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目次
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | 音声サービスおよびビデオ サービスの設定 |
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ステップ 2 | テレビ会議サービス名アカウントの追加 |
ユーザは、デフォルトの Cisco WebEx 音声サービスまたはサードパーティのテレビ会議プロバイダーを使用して、テレビ会議通話を開始できます。
サードパーティのテレビ会議プロバイダーの音声サービスと Cisco WebEx を統合するには、テレビ会議のサービス名アカウントを追加する必要があります。 これらのアカウントを追加した後、ユーザはサードパーティ プロバイダーの音声サービスを使用して、テレビ会議通話を開始できます。
テレビ会議サービス名アカウントの追加に関する詳細は、『Cisco WebEx Site Administration User's Guide』を参照してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | ソフトフォン デバイスの作成 |
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ステップ 2 | デスクフォン デバイスの作成 |
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ステップ 3 | CTI リモート デバイスの作成 |
CUCM 9.x 以降を使用している場合にのみ、このタスクを実行します。 |
ステップ 4 | CTI ゲートウェイのセットアップ |
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ステップ 5 | サイレント モニタリングおよびコール録音の設定 |
CUCM 8.6 を使用している場合にのみ、このタスクを実行します。 |
ステップ 6 | URI ダイヤルの有効化 |
CUCM 9.x 以降を使用している場合にのみ、このタスクを実行します。 |
ステップ 7 | コール ピックアップ(Call Pickup) |
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ステップ 8 | Hunt Group |
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ステップ 9 | ユーザの関連付けに関する設定 |
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ステップ 10 | TFTP サーバ アドレスの指定 |
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ステップ 11 | デバイスのリセット |
Cisco Jabber for Mac をインストールする場合のみ |
ステップ 12 | CCMCIP プロファイルの作成 |
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ステップ 13 | ダイヤル プランのマッピング |
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ステップ 14 | モバイル コネクトのセットアップ |
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ステップ 15 | モバイル ネットワークへのアクティブ VoIP コールの転送 |
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ステップ 16 | Dial via Office の設定 |
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ステップ 17 | ボイスメールの無効化のセットアップ |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
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ステップ 1 | CSF デバイスを作成するには、次のいずれかを選択します。
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ステップ 2 | デバイス用の Cisco Options Package ファイルのインストール |
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ステップ 3 | SIP プロファイルの作成 |
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ステップ 4 | [SIP デュアル モード アラート タイマー(SIP Dual Mode Alert Timer)] 値の増加 |
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ステップ 5 | TCT デバイスの作成 |
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ステップ 6 | TAB デバイスの作成 |
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ステップ 7 | BOT デバイスの作成 |
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ステップ 8 | モバイル アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加 |
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ステップ 9 | ビデオ デスクトップ共有 |
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ステップ 10 | セキュア電話機能のセットアップ |
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ステップ 11 | デスクトップ アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加 |
このタスクの手順を実行し、CSF デバイスを作成します。
デバイスに電話番号を追加し、設定を適用します。
このセクションの手順では、Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6(2) 以降で CSF デバイスを作成する方法について説明します。 CSF デバイスは、ソフトフォン機能をユーザに提供します。
CSF デバイスの作成タスクの一部として、Binary Floor Control Protocol(BFCP)を使用してビデオ デスクトップ共有を有効にできます。 Cisco Unified Communications Manager は、ユーザがビデオ デスクトップ共有機能を使用するときに送信する BFCP パケットを処理します。 したがって、BFCP プレゼンテーション共有を許可するように Cisco Unified Communications Manager を設定します。 Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6(2) 以降では、CSF デバイスでの BFCP プレゼンテーション共有を許可するオプションを追加するために、COP ファイルを適用する必要があります。 その後、CSF デバイスで BFCP プレゼンテーション共有を有効にする必要があります。
ヒント |
Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6.2 以降でビデオ デスクトップ共有を設定するには、cmterm-bfcp-e.8-6-2.cop.sgn を適用する必要があります。 この COP ファイルにより、CSF デバイスで BFCP を有効にするオプションが追加されます。
COP により、CSF デバイスの [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [プロトコル固有情報(Protocol Specific Information)] セクションに [BFCP を使用するプレゼンテーション共有を許可(Allow Presentation Sharing using BFCP)] フィールドが追加されます。
このタスクの手順を実行し、CSF デバイスを作成します。
デバイスに電話番号を追加し、設定を適用します。
Cisco Jabber を Cisco Unified Communications Manager 内でデバイスとして使用できるようにするには、デバイス固有の Cisco Options Package(COP)ファイルをすべての Cisco Unified Communications Manager サーバにインストールする必要があります。
サービスが中断されないように、この手順は使用率が低い時間帯に行ってください。
COP ファイルのインストールに関する一般的な情報については、お使いのリリースに対応した『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』の「Software Upgrades」の章を参照してください。
この手順は、Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以前を使用して、モバイル クライアントのデバイスを設定する場合にのみ必要です。 デスクトップ クライアント用に提供されているデフォルトの SIP プロファイルを使用してください。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以前を使用する場合、ソフトフォン デバイスを作成する最初の手順は、Cisco Jabber がバックグラウンドで実行されているときに、Cisco Jabber と Cisco Unified Communications Manager の接続を維持する SIP プロファイルを作成することです。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 10 を使用する場合、代わりにモバイル デバイスのデフォルト プロファイル [モバイル デバイス用の標準 SIP プロファイル(Standard SIP Profile for Mobile Device)] を使用できます。 デバイスを設定するときに、このデフォルト プロファイルを選択します。 詳細については、「TCT デバイス構成の設定」のトピックを参照してください。
[SIP デュアル モード アラート タイマー(SIP Dual Mode Alert Timer)] の値を大きくして、Cisco Jabber 内線へのコールがモバイル ネットワーク電話番号に途中でルーティングされないようにします。
この設定は、モバイル クライアント専用です。
仕事のコールを受信するには、Cisco Jabber が実行されている必要があります。
このタスクの手順を実行し、Cisco Jabber for iPhone ユーザの TCT デバイスを作成します。
Cisco Jabber および Cisco Unified Communications Manager の登録をサポートする組織の最上位ドメイン名を指定します。 [Unified CM の管理(Unified CM Administration)] インターフェイスで、 を選択します。 [クラスタ全体のドメイン設定(Clusterwide Domain Configuration)] セクションで組織の最上位ドメイン名を入力します。 たとえば、cisco.com などです。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [電話の検索/一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [新規追加(Add New)] を選択します。 |
ステップ 4 | [電話のタイプ(Phone Type)] ドロップダウン リストから [Cisco Dual Mode for iPhone] を選択し、続いて [次へ(Next)] を選択します。 |
ステップ 5 |
必要に応じて、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで設定を指定します。 TCT デバイスに必要な特定の設定については、下の「TCT デバイス構成の設定」のトピックを参照してください。
複数の回線は TCT デバイスではサポートされていません。 |
ステップ 6 |
[保存(Save)] を選択します。 デバイスが正常に追加されたとのメッセージが表示されます。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで [割り当て情報(Association Information)] セクションが利用可能になります。 |
ステップ 7 | [設定の適用(Apply Config)] を選択します。 |
次の表を使用し、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで TCT デバイスを設定します。
Cisco Jabber に固有ではない制限と要件は、これらの値にも適用されます。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウのオプションに関する詳細情報が必要な場合は、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスのオンライン ヘルプを参照してください。
設定 | 説明 | ||
---|---|---|---|
デバイス名(Device Name) | 次のようにデバイス名を指定します。
Cisco は、覚えやすいようにデバイス名にユーザ名を含めることをお勧めします(たとえば、ユーザ jsmith に推奨されるデバイス名は TCTJSMITH です)。 |
||
電話ボタン テンプレート(Phone button Template) | [Standard Dual Mode for iPhone] を選択します。 | ||
メディア リソース グループ リスト(Media Resource Group List) | ユーザがコールを保留にした場合に相手側に保留音が聞こえるように保留音をセットアップします。 この手順により、相手側を混乱させずにすみます。
これらの設定は、このデバイスだけに限った設定ではありません。 設定の詳細については、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。 |
||
ユーザ保留 MOH 音源(User Hold MOH Audio Source) | |||
ネットワーク保留 MOH 音源(Network Hold MOH Audio Source) | |||
プライマリ Phone(Primary Phone) | このユーザがデスクフォンを持つ場合は、デスクフォンを選択します。 プライマリ電話機を選択すると、そのデバイスはライセンシングの目的のために Cisco Unified Communications Manager の補助として設定されます。 |
設定 | 説明 |
---|---|
デバイスのセキュリティ プロファイル(Device Security Profile) | [Cisco Dual Mode for iPhone - 標準 SIP 非セキュア プロファイル(Cisco Dual Mode for iPhone - Standard SIP Non-Secure Profile)] を選択します。 |
SIP プロファイル(SIP Profile) |
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上記セクションの他の設定 | 導入に応じて設定します。 このマニュアルで説明されていない値は Cisco Jabber に固有ではありませんが、デバイスが正しく動作するようにするために入力する必要があります。 |
設定 | 説明 |
---|---|
緊急電話番号(Emergency Numbers) | iPhone でダイヤルした場合、ネイティブ電話アプリケーションとデバイスのモバイル ネットワークを使用して接続する番号です。 iPod でダイヤルした場合、VoIP コールを使用して番号に接続します。 たとえば、911、999、112 などです。 これらの数値はあらかじめ入力されています。 必要に応じて更新してください。 |
プリセット Wi-Fi ネットワーク(Preset Wi-Fi Networks) | Wi-Fi ネットワーク向け SSID です。 ユーザがこのフィールドにリストされた Wi-Fi ネットワーク上にいない場合、またはモバイル データ ネットワーク上にいる場合、Cisco Jabber は Cisco AnyConnect Secure Mobility Client への Connect on Demand をトリガーします。 複数の SSID はスラッシュ(/)で区切ります。 例:SalesOffice1/CorporateWiFi |
オンデマンド VPN の URL(On-Demand VPN URL) | オンデマンド VPN の開始に使用する URL を入力します。 |
デフォルトの着信音(Default Ringtone) | [大(Loud)] または [中(Normal)] を選択します。 |
ビデオ機能(Video Capabilities) | デフォルトは、ユーザがビデオ通話を発信および受信できるようにする [有効(Enabled)] に設定されています。 |
エンド ユーザによる設定の編集を許可する(Allow End User Configuration Editing)
iPhone の国番号(iPhone Country Code)
シスコの使用状況およびエラー追跡(Cisco Usage and Error Tracking)
SIP ダイジェスト(SIP Digest)の設定:
サインイン機能(Sign In Feature)
タブレットで使用するソフトフォン デバイスを作成するには、この手順を使用します。
ステップ 1 |
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。 |
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ステップ 2 |
の順に選択します。 |
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ステップ 3 | [新規追加(Add New)] を選択します。 | ||
ステップ 4 |
[電話のタイプ(Phone Type)] ドロップダウン リストで [Cisco Jabber for Tablet] を選択し、[次へ(Next)] をクリックします。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 5 |
デバイスの名前を [デバイス名(Device Name)] フィールドに指定します。 タブレット デバイス名には TAB username フォーマットを使用する必要があります。 たとえば、Tanya Adams という名前で、ユーザ名が tadams であるユーザのデバイスを作成するとします。 この場合、デバイス名として TABTADAMS を指定します。
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||
ステップ 6 | 必要に応じて、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで設定を指定します。 このウィンドウの設定の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager』のマニュアルの「Phone Setup」のトピックを参照してください。 | ||
ステップ 7 |
[保存(Save)] を選択します。 デバイスが正常に追加されたとのメッセージが表示されます。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで [割り当て情報(Association Information)] セクションが利用可能になります。 |
このタスクの手順を実行し、Cisco Jabber for Android ユーザの BOT デバイスを作成します。
アドホック会議参加者の最大人数は、BOT デバイスのコールの最大人数である 3 人に制限されています。
Cisco Jabber for Android デバイスに割り当てる予定のデバイス プールに、G.711 mu-law、G.711 a-law、G.722.1、または G.729a のいずれかのコーデックのサポートを含む領域が関連付けられていることを確認します。
Cisco Jabber および Cisco Unified Communications Manager の登録をサポートする組織の最上位ドメイン名を指定します。 [Unified CM の管理(Unified CM Administration)] インターフェイスで、 を選択します。 [クラスタ全体のドメイン設定(Clusterwide Domain Configuration)] セクションで組織の最上位ドメイン名を入力します。 たとえば、cisco.com などです。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [電話の検索/一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [新規追加(Add New)] を選択します。 |
ステップ 4 | [電話のタイプ(Phone Type)] ドロップダウン リストから [Cisco Dual Mode for Android] を選択し、続いて [次へ(Next)] を選択します。 |
ステップ 5 |
必要に応じて、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで設定を指定します。 BOT デバイスに必要な特定の設定については、下の「BOT デバイス構成の設定」のトピックを参照してください。
複数の回線は BOT デバイスではサポートされていません。 |
ステップ 6 |
[保存(Save)] を選択します。 デバイスが正常に追加されたとのメッセージが表示されます。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで [割り当て情報(Association Information)] セクションが利用可能になります。 |
