この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、1540 シリーズ アクセス ポイントとアクセサリの設置方法について説明します。ここで説明する内容は、次のとおりです。
警告 設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004
警告 装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。ステートメント 1074
警告 この装置は、立ち入りが制限された場所への設置を前提としています。立ち入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。
ステートメント 1017
警告 本製品の最終処分は、各国のすべての法律および規制に従って行ってください。ステートメント 1040
警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行ったりしないでください。ステートメント 1001
access point を開梱するには、次の手順に従ってください。
手順 3 “パッケージの内容”に記載されているすべての品目が揃っていることを確認します。内容物が破損または不足している場合は、シスコの営業担当者にご連絡ください。
注文内容に応じて、シスコ製のオプション ツールとハードウェアに示す追加品が含まれています。
設置に必要な追加ハードウェアついては、設置に必要な追加のツールとハードウェアを参照してください。
access point は無線デバイスであるため、スループットと範囲の低下をもたらす一般的な干渉の影響を受けやすい性質があります。最高のパフォーマンスを得るため、次の基本ガイドラインに従ってください。
http://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/routers/3200-series-rugged-integrated-services-routers-isr/data_sheet_c78-647116.html
(注) パス ロスの計算とアクセス ポイントの設置間隔の決定については、RF 計画の専門家に相談してください。
この設置プロセスを開始する前に、以下の確認を完了してください。
http://www.cisco.com/c/en/us/support/docs/wireless-mobility/wireless-lan-wlan/97066-dhcp-option-43-00.html
access point は、高いビルの屋根の突出部や街灯柱などの屋外環境に設置するよう設計されています。システム コンポーネント、コネクタ、インジケータ、ケーブル、システム相互接続、および接地に精通するために、図 2-1 を入念に確認してください。
図 2-1 一般的なアクセス ポイント設置におけるコンポーネント
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シールド付き屋外用イーサネット |
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ここでは、access point の設置手順について説明します。access point を設置する担当者は、ワイヤレス アクセスポイント、ブリッジング技術、アース手法について十分に理解していることが必要です。
1540 シリーズ アクセス ポイントは、壁または柱に取り付けることができます。1540 では、以下に示すように 1530 および 1560 シリーズ アクセス ポイントの場合と同じ取り付けブラケットが使用されます。
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(注) AP を垂直に取り付ける場合は、コンソール ポートと PoE ポート、およびステータス LED が下向きになるように取り付けます。
AIR-ACC1530-PMK1= 取り付けキットには、壁面取り付けまたは柱取り付け用の取り付けブラケットが含まれます。
取り付けブラケットをテンプレートとして使用し、設置用の取り付け穴の位置に印を付けます。取り付けブラケットを設置した後、アクセス ポイントをブラケットに取り付けます。
表 2-1 に、設置に必要な資材の一覧を示します。
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アース ラグ用の圧着工具(CD-720-1 ダイ付きの Panduit CT-720)(http://www.panduit.com) |
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アクセス ポイントを壁に垂直に取り付ける手順は、次のとおりです。
手順 1 取り付けブラケットをテンプレートとして使用し、取り付ける壁に 4 つのネジ穴位置の印を付けます。取り付けブラケットのネジ穴位置を図 2-2 に示します。取り付けブラケットの寸法を図 2-3 に示します。
手順 2 4 つのネジと、必要に応じてウォール アンカーを使用して、マウント プレートを取り付け面に取り付けます。これらのネジとアンカーは別途手配していただく必要があります。
