。 |
Display Name |
同報リストの名前。 |
Extension |
電話システムが接続に使用する内線番号。 |
Partition |
ユーザまたは外部発信者が到達可能な同報リストの範囲の定義に使用するパーティション。 |
Allow Contacts |
連絡先を同報リストのメンバーに追加できるかどうかを指定します。 |
Accept Messages from Foreign Systems |
VPIM ロケーションとして構成されたリモート ボイス メッセージング システム上のユーザはこの同報リストにメッセージを送信できます。 |
Member List |
同報リストに関連付けられたユーザのリスト。Alias/MemberType の形式を使用します。 一度に 200 メンバーのみ追加、修正、または削除できます。 パフォーマンスを向上させるために、それぞれ 500 メンバーを持つ、最大で 20 の同報リストを推奨しています。500 を超えるメンバーを管理する場合には、ネストされた同報リストを推奨できます。 |
表 5-11 Device Pool インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Name |
オブジェクト名。 |
Cisco Unified CM Group |
使用可能な Cisco Unified Communications Manager グループのリスト。 |
Date/Time Group |
このデバイス プール内のデバイスに割り当てる日付/時刻グループ。 |
Region |
このデバイス プール内のデバイスに割り当てる Cisco Unified Communications Manager リージョン。 |
Softkey Template |
Cisco IP Phone のソフトキーの設定を指定するソフトキー テンプレート。 |
SRST Reference |
このデバイス プール内のデバイスに割り当てる Survivable Remote Site Telephony(SRST)リファレンス。 |
Calling Search Space for Auto-Generation |
このデバイス プール内のデバイスに割り当てる、Cisco Unified Communications Manager に自動登録されるコーリング サーチ スペース。 |
Media Resource Group List |
メディア リソース グループの優先順位付けされたリストを提供します。アプリケーションは、Media Resource Group List で定義された優先順位に従って、使用可能なメディア リソースから必要なメディア リソース(保留音サーバなど)を選択します。このフィールドが空白の場合は、デバイス プールで定義されたメディア リソース グループが使用されます。 |
Network Hold MOH Audio Source |
ネットワークが保留操作を開始したときに再生されるオーディオ ソース。 |
User Hold MOH Audio Source |
ユーザが保留操作を開始したときに再生される保留音のオーディオ ソース。 |
Network Locale |
電話機とゲートウェイに関連付けられたロケール。 |
User Locale |
電話機ユーザに関連付けられたユーザ ロケール。User Locale は、言語、フォント、日付と時刻のフォーマット、英数字キーボードのテキスト情報など、ユーザをサポートするための一連の詳細情報を識別します。 |
Connection Monitor Duration |
IP Phone が SRST から登録解除されて Cisco Unified Communications Manager に再登録されるまでの時間を定義します。この間、IP Phone は Cisco Unified Communications Manager への接続をモニタします。 |
MLPP Indication |
デバイス プール内の優先トーン再生機能のあるデバイスが、MLPP 優先コールを発信するときにその機能を使用するかどうかを指定します。 |
MLPP Preemption |
デバイス プール内の、進行中のコールのプリエンプション機能のあるデバイスが、MLPP 優先コールを発信するときにその機能を使用するかどうかを指定します。 |
MLPP Domain |
このデバイスに関連付けられた Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)ドメイン。 |
表 5-12 H323 Gateway インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Name |
オブジェクト名。 |
Description |
説明(任意)。 |
Device Pool |
使用可能なデバイス プールのリスト。デバイス プールは、このデバイスのプロパティのコレクション(Unified CM グループ、日付/時刻グループ、リージョン、デバイスの自動登録用コーリング サーチ スペースなど)を指定します。 |
Call Classification |
このゲートウェイを使用する着信コールが、ネットワークの外側へ向かうか(OffNet)、ネットワーク上にあるか(OnNet)を指定します。 |
Media Resource Group List |
メディア リソース グループの優先順位付けされたリストを提供します。 |
Location |
このデバイスのロケーション。 |
Media Termination Point Required |
H.323 でサポートされていない機能(保留や転送など)を実装するためにメディア ターミネーション ポイントを使用している場合は [Yes] を選択します。 |
Retry Video Call As Audio |
コールを受信するビデオ エンドポイントに適用されます。 |
Wait for Far End H.245 Terminal Capability Set |
Cisco Unified Communications Manager が、自身の H.245 端末機能セットを送信する前に、遠端の H.245 端末機能セットを受信する必要があることを指定します。 |
MLPP Domain |
このデバイスに関連付けられた Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)ドメイン。 |
Significant Digits Value |
着信コールで保持される末尾からの桁数を表します。 |
Calling Search Spaces |
収集された(発信側)番号のルーティング方法を決定するために検索されるルート パーティションのコレクションを指定します。 |
AAR Calling Search Space |
帯域幅不足が原因でコールがブロックされた場合に、収集された(発信側)番号の他のルーティング方法を決定するために検索されるルート パーティションのコレクションを指定します。 |
Prefix DN |
着信コールの着番号に追加されるプレフィックス番号。 |
Redirecting Number IE Delivery - Inbound |
Cisco Unified Communications Manager への着信 SETUP メッセージに含まれる Redirecting Number IE を受け入れる場合は [Yes] を選択します。 |
Calling Party Selection |
ゲートウェイ上の発信コールでは、ディレクトリ番号情報を送信できます。送信するディレクトリ番号を選択します。 |
Calling Party Presentation |
Cisco Unified Communications Manager で発信側電話番号の表示を許可するか、禁止するかを選択します。 |
Called Party IE Number Type Unknown |
着信側ディレクトリ番号の数字タイプの形式を選択します。 |
Calling Party IE Number Type Unknown |
発信側ディレクトリ番号の数字タイプの形式を選択します。 |
Called Numbering Plan |
着信側ディレクトリ番号の番号計画の形式を選択します。 |
Calling Numbering Plan |
発信側ディレクトリ番号の番号計画の形式を選択します。 |
Caller ID DN |
発呼回線 ID に使用するパターンを 0 ~ 24 桁で入力します。 |
Display IE Delivery |
発信側および着信側のネーム デリバリ サービスにおいて、SETUP、CONNECT、および NOTIFY メッセージでの表示情報要素の配信を有効にします。 |
Redirecting Number IE Delivery - Outbound |
コールを転送するとき、Cisco Unified Communications Manager からの発信 SETUP メッセージに、コールの最初の転送番号と転送理由を示す Redirecting Number IE を含めます。 |
Packet Capture Mode |
このフィールドは、H.323 ゲートウェイの暗号化シグナリング情報のトラブルシューティングを行う場合に設定します。 |
Common Device Config |
共通のデバイス設定(ソフトキー テンプレートやユーザ ロケールなど)。 |
SRTP Allowed |
Cisco Unified Communications Manager で、ゲートウェイを経由したセキュア コールおよびノンセキュア コールを許可する場合は [Yes] を選択します。 |
Trace Flag |
未使用。 |
Version Stamp |
未使用。 |
CTI |
未使用。 |
Enable Outbound FastStart |
発信コールに対して H323 FastStart 機能を有効にする場合は [Yes] を選択します。 |
AAR Group |
帯域幅不足が発生した場合の代替ルーティング グループを選択します。 |
Packet Capture Duration |
このフィールドは、H.323 ゲートウェイの暗号化シグナリング情報のトラブルシューティングを行う場合に設定します。 |
表 5-13 Hunt List インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Name |
オブジェクト名。 |
Description |
説明(任意)。 |
Cisco Unified CM Group |
使用可能な Cisco Unified Communications Manager グループのリスト。 |
Enable this Hunt List |
ハント リストを有効にする場合は [Yes] を選択します。 |
Available Line Group |
使用可能な回線グループのリスト。 |
表 5-14 Hunt Pilot インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Pattern Definition |
Pattern |
ハント パイロット。数字とワイルドカードを含めることができますが、スペースは使用できません。 |
Route Partition |
パーティションを使用してハント パイロットへのアクセスを制限する場合は、適切なパーティションを選択します。 |
Description |
説明(任意)。 |
Numbering Plan |
番号計画を選択します。 |
Route Filter |
ハント パイロットに @ ワイルドカードが含まれている場合は、ルート フィルタを選択できます。 |
MLPP Precedence |
MLPP 優先設定。 |
Hunt List |
追加するハント パイロットに関連するハント リストを選択します。 |
Urgent Priority |
Cisco Unified Communications Manager がコールをすぐにルーティングする必要がある場合に桁間タイミングを中断する場合、[Yes] を選択します。 |
Block Enabled |
ブロックを有効または無効にします。 |
Release Cause |
Block Enabled フィールドの設定に依存します。解放原因を選択する場合は、Block Enabled を [True] に設定する必要があります。 |
Calling Party Transformations |
Use Calling Party's External Phone Number Mask |
発信コールの Calling Line Identification(CLID; 発呼回線 ID)に完全な外線電話番号を使用する場合は [Yes] を選択します。 |
Calling Party Transformation Mask |
変換マスク値を入力します。 |
Calling Party Prefix Digits(Outgoing Calls) |
プレフィックス番号を入力します。 |
Calling Line Presentation |
発信側電話番号をコール単位で許可または禁止するための補足サービスとして使用されます。 |
Calling Name Presentation |
発信側の名前をコール単位で許可または禁止するための補足サービスとして使用されます。 |
Connected Party Transformations |
Connected Line Presentation |
着信側電話番号をコール単位で許可または禁止するための補足サービスとして使用されます。 |
Connected Name Presentation |
着信側の名前をコール単位で許可または禁止するための補足サービスとして使用されます。 |
Called Party Transformations |
Called Party Discard Digits |
このハント パイロットに関連付ける数字破棄命令を選択します。 |
Called Party Transformation Mask |
変換マスク値を入力します。 |
Called Party Prefix Digits(Outgoing Calls) |
プレフィックス番号を入力します。 |
Queuing |
Queue Calls |
コール キューイングをイネーブルにするには、このチェックボックスをオンにします。 |
Network Hold MOH Source and Announcements |
保留音と、コールがキューに保持されている場合に再生する通知を含むオーディオ ソース ファイルを選択します。 |
Maximum Number of Callers Allowed in a Queue |
ハント パイロットごとにキューに配置する発信者の最大数を指定する値を入力します。 コール キューイングでは、ハント パイロットごとに最大 100 人の発信者をキューに配置できます。特定のハント パイロットでこの制限に達した後、後続のコールは代替番号にルーティングできます。 |
Enable This When Queue is Full |
キューがいっぱになった場合に、代替的な番号にコールをルーティングするには、このチェックボックスをオンにします。 |
Route the Call to This Destination When the Queue is Full |
キューがいっぱいになった場合に、コールをルーティングするディレクトリ番号を入力します。 このフィールドでは、数字(0 ~ 9)、大文字のエックス(X)、アスタリスク(*)、およびハッシュ記号(#)を使用できます。 |
Full Queue Calling Search Space |
キューがいっぱいになった場合に、コールを転送するために使用するコーリング サーチ スペースを指定します。 |
Maximum Wait Time in Queue |
キュー内の各コールに対して、最大待機時間を指定する値(秒単位)を入力します。 各発信者は、ハント パイロットあたり最大 3600 秒までキューに入れることができます。この制限に達した後、その発信者は代替番号にルーティングされます。 |
Enable This When Max Wait Time is Met |
最大待機時間に達した場合に、代替番号にコールをルーティングするには、このチェックボックスをオンにします。 |
Route the Call to This Destination If Max Wait Time is Met |
最大待機時間に達した場合に、コールをルーティングするディレクトリ番号を入力します。 |
Maximum Wait Time Calling Search Space |
最大待機時間に達した場合に、コールを転送するために使用するコーリング サーチ スペースを指定します。 |
Enable This When No Hunt Members are Logged In |
ハント メンバーがまったくログインまたは登録していない場合に、代替番号にコールをルーティングするには、このチェックボックスをオンにします。 |
Route the Call to This Destination If there is No Agent |
コールの時点で、使用可能なハント パイロットのメンバーがまったくいない、または登録されていない場合に、コールをルーティングするディレクトリ番号を入力します。 コール キューイングで、ハント パイロット メンバーは、Do Not Disturb(DND)を非アクティブにし、さらにハント グループにログインしている場合に、使用可能であると見なされます。その他のすべての場合、回線メンバーは、使用できない、またはログオフしていると見なされます。 |
No Hunt Members Logged In or Registered Calling Search Space |
