ハードウェアおよびソフトウェアの要件
次のトピックで、ゲートウェイ、ユニット、およびクライアントの要件を記載します。
(注) • Prime Network を購入または使用する前に、お使いのゲートウェイとユニットに固有のハードウェアと構成の詳細について、シスコのアカウント担当者にお問い合わせください。
- ハードウェア要件では、Prime Network が他のアプリケーションとハードウェアを共有しないことを前提としています。(これが推奨されるインストール方法です)。
Prime Network ゲートウェイおよびデータベースの要件
Prime Network では、ベア メタルと仮想マシン(VM)の両方にゲートウェイをインストールできます。ここで記載する要件は、いずれの場合にも適用されます。
組み込み Oracle 12c データベースが完全に統合されたゲートウェイをインストールすることも、外部 Oracle データベースに接続して相互作用するようにゲートウェイを設定することもできます。さらに、Operations Reports コンポーネントをインストールすると、Infobright データベースが組み込まれます。
ここでは、Oracle データベースが組み込まれたゲートウェイの、Infobright データベース(Operations Reports コンポーネント)を使用する場合としない場合のインストールの要件を記載します。外部データベースを使用する場合は、外部データベースを使用する場合の要件を参照してください。
次のトピックで、ゲートウェイの要件を記載します。
ゲートウェイ:ハードウェアおよびソフトウェアの最小要件
表 2-2 に、Prime Network ゲートウェイに使用するソフトウェアおよびハードウェアの最小要件を記載します。
表 2-2 ゲートウェイの最小要件
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システム ハードウェア |
Intel Xeon E5-2600 または同等のもの。 ゲートウェイ:ネットワーク サイズに基づく CPU およびメモリの要件も参照してください。 |
オペレーティング システム |
Prime Network 4.3.2 でサポートされている Red Hat 5.8、Red Hat 6.5、Red Hat 6.7、Red Hat 6.8 の 64 ビット版サーバ エディション(英語)は仮想環境で稼働します。Red Hat は VMware ESXi バージョン 5.5 および 6.0 と、Openstack カーネルベース仮想マシン(KVM)ハイパーバイザ バージョン 2.6 でサポートされます。 特定の Red Hat サービスと RPM が必要です。必要な Red Hat サービスと RPMを参照してください。
(注) Prime Network は専用のオペレーティング システムにインストールする必要があります。オペレーティング システムで稼働する外部コンポーネントの Prime Network との互換性は、シスコでは保証できません。
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ゲートウェイ:ネットワーク サイズに基づく CPU およびメモリの要件
表 2-3 に、ネットワーク サイズに基づくゲートウェイの CPU およびメモリの要件を記載します。本書で使用するサンプル ネットワークのサイズを参照してください。
表 2-3 ネットワーク サイズに基づく CPU およびメモリの要件
ネットワーク サイズ
(デバイス数と 1 秒あたりのイベント数(EPS))
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CPU コア数
(VMware またはベア メタル)
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RAM の最小値
(Operations Reports と PN-IL 未使用)
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RAM
(ゲートウェイ + Operations Reports)
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RAM の最小値
(ゲートウェイ + Operations Reports + PN-IL)
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小規模: デバイス数 200 以下 5 EPS |
5 |
32 GB |
48 GB |
52 GB |
中規模: デバイス数 200 ~ 2000 20 EPS |
8 |
64 GB |
96 GB |
100 GB |
大規模: デバイス数 2000 ~ 5000 50 EPS |
10 |
96 GB |
128 GB |
132 GB |
ゲートウェイ:ネットワーク サイズに基づく IOPS(1 秒あたりの入出力操作数)
ここでは、さまざまなネットワーク サイズの IOPS の表を示します。
- 表 2-4 に、Oracle および Infobright データベースの IOPS を記載します。
- 表 2-5 に、Oracle データベースの IOPS の内訳を記載します。
- 表 2-6 に、Infobright データベースの IOPS の内訳を記載します。
(注) Infobright データベースの仕様は、Operations Reports コンポーネントをインストールする場合にのみ適用されます。
表 2-4 Oracle および Infobright データベースの合計 IOPS
ネットワーク サイズ
(デバイス数と 1 秒あたりのイベント数(EPS))
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Oracle および Infobright データベースの合計 IOPS
