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この章では、使用するアプリケーションに基づいて、アクセス ポイントの配置を計画する方法を説明します。
アクセス ポイントの数と配置に基づいたロケーションの検出速度の計算を使用して、既存のアクセス ポイントの配置機能が要素の実際のロケーションを最低 90% の時間で 10 メートル以内に推測できるかどうかを確認できます。
ロケーションの品質を調べる際に、ロケーションの検出速度の計算を使用する代わりに、キャリブレーション データを使用する方法の詳細についても説明します。
さらに、非不正/不正クライアントおよびのロケーションのアセット タグの正確性を、領域マップまたはフロアマップ上のテストポイントを使用してを分析する方法、またチョークポイントを使用してタグのロケーションの正確性を向上させる方法について説明します。
• 「チョークポイントを使用したタグ ロケーションのレポート機能の強化」
データ/音声トラフィック、またはロケーションがアクセスできる状態かどうかを基準にして、アクセス ポイントの推奨数と推奨ロケーションを計算できます。
所定の配置においてアクセス ポイントの推奨数と推奨配置を計算する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 Cisco WCS で、 Monitor > Maps を選択します。
ステップ 2 表示されたリストから、該当するロケーションのリンクを クリック します。
マップに、設置済み要素(アクセス ポイント、クライアント、タグ)の配置と、それに該当する信号強度がすべて表示されます。
ステップ 3 ウィンドウの右上にある Select a command メニューから、 Planning Mode を選択します。 Go をクリックします。
補助として動作中のアクセス ポイントを、色分けしてまとめたマップが表示されます。
ステップ 4 Add APs をクリックしてウィンドウを開き、アクセス ポイントの推奨数の計算に必要なデータを入力します。
ステップ 5 表示されたウィンドウから、破線の四角形を、推奨アクセス ポイントの計算に使用するマップのロケーションにドラッグします。
(注) 四角形の端を選択して Ctrl キーを押し下げたまま、四角形のサイズまたは配置を調整します。マウスを必要に応じて動かし、目的のロケーションの輪郭を描きます。
ステップ 6 フロアで使用されるサービスの横のチェックボックスを オン にします。Data/Coverage(デフォルト)、Voice、Location、および Location with Monitor Mode AP の各オプションが用意されています。 Calculate をクリックします。
要求されたサービスに対するアクセス ポイントの推奨数が表示されます。
(注) サービス オプションごとに、上記のサービスすべてが含まれています。たとえば Location ボックスをオンにした場合、必要なアクセス ポイントの最適数を割り出すために、データ/カバレッジ、音声、およびロケーションが計算されます。
(注) 推奨計算では、一貫した強力な信号が必要とみなされます。場合によっては、推奨値よりも少なめのアクセス ポイントが必要になる場合もあります。
ステップ 7 Apply をクリックして、推奨値に基づいてマップを生成し、選択した領域のアクセス ポイントの推奨配置を表示します。
(注) Location services をオンにして、推奨アクセス ポイントが最低 90% の時間で 10m 以内に要素の実際のロケーションを実現できるようにします。
利用可能な RF モデルでフロアのレイアウトが十分に表されていない場合は、フロアに適用するキャリブレーション モデルを作成し、そのフロアの減衰特性をより正確に表すことができます。共通の減衰特性を多くのフロアで共有している環境(図書館など)では、キャリブレーション モデルを 1 つ作成して、同一の物理レイアウトおよび配置のフロアに適用できます。
作成したキャリブレーション モデルは、別のフロア領域に適用できる測定済みの RF 信号特性を持つ RF オーバーレイとして使用されます。これによって、Cisco WLAN Solution のインストール チームは、複数フロア領域の 1 フロアをレイアウトし、RF キャリブレーション ツールを使用して新しいキャリブレーション モデルとしてそのフロアの RF 特性を測定および保存し、そのキャリブレーション モデルを同一の物理レイアウトの、他のすべてのフロアに適用できます。
キャリブレーション用のデータは、次の 2 つのいずれかの方法で収集します。
• データ ポイント収集:複数のキャリブレーション ポイントを選択すると、一度に 1 つのロケーションでキャリブレーション ポイントのカバレッジ領域が計算されます。
• リニア ポイント収集:一連のリニア パスを選択し、パスに沿って移動すると、カバレッジ領域が計算されます。この方法では、通常、データ ポイント収集よりも速くデータを収集できます。また、リニア パスから外れたロケーションのデータ収集については、データ ポイント収集で補うことができます。
(注) 802.11a/n と 802.11b/g/n の無線周波数帯のキャリブレーション プロセスを迅速化するために、その両方をサポートするクライアント デバイスの使用をお勧めします。
ラップトップまたはその他の無線デバイスを使用して WCS サーバにブラウザを開き、キャリブレーション プロセスを実行します。
キャリブレーション モデルを作成して適用する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 Monitor > Mapsに移動して、Select a command ドロップダウン メニューから RF Calibration Models を選択します。Go をクリックします。