ハント メンバーがまったくログインまたは登録していない場合に、コールを転送するために使用するコーリング サーチ スペースを指定します。 |
表 5-15 Line Group インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Name |
オブジェクト名。 |
RNA Reversion Timeout |
コールの応答がない場合、および最初のハント オプション「Try next member; then, try next group in Hunt List」が選択されている場合に、Cisco Unified Communications Manager が、この回線グループの次の使用可能なメンバーまたはアイドル状態のメンバー、または次の回線グループへのコールの分散を開始するまでの時間を秒単位で入力します。 |
Distribution Algorithm |
回線グループ レベルで適用する分散アルゴリズムを選択します。 |
Hunt Algorithm No Answer |
指定の分散アルゴリズムに対して、回線グループの応答のないメンバーにコールが分散された場合に使用する Cisco Unified Communications Manager のハント オプションを選択します。 |
Hunt Algorithm Busy |
指定の分散アルゴリズムに対して、回線グループのビジー状態のメンバーにコールが分散された場合に使用する Cisco Unified Communications Manager のハント オプションを選択します。 |
Hunt Algorithm Not Available |
指定の分散アルゴリズムに対して、回線グループの使用不可のメンバーにコールが分散された場合に使用する Cisco Unified Communications Manager のハント オプションを選択します。 |
Directory Numbers |
Cisco Unified Communications Manager にすでに存在するディレクトリ番号を入力します。 |
表 5-16 Location インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Name |
オブジェクト名。 |
Audio Bandwidth |
このロケーションと他のロケーションを結ぶリンク上のすべての音声コールで使用できる音声の最大帯域幅(kbps 単位)を入力します。 (注) このオプションは、Cisco Unified Communications Manager 9.0 以降だけで利用できます。Cisco Unified Communications Manager 8.x 以前のバージョンでは、[Audio Kilobytes] フィールドが表示されます。 |
Video Bandwidth |
このロケーションと他のロケーションを結ぶリンク上のすべてのビデオ コールで使用できるビデオの最大帯域幅(kbps 単位)を入力します。無制限にする場合は 0 を指定し、まったく使用しない場合は -1 を指定します。 (注) このオプションは、Cisco Unified Communications Manager 9.0 以降だけで利用できます。Cisco Unified Communications Manager 8.x 以前のバージョンでは、[Video Kilobytes] フィールドが表示されます。 |
表 5-17 Media Resource Group インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Name |
オブジェクト名。 |
Description |
説明(任意)。 |
Available Devices |
選択できる使用可能なメディア リソース。 |
Is Multicast for MOH Audio |
保留音に対してマルチキャストを使用する場合は [Yes] をクリックします。 |
表 5-18 Media Resource Group List インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Name |
オブジェクト名。 |
Description |
説明(任意)。 |
Available Media Resource Group Names |
選択できる使用可能なメディア リソース グループ。 |
表 5-19 ミートミー番号/パターン データ オブジェクト フィールド
|
|
Directory Number or Pattern |
ミートミー番号/パターンまたは番号の範囲を入力します。 範囲を設定するには、角カッコ内でダッシュを使用し、その後ろに数値を入力します。たとえば、範囲 1000 ~ 1050 を設定するには、10[0-5]0 と入力します。 このフィールドには、最大 24 文字まで入力できます。 |
Description |
説明には、最大 50 文字まで使用できます。二重引用符(")、バックスラッシュ(\)、ダッシュ(-)、パーセント記号(%)、アンパサンド(&)、またはかぎカッコ(<>)は、使用できません。 |
Partition |
パーティションを使用してミートミー番号/パターンへのアクセスを制限するには、ドロップダウン リストから必要なパーティションを選択します。 |
Minimum Security Level |
ドロップダウン リストから、このミートミー番号/パターンに対する最低セキュリティ レベルを選択します。 • 非セキュアな電話機を使用している参加者が会議に参加することをブロックするには、[Authenticated] を選択します。 • 非セキュアな電話機を使用している参加者が会議に参加することをブロックするには、[Encrypted] を選択します。 • すべての参加者に会議への参加を許可するには、[Non Secure] を選択します。 |
表 5-20 Route Group インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Name |
オブジェクト名。 |
Available Members |
選択できる使用可能なデバイス。 |
Ports |
デバイスが個々に設定可能なポートをサポートしている場合は、ポートを選択します。 |
表 5-21 Route List インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Name |
オブジェクト名。 |
Description |
説明(任意)。 |
Cisco Unified CM Group |
使用可能な Cisco Unified Communications Manager グループのリスト。 |
Enable this Route List |
ルート リストを有効にする場合は [Yes] を選択します。 |
Available Member Route Group |
使用可能なルート グループのリスト。 |
Available Member Use Fully Qualified Calling Party Number |
使用可能なルート グループが、完全修飾された発番号を使用する必要があるかどうかを指定します。 |
Member Calling Party Transformation Mask |
変換マスク値。 |
Member Calling Party Prefix Digits |
プレフィックス番号。 |
Available Member Discard Digits Instruction |
このルート リストに関連付ける数字破棄命令を指定します。 |
Member Called Party Transformation Mask |
変換マスク値。 |
Member Called Party Prefix Digits |
プレフィックス番号。 |
表 5-22 Route Partition インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Name |
オブジェクト名。 |
Description |
説明(任意)。 |
表 5-23 Route Pattern インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Pattern |
数字とワイルドカードを含む有効なルート パターン。 |
Route Partition |
パーティションを使用してルート パターンへのアクセスを制限する場合は、適切なパーティションを選択します。 |
Description |
説明(任意)。 |
Numbering Plan |
番号計画。デフォルト設定は North American Numbering Plan(NANP; 北米番号計画)です。 |
Route Filter |
ルート パターンに @ ワイルドカードが含まれている場合は、ルート フィルタを選択できます。 |
MLPP Precedence |
MLPP 優先設定。 |
Gateway, Route List, or SIP Trunk |
追加するルート パターンに関連するゲートウェイまたはルート リストを選択します。リストに表示されない値を入力することもできます。カスタム値を入力する場合は、ゲートウェイであるか、ルート リストであるか、または SIP トランクであるかを必ず指定します。名前の後に、次のいずれかを追加します。 • [GW]:ゲートウェイ • [RL]:ルート リスト • [ST]:SIP トランク たとえば、gatewayname[GW] となります。 |
Is Gateway Destination Type Gateway |
宛先デバイスがゲートウェイかどうかを示します。 |
Urgent Priority |
[Yes] を選択した場合、Cisco Unified Communications Manager がコールをすぐにルーティングする必要がある場合に桁間タイミングが中断されます。 |
Block Enabled |
ブロックを有効または無効にします。 |
Release Cause |
Block Enabled フィールドの設定に依存します。解放原因を選択する場合は、Block Enabled を [True] に設定する必要があります。 |
Call Classification |
このルート パターンを通じてルーティングされるコールが、ローカル ネットワークの外側へ向かうか(OffNet)、ローカル ネットワーク上にあるか(OnNet)を示します。 |
Allow Device Override |
[Yes] を選択した場合は、関連するゲートウェイまたはトランクに設定された Call Classification 設定に基づいて、発信コールが OffNet または OnNet と見なされます。 |
Provide Outside Dial Tone |
[Yes] を選択した場合、アウトサイド ダイヤル トーンが提供されます。 |
Use Calling Party's External Phone Number Mask |
発信コールの Calling Line Identification(CLID; 発呼回線 ID)に完全な外線電話番号を使用する場合は [Yes] を選択します。 |
Calling Party Transformation Mask |
変換マスク値。 |
Calling Party Prefix Digits(Outgoing Calls) |
プレフィックス番号。 |
Calling Line ID Presentation |
このルート パターンについて、Cisco Unified Communications Manager で着信側電話機のディスプレイへの発信側電話番号の表示を許可するか、禁止するかを指定します。 |
Calling Name Presentation |
このルート パターンについて、Cisco Unified Communications Manager で着信側電話機のディスプレイへの発信側の名前の表示を許可するか、禁止するかを指定します。 |
Connected Line ID Presentation |
このルート パターンについて、Cisco Unified Communications Manager で発信側電話機のディスプレイへの接続先電話番号の表示を許可するか、禁止するかを指定します。 |
Connected Name Presentation |
このルート パターンについて、Cisco Unified Communications Manager で発信側電話機のディスプレイへの接続先の名前の表示を許可するか、禁止するかを指定します。 |
Called Party Discard Digits(Outgoing Calls) |
このルート パターンに関連付ける数字破棄命令を指定します。 |
Called Party Transformation Mask |
変換マスク値。 |
Called Party Prefix Digits(Outgoing Calls) |
プレフィックス番号。 |
表 5-24 SIP Trunk インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
AAR Group |
AAR(自動代替ルーティング)グループとは、帯域幅不足のためにブロックされるコールをルーティングするときに使用されるプレフィックス番号です。 AAR グループの設定が「None」の場合は、ブロックされたコールの再ルーティングは試行されません。 |
Call Classification |
このトランクを使用する着信コールを、ネットワーク外と見なすか(OffNet)、ネットワーク上にあると見なすか(OnNet)、システムのデフォルト設定を使用するかを指定します。 |
Common Device Config |
このトランクに割り当てる共通デバイス設定を選択します。 共通デバイス設定には、特定のユーザに関連付けられている属性(サービスまたは機能)が含まれています。共通デバイス設定は、[Common Device Configuration] ページで設定します。 |
Connected Party Transformation CSS |
DID や E164 番号のような別のフォーマットで接続先の番号を表示するには、デバイスで着信側番号を変換することを選択します。 Cisco Unified Communications Manager は、200 OK メッセージや mid-call update/reinvite メッセージなどの各種の SIP メッセージのヘッダーに、変換後の番号を取り入れます。 選択した着信側変換 CSS に、このデバイスに割り当てる着信側トランスフォーメーション パターンが含まれていることを確認してください。 [Connected Party Transformation CSS] を [None] と設定した場合は、変換の照合と適用は行われません。設定する着信側変換 CSS が属するパーティションが非ヌル パーティションであり、ルーティングには使用されないことを確認してください。 |
Device Name |
オブジェクト名。 |
Description |
説明(任意)。 |
Device Pool |
使用可能なデバイス プールのリスト。デバイス プールは、このデバイスのプロパティのコレクション(Unified CM グループ、日付/時刻グループ、リージョン、デバイスの自動登録用コーリング サーチ スペースなど)を指定します。 |
Location |
このロケーションと中央のロケーション(またはハブ)との間のコールに使用可能な総帯域幅を指定します。ロケーション設定が「Hub_None」の場合は、使用可能な帯域幅は無制限です。 |
Media Resource Group List |
メディア リソース グループの優先順位付けされたリストを提供します。アプリケーションは、Media Resource Group List で定義された優先順位に従って、使用可能なメディア リソースから必要なメディア リソース(保留音サーバなど)を選択します。 |
Media Termination Point Required |
H.323 でサポートされない機能(保留や転送など)を実装するために Media Termination Point(MTP; メディア ターミネーション ポイント)を使用するかどうかを示します。 機能を実装するためのメディア ターミネーション ポイントを使用する必要がある場合は、[Media Termination Point Required] チェックボックスをオンにします。機能を実装するためのメディア ターミネーション ポイントを使用する必要がない場合は、[Media Termination Point Required] チェックボックスをオフにします。 このチェックボックスは、H.323 クライアントおよび H.245 Empty Capabilities Set をサポートしない H.323 デバイスだけでオンにしてください。または、単一ソースを通してメディア ストリーミングを終端させる場合にオンにしてください。 このチェックボックスが選択されて MTP が必須になっている場合に、いずれかのデバイスがビデオ エンドポイントのときは、コールはオーディオだけとして動作します。 |
Retry Video Call as Audio |
コールを受信するビデオ エンドポイントに適用されます。トランクの場合は、この設定が関係するのは Cisco Unified Communications Manager から受信されるコールであり、Wide Area Network(WAN; ワイド エリア ネットワーク)から受信されるコールには関係しません。 デフォルトでは、このチェックボックスはオンです。オンのときは、ビデオ コールとして接続できないコールは、コール制御に送られて再ルーティングされる前に、即座にオーディオ コールとして再試行されます。 このチェックボックスをオフにした場合は、ビデオとして接続できないビデオ コールがオーディオ コールとしての接続を試行されることはありません。そのコールはコール制御に送られ、コール制御によって自動代替ルーティング(AAR)グループやルート/ハント リストを介してルーティングされます。 |