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小規模: デバイス数 200 以下 5 EPS |
600 |
85 |
685 |
中規模: デバイス数 200 ~ 2000 20 EPS |
1200 |
170 |
1370 |
大規模: デバイス数 2000 ~ 5000 50 EPS |
2250 |
340 |
2590 |
(注) Prime Network は 5000 個を超える NE をサポートします。具体的なハードウェア要件については、シスコの担当者にお問い合わせください。
表 2-5 Oracle データベースの IOPS の内訳
ネットワーク サイズ
(デバイス数と 1 秒あたりのイベント数(EPS))
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小規模: デバイス数 200 以下 5 EPS |
500 |
40 |
40 |
20 |
中規模: デバイス数 200 ~ 2000 20 EPS |
1000 |
80 |
80 |
40 |
大規模: デバイス数 2000 ~ 5000 50 EPS |
2000 |
100 |
100 |
50 |
表 2-6 Infobright データベースの IOPS の内訳
ネットワーク サイズ
(デバイス数と 1 秒あたりのイベント数(EPS))
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Infobright データ ディレクトリ(raid 5/10)
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Infobright キャッシュ ディレクトリ(raid 5/10)
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小規模: デバイス数 200 以下 5 EPS |
40 |
20 |
25 |
85 |
中規模: デバイス数 200 ~ 2000 20 EPS |
80 |
40 |
50 |
170 |
大規模: デバイス数 2000 ~ 5000 50 EPS |
160 |
80 |
100 |
340 |
ネットワーク サイズに基づくストレージ要件
ここでは、ネットワーク サイズに基づくストレージ要件(GB 単位)を記載します。
- 表 2-7 に、Oracle および Infobright データベースに必要なストレージ容量を記載します。
- 表 2-8 に、Oracle データベースのストレージ要件の内訳を記載します。
- 表 2-9 に、Infobright データベースのストレージ要件の内訳を記載します。
表 2-7 Oracle および Infobright データベースの合計ストレージ(GB)
ネットワーク サイズ
(デバイス数と 1 秒あたりのイベント数(EPS))
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Oracle および Infobright データベースの合計ストレージ
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小規模: デバイス数 200 以下 5 EPS |
419 |
77 |
16 |
512 |
中規模: デバイス数 200 ~ 2000 20 EPS |
1616 |
306 |
16 |
1938 |
大規模: デバイス数 2000 ~ 5000 50 EPS |
3947 |
765 |
16 |
4728 |
表 2-8 Oracle データベースのストレージの内訳
ネットワーク サイズ
(デバイス数と 1 秒あたりのイベント数(EPS))
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小規模: デバイス数 200 以下 5 EPS |
82 |
41 |
290 |
6 |
419 |
中規模: デバイス数 200 ~ 2000 20 EPS |
299 |
149 |
1162 |
6 |
1616 |
大規模: デバイス数 2000 ~ 5000 50 EPS |
690 |
345 |
2904 |
8 |
3947 |
表 2-9 Infobright データベースのストレージの内訳
ネットワーク サイズ
(デバイス数と 1 秒あたりのイベント数(EPS))
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Infobright ストレージ ゲートウェイ DLP
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小規模: デバイス数 200 以下 5 EPS |
75 |
2 |
77 |
中規模: デバイス数 200 ~ 2000 20 EPS |
298 |
8 |
306 |
大規模: デバイス数 2000 ~ 5000 50 EPS |
745 |
20 |
765 |
Oracle ファイルの保管場所に関するガイドライン
ストレージは、Oracle データベースのデータ ファイル、Redo ログ、アーカイブ ログ、およびバックアップ ファイルに必要になります。
- データ ファイル は、テーブルやインデックスなどのデータ構造を格納する、ディスク上の物理的ファイルです。最適な保管場所は外部ディスク アレイ(RAID 10 を推奨)です。データ ファイルは、インストール時に指定したディレクトリ内に作成されます。
- オンライン Redo ログ は、データに加えられた変更を記録するファイル一式です。Redo ログ ファイルは、データ ファイルと同じディスク上に保管しないでください。デフォルトのマウント オプションでマウントされる ext3 を使用してください。