ステップ 2 右上の Select a command ドロップダウン メニューから Create New Model を選択します。Go をクリックします。
ステップ 3 モデルに名前を割り当てて、OK をクリックします。
ステップ 4 新しいモデルが他の RF キャリブレーション モデルと一緒に表示されますが、そのステータスは Not Yet Calibrated と表示されます。キャリブレーション プロセスを開始するには、新しいモデル名に関連付けられたハイパーリンクをクリックします。新しいモデルの詳細を示すウィンドウが表示されます。右上隅の Select a command ドロップダウン メニューから Add Data Points を選択して、GO をクリックします。
ステップ 5 このプロセスが Cisco Centralized アーキテクチャを通じて WCS に接続されたモバイル デバイスから実行されている場合は、MAC アドレス フィールドに自動的にデバイスのアドレスが入力されます。そうでない場合には、キャリブレーションの実行に使用されているデバイスの MAC アドレスを手動で入力できます。MAC アドレスを手動で入力する場合は、コロンで区切る必要があります(例:FF:FF:FF:FF:FF:FF)。
ステップ 6 キャリブレーションを実行する適切なキャンパス、ビルディング、およびフロアを選択します(図7-1 参照)。Next をクリックします。
ステップ 7 選択したフロア マップおよびアクセス ポイントのロケーションが表示されると、キャリブレーションのためのデータ収集が実行されるロケーションがプラス マーク(+)のグリッドで表されます。
これらのロケーションをガイドラインとして使用して、データのポイント収集またはリニア収集を実行できます。そのためには、それぞれのオプションの画面でマップ上に表示される Calibration Point ポップアップ(ポイント収集の場合)または Start と Finish のポップアップ(リニア収集の場合)を適切に配置します。図7-2 は、ポイント キャリブレーションの開始ウィンドウを示しています。
a. キャリブレーション用にデータのポイント収集を実行する場合の手順は、次のとおりです。
1. Collection Method ドロップダウン メニューから Point を選択し、Show Data Points チェックボックスがオンになっていない場合はオンにします。Calibration Point ポップアップがマップ上に表示されます。
2. Calibration Point ポップアップの先端部をデータ ポイント(+)に配置し、 GO をクリックします。データ収集の経過を示すパネルが表示されます。
(注) キャリブレーションを実行しているクライアント ラップトップが近隣のすべてのアクセス ポイントによって認識されるように、データ収集中はそのクライアントをさまざまな方向に向けてみてください。
3. 選択したデータ ポイントのデータ収集が完了し、カバレッジ領域がマップ上に表示されたら、Calibration Point ポップアップを別のデータ ポイントに移動させ、 GO をクリックします。
(注) マップ上に表示されるカバレッジ領域は、そのデータを収集するために使用された無線 LAN 規格に応じて色分けされます。色分けの方法については、ウィンドウの左側の凡例に示されています。また、キャリブレーション プロセスの経過は、凡例の上の 802.11a/n 用と802.11b/g/n 用の 2 つのステータスバーに示されます。
(注) 間違って選択したロケーションのデータ ポイントを削除するには、Delete をクリックし、該当するデータ ポイント上に表示される黒い四角形を移動します。必要に応じて、Ctrl を押したままマウスを動かして四角形のサイズを調整します。
4. 使用されている周波数帯(802.11a/n、802.11b/g/n)のキャリブレーション ステータスバーに「done」(完了)と表示されるまで、手順 a.1 ~ a.3 を繰り返します。
(注) 約 50 か所の異なるロケーションと 150 個の測定結果が収集されると、キャリブレーション ステータスバーに、キャリブレーションのためのデータ収集が完了したことが示されます。キャリブレーション プロセスで保存されたそれぞれのロケーション ポイントで、複数のデータ ポイントが収集されます。キャリブレーション プロセスの経過は、凡例の上の 802.11b/g/n 用と 802.11a/n 用の 2 つのステータスバーに示されます。
b. キャリブレーション用にデータのリニア収集を実行する場合の手順は、次のとおりです。
1. Collection Method ドロップダウン メニューから Linear を選択し、Show Data Points チェックボックスがオンになっていない場合はオンにします。 Start と Finish のポップアップとともに、1 本の線がマップ上に表示されます。
2. Start ポップアップの先端部を、開始データ ポイントに配置します。
3. Finish ポップアップの先端部を、終了データ ポイントに配置します。
4. ラップトップを持って開始データ ポイントに立ち、GO をクリックします。指定したパスに沿い、終了ポイントに向かって立ち止まらずに歩きます。パネルには、データ収集が進行中であることが示されます。
(注) データ収集バーが完了を示していても、終了ポイントに到着するまではデータ収集を中断しないでください。
5. 終了ポイントに到着したら、Space バーを押します(または、データ収集パネル上の done をクリックします)。収集パネルが閉じてマップが表示される前に、収集されたサンプルの数がパネルに表示されます。マップには、データが収集されたすべてのカバレッジ領域が表示されます(図7-3 参照)。