Unattended Port |
オンの場合は、不在ポート(たとえばボイスメール ポート)へのコールのリダイレクトや転送が可能になります。 デフォルト値はオフです。 |
SRTP Allowed |
Cisco Unified Communications Manager によるトランクを経由したセキュア コールとノンセキュア コールを許可する場合に選択します。 このチェックボックスをオフにすると、Cisco Unified Communications Manager とトランクとの SRTP ネゴシエーションは行われず、RTP が使用されます。 このチェックボックスをオンにする場合は、IPSec を設定することをお勧めします。これは、キーなどのセキュリティ関連の情報がコールのネゴシエーション中に公開されるのを防ぐためです。 IPSec が正しく設定されていない場合は、Cisco Unified Communications Manager とゲートウェイの間のシグナリングがセキュアではなくなると考えてください。 |
Use Trusted Relay Point |
Cisco Unified Communications Manager によってこのメディア エンドポイントとともに Trusted Relay Point(TRP; 信頼できるリレー ポイント)デバイスを挿入するかどうかを、リストから選択します。次の値のいずれかを選択します。 • Default:このデバイスに関連付けられている共通デバイス設定の [Use Trusted Relay Point] 設定を使用します。 • Off:このデバイスでの TRP の使用をディセーブルにします。この設定は、このデバイスに関連付けられている共通デバイス設定の [Use Trusted Relay Point] 設定よりも優先されます。 • On:このデバイスでの TRP の使用をイネーブルにします。この設定は、このデバイスに関連付けられている共通デバイス設定の [Use Trusted Relay Point] 設定よりも優先されます。 TRP デバイスは MTP または TRP というラベルが付いているトランスコーダ デバイスを指定します。 エンドポイントに複数のリソース(たとえば、トランスコーダや RSVPAgent)が必要な場合は、TRP は関連付けられたエンドポイント デバイスに最も近い位置に配置されます。 TRP と MTP の両方がエンドポイントに必要な場合は、TRP が必須の MTP として使用されます。 TRP と RSVPAgent の両方がエンドポイントに必要な場合は、最初に、TRP としても使用できる RSVPAgent の検出が試行されます。 TRP とトランスコーダの両方がエンドポイントに必要な場合は、最初に、TRP としても指定されているトランスコーダの検出が試行されます。 |
Incoming Calling Party Unknown Number Prefix |
[Default] に設定されている場合は、コール プロセッサは次レベルの設定(デバイス プール/サービス パラメータ)のプレフィックスを使用します。それ以外の場合は、設定された値が使用されます。ただし、フィールドが空の場合はプレフィックスは割り当てられません。 |
MLPP Domain |
このデバイスに関連付ける MLPP ドメインを選択します。このフィールドが空の場合は、デバイスの MLPP ドメインはデバイス プールに対して設定された値から継承されます。 デバイス プールに MLPP ドメインの設定がない場合は、このデバイスの MLPP ドメインは MLPP Domain Identifier エンタープライズ パラメータの設定値から継承されます。 |
Remote-Party-Id |
Cisco Unified Communications Manager からリモートの宛先への発信 SIP メッセージの中で Remote-Party-ID(RPID)ヘッダーを送信することを許可します。[Yes] を選択すると、SIP トランクによって常に RPID ヘッダーが送信されます。 |
Asserted-Identity |
SIP メッセージの中で Asserted-Type ヘッダーおよび SIP Privacy ヘッダーを送信することを許可します。 [Yes] を選択すると、SIP トランクによって常に Asserted-Type ヘッダーが送信されます。SIP トランクによって SIP Privacy ヘッダーが送信されるかどうかは、[SIP Privacy] の設定によって決まります。 [No] を選択した場合は、SIP トランクの SIP メッセージには Asserted-Type ヘッダーおよび SIP Privacy ヘッダーは含まれません。 詳細については、この表の [Asserted-Type] と [SIP Privacy] の説明を参照してください。 |
Asserted-Type |
SIP トランクのメッセージに追加する Asserted Identity ヘッダーのタイプを指定します。 次のいずれかの値を選択します。 • Default:デフォルト値を表します。SIP トランクによって送信されるヘッダーのタイプは、SIP トランクが Cisco Unified Communications Manager コール制御から受信したスクリーニング表示情報によって決まります。 • PAI:Privacy-Asserted Identity(PAI)ヘッダーが発信 SIP トランク メッセージで送信されます。この値は、Cisco Unified Communications Manager から受信したスクリーニング表示の値よりも優先されます。 • PPI:Privacy Preferred Identity(PPI)ヘッダーが発信 SIP トランク メッセージで送信されます。この値は、Cisco Unified Communications Manager から受信したスクリーニング表示の値よりも優先されます。 (注) これらのヘッダーが送信されるのは、[Asserted Identity] チェックボックスがオンの場合だけです。 |
SIP Privacy |
SIP トランク メッセージに追加する SIP Privacy ヘッダーのタイプを指定します。 次のいずれかの値を選択します。 • Default:デフォルト値を表します。SIP トランクが Cisco Unified Communications Manager コール制御から受信した名前と番号表示の値によって SIP Privacy ヘッダーが構成されます。 例: – 名前と番号の表示が禁止されている場合は、SIP トランクによって SIP Privacy ヘッダーが送信されます。 – 名前と番号の表示が許可されている場合は、SIP トランクによって Privacy ヘッダーは送信されません。 • None:SIP トランクによって Privacy:none というヘッダーが追加されます。これは、表示が許可されることを意味します。この値は、Cisco Unified Communications Manager から受信した表示情報の値よりも優先されます。 • ID:SIP トランクによって Privacy:id というヘッダーが追加されます。これは、名前と番号の両方とも表示が禁止されることを意味します。 この値は、Cisco Unified Communications Manager から受信した表示情報の値よりも優先されます。 • ID Critical:SIP トランクによって Privacy:id;critical というヘッダーが追加されます。これは、名前と番号の両方とも表示が禁止されることを意味します。 「critical」というラベルは、このメッセージに対して要求されたプライバシー サービスが重要であることを意味します。そのプライバシー サービスをネットワークが実行できない場合は、要求は拒否されます。 この値は、Cisco Unified Communications Manager から受信した表示情報の値よりも優先されます。 (注) これらのヘッダーが送信されるのは、[Asserted Identity] チェックボックスがオンの場合だけです。 |
Significant Digits |
着信コールで保持される末尾からの桁数を表します。この設定は、着信コールの処理に使用されます。ここで指定された桁数は、H.323 デバイスへの着信コールをルーティングするときに使用されます。 収集する有意な桁の数(0 ~ 32)を選択してください。この数は、コールされた番号の右(最終桁)からの有意な桁の数です。 |
Connected Party ID Presentation |
Cisco Unified Communications Manager は、Connected Line ID Presentation(COLP; 接続先回線 ID の表示)を補足サービスとして使用して、接続先番号を発信側に通知します。SIP トランク レベルの設定は、コール単位の設定よりも優先されます。 デフォルト値は [Default] で、「許可」を意味します。Cisco Unified Communications Manager から接続先回線情報を送信する場合は、[Default] を選択してください。 Cisco Unified Communications Manager から接続先回線情報を送信しない場合は、[Restricted] を選択してください。 |
Connected Name Presentation |
Cisco Unified Communications Manager は、Connected Name Presentation(CONP; 接続先名の表示)を補足サービスとして使用して、接続先の名前を発信側に通知します。SIP トランク レベルの設定は、コール単位の設定よりも優先されます。 デフォルト値は [Default] で、「許可」を意味します。Cisco Unified Communications Manager から接続先名情報を送信する場合は、[Default] を選択してください。 Cisco Unified Communications Manager から接続先名情報を送信しない場合は、[Restricted] を選択してください。 |
Calling Search Space |
使用可能なコーリング サーチ スペース。 |
AAR Calling Search Space |
自動代替ルーティング(AAR)コーリング サーチ スペース。帯域幅不足が原因でコールがブロックされた場合に、収集された(発信側)番号の他のルーティング方法を決定するために検索されるルート パーティションのコレクションを指定します。 |
Prefix DN |
着信コールの着番号に追加されるプレフィックス番号。 |
Redirecting Diversion Header Delivery - Inbound |
[Yes](デフォルト)は、Cisco Unified Communications Manager への着信 INVITE メッセージの中の Redirecting Number を受け入れる場合に選択します。 [No] は、Cisco Unified Communications Manager への着信 INVITE メッセージの中の Redirecting Number を除外する場合に選択します。 Redirecting Number を使用するのは、音声メッセージング統合を行う場合だけです。Redirecting Number をサポートするように音声メッセージング システムが設定されている場合は、[Yes] を選択してください。 |
Called Party Transformation CSS |
デバイスに表示される着信側番号をローカライズできます。選択した着信側変換 CSS には、このデバイスに割り当てる着信側トランスフォーメーション パターンが含まれている必要があります。 [Called Party Transformation CSS] を [None] と設定した場合は、変換の照合と適用は行われません。設定する着信側変換 CSS が属するパーティションが非ヌル パーティションであり、ルーティングには使用されないことを確認してください。 |
Use Device Pool Called Party Transformation CSS |
[Yes] を選択した場合は、このデバイスに割り当てられているデバイス プール内で設定された着信側変換 CSS が使用されます。 [No] を選択した場合は、[Trunk Configuration] ページでデバイスに対して設定された着信側変換 CSS が使用されます。 |
Calling Party Transformation CSS |
デバイスに表示される発呼側番号をローカライズできます。選択した発呼側変換 CSS に、このデバイスに割り当てる発呼側トランスフォーメーション パターンが含まれていることを確認してください。 コールを発信する前に、デバイスは番号分析を使用して変換を適用する必要があります。[Calling Party Transformation CSS] を [None] と設定した場合は、変換の照合と適用は行われません。 設定した発呼側トランスフォーメーション パターンが属するパーティションが非ヌル パーティションであり、ルーティングには使用されないことを確認してください。 |
Calling Party Selection |
ゲートウェイ上での発信コールで送信されるディレクトリ番号を選択します。 どのディレクトリ番号を送信するかを、次のオプションを使用して指定します。 • Originator:発信側デバイスのディレクトリ番号を送信します。 • First Redirect Number:リダイレクト元デバイスのディレクトリ番号を送信します。 • Last Redirect Number:コールをリダイレクトする最後のデバイスのディレクトリ番号を送信します。 • First Redirect Number (External):リダイレクト元デバイスの外部ディレクトリ番号を送信します。 • Last Redirect Number (External):コールを最後にリダイレクトするデバイスの外部ディレクトリ番号を送信します。 |
Calling Line ID Presentation |
Cisco Unified Communications Manager は、Calling Line ID Presentation(CLIP; 発呼回線 ID の表示)を補足サービスとして使用して、着信側電話機画面での発呼側番号表示を制御します。 次のオプションのいずれかを選択します。 • Default:表示設定を変更しない場合に選択します。 • Allowed:発呼側番号情報を表示する場合に選択します。 • Restricted:発呼側番号情報を表示しない場合に選択します。 |
Calling Name Presentation |
Cisco Unified Communications Manager は、Calling Name ID Presentation(CNIP; 発呼者名の表示)を補足サービスとして使用して発呼者の名前を通知します。SIP トランク レベルの設定は、コール単位の設定よりも優先されます。 次のオプションのいずれかを選択します。 • Default:表示設定を変更しない場合に選択します。 • Allowed:Cisco Unified Communications Manager から発呼者名情報を送信する場合に選択します。 • Restricted:Cisco Unified Communications Manager から発呼者名情報を表示しない場合に選択します。 |
Caller ID DN |
トランクからの発信コールにおける発信者 ID のフォーマットに使用するパターン(0 ~ 24 桁)を入力します。 北米での例: • 555XXXX:可変発信者 ID。X は内線番号を表します。エリア コードが指定されていない場合は、セントラル オフィスによって番号にエリア コードが付加されます。 • 5555000:固定発信者 ID。この形式は、コールを発信した内線番号ではなく Corporate 番号を送信する場合に使用します。エリア コードが指定されていない場合は、セントラル オフィスによって番号にエリア コードが付加されます。 |
Caller Name |
発信元 SIP デバイスから受信した発信者名よりも優先させる発信者名を入力します。 |
Redirecting Diversion Header Delivery - Outbound |
[Yes] が選択されている場合は、Cisco Unified Communications Manager からの発信 INVITE メッセージに Redirecting Number が追加されます。これは、コールが転送されるときに元の着信側番号とリダイレクト理由を示すためです。 [No] が選択されている場合は、最初の Redirecting Number とリダイレクト理由は発信 INVITE メッセージから除外されます。 Redirecting Number が使用されるのは、音声メッセージング統合を行う場合だけです。Redirecting Number をサポートするように音声メッセージング システムが設定されている場合は、[Yes] を選択してください。 |
Destination Address |