ステップ 7 | [設定の適用(Apply Config)] を選択します。 |
次の表を使用し、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで BOT デバイスを設定します。
Cisco Jabber for Android に固有ではない制限と要件は、これらの値にも適用されます。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウのオプションに関する詳細情報が必要な場合は、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスのオンライン ヘルプを参照してください。
設定 | 説明 | ||||
---|---|---|---|---|---|
デバイス名(Device Name) | 次のようにデバイス名を指定します。
Cisco は、覚えやすいようにデバイス名にユーザ名を含めることをお勧めします(たとえば、ユーザ jsmith に推奨されるデバイス名は BOTJSMITH です)。 |
||||
電話ボタン テンプレート(Phone button Template) | [Standard Dual Mode for Android] を選択します。 | ||||
メディア リソース グループ リスト(Media Resource Group List) | ユーザがコールを保留にした場合に相手側に保留音が聞こえるように保留音をセットアップします。 この手順により、相手側を混乱させずにすみます。
これらの設定は、このデバイスだけに限った設定ではありません。 設定の詳細については、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。 |
||||
ユーザ保留 MOH 音源(User Hold MOH Audio Source) | |||||
ネットワーク保留 MOH 音源(Network Hold MOH Audio Source) | |||||
プライマリ Phone(Primary Phone) | このユーザがデスクフォンを持つ場合は、デスクフォンを選択します。 プライマリ電話機を選択すると、そのデバイスはライセンシングの目的のために Cisco Unified Communications Manager の補助として設定されます。 | ||||
オーナーのユーザ ID(Owner User ID) | ユーザを選択します。 値は、モビリティ ユーザ ID と一致する必要があります。 |
設定 | 説明 |
---|---|
デバイスのセキュリティ プロファイル(Device Security Profile) | [Cisco Dual Mode for Android - 標準 SIP 非セキュア プロファイル(Cisco Dual Mode for Android - Standard SIP Non-Secure Profile)] を選択します。 |
SIP プロファイル(SIP Profile) |
|
上記セクションの他の設定 | 導入に応じて設定します。 このマニュアルで説明されていない値は Cisco Jabber に固有ではありませんが、デバイスが正しく動作するようにするために入力する必要があります。 |
設定 | 説明 |
---|---|
緊急電話番号(Emergency Numbers) | このリリースでは、[緊急電話番号(Emergency Numbers)] の設定はサポートされません。 設定を空白のままにしてください。 リリース 9.6 の場合、緊急電話は Cisco Unified Communications Manager を経由して発信されます。 緊急電話を正しくルートするように、Cisco Unified Communications Manager がセットアップされていることを確実にします。 |
デバイスの呼び出し音量(Device Ringtone Volume) | Cisco Jabber for Android のコールの着信音を消すことをユーザに許可しない場合は、このオプションを選択します。 |
デバイスの呼び出し音(Device Ringtone) | 次の呼び出し音のオプションを選択します。 |
ビデオ機能(Video Capabilities) | デフォルトは、ユーザがビデオ通話を発信および受信できるようにする [有効(Enabled)] に設定されています。 |
ディレクトリ ルックアップ ルール URL(Directory Lookup Rules URL)
アプリケーション ダイヤル ルール URL(Application Dial Rules URL)
LDAP ユーザ認証の有効化(Enable LDAP User Authentication)
LDAP ユーザ名(LDAP Username)
LDAP パスワード(LDAP Password)
LDAP サーバ(LDAP Server)
LDAP SSL の有効化(Enable LDAP SSL)
LDAP 検索ベース(LDAP Search Base)
LDAP フィールド マッピング(LDAP Field Mappings)
LDAP 画像の場所(LDAP Photo Location)
ドメイン名(Domain Name)
プリセット Wi-Fi ネットワーク(Preset Wi-Fi Networks)
Cisco Unified Communications Manager で、デバイスに電話番号を追加する必要があります。 このトピックでは、デバイスの作成後に メニュー オプションを使用して電話番号を追加する手順について説明します。 このメニュー オプションから表示されるのは、電話機モデルまたは CTI ルート ポイントに適用される設定のみです。 電話番号を設定するためのさまざまなオプションについては、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。
ステップ 1 | [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [割り当て情報(Association Information)] セクションに移動します。 |
ステップ 2 |
[新規 DN を追加(Add a new DN)] を選択します。 [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [電話番号(Directory Number)] フィールドで、電話番号を指定します。 |
ステップ 4 | その他に必要な設定があれば、それらをすべて指定します。 |
ステップ 5 |
次の手順に従って、エンド ユーザに電話番号を関連付けます。
|
ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 |
ステップ 7 |
[設定の適用(Apply Config)] を選択します。 [設定の適用(Apply Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 8 | [設定の適用(Apply Configuration)] ウィンドウに表示されるプロンプトに従って設定を適用します。 |
ステップ 1 | [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [割り当て情報(Association Information)] セクションに移動します。 | ||||||||||||
ステップ 2 |
[新規 DN を追加(Add a new DN)] を選択します。 [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
||||||||||||
ステップ 3 |
[電話番号(Directory Number)] フィールドで、電話番号を指定します。 この DN は新しいものにすることができます。 これと同じ DN を持つデスクフォンは不要です。 |
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ステップ 4 |
次のオプションのいずれかを選択して、[無応答時の呼び出し時間(秒)(No Answer Ring Duration (seconds))] を設定します。
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ステップ 5 | [ビジー トリガー(Busy Trigger)] フィールドの [デバイスの複数コール/コール待機設定(Multiple Call/Call Waiting Settings on Device)] セクションで値が 3 に設定されていることを確認します。 | ||||||||||||
ステップ 6 | その他に必要な設定があれば、それらをすべて指定します。 | ||||||||||||
ステップ 7 | [保存(Save)] を選択します。 |
Binary Floor Control Protocol(BFCP)は、ソフトフォン デバイス(CSF デバイスとも)にビデオ デスクトップ共有機能を提供します。 Cisco Unified Communications Manager は、ユーザがビデオ デスクトップ共有機能を使用するときに送信する BFCP パケットを処理します。 Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.0(1) 以降では、BFCP プレゼンテーション共有は自動的に有効になります。 このため、CSF デバイスでビデオ デスクトップ共有を有効にする手順を実行する必要はありません。
(注) |
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ヒント |
必要であれば、CSF デバイスに対しセキュア電話機能をセットアップできます。 セキュア電話機能により、セキュア SIP シグナリング、セキュア メディア ストリーム、および暗号化デバイス設定ファイルが提供されます。
必要であれば、TCT および TAB デバイスに対しセキュア電話機能をセットアップできます。 セキュア電話機能により、セキュア SIP シグナリング、セキュア メディア ストリーム、および暗号化デバイス設定ファイルが提供されます。
必要であれば、BOT デバイスに対しセキュア電話機能をセットアップできます。 セキュア電話機能により、セキュア SIP シグナリング、セキュア メディア ストリーム、および暗号化デバイス設定ファイルが提供されます。
セキュア電話機能を使用するには、Cisco CTL クライアントを使用して Cisco Unified Communications Manager セキュリティ モードを設定する必要があります。 非セキュア セキュリティ モードではセキュア電話機能は使用できません。 最低限、混合モード セキュリティを使用する必要があります。
Cisco CTL クライアントを使用した混合モードの設定方法については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。
セキュア電話機能を設定する最初の手順は、デバイスに適用できる電話セキュリティ プロファイルを作成することです。
混合モードを使用するには、Cisco Unified Communications Manager セキュリティを設定します。
ステップ 1 | を選択します。 |
ステップ 2 | [新規追加(Add New)] を選択します。 |
ステップ 3 |
適切な電話セキュリティ プロファイルを [電話セキュリティ プロファイル(Phone Security Profile)] ドロップダウン リストから選択し、[次へ(Next)] を選択します。 [電話セキュリティ プロファイルの設定(Phone Security Profile Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
電話セキュリティ プロファイルを追加したら、要件に合うように設定する必要があります。
ステップ 1 |
[電話セキュリティ プロファイルの設定(Phone Security Profile Configuration)] ウィンドウの [名前(Name)] フィールドに、電話セキュリティ プロファイルの名前を指定します。
ユーザが Expressway for Mobile and Remote Access を経由して社内ネットワークにリモート接続する場合は、セキュリティ プロファイル名に完全修飾ドメイン名(FQDN)の形式を使用する必要があります。 |
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ステップ 2 |
次のように電話セキュリティ プロファイルの値を指定します。
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ステップ 3 | [保存(Save)] を選択します。 |
電話セキュリティ プロファイルをデバイスに追加し、セキュア電話機能に関するその他の設定作業を実行します。
ステップ 1 |
CSF デバイス設定ウィンドウを開きます。
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ステップ 2 | [CTI からのデバイスの制御を許可(Allow Control of Device from CTI)] セクションで [デバイス情報(Device Information)] を選択します。 |
ステップ 3 | [保存(Save)] を選択します。 |
ステップ 4 | [プロトコル固有情報(Protocol Specific Information)] セクションを見つけます。 |
ステップ 5 | [デバイス セキュリティ プロファイル(Device Security Profile)] ドロップダウン リストから電話セキュリティ プロファイルを選択します。 |
ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 |
セキュア電話セットアップのこの時点では、既存のユーザは自分の CSF デバイスを使用できません。 ユーザが自分の CSF デバイスにアクセスできるようにするために、セキュア電話セットアップを実行する必要があります。
次の作業
証明書設定を指定し、ユーザの認証文字列を生成します。
電話セキュリティ プロファイルをデバイスに追加し、セキュア電話機能に関するその他の設定作業を実行します。
ステップ 1 |
TCT または TAB デバイス設定ウィンドウを開きます。
|
ステップ 2 | [CTI からのデバイスの制御を許可(Allow Control of Device from CTI)] セクションで [デバイス情報(Device Information)] を選択します。 |
ステップ 3 | [保存(Save)] を選択します。 |
ステップ 4 | [プロトコル固有情報(Protocol Specific Information)] セクションを見つけます。 |
ステップ 5 | [デバイス セキュリティ プロファイル(Device Security Profile)] ドロップダウン リストから電話セキュリティ プロファイルを選択します。 |
ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 |
セキュア電話セットアップのこの時点では、既存のユーザは自分の TCT または TAB デバイスを使用できません。 ユーザが自分の TCT または TAB デバイスにアクセスできるようにするために、セキュア電話セットアップを実行する必要があります。
次の作業
証明書設定を指定し、ユーザの認証文字列を生成します。
電話セキュリティ プロファイルをデバイスに追加し、セキュア電話機能に関するその他の設定作業を実行します。
ステップ 1 |
BOT デバイスの設定ウィンドウを開きます。
|
ステップ 2 | [プロトコル固有情報(Protocol Specific Information)] セクションを見つけます。 |
ステップ 3 | [デバイス セキュリティ プロファイル(Device Security Profile)] ドロップダウン リストから電話セキュリティ プロファイルを選択します。 |
ステップ 4 | [保存(Save)] を選択します。 |
セキュア電話セットアップのこの時点では、既存のユーザは自分の BOT デバイスを使用できません。 ユーザが自分の BOT デバイスにアクセスできるようにするために、セキュア電話セットアップを実行する必要があります。
次の作業
証明書設定を指定し、ユーザの認証文字列を生成します。
CSF デバイス設定で証明書設定を指定し、ユーザに提供する認証文字列を生成します。
TCT および TAB デバイス構成で証明書設定を指定し、ユーザに提供する認証文字列を生成します。
BOT デバイス構成で証明書設定を指定し、ユーザに提供する認証文字列を生成します。
ステップ 1 | [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで [CAPF の情報(Certification Authority Proxy Function (CAPF) Information)] セクションを見つけます。 |
ステップ 2 |
次のように値を指定します。
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ステップ 3 | [保存(Save)] を選択します。 |
ステップ 4 |
認証文字列を作成します。
|
認証文字列をユーザに提供します。
ユーザは、クライアント インターフェイスで認証文字列を指定してデバイスにアクセスし、Cisco Unified Communications Manager に安全に登録する必要があります。
(注) |
登録プロセスが完了するまでにかかる時間は、ユーザのコンピュータまたはモバイル デバイス、および Cisco Unified Communications Manager の現在の負荷によって異なります。 クライアントが CAPF 登録プロセスを完了するまでに、最大 1 分間かかる場合があります。 |
ユーザが誤った認証文字列を入力した場合。
ユーザは、CAPF 登録を完了するために、認証文字列の入力をもう一度試行できます。 ただし、ユーザが連続して誤った認証文字列を入力すると、文字列が正しい場合でも、クライアントはユーザが入力した文字列を拒否する場合があります。 その場合は、ユーザのデバイスに対して新しい認証文字列を生成し、それをユーザに提供する必要があります。
[操作の完了期限(Operation Completes By)] フィールドに設定した有効期限が過ぎた後、ユーザが認証文字列を入力した場合。
その場合は、ユーザのデバイスに対して新しい認証文字列を生成する必要があります。 ユーザは、有効期間内にその認証文字列を入力する必要があります。
ユーザに対しセキュア電話機能を有効にした場合、Cisco Unified Communications Manager への CSF デバイス接続はセキュアになります。 他のエンド ポイントも Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用する場合、通話をセキュアにすることができます。 ただし、他のエンド ポイントが Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用しない場合、通話はセキュアではありません。
メディア ストリーム | 暗号化 |
---|---|
メイン ビデオ ストリーム | 暗号化できます |
メイン音声ストリーム | 暗号化できます |
プレゼンテーション ビデオ ストリーム BFCP を使用したビデオ デスクトップ共有を参照。 |
暗号化できます |
BFCP アプリケーション ストリーム BFCP フロー制御を参照。 |
暗号化されません |
ユーザ A とユーザ B のメディア暗号化を有効にします。 つまり、ユーザの CSF デバイスの電話セキュリティ プロファイルで、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] を [暗号化(Encrypted)] に設定します。
ユーザ C のメディア暗号化は有効にしません。 つまり、ユーザの CSF デバイスの電話セキュリティ プロファイルで、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] を [認証(Authenticated)] に設定します。
ユーザ A がユーザ B にコールします。 クライアントは、メイン ビデオ ストリームとオーディオ ストリームを暗号化します。
ユーザ A がユーザ C にコールします。 クライアントは、メイン ビデオ ストリームとオーディオ ストリームを暗号化しません。
ユーザ A、ユーザ B、およびユーザ C が電話会議を開始します。 クライアントは、どのユーザのメイン ビデオ ストリームも、オーディオ ストリームも暗号化しません。
(注) |
ただし、ロック アイコンを表示する機能を備えているのは、Cisco Unified Communications Manager の一部のバージョンです。 使用している Cisco Unified Communications Manager のバージョンにこの機能が備わっていない場合、クライアントは、暗号化メディアを送信する場合でも、ロック アイコンを表示できません。 |
(注) |
クライアントが Expressway for Mobile and Remote Access を経由して接続されているときに電話セキュリティ プロファイルを変更する場合、変更を反映させるにはクライアントを再起動する必要があります。 |
Cisco Unified Communications Manager セキュリティを混合モードとして設定すると、クライアントは必ず証明書信頼リストをダウンロードし、保存します。 証明書信頼リストにより、クライアントは Cisco Unified Communications Manager サーバの身元を確認できます。
(注) |
クライアントは、秘密キーをファイル システムに保存する前に暗号化します。 |
クライアントは、次のフォルダにこれらのファイルを保存します。%User_Profile%\AppData\Roaming\Cisco\Unified Communications\Jabber\CSF\Security
クライアントはユーザの Roaming フォルダにファイルを保存するため、ユーザは CSF デバイスを登録するために、Windows ドメインのMicrosoft Windows アカウントにログインできます。
会議、または複数参加者会議、電話会議では、会議ブリッジがセキュア電話機能をサポートしている必要があります。 会議ブリッジがセキュア電話機能をサポートしていない場合、そのブリッジへのコールは安全ではありません。 同様に、クライアントが電話会議でメディアを暗号化できるようにするために、すべての参加者が共通の暗号化アルゴリズムをサポートしている必要があります。