(注) 間違って選択したロケーションのデータ ポイントを削除するには、Delete をクリックし、該当するデータ ポイント上に表示される黒い四角形を移動します。必要に応じて、Ctrl を押したままマウスを動かして四角形のサイズを調整します。
(注) カバレッジ領域は、そのデータを収集するために使用された無線 LAN 規格に応じて色分けされます。色分けの方法については、ウィンドウの左側の凡例に示されています。
6. 使用されている周波数帯のステータスバーに「done」(完了)と表示されるまで、手順 b.2 ~ b.5 を繰り返します。
(注) リニア収集でカバレッジ領域から外れた部分については、データ ポイント収集で補うことができます。
ステップ 8 ウィンドウ上部のキャリブレーション モデル名をクリックしてそのモデルのメイン画面に戻り、データ ポイントをキャリブレーションします。
ステップ 9 Select a command ドロップダウン メニューから Calibrate を選択し、GO をクリックします。
ステップ 10 キャリブレーションが完了したら、Inspect Location Quality リンクをクリックします。RSSI 測定値を示すマップが表示されます。
ステップ 11 新しく作成したキャリブレーション モデルを使用するには、そのモデルが作成されたフロア(および、類似する減衰特性を持つその他のフロア)にモデルを適用する必要があります。Monitor > Maps に移動して、モデルを適用するフロアを見つけます。フロア マップのインターフェイスで、ドロップダウン メニューから Edit Floor Area を選択し、GO をクリックします。
ステップ 12 Floor Type (RF Model) ドロップダウン メニューから、新しく作成したキャリブレーション モデルを選択します。OK をクリックして、フロアにモデルを適用します。
(注) このプロセスを、モデルとフロアの数に応じて必要なだけ繰り返します。モデルをフロアに適用すると、そのフロアで実行されるロケーション判定はすべて、キャリブレーション モデルから収集した特定の減衰データを使用して実行されます。
Cisco WCS を設定して、既存のアクセス ポイントの配置機能が要素の実際のロケーションを最低 90% の時間で 10 メートル以内に推測できるかどうかを検証できます。ロケーションの検出速度は、アクセス ポイント数と配置に基づいて計算されます。
また、実際の調査とキャリブレーション中に収集しておいたデータ ポイントを元に、ロケーション品質をチェックできるほか、所定のロケーションがロケーション仕様(10m、90%)に合うかどうかをチェックできます。
アクセス ポイント データを使用してロケーション検出速度を調査する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 Cisco WCS で、 Monitor > Maps を選択します。
ステップ 2 表示されたリストから、該当するフロア ロケーションのリンクをクリックします。
マップに、設置済み要素(アクセス ポイント、クライアント、タグ)の配置と、それに該当する信号強度がすべて表示されます。
(注) RSSI が表示されていない場合、Layer メニュー(左上)の下にある AP Heatmaps を有効にします。
ステップ 3 ウィンドウの右上にあるコマンド メニューから、 Inspect Location Readiness を選択します。 Go をクリックします。
10m、90% のロケーション仕様に合っている領域と合っていない領域を示す、色分けされたマップが表示されます。
エリアの実際の調査中に収集しておいたデータ ポイントを元にキャリブレーション モデルを完成したら、アクセス ポイントのロケーション品質を調査できます。キャリブレーションに基づいてロケーション品質を調査する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 Cisco WCS で、 Monitor > Maps を選択します。
ステップ 2 ウィンドウの右上にあるメニューから、 RF Calibration Model を選択します。 Go をクリックします。
ステップ 3 該当するキャリブレーション モデルをクリックします。
キャリブレーション最終日、キャリブレーションで使用した信号タイプ別データ ポイント数(802.11a、802.11 b/g)、ロケーション、カバレッジなどの詳細が表示されます。
ステップ 4 このウィンドウの Calibration Floors タイトル下にある、 Inspect Location Quality リンクをクリックします。
ロケーション エラー率(%)を示す色分けされたマップが表示されます。
(注) 選択した距離を修正すると、ロケーション エラーの影響を表示することができます。
ロケーションの正確性を確認すれば、既存のアクセス ポイント配置の機能が要素の実際のロケーションを最低 90% の時間で 10 メートル以内に推測できるかどうかを確認できます。
非不正/不正クライアントおよびアセット タグのロケーションの正確性を分析するには、次の 2 つの方法があります。
• Accuracy Tool:ユーザーが、スケジュール済みの、またはオンデマンドのロケーション正確性テストを実行できます。どちらのテストも、同じウィンドウで設定および実行します。リリース 4.0 で導入されたこの機能により、テストポイント方式を超える、拡張された機能性とレポート機能が提供されます。設定手順とレポート機能については、「Accuracy Tool を使用した正確性テストの実行」を参照してください。
• Testpoints:ユーザーがオンデマンドのロケーション正確性テストを実行できます。「テストポイントを使用したロケーションの正確性の分析」を参照してください。