このトランクが通信する相手であるリモート SIP ピアです。このフィールドに指定できる値は、有効な V4 IP アドレス、完全修飾ドメイン名、または DNS SRV レコードです([Destination Address is an SRV] フィールドで [yes] が選択された場合だけ)。 SIP トランクが受け入れる着信要求は、このトランクに関連付けられた SIP トランク セキュリティ プロファイルで指定された宛先アドレスおよび着信ポートからのものだけです。 リモート端が Cisco Unified Communications Manager クラスタである場合は、このフィールドで DNS SRV を選択することを推奨します。DNS SRV レコードには、クラスタ内のすべての Cisco Unified Communications Manager が含まれている必要があります。 |
Destination Address is an SRV |
設定される [Destination Address] が SRV レコードであることを指定します。 |
Destination Port |
宛先ポートを入力します。1024 ~ 65535 の範囲内のポートを入力してください(デフォルト値は 5060)。 同じポート番号を複数のトランクに対して指定できます。 宛先アドレスが DNS SRV ポートである場合は、値を入力しないでください。デフォルトのポート番号 5060 は、SIP ポートを表します。 |
Geolocation |
このデバイスが位置情報に関連付けられていないことを示す、未指定の位置情報。設定済みの位置情報を選択することもできます。 |
Geolocation Filter |
デバイスに位置情報フィルタを指定します。 |
Incoming Port |
着信ポート番号。 |
Outgoing Transport Type |
発信トランスポートのタイプ(TCP または UDP)。 |
MTP Preferred Originating Codec |
優先発信コーデックを指定します。 G.79 コーデックを SIP トランクとともに使用するように設定する場合は、G.79 コーデックをサポートするハードウェア MTP またはトランスコーダを使用する必要があります。 |
Send Geolocation Information |
関連するデバイスの位置情報を送信します。 |
SIP Trunk Security Profile |
SIP トランクに適用するセキュリティ プロファイルを選択します。 Cisco Unified Communications Manager Administration で定義されるすべての SIP トランクにセキュリティ プロファイルを適用する必要があります。 Cisco Unified Communications Manager をインストールすると、事前定義された非セキュアの SIP トランク セキュリティ プロファイルが自動登録用に作成されます。 SIP トランクに対するセキュリティ機能をイネーブルにするには、新しいセキュリティ プロファイルを作成して SIP トランクに適用してください。トランクがセキュリティをサポートしない場合は、非セキュア プロファイルを選択してください。 プロファイルに含まれている設定を表示するには、Cisco Unified Communications Manager で [System] > [Security Profile] > [SIP Trunk Security Profile] を選択します。 セキュリティ プロファイルの設定方法については、『 Cisco Unified Communications Manager Security Guide 』を参照してください。 |
Rerouting Calling Search Space |
SIP ユーザ(A)が別のユーザ(B)とのコールを第三者(C)に転送(REFER)できるかどうかを指定します。転送が完了すると、B と C が接続されます。この場合に使用される再ルーティング用コーリング サーチ スペースは、最初の SIP ユーザ(A)のものです。 |
Out-Of-Dialog Refer Calling Search Space |
Cisco Unified Communications Manager によって SIP ユーザ(A)への着信コール(B)を第三者(C)に転送(REFER)する処理を、SIP ユーザ(A)の関与なしで行う場合に使用されます。この場合に使用されるアウトオブダイアログ コーリング サーチ スペースは、SIP ユーザ(A)のものです。 |
Packet Capture Mode |
暗号化のトラブルシューティング専用です。パケット キャプチャは、CPU 使用量の増大や、コール処理の中断の原因となることがあります。 次のオプションのいずれかを選択します。 • None:このオプションはデフォルト設定です。パケット キャプチャが実行されていないことを示します。この設定は、パケット キャプチャの完了後に行います。 • Batch Processing Mode:Cisco Unified Communications Manager が、復号化されたメッセージや暗号化されていないメッセージをファイルに書き込み、システムが各ファイルを暗号化します。 システムでは、毎日新しいファイルが新しい暗号キーを使用して作成されます。Cisco Unified Communications Manager はファイルを 7 日間保存し、さらにファイルを暗号化するキーを安全な場所に保存します。Cisco Unified Communications Manager は、PktCap 仮想ディレクトリにファイルを保存します。 1 つのファイルには、タイム スタンプ、送信元 IP アドレス、送信元 IP ポート、宛先 IP アドレス、パケット プロトコル、メッセージの長さ、およびメッセージが含まれます。 IREC ツールでは、HTTPS、管理者のユーザ名とパスワード、および指定日を使用して、キャプチャされたパケットを含む 1 つの暗号化ファイルを要求します。 同様にこのツールでは、暗号化ファイルを復号化するためのキー情報を要求します。 パケット キャプチャをイネーブルまたはディセーブルにした後に、トランクをリセットする必要はありません。 |
Packet Capture Duration |
暗号化のトラブルシューティング専用です。パケット キャプチャは、CPU 使用量の増大や、コール処理の中断の原因となることがあります。 このフィールドは、パケット キャプチャの 1 つのセッションに割り当てられた最大分数を指定します。デフォルト設定は 0 で、範囲は 0 ~ 300 分です。 パケット キャプチャを開始するには、フィールドに 0 以外の値を入力します。パケット キャプチャが完了すると、値「0」が表示されます。 |
Presence Group |
Unified Presence の機能を設定します。SIP トランクに対するプレゼンス グループを選択します。選択したグループによって、SIP トランクに接続されたデバイス/アプリケーション/サーバをモニタできる宛先が指定されます。 [Presence Group] のデフォルト値は、標準プレゼンス グループであり、インストール時に設定されます。Cisco Unified Communications Manager Administration で設定されるプレゼンス グループは、ドロップダウン リスト ボックスにも表示されます。 プレゼンス認証は、プレゼンス グループと連携して、グループ間のプレゼンス要求を許可またはブロックします。 |
PSTN Access |
このトランクを介したコールが PSTN に到達する可能性があることを示します。このトランク デバイスを介したいずれのコールも PSTN に到達しない場合でも、このチェックボックスはオンにします。 たとえば、タンデム トランクまたは H.323 ゲートキーパールーテッド トランクについて、コールが PSTN に到達する可能性がある場合はこのチェックボックスをオンにします。 このチェックボックスをオンにすると、システムによってアップロード Voice Call Record(VCR; 音声コール レコード)が作成され、このトランク デバイスを介したコールが検証されます。 デフォルトでは、このチェックボックスはオンのままになります。 |
Route Class Signaling Enabled |
ドロップダウン リストから、ポートのルート クラス シグナリングをイネーブルまたはディセーブルにします。 次のいずれかの値を選択します。 • Default:この値を選択すると、デバイスには Route Class Signaling サービス パラメータの設定が使用されます。 • Off:ルート クラス シグナリングをイネーブルにするには、この値を選択します。この設定によって、Route Class Signaling サービス パラメータが上書きされます。 • On:ルート クラス シグナリングをディセーブルにするには、この値を選択します。この設定によって、Route Class Signaling サービス パラメータが上書きされます。 ルート クラス シグナリングは、特別なルーティングまたは終了要求を受信側のデバイスに伝達します。ホットライン機能をサポートするポートに対しては、ルート クラス シグナリングをイネーブルにする必要があります。 |
SUBSCRIBE Calling Search Space |
SIP トランクに接続するデバイス、サーバ、またはアプリケーションからのプレゼンス要求を Cisco Unified Communications Manager によってどのようにルーティングするかを設定します。 この設定を利用すると、SIP トランクに対するプレゼンス(SUBSCRIBE)要求に、コール処理サーチ スペースとは別のコーリング サーチ スペースを適用することができます。 SIP トランクに対するプレゼンス要求に使用する SUBSCRIBE コーリング サーチ スペースを選択してください。Cisco Unified Communications Manager Administration で設定されたすべてのコーリング サーチ スペースが [SUBSCRIBE Calling Search Space] ドロップダウン リスト ボックスに表示されます。 SIP トランク用の別のコーリング サーチ スペースをドロップダウン リストから選択しなかった場合の [SUBSCRIBE Calling Search Space] のデフォルト値は [None] です。 この目的専用の SUBSCRIBE コーリング サーチ スペースを設定するには、他のコーリング サーチ スペースと同様に新しいコーリング サーチ スペースを設定します。 |
SIP Profile |
この SIP トランクに使用する SIP プロファイルを選択します。 |
Trunk Service Type |
トランク サービスのタイプを指定します。次のオプションのいずれかを選択します。 • None:トランクがコール制御ディスカバリ、Extension Mobility Cross Cluster、または Cisco Intercompany Media Engine に使用されない場合は、このオプションを選択します。 • Call Control Discovery:このオプションを選択すると、トランクがコール制御ディスカバリをサポートできるようになります。 [Advertising Service] ウィンドウでこのトランクを CCD アドバタイジング サービスに割り当てると、トランクは、SAF ネットワークを使用するリモートのコール制御エンティティからの着信コールを処理します。 [Requesting Service] ウィンドウでこのトランクを CCD 要求サービスに割り当てると、トランクは学習パターンへの発信コールを処理します。 • Extension Mobility Cross Cluster:このオプションを選択すると、トランクが Extension Mobility Cross Cluster(EMCC)機能をサポートできるようになります。 このオプションを選択すると、[Media Termination Point Required]、[Unattended Port]、[Destination Address]、[Destination Address IPv6]、および [Destination Address is an SRV] の設定がブランクのままかオフになって、設定に使用できなくなり、デフォルト値が保持されます。 • Cisco Intercompany Media Engine:このフィールドを設定する前に、Cisco IME サーバがインストールされ、使用可能であることを確認します。 |
Transmit UTF-8 for Calling Party Name |
デバイス プールのユーザ ロケール設定を指定して、Unicode を送信するかどうか、また、受信した Unicode 情報を変換するかどうかを決定します。 送信側のデバイスに対してこのチェックボックスをオンにした場合に、デバイス プールのユーザ ロケール設定が終端電話機のユーザ ロケールに一致すると、デバイスは Unicode を送信します。ユーザ ロケール設定が一致しない場合、デバイスは ASCII を送信します。 受信側のデバイスは、送信側のデバイス プールのユーザ ロケール設定に基づいて、着信する Unicode 文字を変換します。ユーザ ロケール設定が終端電話機のユーザ ロケールに一致する場合、電話機に文字が表示されます。 [Transmit UTF-8 for Calling Party Name] チェックボックスは、デフォルトでオフのままになります。 |
Use Device Pool Connected Party Transformation CSS |
このデバイスに割り当てられているデバイス プール内で設定された着信側変換 CSS を使用できるようにします。 このチェックボックスをオフにすると、[Trunk Configuration] ウィンドウでこのデバイスに設定した着信側変換 CSS が使用されます。 |
DTMF Signaling Method |
次のオプションのいずれかを選択します。 • No Preference(デフォルト):Cisco Unified Communications Manager は DTMF ネゴシエートの方式として DTMF を選択します。したがって、コールのための MTP は必要ありません。 Cisco Unified Communications Manager が MTP を割り当てる必要がある場合([Media Termination Point Required] チェックボックスがオンの場合)は、SIP トランクの DTMF ネゴシエートは RFC 2833 に従って行われます。 • RFC 2833:トランク上で使用する優先 DTMF 方式が RFC 2833 である場合に、この設定を選択します。Cisco Unified Communications Manager は、MTP の使用状況にかかわらず、できる限り RFC 2833 のネゴシエートを試みます。失敗した場合は、アウトオブバンド方式が使用されます(ただし、ピア エンドポイントがこの方式をサポートしている場合)。 • OOB and RFC 2833:アウトオブバンドと RFC 2833 の両方を DTMF に使用する場合に、この設定を選択します。 ピア エンドポイントがアウトオブバンドと RFC 2833 の両方をサポートしている場合は、Cisco Unified Communications Manager はアウトオブバンドと RFC 2833 の両方の DTMF 方式のネゴシエートを行います。 その結果、同じ DTMF キープレスに対して 2 つの DTMF イベント(アウトオブバンドと RFC 2833)が送信されます。 |
(注) Provisioning で SME デバイスをコール プロセッサとして追加すると、Session Management Edition(SME)で SIP Trunk インフラストラクチャ データ オブジェクトをプロビジョニングできます。
表 5-25 SIP Profile インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Name |
SIP プロファイルの名前。 |
Description |
SIP プロファイルの説明。 |
Default MTP Telephony Event Payload Type |
RFC2833 テレフォニー イベントに対するデフォルトのペイロード タイプを指定します。 |
Resource Priority Namespace List |
設定済みの [Resource Priority Namespace Network Domain] リストを選択します。 |
Early Offer for G Clear Calls |
標準ベースの G.Clear(CLEARMODE)と独自の Cisco Session Description Protocols(SDP)の両方をサポートします。 |
Redirect by Application |
SIP トランクでこの SIP Profile を設定するには、このチェックボックスをオンにします。それによって、Cisco Unified Communications Manager 管理者は、次のことを行えるようになります。 • リダイレクトされたコンタクトが 3xx 応答で受信された場合に、特定のコーリング サーチ スペースを適用する。 • リダイレクトされたコンタクトに対して番号分析を適用し、コールが正しくルーティングされていることを確認する。 • サービス パラメータで設定できるリダイレクション(再帰リダイレクション)の数を制限することによって、DOS 攻撃を防止する。 • リダイレクションの実行中にその他の機能を起動できるようにする。 |
Disable Early Media on 180 |