CSF デバイスのセキュリティは、複数参加者の電話会議で使用できる最低レベルのセキュリティに設定されます。 たとえば、ユーザ A、ユーザ B、およびユーザ C が電話会議に参加したとします。 ユーザ A とユーザ B がセキュア電話機能を備えた CSF デバイスを所有しています。 ユーザ C はセキュア電話機能のない CSF デバイスを所有しています。 この場合、すべてのユーザについてコールは安全ではありません。
セキュア電話機能をサポートしていないクライアントは、セキュア CSF デバイスに登録できません。
たとえば、Cisco Jabber for Windows バージョン 9.2 と Cisco Jabber for Windows バージョン 9.1 の登録先となる CSF デバイスでセキュア電話機能をセットアップするとします。 ただし、Cisco Jabber for Windows バージョン 9.1 は、セキュア電話機能をサポートしていません。 このシナリオでは、2 つの異なる CSF デバイスを作成する必要があります。1 つは、Cisco Jabber for Windows バージョン 9.2 用のセキュア CSF デバイスで、もう 1 つは、Cisco Jabber for Windows バージョン 9.1 用の非セキュア CSF デバイスです。
複数のユーザが、クライアントの一意のクレデンシャルを所有し、同じ Windows アカウントを共有できます。 ただし、セキュア CSF デバイスは、ユーザが共有する Windows アカウントに制限されます。 同じ Windows アカウントを共有するユーザは、異なる Windows アカウントのセキュア CSF デバイスを使用してコールを発信できません。
同じ Windows アカウントを共有する複数のユーザが、一意の名前を持つ CSF デバイスを所有するように取り計らう必要があります。 ユーザが同じ Windows アカウントを共有し、一意の名前の CSF デバイスを所有し、一方で異なる Cisco Unified Communications Manager クラスタに接続する場合、ユーザは CSF デバイスを登録できません。
たとえば、ユーザ A が CSFcompanyname という名前の CSF デバイスを所有し、クラスタ 1 に接続するとします。 また、ユーザ B が CSFcompanyname という名前の CSF デバイスを所有し、クラスタ 2 に接続するとします。 この場合、両方の CSF デバイスに対し競合が発生します。 ユーザ A とユーザ B は同じ Windows アカウントにログインした後、どちらも自分の CSF デバイスを登録できません。
クライアントは、各 Windows ユーザ固有の場所に、各ユーザのセキュア CSF デバイスの証明書をキャッシュします。 ユーザが共有コンピュータの Windows アカウントにログインすると、そのユーザは、自分にプロビジョニングされているセキュア CSF デバイスにのみアクセスできます。 そのユーザは、その他の Windows ユーザのキャッシュされている証明書にはアクセスできません。
ユーザに対しセキュア電話機能を有効にした場合、Cisco Unified Communications Manager への CSF デバイス接続はセキュアになります。 他のエンド ポイントも Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用する場合、通話をセキュアにすることができます。 ただし、他のエンド ポイントが Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用しない場合、通話はセキュアではありません。
メディア ストリーム | 暗号化 |
---|---|
メイン ビデオ ストリーム | 暗号化できます |
メイン音声ストリーム | 暗号化できます |
プレゼンテーション ビデオ ストリーム BFCP を使用したビデオ デスクトップ共有を参照。 |
暗号化されません |
BFCP アプリケーション ストリーム BFCP フロー制御を参照。 |
暗号化されません |
ユーザ A とユーザ B のメディア暗号化を有効にします。 つまり、ユーザの CSF デバイスの電話セキュリティ プロファイルで、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] を [暗号化(Encrypted)] に設定します。
ユーザ C のメディア暗号化は有効にしません。 つまり、ユーザの CSF デバイスの電話セキュリティ プロファイルで、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] を [認証(Authenticated)] に設定します。
ユーザ A がユーザ B にコールします。 クライアントは、メイン ビデオ ストリームとオーディオ ストリームを暗号化します。
ユーザ A がユーザ C にコールします。 クライアントは、メイン ビデオ ストリームとオーディオ ストリームを暗号化しません。
ユーザ A、ユーザ B、およびユーザ C が電話会議を開始します。 クライアントは、どのユーザのメイン ビデオ ストリームも、オーディオ ストリームも暗号化しません。
(注) |
ただし、ロック アイコンを表示する機能を備えているのは、Cisco Unified Communications Manager の一部のバージョンです。 使用している Cisco Unified Communications Manager のバージョンにこの機能が備わっていない場合、クライアントは、暗号化メディアを送信する場合でも、ロック アイコンを表示できません。 |
(注) |
クライアントが Expressway for Mobile and Remote Access を経由して接続されているときに電話セキュリティ プロファイルを変更する場合、変更を反映させるにはクライアントを再起動する必要があります。 |
Cisco Unified Communications Manager セキュリティを混合モードとして設定すると、クライアントは必ず証明書信頼リストをダウンロードし、保存します。 証明書信頼リストにより、クライアントは Cisco Unified Communications Manager サーバの身元を確認できます。
ユーザが正常に認証コードを入力し、登録プロセスを完了した後、クライアントはローカルで有効な証明書と秘密キーを保存します。 ローカルで有効な証明書と秘密キーにより、クライアントは Cisco Unified Communications Manager との相互 TLS 接続を確立できます。
(注) |
クライアントは、秘密キーをキーチェーンに保存する前に暗号化します。 |
会議、または複数参加者会議、電話会議では、会議ブリッジがセキュア電話機能をサポートしている必要があります。 会議ブリッジがセキュア電話機能をサポートしていない場合、そのブリッジへのコールは安全ではありません。 同様に、クライアントが電話会議でメディアを暗号化できるようにするために、すべての参加者が共通の暗号化アルゴリズムをサポートしている必要があります。
CSF デバイスのセキュリティは、複数参加者の電話会議で使用できる最低レベルのセキュリティに設定されます。 たとえば、ユーザ A、ユーザ B、およびユーザ C が電話会議に参加したとします。 ユーザ A とユーザ B がセキュア電話機能を備えた CSF デバイスを所有しています。 ユーザ C はセキュア電話機能のない CSF デバイスを所有しています。 この場合、すべてのユーザについてコールは安全ではありません。
セキュア電話機能をサポートしていないクライアントは、セキュア CSF デバイスに登録できません。
"たとえば、CSF デバイスでセキュア電話機能をセットアップできます。 2 種類のバージョンの Cisco Jabber でデバイスを登録できます。 ただし、1 つのバージョンの Cisco Jabber はセキュア電話機能をサポートしていません。 このシナリオでは、セキュア電話機能をサポートする Cisco Jabber 用のセキュア CSF デバイスを 1 つ、Cisco Jabber 用のセキュアでない CSF デバイスを 1 つ、合計 2 つの異なる CSF デバイスを作成する必要があります。 "
複数のユーザが、クライアントの一意のクレデンシャルを所有し、同じ Mac アカウントを共有できます。 ただし、セキュア CSF デバイスは、ユーザが共有する Mac アカウントに制限されます。 同じ Mac アカウントを共有するユーザは、異なる Mac アカウントのセキュア CSF デバイスを使用してコールを発信できません。
同じ Mac アカウントを共有する複数のユーザが、一意の名前を持つ CSF デバイスを所有するように取り計らう必要があります。 ユーザが同じ Mac アカウントを共有し、一意の名前の CSF デバイスを所有し、一方で異なる Cisco Unified Communications Manager クラスタに接続する場合、ユーザは CSF デバイスを登録できません。
たとえば、ユーザ A が CSFcompanyname という名前の CSF デバイスを所有し、クラスタ 1 に接続するとします。 また、ユーザ B が CSFcompanyname という名前の CSF デバイスを所有し、クラスタ 2 に接続するとします。 この場合、両方の CSF デバイスに対し競合が発生します。 ユーザ A とユーザ B は同じ Mac アカウントにログインした後、どちらも自分の CSF デバイスを登録できません。
クライアントは、各 Mac ユーザ固有の場所に、各ユーザのセキュア CSF デバイスの証明書をキャッシュします。 ユーザが共有コンピュータの Mac アカウントにログインすると、そのユーザは、自分にプロビジョニングされているセキュア CSF デバイスにのみアクセスできます。 そのユーザは、その他の Mac ユーザのキャッシュされている証明書にはアクセスできません。
ユーザに対しセキュア電話機能を有効にした場合、Cisco Unified Communications Manager への TCT または TAB デバイス接続はセキュアになります。 他のエンド ポイントも Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用する場合、通話をセキュアにすることができます。 ただし、他のエンド ポイントが Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用しない場合、通話はセキュアではありません。
メディア ストリーム | 暗号化 |
---|---|
メイン ビデオ ストリーム | 暗号化できます |
メイン音声ストリーム | 暗号化できます |
ユーザ A とユーザ B のメディア暗号化を有効にします。 つまり、ユーザの TCT または TAB デバイスの電話セキュリティ プロファイルで、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] を [暗号化(Encrypted)] に設定します。
ユーザ C のメディア暗号化は有効にしません。 つまり、ユーザの TCT または TAB デバイスの電話セキュリティ プロファイルで、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] を [認証(Authenticated)] に設定します。
ユーザ A がユーザ B にコールします。 クライアントは、メイン ビデオ ストリームとオーディオ ストリームを暗号化します。
ユーザ A がユーザ C にコールします。 クライアントは、メイン ビデオ ストリームとオーディオ ストリームを暗号化しません。
ユーザ A、ユーザ B、およびユーザ C が電話会議を開始します。 クライアントは、どのユーザのメイン ビデオ ストリームも、オーディオ ストリームも暗号化しません。
(注) |
ただし、ロック アイコンを表示する機能を備えているのは、Cisco Unified Communications Manager の一部のバージョンです。 使用している Cisco Unified Communications Manager のバージョンにこの機能が備わっていない場合、クライアントは、暗号化メディアを送信する場合でも、ロック アイコンを表示できません。 |
ユーザは、社内ネットワークの外部から登録プロセスを完了できません。
セキュア電話機能は、Cisco Expressway-C の証明書をインストールし、Cisco Unified Communications Manager で電話セキュリティ プロファイルとしてセキュア プロファイル ドメインを設定することで、Expressway for Mobile and Remote Access を介して使用できます。
(注) |
クライアントが Expressway for Mobile and Remote Access を経由して接続されているときに電話セキュリティ プロファイルを変更する場合、変更を反映させるにはクライアントを再起動する必要があります。 |
Cisco Unified Communications Manager セキュリティを混合モードとして設定すると、クライアントは必ず証明書信頼リストをダウンロードし、保存します。 証明書信頼リストにより、クライアントは Cisco Unified Communications Manager サーバの身元を確認できます。
ユーザが正常に認証コードを入力し、登録プロセスを完了した後、クライアントはローカルで有効な証明書と秘密キーを保存します。 ローカルで有効な証明書と秘密キーにより、クライアントは Cisco Unified Communications Manager との相互 TLS 接続を確立できます。
(注) |
クライアントは、秘密キーをデバイスの信頼ストアに保存する前に暗号化します。 |
会議、または複数参加者会議、電話会議では、会議ブリッジがセキュア電話機能をサポートしている必要があります。 会議ブリッジがセキュア電話機能をサポートしていない場合、そのブリッジへのコールは安全ではありません。 同様に、クライアントが電話会議でメディアを暗号化できるようにするために、すべての参加者が共通の暗号化アルゴリズムをサポートしている必要があります。
TCT および TAB デバイスのセキュリティは、複数参加者の電話会議で使用できる最低レベルのセキュリティに設定されます。 たとえば、ユーザ A、ユーザ B、およびユーザ C が電話会議に参加したとします。 ユーザ A とユーザ B がセキュア電話機能を備えた TCT デバイスを所有しています。 ユーザ C はセキュア電話機能のない TCT デバイスを所有しています。 この場合、すべてのユーザについてコールは安全ではありません。
ユーザに対しセキュア電話機能を有効にした場合、Cisco Unified Communications Manager への BOT デバイス接続はセキュアになります。 他のエンド ポイントも Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用する場合、通話をセキュアにすることができます。 ただし、他のエンド ポイントが Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用しない場合、通話はセキュアではありません。
メディア ストリーム | 暗号化 |
---|---|
メイン ビデオ ストリーム | 暗号化できます |
メイン音声ストリーム | 暗号化できます |
ユーザ A とユーザ B のメディア暗号化を有効にします。 つまり、ユーザの BOT デバイスの電話セキュリティ プロファイルで、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] を [暗号化(Encrypted)] に設定します。
ユーザ C のメディア暗号化は有効にしません。 つまり、ユーザの BOT デバイスの電話セキュリティ プロファイルで、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] を [認証(Authenticated)] に設定します。
ユーザ A がユーザ B にコールします。 クライアントは、メイン ビデオ ストリームとオーディオ ストリームを暗号化します。
ユーザ A がユーザ C にコールします。 クライアントは、メイン ビデオ ストリームとオーディオ ストリームを暗号化しません。
ユーザ A、ユーザ B、およびユーザ C が電話会議を開始します。 クライアントは、どのユーザのメイン ビデオ ストリームも、オーディオ ストリームも暗号化しません。
(注) |
ただし、ロック アイコンを表示する機能を備えているのは、Cisco Unified Communications Manager の一部のバージョンです。 使用している Cisco Unified Communications Manager のバージョンにこの機能が備わっていない場合、クライアントは、暗号化メディアを送信する場合でも、ロック アイコンを表示できません。 |
ユーザは、社内ネットワークの外部から登録プロセスを完了できません。
セキュア電話機能は、Cisco Expressway-C の証明書をインストールし、Cisco Unified Communications Manager で電話セキュリティ プロファイルとしてセキュア プロファイル ドメインを設定することで、Expressway for Mobile and Remote Access を介して使用できます。
(注) |
クライアントが Expressway for Mobile and Remote Access を経由して接続されているときに電話セキュリティ プロファイルを変更する場合、変更を反映させるにはクライアントを再起動する必要があります。 |
Cisco Unified Communications Manager セキュリティを混合モードとして設定すると、クライアントは必ず証明書信頼リストをダウンロードし、保存します。 証明書信頼リストにより、クライアントは Cisco Unified Communications Manager サーバの身元を確認できます。
ユーザが正常に認証コードを入力し、登録プロセスを完了した後、クライアントはローカルで有効な証明書と秘密キーを保存します。 ローカルで有効な証明書と秘密キーにより、クライアントは Cisco Unified Communications Manager との相互 TLS 接続を確立できます。
(注) |
クライアントは、秘密キーをデバイスの信頼ストアに保存する前に暗号化します。 |
オーディオもしくはビデオ会議コール、またはマルチ パーティ コールの場合、マルチポイント コントロール ユニット(MCU)を使用して安全なマルチメディア会議ブリッジをセットアップする必要があります。 MCU をセット アップする場合、セキュアな SIP トランク セキュリティ プロファイルを作成すること、および [デバイスセキュリティモード(Device Security Mode)] を [暗号化(Encrypted)] に設定することを確認します。 詳細については、ご使用のリリースの『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Conference Bridge setup」の章を参照してください。
ユーザは、自分のコンピュータのデスクフォンを操作して音声コールを発信できます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [新規追加(Add New)] を選択します。 |
ステップ 4 |
[電話のタイプ(Phone Type)] ドロップダウン リストから適切なデバイスを選択し、続いて [次へ(Next)] を選択します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 5 |
[デバイス情報(Device Information)] セクションで次の手順を実行します。
|
ステップ 6 |
[オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを適切なユーザに設定します。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x では、クライアントは [オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを使用してユーザのサービス プロファイルを取得します。 そのため、それぞれのユーザがデバイスを所有し、[オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドがユーザと関連付けられている必要があります。 ユーザとデバイスを関連付けて [オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを適切なユーザに設定しないと、クライアントはユーザに適用するサービス プロファイルを取得できません。 |
ステップ 7 |
次の手順を実行し、デスクフォンのビデオ機能を有効にします。
デスクフォンのビデオの詳細については、「デスクフォン ビデオの設定」を参照してください。 |
ステップ 8 |
必要に応じて、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウのその他の設定も指定します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの設定の詳細については、Cisco Unified Communications Managerのマニュアルを参照してください。 |
ステップ 9 |
[保存(Save)] を選択します。 デバイスが正常に追加されたとのメッセージが表示されます。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで [割り当て情報(Association Information)] セクションが利用可能になります。 |
デバイスに電話番号を追加し、設定を適用します。
デスクフォンのビデオ機能を使用すると、ユーザはクライアントを介してコンピュータ上のデスクフォン デバイスに転送されたビデオを受信できます。
コンピュータをデスクフォン デバイス上のコンピュータ ポートへ物理的に接続します。
クライアントがデスクフォン デバイスへの接続を確立できるようにするためには、そのデバイスに対してコンピュータをコンピュータ ポート経由で物理的に接続する必要があります。 デスクフォン デバイスへのワイヤレス接続によりデスクフォンのビデオ機能を使用することはできません。
ヒント |
無線接続と有線接続の両方を使用できる場合、ユーザは有線接続が無線接続よりも優先されるように Microsoft Windows を設定する必要があります。 詳細については、次の Microsoft マニュアルを参照してください。『An explanation of the Automatic Metric feature for Internet Protocol routes』 |