ロケーション正確性テストを実行するには、次の 2 つの方法があります。
• スケジュール済みの正確性テスト:クライアントとタグがすでに配置され、無線 LAN インフラストラクチャにアソシエートされている場合に使用します。スケジュール済みテストは、テストが規則正しくスケジュールどおり実行されるようにするために、クライアントとタグが事前に配置されている場合に設定して保存しておくことができます。
• オンデマンドの正確性テスト:要素がアソシエートされていても、事前に配置されていない場合に使用します。オンデマンドのテストでは、いくつかの異なるロケーションでクライアントとタグのロケーションの正確性をテストできます。通常は、少数のクライアントとタグのロケーションの正確性をテストするのに使用します。
(注) スケジュール済みとオンデマンドの両方のロケーションの正確性テスト機能を使用できるようにするには、Cisco WCS で Advanced Debug オプションを有効にする必要があります。
Cisco WCS で Advanced Debug オプションを有効にする手順は、次のとおりです。
ステップ 1 Cisco WCS で、 Monitor > Maps の順にクリックします。
ステップ 2 Select a command ドロップダウン メニューから Properties を選択し、 GO をクリックします。
ステップ 3 Advanced Debug ドロップダウン メニューから、Enabled を選択します。OK をクリックします。
(注) Advanced Debug がすでに有効になっている場合は、これ以外の操作は必要ありません。Cancel をクリックします。
これで、Accuracy Tool を使用して Location Appliance のロケーション正確性テストを実行できます。
スケジュール済み正確性テストを設定する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 Tools > Accuracy Tool の順にクリックします。
ステップ 2 Select a command ドロップダウン メニューから New Scheduled Accuracy Test を選択します。
ステップ 4 ドロップダウン メニューから Area Type を選択します。
ステップ 5 デフォルトでは、Campus は Root Area に設定されています。この設定を変更する必要はありません。
ステップ 6 ドロップダウン メニューから Building を選択します。
ステップ 7 ドロップダウン メニューから Floor を選択します。
ステップ 8 日、時間、および分を入力して、テストの開始時刻と終了時刻を設定します。時間は、24 時間方式で入力します。
(注) テストの開始時刻を入力する場合は、テストの開始前にテストポイントをマップ上に配置するための時間を十分に確保するようにしてください。
ステップ 9 テスト結果の宛先を選択します。レポートが自分宛てに電子メールで送信されるようにするか、Accuracy Tests > Results ウィンドウからテスト結果をダウンロードするかを選択できます。レポートは PDF 形式です。
(注) 電子メール オプションを選択した場合は、宛先の電子メール アドレスの SMTP Mail Server を最初に指定する必要があります。Administrator > Settings > Mail Server の順にクリックし、必要な情報を入力します。
ステップ 10 Position Testpoints をクリックします。表示されるフロア マップには、フロア上のすべてのクライアントとタグ、およびそれらの MAC アドレスが示されます。
ステップ 11 ロケーションの正確性を確認するクライアントとタグの横のチェックボックスをそれぞれオンにします。
MAC アドレスのチェックボックスをオンにすると、重なり合った 2 つのアイコンがマップ上に表示されます。
1 つのアイコンは実際のロケーション、もう 1 つのアイコンは報告されたロケーションを示します。
(注) 表示されていないクライアントまたはタグの MAC アドレスを入力するには、Add New MAC チェックボックスをオンにして MAC アドレスを入力し、Go をクリックします。要素のアイコンがマップ上に表示されます。新しく追加された要素が異なるフロアのロケーション サーバ上にある場合は、アイコンが左の隅(0,0 の位置)に表示されます。
ステップ 12 ある要素の実際のロケーションが報告されたロケーションと異なる場合は、その要素の実際のロケーションのアイコンをマップ上の正しい位置にドラッグします。ドラッグできるのは、実際のロケーションのアイコンのみです。
ステップ 13 すべての要素を配置したら、 Save をクリックします。正確性テストが成功したことを示すパネルが表示されます。
ステップ 14 OK をクリックして、そのパネルを閉じます。Accuracy Tests サマリー ウィンドウに戻ります。
(注) 正確性テストのステータスが Scheduled と表示されている場合は、そのテストが実行される予定であることを示しています。ステータスが Running と表示されている場合は、テストが進行中であることを示しており、Idle と表示されている場合は、テストが完了したことを示しています。Failure と表示されている場合は、テストに失敗したことを示しています。
ステップ 15 ロケーションの正確性テストの結果を表示するには、テスト名をクリックして、表示されるページの Results タブを選択します。
ステップ 16 Results パネルで、Saved Report というタイトルの下の Download リンクをクリックしてレポートを表示します。