発信側の電話機でローカル リングバックを再生し、200 OK 応答の受信時にメディアを接続するには、このチェックボックスをオンにします。 |
Outgoing T.38 INVITE include audio mline |
システムが Microsoft Exchange からの信号を受け付け、オーディオから T.38 ファクスにコールを切り替えるように指定できます。この機能を使用するには、この SIP プロファイルを SIP トランクに設定する必要があります。 |
Enable ANAT |
このオプションにより、デュアルスタック SIP トランクが IPv4 と IPv6 の両方のメディアを提供できるようになります。 |
Timer Invite Expires |
SIP INVITE が期限切れになるまでの時間を秒数で指定します。 |
Timer Register Delta |
このパラメータは、[Timer Register Expires] の設定とともに指定します。電話機は、登録期間が終わる [Timer Register Delta] 秒前に再登録します。登録期間は、SIP Station KeepAlive Interval サービス パラメータの値によって決まります。 |
Timer Register Expires |
SIP を実行している電話機が REGISTER メッセージの Expires ヘッダーで送信する値を指定します。有効値は任意の正数です。デフォルト値は 3600(1 時間)です。 REGISTER への 200 OK 応答で、Cisco Unified Communications Manager は、SIP Station KeepAlive Interval サービス パラメータの設定値を含む Expires ヘッダーを指定します。 200 OK 内のこの値によって、登録が期限切れになるまでの時間(秒数)が決まります。電話機は、この期間が終わる [Timer Register Delta] 秒前に登録を更新します。 |
Timer T1 |
SIP メッセージの再送信タイマーの最小値をミリ秒数で指定します。有効値は任意の正数です。 |
Timer T2 |
SIP メッセージの再送信タイマーの最大値をミリ秒数で指定します。有効値は任意の正数です。 |
Retry INVITE |
INVITE 要求が送信される最大回数を指定します。有効値は任意の正数です。 |
Retry Non-INVITE |
INVITE 要求が再送信される最大回数を指定します。有効値は任意の正数です。 |
Start Media Port |
メディア用の Real-Time Protocol(RTP)ポートの始まりを指定します。範囲は 16384 ~ 32767 です。 |
Stop Media Port |
メディア用の Real-Time Protocol(RTP)ポートの終わりを指定します。範囲は 16384 ~ 32767 です。 |
Call Pickup URL |
SIP を実行している電話機がコール ピックアップ機能を起動するために Cisco Unified Communications Manager に送信する固有のアドレスを指定します。 |
Call Pickup Group Other URI |
SIP を実行している電話機がコール ピックアップ グループの他の機能を起動するために Cisco Unified Communications Manager に送信する固有のアドレスを指定します。 |
Call Pickup Group URI |
SIP を実行している電話機がコール ピックアップ グループ機能を起動するために Cisco Unified Communications Manager に送信する固有のアドレスを指定します。 |
Meet Me Service URI |
SIP を実行している電話機がミートミー会議機能を起動するために Cisco Unified Communications Manager に送信する固有のアドレスを指定します。 |
User Info |
REGISTER メッセージ内の user= パラメータを設定します。 |
DTMF DB Level |
インバンド DTMF ディジットのトーン レベルを指定します。 |
Call Hold Ring Back |
呼び出し音を鳴らして、まだ他に保留中の相手がいることを通知できるようにします。 |
Anonymous Call Block |
番号非通知呼び出しのブロックを設定します。 |
Caller ID Blocking |
発信者 ID のブロッキングを設定します。 |
Do No Disturb Control |
Do Not Disturb 機能をイネーブルにします。 |
Telnet Level for 7940 and 7960 |
Telnet をサポートする電話機に対する、Telnet レベルの設定パラメータを制御します。 |
Timer Keep Alive Expires |
フェールオーバーが必要になったときにバックアップ Cisco Unified Communications Manager が使用可能であることを保証するために、バックアップ Cisco Unified Communications Manager に送信されるキープアライブ メッセージの間隔を指定します。 |
Timer Subscribe Expires |
加入が期限切れになるまでの時間を秒数で指定します。この値は、[Expires] ヘッダー フィールドに挿入されます。 |
Timer Subscribe Delta |
[Timer Subscribe Expires] によって管理されるように、加入期間が終わる [Timer Subscribe Delta] 秒前に再加入します。 |
Maximum Redirections |
コールをドロップする前に電話機がコールのリダイレクトを許可する最大回数を指定します。 |
Off Hook To First Digit Timer |
電話の受話器が外されてから最初のディジット タイマーが設定されるまでの経過時間をミリ秒で指定します。範囲は、0 ~ 150,000 ミリ秒です。 |
Call Forward URI |
SIP を実行している電話機が自動転送機能を起動するために Cisco Unified Communications Manager に送信する固有のアドレスを指定します。 |
Abbreviated Dial URI |
SIP を実行している電話機が短縮ダイヤル機能を起動するために Cisco Unified Communications Manager に送信する固有のアドレスを指定します。 |
Conference Join Enabled |
Cisco Unified IP Phone 7940 または 7960 を使用している会議開始者が電話を切った場合、その電話機が残りの会議参加者を参加させようとするかどうかを指定します。 |
RFC 2543 Hold |
コール保留の信号が Cisco Unified Communications Manager に送信される場合、RFC2543 に従って接続アドレスを 0.0.0.0 に設定できるようにするかどうかを指定します。この操作により、RFC3264 をサポートしないエンドポイントとの下位互換性を確保できます。 |
Semi Attended Transfer |
Cisco Unified IP Phone 7940 または 7960 の発信者が、コールの呼び出し音が鳴っているときに、在席転送の 2 番目のレッグを転送できるかどうかを指定します。準在席転送をイネーブルにする場合は、このチェックボックスをオンにします。準在席転送をディセーブルにする場合は、このチェックボックスをオフのままにします。 |
Enable VAD |
Voice Activation Detection(VAD)をイネーブルにするかどうかを指定します。VAD をディセーブルにする場合は、このチェックボックスをオフのままにします。VAD がイネーブルである場合、音声検出時にメディアは伝送されません。 |
Stutter Message Waiting |
電話機がオフ フックになったときにメッセージが待機している場合に、スタッター ダイヤル トーンが聞こえるようにするかどうかを指定します。メッセージが待機していてもスタッター ダイヤル トーンが聞こえないようにする場合は、このチェックボックスをオフのままにします。 |
Reroute Incoming Request to new Trunk based on |
コールの再ルーティングを行う SIP トランクを識別するときに Cisco Unified Communications Manager が使用する方法を指定します。 |
RSVP Over SIP |
RSVP over SIP トランクを設定するために Cisco Unified Communications Manager で使用する方法を指定します。 |
Fall back to local RSVP |
失敗したエンドツーエンドの RSVP コールがローカル RSVP にフォールバックして、コールを確立できるようにします。 |
SIP Rel1XX Options |
すべての SIP 暫定応答(100 Trying メッセージ以外)をリモートの SIP エンドポイントに確実に送信されるかどうかを決定する、SIP Rel1XX を設定します。 |
表 5-26 Translation Pattern インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Translation Pattern |
数字とワイルドカードを含むトランスレーション パターン。 |
Route Partition |
使用可能なルート パーティション。 |
Description |
説明(任意)。 |
Dial Plan |
番号計画。 |
Route Filter |
ルート フィルタ(任意)。 |
MLPP Precedence |
Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)優先設定。 |
Call Search Space |
使用可能なコーリング サーチ スペース。 |
Block Enabled |
ブロックを有効または無効にします。 |
Release Cause |
Block Enabled フィールドの設定に依存します。解放原因を選択する場合は、Block Enabled を [True] に設定する必要があります。 |
Use Calling Party's External Phone Number Mask |
発信側の外線電話番号マスクを使用するかどうかを指定します。 |
Calling Party Transform Mask |
変換マスク値。 |
Calling Party Prefix Digits(Outgoing Calls) |
プレフィックス番号。 |
Calling Line ID Presentation |
このトランスレーション パターンについて、Cisco Unified Communications Manager で着信側電話機のディスプレイへの発信側電話番号の表示を許可するか、禁止するかを指定します。 |
Calling Name Presentation |
このトランスレーション パターンについて、Cisco Unified Communications Manager で着信側電話機のディスプレイへの発信側の名前の表示を許可するか、禁止するかを指定します。 |
Connected Line ID Presentation |
このトランスレーション パターンについて、Cisco Unified Communications Manager で発信側電話機のディスプレイへの接続先電話番号の表示を許可するか、禁止するかを指定します。 |
Connected Name Presentation |
このトランスレーション パターンについて、Cisco Unified Communications Manager で発信側電話機のディスプレイへの接続先の名前の表示を許可するか、禁止するかを指定します。 |
Called Party Discard Digits |
このトランスレーション パターンに関連付ける数字破棄命令。 |
Called Party Transform Mask |
変換マスク値。 |
表 5-27 Unified Call Manager Group インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Name |
オブジェクト名。 |
Unified CMs |
使用可能な Cisco Unified Communications Manager のリスト。 |
Auto-Registration Unified CM Group |
自動登録が有効な場合に、この Cisco Unified Communications Manager グループをデフォルトの Cisco Unified Communications Manager グループにする場合は、[Yes] を選択します。 |
表 5-28 Voice Region インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Name |
オブジェクト名。 |
Audio Codec |
コーデックの設定。 新しいバージョンの Cisco Unified Communications Manager の場合(4.1 以上)、[Default Codec] フィールドは、選択したオプションに設定されます。 |
表 5-29 Voicemail Pilot インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Number |
ボイスメール パイロット番号。 |
Description |
説明(任意)。 |
Calling Search Space |
使用可能なコーリング サーチ スペース。 |
Is Default |
このパイロット番号がシステムのデフォルトのボイス メール パイロットかどうかを示します。 |
表 5-30 Voicemail Profile インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Name |
オブジェクト名。 |
Description |
説明(任意)。 |
Voicemail Pilot |
使用可能なボイスメール パイロット。 |
Voicemail Box Mask |
自動登録電話機用のボイス メールボックス番号の書式設定に使用するマスク。 |
Is Default |
このボイスメール プロファイルがシステムのデフォルトかどうかを示します。 |
表 5-31 VG202、VG204、および VG 224 インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールド
|
|
Gateway Name |
ゲートウェイの名前。 |
Protocol |
ゲートウェイに関連付けられたプロトコル。 |
MAC Address (Last 10 Characters) |
選択したデバイスの MAC アドレス。 [MAC Address] フィールドを更新すると、関連付けられたすべての電話の MAC アドレスが更新されます。ただし、加入者レコードの MAC アドレスを更新するには、ドメイン同期化を実行する必要があります。 |
Description |
デバイスの説明。 |
Cisco Unified Communications Manager Group |
Cisco Unified Communications Manager のグループ。 |
Module in Slot <Number> |
スロット番号を持つモジュール。 |
Subunit <Number> |
サブユニットの番号。 |
Modem Passthrough |
モデム パススルーをイネーブルまたはディセーブルにします。 |
Cisco Fax Relay |
Cisco FAX リレーをイネーブルまたはディセーブルにします。 |
T38 Fax Relay |
T.38 FAX リレーをイネーブルまたはディセーブルにします。 |
RTP Package Capability |
RTP パッケージ機能をイネーブルまたはディセーブルにします。 |
MT Package Capability |
MT パッケージ機能をイネーブルまたはディセーブルにします。 |
RES Package Capability |
RES パッケージ機能をイネーブルまたはディセーブルにします。 |
PRE Package Capability |
PRE パッケージ機能をイネーブルまたはディセーブルにします。 |
SST Package Capability |
SST パッケージ機能をイネーブルまたはディセーブルにします。 |
RTP Unreachable OnOff |
RTP 到達不能タイムアウトをイネーブルまたはディセーブルにします。 |
RTP Unreachable timeout(ms) |
ミリ秒単位の RTP 到達不能タイムアウト。 |
RTP Report Interval (secs) |
秒単位の RTP レポート間隔。 |
Simple SDP |
簡易 SDP をイネーブルまたはディセーブルにします。 |
設定テンプレートの作成
ステップ 1 [Design] > [Provisioning Template] を選択します。
ステップ 2 [Set Up Configuration Template] ページで、[New] アイコン( )をクリックします。
ステップ 3 表示されるプロンプトに設定テンプレートの名前を入力し、[OK] をクリックします。
ここでテンプレートに項目を追加できます(「設定テンプレートへの項目の追加」を参照)。
設定テンプレートへの項目の追加