Cisco Unified Communications Manager で、ビデオ用のデスクフォン デバイスを有効にします。
コンピュータ上に Cisco Media Services Interface をインストールします。
(注) |
Cisco.com にあるダウンロード サイトから Cisco Media Services Interface のインストール プログラムをダウンロードします。 |
Cisco Unified IP Phone 9971 などのデバイスにビデオ カメラが接続されていると、デバイスでデスクフォンのビデオ機能を使用できません。 デバイスからビデオ カメラを取り外すと、デスクフォンのビデオ機能が使用できるようになります。
CTI をサポートしていないデバイスでは、デスクフォン ビデオ機能を使用することはできません。
デスクフォン ビデオでは、BFCP プロトコルを使用したビデオ デスクトップ共有はサポートされていません。
SCCP を使用するエンドポイントでビデオの受信のみを行うことはできません。 SCCP エンドポイントでは、ビデオの送信と受信を行う必要があります。 SCCP エンドポイントからビデオが送信されないインスタンスでは、コールが音声のみとなります。
7900 シリーズ電話機は、デスクフォンのビデオ機能に SCCP を使用する必要があります。 7900 シリーズ電話機は、デスクフォンのビデオ機能に SIP を使用できません。
ユーザがデスクフォン デバイスのキーパッドからコールを開始した場合、コールはデスクフォン デバイスの音声コールとして開始されます。 クライアントは、次にコールをビデオにエスカレーションします。 したがって、エスカレーションをサポートしない H.323 エンドポイントなどのデバイスにはビデオ コールは発信できません。 エスカレーションをサポートしないデバイスでデスクフォンのビデオ機能を使用するには、ユーザは、クライアントからコールを開始する必要があります。
ファームウェア バージョン SCCP45.9-2-1S を使用する Cisco Unified IP Phone には、互換性の問題があります。 デスクフォンのビデオ機能を使用するには、ファームウェアのバージョンを SCCP45.9-3-1 にアップグレードする必要があります。
Symantec EndPoint Protection など、一部のアンチウイルスまたはファイアウォール アプリケーションによって受信 CDP パケットがブロックされ、デスクフォンのビデオ機能が無効になる場合があります。 受信 CDP パケットを許可するようにアンチウイルスまたはファイアウォール アプリケーションを設定する必要があります。
この問題の詳細については、Symantec の技術文書『Cisco IP Phone version 7970 and Cisco Unified Video Advantage is Blocked by Network Threat Protection』を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager の SIP トランクの設定で [メディア ターミネーション ポイントが必須(Media Termination point Required)] チェックボックスは選択しないでください。 このチェックボックスを選択すると、デスクフォンのビデオ機能を使用できなくなります。
Cisco Unified Communications Manager で、デバイスに電話番号を追加する必要があります。 このトピックでは、デバイスの作成後に メニュー オプションを使用して電話番号を追加する手順について説明します。 このメニュー オプションから表示されるのは、電話機モデルまたは CTI ルート ポイントに適用される設定のみです。 電話番号を設定するためのさまざまなオプションについては、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。
ステップ 1 | [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [割り当て情報(Association Information)] セクションに移動します。 |
ステップ 2 |
[新規 DN を追加(Add a new DN)] を選択します。 [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [電話番号(Directory Number)] フィールドで、電話番号を指定します。 |
ステップ 4 | その他に必要な設定があれば、それらをすべて指定します。 |
ステップ 5 |
次の手順に従って、エンド ユーザに電話番号を関連付けます。
|
ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 |
ステップ 7 |
[設定の適用(Apply Config)] を選択します。 [設定の適用(Apply Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 8 | [設定の適用(Apply Configuration)] ウィンドウに表示されるプロンプトに従って設定を適用します。 |
クライアントはビデオ レート アダプテーションを利用し、最適なビデオ品質をネゴシエートします。 ビデオ レート適合は、ネットワークの状態に合わせてビデオ品質を動的に向上または低下させます。
(注) |
ソフトフォン デバイスでは、デフォルトで RTCP が有効になっています。 ただし、デスクフォン デバイスでは RTCP を有効にする必要があります。 |
共通の電話プロファイルで RTCP を有効にし、そのプロファイルを使用するすべてのデバイスでビデオ レート適合を有効にできます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [共通の電話プロファイルの検索と一覧表示(Find and List Common Phone Profiles)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [共通の電話プロファイルを次の条件で検索(Find Common Phone Profile where)] フィールドで対象のフィルタを指定し、[検索(Find)] を選択してプロファイルの一覧を取得します。 |
ステップ 4 |
対象のプロファイルを一覧から選択します。 [共通の電話プロファイルの設定(Find and List Common Phone Profiles)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 5 | [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションを探します。 |
ステップ 6 | [RTCP] ドロップダウン リストから [有効(Enabled)] を選択します。 |
ステップ 7 | [保存(Save)] を選択します。 |
共通の電話プロファイルの代わりに、特定のデバイス設定で RTCP を有効化できます。 共通の電話プロファイルで指定したすべての設定は、特定のデバイス設定で上書きされます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [電話の検索/一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [電話を次の条件で検索(Find Phone where)] フィールドに適切なフィルタを指定し、[検索(Find)] を選択して電話の一覧を取得します。 |
ステップ 4 |
対象の電話を一覧から選択します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 5 | [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションを探します。 |
ステップ 6 | [RTCP] ドロップダウン リストから [有効(Enabled)] を選択します。 |
ステップ 7 | [保存(Save)] を選択します。 |
CTI サービスにより、ユーザはデバイスを制御できます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
を選択します。 [UC サービスの検索と一覧表示(Find and List UC Services)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [UC サービスの設定(UC Service Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 | [UC サービスの追加(Add a UC Service)] セクションで、[UC サービス タイプ(UC Service Type)] ドロップダウン リストから [CTI] を選択します。 |
ステップ 5 | [次へ(Next)] を選択します。 |
ステップ 6 |
次の手順に従って、インスタント メッセージ/プレゼンス サービスの詳細情報を設定します。
|
ステップ 7 | [保存(Save)] を選択します。 |
サービス プロファイルに CTI サービスを追加します。
Cisco Unified Communications Manager で CTI サービスを追加した後、クライアントがその設定を取得できるようにするために、その CTI サービスをサービス プロファイルに適用する必要があります。
すでに存在しないか、CTI 用に別のサービス プロファイルが必要な場合は、サービス プロファイルを作成します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [サービス プロファイルの検索と一覧表示(Find and List Service Profiles)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
目的のサービス プロファイルを検索し、それを選択します。 [サービス プロファイルの設定(Service Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 |
[CTI プロファイル(CTI Profile)] セクションで、次のドロップダウン リストから、サービスを最大 3 つ選択します。
|
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
CTI リモート デバイスにより、ユーザは、ソフトフォン デバイスまたはデスクフォン デバイス(Cisco IP Phone など)以外のデバイスでコールを制御できます。
Cisco Unified Communications Manager の拡張機能および接続機能により、ユーザは、公衆電話交換網(PSTN)の電話や構内交換機(PBX)などのデバイスへの通話を制御できます。
(注) |
拡張機能および接続機能は Cisco Unified Communications Manager 9.1(1) 以降で使用することを推奨します。 |
ユーザに専用の CTI リモート デバイスをプロビジョニングできます。 たとえば、各ユーザはワーク ステーションで PSTN 電話を使用する場合があります。 ユーザが、クライアントを使用して PSTN 電話でコールを発信できるようにしたい場合があります。 ユーザに対して、ソフトフォン デバイスまたはデスクフォン デバイスをプロビジョニングすることは計画していません。
専用デバイスとして CTI リモート デバイスをプロビジョニングするには、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを介してリモート接続先を追加する必要があります。 これにより、クライアントの起動時に、ユーザは自動的に電話を制御し、コールを発信できます。
ユーザがソフトフォン デバイスまたはデスクフォン デバイスに代替電話番号を指定できるようにするために、CTI リモート デバイスをプロビジョニングできます。 たとえば、各ユーザは自宅からリモートで作業できます。 この場合、ユーザはリモート接続先として自宅の電話番号を指定できます。 これにより、ユーザはクライアントを使用して自宅の電話を制御できます。
代替デバイスとして CTI リモート デバイスをプロビジョニングする場合、リモート接続先を追加しないでください。 ユーザは、クライアント インターフェイスを介してリモート接続先を追加、編集、および削除できます。
ユーザがログインすると、クライアントは Cisco Unified Communications Manager からユーザのデバイス リストを取得します。
そのデバイス リストにソフトフォン デバイスまたはデスクフォン デバイスが含まれている場合、クライアントは、ユーザがクライアント インターフェイスを介してリモート接続先を追加、編集、および削除することを自動的に許可します。
そのデバイス リストに CTI リモート デバイスのみ含まれている場合、クライアントは、ユーザがリモート接続先を追加、編集、および削除することを許可しません。 クライアントの設定でユーザがリモート接続先を追加、編集、および削除することを許可する必要があります。
ユーザがクライアントにサインインし、リモート デバイスをアクティブとして設定した場合、ユーザが着信コールを受信すると、そのデバイスの呼出音が鳴ります。 また、ユーザがサインインした場合、クライアントは発信コールをアクティブ デバイスにルーティングします。
ユーザがクライアントにサインインせず、そのユーザが自分の電話番号に対する着信コールを受信した場合、リモート接続先として設定されているすべてのデバイスの呼出音が鳴ります。
ここでは、Cisco Unified Communications Manager の拡張機能および接続機能に関する現時点での制限事項および既知の問題点について説明します。
CTI リモート デバイスをプロビジョニングするには、ユーザ モビリティを有効にする必要があります。 ユーザのモビリティが有効でない場合、そのユーザを CTI リモート デバイスの所有者として割り当てることはできません。
ステップ 1 |
を選択します。 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 2 | [ユーザを次の条件で検索(Find Users where)] フィールドで適切なフィルタを指定した後、[検索(Find)] を選択してユーザのリストを取得します。 |
ステップ 3 |
ユーザを一覧から選択します。 [エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 4 | [モビリティ情報(Mobility Information)] セクションを探します。 |
ステップ 5 | [モビリティの有効化(Enable Mobility)] を選択します。 |
ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 |
CTI リモート デバイスは、ユーザのリモート接続先をモニタリングし、通話を制御する仮想デバイスです。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 |
の順に選択します。 [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 3 | [新規追加(Add New)] を選択します。 | ||
ステップ 4 |
[電話のタイプ(Phone Type)] ドロップダウン リストから[CTI リモート デバイス(CTI Remote Device)] を選択します。続いて [次へ(Next)] を選択します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 5 |
[オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] ドロップダウン リストから対象のユーザ ID を選択します。
Cisco Unified Communications Manager は [デバイス名(Device Name)] フィールドをユーザ ID と [CTIRD] 接頭辞から生成します。例としては、[CTRID ユーザ名(CTIRDusername)] となります。 |
||
ステップ 6 | 必要に応じて、[デバイス名(Device Name)] フィールドのデフォルト値を編集します。 | ||
ステップ 7 |
[プロトコル固有情報(Protocol Specific Information)] セクションの [再ルーティング コーリング サーチ スペース(Rerouting Calling Search Space)] ドロップダウン リストから、適切なオプションを選択してください。 [再ルーティング コーリング サーチ スペース(Rerouting Calling Search Space)] ドロップダウン リストは、再ルーティングのコーリング サーチ スペースを定義します。これにより、ユーザは CTI リモート デバイスからコールを発信および受信できるようになります。 |
||
ステップ 8 |
必要に応じて、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウのその他の設定も指定します。 詳細については、Cisco Unified Communications Managerの「CTI remote device setup」のトピックを参照してください。 |
||
ステップ 9 |
[保存(Save)] を選択します。 電話番号を関連付け、リモート接続先を追加するには、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウのフィールドから設定します。 |
Cisco Unified Communications Manager で、デバイスに電話番号を追加する必要があります。 このトピックでは、デバイスの作成後に メニュー オプションを使用して電話番号を追加する手順について説明します。 このメニュー オプションから表示されるのは、電話機モデルまたは CTI ルート ポイントに適用される設定のみです。 電話番号を設定するためのさまざまなオプションについては、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。
ステップ 1 | [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [割り当て情報(Association Information)] セクションに移動します。 |
ステップ 2 |
[新規 DN を追加(Add a new DN)] を選択します。 [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [電話番号(Directory Number)] フィールドで、電話番号を指定します。 |
ステップ 4 | その他に必要な設定があれば、それらをすべて指定します。 |
ステップ 5 |
次の手順に従って、エンド ユーザに電話番号を関連付けます。
|
ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 |
ステップ 7 |
[設定の適用(Apply Config)] を選択します。 [設定の適用(Apply Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 8 | [設定の適用(Apply Configuration)] ウィンドウに表示されるプロンプトに従って設定を適用します。 |
リモート接続先とは、ユーザが利用できる CTI 制御可能デバイスです。
ユーザに専用 CTI リモート デバイスをプロビジョニングする場合、Cisco Unified CM Administration インターフェイスを使用してリモート接続先を追加する必要があります。 このタスクにより、クライアントの起動時に、ユーザは自動的に電話を制御し、コールを発信できます。
ユーザにソフトフォン デバイスおよびデスクフォン デバイスとともに CTI リモート デバイスをプロビジョニングする場合、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを使用してリモート接続先を追加しないでください。 ユーザは、クライアント インターフェイスを使用してリモート接続先を入力できます。
(注) |
|
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [電話を次の条件で検索(Find Phone where)] フィールドに適切なフィルタを指定し、[検索(Find)] を選択して電話の一覧を取得します。 |
ステップ 4 |
一覧から CTI リモート デバイスを選択します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 5 | [関連付けられたリモート接続先(Associated Remote Destinations)] セクションを探します。 |
ステップ 6 |
[新規リモート接続先の追加(Add a New Remote Destination)] を選択します。 [リモート接続先情報(Remote Destination Information)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 7 |
JabberRD を [名前(Name)] フィールドに指定します。
[名前(Name)] フィールドに JabberRD を指定する必要があります。 クライアントは JabberRD リモート接続先のみ使用します。 JabberRD 以外の名前を指定した場合、ユーザはそのリモート接続先にアクセスできません。 |
ステップ 8 | [接続先番号(Destination Number)] フィールドに接続先番号を入力します。 |
ステップ 9 | 必要に応じて他の値をすべて指定します。 |
ステップ 10 | [保存(Save)] を選択します。 |
(注) |
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [デバイス情報(Device Information)] セクションには、[アクティブなリモート接続先(Active Remote Destination)] フィールドが含まれています。 ユーザがクライアントでリモート接続先を選択すると、そのリモート接続先は [アクティブなリモート接続先(Active Remote Destination)] の値として表示されます。 |
CTI サービスにより、ユーザはデバイスを制御できます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