Scheduled Location Accuracy Report に含まれる情報は、次のとおりです。
• ロケーションの正確性のサマリー レポート。各種エラーに該当する要素の割合が詳しく示されます。
• ロケーションの正確性テストが実行された MAC アドレスごとのサマリー。MAC ごとの実際のロケーション、エラー距離、空間的正確性(計算されたロケーションと実際のロケーションとの対比)を示すマップ、および経時的エラー距離が示されます。
要素がアソシエートされていても事前に配置されていない場合には、オンデマンドの正確性テストを実行します。オンデマンドのテストでは、いくつかの異なるロケーションでクライアントとタグのロケーションの正確性をテストできます。通常は、少数のクライアントとタグのロケーションの正確性をテストするのに使用します。
オンデマンドの正確性テストを実行する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 Tools > Accuracy Tool の順にクリックします。
ステップ 2 Select a command ドロップダウン メニューから New On demand Accuracy Test を選択します。
ステップ 4 ドロップダウン メニューから Area Type を選択します。
ステップ 5 デフォルトでは、Campus は Root Area に設定されています。この設定を変更する必要はありません。
ステップ 6 ドロップダウン メニューから Building を選択します。
ステップ 7 ドロップダウン メニューから Floor を選択します。
ステップ 8 テスト結果は Accuracy Tests > Results ウィンドウに表示されます。レポートは PDF 形式です。
ステップ 9 Position Testpoints をクリックします。表示されるフロア マップには、赤色の十字線が(0,0)座標に配置されています。
ステップ 10 特定のロケーションの正確性と RSSI をテストするには、左側のドロップダウン メニューからクライアントまたはタグを選択します。選択したオプション(クライアントまたはタグ)の右側のドロップダウン メニューに、そのすべての MAC アドレスのリストが表示されます。
ステップ 11 ドロップダウン メニューから MAC アドレスを選択して、赤色の十字線をマップのロケーションに移動させ、マウスをクリックして配置します。
ステップ 12 Start をクリックして、正確性データの収集を開始します。
ステップ 13 Stop をクリックして、収集を終了します。Stop をクリックする前に、2 分以上はテストを実行してください。
ステップ 14 マップに表示する各テストポイントについて、ステップ 10 ~ ステップ 13 を繰り返します。
ステップ 15 テストポイントのマッピングが完了したら、 Analyze をクリックします。
ステップ 16 表示されるパネルの Results タブを選択します。
On-demand Accuracy Report に含まれる情報は、次のとおりです。
• ロケーションの正確性のサマリー レポート。各種エラーに該当する要素の割合が詳しく示されます。
(注) 正確性テストのログは、Accuracy Tests サマリー ページからダウンロードできます。
• そのためには、表示されるテストのチェックボックスをオンにして、Select a command メニューから Download Logs か Download Logs for Last Run を選択し、 GO をクリックします。
• Download Logs を選択すると、選択したテストのすべての正確性テストのログをダウンロードできます。
• Download Logs for Last Run を選択すると、選択したテストについて最近実行した正確性テストのログだけをダウンロードできます。
非不正/不正クライアントおよびアセット タグのロケーションの正確性を分析するには、領域マップまたはフロア マップ上にテストポイントを入力します。この機能を使用して、アクセス ポイントにより自動的に生成されたロケーション情報、またはキャリブレーションにより手動で生成されたロケーション情報を検証できます。
(注) ロケーションの正確性を確認すれば、既存のアクセス ポイント配置の機能が要素の実際のロケーションを最低 90% の時間で 10 メートル以内に推測できるかどうかを確認できます。
(注) このプロセスを開始する前に、領域またはフロア内のすべての要素の MAC アドレスおよびロケーションが分析されていることを確認してください。テストポイントをマップ上に配置する際に、この情報が必要です。キャリブレーション後にロケーションを分析する場合には、少なくともキャリブレーションの際に入力した要素と同じ数の要素についてそのロケーションの正確性を分析してください。
(注) ロケーションの正確性テストポイント機能を使用できるようにするには、Location Appliance と WCS の両方に対して Advanced Debug オプションを有効にする必要があります。
Advanced Debug オプションを有効にし、テストポイントをフロア マップに割り当ててロケーションの正確性を確認する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 Location > Location Servers の順に選択します。
ステップ 2 表示される All Location Servers ウィンドウから、ロケーション サーバを選択します。
ステップ 3 Location Server General Properties ウインドウの Advanced メニューから、 Advanced Parameters を選択します(図7-4)。