(注) 化粧しっくい、セメント、ドライウォールにアクセス ポイントを取り付ける場合は、屋外仕様の合板の背板を使用できます。
(注) 取り付ける壁面、取り付けネジ、およびウォール アンカーは、22.7 ㎏(50 ポンド)の静重量を支持できなければなりません。
手順 3 アクセス ポイントの背面の 4 つのサポート ボルト穴のそれぞれに M6 X 12 mm ボルトを取り付けます。ボルトを完全には締め付けず、3.3 mm(0.13 インチ)程度のすき間を残してください。
手順 4 アクセス ポイント背面の 4 つの支持ボルトが取り付けブラケット上のキーホール スロットに合うように、アクセス ポイントと取り付けブラケットの位置を合わせます。
手順 5 取り付けブラケットのキーホール スロットにしっかりと固定されるまで、アクセス ポイントをスライドさせます。
(注) アクセス ポイントは、ベースのステータス LED が下になるように取り付ける必要があります。
手順 6 10 mm レンチを使用して、アクセス ポイントをブラケットに固定する 4 つのボルトを 40 lbf-in のトルクで締め付けます。
手順 7 データ ケーブルの接続、アクセス ポイントの接地、アクセス ポイントの電力投入と設定に進みます。
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図 2-3 取り付けブラケットの寸法(インチおよびミリ単位)
AIR-ACC1530-PMK1= 取り付けキットには、壁面取り付けと柱取り付けの両方に使用可能な取り付けブラケットが含まれます。このキットを使用して、柱やマスト、街灯などにアクセス ポイントを取り付けることができます。このキットは、直径が 2 ~ 8 インチの金属製、木製、またはファイバーグラス製の柱に使用できます。
アース ラグ用の圧着工具(CD-720-1 ダイ付きの Panduit CT-720)(http://www.panduit.com) |
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アクセス ポイントを垂直の柱に取り付ける手順は、次のとおりです。
手順 1 アクセス ポイントを取り付ける支柱上の位置を選択します。直径が 2 ~ 8 インチ(5.1 ~ 20.1 cm)の柱にアクセス ポイントを取り付けることができます。
手順 2 ブラケットを柱に合わせて保持し、取り付けブラケットの上下の取り付けスロットに 2 本のバンド ストラップを通します(図 2-4 参照)。
手順 3 柱の周りにバンド ストラップを巻き付けて固定し、レンチを使用してクランプを軽く締め付けます。ブラケットが柱から落ちない程度の力で締め付けてください。
手順 4 アクセス ポイントの背面横の 4 つのボルト穴のそれぞれに M6 ボルトを取り付けます。ボルトは完全に締めないでください。約 3.3 mm(0.13 インチ)ほど間隔をあけます。
手順 5 アクセス ポイント上の 4 つのボルトをブラケット キーホール スロットに配置します。アクセス ポイントがスロットに正しく設置されているかどうかを確認してください(図 2-4 参照)。
(注) アクセス ポイントは、ベースのステータス LED が下になるように取り付ける必要があります。
手順 6 10 mm レンチを使用して、アクセス ポイントをブラケットに接続する 4 つのボルトを 40 lbf-in のトルクで締めます。
手順 7 アクセス ポイントを最終的な場所に配置します。アクセス ポイントが柱からスライドしないようにレンチでバンド クランプを締めます。クランプが固定されていて AP が動かないことを確認します。
手順 8 データ ケーブルの接続、アクセス ポイントの接地、アクセス ポイントの電力投入と設定に進みます。
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オプションのピボット取り付けキット AIR-ACC1530-PMK2= には、壁面取り付けと柱取り付けの両方に使用可能なピボット取り付けブラケットが含まれます。このキットでは、AP の位置を、AP の垂直方向に沿って角度を変えて調整することができます。
表 2-3 ピボット取り付けキットを使用した壁面への取り付け用の資材
アース ラグ用の圧着工具(CD-720-1 ダイ付きの Panduit CT-720)(http://www.panduit.com) |
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アクセス ポイントを壁に垂直に取り付ける手順は、次のとおりです。
手順 1 ピボット キットを分解します(まだピボット キットを分解していない場合)。図 2-5 を参照してください。
手順 2 取り付けブラケットのウォールプレート エンドをテンプレートとして使用し、取り付け面の 4 つのネジ穴の位置に印を付けます。取り付けブラケットのネジ穴の位置(最大のネジ穴サイズ 6 mm)については、図 2-5 を参照してください。
ピボット取り付けブラケットの寸法については、図 2-6 を参照してください。
手順 3 4 つのネジと、必要に応じてウォール アンカーを使用して、取り付けブラケットのウォールプレート エンドを取り付け面に取り付けます。これらのネジとアンカーは別途手配していただく必要があります。
