この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
このガイドでは、Microsoft Windows 2000 または Microsoft Windows XP オペレーティング システムが稼動するコンピュータに、Cisco Aironet IEEE 802.11a/b/g ワイヤレス LAN クライアント アダプタ(CB21AG または PI21AG)をインストールし、最低限の設定を行う方法を説明します。
(注) サポートされているオペレーティング システムは、Windows 2000 と Windows XP のみです。詳細は、『Cisco Aironet 802.11a/b/g ワイヤレス LAN クライアント アダプタ (CB21AG および PI21AG) インストレーション コンフィギュレーション ガイド』(OL-4211-03 以降)を参照してください。
(注) このガイドおよびその他のガイド向けの Cisco.com URL は、クライアント アダプタに同梱されている CD の Links.htm ファイルに記載されています。このファイルのリンクは有効なので、ブラウザを使用してリンク先にジャンプできます。Cisco Aironet CB21AG および PI21AG クライアント アダプタは、固定、ポータブル、またはモバイルなどの無線デバイスや有線ネットワーク インフラストラクチャ間で、透過的な無線データ通信を可能にする無線モジュールです。クライアント アダプタは、「プラグアンドプレイ」(PnP)テクノロジー対応のデバイスと完全な互換性を持ちます。
クライアント アダプタの主な機能は、無線インフラストラクチャを介して、有線 LAN に接続されたアクセス ポイントと通信することによって、データ パケットを透過的に転送することです。これらのアダプタは、ケーブルではなく無線で接続することと、アクセス ポイントでの有線接続が必要なことを除けば、標準のネットワーク製品と同様に動作します。無線ネットワークの特別な機能は必要ありません。ネットワーク上で動作する既存のアプリケーションは、すべてこのアダプタで動作します。
このマニュアルでは、次に示す 2 つのクライアント アダプタについて説明します。
クライアント アダプタには、2 つの主なソフトウェア コンポーネントは、ドライバとクライアント ユーティリティです。これらのコンポーネントは、クライアント アダプタに同梱されている CD または Cisco.com から入手可能な実行可能ファイルである Install Wizard ファイルを実行すると一緒にインストールされます。
ドライバは、コンピュータのオペレーティング システムとクライアント アダプタ間のインターフェイスを提供します。これにより、オペレーティング システムとそのオペレーティング システムで動作するアプリケーションは、クライアント アダプタと通信できるようになります。
クライアント ユーティリティは、クライアント アダプタの無線通信と交信して、設定を調整したり情報を表示したりするオプションのアプリケーションです。2 つの主なクライアント ユーティリティは、Aironet Desktop Utility(ADU)と Aironet System Tray Utility(ASTU)です。ASTU をインストールすると、Windows システム トレイのアイコンから使用でききるようになります。
クライアント アダプタにはそれぞれ、次の品目が同梱されています。
• 2m のケーブルで永久接続された 1dBi ゲインのアンテナ、アンテナ ベース、ロー プロファイル ブラケット、取り付けネジ 2 本、プラスチック製ウォール アンカー 2 つ(PCI カードのみ)
• Cisco Aironet 802.11a/b/g 無線アダプタ(CB21AG および PI21AG)CD
不足している品目や破損している品目がある場合は、シスコの担当者にお問い合わせください。
クライアント アダプタをインストールして使用するには、クライアント アダプタに同梱されている品目以外に次のものも必要になります。
• Windows 2000 または Windows XP が稼動し、32 ビットの Cardbus スロットまたは未使用の PCI 拡張スロットを備えた 300MHz(最小)コンピュータ
• コンピュータのカバーや拡張スロットのダスト カバーを取り外し、アンテナ ベースを取り付けるための適切な道具(PCI カード用)
–RF ネットワークの Service Set Identifier(SSID;サービス セット ID)(大文字と小文字の区別あり)
–ネットワーク設定に DHCP サーバが含まれていない場合は、コンピュータの IP アドレス、サブネット マスク、デフォルト ゲートウェイ アドレス
–無線ネットワークで静的 WEP がセキュリティとして使用されている場合は、クライアント アダプタが通信するアクセス ポイントの WEP キー
–無線ネットワークで手動 Protected access credential(PAC)プロビジョニングによる EAP-FAST 認証を使用する場合は、PAC ファイル
2. 「Install Wizard の最新バージョンの確認」
3. 「クライアント アダプタ ソフトウェアのインストール」
1. 作業を始める前に、カードを確認します。カードの一端は 2 列の 68 ピンのコネクタです。カードは、Cardbus スロットに対して一方向からだけ挿入できるようになっています。スロットは、モデルによってコンピュータの左右どちらかの側面にあります。
2. コンピュータの電源をオンにし、オペレーティング システムを完全に起動します。