図7-4 Location Server General Properties ウィンドウ
ステップ 4 表示されるウィンドウで、Advanced Parameters セクションまで下方にスクロールします(図7-5)。
図7-5 Location Server > Advanced Parameters ウィンドウ
ステップ 5 Advanced Debug チェックボックスをオンにして、機能を有効にします。 Save をクリックします。
(注) Advanced Debug チェックボックスがすでにオンになっている場合は、これ以外の操作は必要ありません。Cancel をクリックします。
次に、Maps レベルで Advanced Debug を有効にする必要があります。
ステップ 6 Monitor > Maps の順に選択します(図7-6)。
ステップ 7 Select a command ドロップダウン メニューから Properties を選択します。Go をクリックします。
Maps > Properties ウィンドウが表示されます(図7-7)。
ステップ 8 Advanced Debug ドロップダウン メニューから Enable を選択します。 OK をクリックします。
Maps summary ウィンドウに戻ります。これで、テストポイントを選択した領域またはマップに割り当てることができます。
ステップ 9 Monitor > Maps の順に選択します。分析する領域またはフロアを、表示された Map Summary から選択します。
選択した領域またはフロアが表示されます(図7-8)。
図7-8 Monitor > Maps ウィンドウで選択された領域またはフロアのマップ
ステップ 10 Select a command ドロップダウン メニュー(右上)から Position TestPoint を選択します。 Go をクリックします。
選択した領域またはフロアの空白マップが表示され、テストポイントを割り当てることができます(図7-9)。
図7-9 テストポイントの割り当てを行う Position TestPoint ウィンドウ
ステップ 11 赤い十字のカーソル(左上)を、要素に対応するマップのロケーションに移動します。
(注) カーソルを使用しないで、アセット タグまたはクライアントの水平座標(Horz)および垂直座標(Vert)を入力します。
ステップ 12 ドロップダウン メニューからその要素にアソシエートされた MAC Address (MAC Addr)を選択します。 Preview をクリックして、ロケーションを確認します。 Save をクリックして、配置を確定します。
ポップアップ ボックスが表示され、テストポイントの追加を確認します。
配置を確定すると、左上の隅に赤い十字のカーソルが戻ります。これで、追加のテストポイントをマーク付けできます。
ステップ 13 マップに追加するクライアントまたはアセット タグの各テストポイントについて、手順 11 および 12 を繰り返します。
ステップ 14 Analyze をクリックして、入力したテストポイントのロケーションの正確性を調べます。
ポップアップ ウィンドウが開き、正確性の情報が表示されます。
チョークポイントをインストールすると、アクティブ RFID タグのロケーション情報機能が強化されます。アクティブ CCX バージョン 1 互換 RFID タグがチョークポイントの範囲に入力されると、チョークポイントに誘導されます。その際、このチョークポイントの MAC アドレスは、誘導されたタグにより送信された次のビーコンに追加されます。さらに、このタグのビーコンを検出したすべてのアクセス ポイントで、その情報がコントローラおよび Location Appliance に転送されます。
アクティブ CCX 互換タグと連動してチョークポイントを使用すると、タグとタグ アセット上にロケーション情報がすぐに表示されます。CCX タグをチョークポイントの範囲外に移動すると、その後のビーコン フレームにはチョークポイントの識別情報は含まれなくなります。タグによるロケーションの判断は、デフォルトの、タグにアソシエートされたアクセス ポイントが報告する RSSI に基づく標準の計算方法に戻ります。
チョークポイントは、チョークポイントのベンダーの推奨に従ってインストールおよび設定されています。チョークポイントがインストールされ、動作している場合、チョークポイントをロケーション データベースに追加して、Cisco WCS マップに配置できます。
(注) チョークポイントを管理しているのは、チョークポイント ベンダーのアプリケーションです。
チョークポイントを WCS データベースおよび該当するマップに追加する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 メイン メニュー(上部)から、 Configure > Chokepoints の順に選択します。
All Chokepoints サマリー ウィンドウが表示されます(図7-10)。
図7-10 All Chokepoints サマリー ウィンドウ
ステップ 2 Select a command メニューから、 Add Chokepoint を選択します(図7-11)。Go をクリックします。
ステップ 3 該当するチョークポイントの MAC アドレス、名前、およびカバレッジの範囲を入力します。
(注) チョークポイントの範囲は製品固有で、チョークポイント ベンダーにより提供されます。
ステップ 4 OK をクリックして、チョークポイント エントリをデータベースに保存します。
All Chokepoints サマリー ウィンドウに、新しいチョークポイント エントリが表示されます(図7-12)。
図7-12 All Chokepoints サマリー ウィンドウ