ここでは、設定テンプレートに項目を追加する方法について説明します。追加できる項目は、個々のオブジェクトまたは既存の設定テンプレートのいずれかです。
これらのインフラストラクチャ オブジェクトには、名前に変数 DOMAIN および SERVICEAREA を含めることで、それぞれの属するドメインまたはサービス エリアに基づく一意の名前を指定できます。
設定テンプレートを送信するとき、プロビジョニング は DOMAIN と SERVICEAREA をそれぞれドメイン名とサービス エリア名に置き換えるため、新しいオブジェクトには自動的に一意の名前が割り当てられます。これは、プロビジョニング による Cisco Unified Communications Manager、Cisco Unified Communications Manager Express、または Cisco Unity Express 上でのパーティション化に必要なインフラストラクチャ要素になります。
設定は、設定テンプレートで定義された順に行われます。これらのオブジェクトの自動設定に関する依存関係は、オブジェクトを手動で設定する場合と同じです。したがって、設定テンプレートでは適切な順序でオブジェクトを定義する必要があります。
これらの依存関係に関する詳細、およびその他の要件については、Cisco Unified Communications Manager、Cisco Unified Communications Manager Express、または Cisco Unity Express の該当するマニュアルを参照してください。
多くのインフラストラクチャ データ オブジェクト フィールドでは、リストに項目を追加し、リスト内で項目を上下に移動できます。これらの操作の詳細については、次の項を参照してください。
• 「設定テンプレート内のリストへの項目の追加」
• 「設定テンプレート内の項目順序の変更」
ステップ 1 [Set Up Configuration Template] ページを開きます(「設定テンプレートの作成」を参照)。
ステップ 2 [Existing Configuration Template] アイコン( )をクリックします。
ステップ 3 必要な設定テンプレートをクリックします。
ステップ 4 [Add a new item] をクリックします。
ステップ 5 [Add] フィールドで、次のいずれかを行います。
• 新しい項目を作成するには、[New Item] をクリックして [Device Type] フィールドで、デバイス タイプを選択します。オプションには、[Generic IOS Router]、[Unified CM]、[Unified CME]、[Unity Connection]、[Unity Express] があります。 に進みます。
• 既存の設定テンプレートを追加するには、[Name] をクリックして次の手順を実行します。
a. 表示されたページで、必要な設定テンプレート名を選択します。
b. [Save] をクリックします。設定テンプレートが追加されます。
c. 次のいずれか、または複数の操作を行います。 に進みます。
ステップ 6 [Device Type] フィールドで、デバイス タイプを選択します。オプションには、[Generic IOS Router]、[Unified CM]、[Unified CME]、[Unity Connection]、[Unity Express] があります。
• [Unified CME IOS Template] で項目タイプとして [Unified CME] を選択するか、または [Unified CME IOS Template] で項目タイプとして [Unity Express] を選択した場合、[Commands] フィールドが表示されます。次の手順を実行します。
• 次の手順を実行します。
a. 適切な Cisco IOS コマンドを入力します。
Cisco Unified Communications Manager Express および汎用 IOS ルータの場合は、Cisco IOS コマンドは設定端末モードでデバイスに適用されます。Cisco IOS コマンドの configure terminal および exit が内部でコマンドに追加されます。
Cisco Unity Express の場合、コマンドを設定端末モードで実行させるには、テンプレートの先頭に configure terminal コマンドを追加する必要があります。
(注) サブモジュール モード コマンドの入力を必要とするデバイスの場合は、サブモジュール モードの開始と終了のコマンドを入力する必要があります。プロビジョニング では、入力したコマンドの構文はチェックされません。
b. [Save] をクリックします。
項目が設定テンプレートに追加されます。
• [Generic IOS Router] を選択し、次に [Generic IOS Router Template] を選択すると、ページがリフレッシュされ、[Commands] フィールドが表示されます。
a. 適切な Cisco IOS コマンドを入力します。
Cisco Unified Communications Manager Express および汎用 IOS ルータの場合は、Cisco IOS コマンドは設定端末モードでデバイスに適用されます。Cisco IOS コマンドの configure terminal および exit が内部でコマンドに追加されます。
(注) サブモジュール モード コマンドの入力を必要とするデバイスの場合は、サブモジュール モードの開始と終了のコマンドを入力する必要があります。プロビジョニング では、入力したコマンドの構文はチェックされません。
b. [Save] をクリックします。
項目が設定テンプレートに追加されます。
• [Generic IOS Router] を選択し、次に [Generic IOS Router Pre-Built] を項目タイプとして選択すると、ページがリフレッシュされ、[Directory Name] フィールドが表示されます。
ディレクトリがドロップダウン リストに表示されてない場合は、次の Cisco.com から汎用 Cisco IOS 事前構築テンプレートをダウンロードしてください。 http://www.cisco.com/cisco/software/cart.html?mdfid=&flowid=28441&treeMdfId=268439477&isLatestRel=Y&imageGuId=4B0DA57133B20054BE589851239F4D61B73E16FD&addoption=DN
汎用 Cisco IOS 事前構築テンプレートは、次の命名規則を持つファイルのペアによって構成されています。
<Name>-swconfig.txt:このファイルには、Cisco IOS コマンドが含まれています。
Config-UserGuide-<Name>.txt:このファイルには、swconfig ファイルで使用されるキーワードに関する情報が含まれています。
まだ実行していない場合は、プロビジョニング システムにアクセスして、サブディレクトリ ${CUPM-INSTALLED}\sep\ipt\ios-pre-b に移動します。ダウンロードしたファイルを、プロビジョニング プラットフォームのサブディレクトリにコピーします。ここに、Sample という名前のディレクトリがあることを確認します。新しいディレクトリを作成し、汎用 Cisco IOS 事前構築テンプレートのタイプにわかりやすい名前を付けます。
まだ実行していない場合は、ios-pre-built 下に作成したいずれかのサブディレクトリに、事前構築テンプレートのファイルのペアをコピーします。
a. 事前構築テンプレートを含むディレクトリを選択します。
ファイル名の入力を求めるプロンプトが表示されます。
(注) アナログ音声ゲートウェイを設定するディレクトリとして、Analog Voice Gateway Configurations を選択します。
b. 自動設定に使用する事前構築テンプレートのファイル名を選択します。
テンプレートで使用されるすべてのキーワードに対するキーワード リスト エントリのセットが表示され、読み取り専用の [Commands] フィールドが表示されます。
c. キーワードに、CLI で置き換えられる値を設定します。
このリストにキーワードを少なくとも 1 つ入力する必要があります。または、すでに作成したキーワード リストを使用できます。
d. [Save] をクリックします。
項目が設定テンプレートに追加されます。
• [Unified CM] を選択した場合は、次の手順を実行します。
a. [Item Type] リストで、インフラストラクチャ データ オブジェクトを選択します。画面がリフレッシュされ、選択したオブジェクトのオプションが表示されます。表示されるオプションは、選択したオブジェクトによって異なります(各インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールドの説明については、 表 5-4 ~ 表 5-30 を参照してください)。
b. 必要に応じてフィールドに入力します。ドロップダウン リストに必要な項目が含まれていない場合は、 「設定テンプレート内のリストへの項目の追加」 を参照してください。
c. [Save] をクリックします。
項目が設定テンプレートに追加されます。
• [Unity Connection] を選択した場合は、次の手順を実行します。
a. [Item Type] リストで、インフラストラクチャ データ オブジェクトを選択します。画面がリフレッシュされ、選択したオブジェクトのオプションが表示されます。表示されるオプションは、選択したオブジェクトによって異なります(各インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールドの説明については、 表 5-9 を参照してください)。
b. 必要に応じてフィールドに入力します。ドロップダウン リストに必要な項目が含まれていない場合は、 「設定テンプレート内のリストへの項目の追加」 を参照してください。
c. [Save] をクリックします。
項目が設定テンプレートに追加されます。
• [Unity] を選択した場合は、次の手順を実行します。
a. [Item Type] リストで、インフラストラクチャ データ オブジェクトを選択します。画面がリフレッシュされ、選択したオブジェクトのオプションが表示されます。表示されるオプションは、選択したオブジェクトによって異なります(各インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールドの説明については、 表 5-9 を参照してください)。
b. 必要に応じてフィールドに入力します。ドロップダウン リストに必要な項目が含まれていない場合は、 「設定テンプレート内のリストへの項目の追加」 を参照してください。
c. [Save] をクリックします。
項目が設定テンプレートに追加されます。
• [Unity] を選択した場合は、次の手順を実行します。
a. [Item Type] リストで、インフラストラクチャ データ オブジェクトを選択します。画面がリフレッシュされ、選択したオブジェクトのオプションが表示されます。表示されるオプションは、選択したオブジェクトによって異なります(各インフラストラクチャ データ オブジェクトのフィールドの説明については、 表 5-9 を参照してください)。
b. 必要に応じてフィールドに入力します。ドロップダウン リストに必要な項目が含まれていない場合は、 「設定テンプレート内のリストへの項目の追加」 を参照してください。
c. [Save] をクリックします。
項目が設定テンプレートに追加されます。
ステップ 7 次のいずれか、または複数の操作を行います。
• 設定テンプレートに別の項目を追加します。この手順の [Add a new item] をクリックします。 に進んでください。
• 設定テンプレート内の項目の順序を変更します(「設定テンプレート内の項目順序の変更」を参照)。
• 設定テンプレートの項目のコピーを作成します(「設定テンプレート内の項目のコピーの作成」を参照)。
• 設定テンプレートを終了します。[Exit] をクリックします。
キーワード置換の使用
設定テンプレートを作成する際に同じ定義パラメータを複数回使用する場合は、キーワード置換を設定すると操作が簡単になります。キーワード置換を使用して文字列を作成し、その文字列を設定テンプレートに入力すると、その文字列は対応する値に置き換えられます。
キーワードの追加
ステップ 1 [Set Up Configuration Template] ページを開きます(「設定テンプレートの作成」を参照)。
ステップ 2 次のいずれかを実行します。
• 新しいリストにキーワードを追加するには、キーワード置換リストの横の [New] アイコン( )をクリックします。
新しい空のキーワード リストが作成されます。
• 既存のリストにキーワードを追加するには、[Edit] アイコン( )をクリックします。
• 新しいキーワード リストを作成し、すべてのキーワードとそれらの値をローカル キーワード リストに追加するには、[New Import] アイコンをクリックします。
• すべてのキーワードとその値をローカル キーワード リストに結合し、すべての汎用 Cisco IOS 事前構築項目を既存のキーワード リストに結合するには、[Merge/Edit] アイコンをクリックします。
[Keyword List] ページが表示されます。
キーワード リスト名を変更するには、リストの名前をクリックし、表示されたダイアログボックスに新しい名前を入力します。
[OK] をクリックします。
ステップ 3 [Keyword] フィールドに文字列を入力します。文字列はドル記号($)で始める必要があります。
注意 キーワードはすべて ${} で囲みます。また、キーワードの末尾に他の文字が追加されている場合、キーワード置換は失敗します。
たとえば、次のような文字列を入力します。
ステップ 4 [Value] フィールドに、対応する値を入力します。たとえば、「San Jose」と入力します。
ステップ 5 [Update] をクリックします。
ステップ 6 [Done] をクリックします。
これで、この例では、${Region} という文字列を入力した場合、その文字列が San Jose という値に置き換えられます。
図 5-1 に、設定テンプレートでのキーワード置換の使用例を示します。この例では、キーワードを使用してルート パーティションとコーリング サーチ スペースを作成しています。キーワード リストの名前は San Jose で、Site = SJ というキーワードが 1 つ登録されています。
図 5-1 キーワード置換を使用した設定テンプレート
キーワードの編集
ステップ 1 [Set Up Configuration Template] ページを開きます(「設定テンプレートの作成」を参照)。
ステップ 2 [Keyword Substitution List] フィールドで、編集するキーワードを含むキーワード リストを選択します。
ステップ 3 [Edit] アイコン( )をクリックします。
ステップ 4 [Keyword List] ページで、必要に応じて値を変更します。
ステップ 5 [Update] をクリックします。
ステップ 6 [Done] をクリックします。
キーワードの削除
ステップ 1 [Set Up Configuration Template] ページを開きます(「設定テンプレートの作成」を参照)。
ステップ 2 [Keyword Substitution List] フィールドで、削除するキーワードを含むキーワード リストを選択します。
ステップ 3 [Edit] アイコン( )をクリックします。
ステップ 4 [Keyword List] ページで、削除するキーワードの [Remove] カラムのチェックボックスをオンにします。
ステップ 5 [Update] をクリックします。
ステップ 6 [Done] をクリックします。
キーワード リストの削除
ステップ 1 [Set Up Configuration Template] ページを開きます(「設定テンプレートの作成」を参照)。
ステップ 2 [Keyword Substitution List] フィールドで、削除するキーワード リストを選択します。
ステップ 3 [Edit] アイコン( )をクリックします。
ステップ 4 [Keyword List] ページで、[Delete] アイコンをクリックします( )。
ステップ 5 確認のボックスで [OK] をクリックします。
既存の設定テンプレートの更新
ステップ 1 [Design] > [Provisioning Template] を選択します。
ステップ 2 [Set Up Configuration Template] ページで、[Chooser] アイコン( )をクリックします。
ステップ 3 必要な設定テンプレートを選択します。
ステップ 4 [Set Up Configuration Template] ページで、必要に応じて情報を更新します。
設定テンプレート内の項目順序の変更
テンプレートを送信すると、設定テンプレートでの項目の順序どおりに項目が自動設定されます。項目番号の横にある上向きまたは下向き矢印をクリックして、次のものの順序を変更できます。
• テンプレート項目。
• インフラストラクチャ データ オブジェクト フィールドの項目。すべての項目の順序を変更できるわけではありません。フィールドの項目の順序を変更できる場合は、そのフィールドの横に上向きおよび下向き矢印が表示されます。
テンプレート項目の順序の変更
[Set Up Configuration Template] ページで(「既存の設定テンプレートの更新」を参照)、該当する項目の横の上向きまたは下向き矢印をクリックします。項目が移動します。
