この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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目次
障害の影響を最小限に抑えるため、ダウンタイムやデータ消失を最小化する災害復旧プランを作成する必要があります。 VMware がサポートする障害のバックアップ/リカバリ ソリューションを使用してこれを達成するか、この項で説明するように OVA ファイルをエクスポートできます。
障害のバックアップとリカバリの計画の一環として、クラスタ内の各仮想マシンの MAC アドレスを必ず記録しておきます。 バックアップした OVA を復元した場合は、マシンを起動する前に MAC アドレスを更新する必要があります。
障害からのリカバリに対する準備が整っていることを確認します。 OVA をエクスポートすることにより、クラスタ内の各仮想マシンを定期的にバックアップします。
バックアップした OVA を復元した後は、仮想マシンを起動する前に MAC アドレスを更新しなければなりません。
スナップショットの取得によってデータを定期的にバックアップすることを推奨します。 これらの短期的なバックアップにより、以前の時間からデータをリカバリすることができます。
バックアップの作成により、仮想マシンの全ステータスをキャプチャします。 マシンの電源がオン、オフ、または一時停止のときに、仮想マシンをバックアップできます。
アップグレードする前に、サーバ クラスタを必ずバックアップしてください。
バージョンが混在するクラスタは、アップグレードまたは復帰メンテナンスの時間帯以外ではサポートされていません。
ステップ 1 | vSphere Client を開きます。 |
ステップ 2 | クラスタ内の各仮想サーバをバックアップしていることを確認します。 |
ステップ 3 | クラスタ内の各仮想マシンをシャットダウンします。 |
ステップ 4 | 仮想マシンとテンプレートのインベントリ ツリーで、仮想マシンを右クリックしてから、[スナップショット(Snapshot)] を指し示してください。 |
ステップ 5 |
スナップショットを復元します。
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ステップ 6 | クラスタ内の他の仮想マシンを復元する場合、ステップ 4 と 5 を繰り返します。 |
ステップ 7 | Cisco Jabber Guest Administration に管理者としてサインインすることにより、クラスタが正しく復元されたことを確認します。 復元後の Cisco Jabber Guest バージョン番号が画面の下部に表示されます。 |
ステップ 8 | 必要なすべてのユーザとリンクが表示されていることを確認します。 |
目次
障害のバックアップとリカバリ
障害の影響を最小限に抑えるため、ダウンタイムやデータ消失を最小化する災害復旧プランを作成する必要があります。 VMware がサポートする障害のバックアップ/リカバリ ソリューションを使用してこれを達成するか、この項で説明するように OVA ファイルをエクスポートできます。
次は、OVA ファイルをエクスポートすることによりクラスタ内の 1 台、2 台、または 3 台すべてのサーバをバックアップおよびリカバリするのに必要な手順の概要を提供したものです。各仮想マシンの MAC アドレスを保存
手順障害のバックアップとリカバリの計画の一環として、クラスタ内の各仮想マシンの MAC アドレスを必ず記録しておきます。 バックアップした OVA を復元した場合は、マシンを起動する前に MAC アドレスを更新する必要があります。
ステップ 1 vSphere Client を開きます。 ステップ 2 仮想マシンを右クリックして、[設定の編集(Edit Settings)] をクリックします。 ステップ 3 [ハードウェア(Hardware)] タブで、[ネットワーク アダプタ 1(Network adapter 1)] または同等のものを選択します。 ステップ 4 [MAC アドレス(MAC Address)] フィールドにある値を記録します。 ステップ 5 現地およびオフサイト ロケーションのアドレスを保存します。 ステップ 6 [キャンセル(Cancel)] をクリックします。 ステップ 7 クラスタ内の各仮想マシンにステップ 2 ~ 6 を繰り返します。
仮想マシンに OVA をエクスポート
手順
ステップ 1 vSphere Client を開きます。 ステップ 2 仮想マシンの電源をオフにします。 ステップ 3 仮想マシンが選択されていることを確認し、 を選択します。 ステップ 4 ファイルに意味のある名前を入力します。 ステップ 5 ファイルを保存するディレクトリを選択します。 ステップ 6 [形式(Format)] ドロップダウン リストから、[単一ファイル(OVA)(Single file (OVA))] を選択します。 ステップ 7 ファイルに意味のある説明を入力します。 後で復元するファイルを決定するのに役立つエクスポートの日付、バージョンと原因を追加します。
ステップ 8 [OK] をクリックします。 ステップ 9 クラスタ内の各マシンに対してステップ 2 ~ 8 を繰り返します。 ステップ 10 オフサイトの場所に OVA を保存します。
バックアップした OVA を障害後に復元
手順
ステップ 1 vSphere Client で、障害に関係する仮想マシンが仮想マシンとテンプレートのインベントリ ツリーに表示されないことを確認します。 ステップ 2 仮想マシンが仮想マシンとテンプレートのインベントリ ツリーに表示されている場合は、この仮想マシンの電源を切り、削除します。 ステップ 3 仮想マシンとテンプレートのインベントリ ツリーで、バックアップした OVA を展開する場所を選択します。 ステップ 4 を選択します。 ステップ 5 [発信元(Source)] 画面で、OVA パッケージの場所を参照して、[次へ(Next)] をクリックします。 ステップ 6 [OVF テンプレートの詳細(OVF Template Details)] 画面の詳細を確認し、[次へ(Next)] をクリックします。 ステップ 7 [名前と場所(Name and Location)] 画面でテンプレートの名前を入力し、ロケーションを選択して、[次へ(Next)] をクリックします。 