(注) 化粧しっくい、セメント、ドライウォールにアクセス ポイントを取り付ける場合は、屋外仕様の合板の背板を使用することができます。
(注) 取り付ける壁、付属のねじ、およびウォール アンカーは、22.7 kg(50 ポンド)の静荷重耐力が必要です。
手順 4 ブラケットの AP プレート エンドをアクセス ポイント背面にあるネジ穴の位置に合わせます。
手順 5 4 本の M8 X 12 mm ボルトと 10 mm ボックス レンチまたはソケット レンチを使用して、ブラケット プレートを AP に固定します。ボルトを 40 lbf-in のトルクで締め付けます。
手順 6 90.0 mm の長さの M8 ネジとピボット ブラケットに付属の金具を使用して、AP とブラケット プレートを壁に取り付けたウォール プレートにボルトで取り付けます。この組み立て手順については、図 2-5 を参照してください。アセンブリは完全に締め付けないでください。
(注) アクセス ポイントは、ベースのステータス LED が下になるように取り付ける必要があります。
手順 7 必要に応じて AP の角度を変え、13 mm レンチを使用して 90.0 mm の M8 ロング ネジを完全に締め付けます。
手順 8 アンテナの取り付け(外部アンテナ モデルの場合のみ)、データ ケーブルの接続、アクセス ポイントの接地、アクセス ポイントの設定および電力投入に進みます。
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図 2-7 ピボット取り付けキットに取り付けられた状態の AP
オプションのピボット取り付けキット AIR-ACC1530-PMK2= には、壁面取り付けと柱取り付けの両方に使用可能なピボット取り付けブラケットが含まれます。このキットを使用して、柱やマスト、街灯などにアクセス ポイントを取り付けることができます。このキットは、直径が 2 ~ 8 インチの金属製、木製、またはファイバーグラス製の柱に使用できます。
AIR-ACC1530-PMK2= ピボット取り付けキットでは、AP の位置を、AP の垂直方向に沿って角度を変えて調整することができます。
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アース ラグ用の圧着工具 Panduit CT0720(CD-720-1 ダイ付き)(http://www.panduit.com) |
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手順 1 アクセス ポイントを取り付ける支柱上の位置を選択します。アクセス ポイントは 2 ~ 8 インチ(5.1 ~ 40.6 cm)の直径を持つ任意の柱に取り付けることができます。
(注) 街路灯電源タップ アダプタを使用する場合は、屋外照明コントロールの 3 フィート(1 m)以内にアクセス ポイントを配置します。
手順 2 ピボット キットを分解します(まだピボット キットを分解していない場合)。図 2-8 を参照してください。
手順 3 調整可能なバンド クランプ一式またはネジ クランプ(ネジ クランプは直径 3 インチ以下の柱に使用可能)を使用してピボット ブラケット ベース プレートを柱に固定します。
手順 4 スチール バンド クランプやネジ クランプを締め付ける前に、必要に応じて柱クランプ ブラケットと柱の位置合わせを行います。ブラケット ベース プレートが正しい位置に保持され、柱に沿って滑り落ちるのを防ぐ程度の強さで締め付けます。完全に締め付けるのは、アクセス ポイントの取り付けと位置調節が終了した後です。
手順 5 ブラケットの AP プレート エンドをアクセス ポイント背面にあるネジ穴の位置に合わせます。
手順 6 4 本の M8 X 12 mm ボルトと 10 mm ボックス レンチまたはソケット レンチを使用して、ブラケット プレートを AP に固定します。ボルトを 40 lbf-in のトルクで締め付けます。
手順 7 90.0 mm の長さの M8 ネジとピボット ブラケットに付属の金具を使用して、AP とブラケット プレートを柱に取り付けたベース プレートにボルトで取り付けます。図 2-9 を参照してください。アセンブリは完全に締め付けないでください。
(注) アクセス ポイントは、ベースのステータス LED が下になるように取り付ける必要があります。
手順 8 必要に応じて AP の角度を変えて位置を調節し、13 mm レンチを使用して 90.0 mm の M8 ロング ネジを完全に締め付けた後、柱のクランプを締め付けます。
手順 9 アンテナの取り付け(外部アンテナ モデルの場合のみ)、データ ケーブルの接続、アクセス ポイントの接地、アクセス ポイントの設定および電力投入に進みます。
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柱取り付けネジのクランプをピボット ブラケット ベース プレートに固定するための 80.0 mm M8 ネジ、ワッシャー、スプリング ワッシャー。 |
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アクセス ポイントの取り付け穴(4 つのうちの 1 つ)。これがブラケットの AP プレート エンドであり、アクセス ポイント背面に固定されます。 |