3. シスコのロゴを表にしてカードを持ち、Cardbus スロットに挿入して、カードが完全に装着されたことを確認します(図1 を参照)。カードが正しく挿入されると、緑色の LED が点灯します。
4. Found New Hardware Wizard ウィンドウが表示されたら、Cancel をクリックします。
5. 「Install Wizard の最新バージョンの確認」の項を参照してください。
PCI カードを挿入するには、以下に示す順序に従って操作を実行する必要があります。
• 「ブラケットの変更」(必要に応じて)
• 「カードの挿入」
PCI カードには、標準プロファイル ブラケットが同梱されています。PCI カードの挿入先の PC で、ロープロファイル ブラケットを使用するカードが必要な場合は、次の手順に従ってブラケットを変更します。
1. ブラケットをカードに固定している 2 本のネジを緩めます。図2 を参照してください。
|
2. ブラケットをスライドさせてカードから取り外し、ブラケットを傾けてアンテナ ケーブルを外します。
3. ロープロファイル ブラケットをカードに取り付け、LED がブラケット上の対応する穴に収まるようにします。
4. 手順 1 で取り外したネジを、ブラケットのカード設置面にある穴に挿入して(図2 を参照)、堅く締めます。
(注) ほとんどの Pentium PC では、PCI の拡張スロットは白です。スロットの識別方法は、ご使用の PC のマニュアルを参照してください。
3. 未使用の PCI 拡張スロットの上部にある CPU 背面パネルの表面からネジを外します。背面パネルの金属製のブラケットは、このネジで固定されています。
4. コンピュータの内部で未使用の PCI 拡張スロットの位置を確認します。
5. カードのアンテナが、未使用の拡張スロットのそばの開口部を通ってコンピュータの外側に配置されるようにします。図3 を参照してください。
|
|
|
6. カードを傾けて、LED が CPU 背面パネルの開口部に収まるようにします。図3 の拡大図を参照してください。
7. コネクタがしっかり装着されるまで、カードを未使用の拡張スロットに挿入します。
2. ノッチがべースの前面にあるシスコのラベルに面するように、アンテナを配置します。図4 を参照してください。
3. 図4に示すように、アンテナ ケーブルをベースの上部のレセプタクルに押し込みます。
4. カチッという音がするまで、アンテナをレセプタクルにまっすぐ押し込み、所定の位置に固定します。
|
|
|
PCI カードは無線デバイスなので、スループットの低下や無線範囲の縮小をもたらす可能性のある RF 妨害および一般的な干渉源の影響を受けやすくなります。
次のガイドラインに従って、最大のパフォーマンスが得られるようにしてください。
• アンテナは、保管棚、書棚、ファイリング キャビネットなどの大きなスチール製の構造物が、送受信される無線信号の障害物にならないような場所に設置してください。
• アンテナは、電子レンジや、2.4GHz および 5.8GHz のコードレス電話機から離れた場所に設置してください。これらの製品は PCI カードと同じ範囲の周波数で動作するので、信号に対する干渉が発生する可能性があります。
PCI カードのアンテナを水平面に設置したり、壁に取り付けたりするには、この項の次の手順に従ってください。
1. アンテナを水平面で使用する場合は、アンテナを垂直に立てて、手順 7 に進んでください。アンテナを壁に取り付ける場合は、手順 2 に進んでください。
2. 2.8cm の間隔で壁に 2 つの穴を開けます。図 5 は、アンテナ ベースの底にある取り付け用の穴の間隔を示しています。
3. 付属の 2 つのウォール アンカーを穴に取り付けます。
4. 付属の 2 本のネジでウォール アンカーを固定します。このとき、ネジの頭とアンカーの間に少し隙間が残るようにしてください。
5. アンテナ ベースの底にある取り付け用の穴にネジを指し込み(図6 を参照)、しっかりと固定されるまで引き下げます。
6. アンテナはベースから 90 度回転します。最適な状態で受信できるように、アンテナを垂直に立てます(図7 を参照)。
7. PC を起動します。カードが正しく挿入されると、緑色の LED が点灯します。
Install Wizard は、クライアント アダプタに同梱されている CD に収録されていますが、最新バージョンを使用するために、Cisco.com から入手することを推奨します。次の手順に従って、Install Wizard の最新バージョンを確認します。
1. CD の Install Wizard(およびソフトウェア コンポーネント)のバージョンを確認するには、CD のルート ディレクトリにある FileList.txt ファイルを開きます。
2. Cisco.com にある Install Wizard の最新バージョンを確認するには、次の手順に従います。
a. Cisco Connection Online(CCO)ユーザ名とパスワードを所有していることを確認してください。
CCO ユーザ名とパスワードを所有していない場合は、シスコのメイン ページ(http://www.cisco.com)に進み、 Register (上部)をクリックします。CCO ユーザ名とパスワードを作成するには、手順に従ってください。
b. コンピュータの Web ブラウザを使用して、次の URL にアクセスします。
http://www.cisco.com/public/sw-center/
c. Wireless Software をクリックします。
d. Wireless LAN Access をクリックします。
e. Cisco Wireless LAN Client Adapters をクリックします。