ステップ 8 [ホスト/クラスタ(Host/Cluster)] 画面で、テンプレートを実行する場所を選択し、[次へ(Next)] をクリックします。 ステップ 9 [ストレージ(Storage)] 画面で、仮想マシン ファイルを保管する場所を選択し、[次へ(Next)] をクリックします。 ステップ 10 [ディスク形式(Disk Format)] 画面で、仮想ディスクを保存する形式を選択し、[次へ(Next)] をクリックします。 ステップ 11 [ネットワーキング マッピング(Networking Mapping)] 画面で、OVA 導入の適切な宛先ネットワークを選択して、[次へ(Next)] をクリックします。 ステップ 12 [プロパティ(Properties)] 画面で、ネットワークに適切なプロパティを入力し、[次へ(Next)] をクリックします。 ステップ 13 [完了の準備完了(Ready to Complete)] 画面で、[展開後に電源をオン(Power on after deployment)] チェックボックスがオンになっていないことを確認します 重要:仮想マシンを起動する前に、MAC アドレスを更新しなければなりません。
ステップ 14 [終了(Finish)] をクリックします。 ステップ 15 復元する必要があるクラスタ内の各仮想マシンに対してステップ 1 から 14 を繰り返してください。
関連タスク
各仮想マシンの MAC アドレスを更新
手順
ステップ 1 vSphere Client を開きます。 ステップ 2 復元された仮想マシンを右クリックして、[設定の編集(Edit Settings)] をクリックします。 ステップ 3 [ハードウェア(Hardware)] タブで、[ネットワーク アダプタ 1(Network adapter 1)] または同等のものを選択します。 ステップ 4 [MAC アドレス(MAC Address)] フィールドで、[手動(Manual)] を選択します。 ステップ 5 [MAC アドレス(MAC Address)] フィールドに、自分が障害のバックアップとリカバリの計画の一部として記録した仮想マシンの MAC アドレスを入力します。 ステップ 6 [OK] をクリックします。 ステップ 7 仮想マシンを再起動します。 ステップ 8 復元する必要があるクラスタ内の各仮想マシンに対してステップ 2 から 7 を繰り返してください。 ステップ 9 クラスタ内の 1 台か 2 台だけのサーバを復元した場合は、常に稼働状態だったサーバで Tomcat を再起動しなければなりません。 service tomcat-as-standalone.sh restartステップ 10 クラスタ内の 3 台のサーバをすべて復元した場合は、復元された各仮想マシンの再起動が完了した後に、クラスタ内の 3 台の仮想マシンをすべて再起動します。
短期のバックアップおよびリカバリ
データを短期にバックアップ
手順スナップショットの取得によってデータを定期的にバックアップすることを推奨します。 これらの短期的なバックアップにより、以前の時間からデータをリカバリすることができます。
バックアップの作成により、仮想マシンの全ステータスをキャプチャします。 マシンの電源がオン、オフ、または一時停止のときに、仮想マシンをバックアップできます。
重要:アップグレードする前に、サーバ クラスタを必ずバックアップしてください。
ステップ 1 vSphere Client を開きます。 ステップ 2 仮想マシンとテンプレートのインベントリ ツリーで、仮想マシンを右クリックしてから、[スナップショット(Snapshot)] [スナップショットを作成(Take Snapshot)] を選択してください。 ステップ 3 スナップショットのわかりやすい名前を入力します。 ステップ 4 スナップショットのわかりやすい説明を入力します。 重要:日時または説明を追加すると、復元するスナップショットを特定するのに役立ちます。
ステップ 5 スナップショットに仮想マシンのメモリを含めるかどうかを選択します。 スナップショットがメモリ ステータスを含む場合、仮想マシンはスナップショットを作成したときと同じ電源ステータスになります。 ステップ 6 [OK] をクリックします。 スナップショットを作成するのに数分かかります。 スナップショットが作成されたとき、[最新のタスク(Recent Tasks)] リストで、[仮想マシンのスナップショットを作成(Create virtual machine snapshot)] タスク ステータスに [完了(Completed)] と表示されます。 ステップ 7 クラスタ内の仮想マシンをバックアップするには、ステップ 2 から 6 を繰り返します。
以前の時間からデータを復元
手順スナップショットを次の方法で復元できます。スナップショットを復元することには、次のような効果があります。重要:バージョンが混在するクラスタは、アップグレードまたは復帰メンテナンスの時間帯以外ではサポートされていません。
ステップ 1 vSphere Client を開きます。 ステップ 2 クラスタ内の各仮想サーバをバックアップしていることを確認します。 ステップ 3 クラスタ内の各仮想マシンをシャットダウンします。 ステップ 4 仮想マシンとテンプレートのインベントリ ツリーで、仮想マシンを右クリックしてから、[スナップショット(Snapshot)] を指し示してください。 ステップ 5 スナップショットを復元します。 スナップショットが復元されると、[最新のタスク(Recent Tasks)] リストで、[復帰(Revert)] タスクのステータスに [完了(Completed)] と表示されます。
- 最新のスナップショットに復帰するには、[現在のスナップショットに復帰(Revert to Current Snapshot)] をクリックします。
- スナップショット ツリーの別のスナップショットへ復元するには、以下の操作を実行します。
ステップ 6 クラスタ内の他の仮想マシンを復元する場合、ステップ 4 と 5 を繰り返します。 ステップ 7 Cisco Jabber Guest Administration に管理者としてサインインすることにより、クラスタが正しく復元されたことを確認します。 復元後の Cisco Jabber Guest バージョン番号が画面の下部に表示されます。 ステップ 8 必要なすべてのユーザとリンクが表示されていることを確認します。