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The AIR-ACC1530-PMK2= ピボット柱取り付けキットには、図 2-11 のように AP を水平マウントできる水平マウント プレートが含まれます。水平マウントにより、全方向性アンテナのカバレッジが向上します。
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アース ラグ用の圧着工具 Panduit CT0720(CD-720-1 ダイ付き)(http://www.panduit.com) |
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AIR-ACC1530-PMK2= を使用して AP を水平マウントするには、次の手順を実行します。
手順 1 前述の手順に示されるように、ピボット ブラケットを壁または柱に取り付けます。ただし、ピボット ブラケット プレートはアクセス ポイントに直接取り付けないでください。
手順 2 4 本の M6 X 12 mm ボルトを使用して、水平アダプタ プレートをピボット ブラケット プレートに固定します。
手順 3 残りの 4 つの M6 X 12 mm ボルトを使用して、水平マウント プレートのもう一方の側を AP に取り付けます。組み立て図については、図 2-10 を参照してください。
手順 4 10 mm レンチまたはソケットを使用して、M6 ボルトすべてを 40 lbf-in(4.5 Nm)で締めます。
手順 5 必要に応じてアクセス ポイントの位置と方向を調節し、13 mm レンチまたはソケットを使用して取り付けキットのボルトを締め付けます。図 2-11 を参照してください。
図 2-10 ピボット ブラケットの各パーツと水平マウント プレートの組み立て図
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図 2-11 オプションの水平マウント プレートを使用して水平に取り付けられたアクセス ポイント
カバー(AIR-ACC1540-CVR=)を取り付けることができます。このカバーは太陽光の遮へいとしても機能します。カバーは、すべての接続が確立する前または後に設置できます。
手順 1 図 2-12 で示されるようにカバーを AP の上にスライドさせます。
手順 2 カバーの各側の 2 つの穴を、AP の対応する側のネジ穴と位置を合わせます。
手順 3 カバーのネジ穴に #6-32 ネジを差し込み、AP に取り付けます。10 lb-in で締めます。
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警告 ユニットの電源がオフかオンかに関係なく、WAN ポートには危険なネットワーク間電圧があります。感電を防ぐため、WAN ポートの近くで作業するときは注意してください。ケーブルの接続を外すときは、ユニット側ではない方から先に取り外してください。ステートメント 1026
アクセス ポイントは、電源に接続する前にアース接続する必要があります。
AC 電源で動作する access point を屋外に設置する場合は、次の手順に従って本体を適切にアースする必要があります。
手順 1 6 AWG の絶縁アース線を使用する場合は、アース ラグに接続できるように絶縁被覆をはがします。
手順 2 適切な圧着工具を使用して、絶縁被覆を取り除いた 6 AWG のアース線をアース ラグに圧着します。
(注) アース ラグおよび使用するハードウェアは、地域および国の電気規格に準拠する必要があります。
手順 3 付属の耐食剤を開け、アース線のネジ穴がある金属表面(「アース パッド」)に適当な量を塗布します(図 1-3 参照)。
手順 4 付属の 2 本のプラス ネジ(M4 X10mm)を使用し、ロック ワッシャを併用してアース ラグを access point のアース ネジ穴に接続します(図 1-3 を参照)。アース ネジを 22 ~ 24 lb-in(2.49 ~ 2.71 Nm)で締めます。
手順 5 必要に応じて、アース線のもう一方の端の絶縁被覆を取り除いて、接地ロッドなどの信頼できる接地点または接地された金属製の街路灯の柱の適切な接地点に接続します。
1540 シリーズ アクセス ポイントへの給電は、インライン パワー インジェクタまたは適切に給電されたスイッチ ポートから、Power-over-Ethernet(PoE)(802.3 af/802.3 at 電源を使用)または UPoE によってのみ行うことができます。フル稼働に必要な電源は 802.3 af(またはそれ以上)によって供給され、2.4 GHz および 5 GHz の両方の無線に対して 2 X 2:2 で動作します。
1540 シリーズ アクセス ポイントは、以下のパワー インジェクタをサポートしています。
パワー インジェクタによって access point に給電する場合は、次の手順に従って取り付けを完了してください。
手順 1 PoE をアクセス ポイントに供給する前に、アクセス ポイントが接地済みであることを確認します(“Access Point のアース接続” sectionを参照)。
手順 2 取り付けに必要なコンポーネントについては、“標準的なアクセス ポイント設置コンポーネント” sectionを参照してください。