インフラストラクチャ データ オブジェクト フィールドの項目の順序の変更
ステップ 1 [Add a Configuration Template] ページ(「既存の設定テンプレートの更新」を参照)で、移動する項目を選択します。
(注) 移動する項目は、順序変更可能なインフラストラクチャ データ オブジェクト フィールドに存在する必要があります。
ステップ 2 フィールドの横の上向きまたは下向き矢印をクリックします。項目が移動します。
設定テンプレート内の項目の編集
項目を設定テンプレートに追加した後で、項目を編集できます。
ステップ 1 [Set Up Configuration Template] ページで(「既存の設定テンプレートの更新」を参照)、編集する項目の [Edit] アイコン( )をクリックします。[Edit a Configuration Template Item] ページが表示されます。
ステップ 2 適切な変更を行います。
ステップ 3 [Update] をクリックします。
設定テンプレート内のリストへの項目の追加
インフラストラクチャ データ オブジェクト フィールドのリストには、Cisco Unified Communications Manager にすでに存在する項目だけが表示されます。設定テンプレートの送信時に作成される項目を設定テンプレートで定義することもできます。新しい項目は、設定テンプレートが送信された時点以降にだけ存在します。これらの項目が、同じ設定テンプレート内の他の項目の必要条件になる場合があります。
この理由のため、プロビジョニング では、手動でリストにオプションを追加できるようになっています。たとえば、同じ設定テンプレートでルート パーティションとコーリング サーチ スペースを定義できます。設定テンプレートでコーリング サーチ スペース項目を定義するにはルート パーティションを指定する必要がありますが、ルート パーティションはまだ作成されていないため、設定テンプレートのオプションとしてルート パーティションは表示されません。
次の手順は、コーリング サーチ スペースで使用するルート パーティションの名前を設定テンプレートのリストに追加する方法を示します。
ステップ 1 [Edit a Configuration Template Item] ページ(「設定テンプレート内の項目の編集」を参照)で、リストの横のプラス記号( + )をクリックします。次のプロンプトが表示されます。
ステップ 2 オプションの名前を入力して [OK] をクリックします。
入力したオプションがリストに表示されます。
設定テンプレート内の項目のコピーの作成
設定テンプレートでテンプレート項目の複製を作成し、それを編集できます。これにより、同じ項目の複数のバージョンを作成することが可能です。
[Set Up Configuration Template] ページで(「既存の設定テンプレートの更新」を参照)、コピーする項目の [Copy] アイコン( )をクリックします。
項目のコピーが設定テンプレートに追加されます。必要に応じてコピーを編集できます。
設定テンプレート内の項目の削除
ステップ 1 [Set Up Configuration Template] ページで(「既存の設定テンプレートの更新」を参照)、削除する項目の [Delete] アイコン( )をクリックします。
ステップ 2 [OK] をクリックします。項目が削除されます。
設定テンプレートの名前の変更
ステップ 1 [Set Up Configuration Template] ページで(「既存の設定テンプレートの更新」を参照)、設定テンプレートの名前をクリックします。
ステップ 2 新しい名前を入力して [OK] をクリックします。
設定テンプレートのコピーの作成
設定テンプレート全体のコピーを作成し、必要に応じてそれを編集できます。
ステップ 1 [Set Up Configuration Template] ページで(「既存の設定テンプレートの更新」を参照)、設定テンプレート名の横の [Copy] アイコン( )をクリックします。
_copy が追加された名前で設定テンプレートのコピーが作成されます。
ステップ 2 必要に応じて、設定テンプレートの名前を変更し、内容を編集します。
設定テンプレートの削除
ステップ 1 [Set Up Configuration Template] ページで(「既存の設定テンプレートの更新」を参照)、設定テンプレート名の横の [Delete] アイコン( )をクリックします。確認を求めるメッセージが表示されます。
ステップ 2 [OK] をクリックします。設定テンプレートが削除されます。
テンプレートを使用した設定の生成
設定テンプレートを適用するには、該当するドメイン、サービス エリア、またはデバイスに設定テンプレートを送信します。
ステップ 1 テンプレートの [Set Up Configuration Template] ページを開きます(「既存の設定テンプレートの更新」を参照)。
ステップ 2 (任意)ドメインを選択します。サービス エリアとデバイスのリストに、選択したドメインに属するサービス エリアとデバイスが表示されます。
(注) ドメインが選択されない場合は、プロビジョニング 内のすべてのデバイスがリストに表示されます。
ステップ 3 サービス エリアとデバイスの一方または両方を選択します。サービス エリアを選択するとデバイス リストが更新され、選択したサービス エリアに属するデバイスだけが表示されます。
(注) サービス エリアまたはデバイスを選択すると、各テンプレート項目に [Supported] と [Unsupported] のいずれかが表示されます。サポートされていない項目は、選択したデバイスまたはサービス エリア内のデバイスに対して有効なテンプレート項目ではありません。そのようなテンプレート項目は、生成されたテンプレートには追加されません。
ステップ 4 (任意)キーワード リストを選択します。これはテンプレートにキーワードが含まれている場合にだけ必要です。
ステップ 5 [Generate Configuration] をクリックします。
ステップ 6 [OK] をクリックします。
設定が生成され、[Batch Project] ページが表示されます。設定のプロビジョニングのスケジュール設定に関する詳細については、を参照してください。
事前構築 Cisco IOS テンプレート
事前構築 Cisco IOS テンプレートは、シスコから多くのアプリケーションに対して配布されており、シスコ内の複数の管理製品によってサポートされています。
事前構築 Cisco IOS テンプレートは、次の 2 つのファイルで定義されます。
• < Name >-swconfig.txt:このファイルには、Cisco IOS コマンドが含まれています。これは、キーワードが「アット」記号(@)で区切られる点で、汎用 Cisco IOS コマンドのコマンド属性とは異なります。
• Config-UserGuide-<Name>.txt:このファイルには、swconfig.txt ファイルで使用されるすべてのキーワードがリストます。キーワードには、先頭に @ 文字が含まれている必要があります。先頭文字が @ 文字ではない場合、コメントとして処理されます。
<Name> に C2851_GigE-ASSTwOSPF-DMVPN-CME-H323-FaxRelay を使用すると、テキスト ファイルは次のようになります。
• C2851_GigE-ASSTwOSPF-DMVPN-CME-H323-FaxRelay-swconfig.txt
• Config-UserGuide-C2851_GigE-ASSTwOSPF-DMVPN-CME-H323-FaxRelay.txt
ファイルが欠落している場合、または命名規則に従っていない場合は、Provisioning の事前構築テンプレート ファイル名に名前が表示されません。
テキスト ファイル内にエラーが検出された場合は、エラー メッセージが表示されます。エラー メッセージが表示された場合は、テンプレート項目の作成をキャンセルして、問題を修正する必要があります。最も一般的なエラーは、swconfig.txt ファイルで使用されているキーワードが、Config-UserGuide-<Name>.txt ファイル内で相互参照されていないことです。
Config-UserGuide-<Name>.txt ファイル内の非コメント行は、コメントで区切られており、3 つの必須カラムが存在します。その内容は次のとおりです。
• Keyword Name:先頭に @ 文字を含むキーワードの完全な名前。キーワード名の有効な文字は、英数字、アンダースコア、左角カッコ([)、および右角カッコ(])です。
• Keyword Description:Cisco IOS コマンド内で、キーワード値が表す意味を説明する自由形式のテキスト フィールド。
• Keyword Label:キーワードの目的に関するより簡単な説明。
Provisioning の事前構築機能
プロビジョニング は、事前構築テンプレート ファイル用に次の追加機能を提供します。
• キーワード用の汎用 Cisco IOS テンプレート形式を使用して、swconfig.txt ファイル内のキーワードを指定できます。
汎用 Cisco IOS テンプレートの形式は、次のとおりです。
${KEY_WORDNAME}
(注) プロビジョニング では、具体的にはダッシュ(-)など、汎用 Cisco IOS テンプレートでサポートされる追加文字をキーワード名に含めることができます。
事前定義 Cisco IOS 形式は、次のとおりです。
@KEYWORD_NAME
• キーワード値をデフォルトに設定するため、およびキーワード値を検証するために、Config-UserGuide-<Name>.txt ファイルに、次の 3 つのオプションのカラムを追加できます。
– Type:キーワード検証を判断するための 4 つのタイプの 1 つ。タイプには、STRING、NUMERIC、IPV4、および IPV6 があります。事前構築テンプレートに関連付けられたローカル キーワード リストに値を入力すると、その値が検証され、検証が失敗した場合はエラー メッセージが表示されます。テンプレート項目を保存する前に、エラーを修正する必要があります。
– Default Value:ローカル キーワード リストを作成する際に初期的に使用される値。
– Length:STRING タイプの長さは、この値を超えることはできません。
任意のキーワードに値 CUPM_SKIP を使用できますが、この値を含む行は、デバイスに送信される Cisco IOS コマンドには含まれません。
Provisioning でサポートされない事前構築機能
キーワード名が空の各カッコ([])で終了している場合、このキーワードに複数の値を割り当てることができることを意味しています。Provisioning では、1 つの値のみ設定できます。
設定テンプレートのインポートとエクスポート
テンプレート インポート/エクスポート ツール(configtemplate.sh)を使用すると、プロビジョニング サーバとの間で設定テンプレートのインポートやエクスポートを実行できます。
configtemplate.sh ファイルは、/opt/cupm/sep/ipt/bin フォルダにあります。
テンプレート インポート/エクスポート ツールを使用するときは、次のことに注意してください。
• テンプレートを別の プロビジョニング サーバにインポートするときに、インポート対象のテンプレートに特定のコール プロセッサ固有の属性が含まれている場合は、テンプレートをインポートする プロビジョニング サーバでそのコール プロセッサを追加して同期化する必要があります。
• エクスポートされた設定テンプレート ファイルに変更を加えないでください。
• ネストしているテンプレートを別々にインポート/エクスポートしないでください。
• all オプションを使用するときは、すべてのファイルが同じディレクトリに存在している必要があります。そうでない場合は、インポートに失敗します。
• ネストしているテンプレートの 1 つを指定したときに、そのテンプレートに従属するテンプレートはインポート/エクスポートされません。従属するテンプレートは個別にインポート/エクスポートする必要があります。まとめてインポート/エクスポートするには、 all オプションを使用します。このときに、すべての従属ファイルが指定のディレクトリに存在している必要があります。
(注) この方法で事前構築 Cisco IOS テンプレートをエクスポートすることはできません。事前定義テンプレートは、Provisioning データベースには格納されません。これらのテンプレートは、ios-pre-built ディレクトリ下のサブディレクトリにコピーされた際に、暗黙的にインポートされます。
設定テンプレートのインポート
ステップ 1 プロビジョニング システムで、コマンド プロンプトを開きます。
ステップ 2 コマンド プロンプトで、/opt/cupm/sep/ipt/bin フォルダに移動し、次のコマンドを実行します。
./configtemplate.sh -import <XML file name> -d <directory>
それぞれの説明は次のとおりです。
• <XML file name>: インポートするテンプレートの名前です。
(注) <XML file name> の代わりに all を指定することもできます。このようにすると、ディレクトリに存在するすべてのテンプレート(xml ファイル)がインポートされます。
• <directory>: インポートするファイルが存在するディレクトリです。これは任意です。この引数を省略した場合のデフォルトは、カレント ディレクトリです。
例:./ configtemplate.sh -import RoutePattern.xml -d /opt/cupm/templates
(注) コマンドをインポートする前に、フォルダ内のファイルが .xml ファイルのみであることを確認してください。
設定テンプレートのエクスポート
ステップ 1 プロビジョニング システムで、コマンド プロンプトを開きます。
ステップ 2 コマンド プロンプトで、/opt/cupm/sep/ipt/bin フォルダに移動し、次のコマンドを実行します。
./configtemplate.sh -export <template name> -d <directory>
それぞれの説明は次のとおりです。
• <template name>: エクスポートするテンプレートの名前です。
(注) <template name> の代わりに all を指定することもできます。このようにすると、存在するすべてのテンプレートがエクスポートされます。
• <directory>: ファイルのエクスポート先のディレクトリです。これは任意です。この引数を省略した場合のデフォルトは、カレント ディレクトリです。
例: ./configtemplate.sh -export RoutePattern -d /opt/cupm/templates
(注) テンプレートをエクスポートする場合は、常に新しいディレクトリ名を使用してください。既存のディレクトリ名を使用すると、新しいテンプレートが正しくエクスポートされません。
インフラストラクチャ設定の使用
プロビジョニング の [Infrastructure Configuration] ページでは、コール プロセッサおよびユニファイド メッセージ プロセッサのインフラストラクチャ設定を見ることができます。このページで、コール プロセッサおよびユニファイド メッセージ プロセッサの設定の追加、編集、削除を行うことができます。また、保留中の操作の表示や、操作のスケジュール設定も可能です(「インフラストラクチャ設定スケジューリングの使用」を参照)。
インフラストラクチャ設定を使用するには、Infrastructure Configuration Management 権限ロールが割り当てられ、対応するインフラストラクチャ製品に対する権限が割り当てられている必要があります(を参照)。
インフラストラクチャ データ オブジェクト(製品)のフィールドの説明については、 表 5-4 ~ 表 5-30 を参照してください。
(注) インフラストラクチャ設定機能は、Cisco Unified Communications Manager デバイスに基づくコール プロセッサ、および Cisco Unity または Cisco Unity Connection のみに基づくユニファイド メッセージ プロセッサに適用されます。
インフラストラクチャ設定インスタンスの追加
ステップ 1 [Deploy] > [Infrastructure Configuration] を選択します。
ステップ 2 [Infrastructure Configuration] ページで、プロセッサを選択するには、[Chooser] アイコン( )をクリックします。
ステップ 3 目的のプロセッサをクリックします。
ステップ 4 [Products] ペインで、どの製品のインスタンスを追加するかを選択します。
その製品の設定済みインスタンスがすべて、[Configured Instances] ペインに表示されます。[Show Filter] をクリックすると、検索ペインが表示されます。設定済みインスタンスのリストを絞り込むための検索基準を入力できます。
ステップ 5 [Configured Instances] ペインで、[Add New] をクリックします。
ステップ 6 [Infrastructure Configuration - Configure Product Instance] ページで、必要な情報を入力します。フィールドの横のアスタリスク( )は、必須フィールドを示します。
情報の具体的な入力方法については、次に示す項を参照してください。
• 「複合属性の使用」
• 「インフラストラクチャ設定内の項目の選択」