(注) チョークポイントをデータベースに追加すると、そのチョークポイントを該当する WCS フロア マップ上に配置できるようになります。
ステップ 5 チョークポイントをマップに追加するには、 Monitor > Maps の順に選択します(図7-13)。
ステップ 6 Mapsウィンドウで、チョークポイントのフロア ロケーションに対応するリンクを選択します。フロア マップが表示されます(図7-14)。
ステップ 7 Select a command メニューから、Add Chokepoints を選択します。Go をクリックします。
Add Chokepoints サマリー ウィンドウが表示されます(図7-15)。
(注) Add Chokepoints summary ウィンドウには、データベース内に存在するまだマップ上に配置されていない、最近追加したチョークポイントがすべて表示されます。
図7-15 Add Chokepoints サマリー ウィンドウ
ステップ 8 マップに追加するチョークポイントの横のボックスをオンにします。 OK をクリックします。
マップの左上の隅にチョークポイント アイコンが配置されます(図7-16)。これで、マップ上にチョークポイントを配置できるようになります。
ステップ 9 チョークポイント アイコンを左クリックし、適切なロケーションにドラッグして配置します(図7-17)。
図7-17 フロア マップ上に配置されたチョークポイント アイコン
(注) 配置用のチョークポイント アイコンをクリックすると、チョークポイントの MACアドレス、名前、およびカバレッジ範囲が左パネルに表示されます。
ステップ 10 アイコンがマップ上で適切な位置に配置されたら、 Save をクリックします。
フロア マップに戻ると、追加したチョークポイントがマップ上に表示されています(図7-18)。
(注) 新たに追加したチョークポイントのアイコンがマップに表示されるかされないかは、そのフロアの表示設定によって決まります。アイコンが表示されない場合には、手順 11 に進みます。
図7-18 フロア マップ上に表示された新しいチョークポイント
(注) チョークポイント アイコンの周囲のリングは、カバレッジ領域を示しています。CCX タグとそのアセットがカバレッジ領域内を通過すると、ロケーションの詳細がブロードキャストされ、タグが自動的にチョークポイント カバレッジの円上にマップされます。タグがチョークポイントの範囲外に移動すると、マップされる前と同様にそのロケーションが計算され、チョークポイントの円上には表示されなくなります。図7-18 では、タグは現在チョークポイントの範囲外にあります。
(注) マウスをチョークポイントのマップ アイコン上に置くと、そのチョークポイントの MAC アドレス、名前、および範囲が表示されます。
ステップ 11 チョークポイントがマップ上に表示されない場合、 Layers をクリックして、マップ上に表示できる要素の選択メニューを拡張します。Chokepoints チェックボックスをオンにします。
マップにチョークポイントが表示されます(図7-19)。
ステップ 12 X をクリックして Layers ウィンドウを閉じます。
(注) この表示基準をすべてのマップに対して保存する場合を除き、Save Settings を選択しないでください。
ステップ 1 Configure > Chokepoints の順に選択します。All Chokepoints ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 削除するチョークポイントの横のボックスをオンにします。
ステップ 3 Select a command ドロップダウン メニューから Remove Chokepoints を選択します。 Go をクリックします(図7-20)。
ステップ 4 チョークポイントの削除を確定するには、表示されたポップアップ ウィンドウで OK をクリックします。
All Chokepoints ウィンドウに戻ります。チョークポイントの削除を確認するメッセージが表示されます。削除されたチョークポイントは、ウィンドウに表示されなくなります。
タグの監視およびロケーションの計算を最適化するために、1 つのアクセス ポイントの 2.4GHz 帯域(802.11b/g 無線)内の最大 4 チャネルで LOMM(ロケーション最適化監視モード)を有効にできます。これにより、通常タグが動作するようにプログラムされているチャネル(チャネル 1、6、11など)だけを対象にチャネル スキャンを実行できます。
アクセス ポイント レベルで Monitor Mode を有効にした後は、LOMM を有効にして、アクセス ポイントの 802.11 b/g 無線に監視チャネルを割り当てる必要があります。
(注) アクセス ポイントで Monitor Mode を有効にする手順の詳細は、『Cisco Wireless Control System Configuration Guide』リリース 5.0 の第 9 章「Configuring Access Points」の項の手順 5 を参照してください。
LOMM を有効にして、アクセス ポイント無線に監視チャネルを割り当てる手順は、次のとおりです。
ステップ 1 アクセス ポイント レベルで Monitor Mode を有効にした後で、Configure > Access Points の順に選択します。
ステップ 2 All Access Points サマリー ウィンドウで、目的のアクセス ポイントの 802.11 b/g Radio リンクを選択します。
ステップ 3 Radio パラメータのウィンドウで、Admin Status のチェックボックスをオフにして無効にします。これで、無線が無効になります。
ステップ 4 Location Optimized Channel Assignment チェックボックスをオンにします。設定可能な 4 チャネルのそれぞれにドロップダウン メニューが表示されます。