を選択します。 [UC サービスの検索と一覧表示(Find and List UC Services)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [UC サービスの設定(UC Service Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 | [UC サービスの追加(Add a UC Service)] セクションで、[UC サービス タイプ(UC Service Type)] ドロップダウン リストから [CTI] を選択します。 |
ステップ 5 | [次へ(Next)] を選択します。 |
ステップ 6 |
次の手順に従って、インスタント メッセージ/プレゼンス サービスの詳細情報を設定します。
|
ステップ 7 | [保存(Save)] を選択します。 |
サービス プロファイルに CTI サービスを追加します。
Cisco Unified Communications Manager で CTI サービスを追加した後、クライアントがその設定を取得できるようにするために、その CTI サービスをサービス プロファイルに適用する必要があります。
すでに存在しないか、CTI 用に別のサービス プロファイルが必要な場合は、サービス プロファイルを作成します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [サービス プロファイルの検索と一覧表示(Find and List Service Profiles)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
目的のサービス プロファイルを検索し、それを選択します。 [サービス プロファイルの設定(Service Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 |
[CTI プロファイル(CTI Profile)] セクションで、次のドロップダウン リストから、サービスを最大 3 つ選択します。
|
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
クライアントは、Cisco Unified Communications Manager と通信し、デスクフォンの制御などの特定の機能を実行するために、CTI ゲートウェイを必要とします。
CTI ゲートウェイのセットアップの最初の手順では、Cisco Unified Presence に CTI ゲートウェイ サーバを追加します。
ステップ 1 | [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 |
の順に選択します。
[CTI ゲートウェイ サーバの検索と一覧表示(Find and List CTI Gateway Servers)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [CTI ゲートウェイ サーバの設定(CTI Gateway Server Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 4 | [CTI ゲートウェイ サーバの設定(CTI Gateway Server Configuration)] ウィンドウで、必要な詳細情報を指定します。 | ||
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
CTI ゲートウェイ サーバの追加後は、CTI ゲートウェイ プロファイルを作成し、サーバをプロファイルに追加する必要があります。
ステップ 1 | [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 |
の順に選択します。
[CTI ゲートウェイ プロファイルの設定(CTI Gateway Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 3 | [CTI ゲートウェイ プロファイルの設定(CTI Gateway Profile Configuration)] ウィンドウで、必要な詳細情報を指定します。 | ||
ステップ 4 | [プロファイルにユーザを追加(Add Users to Profile)] を選択し、対象ユーザをプロファイルに追加します。 | ||
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
サイレント モニタリング、コール録音など、デバイスの追加音声パス機能をセットアップできます。
(注) |
現時点では、この機能は Cisco Jabber for Windows でのみポートされます。 |
サイレント モニタリングおよびコール録音を有効にするには、Cisco Unified Communications Manager を設定します。 ステップバイステップの説明については、『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』の「Monitoring and Recording」セクションを参照してください。
Cisco Jabber は、サイレント モニタリングまたはコール録音を開始するためのインターフェイスを提供していません。 コールをサイレント モニタリングまたは録音するための適切なソフトウェアを使用する必要があります。
Cisco Jabber は、現時点では、モニタリング通知トーンまたは録音通知トーンをサポートしていません。
サイレント モニタリング機能およびコール録音機能のみ使用できます。 Cisco Jabber は、割り込み、ウィスパー コーチングなど、その他の機能をサポートしていません。
URI ダイヤルは、バージョン 9.1(2) 以降の Cisco Unified Communications Manager で有効にすることができます。
URI ダイヤルは、ユーザが Uniform Resource Identifier(URI)を使用したコールの発信や連絡先の解決を実行できるようにします。 たとえば、Adam McKenzie という名前のユーザが amckenzi@example.com という自分の電話番号と関連付けられた SIP URI を持っていたとします。 URI ダイヤルは、Adam の電話番号ではなく、SIP URI でユーザがコールを発信できるようにします。
有効な URI 形式や ILS のセットアップを含む詳細設定など、URI ダイヤル要件の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「URI Dialing」のセクションを参照してください。
ユーザが URI コールを発信すると、Cisco Unified Communications Manager は着信コールを URI と関連付けられた電話番号にルーティングします。 このため、URI と電話番号を関連付ける必要があります。 URI を使用して電話番号を自動的に入力するか、URI を使用して電話番号を設定します。
ユーザを Cisco Unified Communications Manager に追加するときは、[ディレクトリ URI(Directory URI)] フィールドに有効な SIP URI を入力します。 Cisco Unified Communications Manager は、この SIP URI をエンド ユーザの設定に保存します。
ユーザのプライマリ内線を指定すると、Cisco Unified Communications Manager はエンド ユーザの設定から電話番号の設定にディレクトリ URI を入力します。 このため、ユーザの電話番号のディレクトリ URI が自動的に入力されます。 Cisco Unified Communications Manager はデフォルトのパーティションである [ディレクトリ URI(Directory URI)] にも URI を配置します。
次のタスクは、電話番号が URI を継承するように Cisco Unified Communications Manager を設定する手順を大まかに説明しています。
ステップ 1 | デバイスを追加します。 |
ステップ 2 | デバイスに電話番号を追加します。 |
ステップ 3 | デバイスとユーザを関連付けます。 |
ステップ 4 | ユーザのプライマリ内線を指定します。 |
ディレクトリ URI が電話番号に関連付けられていることを確認します。
ユーザに関連付けられていない電話番号用の URI を指定できます。 URI を使用した電話番号は、テストと評価の目的でのみ設定する必要があります。
URI を使用した電話番号を設定するには、以下の手順に従ってください。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 |
を選択します。 [電話番号の検索/一覧表示(Find and List Directory Numbers)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 3 |
適切な電話番号を検索して選択します。 [電話番号設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 4 | [ディレクトリ URI(Directory URIs)] セクションを探します。 | ||
ステップ 5 | [URI] 列で有効な SIP URI を指定します。 | ||
ステップ 6 |
適切なパーティションを [パーティション(Partition)] 列から選択します。
|
||
ステップ 7 | ユーザが電話番号にコールを発信できるように適切なコーリング サーチ スペースにパーティションを追加します。 | ||
ステップ 8 | [保存(Save)] を選択します。 |
Cisco Unified Communications Manager が URI を配置するデフォルトのパーティションを、電話番号を含むパーティションと関連付ける必要があります。
URI ダイヤルを有効にするには、デフォルトのディレクトリ URI パーティションを、電話番号を含むパーティションと関連付ける必要があります。
コーリング サーチ スペース内に電話番号のパーティションがない場合は、パーティションを作成して、適切に設定する必要があります。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [エンタープライズ パラメータ設定(Enterprise Parameters Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [エンド ユーザのパラメータ(End User Parameters)] セクションを探します。 |
ステップ 4 | [ディレクトリ URI エイリアス パーティション(Directory URI Alias Partition)] 行で、ドロップダウン リストから適切なパーティションを選択します。 |
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
デフォルトのディレクトリ URI パーティションは電話番号を含むパーティションと関連付けられています。 このため、Cisco Unified Communications Manager は URI の着信コールを正しい電話番号に転送できます。
ユーザが電話番号にコールを発信できるようにパーティションが適切なコーリング サーチ スペースにあることを確実にする必要があります。
URI による連絡先の解決を有効にするには、Cisco Unified Communications Manager が SIP 要求で完全修飾ドメイン名(FQDN)を使用するように設定する必要があります。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [SIP プロファイルの検索と一覧表示(Find and List SIP Profiles)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
適切な SIP プロファイルを検索して選択します。
デフォルトの SIP プロファイルは編集できません。 必要に応じて、デフォルトの SIP プロファイルのコピーを作成して変更します。 |
ステップ 4 | [SIP 要求で完全修飾ドメイン名を使用(Use Fully Qualified Domain Name in SIP Requests)] を選択し、[保存(Save)] を選択します。 |
URI を関連付けるプライマリ内線があるすべてのデバイスと SIP プロファイルを関連付けます。
コール ピックアップ機能を使用すると、ユーザは自分のグループ内の着信コールをピックアップできます。 コール ピックアップ グループには電話番号が割り当てられており、Cisco Unified Communications Manager は適切なコール ピックアップ グループ番号に自転的にダイヤルします。 ユーザは [ピックアップ(Pickup)] を選択してコールに応答します。
グループ コール ピックアップ機能を使用すると、ユーザは別のグループ内の着信コールをピックアップできます。 ユーザがグループ ピックアップ番号を入力して、[ピックアップ(Pickup)] を選択すると、Cisco Unified Communications Manager は適切なコール ピックアップ グループ番号に自動的にダイヤルします。
他のグループ ピックアップ機能を使用すると、ユーザは自分のグループに関連付けられているグループ内の着信コールをピックアップできます。 ユーザが [その他のピックアップ(Other Pickup)] を選択すると、Cisco Unified Communications Manager は関連付けられているグループ内の着信コールを自動的に検索します。
ダイレクト コール ピックアップ機能を使用すると、ユーザは電話番号への着信コールをピックアップできます。 ユーザが電話番号を入力して、[ピックアップ(Pickup)] を選択すると、Cisco Unified Communications Manager は着信コールを接続します。
コール ピックアップの設定の詳細については、関連する Cisco Unified Communications Manager のマニュアルでコール ピックアップに関するトピックを参照してください。
着信コールが複数ある場合は、「Call(s) available for pickup(コールがピックアップ可能)」という通知が表示されます。 ユーザがコールを選択すると、グループ内で最も長いコールに応答が返されます。
コール ピックアップ グループ外のデスクフォンからコール ピックアップを試みているユーザ。 会話ウィンドウは少しの間表示されます。 ユーザがコール ピックアップ グループのメンバーでない場合は、そのユーザによるコール ピックアップ機能の使用を設定しないでください。
Cisco Unified Communications Manager の Auto Call Pickup Enabled が true に設定されている場合に、コールをソフトフォン モードでピックアップすると、クライアントで受信者情報を使用できなくなります。 設定が false の場合は、受信者情報を利用できます。
コール ピックアップ グループ機能により、ユーザは自分のグループ内の着信コールをピックアップできます。
ステップ 1 | [Cisco Unified Communication Manager] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [コール ピックアップ グループの検索と一覧表示(Find and List Call Pickup Groups)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [コール ピックアップ グループの設定(Call Pickup Group Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 | コール ピックアップ グループの情報を入力します。 |
ステップ 5 |
(任意)[コール ピックアップ グループの通知設定(Call Pickup Group Notification Settings)] セクションで、音声通知または視覚的通知を設定します。
コール ピックアップ グループの通知設定の詳細については、関連する Cisco Unified Communications Manager のマニュアルでコール ピックアップに関するトピックを参照してください。 |
ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 |
電話番号にコール ピックアップ グループを割り当てます。
電話番号にコール ピックアップ グループを割り当てます。 コール ピックアップ グループに割り当てられた電話番号だけが、コール ピックアップ、グループ コール ピックアップ、他のグループ ピックアップ、ダイレクト コール ピックアップを使用できます。
電話番号にコール ピックアップ グループを割り当てる前に、コール ピックアップ グループを作成する必要があります。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
次のいずれかの方法で、電話番号にコール ピックアップ グループを割り当てます。
|
ステップ 3 | データベースに変更を保存するには、[保存(Save)] を選択します。 |
他のグループ ピックアップ機能により、自身のグループに関連付けられているグループ内の着信コールをピックアップできます。 ユーザが [その他のピックアップ(Other Pickup)] を選択すると、Cisco Unified Communications Manager は、関連付けられているグループ内の着信コールを自動的に検索し、コール接続を確立します。
開始する前に、コール ピックアップ グループを設定してください。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [コール ピックアップ グループの検索と一覧表示(Find and List Call Pickup Groups)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
コール ピックアップ グループを選択します。 [コール ピックアップ グループの設定(Call Pickup Group Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 | [関連付け先コール ピック アップ グループ情報(Associated Call Pickup Group Information)] セクションでは、以下を実行できます。 |
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
ダイレクト コール ピックアップ機能を使用すると、ユーザは鳴っているコールを直接ピックアップできます。 ユーザは Cisco Jabber クライアントに電話番号を入力し、[ピックアップ(Pickup)] を選択します。 Cisco Unified Communications Manager は関連するグループ メカニズムを使用して、ユーザがダイレクト コール ピックアップ機能を使って着信コールをピックアップできるかどうかを制御します。
ダイレクト コール ピックアップを有効にするには、ユーザの関連グループに電話番号が属するピックアップ グループを含める必要があります。
ユーザがダイレクト コール ピックアップ機能を起動し、着信コールをピックアップする電話番号を入力すると、ユーザは指定した電話に着信するコールに接続されます。そのコールが電話番号が属するコール ピックアップ グループ内で最も長く鳴っているコールかどうかは問われません。
ステップ 1 |
コール ピックアップ グループを設定し、関連グループを追加します。 関連グループのリストには 10 グループまで含めることができます。 詳細については、他のグループ ピックアップ機能に対するピックアップ グループの定義に関するトピックを参照してください。 |
ステップ 2 |
Auto Call Pickup Enabled サービス パラメータを有効にして、ダイレクト コール ピックアップでコールに自動的に応答するようにします。 詳細については、自動コール ピックアップの設定に関するトピックを参照してください。 |
Auto Call Pickup Enabled サービス パラメータを有効にすると、コール ピックアップ、グループ ピックアップ、他のグループ ピックアップ、ダイレクト コール ピックアップを自動化できます。
このパラメータが有効になっている場合、Cisco Unified Communications Manager は、ユーザが電話で適切なピックアップを選択すると、ユーザのピックアップ グループ、他のピックアップ グループ、またはユーザのグループに関連付けられているピックアップ グループ内の着信コールにユーザを自動的に接続します。 この処理に必要なのは 1 回のキーストロークだけです。
自動コール ピックアップ機能はユーザのグループ内の着信コールにユーザを接続します。 ユーザがクライアントで [ピックアップ(Pickup)] を選択すると、Cisco Unified Communications Manager はグループ内の着信コールを検索し、コール接続を完了します。 自動化が有効になっていない場合、ユーザは [ピックアップ(Pickup)] を選択してコールに応答し、コール接続を確立する必要があります。
グループ コール ピックアップ自動化機能は、他のピックアップ グループ内の着信コールにユーザを接続します。 ユーザは他のピックアップ グループのグループ番号を入力し、クライアントで [ピックアップ(Pickup)] を選択します。 ピックアップ グループ番号を受け取ると、Cisco Unified Communications Manager はコール接続を完了します。 グループ コール ピックアップ自動化機能が有効になっていない場合は、他のピックアップ グループのグループ番号にダイヤルして、クライアントで [ピックアップ(Pickup)] を選択し、コールに応答して接続を確立します。
他のグループ ピックアップ自動化機能は、ユーザのグループに関連付けられているグループ内の着信コールにユーザを接続します。 ユーザは、クライアントで [その他のピックアップ(Other Pickup)] を選択します。 Cisco Unified Communications Manager は、管理者が [コール ピックアップ グループの設定(Call Pickup Group Configuration)] ウィンドウに入力した手順に従って自動的に、関連グループ内の着信コールを検索し、コールを検出するとコール接続を完了します。 自動化が有効になっていない場合、ユーザは [その他のピックアップ(Other Pickup)] を選択し、コールに応答してコール接続を確立する必要があります。