Redo ログは、インストール時に指定したディレクトリ内に作成されます。
- アーカイブ ログ は、Oracle データベースによってアーカイブされたオンライン Redo ログのメンバーです。アーカイブされたログ ファイルは、データ ファイルと同じディスク上に保管しないでください。アーカイブされた Redo ファイルをデータベース バックアップに適用することでメディアを復元できます。アーカイブ ログは、インストール時に指定したディレクトリ内に作成されます。
(注) ネットワーク データ、アーカイブ ログ、または制御ファイル用の組み込みデータベースのマウント ポイントがローカル ディスクの外部(ストレージ エリア ネットワークなど)に設定されている場合は、再起動時にそのマウント ポイントにアクセスできるよう、/etc/fstab(Linux)に対応するエントリを作成してください。こうしておかないと、組み込みデータベースとゲートウェイが起動しません。
- バックアップ ファイル には、データベース データのコピーが保管されます。これを使用して、データを再構成することができます。バックアップ ファイルは、データ ファイルと同じディスク上に保管しないでください。バックアップ ファイルは、インストール時に指定したディレクトリ内に作成されます。
ディスク パーティション
表 2-10 に、Prime Network 4.3.2 に必要なパーティションおよびスペースを記載します。
(注) -override_diskspace フラグを使用してスペースを追加または解放することはしないでください。
ここに記載されている情報は、Prime Network ゲートウェイおよびデータベースの要件に記載されているゲートウェイおよびユニットの要件と併せて使用してください。
表 2-10 ディスク パーティション
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/root |
- データベースとゲートウェイが同じサーバ上にある場合:1.5 GB
- データベースとゲートウェイが別個のサーバ上にある場合:4 GB
このスペースが必要となる理由は、インストーラは、リモート サーバから SSH で接続するユーザのホーム ディレクトリ内に Oracle インストール ファイルをコピーするためです。そのホーム ディレクトリがルート(/)の場合、スぺースが過剰に消費されてサーバがクラッシュする恐れがあるため、特に注意が必要です。 |
Prime Network 4.3.2 インストール ディレクトリ |
5 GB (注) デフォルトでは、Prime Network は /export/home/pnuser にインストールされます。 |
(組み込み DB のみ) $NETWORKHOME /oracle($NETWORKHOME:/export/home/<user_name>) |
Oracle バイナリ用に 6 GB(最小)。 |
/tmp |
100 MB(最小)の空きディスク スペース。 |
リモートの埋め込みデータベースを使用する場合の要件
組み込みデータベースをリモートにインストールして使用する場合は、次の要件が適用されます。
- Perl バージョン 5.8.6 以降がルート ユーザにインストールされている必要があります。
- インストール スクリプトは、リモート サーバ上から SSH でワークステーションに接続するユーザのホーム ディレクトリに Oracle インストール ファイルをコピーします。ホーム ディレクトリには、インストール ファイル用に 4 GB 以上の空きスペースがなければなりません。ホーム ディレクトリがルート(/)の場合、スぺースが過剰に消費されてサーバがクラッシュする恐れがあるため、特に注意が必要です。
- Prime Network に必要な UNIX シェルのリスト(Prime Network で使用される UNIX サービスおよびコンポーネントを参照)に加え、リモートの組み込みデータベースには BASH(/bin/bash & /usr/bin/bash)も必要になります。
外部データベースを使用する場合の要件
Prime Network ゲートウェイが外部データベースに接続する場合、 表 2-11 に記載されている Oracle バージョンを、Oracle JVM オプションとパーティション分割オプションを使用してインストールする必要があります。パーティション分割オプションが必要となる理由は、Prime Network ではイベント管理にパーティション分割を使用するためです。
表 2-11 サポートされている Oracle バージョンと必要なパッチ
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Oracle Database 12c Enterprise Edition リリース 12.1.0.1 |
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Prime Network ユニットの要件
次のトピックで、ユニットの要件を記載します。
ユニット:ハードウェアおよびソフトウェアの最小要件
表 2-12 に、ユニットに使用するソフトウェアおよびハードウェアの最小要件を記載します。ユニットはデータベースと接続可能でなければなりません。
表 2-12 ユニットの最小要件
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システム ハードウェア |
Xeon E5-2600 または同等のもの。 ユニット:ネットワーク サイズに基づく推奨ハードウェアも参照してください。 |
ソフトウェア |
