デバイス ファームウェア アップデートの概要
デバイス ロードは、IP フォン、テレプレゼンス システム、および Cisco Unified Communications Manager でプロビジョニングおよび登録されているその他のデバイス用のソフトウェアおよびファームウェアです。Cisco Unified Communications Manager をインストールまたはアップグレード中に、そのバージョンがリリースされた時点で利用可能な最新のロードが Cisco Unified Communications Manager に組み込まれます。シスコは新しい機能の導入とソフトウェアの修正のために定期的に更新ファームウェアをリリースしているため、そのロードが含まれる Cisco Unified Communications Manager アップグレードがリリースされるまで待たずに、ご使用の電話機を新しいロードに更新することができます。
エンドポイントが新しいソフトウェアのバージョンにアップグレードする前に、新しいロードで必要なファイルをエンドポイントがアクセスできる場所に置いてダウンロードできるようにする必要があります。最も一般的な場所は、Cisco TFTP サービスが有効化されている Cisco UCM ノード、つまり「TFTP サーバ」です。一部の電話機は、「ロード サーバ」という代替ダウンロード場所の使用をサポートしています。
任意のサーバの tftp ディレクトリ内に既にあるファイルのリストの取得、表示、ダウンロードを行う場合、TFTP ディレクトリ内のファイルを表示するには CLI コマンドの file list tftp を使用し、ファイルを表示するには file view tftp、TFTP ディレクトリ内のファイルのコピーを取得するには file get tftp を使用します。詳細については、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Communications Solutions』を参照してください。また、Webブラウザを使用して、URL "http://<tftp_server>:6970/<filename>" にアクセスして、TFTP ファイルをダウンロードすることもできます。
![]() ヒント |
新しいロードをある単一のデバイスに適用し、それをシステム全体のデフォルトとして設定することができます。この方法は、テスト目的で使用する際に便利です。ただし、システム全体のデフォルトを新しいロードで更新するまでは、そのタイプの他のすべてのデバイスが古いロードを引き続き使用することに注意してください。 |