この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
インストール前のタスクをすべて実行して、Cisco Prime License Manager を正常にインストールできるようにします。
次の表に従って、お使いのシステムおよびネットワークに関連する情報を収集します。
パラメータ | 説明 | インストール後のエントリ変更の可否 | ||
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タイム ゾーン |
ローカル タイム ゾーンおよびグリニッジ標準時(GMT)との時差を指定します。 マシンが設置されている場所に最も近い時間帯を選択します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 set timezone 現在のタイム ゾーン設定を表示するには、次の CLI コマンドを使用します。 show timezone config |
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MTU サイズ |
MTU(Maximum Transmission Unit)は、このホストがネットワークで転送する最大パケットをバイト単位で表します。 使用するネットワークの MTU サイズをバイト単位で入力します。ネットワークの MTU 設定が不明な場合は、デフォルト値を使用します。 デフォルトでは 1500 バイトが指定されます。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 set network mtu |
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DHCP |
Cisco Prime License Manager にはスタティック IP アドレスが必要です。したがって、[DHCP] オプションに対して [いいえ(No)] を選択し、ホスト名、IP アドレス、IP マスク、ゲートウェイを入力することを推奨します。 |
不可。インストール後、エントリを変更してはなりません。 |
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ホスト名 |
サーバに対する一意のホスト名を入力します。 ホスト名は最大 32 文字で、英数字とハイフンを使用できます。ただし、最初の文字をハイフンにすることはできません。 |
可。インストール後、エントリを変更できます。 set network hostname
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IP マスク |
このマシンの IP サブネット マスクを入力します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 set network ip eth0 |
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ゲートウェイ アドレス |
ネットワーク ゲートウェイの IP アドレスを入力します。 ゲートウェイがない場合も、このフィールドを 255.255.255.255 に設定する必要があります。ゲートウェイがないと、Cisco Prime License Manager はサブネットの外側と通信できないため、電子履行を使用できません。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 set network gateway |
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DNS 有効 |
DNS サーバがホスト名を IP アドレスへ、または IP アドレスをホスト名へ解決します。 [はい(Yes)] を選択して、DNS を有効にします。これにより、電子履行が正常に機能します。 |
不可。インストール後、エントリを変更してはなりません。 |
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DNS プライマリ |
プライマリ DNS サーバとして指定する DNS サーバの IP アドレスを入力します。IP アドレスは、ドット付き 10 進表記(ddd.ddd.ddd.ddd)で入力します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 set network dns DNS とネットワーク情報を表示するには、次の CLI コマンドを使用します。 show network eth0 detail |
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DNS セカンダリ(省略可能) |
オプションのセカンダリ DNS サーバとして指定する DNS サーバの IP アドレスを入力します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 set network dns |
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管理者 ID |
Cisco Prime License Manager の CLI へのセキュア シェル アクセスに使用する OS 管理者アカウントのユーザ名とパスワードを指定します。 |
不可。インストール後、エントリは変更できません。
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OS 管理者パスワード |
CLI へのセキュア シェル アクセスに使用する、管理者アカウントのパスワードを指定します。 このパスワードは、adminsftp ユーザが使用することもできます。adminsftp ユーザは、ローカル バックアップ ファイルへのアクセスやサーバ ライセンスのアップロードなどに使用します。 強力なパスワードに関するガイドラインについては、該当するパスワード セクションを参照してください。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 set password user admin |
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証明書パラメータ |
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可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 set web-security |
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NTP サーバ |
同期する 1 台または複数のネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。 最大 5 台の NTP サーバを入力できます。
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可。インストール後、エントリを変更できます。 utils ntp server |
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セキュリティ パスワード |
セキュリティ パスワードを入力します。 このパスワードは、6 文字以上の英数字にする必要があります。パスワードにはハイフンおよび下線を使用できますが、先頭は英数字にする必要があります。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 set password user security |
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Cisco Prime License Manager アプリケーション アカウントのユーザ名 |
Cisco Prime License Manager の GUI へのログインに使用する Cisco Prime License Manager アプリケーション アカウントのユーザ名を指定します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 license management change user name |
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Cisco Prime License Manager アプリケーション パスワード |
Cisco Prime License Manager の GUI へのセキュア シェル アクセスに使用する Cisco Prime License Manager アプリケーション アカウントのパスワードを指定します。 |
可。インストール後、次の CLI コマンドを使用してエントリを変更できます。 license management change user password |
仮想マシンをインストールするには、次の手順を使用します。また、VMware のマニュアルを参照してください。
ステップ 1 | ソフトウェア ダウンロード センターにアクセスし、 を選択して、目的のリリースの Cisco Prime License Manager OVA テンプレートをダウンロードします。 |
ステップ 2 | vCenter または vSphere クライアントから、新しくダウンロードした仮想マシン テンプレートのコンソールを開きます。 |
ステップ 3 | vCenter または vSphere クライアントから [ファイル(File)] > [OVF テンプレートの導入(Deploy OVF Template)] を選択します。 |
ステップ 4 | [OVFテンプレートの導入(Deploy OVF Template)] ウィザードに従って、Cisco Prime License Manager 仮想マシンを作成します。 インストールが完了すると、新しくインストールされた仮想マシンが vCenter または vSphere クライアント内の選択した場所に表示されます。 |
仮想マシンのインストール
共存配置では、使用していない Cisco Prime License Manager を削除することができます。たとえば、Cisco Unified Communications Manager のクラスタでは、Cisco Prime License Manager はパブリッシャ ノードとサブスクライバ ノードにインストールされています。すべてのノードのライセンスを管理するために Cisco Prime License Manager をアクティブにする必要があるのは単一のノードのみであるため、Cisco Prime License Manager が非アクティブな状態になっているノードからは削除することができます。
(注) | サーバに関連するすべてのサービスに影響を及ぼすために、システムのリブートが必要になります。Cisco Prime License Manager の削除は、オフピーク時に行うことを推奨します。 |
Cisco Prime License Manager を削除した後も、アプリケーションへのログイン時に Cisco Prime License Manager へのリンクが引き続き表示されますが、Cisco Prime License Manager にアクセスを試みると日付と時刻のスタンプとともに削除が通知されます。
注意 | Cisco Prime License Manager を削除後に復元することはできません。 |