f. Cisco Aironet Wireless LAN Client Adapters をクリックします。
• Cardbus PC カードを使用している場合は、 Cisco Aironet 802.11a/b/g CardBus Wireless LAN Client Adapter (CB21AG) をクリックします。
• PCI カードを使用している場合は、 Cisco Aironet 802.11a/b/g PCI Wireless LAN Client Adapter (PI21AG) をクリックします。
h. 入力が求められたら CCO ユーザ名とパスワードを入力し、 OK をクリックします。
i. Aironet Client Installation Wizard (Firmware, Driver, Utility) をクリックします。
j. Windows 2000 または Windows XP をクリックします。
k. Available Releases で、Cisco.com にある Install Wizard ファイルのバージョン番号が CD にあるファイルのバージョン番号より新しいかどうか判断します。新しい場合は、次の手順に従います。古い場合は、CD にある Install Wizard ファイルを使用します。
m. Install Wizard ファイル( WinClient-802.11a-b-g-Ins-Wizard-
vxx.exe )をクリックします。 xx は、バージョン番号です。
n. 入力が求められたら CCO ユーザ名とパスワードを入力し、 OK をクリックします。
3. 暗号化許可フォームに記入して、ソフトウェア使用許諾契約の条項を読んで同意してから、ダウンロードするファイルを再び選択して、そのファイルをコンピュータのハード ドライブに保存します。
次の手順に従って、Install Wizard を使用し、Windows 2000 または Windows XP が稼動するコンピュータにクライアント アダプタ ドライバとユーティリティをインストールします。
1. クライアント アダプタに同梱されている CD からクライアント アダプタ ソフトウェアをインストールする場合は、CD をコンピュータの CD-ROM ドライブに挿入します。
2. Windows Explorer を使用して、CD またはコンピュータのハード ドライブにある Install Wizard ファイルを検索します。
3. Install Wizard ファイル(WinClient-802.11a-b-g-Ins-Wizard-vxx.exe)をダブルクリックします。"Starting InstallShield Wizard" というメッセージが表示され、続いて Preparing Setup ウィンドウおよび Cisco Aironet Installation Program ウィンドウが表示されます
4. Next をクリックします。Setup Type ウィンドウが表示されます。
(注) ソフトウェア コンポーネント同士の互換性を保つために、クライアント ユーティリティとドライバをインストールすることをお勧めします。
• Install Client Utilities and Driver:クライアント アダプタ ドライバとクライアント ユーティリティをインストールします。
• Install Driver Only:クライアント アダプタ ドライバのみをインストールします。このオプションを選択した場合は、手順 16 に進んでください。
• Make Driver Installation Diskette(s):ドライバのインストール ディスクを作成します。
6. Next をクリックします。Install Site Survey Utility ウィンドウが表示されます。
7. ADU とは別にスタンドアロンのユーティリティをインストールする場合は、Install Cisco Aironet Site Survey Utility チェックボックスをオンにします。このオプションは、無線ネットワーク内におけるインフラストラクチャ デバイスの最適な配置を決定するのに役立ちます。
(注) ユーティリティの使用方法については、『Cisco Aironet
802.11a/b/g ワイヤレス LAN クライアント アダプタ (CB21AG および PI21AG) インストレーション コンフィギュレーション ガイド』の付録 F を参照してください。
8. インストール プロセスの最後にコンピュータの再起動を求めるメッセージが表示されたら、Yes をクリックします。
(注) No をクリックすると、確認画面が表示されます。続行すると、インストール プロセスが終了します。
9. Choose Destination Location ウィンドウが表示されたら、次のいずれかを実行します。
• 手順 5 で最初のオプションを選択した場合は、Next をクリックして、クライアント ユーティリティ ファイルを C:\Program Files\Cisco Aironet ディレクトリにインストールします。
(注) クライアント ユーティリティを別のディレクトリにインストールする場合は、Browse をクリックして別のディレクトリを選択し、OK をクリックしてから Next をクリックします。
• 手順 5 で Make Driver Installation Diskette(s) オプションを選択した場合は、フロッピーディスクをコンピュータに挿入し、Next をクリックして、ドライバをフロッピーディスクにコピーします。手順 16 に進みます。
(注) ドライバを別のドライブまたはディレクトリにコピーするには、Browse をクリックして新しい場所を選択し、OK をクリックしてから Next をクリックします。