Prime Network 4.3.2 でサポートされている Red Hat 5.8、Red Hat 6.5、Red Hat 6.8 の 64 ビット版サーバ エディション(英語)は仮想環境で稼働します。Red Hat は VMware ESXi バージョン 5.5 および 6.0 と、Openstack カーネルベース仮想マシン(KVM)ハイパーバイザ バージョン 2.6 でサポートされます。 特定の Red Hat サービスと RPM が必要です。必要な Red Hat サービスと RPMを参照してください。 |
ユニット:ネットワーク サイズに基づく推奨ハードウェア
ユニットとして使用するマシンを選ぶ前に、ネットワークのサイズ(デバイス数と 1 秒あたりのイベント数)に応じて合計メモリ要件を把握しておく必要があります。合計メモリはすべてのユニット マシンに配分されるため、合計メモリによって各ユニットの CPU 要件が決まります。
多数の比較的小規模なユニットを使用することも(VM 環境ではこれが一般的です)、少数の大規模なユニットを使用することもできます(ベア メタルではこのほうが一般的です)。いずれの場合も、メモリ要件の計算は、必要なメモリ容量の合計を特定するところから始める必要があります。
(注) メモリ要件の計算でサポートが必要な場合は、シスコのアカウント担当者にお問い合わせください。
以下に、ネットワーク サイズに基づく合計メモリ要件の例を示します。この例は、キャリア イーサネット展開環境において、次のパーセンテージで各デバイス タイプを配分することを前提としています。
P は 2%、N-PE は 8%、U-PE は 78%、CE は 12%
表 2-13 ユニットの合計メモリ要件の例
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全ユニットに必要な合計メモリ(GB 単位の RAM)
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小規模 |
200 |
5 |
10 |
中規模 |
2000 |
20 |
100 |
大規模 |
5000 |
50 |
250 |
必要なユニット数は、選択するサーバのタイプに依存します。以下に、選択可能なユニット サーバの例を示します。
表 2-14 ユニット サーバの例
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VM |
32 |
2 |
VM |
96 |
6 |
ベア メタル(UCS-B) |
256 |
10 |
ベア メタル(UCS-B) |
512 |
20 |
(注) • DLP 処理に対応するには、さらに 10 ~ 20 GB のストレージが追加で必要になります。
- Operations Reports コンポーネントを使用する場合、ユニット サーバごとの RAM を 3% 増やす必要があります。
以下は、大規模ネットワークでユニット サーバを組み合わせる場合の例です(250 GB の RAM が必要です)。
- 256 GB の RAM を搭載した 1 台の UCS-B
- それぞれに 96 GB の RAM を搭載した 2 台の VM と、それぞれに 32 GB の RAM を搭載した 2 台の VM
ディスク スペースに関する要件
ユニット サーバごとに必要な最小ディスク スペースは 30 GB です(スワップ領域と Operations Reports ストレージの要件を含む)。
単一サーバでゲートウェイとユニットに対応する場合の要件
1 秒あたり最大 50 件の実用的イベントと最大 150 件のイベント(合計 200 EPS)をサポートする、デバイス数 1000 以下からなる小規模から中規模の展開環境には、ゲートウェイ、ユニット、データベースが同じサーバ上で稼働する単一サーバのセットアップが適しています。
単一サーバのセットアップでの要件は次のとおりです。
- 10 CPU コア
- 64 ~ 96 GB の RAM(デバイス数によって異なる)。96 GB が推奨されます。
- 6.5 TB のディスク スペース
(注) ディスク スペースの要件は、サポートされる 1 秒あたりのイベント数と比例して増加します。このシステムは、1 秒あたりの最大イベント数 750(50 件の実用的イベントと 700 件の標準的イベント)に対してテストされています。この場合、15 TB のディスク スペースが必要になります。ネットワーク サイズに基づくストレージ要件を参照してください。
- 1200 IOPS(読み取り操作 300/書き込み操作 900)。
Operations Reports をインストールする場合は、要件が次のように増えます。
- 291 GB のディスク スペース
- 32 GB メモリ
- 170 IOPS
Prime Network クライアントの要件
次のトピックで、クライアントの要件を記載します。
クライアント:ハードウェアおよびソフトウェアの最小要件
表 2-15 に、Prime Network クライアントに使用するソフトウェアとハードウェアの最小要件を記載します。
表 2-15 Prime Network クライアントの最小インストール要件
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IBM PC または PC 対応ワークステーション |
- Pentium IV、2.66-GHz 以上のプロセッサ
- 1 GB RAM
- 2 GB の空きディスク スペース
- 実行中のインスタンスごとに 512 MB の空きメモリ(非仮想メモリ)
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画面 |
- 1024 × 768 ピクセル以上に最適化された画像解像度
- True Color(32 ビット)設定
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オペレーティング システム |
- Windows 2000、Windows XP、Windows Vista、Windows 7