ダイレクト コール ピックアップ自動化機能は、ユーザのグループに関連付けられているグループ内の着信コールにユーザを接続します。 ユーザは鳴っている電話の電話番号を入力し、クライアントで [ピックアップ(Pickup)] を選択します。 電話番号を受け取ると、Cisco Unified Communications Manager はコール接続を完了します。 ダイレクト コール ピックアップ自動機能が有効になっていない場合、ユーザは鳴っている電話の電話番号にダイヤルして、[ピックアップ(Pickup)] を選択します。すると、ユーザの電話でコールが鳴るので、それに応答して接続を確立する必要があります。
コール ピックアップの詳細については、関連する Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。
ステップ 1 | Cisco Unified Communications Manager インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | の順に選択します。 |
ステップ 3 | [サーバ(Server)] ドロップダウン リストからサーバを選択し、次に、[サービス(Service)] ドロップダウン リストから [Cisco Call Manager] サービスを選択します。 |
ステップ 4 |
[クラスタ全体のパラメータ(機能:コール ピックアップ)(Clusterwide Parameters(Feature - Call Pickup)] セクションで、[自動コール ピックアップの有効化(Auto Call Pickup Enabled)] に対して次のいずれかを選択します。
|
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
ハント パイロットには、ハント パイロット番号および関連するハント リストが含まれています。 ハント パイロットは、ネットワーク設計に柔軟性をもたらします。 また、ルート フィルタおよびハント リストと連動して、特定のデバイスにコールを直接転送したり、特定の数字パターンを包含、除外、変更したりします。
ハント リストには、一連の回線グループが特定の順序で含まれています。 単一の回線グループを複数のハント リストに表示できます。 グループ コール ピックアップ機能とダイレクト コール ピックアップ機能では、ハント リストは使用されません。
回線グループは、特定の順序で並んだ一連の電話番号から成っています。 この順序によって、着信コールで使用可能な電話番号の検索の進行が制御されます。
Cisco Unified Communications Manager は、定義されたハント リストに従ってルーティングするコールを決定し、Cisco Unified Communications Manager は、ハント リストで定義されている回線グループの順序に基づいて、1 番目に使用可能なデバイスを検出します。
Cisco Unified Communications Manager 9.x 以降では、応答がない場合にハント メンバーを自動ログアウトするように設定できます。
ユーザが自動ログアウト、手動ログアウト、または Cisco Unified Communications Manager 管理者によってログアウトされるときに、ログアウト通知が表示されます。
回線グループを使用して、電話番号を選択する順序を指定できます。 Cisco Unified Communications Manager は、コール分配アルゴリズムと無応答(RNA)予約のタイムアウト設定に基づいて、回線グループのアイドル状態または対応可能なメンバーにコールを分配します。
回線グループに属する DN へのコールは、ダイレクト コール ピックアップ機能を使用してピックアップできません。
電話番号を設定してください。
ステップ 1 | [Cisco Unified Communications Manager] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [回線グループの検索と一覧表示(Find and List Line Groups)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [回線グループの設定(Line Group Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 | [回線グループ情報(Line Group Information)] セクションに次の設定を入力します。 |
ステップ 5 | [回線グループ メンバー情報(Line Group Member Information)] セクションでは、以下を実行できます。 |
ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 |
ハント リストを設定し、回線グループをハント リストに追加します。
ハント リストには、一連の回線グループが特定の順序で含まれています。 ハント リストは 1 つ以上のハント パイロットに関連付けられており、それらの回線グループにアクセスする順序を示します。 この順序によって、着信コールで使用可能な電話番号の検索の進行が制御されます。
ハント リストは、回線グループによって定義された一連の電話番号から成っています。 Cisco Unified Communications Manager が定義されたハント リストに従ってルーティングするコールを決定した後、Cisco Unified Communications Manager が、ハント リストで定義されている回線グループの順序に基づいて、1 番目に使用可能なデバイスを検出します。
グループ コール ピックアップ機能とダイレクト コール ピックアップ機能では、ハント リストは使用されません。
ハント リストには回線グループだけを含めることができます。 各ハント リストには、少なくとも 1 つの回線グループが必要です。 各回線グループには、少なくとも 1 つの電話番号が含まれます。 単一の回線グループを複数のハント リストに表示できます。
ステップ 1 | [Cisco Unified Communications Manager] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [グループの検索とハント リスト(Find and Hunt List Groups)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [ハント リストの設定(Hunt List Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 |
[ハント リスト情報(Hunt List Information)] セクションに次の設定を入力します。
|
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択してハント リストを追加します。 |
回線グループをハント リストに追加します。
回線グループを構成して、ハント リストを設定する必要があります。
ステップ 1 | [Cisco Unified Communications Manager] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [グループの検索とハント リスト(Find and Hunt List Groups)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | 回線グループを追加するハント リストを検索します。 |
ステップ 4 |
回線グループを追加するには、[回線グループの追加(Add Line Group)] を選択します。 [ハント リスト詳細の設定(Hunt List Detail Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 5 | [回線グループ(Line Group)] ドロップダウン リストから回線グループを選択します。 |
ステップ 6 | 回線グループを追加するには、[保存(Save)] を選択します。 |
ステップ 7 | さらに別の回線グループを追加するには、ステップ 4 ~ 6 を繰り返します。 |
ステップ 8 | [保存(Save)] を選択します。 |
ステップ 9 | ハント リストをリセットするには、[リセット(Reset)] を選択します。 ポップアップ ウィンドウが表示されたら、[リセット(Reset)] を選択します。 |
ハント パイロットは、数字から構成される文字列(アドレス)と、ハント リストにコールをルーティングする一連の番号操作から成り立っています。 ハント パイロットは、ネットワーク設計に柔軟性をもたらします。 また、ルート フィルタおよびハント リストと連動して、特定のデバイスにコールを直接転送したり、特定の数字パターンを包含、除外、変更したりします。
ハント パイロットの設定オプションの詳細については、関連するCisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。
ステップ 1 | [Cisco Unified Communications Manager] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [ハント パイロットの検索と一覧表示(Find and List Hunt Pilots)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [ハント パイロットの設定(Hunt Pilot Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 | 数字とワイルドカードを含む、ハント パイロットを入力します。 |
ステップ 5 | [ハント リスト(Hunt List)] ドロップダウン リストからハント リストを選択します。 |
ステップ 6 | [ハント パイロットの設定(Hunt Pilot Configuration)] ウィンドウで追加の設定を入力します。 ハント パイロット構成の設定の詳細については、関連する Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。 |
ステップ 7 | [保存(Save)] を選択します。 |
ユーザをデバイスに関連付けると、ユーザにデバイスがプロビジョニングされます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
を選択します。 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [ユーザを次の条件で検索(Find User where)] フィールドで適切なフィルタを指定した後、[検索(Find)] を選択してユーザのリストを取得します。 |
ステップ 4 |
対象のユーザをリストから選択します。 [エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 5 | [サービスの設定(Service Settings)] セクションを探します。 |
ステップ 6 | [UC サービス プロファイル(UC Service Profile)] ドロップダウン リストから、ユーザの適切なサービス プロファイルを選択します。 |
ステップ 7 | [デバイス情報(Device Information)] セクションを探します。 |
ステップ 8 |
[デバイスの割り当て(Device Association)] を選択します。 [ユーザ デバイス割り当て(User Device Association)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 9 | ユーザを割り当てるデバイスを選択します。 |
ステップ 10 | [選択/変更の保存(Save Selected/Changes)] を選択します。 |
ステップ 11 | ウィンドウに戻ります。 の順に選択し、[ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)] |
ステップ 12 |
一覧から同じユーザを探し、選択します。 [エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 13 | [権限情報(Permissions Information)] セクションを探します。 |
ステップ 14 |
[アクセス コントロール グループに追加(Add to Access Control Group)] を選択します。 [アクセス コントロール グループの検索と一覧表示(Find and List Access Control Groups)] ダイアログボックスが開きます。 |
ステップ 15 |
ユーザを割り当てるアクセス コントロール グループを選択します。
セキュア電話機能をユーザにプロビジョニングする場合、Standard CTI Secure Connection グループにユーザを割り当てないでください。
|
ステップ 16 |
[選択項目の追加(Add Selected)] を選択します。 [アクセス コントロール グループの検索と一覧表示(Find and List Access Control Groups)] ウィンドウが終了します。 |
ステップ 17 | [エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウで [保存(Save)] を選択します。 |
クライアントは TFTP サーバからデバイス設定を取得します。 そのため、ユーザにデバイスをプロビジョニングする場合、TFTP サーバ アドレスを指定する必要があります。
DNS クエリーから _cisco-uds SRV レコードを取得すると、クライアントは自動的にユーザのホーム クラスタを検出できます。 このため、クライアントは Cisco Unified Communications Manager TFTP サービスも検出することができます。
_cisco-uds SRV レコードを展開する場合は、TFTP サーバ アドレスを指定する必要はありません。
Cisco Unified Communications Managerバージョン 8.x を使用している場合は、次の手順を実行して、Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service で TFTP サーバのアドレスを指定します。 Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x を使用している場合は、次の手順を実行する必要はありません。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [レガシー クライアントの設定(Legacy Client Settings)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [レガシー クライアントのセキュリティ設定(Legacy Client Security Settings)] セクションを探します。 |
ステップ 4 |
次のフィールドで、プライマリおよびバックアップの TFTP サーバの IP アドレスを指定します。
|
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
Cisco Unified Communications Managerバージョン 8.x を使用している場合は、次の手順を実行して、Cisco Unified Presence で TFTP サーバのアドレスを指定します。 Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x を使用している場合は、次の手順を実行する必要はありません。
ステップ 1 | [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 |
の順に選択します。
[Cisco Jabber の設定(Cisco Jabber Settings)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 3 |
次のセクションの 1 つで TFTP サーバを指定するフィールドを探します。セクションは、Cisco Unified Presence のバージョンにより異なります。
|
||
ステップ 4 |
次のフィールドで、プライマリおよびバックアップの TFTP サーバの IP アドレスを指定します。
|
||
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
クライアントが Cisco WebEx Messenger サービスに接続する場合は、Cisco WebEx Administration Tool を使用して TFTP サーバのアドレスを指定します。
ステップ 1 | Cisco WebEx Administration Tool を開きます。 |
ステップ 2 | [設定(Configuration)] タブを選択します。 |
ステップ 3 | [追加サービス(Additional Services)] セクションで [Unified Communications] を選択します。 [Unified Communications] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 | [クラスタ(Clusters)] タブを選択します。 |
ステップ 5 | 適切なクラスタをリストから選択します。 [クラスタの編集(Edit Cluster)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 6 | [Cisco Unified Communications Manager サーバの設定(Cisco Unified Communications Manager Server Settings)] セクションで [サーバの詳細設定(Advanced Server Settings)] を選択します。 |
ステップ 7 | [TFTP サーバ(TFTP Server)] フィールドでプライマリ TFTP サーバの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 8 | [バックアップ サーバ 1(Backup Server #1)] フィールドと [バックアップ サーバ 2(Backup Server #2)] フィールドでバックアップ TFTP サーバの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 9 | [保存(Save)] を選択します。 [クラスタの編集(Edit Cluster)] ウィンドウが閉じます。 |
ステップ 10 | [Unified Communications] ウィンドウで [保存(Save)] を選択します。 |
ユーザを作成し、デバイスに関連付けた後、それらのデバイスをリセットする必要があります。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [電話の検索/一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [電話を次の条件で検索(Find Phone where)] フィールドに適切なフィルタを指定し、[検索(Find)] を選択してデバイスの一覧を取得します。 |
ステップ 4 |
対象のデバイスを一覧から選択します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 5 | [割り当て情報(Association Information)] セクションを探します。 |
ステップ 6 |
対象の電話番号設定を選択します。 [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 7 |
[リセット(Reset)] を選択します。 [デバイス リセット(Device Reset)] ダイアログボックスが開きます。 |
ステップ 8 | [リセット(Reset)] を選択します。 |
ステップ 9 | [閉じる(Close)] を選択して、[デバイス リセット(Device Reset)] ダイアログボックスを閉じます。 |
クライアントは、CCMCIP サーバからユーザのデバイス リストを取得します。
DNS クエリーから _cisco-uds SRV レコードを取得すると、クライアントは自動的にユーザのホーム クラスタを検索してサービスを検出できます。 クライアントが検出するサービスの 1 つは、CCMCIP を置き換える UDS です。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [CCMCIP プロファイルの検索と一覧表示(Find and List CCMCIP Profiles)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [CCMCIP プロファイルの設定(CCMCIP Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 | CCMCIP プロファイルでサービスの詳細を次のように指定します。 |
ステップ 5 |
CCMCIP プロファイルに次のようにユーザを追加します。
|
ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 |
Cisco Unified Communications Manager のダイヤリング ルールがディレクトリのダイヤリング ルールと一致するように、ダイヤル プランのマッピングを設定します。
アプリケーション ダイヤル ルールにより、ユーザがダイヤルする電話番号の桁数の追加および削除が自動的に行われます。 アプリケーション ダイヤル ルールにより、ユーザがクライアントからダイヤルする番号が操作されます。
たとえば、7 桁の電話番号の先頭に自動的に 9 を追加して外線にアクセスするように、ダイヤル ルールを設定できます。
ディレクトリ検索ダイヤル ルールによって、発信者 ID の番号が、クライアントがディレクトリで検索できる番号に変換されます。 定義する各ディレクトリ検索ルールには、先頭の数字および番号の長さに基づいてどの数字を変換するかを指定します。
たとえば、10 桁の電話番号から市外局番と 2 桁の局番を自動的に削除するように、ディレクトリ検索ルールを作成できます。 このタイプのルールでは、たとえば、4089023139 を 23139 に変換します。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.5 もしくはそれ以前のバージョンは、ダイヤル ルールをクライアントに自動的に発行しません。 このため、ダイヤル ルールを発行するには、COP ファイルを導入する必要があります。 この COP ファイルによって、ダイヤル ルールが Cisco Unified Communications Manager データベースから TFTP サーバ上の XML ファイルにコピーされます。 その後、クライアントは、その XML ファイルをダウンロードしてダイヤル ルールにアクセスできます。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.5 もしくはそれ以前のバージョンで、ダイヤル ルールを変更または修正するたびに、COP ファイルを展開する必要があります。
