LDAP プロファイル
LDAP プロファイルのウィンドウを使用して、LDAP のディレクトリ情報、LDAP の検索コンテキスト情報、LDAP サーバの情報、およびプロファイルに関連付けられるユーザなどを設定します。このウィンドウを使用して特定のプロファイルを検索し、個々の設定値を変更できます。
LDAP プロファイルの検索
ネットワークに複数の LDAP プロファイルが存在する場合があるため、Cisco Unified Presence Server では、具体的な検索条件に基づいて特定の LDAP プロファイルを検索することができます。特定の LDAP プロファイルを検索するには、次の手順を実行します。
(注) ブラウザ セッションでの作業中、クライアント マシンの cookie により、検索/一覧表示の設定が保存されます。他のメニュー項目に移動してからこのメニューに戻る、あるいは、ブラウザを閉じてから新しいブラウザ ウィンドウを開くと、検索の設定を変更するまで、Cisco Unified Presence Server の検索の設定がシステムで維持されます。
手順
ステップ 1
[アプリケーション]>[Unified Personal Communicator]>[LDAPプロファイル] の順に選択します。
[LDAPプロファイルの検索と一覧表示(Find and List Ldap Profiles)]ウィンドウが表示されます。ドロップダウン リスト ボックスを使用して LDAP プロファイルを検索します。
ステップ 2
最初のドロップダウン リスト ボックスから、次のいずれかの検索条件を選択します。
•
名前
•
説明
ステップ 3
2 番目のドロップダウン リスト ボックスから、次のいずれかの検索条件を選択します。
•
が次の文字列で始まる
•
が次の文字列を含む
•
が次の文字列と等しい
•
が次の文字列で終わる
•
が空である
•
が空ではない
ステップ 4
必要に応じて適切な検索テキストを指定し、 [検索] をクリックします。
ヒント データベースに登録されているすべての LDAP プロファイルを検索するには、検索テキストを入力せずに[検索]をクリックします。
検出された LDAP プロファイルのリストが表示されます。
ステップ 5
レコードのリストから、検索条件に一致する LDAP プロファイルをクリックします。
選択した LDAP プロファイルがウィンドウに表示されます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
LDAP プロファイルの設定
この項では、Cisco Unified Presence Server データベースで、LDAP プロファイルを追加または更新する方法について説明します。
手順
ステップ 1
次のいずれかのタスクを実行します。
•
LDAP プロファイルを追加するには、 [アプリケーション]>[Unified Personal Communicator]>[LDAPプロファイル] の順に選択し、 [新規追加] をクリックします。
•
LDAP プロファイルを更新するには、「LDAP プロファイルの検索」の手順に従ってプロファイルを検索します。
[LDAPプロファイルの設定(LDAP Profile Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2
表32-1 の説明に従って適切な設定を入力します。
ステップ 3
読み取り専用アクセスでの匿名ログインをユーザに許可するには、 [Anonymousバインド(Anonymous Bind)] チェックボックスをオンにします。
ステップ 4
検索ベースで始まるディレクトリの再帰検索を実行するには、[再帰検索(Recursive Search)]チェックボックスをオンにします。
ステップ 5
ユーザと LDAP プロファイルを関連付けるには、 [プロファイルにユーザを追加] をクリックします。
[ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 6
最初のドロップダウン リスト ボックスから、次のいずれかの検索条件を選択します。
•
名
•
ミドルネーム
•
姓
•
ユーザID
•
部署名
ステップ 7
2 番目のドロップダウン リスト ボックスから、次のいずれかの検索条件を選択します。
•
が次の文字列で始まる
•
が次の文字列を含む
•
が次の文字列と等しい
•
が次の文字列で終わる
•
が空である
•
が空ではない
ステップ 8
必要に応じて適切な検索テキストを指定し、 [検索] をクリックします。
ヒント データベースに登録されているすべてのユーザを検索するには、検索テキストを入力せずに[検索]をクリックします。
検出されたユーザのリストが表示されます。
ステップ 9
レコードのリストから、LDAP プロファイルに追加するユーザをクリックするか、または [すべてを選択] をクリックします。
ステップ 10
ユーザを LDAP プロファイルへ追加するには、 [選択項目の追加] をクリックします。
ステップ 11
[ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)]ウィンドウで [閉じる] をクリックします。
ステップ 12
データを保存して LDAP プロファイルをデータベース プロファイルに追加するには、ウィンドウの左上隅のツールバーに表示される [保存] アイコンをクリックします(または、ウィンドウの下部に表示される [保存] ボタンをクリックします)。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
LDAP プロファイルの設定値
表32-1 で、LDAP プロファイルの設定パラメータについて説明します。関連する手順については、「関連項目」を参照してください。
表32-1 LDAP プロファイルの設定パラメータ
|
|
LDAPプロファイル情報(LDAP Profile Information)
|
名前 |
このパラメータは、LDAP プロファイルの名前を指定します。 最大文字数:128 |
説明 |
このパラメータは、LDAP プロファイルの一般的な説明を示します。 最大文字数:128 |
LDAPディレクトリ情報(LDAP Directory Information)
|
識別名(DN)をバインド (Bind Distinguished Name(DN)) |
このパラメータは、管理者レベルのアカウント情報を useraccount@domain.com の形式で指定します。これは、認証済みバインドに対する識別名(DN)です。 最大文字数:128 |
パスワード(Password) |
このパラメータは、LDAP 管理者のユーザ名に対するパスワードを指定します。 最大文字数:128 |
パスワードの確認(Confirm Password、半角英数のみ) |
このパラメータは、LDAP 管理者のユーザ名に対するパスワードを確認します。 最大文字数:128 |
Anonymousバインド(Anonymous Bind) |
[Anonymousバインド(Anonymous Bind)]チェックボックスをオンにすると、ユーザはこの LDAP サーバに読み取り専用アクセスで匿名ログインできます。ユーザの資格情報を使用して LDAP サーバにログインするには、このチェックボックスをオフにします。 |
LDAP検索コンテキスト情報(LDAP Search Context Information)
|
検索コンテキスト (Search Context) |
このパラメータは、すべての LDAP ユーザが存在する場所を、コンテナまたはディレクトリで指定します。 最大文字数:128 |
再帰検索(Recursive Search) |
検索ベースで始まるディレクトリの再帰検索を実行するには、[再帰検索(Recursive Search)]チェックボックスをオンにします。 |
LDAPサーバ情報(LDAP Server Information)
|
プライマリLDAPサーバ(Primary Ldap Server) |
このパラメータは、プライマリ LDAP サーバを指定します。ドロップダウン リストで、定義済みの LDAP サーバから選択できます。 |
バックアップLDAPサーバ(Backup Ldap Server) |
このパラメータは、バックアップ LDAP サーバを指定します。ドロップダウン リストで、定義済みの LDAP サーバから選択できます。バックアップ LDAP サーバは 2 つ指定できます。 |
LDAP プロファイルの削除
この項では、LDAP プロファイルの削除方法を説明します。
手順
ステップ 1
「LDAP プロファイルの検索」の手順に従い LDAP プロファイルを検索します。
ステップ 2
一致するレコードのリストから、削除する LDAP プロファイルを選択します。
ステップ 3
プロファイルを削除するには、ウィンドウの左上隅のツールバーに表示される [選択項目の削除] アイコンをクリックします(または、ウィンドウの下部に表示される [選択項目の削除] ボタンをクリックします)。
LDAP プロファイルが使用中でない場合は、Cisco Unified Presence Server により、その LDAP プロファイルが削除されます。LDAP プロファイルが使用中の場合は、メッセージが表示されます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。