この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、モビリティ サービス エンジンにレール ハードウェアを設置し、4 支柱ラックに製品を設置する手順について説明します。
• 「はじめる前に」
設置を開始する前に、装置に付属している 『Regulatory Safety and Compliance Information for the Cisco 3310 Mobility Services Engine』 マニュアルをお読みください。
次の手順に従って、モビリティ サービス エンジン を開梱してください。
ステップ 3 「パッケージの内容物」の項に記載されているすべての品目が揃っていることを確認します。
ステップ 4 各品目に破損がないことを確認します。内容物が破損または不足している場合は、シスコの営業担当者にご連絡ください。
各 モビリティ サービス エンジン パッケージには次のアイテムが含まれています。
• Cisco 3310 モビリティ サービス エンジンを 1 枚
• RJ-45/DB-9 アダプタのコンソール接続用の DB-9 シリアル ケーブル
• このマニュアル(『 Cisco 3310 モビリティ サービス エンジン スタートアップ ガイド 』)
(注) この製品に 2 支柱設置キットは提供されていません。
インストールを開始する前に、この項の警告および注意を確認します。
モビリティ サービス エンジンは、製品を装置ラックに簡単に取り付けることができるよう、ラック ハンドルを取り付けた状態で出荷されます。この項では、ラック ハンドルの取り外し手順と再装着手順について説明します。
ラック ハンドルをモビリティ サービス エンジンから取り外すには、次の手順を実行します。
ステップ 1 「安全上の警告」および「安全に関する注意事項」の情報を確認します。
ステップ 2 モビリティ サービス エンジンの電源をオフにし、すべての周辺デバイスと AC 電源ケーブルを取り外します。
ステップ 3 ラック ハンドルとベゼルを固定している 2 本のネジを取り外し、図 4-1 のようにモビリティ サービス エンジンからラック ハンドルを取り外します。
ステップ 5 システムの反対側でステップ 4 とステップ 3 を繰り返します。
ステップ 6 モビリティ サービス エンジンに、すべての周辺デバイスと AC 電源ケーブルを接続します。
モビリティ サービス エンジンにラック ハンドルを再装着するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 「安全上の警告」および「安全に関する注意事項」の情報を確認します。
ステップ 2 デバイス、および接続されているすべてのデバイスの電源を切ります。電源コードおよびすべての外部ケーブルを外します。
ステップ 3 ベゼルをシャーシに装着しているネジを取り外します()。
ステップ 4 2 本のネジで、図 4-2 のようにラック ハンドルをモビリティ サービス エンジンに装着します。
ステップ 5 モビリティ サービス エンジンの反対側でステップ 4 とステップ 3 を繰り返します。
ステップ 6 モビリティ サービス エンジンに、すべての周辺デバイスと AC 電源ケーブルを接続します。
警告 安定性に注意してください。ラックの安定装置をかけるか、ラックを床にボルトで固定してから、保守のために装置を取り外す必要があります。ラックを安定させないと、転倒することがあります。ステートメント 1048
警告 シャーシは、建物に恒久的に固定されたラックに取り付ける必要があります。ステートメント 1049
4 支柱取り付けキットには、独立した左側と右側のスライド レール部品とシャーシ ブラケットが含まれています。図 4-3 に 4 支柱のハードウェア キットの細部を示します。
(注) 各スライド レール部品は 3 つの要素で構成され、スライドすることで長さをいっぱいに伸ばします。リリース ボタンなど一番内側部分の機能に到達するには、一番内側部分の端をつかみ、その部分を格納部分からしっかりと引き出す必要があります(スライド レール部品が図 4-3 に表示されている最上部の部品です)。
|
図 4-4 に 4 本支柱ラックへの設置用留め具を示します。
|
|
|
ケージ ナット1 |
||
シャーシ ブラケットをシャーシに装着するには、次のコンポーネントが必要です。
シャーシにハードウェアを装着するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 シャーシ側面の横穴とシャーシ ブラケットの穴を、2 番目の穴から合わせます。シャーシ ブラケットの緩めバネは、モビリティ サービス エンジンの背面へ、シャーシから外方向を向いている必要があります(図 4-5 を参照)。
図 4-5 シャーシ ブラケットのモビリティ サービス エンジン シャーシへの装着
ステップ 2 1/4 インチ ネジを使用して、シャーシにシャーシ ブラケットを取り付けます。
ステップ 3 シャーシの反対側にシャーシ ブラケットを同様に接続します。
4 支柱ラックにレール ハードウェアを接続するには、次のコンポーネントが必要です。
(注) この手順では、4 支柱のネジ穴のラックにスライド レール部品を取り付ける手順について説明します。4 支柱ラックが長方形の穴を使用する場合は、スライド レール部品を支柱にしっかり接続するため、適切なアダプタがあることを確認します。
シャーシにハードウェアを装着するには、次の手順を実行します。
ステップ 2 背面ポストの外側に背面(調整可能)ブラケットを配置します。ラック ネジを使用して、支柱にブラケットを取り付けます。
ステップ 3 前面支柱の対応する穴にスライド レール部品のもう一方の端を揃えます。ラック ネジを使用して、前面支柱の前面にフロント ブラケットを取り付けます。
ステップ 4 同様に、反対側のラックにスライド レール部品を設置します。2 本のレールが揃っていることと、レールの端が同じ高さであることを確認します。
(注) シャーシを持ち上げ、ラックに取り付けるときは 2 人で行います。1 人は、モビリティ サービス エンジンを持ち上げて保持できることが必要です。重量は約 20.0 ポンド (9 kg)です。
ステップ 1 所定の位置でロックされるまで、ラックに設置されたスライド レール部品の内側レール部分を伸ばします。
ステップ 2 シャーシ ブラケットの後端がレール ハードウェアの前端に合うようにシャーシを配置します。
ステップ 3 シャーシ ブラケットをスライド レール部品にスライドさせます。(緩めバネを押す必要がある場合があります(図 4-6 の項目 1)。
図 4-6 シャーシ ブラケットのスライド レール部品へのスライド
|
|
ステップ 4 カチッという音がして緩めバネがはまるまでシャーシ ブラケットをスライドさせます。スライド レール部品がシャーシの重量を支えるようになっているはずです。
ステップ 5 シャーシをラックに押しこむには、伸ばしたスライド レール部品上のバネのリリース ボタンを押します(図 4-7 の項目 1)。その後、シャーシのブラケットがラックの前面支柱に触れるまで、シャーシをスライドさせます。
|
|