ステップ 1 | [Cisco Unified OS の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | [ソフトウェア インストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ウィンドウで cmterm-csf-dialrule-wizard-0.1.cop.sgn の場所を指定します。 |
ステップ 4 | [ソフトウェア インストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ウィンドウで cmterm-cupc-dialrule-wizard-0.1.cop の場所を指定します。 |
ステップ 5 | [次へ(Next)] を選択します。 |
ステップ 6 | [利用可能なソフトウェア(Available Software)] リストから cmterm-csf-dialrule-wizard-0.1.cop.sgn を選択します。 |
ステップ 7 | [利用可能なソフトウェア(Available Software)] リストから cmterm-cupc-dialrule-wizard-0.1.cop を選択します。 |
ステップ 8 | [次へ(Next)] を選択し、[インストール(Install)] を選択します。 |
ステップ 9 | TFTP サービスを再起動します。 |
ステップ 10 |
ブラウザでダイヤル ルールの XML ファイルを開き、TFTP サーバでそれらのファイルが利用可能であることを確認します。
ブラウザで AppDialRules.xml と DirLookupDialRules.xml にアクセスできる場合、クライアントはダイヤル ルールをダウンロードできます。 |
ステップ 11 | TFTP サービスを実行する Cisco Unified Communications Manager のインスタンスごとに前述の手順を繰り返します。 |
Cisco Unified Communications Manager のインスタンスごとに前述の手順を繰り返した後、クライアントを再起動します。
モバイル コネクトをセットアップするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | 携帯電話番号に設定済みの、既存のリモート宛先またはモビリティ ID を次のように探して削除します。 |
ステップ 3 | 次のように、モバイル コネクトをエンド ユーザに設定します。 |
ステップ 4 |
次のように、モバイル コネクトのデバイスの設定を設定します。
|
モビリティ ID を追加し、モバイル デバイスの携帯電話番号を接続先番号として指定するには、次の手順を使用します。 この接続先番号は Dial via Office やモバイル コネクトなどの機能で使用します。
モビリティ ID を追加するときは、1 つの番号だけ指定できます。 モバイル デバイスの 2 つ目の携帯電話番号などの代替番号を指定する場合は、リモート接続先を設定できます。 モビリティ ID の設定の特性は、リモート接続先の設定の特性と同じです。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||||||||||
ステップ 2 | 設定するデバイスに次のように移動します。 | ||||||||||
ステップ 3 | [関連付けられたモビリティ ID(Associated Mobility Identity)] セクションで [新しいモビリティ ID の追加(Add a New Mobility Identity)] を選択します。 | ||||||||||
ステップ 4 |
[接続先番号(Destination Number)] として携帯電話番号を入力します。 この番号は、発信ゲートウェイでルーティングできる必要があります。 通常、この番号は完全な E.164 番号です。
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||||||||||
ステップ 5 |
コール タイマーの初期値を入力します。 これらの値によって、モバイル デバイスのクライアントで呼び出し音を鳴らす前に、モバイル サービス プロバイダーのボイスメールに通話がルーティングされることがなくなります。 エンド ユーザのモバイル ネットワークと動作するように、これらの値を調整することができます。 詳細については、Cisco Unified Communications Manager のオンライン ヘルプを参照してください。 例:
|
||||||||||
ステップ 6 | 次のいずれかを実行します。 | ||||||||||
ステップ 7 |
Dial via Office 機能をセットアップする場合は、[モビリティ プロファイル(Mobility Profile)] ドロップダウン リストで次のいずれかのオプションを選択します。
|
||||||||||
ステップ 8 | 携帯番号に通話をルーティングするスケジュールを設定します。 | ||||||||||
ステップ 9 | [保存(Save)] を選択します。 |
リモート接続先を追加し、接続先番号として任意の代替番号を指定するには、次の手順を使用します。 モビリティ ID の設定の特性は、リモート接続先の設定の特性と同じです。
代替番号は、自宅の電話番号、会議室の電話番号、デスクフォンの電話番号、または追加のモバイル デバイス向けの複数の携帯電話番号など、あらゆるタイプの電話番号にすることができます。 複数のリモート接続先を追加できます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||||||||||
ステップ 2 | 設定するデバイスに次のように移動します。 | ||||||||||
ステップ 3 | [関連付けられたリモート接続先(Associated Remote Destinations)] セクションで [新規リモート接続先の追加(Add a New Remote Destination)] を選択します。 | ||||||||||
ステップ 4 |
[接続先番号(Destination Number)] として目的の電話番号を入力します。 この番号は、発信ゲートウェイでルーティングできる必要があります。 通常、この番号は完全な E.164 番号です。 |
||||||||||
ステップ 5 |
コール タイマーの初期値を入力します。 これらの値によって、モバイル デバイスのクライアントで呼び出し音を鳴らす前に、モバイル サービス プロバイダーのボイスメールに通話がルーティングされることがなくなります。 詳細については、Cisco Unified Communications Manager のオンライン ヘルプを参照してください。 例:
|
||||||||||
ステップ 6 | 次のいずれかを実行します。 | ||||||||||
ステップ 7 | 携帯番号に通話をルーティングするスケジュールを設定します。 | ||||||||||
ステップ 8 | [保存(Save)] を選択します。 |
ユーザはアクティブな VoIP コールを、Cisco Jabber からモバイル ネットワーク上の自分の携帯電話番号に転送できます。 この機能は、ユーザが通話しながら Wi-Fi ネットワークを離れる場合(たとえば、建物を離れて車まで歩いていくときなど)や、Wi-Fi ネットワークを経由すると音声品質に問題がある場合に便利です。 この Cisco Jabber 機能は、携帯電話への移動と呼ばれます。
実装方法 | 説明 | 指示 |
---|---|---|
ハンドオフ DN | モバイル デバイスは、モバイル ネットワークを使用して Cisco Unified Communications Manager にコールします。 この方法には、ダイヤルイン(DID)番号が必要です。 サービス プロバイダーは、設定の DID の値を正確に提供する必要があります。 また、H.323 または SIP を使用した Cisco IOS ゲートウェイで Cisco Unified Communications Manager に通信する場合は、Cisco IOS を使用して、ゲートウェイで着信者番号を操作して、番号が Cisco Unified Communications Manager のハンドオフ DN で設定したとおりに表示されるようにすることができます。 この方法は、iPod Touch デバイスでは動作しません。 |
詳細については、「VoIP からモバイル ネットワークへのハンドオフの有効化」のトピックを参照してください。 |
モビリティ ソフトキー | Cisco Unified Communications Manager が、モバイル デバイスの PSTN モバイル サービス プロバイダーの電話番号に発信します。 |
詳細については、「VoIP からモバイル ネットワークへの転送の有効化」のトピックを参照してください。 |
上記以外 | ユーザから利用できるようにしない場合は、この機能を無効にします。 | TCT デバイス ページの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションで、[モバイル ネットワークへ転送(Transfer to Mobile Network)] オプションに対して [無効(Disabled)] を選択します。 BOT デバイス ページの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションで、[モバイル ネットワークへ転送(Transfer to Mobile Network)] オプションに対して [無効(Disabled)] を選択します。 |
Cisco Unified Communications Manager が VoIP からアクティブ コールをモバイル ネットワークにハンドオフする際に使用する電話番号をセットアップします。 Cisco Unified Communications Manager がユーザを認識できるように、ユーザの発信者 ID とモビリティ ID を一致させます。 VoIP からモバイル ネットワークへのハンドオフをサポートするように、TCT デバイスおよびモバイル デバイスをセットアップします。
Cisco Unified Communications Manager が VoIP からアクティブ コールをモバイル ネットワークにハンドオフする際に使用する電話番号をセットアップします。 Cisco Unified Communications Manager がユーザを認識できるように、ユーザの発信者 ID とモビリティ ID を一致させます。 VoIP からモバイル ネットワークへのハンドオフをサポートするように、BOT デバイスおよびモバイル デバイスをセットアップします。
必要な値を識別します。 選択する値は、ゲートウェイが渡す電話番号によって異なります(たとえば、7 桁や 10 桁など)。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 | を選択します。 | ||
ステップ 3 |
デバイスが VoIP コールをモバイル ネットワークにハンドオフする際に使用するダイヤルイン(DID)番号のハンドオフ番号を入力します。 サービス プロバイダーは、設定の DID の値を正確に提供する必要があります。 また、H.323 または SIP を使用した Cisco IOS ゲートウェイで Cisco Unified Communications Manager に通信する場合は、Cisco IOS を使用して、ゲートウェイで着信者番号を操作して、番号が Cisco Unified Communications Manager のハンドオフ番号で設定したとおりに表示されるようにすることができます。
|
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ステップ 4 |
ハンドオフ DID の [ルート パーティション(Route Partition)] を選択します。 このパーティションは、リモート接続先の着信コーリング サーチ スペース(CSS)に存在する必要があります。これは、ゲートウェイまたはトランクの着信 CSS またはリモート接続先 CSS のいずれかをポイントします。 この機能は、このページのその他のオプションを使用しません。 |
||
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
許可された電話機だけがコールを発信できるようにするには、コールがシステム内に設定された電話機から発信されるようにする必要があります。 そのため、システムは要求元電話番号の発信者 ID と、既存のモビリティ ID との照合を試みます。 デフォルトでは、デバイスがハンドオフ機能を起動したときに、ゲートウェイから Cisco Unified Communications Manager に渡され発信者 ID が、そのデバイス用として入力したモビリティ ID 番号と完全に一致している必要があります。
ただし、システムの設定によっては、こうした番号が完全一致しない場合があります。 たとえば、モビリティ ID 番号に国番号が含まれ、発信者 ID には含まれないことがあります。 その場合は、部分一致を認識するようシステムを設定する必要があります。
異なるエリア コードまたは異なる国に、同じ電話番号が存在する可能性について考えておく必要があります。 また、サービス プロバイダーが可変桁数の通話を識別する場合は、部分一致に影響があることに注意してください。 たとえば、ローカル コールは 7 桁(555 0123 など)を使用して識別されるが、エリア外コールは 10 桁(408 555 0199 など)を使用して識別されることがあります。
モビリティ ID を設定します。 詳細については、「モビリティ ID の追加」のトピックを参照してください。
この手順をすべて行う必要があるかどうかを確認するには、次の手順を行ってください。 モバイル デバイスからシステムにダイヤルインし、発信者 ID の値と、モビリティ ID の宛先番号を比較します。 値が一致しない場合は、この手順に従う必要があります。 予想されるすべてのロケールおよびエリア コード内で支給されたデバイスに対して、この手順を繰り返します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | の順に選択します。 |
ステップ 3 | アクティブ サーバを選択します。 |
ステップ 4 | [Cisco CallManager(アクティブ)(Cisco CallManager (Active))] サービスを選択します。 |
ステップ 5 | [クラスタ全体のパラメータ(システム - モビリティ)(Clusterwide Parameters (System - Mobility))] セクションまでスクロールします。 |
ステップ 6 | [発信者 ID とリモート接続先の照合(Matching Caller ID with Remote Destination)] を選択し、この値に関する重要な情報を確認します。 |
ステップ 7 | [部分一致による発信者 ID とリモート接続先の照合(Partial Match for Matching Caller ID with Remote Destination)] を選択します。 |
ステップ 8 | [発信者 ID の部分一致の桁数(Number of Digits for Caller ID Partial Match)] を選択し、この値に関する重要な要件を確認します。 |
ステップ 9 | 部分一致に必要な桁数を入力します。 |
ステップ 10 | [保存(Save)] を選択します。 |
ステップ 1 |
[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスで、TCT デバイス ページに移動し、[モバイル ネットワークへ転送(Transfer to Mobile Network)] オプションに [ハンドオフ DN 機能を使用(Use Handoff DN Feature)] を選択します。 iPod Touch デバイスでは、この方法は割り当てないでください。 代わりにモビリティ ソフトキーの方法を使用します。 |
ステップ 2 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスで、BOT デバイス ページに移動し、[モバイル ネットワークへ転送(Transfer to Mobile Network)] オプションに [ハンドオフ DN 機能を使用(Use Handoff DN Feature)] を選択します。 |
ステップ 3 | iOS デバイスで、 をタップして、発信者 ID がオンになっていることを確認します。 |
ステップ 4 | 一部の Android デバイスおよびオペレーティング システムの組み合わせでは、発信者 ID がオンになっていることを確認できます。 Android デバイスで電話アプリケーションを開き、 をタップします。 |
ステップ 5 | この機能をテストしてください。 |
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
システム レベル設定で、電話のコール状態が「接続中(Connected)」および「オンフック(On-hook)」のときに、[モビリティ(Mobility)] ソフトキーが表示されることを確認します。
|
ステップ 3 | 設定するデバイスに次のように移動します。 |
ステップ 4 |
Cisco Unified Communications Manager のユーザ単位およびデバイス単位の設定で、特定のデバイスからコールをモバイル ボイス ネットワークに転送するときに [モビリティ(Mobility)] ソフトキーを使用するように設定します。 モバイル デバイスに対してモビリティ ID およびモバイル コネクトの両方をセットアップしていることを確認します。 転送機能が動作するようになったら、ユーザは自分の都合に合わせて、転送機能をいじることなくモバイル コネクトを有効にしたり無効にしたりできるようになります。 デバイスが iPod Touch の場合は、代替電話番号(ユーザの携帯電話など)を使用してモビリティ ID を設定できます。
|
ステップ 5 | [ユーザ ロケール(User Locale)] フィールドで、[英語、アメリカ合衆国(English, United States)] を選択します。 |
ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 |
ステップ 7 | [設定の適用(Apply Config)] を選択します。 |
ステップ 8 | 機能にアクセスするには、クライアントからログアウトして再度ログインするようにユーザに指示します。 |
VoIP からアクティブなコールをモバイル ネットワークに転送して、設定をテストします。
Dial via Office 機能とともに使用できるユーザ制御のボイス メールの無効化は、Cisco Unified Communications Manager リリース 9.0 以降のみで使用可能です。 タイマーで制御されたボイスメールの無効化は、Cisco Unified Communications Manager リリース 6.0 以降で使用可能です。
ユーザが Expressway for Mobile and Remote Access を使用して社内ネットワークに接続する場合、Dial via Office 機能はサポートされません。
Dial Via Office(DVO)機能を使用すると、ユーザはデバイスのモバイル音声ネットワークを使用して、勤務先番号で Cisco Jabber 発信コールを開始できます。
Cisco Jabber は Dial via Office - リバース(DVO-R)コールをサポートしています。 DVO-R は次のように機能します。
ユーザが Dial via Office - リバース コールを開始します。
クライアントが Cisco Unified Communications Manager に携帯電話番号にコールするよう通知します。
Cisco Unified Communications Manager は携帯電話番号にコールして接続します。
Cisco Unified Communications Manager は、ユーザがダイヤルした番号にコールし、接続します。
Cisco Unified Communications Manager が 2 つのセグメントを接続します。
ユーザおよび着信者は、通常のコールと同様に続けます。
着信コールは、ユーザがクライアントで設定したコール オプションに従い、モバイル コネクトまたは Voice over IP を使用します。 Dial via Office が動作するために、モバイル コネクトは必要ありません。 ただし、勤務先番号に電話がかかってきたときに、ネイティブの携帯電話番号で呼び出し音を鳴らすように、モバイル コネクトを有効にすることをお勧めします。 ユーザは Cisco Unified Communications Manager ユーザ ページからモバイル コネクトを有効または無効にしたり、設定を使用してモバイル コネクトの動作を調整したりすることができます(たとえば、[時刻(Time of Day)] ルーティングや [呼び出し前の遅延タイマー(Delay Before Ringing Timer)] 設定など)。 モバイル コネクトのセットアップの詳細については、「モバイル コネクトのセットアップ」のトピックを参照してください。
接続 | コール オプション | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
Voice over IP | モバイル ボイス ネットワーク | 自動選択 | ||||
企業 Wi-Fi |
発信:VoIP | 着信:VoIP | 発信:DVO-R | 着信:モバイル コネクト | 発信:VoIP | 着信:VoIP |
企業外 Wi-Fi |
||||||
モバイル ネットワーク(3G、4G) |
発信:DVO-R | 着信:モバイル コネクト | ||||
電話サービスが未登録 | 発信ネイティブ セルラー コール | |||||
着信モバイル コネクト |
Dial via Office - リバース(DVO-R)機能を設定するには、次の手順を行う必要があります。
DVO-R をサポートするように Cisco Unified Communications Manager を設定します。 詳細については、「DVO をサポートするための Cisco Unified Communications Manager の設定」のトピックを参照してください。
