リモート接続先とは、ユーザが利用できる CTI 制御可能デバイスです。
ユーザに専用 CTI リモート デバイスをプロビジョニングする場合、Cisco Unified CM Administration インターフェイスを使用してリモート接続先を追加する必要があります。このタスクにより、クライアントの起動時に、ユーザは自動的に電話を制御し、コールを発信できます。
ユーザにソフトフォン デバイスおよびデスクフォン デバイスとともに CTI リモート デバイスをプロビジョニングする場合、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを使用してリモート接続先を追加しないでください。ユーザは、クライアント インターフェイスを使用してリモート接続先を入力できます。
(注) |
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ユーザ 1 人につき 1 つのリモート接続先を作成する必要があります。ユーザに対して複数のリモート接続先を追加しないでください。
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Cisco Unified Communications Manager は、Cisco Unified CM Administration インターフェイスで追加したリモート接続先がルーティング可能かどうかを確認しません。そのため、追加するリモート接続先を Cisco Unified Communications Manager がルーティングできることを確認する必要があります。
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Cisco Unified Communications Manager は、自動的に CTI リモート デバイスのすべてのリモート接続先番号にアプリケーション ダイヤル ルールを適用します。
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次の手順を実行してリモート接続先を確認し、CTI リモート デバイスに設定を適用します。
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手順を繰り返し、CTI リモート デバイスの [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウを開きます。
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[関連付けられたリモート接続先(Associated Remote Destinations)] セクションを探します。
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リモート接続先が利用可能であることを確認します。
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[設定の適用(Apply Config)] を選択します。
(注) |
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [デバイス情報(Device Information)] セクションには、[アクティブなリモート接続先(Active Remote Destination)] フィールドが含まれています。
ユーザがクライアントでリモート接続先を選択すると、そのリモート接続先は [アクティブなリモート接続先(Active Remote Destination)] の値として表示されます。
次の場合、[アクティブなリモート接続先(Active Remote Destination)] の値として [none] が表示されます。
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