10. Select Program Folder ウィンドウが表示されます。Next をクリックして、プログラム アイコンを Cisco Aironet プログラム フォルダに追加します。
(注) 別のプログラム フォルダを指定する場合は、Existing Folders リストからフォルダを選択するか、Program Folder フィールドに新しいフォルダ名を入力して、Next をクリックします。
11. コンピュータで Windows 2000 を実行している場合は、手順 16 に進みます。Windows XP を実行している場合は、IMPORTANT: Please Read! ウィンドウが表示されます。
12. 表示されている情報を読んで、Next をクリックします。
Choose Configuration Tool ウィンドウが表示されます。
13. 次のいずれかのオプションを選択し、Next をクリックします。
• Cisco Aironet Desktop Utility (ADU):ADU を使用してクライアント アダプタを設定できます。
• Third-Party Tool:Windows XP の Microsoft Wireless Configuration Manager などのサードパーティ ツールを使用して、クライアント アダプタを設定できます。
(注) Cisco Aironet Desktop Utility (ADU) を選択すると、Microsoft Wireless Configuration Manager は無効になります。これを手動で有効にすると、ADU がアクティブになるたびに、無効化するように求めるメッセージが表示されます。
14. 手順 13 で Cisco Aironet Desktop Utility (ADU) を選択した場合は、手順 16 に進みます。サードパーティ ツールを選択した場合は、Enable Tray Icon ウィンドウが表示されます。
15. ADU ではなくサードパーティ ツールを使用してクライアント アダプタを設定することを選択したが、ASTU を使用できるようにする場合は、Enable Cisco Aironet System Tray Utility (ASTU) チェックボックスをオンにし、Next をクリックします。
16. ソフトウェアのインストール後にコンピュータのリブートを求められたら、Yes をクリックします。
17. カードの挿入を求められたら、まだ挿入していない場合は挿入し、 OK をクリックします。インストール プロセスが開始されます。各ソフトウェア コンポーネントがインストールされると、通知メッセージが表示されます。
18. コンピュータのリブートが必要であることを示すメッセージが表示されたら、OK をクリックしてコンピュータのリブートを許可します。
19. コンピュータのリブート後に Windows Found New Hardware Wizard が表示されたら、Next をクリックし、クライアント アダプタのソフトウェアのインストールを許可して、Finish をクリックします。
20. ネットワーク設定に DHCP サーバが含まれておらず、TCP/IP を使用する予定である場合は、次の手順に従ってオペレーティング システムのための操作を行います。
• Windows 2000:My Computer、Control Panel、および Network and Dial-up Connections をダブルクリックします。Local Area Connection x を右クリックします(x は、接続番号を表します)。Properties をクリックします。Components Checked Are Used by This Connection フィールドで、Internet Protocol (TCP/IP) および Properties をクリックします。Use the following IP address を選択し、コンピュータの IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ゲートウェイ アドレスを入力します(これらの情報は、システム管理者にお問い合わせください)。OK を 2 回クリックします。
• Windows XP:My Computer をダブルクリックし、Control Panel、Network and Internet Connections、および Network Connections をクリックします。Cisco Aironet の無線ネットワーク接続(例:Wireless Network Connection または Wireless Network Connection 2)を右クリックします。Properties をクリックします。This Connection Uses the Following Items フィールドで、Internet Protocol (TCP/IP) を選択し、Properties をクリックします。Use the following IP address を選択し、コンピュータの IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ゲートウェイ アドレスを入力します(これらの情報は、システム管理者にお問い合わせください)。OK をクリックして変更を保存し、Internet Protocol (TCP/IP) Properties ウィンドウを閉じます。 OK をクリックし、Cisco Aironet の無線ネットワーク接続の Properties ウィンドウを閉じます。
