この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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Unified Intelligence Center では、サーバ、データソース、レポート、ユーザの 4 つのタイムゾーンを構成できます。
サーバのタイムゾーンは、インストール時にインストールウィザードで定義され、レポートには影響しません。サーバ管理者は、CLI コマンド show timezone config
および set timezone zone
を使用して、サーバのタイムゾーンを表示および変更できます。詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/unified-intelligence-center/products-maintenance-guides-list.html にある『Cisco Unified Intelligence Center 管理コンソールユーザガイド』を参照してください。
データ ソースのタイムゾーンは、データ ソースを構成するときに定義されます。これがデータベースのタイムゾーンです。
レポートのタイムゾーンは、レポートフィルタで定義されます。
コールセンターが複数のタイムゾーンにまたがっており、複数のレポートを比較したい場合には、絶対的な日付範囲と特定の期間を使用して、履歴レポートを実行します。
ユーザのタイムゾーンは、ユーザプロファイルで設定されます。
たとえば、ニューヨークにいるユーザが、中国オフィスの同僚によって実行されたレポートの確認を依頼されたとします。ユーザは、[ユーザプロファイル(User Profile)] ページにアクセスして同僚と同じタイムゾーンに変更し、同じ絶対的な日付範囲を使用してレポートを実行します。
システムは、ユーザが入力した時間固有のデータをユーザのタイムゾーンにローカルとして扱い、フィルタクエリの構築時に、この時刻をデータソースのタイムゾーンに変換します。
また、データソースから取得した時間固有のデータをデータソースにローカルとして扱い、レポートデータに日時を表示する前に、この時刻をユーザのタイムゾーンに変換します。
ユーザのタイムゾーンまたはデータソースのタイムゾーンが設定されていない場合、システムは Unified Intelligence Center サーバのタイムゾーンを使用します。システムでは、データ ソース レベルでのタイムゾーンの正規化が発生した後にのみ、これらの変換が実行されます。
(注) |
週次レポートと月次レポートのスケジュールは、サーバのタイムゾーンではなく、データソースのタイムゾーンに基づきます。つまり、週と月の境界は、データベースのタイムゾーンにおける、週または月の最初および最後の日の午前 0 時となります。 |
次の例では、ユーザがフィルタに日時の値を入力したとします。タイムゾーンの設定に応じて、システムによってフィルタ クエリーのタイムゾーンが下記のように変換されます。
フィルタ値 = 2010/1/1 12:00:00 AM
ユーザのタイムゾーン |
ユーザのタイムゾーン |
データソースのタイムゾーン |
データソースのタイムゾーン |
設定されている場合(+11 GMT) |
設定されていない場合(Cisco Unified Intelligence Center サーバのタイムゾーンを減算) |
設定されている場合(+2 GMT) |
設定されていない場合(Cisco Unified Intelligence Center サーバのタイムゾーンを加算) |
2009 年 12 月 31 日 15 時 00 分 00 秒(木曜日)EET 元の時刻 - ユーザのタイムゾーンオフセット(+11 GMT) + データソースのタイムゾーン(+2 GMT) 元の時刻に -9(-11 +2)時間を加算 |
2009 年 12 月 31 日 20 時 30 分 00 秒(木曜日)EET 元の時刻 - Cisco Unified Intelligence サーバのタイムゾーン(+5.30 GMT) + データソースのタイムゾーンオフセット(+2 GMT) 元の時刻から 3.30(-5.30 +2)時間を減算 |
2009 年 12 月 31 日 15 時 00 分 00 秒(木曜日)EET 元の時刻 - ユーザのタイムゾーンオフセット(+11 GMT) + データソースのタイムゾーン(+2 GMT) 元の時刻に -9(-11 +2)時間を加算 |
2009 年 12 月 31 日 18 時 30 分 00 秒(木曜日)IST 元の時刻 - ユーザのタイムゾーンオフセット(+11 GMT) + Cisco Unified Intelligence サーバのタイムゾーン(+5.30 GMT) 元の時刻から 5.30(-11 +5.30)時間を減算 |
2009 年 12 月 31 日 18 時 30 分 00 秒(木曜日)IST 元の時刻 - ユーザのタイムゾーンオフセット(+11 GMT) + Cisco Unified Intelligence サーバのタイムゾーン(+5.30 GMT) 元の時刻から 5.30(-11 +5.30)時間を減算 |
2010 年 1 月 1 日 00 時 00 分 00 秒(金曜日)IST 元の時刻に 0(-5.30 +5.30)時間を加算 |
2009 年 12 月 31 日 20 時 30 分 00 秒(木曜日)EET 元の時刻 - Cisco Unified Intelligence サーバのタイムゾーン(+5.30 GMT) + データソースのタイムゾーンオフセット(+2 GMT) 元の時刻から 3.30(- 5.30 +2)時間を減算 |
2010 年 1 月 1 日 00 時 00 分 00 秒(金曜日)IST 元の時刻に 0(-5.30 +5.30)時間を加算 |
次の例は、日時の値を持つデータベースを示しています。タイムゾーンの設定に応じて、システムによってレポート データのタイムゾーンが下記のように変換されます。
データベース値 = 1/1/2010 12:00:00 AM
データソースのタイムゾーン |
データソースのタイムゾーン |
ユーザのタイムゾーン |
ユーザのタイムゾーン |
設定されている場合(+11 GMT) |
設定されていない場合(Unified Intelligence Center サーバのタイムゾーンを減算) |
設定されている場合(+2 GMT) |
設定されていない場合(Unified Intelligence Center サーバのタイムゾーンを加算) |
2009 年 12 月 31 日 15 時 00 分 00 秒(木曜日)EET 元の時刻 - データソースのタイムゾーンオフセット(+11 GMT) + ユーザのタイムゾーン(+2 GMT) 元の時刻に -9(-11 +2)時間を加算 |
2009 年 12 月 31 日 20 時 30 分 00 秒(木曜日)EET 元の時刻 - Unified Intelligence Center サーバのタイムゾーン(+5.30 GMT) + ユーザのタイムゾーンオフセット(+2 GMT) 元の時刻から 3.30(-5.30 +2)時間を減算 |
2009 年 12 月 31 日 15 時 00 分 00 秒(木曜日)EET 元の時刻 - データソースのタイムゾーンオフセット(+11 GMT) + ユーザのタイムゾーン(+2 GMT) 元の時刻に -9(-11 +2)時間を加算 |
2009 年 12 月 31 日 18 時 30 分 00 秒(木曜日)IST 元の時刻 - データソースのタイムゾーンオフセット(+11 GMT) + Unified Intelligence Center サーバのタイムゾーン(+5.30 GMT) 元の時刻から 5.30(-11 +5.30)時間を減算 |
2009 年 12 月 31 日 18 時 30 分 00 秒(木曜日)IST 元の時刻 - データソースのタイムゾーンオフセット(+11 GMT) + Unified Intelligence Center サーバのタイムゾーン(+5.30 GMT) 元の時刻から 5.30(-11 +5.30)時間を減算 |
2010 年 1 月 1 日 00 時 00 分 00 秒(金曜日)IST 元の時刻に 0(-5.30 +5.30)時間を加算 |
2009 年 12 月 31 日 20 時 30 分 00 秒(木曜日)EET 元の時刻 - Unified Intelligence Center サーバのタイムゾーン(+5.30 GMT) + ユーザのタイムゾーンオフセット(+2 GMT) 元の時刻から 3.30(- 5.30 +2)時間を減算 |
2010 年 1 月 1 日 00 時 00 分 00 秒(金曜日)IST 元の時刻に 0(-5.30 +5.30)時間を加算 |