手順 3 CAT5e 以上のイーサネット ケーブルを有線 LAN ネットワークからパワー インジェクタに接続します。
(注) 設置者には、このタイプのパワー インジェクタによるアクセス ポイントへの電源供給が、地方または国の安全検査と通信機器の基準を満たしていることを確認する責任があります。
ヒント ブリッジ トラフィックを転送するには、パワー インジェクタとコントローラの間にスイッチを追加します。詳細については、『Cisco Wireless Mesh Access Points, Design and Deployment Guide, Release 7.0』を参照してください。
手順 4 アクセス ポイントに給電する前に、アクセス ポイントが接地されていることを確認します。
手順 5 シールド付き屋外用イーサネット ケーブル(CAT5e 以上)で、パワー インジェクタとアクセス ポイントの PoE 入力コネクタ間を接続します。
手順 6 イーサネット ケーブルをアクセス ポイントの PoE 入力ポートに接続します。“アクセス ポイントへのイーサネット ケーブルの接続” sectionを参照してください。
イーサネットの設置の詳細については、アクセス ポイントへのイーサネット ケーブルの接続を参照してください。
シールド付きイーサネット ケーブルをアクセス ポイントに接続する手順は、次のとおりです。
手順 1 パワー インジェクタの電源を切り離し、アクセス ポイントのすべての電源がオフになっていることを確認します。
手順 2 6AWG のアース線がアクセス ポイントに接続されていることを確認します(“Access Point のアース接続” sectionを参照)。
手順 3 PoE ポートからカバー キャップを取り外します。
手順 4 ケーブル グランドのスレッド ロック用シーリング ナットを逆時計回りに回して、取り外さずに緩めます。(図 2-13 を参照)。
(注) ケーブル グランドがゴム製シールを持ち、破損がないことを確認してください。
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手順 5 イーサネット ケーブルの非終端側をケーブル グランドのシーリング ナット側の端に差し込み(図 2-13 を参照)、ケーブルを数インチ引き出します。
手順 6 イーサネット ケーブル取り付け工具を使用して、イーサネット ケーブルの非終端側に RJ45 コネクタを取り付けます。
手順 7 アクセス ポイントの PoE ポートに RJ45 ケーブル コネクタを慎重に接続します。
手順 8 ゴム製シール付きのケーブル グランドをアクセス ポイントに向けてスライドさせ、本体のネジ側の端をアクセス ポイントに固定し、ネジを手で締めます。
手順 9 可動レンチまたは 28 mm レンチを使用して、本体のネジ側をラックに固定します。15 lb-in で締めます。
手順 10 調整レンチを使用して、スレッド ロック用シーリング ナットを 15 lb-in で締めます。
手順 11 イーサネット ケーブルを適切に引き回し、余分なケーブルを切り落とします。
手順 12 ケーブルの非終端側に RJ45 コネクタを取り付け、パワー インジェクタに差し込みます。
コントローラへの有線イーサネット、光ファイバ、またはケーブル ネットワークに接続していない AP に電源を投入すると、そのアクセス ポイントは、Cisco Adaptive Wireless Path Protocol(AWPP)を使用してコントローラへの有線ネットワークに接続されているルート アクセス ポート(RAP)への最適なパスを持つ、別のメッシュ アクセス ポイントにバインドします。access point は、電源が投入されると検出要求を送信します。コントローラの access point が適切に設定されている場合は、コントローラからアクセス ポイントに検出応答が返されます。これが行われた場合、access point は接続要求をコントローラに送信し、コントローラは接続確認応答を返します。次に、access point は、コントローラへの Control And Provisioning of Wireless Access Points(CAPWAP)接続を確立し、コントローラで設定された共有秘密キーを取得します。
アクセス ポイントの設定の詳細については、次のマニュアルを参照してください。
http://www.cisco.com/c/en/us/support/wireless/wireless-lan-controller-software/products-installation-and-configuration-guides-list.html
http://www.cisco.com/c/en/us/support/wireless/mobility-express/products-installation-and-configuration-guides-list.html
http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/wireless/technology/mesh/8-0/design/guide/mesh80.html
(注) AP はデイジーチェーン接続をサポートしていません。