(注) Windows 32 ビット システムの場合、jnlp ファイル内で Network Vision 起動用メモリ割り当てを 512MB に減らしてください。
(注) Citrix ホットフィックス パッチを適用するには、アップグレードした Citrix ライセンス サーバ(バージョン 11.6.1)が必要です。1 台の Citrix サーバで複数の Citrix クライアントをサポートし、それぞれのクライアントで Cisco Prime Network クライアントを実行できます。Citrix で Prime Network クライアントを使用する場合を参照してください。 |
その他のソフトウェア |
(注) Prime Network は Java 8 アップデート 60 でテストされていますが、これ以前の Java 8 アップデートでも機能するはずです。
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帯域幅 |
1 秒あたり 1.5 MB の帯域幅(ダウンロード用) |
Prime Network Web ベース GUI アプリケーションでサポートされているブラウザ |
- Mozilla Firefox 24、ESR 24、26、27、29、30、49、52、54
(注) ゲートウェイ IP アドレスが raw IPv6 アドレスの場合、Firefox を使用して Prime Network Web サーバに接続すると、VCB、ネットワーク検出、CCM などの機能を使用できない可能性があります。これは、Firefox の欠陥によるものです。この問題を回避するには、IP アドレスではなくホスト名を使用して Prime Network にログインしてください。
- Google Chrome バージョン 31、33、60
- Internet Explorer バージョン 9、10、11
(注) ネットワーク検出が正しく表示されなかったり、[Discovery Profile] ページのロードに通常よりも時間がかかったりする場合があります。 |
必要なブラウザ サポート |
- JavaScript:必須
- Cookies:有効
- ポップアップ:有効(Firefox および Internet Explorer)
- セキュリティ:制限されているリソースへのアクセスには SSL/証明書が必須
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Flash Player |
- 高度なグラフィックスと複雑な UI コンポーネントを最適に表示するには、Adobe Flash Player 9.0 以降が必要です。
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Citrix で Prime Network クライアントを使用する場合
Citrix で Prime Network を使用する場合、SSL 接続を確立する際や Prime Network クライアントに対するキャッシュ フォルダを作成する際に問題が発生することがあります。
SSL 接続の確立
Citrix で Prime Network を使用しているときに SSL 接続を確立できない場合は、次の手順に従ってください。
手順 1 Citrix 管理コンソール(サーバ側)でアプリケーションを右クリックし、[Modify application properties] > [Modify all Properties] を選択します。
手順 2 [Client Options] ウィンドウをクリックします。
手順 3 [Enable SSL and TLS protocols] チェックボックスをオフにします。
Citrix でのアクセス許可の更新
キャッシュ フォルダを作成できない場合、または Prime Network クライアントに.jar ファイルをダウンロードできない場合は、Citrix でのアクセス許可の定義に問題がある可能性があります。アクセス許可を更新するには、次の手順に従います。
手順 1 クライアントのインストール フォルダ(通常は C:\Cisco Systems\Prime Network\)を右クリックし、[Properties] を選択します。
手順 2 [Security] タブをクリックします。
手順 3 [Users] グループをクリックし、[Allow] チェックボックスをオンにしてアクセス権を変更します。
手順 4 [OK] をクリックします。
Citrix 環境を使用して Prime Network クライアントにアクセスする場合
前提条件
- 次のリンクをクリックして Citrix XenApp 6.0 をインストールし、設定します。
http://docwiki.cisco.com/wiki/Citrix_XenApp_Server_6.0_Installation_for_Accessing_Prime_Network_in_Standalone_and_Suite_Modes
- Citrix XenApp をインストールするサーバに、正しい時刻とタイム ゾーンが設定されていることを確認します。たとえば IST の場合、タイムゾーンは(UTC+05:30)チェンナイ、コルカタ、ムンバイ、ニューデリーとして設定されていなければなりません。
クライアント マシンに Citrix オンライン プラグインとレシーバがインストールされると、Prime Network 機能が有効になり、これらの機能に Citrix 環境でアクセスできるようになります。ユーザには、Citrix 対応 URL とログイン クレデンシャルが提供されます。
図 2-1 Citrix のログイン画面
Citrix にログインすると、Prime Network アプリケーションが表示されます。ユーザはここからアプリケーションにアクセスできます。
図 2-2 Citrix 環境での Prime Network アプリケーションの表示