• 「インフラストラクチャ設定内の項目順序の変更」
(注) インフラストラクチャ データ オブジェクト(製品)のフィールドの説明については、表 5-4 ~表 5-30 を参照してください。
ステップ 7 [Submit] または [Save local copy] をクリックします。
[Submit] をクリックすると、オーダーはただちにプロセッサに送信されます。[Save local copy] をクリックすると、設定されたインスタンスはローカルにだけ保存されます。後でオーダーをプロセッサに送信するには、[Submit] をクリックするか、インフラストラクチャ設定スケジューリング機能を使用します(「インフラストラクチャ設定スケジューリングの使用」を参照)。
また、[Save local copy] を選択すると、オブジェクトのプロビジョニング状態が [Uncommitted Add] となります(プロビジョニング状態の詳細については、「インフラストラクチャ プロビジョニングの状態」を参照してください)。動作ステータスは非アクティブです。つまり、オブジェクトはまだデバイスに送信されていません。
複合属性の使用
属性の中には、子属性を持てるものがあります。この子属性の設定を繰り返すと、テーブルのような構造体が作られます。このような属性を「複合属性」と呼びます。インフラストラクチャ設定の中で、複合属性が存在する製品は、CTI Route Point、Route Group、および Route List です。複合属性はこの他に、加入者製品にも存在します。
たとえば、Phone 製品には短縮ダイヤルがあり、Line 製品にはコール転送のすべての設定があり、Voicemail 製品には Unity 代替内線番号があります。
複合属性とは、一部の製品に対する設定です。このような属性の値は、他の属性と同様に、[Infrastructure Configuration - Configure Product Instance] ページでプロセッサ、製品、およびインスタンスを選択した後に入力されます。
図 5-2 および図 5-3 に、複合属性の例を示します。
複合属性の設定
図 5-2 例 1:複合属性
ステップ 1 [Infrastructure Configuration - Configure Product Instance] ページ(「インフラストラクチャ設定インスタンスの追加」を参照)で、テーブル内の [Add] をクリックします。
ステップ 2 フィールドに必要な情報を入力します。
ステップ 3 [OK] をクリックします。
新しい情報がテーブルに表示されます。行を追加するには、上記のステップを繰り返します。追加済みのエントリ(行)を編集するには、その行の横の編集( )アイコンをクリックします。編集パネルが開きます。変更を加えて [OK] をクリックします。複合属性テーブル内の行が更新されます。エントリ(行)を削除するには、その行の横のチェックボックスをオンにして [Remove] をクリックします。
図 5-3 例 2:複合属性
ステップ 1 [Infrastructure Configuration - Configure Product Instance] ページ(「インフラストラクチャ設定インスタンスの追加」を参照)で、テーブル内の [Add] をクリックします。
ステップ 2 [Available Values] ペインで、追加するオプションをクリックします。
選択したオプションが、[Selected Values] ペインに表示されます。検索ページの上部にある検索フィールドを使用して、一覧表示されたオブジェクトを絞り込みます。
ステップ 3 必要なすべてのオブジェクトを選択したら、[Select] をクリックします。
これで、選択したオブジェクトがテーブルに表示されます。エントリ(行)を削除するには、その行の横のチェックボックスをオンにして [Remove] をクリックします。
インフラストラクチャ設定内の項目の選択
項目を選択するには、ドロップダウン リストでその項目をクリックします。フィールドの横に選択アイコン( )が表示されることもあります。この選択アイコンをクリックすると、検索ページが開き、選択可能な項目が一覧表示されます。
複数の項目を指定可能なフィールドの場合は、検索ページで項目をダブルクリックしてから [Select] をクリックします。
(注) 項目をこのフィールドから削除するには、その項目をクリックしてから アイコンをクリックします。
図 5-4 に、この種のフィールドの例を示します。
図 5-4 例:[Directory Number Info] フィールド
インフラストラクチャ設定内の項目順序の変更
インフラストラクチャ設定のフィールドの中には、項目の順序を変更できるものがあります。
ステップ 1 [Processor Configuration - Configure Product Instance] ページ(「インフラストラクチャ設定インスタンスの追加」を参照)で、移動する項目を選択します。
(注) 選択する項目は、順序変更可能なインフラストラクチャ設定フィールドに存在している必要があります。
ステップ 2 フィールドの横の上向きまたは下向き矢印をクリックします。項目が移動します。
図 5-5 に、この種のフィールドの例を示します。
図 5-5 例:[Member Call Pickup Groups] フィールド
インフラストラクチャ設定インスタンスの編集
(注) 設定済みのインスタンスをクリックしたときに表示される [Associated Products] ボタンをクリックすると、そのインスタンスと他の製品インスタンスとの間の関係が表示されます。
ステップ 1 [Deploy] > [Infrastructure Configuration] を選択します。
ステップ 2 [Infrastructure Configuration] ページで、[Chooser] アイコン( )をクリックします。
ステップ 3 目的のプロセッサをクリックします。
ステップ 4 [Products] ペインで、目的のインスタンスを持つ製品をクリックします。
ステップ 5 設定を変更するインスタンスを選択します。
ステップ 6 [Processor Configuration - Configure Product Instances] ページで、[Modify] をクリックします。
編集可能な設定が表示されます。
ステップ 7 [Local Configuration] タブで、必要な変更を行います。フィールドの横のアスタリスク( )は、必須フィールドを示します。
(注) Cisco Unified Communications Manager 内で数値が設定されている項目の値の設定を解除するには、値として 0 を入力する必要があります。値を消去しただけでは、Cisco Unified Communications Manager 内の設定は解除されません。
ステップ 8 情報の具体的な入力方法については、次に示す項を参照してください。
• 「複合属性の使用」
• 「インフラストラクチャ設定内の項目の選択」
• 「インフラストラクチャ設定内の項目順序の変更」
(注) インフラストラクチャ データ オブジェクト(製品)のフィールドの説明については、表 5-4 ~表 5-30 を参照してください。
ステップ 9 [Submit] または [Save local copy] をクリックします。
[Submit] をクリックすると、オーダーはただちにプロセッサに送信されます。[Save local copy] をクリックすると、設定されたインスタンスはローカルにだけ保存されます。後でオーダーをプロセッサに送信するには、[Submit] をクリックするか、インフラストラクチャ設定スケジューリング機能を使用します(「インフラストラクチャ設定スケジューリングの使用」を参照)。
また、[Save local copy] を選択すると、オブジェクトのプロビジョニング状態が [Uncommitted Update] となります(プロビジョニング状態の詳細については、「インフラストラクチャ プロビジョニングの状態」を参照してください)。動作ステータスはアクティブです。
インフラストラクチャ設定インスタンスの削除
ステップ 1 [Deploy] > [Infrastructure Configuration] を選択します。
ステップ 2 [Infrastructure Configuration] ページで、[Chooser] アイコン( )をクリックします。
ステップ 3 目的のコール プロセッサをクリックします。
ステップ 4 [Products] ペインで、目的のインスタンスを持つ製品をクリックします。
ステップ 5 [Configured Instances] ペインで、削除するインスタンスをクリックします。
が表示されます。
ステップ 6 [Processor Configuration - Configure Product Instance] ページで、[Delete from processor] または [Mark for deletion] をクリックします。
[Delete from processor] を選択すると、ただちに削除オーダーがプロセッサに送信されます。[Mark for deletion] を選択した場合は、設定済みインスタンスはローカルでだけ削除されます。後でオーダーをプロセッサに送信するには、[Delete from processor] をクリックするか、インフラストラクチャ設定スケジューリング機能を使用します(「インフラストラクチャ設定スケジューリングの使用」を参照)。
また、[Mark for deletion] を選択すると、オブジェクトのプロビジョニング状態が [Uncommitted Delete] となります(プロビジョニング状態の詳細については、「インフラストラクチャ プロビジョニングの状態」を参照してください)。動作ステータスはアクティブです。
インスタンスに削除対象のマークを付けても、そのインスタンスが他のインフラストラクチャ製品や加入者製品で選択不可能になることはありません。たとえば、あるルート パーティションに削除対象のマークが付いている場合も、そのルート パーティションは Line 製品や Phone 製品およびコーリング サーチ スペースでの選択が可能です。
ステップ 7 確認のボックスで [OK] をクリックします。
インフラストラクチャ設定スケジューリングの使用
インフラストラクチャ設定スケジューリング機能を使用すると、保留中操作を持つインスタンスをグループ化してプロビジョニングのスケジュールを設定することができます。
インフラストラクチャ設定のスケジューリングを行うには、タスクを作成する必要があります。タスクに保留中の設定を追加できます。この設定とは、追加、変更、または削除の操作です。2 つ以上のプロセッサからの保留中項目を同じタスクに入れることができます。また、このタスクのスケジュールは、決められた時間に実行するように設定することも、別のタスクの実行が正常終了した後に実行するように設定することもできます。
スケジュール設定済みのインフラストラクチャ設定タスクの表示
ステップ 1 [Deploy] > [Infrastructure Configuration] を選択します。
ステップ 2 [Infrastructure Configuration] ページで、[Schedule Configuration] をクリックします(右上)。
タスクが一覧表示されます。このページで、プロセッサに対するタスクを見ることができます。
ヒント 結果を絞り込むには、検索機能を使用します。検索機能を使用するには、結果ページの [Show Filter] をクリックすると、検索条件が表示されます。
インフラストラクチャ設定タスクのスケジュール設定
(注) タスクを作成した後で、そのステータスが「進行中(in progress)」「完了(completed)」、または「failed(失敗)」の場合は、タスクを更新できません。タスクが開始する前は、スケジュールの日時の変更や、タスクの一部として送信する保留中項目の追加と削除を行うことができます。
ステップ 1 [Deploy] > [Infrastructure Configuration] を選択します。
ステップ 2 [Infrastructure Configuration] ページで、[Schedule Configuration] をクリックします(右上)。
ステップ 3 [Add New] をクリックします。
が表示されます。
ステップ 4 [Schedule Pending Configuration - Configure Task] ページで、必要な情報を入力します。
• Name
• Description
• Initiation:タスクを開始するトリガーを指定します(選択できるのは 1 つだけです)。
– なし。
– Date:このオプションを選択したときに表示される選択アイコン( )をクリックします。表示されたカレンダー ボックスで、目的の日付をクリックして [Select] をクリックします。
– Task:タスクをリストから選択します。
• Operation Type:インフラストラクチャ設定インスタンスを追加、変更、または削除できます。1 つのタスクで複数の操作を実行できません。選択できる操作タイプは 1 つだけです。
ステップ 5 タスクの詳細を選択します。
a. [Task Details] の横にある選択アイコン( )をクリックします。検索ページが表示されます。
b. 値を選択します。
c. [Select] をクリックします。値が [Schedule Pending Configuration - Configure Task] ページに表示されます。
ステップ 6 [Schedule Pending Configuration - Configure Task] ページの [Save] をクリックします。
タスクが保存されると、そのタスク内の項目に対して処理が実行されます。どのように実行されるかは、タスクの開始タイプによって決まります。
タスクの開始タイプが「日時」の場合は、その日時になるとタスクの実行が開始します。そのタスクのすべての項目が指定されたオーダーが作成されます。タスクのステータスは「進行中(in progress)」に変化し、それ以降は変更も削除もできなくなります。タスク内のすべての項目が正常に完了した場合は、タスクのステータスが complete に変化します。項目の 1 つが失敗した場合は、残りの項目は実行されず、タスクのステータスは「中止(aborted)」に変化します。中止または失敗したタスクを再実行できません。新しいタスクを作成する必要があります。
開始タイプが「別タスク」の場合は、別タスクの正常完了後にタスクが開始します。別タスクが異常終了した場合は、このタスクが開始することはありません。このことは、[List of Tasks] ページに表示されます。
スケジュール設定済みのインフラストラクチャ設定タスクの削除
ステップ 1 [Deploy] > [Infrastructure Configuration] を選択します。
ステップ 2 [Infrastructure Configuration] ページで、[Schedule Configuration] をクリックします(右上)。
ステップ 3 削除するタスクをクリックします。
ステップ 4 [Schedule Pending Configuration - Configure Task] ページの [Delete] をクリックします。
インフラストラクチャ設定タスクの消去
インフラストラクチャ設定のスケジューリング タスク([Completed]、[Failed]、および [Aborted])は、システムに保存されます。これらのタスクは、定期的に消去することができます。
データをパージするアクティビティはすべて、[Data Maintenance Configuration] ページから実行されます。データのパージの詳細については、を参照してください。
インフラストラクチャ プロビジョニングの状態
ここでは、インフラストラクチャ設定アクティビティを実行したときにインフラストラクチャ設定要求の状態がどのように変化するかを説明します。
インフラストラクチャ設定プロセスが取る状態は、次のとおりです。
• Uncommitted Add:設定はローカルに作成されていますが、プロセッサ上には存在しません。
• Add in Progress:保留中設定の処理が進行中であり、オーダーを通して設定が行われている途中です。この状態では、変更を行うことはできません。
• Add Failed:このオブジェクトに対する操作に失敗しました。
• Add Scheduled:保留中の設定済みオブジェクトを処理するタスクのスケジュールが設定済みであり、実行待ちです。この状態では、変更を行うことはできません。
• Uncommitted Update:プロセッサ上に存在するオブジェクトがローカルでは変更済みですが、まだプロセッサに送信されていません。
• Update in progress:変更操作がオーダーの一部として進行中です。この状態では、変更を行うことはできません。
• Updated Failed:変更操作に失敗しました。
• Update Scheduled:プロセッサ上のオブジェクトを変更するための保留中設定が、タスクの一部としてスケジュールされています。この状態では、変更を行うことはできません。
• Uncommitted Delete:プロセッサ上に存在するオブジェクトに削除対象のマークが付いています。このオブジェクトの削除は、まだプロセッサに対して要求されていません。
• Delete in progress:削除操作がオーダーの一部として進行中です。この状態では、変更を行うことはできません。
• Delete Failed:削除操作に失敗しました。
• Delete Scheduled:オブジェクトをプロセッサから削除するための保留中設定が、タスクの一部としてスケジュールされています。この状態では、変更を行うことはできません。