この項では、シスコの Aironet Desktop Utility(ADU)を使用して、クライアント アダプタを設定する方法について説明します。
(注) ADU ではなく Windows XP の Microsoft Wireless Configuration Manager を使用してクライアント アダプタを設定する場合は、『Cisco Aironet 802.11a/b/g ワイヤレス LAN クライアント アダプタ (CB21AG および PI21AG) インストレーション コンフィギュレーション ガイド』の付録 E を参照してください。 (注) プロファイルの作成および管理と、特定の設定パラメータの設定についての詳細は、『Cisco Aironet 802.11a/b/g ワイヤレス LAN クライアント アダプタ (CB21AG および PI21AG) インストレーション コンフィギュレーション ガイド』の第 4 章と第 5 章を参照してください。 ADU のプロファイル マネージャを開始するには、デスクトップの Aironet Desktop Utility アイコンをダブルクリックして、
Profile Management タブをクリックします。
次の手順に従って、クライアント アダプタの新規プロファイル(または保存された設定)を作成します。
1. Cisco Aironet Desktop Utility (Profile Management) ウィンドウで、New をクリックします。Profile Management (General) ウィンドウが表示されます。
2. Profile Name フィールドに新規プロファイルの名前(Office、Home など)を入力します。
• このプロファイルでデフォルト値を使用する場合は、OK をクリックします。プロファイルが、Cisco Aironet Desktop Utility (Profile Management) ウィンドウのプロファイル リストに追加されます。
• 設定パラメータの設定を(たとえば、システム管理者に指定された値に)変更する場合は、General、Advanced、および Security タブを選択して、必要なパラメータ値を変更します。変更が完了したら、OK をクリックします。
プロファイルが、Cisco Aironet Desktop Utility (Profile Management) ウィンドウのプロファイル リストに追加されます。
(注) Cardbus PC カードのプロファイルは、カードを挿入したスロットに関連付けられます。そのため、Cardbus PC カードは常に同じスロットに挿入し、両スロットのプロファイルを作成するか、一方のスロットからプロファイルをエクスポートして、他方のスロットにインポートする必要があります。次の手順に従って、クライアント アダプタで使用するプロファイルを指定します。
1. ADU を開き、Profile Management タブをクリックします。
2. プロファイル リストで、使用するクライアント アダプタのプロファイルをクリックして選択します。
3. Activate をクリックして選択を保存します。クライアント アダプタは、このプロファイルを使用して起動されます。プロファイル リスト内では、無線アイコンによってアクティブ プロファイルが表されます。
(注) ADU ではなく ASTU を使用する場合は、アクティブ プロファイルを選択し、ASTU アイコンを右クリックします。次に Select Profile オプションを選択して、プロファイルを選択します。アクティブ プロファイルは、チェック マークによって表されます。ここまでに説明した手順に従って作業した場合、クライアント アダプタの取り付けと実行で問題が発生することはないはずです。しかし、問題が発生した場合には、次のものを参照して、問題の解決方法を探してください。
• ADU のトラブルシューティング ユーティリティ。このユーティリティを使用するには、ADU を開き、Action ドロップダウン メニューから Troubleshooting を選択して、Run Test をクリックします。ユーティリティが実行され、結果が表示されます。
• 『Cisco Aironet 802.11a/b/g ワイヤレス LAN クライアント アダプタ (CB21AG および PI21AG) インストレーション コンフィギュレーション ガイド』の「トラブルシューティング」の章。
• Technical Assistance Center(TAC)の Web サイト。このサイトにアクセスするには、Cisco.com にジャンプし、Technical Support & Documentation > Technical Support & Documentation の順にクリックします。 Documentation をクリックし、続いて Product and Support Documentation 下の Wireless をクリックします。 Cisco Aironet Wireless LAN Client Adapters および Troubleshoot and Alerts をクリックし、発生している問題に関する情報を検索します。
FCC(連邦通信委員会)は、ET Docket 96-8 に明記されている措置に基づいて、FCC 認証機器が放射する無線周波(RF)電磁エネルギーに人体がさらされた場合の安全基準を制定しています。シスコの承認済み Aironet アンテナを使用する場合、Cisco Aironet 製品は、OET-65 および ANSI C95.1、1991 に明記されている非制御製品の環境に対する制限事項を満たしています。このマニュアルおよびインストレーション コンフィギュレーション ガイドに示されている指示に従って、この無線デバイスを適切に操作すれば、ユーザへの照射は、FCC 勧告限度値をはるかに下回るレベルとなります。