ステップ 5 アクセス ポイントでタグを監視する 4 チャネルを選択します。
(注) 4 つ未満のチャネルを監視対象として設定することもできます。不要な監視チャネルを削除するには、チャネルのドロップダウン メニューから None を選択します。
ステップ 6 Save をクリックします。チャネルの選択結果が保存されます。
ステップ 7 Radio パラメータのウィンドウで、Admin Status チェックボックスをオンにして、無線を再び有効にします。
ステップ 8 Save をクリックします。このアクセス ポイントは、LOMM アクセス ポイントとして設定されました。
Monitor > Access Points の AP Mode には、Monitor/LOMM と表示されます。
ロケーション サーバごとのロケーション プレゼンスを有効にして、デフォルト設定である Cisco(キャンパス、ビルディング、フロア、および X, Y 座標)以外に、Civic(市、州、郵便番号、国)および GEO(経度、緯度)といったロケーション情報を提供することもできます。これにより、クライアントは、この情報をオンデマンドで要求し、ロケーションに基づくサービスやアプリケーションで使用できるようになります。
Location Presence を設定できるのは、Campus、Building、Floor、または Outdoor Area を後日新たに追加または設定するときです。
(注) Campus、Building、Floor、または Outdoor Area を新しく追加するときのロケーション プレゼンスの設定の詳細は、『Cisco Wireless Control System Configuration Guide』リリース 5.0 以上の、第 5 章「Creating Maps」の項を参照してください。
その手順に従って、ロケーション プレゼンスをロケーション サーバ上で有効化および設定してください。有効にすると、ロケーション サーバは、Cisco CX v5 クライアントからの要求に応じて、そのクライアントのロケーションを提供できるようになります。
(注) この機能を有効にする場合は、ロケーション サーバを事前に同期化しておきます。
ステップ 1 Location > Location Servers > Server Name の順にクリックします。該当するキャンパスまたはビルディングが割り当てられているロケーション サーバを選択します。
ステップ 2 Administration メニューから、 Presence Parameters を選択します。Location Presence ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 On Demand チェックボックスをオンにして、Cisco CX clients v5 に対するロケーション プレゼンスを有効にします。
ステップ 4 Location Resolution オプションのいずれかを選択します。
a. Building を選択すると、ロケーション サーバは、クライアントからの要求に応じて、ビルディング単位でクライアントのロケーション情報を提供できるようになります。
–たとえば、あるクライアントからロケーション情報が要求され、そのクライアントが Building A にある場合、ロケーション サーバは Building A をクライアントのアドレスとして返します。
b. AP を選択すると、ロケーション サーバは、クライアントからの要求に応じて、クライアントがアソシエートされているアクセス ポイント単位でクライアントのロケーション情報を提供できるようになります。アクセス ポイントの MAC アドレスが表示されます。
–たとえば、あるクライアントからロケーション情報が要求され、そのクライアントが MAC アドレス 3034:00hh:0adg のアクセス ポイントにアソシエートされている場合、ロケーション サーバは、 3034:00hh:0adg をクライアント アドレスとして返します。
c. X,Y を選択すると、ロケーション サーバは、クライアントからの要求に応じて、X,Y 座標単位でクライアントのロケーション情報を提供できるようになります。
–たとえば、あるクライアントからロケーション情報が要求され、そのクライアントが(50, 200)の座標にある場合、ロケーション サーバは 50, 200 をクライアントのアドレスとして返します。
ステップ 5 ロケーション形式のいずれかまたはすべてをオンにします。
a. Cisco チェックボックスをオンにすると、キャンパス、ビルディング、フロア、および X,Y 座標単位でロケーション情報が提供されます。これが、デフォルトの設定です。
b. Civic チェックボックスをオンにすると、キャンパス、ビルディング、フロア、または屋外領域の名前およびアドレス(番地、市、州、郵便番号、国)が返されます。Advanced パネルでは、ロケーションの詳細も入力できます。
c. GEO チェックボックスをオンにすると、経度と緯度の座標が返されます。
ステップ 6 デフォルトでは、Location Response Encoding の Text チェックボックスはオンになっています。これは、クライアントが受信する情報の形式を示しています。この設定を変更する必要はありません。
ステップ 7 Retransmission Rule Enable のチェックボックスをオンにして、クライアントが受信した情報を別の所に再送信できるようにします。
ステップ 8 Retention Expiration の値を分単位で入力します。これによって、クライアントで受信された情報が上書きされるまでの保存期間を指定できます。デフォルト値は 24 時間(1440 分)です。