• 装置が送受信を行っているときは、アンテナに触れたり、アンテナを動かしたりしないでください。
• 送受信中は、アンテナが身体の露出部分(特に顔や目)に近づいたり、触れたりしないように、無線機器を内蔵するコンポーネントを持たないでください。
• アンテナを接続していない場合は、無線機を操作したり、データを送信したりしないでください。無線機が破損する恐れがあります。
–無線デバイスを危険な場所で使用する場合は、現場の作業安全責任者の指示に従ってください。
–航空機内での無線デバイスの使用は、Federal Aviation Administration(FAA;連邦航空局)の規制対象となっています。
–医療施設内における無線デバイスの使用は、各施設で定められている範囲内に制限されます。
警告 無線ネットワーク デバイスは、専用のタイプでない限り、シールドされていない雷管の近くや爆発の可能性のある場所では操作しないでください。
警告 FCC の RF 被曝制限値に準拠するため、アンテナは身体から 20cm 以上離れた場所に設置してください。
警告 この装置は、一般的なラップトップ コンピュータ構成においてテスト済みであり、FCC RF 被爆(SAR)の制限値に準拠しています。また、この装置は、側面に PC カード スロットを搭載するデスクトップ コンピュータまたはラップトップ コンピュータで使用でき、アンテナから身体まで 1cm 以上の距離を保つ必要があります。シン ラップトップ コンピュータでは、動作中のアンテナの距離に特別な注意が必要となる場合もあります。この装置は、ハンドヘルド PDA(Personal Digital Aassistant)では使用できません。指定以外の構成で使用すると、FCC RF 被曝ガイドラインを満足できなくなる可能性があります。このデバイスとそのアンテナを、他のアンテナやトランスミッタと同じ場所に設置したり、共に動作させないでください。
CB21AG および PI21AG クライアント アダプタの規制に関する情報は、クライアント アダプタに同梱されている CD の Regulatory.pdf ファイルに収録されています。
European Union(EU;欧州連合)、および EU Directive 1999/5/EC(R&TTE Directive)を遵守するその他の国に関連したこの製品の適合宣言は、『Cisco Aironet 802.11a/b/g ワイヤレス LAN クライアント アダプタ (CB21AG および PI21AG) インストレーション コンフィギュレーション ガイド』に記載されています。
保証期間内にお客様が受けられるハードウェアの保証およびサービスに関して適用される特別な条件があります。シスコのソフトウェアに適用される保証およびライセンス契約書を含む正式な保証書は、Cisco.com から入手できます。次の手順を実行して、Cisco.com から Cisco Information Packet 、保証書、およびライセンス契約書にアクセスし、これらをダウンロードしてください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/cetrans.htm
Warranties and License Agreements ページが表示されます。
2. Cisco Information Packet を表示するには、次の手順を実行します。
a. Information Packet Number フィールドをクリックし、製品番号 78-5235-03B0 がハイライトされていることを確認します。
Information Packet の Cisco Limited Warranty and Software License ページが表示されます。
d. このページから文書をオンラインで見ることも、 PDF アイコンをクリックして、文書を PDF(Adobe Portable Document Format)形式でダウンロードし、印刷することもできます。
(注) PDF ファイルを表示し、印刷するには、Adobe Acrobat Reader が必要です。これは、Adobe の Web サイト http://www.adobe.com からダウンロードできます。
3. お手持ちの製品について、翻訳またはローカライズされた保証情報を表示するには、次の手順を実行します。
a. Warranty Document Number フィールドに次の製品番号を入力します。
d. このページから文書をオンラインで見ることも、 PDF アイコンをクリックして、文書を PDF(Adobe Portable Document Format)形式でダウンロードし、印刷することもできます。
また、Cisco Service and Support の Web サイトにアクセスして、サポートを受けることもできます。
http://www.cisco.com/public/Support_root.shtml
シスコ、またはその代理店では、Return Materials Authorization(RMA)要求を受領してから、10 営業日以内に交換部品を出荷するように商業上合理的な努力を致します。お届け先により、実際の配達所要日数は異なります。
シスコは購入代金を払い戻すことにより一切の保証責任とさせて頂く権利を留保します。
Return Materials Authorization(RMA)番号の入手
製品を購入されたシスコの代理店にお問い合せください。製品を直接シスコから購入された場合は、シスコの営業担当者にお問い合せください。