各 Cisco Dual Mode for iPhone デバイスで DVO を有効にします。 詳細については、「各デバイスに対する Dial via Office の設定」のトピックを参照してください。
各 Cisco Dual Mode for Android デバイスで DVO を有効にします。 詳細については、「各デバイスに対する Dial via Office の設定」のトピックを参照してください。
DVO-R をサポートするように Cisco Unified Communications Manager を設定するには、次の手順を実行します。
すべての Dial via Office - リバースを使用する Cisco Jabber コールに対してエンタープライズ機能アクセス番号を設定するには、次の手順を使用します。
エンタープライズ機能アクセス番号は、同じ目的のために [モビリティ プロファイル(Mobility Profile)] で別の番号が設定されていない限り、Cisco Unified Communications Manager が携帯電話および着信番号をコールするのに使用する番号です。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | [新規追加(Add New)] を選択します。 |
ステップ 4 |
[番号(Number)] フィールドに、エンタープライズ機能アクセス番号を入力します。 システム内で一意の DID 番号を入力します。 国際電話をサポートするには、この番号の前に \+ を付けます。 |
ステップ 5 |
[ルート パーティション(Route Partition)] ドロップダウン リストから、エンタープライズ機能アクセスに必要な DID のパーティションを選択します。 このパーティションは、[リモート接続先用の着信コーリング サーチ スペース(Inbound Calling Search Space for Remote Destination)] 設定の [クラスタ全体のパラメータ(システム - モビリティ)(Clusterwide Parameters (System - Mobility))] セクションの、 で設定します。 この設定は、ゲートウェイまたはトランクの着信コーリング サーチ スペースか、デバイスの [電話の設定(Phone Configuration)] 画面で割り当てられたコーリング サーチ スペースを指します。 ユーザが DVO コールバック番号を代替番号で設定した場合は、代替電話番号の接続先にルートされるようトランクのコーリング サーチ スペース(CSS)を確実にセットアップする必要があります。 |
ステップ 6 | [説明(Description)] フィールドにモビリティ エンタープライズ機能アクセス番号の説明を入力します。 |
ステップ 7 | (任意)このエンタープライズ機能アクセス番号をこのシステムのデフォルトにする場合は、[デフォルトのエンタープライズ機能アクセス番号(Default Enterprise Feature Access Number)] チェックボックスをオンにします。 |
ステップ 8 | [保存(Save)] を選択します。 |
Cisco Jabber デバイスのモビリティ プロファイルを設定するには、次の手順を使用します。 エンタープライズ機能アクセス番号を設定済みの場合、この手順は任意です。
モビリティ プロファイルを使用して、モバイル クライアントの Dial via Office - リバースを設定できます。 モビリティ プロファイルをセットアップしたら、これをユーザまたはユーザのグループ(ある地域や場所にいるユーザ)に割り当てることができます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | [モビリティ プロファイル情報(Mobility Profile Information)] セクションで、[名前(Name)] フィールドにモビリティ プロファイルの説明的な名前を入力します。 |
ステップ 4 | [Dial via Office - リバース コールバック(Dial via Office-Reverse Callback)] セクションで、[コールバック発信者 ID(Callback Caller ID)] フィールドに、クライアントが Cisco Unified Communications Manager から受信するコールバック コールの発信者 ID を入力します。 |
ステップ 5 | [保存(Save)] をクリックします。 |
この Cisco Jabber リリース用の正しいデバイス COP ファイルを使用していることを確認するには、次の手順を使用します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | の順に選択します。 |
ステップ 3 | [新規追加(Add New)] をクリックします。 |
ステップ 4 | [電話のタイプ(Phone Type)] ドロップダウン リストから、[Cisco Dual Mode for iPhone] を選択します。 |
ステップ 5 | [電話のタイプ(Phone Type)] ドロップダウン リストから、[Cisco Dual Mode for Android] を選択します。 |
ステップ 6 | [次へ(Next)] をクリックします。 |
ステップ 7 |
[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションまでスクロール ダウンし、[ビデオ機能(Video Capabilities)] ドロップダウン リストが表示されることを確認します。 [ビデオ機能(Video Capabilities)] ドロップダウン リストが表示された場合、COP ファイルはご使用のシステムにすでにインストールされています。 [ビデオ機能(Video Capabilities)] ドロップダウン リストが表示されない場合は、正しい COP ファイルを探してダウンロードします。 |
各 TCT デバイスに対して Dial Via Office - リバースを設定するには、次の手順を使用します。
各 BOT デバイスに対して Dial Via Office - リバースを設定するには、次の手順を使用します。
モビリティ ID を追加し、モバイル デバイスの携帯電話番号を接続先番号として指定するには、次の手順を使用します。 この接続先番号は Dial via Office やモバイル コネクトなどの機能で使用します。
モビリティ ID を追加するときは、1 つの番号だけ指定できます。 モバイル デバイスの 2 つ目の携帯電話番号などの代替番号を指定する場合は、リモート接続先を設定できます。 モビリティ ID の設定の特性は、リモート接続先の設定の特性と同じです。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||||||||||
ステップ 2 | 設定するデバイスに次のように移動します。 | ||||||||||
ステップ 3 | [関連付けられたモビリティ ID(Associated Mobility Identity)] セクションで [新しいモビリティ ID の追加(Add a New Mobility Identity)] を選択します。 | ||||||||||
ステップ 4 |
[接続先番号(Destination Number)] として携帯電話番号を入力します。 この番号は、発信ゲートウェイでルーティングできる必要があります。 通常、この番号は完全な E.164 番号です。
|
||||||||||
ステップ 5 |
コール タイマーの初期値を入力します。 これらの値によって、モバイル デバイスのクライアントで呼び出し音を鳴らす前に、モバイル サービス プロバイダーのボイスメールに通話がルーティングされることがなくなります。 エンド ユーザのモバイル ネットワークと動作するように、これらの値を調整することができます。 詳細については、Cisco Unified Communications Manager のオンライン ヘルプを参照してください。 例:
|
||||||||||
ステップ 6 | 次のいずれかを実行します。 | ||||||||||
ステップ 7 |
Dial via Office 機能をセットアップする場合は、[モビリティ プロファイル(Mobility Profile)] ドロップダウン リストで次のいずれかのオプションを選択します。
|
||||||||||
ステップ 8 | 携帯番号に通話をルーティングするスケジュールを設定します。 | ||||||||||
ステップ 9 | [保存(Save)] を選択します。 |
各デバイス上で Dial via Office を有効にするには、次の手順を使用します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | 設定するデバイスに次のように移動します。 |
ステップ 3 | [デバイス情報(Device Information)] セクションで [Cisco Unified Mobile Communicator の有効化(Enable Cisco Unified Mobile Communicator)] チェックボックスをオンにします。 |
ステップ 4 | [プロトコル固有情報(Protocol Specific Information)] セクションの [再ルーティング用コーリング サーチ スペース(Rerouting Calling Search Space)] ドロップダウン リストで、DVO コールバック番号にコールをルートできるコーリング サーチ スペース(CSS)を選択します。 |
ステップ 5 | [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションで [Dial via Office] ドロップダウン リストを [有効(Enabled)] に設定します。 |
ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 |
ステップ 7 | [設定の適用(Apply Config)] を選択します。 |
ステップ 8 | 機能にアクセスするには、クライアントからログアウトして再度ログインするようにユーザに指示します。 |
この機能をテストしてください。
ボイスメールの無効化は、コールがモバイル サービス プロバイダーのボイスメールによって応答されることを防ぐ機能です。 この機能は、ユーザがモバイル デバイスで企業からモバイル コネクト コールを受信するときに便利です。 また、DVO-R の受信コールがモバイル デバイスに発信される場合にも便利です。
ボイスメールの無効化は、次の 2 つの方法のいずれかで設定できます。
[タイマー制御(Timer-controlled)]:(デフォルト)この方法では、Cisco Unified Communications Manager でタイマーを設定して、コールがモバイル ユーザまたはモバイル サービス プロバイダーのボイス メールによって応答されるかどうかを指定します。
ユーザ制御:この方法では、コールが継続される前に DTMF トーンを生成するためにユーザがデバイスのキー パッド上の任意のキーを押すことを要求するように Cisco Unified Communications Manager を設定します。
DVO-R を導入する場合は、ユーザ制御のボイスメールの無効化も設定することが推奨されます。 ユーザ制御のボイスメールの無効化を設定すると、この機能は DVO-R とモバイル コネクト コールの両方に適用されます。
ボイスメールの無効化の詳細については、ご使用のリリースの『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』の「Confirmed Answer and DVO VM detection」のセクションを参照してください。
タイマーで制御されたボイスメールの無効化は、Cisco Unified Communications Manager リリース 6.0 以降のみでサポートされています。
タイマー制御方式をセットアップするには、モビリティ ID またはリモート接続先のいずれかで [呼び出し開始タイマー(Answer Too Soon Timer)] および [呼び出し終了タイマー(Answer Too Late Timer)] を設定します。 詳細については、「モビリティ ID の追加」または「リモート接続先の追加(オプション)」のトピックを参照してください。
ユーザ制御のボイスメールの無効化は、Cisco Unified Communications Manager リリース 9.0 以降で使用可能です。
ユーザ制御のボイスメールの無効化を次のようにセットアップします。
「ボイスメールの無効化をサポートするための Cisco Unified Communications Manager のセットアップ」のトピックを使用して Cisco Unified Communications Manager をセットアップします。
次のトピックのいずれかを使用してデバイスをセットアップします。
Cisco は、エンド ユーザがクライアントで設定した代替番号で DVO-R を使用する場合、ユーザ制御のボイス メールの無効化をサポートしていません。 代替番号とは、ユーザのモビリティ ID で設定した電話番号と一致しない、ユーザがクライアントの DVO コールバック番号のフィールドに入力した電話番号です。
代替番号でこの機能をセットアップした場合、Cisco Unified Communications Manager はコールバックが誤った番号またはボイスメール システムに接続したとしても DVO-R コールを接続します。
ユーザ制御のボイスメールの無効化をサポートするように Cisco Unified Communications Manager をセットアップするには、次の手順を使用します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 | の順に選択します。 | ||
ステップ 3 | [サーバ(Server)] ドロップダウン リストで、アクティブな Cisco Unified Communications Manager を選択します。 | ||
ステップ 4 | [サービス(Service)] ドロップダウン リストで、[Cisco Call Manager(アクティブ)(Cisco Call Manager (Active))] サービスを選択します。 | ||
ステップ 5 |
[クラスタ全体のパラメータ(システム - モビリティ シングル ナンバー リーチ ボイスメール)(Clusterwide Parameters (System - Mobility Single Number Reach Voicemail))] セクションで設定を構成します。
|
||
ステップ 6 | [保存(Save)] をクリックします。 |
エンド ユーザのモビリティ ID に対してユーザ制御のボイスメールの無効化を有効にするには、次の手順を使用します。
Cisco Unified Communications Manager のアナンシエータを設定します。 詳細については、ご使用のリリースの『Cisco Unified Communications Manager Administrator Guide』の「Annunciator setup」のセクションを参照してください。
Cisco Unified Communications Manager でメディア リソース グループをセットアップした場合は、メディア リソース グループでアナンシエータをセットアップします。 詳細については、ご使用のリリースの『Cisco Unified Communications Manager Administrator Guide』の「Media resource group setup」のセクションを参照してください。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 | 設定するデバイスに次のように移動します。 | ||
ステップ 3 |
[関連付けられたモビリティ ID(Associated Mobility Identity)] セクションで、モビリティ ID のリンクをクリックします。
|
||
ステップ 4 |
ポリシーを次のように設定します。
|
||
ステップ 5 | [保存(Save)] をクリックします。 |
エンド ユーザのリモート接続先に対してユーザ制御のボイスメールの無効化を有効にするには、次の手順を使用します。
Cisco Unified Communications Manager のアナンシエータを設定します。 詳細については、ご使用のリリースの『Cisco Unified Communications Manager Administrator Guide』の「Annunciator setup」のセクションを参照してください。
Cisco Unified Communications Manager でメディア リソース グループをセットアップした場合は、メディア リソース グループでアナンシエータをセットアップします。 詳細については、ご使用のリリースの『Cisco Unified Communications Manager Administrator Guide』の「Media resource group setup」のセクションを参照してください。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | 設定するデバイスに次のように移動します。 |
ステップ 3 | [関連付けられたリモート接続先(Associated Remote Destinations)] セクションで、関連付けられたリモート接続先のリンクをクリックします。 |
ステップ 4 |
ポリシーを次のように設定します。
|
ステップ 5 | Dial via Office 機能がある Cisco Unified Communications Manager バージョン 10 を使用する場合は、 |
ステップ 6 | [保存(Save)] をクリックします。 |
目次
- 音声およびビデオ通信の設定
- クラウドベースの展開における音声およびビデオ通信の設定
- 音声サービスおよびビデオ サービスの設定
- テレビ会議サービス名アカウントの追加
- オンプレミス展開における音声およびビデオ通信の設定
- ソフトフォン デバイスの作成
- CSF デバイスの作成
- 8.6(2) 以降での CSF デバイスの作成
- BFCP 機能用 COP ファイルの適用
- CSF デバイスの作成
- デバイス用の Cisco Options Package ファイルのインストール
- SIP プロファイルの作成
- [SIP デュアル モード アラート タイマー(SIP Dual Mode Alert Timer)] 値の増加
- TCT デバイスの作成
- TCT デバイス構成の設定
- TAB デバイスの作成
- BOT デバイスの作成
- BOT デバイス構成の設定
- デスクトップ アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加
- モバイル アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加
- ビデオ デスクトップ共有
- セキュア電話機能のセットアップ
- セキュリティ モードの設定
- 電話セキュリティ プロファイルの作成
- 電話セキュリティ プロファイルの設定
- CSF デバイスの設定
- TCT および TAB デバイスの設定
- BOT デバイスの設定
- 証明書設定の指定
- ユーザへの認証文字列の提供
- セキュア電話の詳細:Cisco Jabber for Windows
- セキュア電話の詳細:Cisco Jabber for Mac
- セキュア電話の詳細:Cisco Jabber for iPhone and iPad
- セキュア電話の詳細:Cisco Jabber for Android
- デスクフォン デバイスの作成
- デスクフォン ビデオの設定
- デスクトップ アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加
- ビデオ レート適合の有効化
- 共通の電話プロファイルに対する RTCP の有効化
- デバイス設定に対する RTCP の有効化
- CTI サービスを追加する
- CTI サービスを適用する
- CTI リモート デバイスの作成
- 拡張機能と接続機能
- ユーザ モビリティの有効化
- CTI リモート デバイスの作成
- デスクトップ アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加
- リモート接続先の追加
- CTI サービスを追加する
- CTI サービスを適用する
- CTI ゲートウェイのセットアップ
- CTI ゲートウェイ サーバの追加
- CTI ゲートウェイ プロファイルの作成
- サイレント モニタリングおよびコール録音の設定
- URI ダイヤルの有効化
- URI と電話番号の関連付け
- URI を使用した電話番号の自動入力
- URI を使用した電話番号の設定
- ディレクトリ URI パーティションの関連付け
- 連絡先の解決のための SIP 要求における FQDN の有効化
- コール ピックアップ(Call Pickup)
- コール ピックアップ グループの設定
- 電話番号の割り当て
- 他のコール ピックアップ
- 他のコール ピックアップの設定
- ダイレクト コール ピックアップ
- ダイレクト コール ピックアップの設定
- 自動コール ピックアップ
- 自動コール ピックアップの設定
- Hunt Group
- 回線グループ
- 回線グループの設定
- ハント リスト
- ハント リストの設定
- ハント リストへの回線グループの追加
- ハント パイロット
- ハント パイロットの設定
- ユーザの関連付けに関する設定
- TFTP サーバ アドレスの指定
- Cisco Unified Communications Manager IM and Presence サービスの TFTP サーバの指定
- Cisco Unified Presence での TFTP サーバの指定
- 電話モードでの TFTP サーバの指定
- Cisco WebEx Administration Tool を使用した TFTP サーバの指定
- デバイスのリセット
- CCMCIP プロファイルの作成
- ダイヤル プランのマッピング
- ダイヤル ルールの発行
- モバイル コネクトのセットアップ
- モバイル コネクトの有効化(Enable Mobile Connect)
- モビリティ ID の追加
- リモート接続先の追加(オプション)
- モバイル ネットワークへのアクティブ VoIP コールの転送
- VoIP からモバイル ネットワークへのハンドオフの有効化
- ハンドオフ DN の設定
- 発信者 ID とモビリティ ID の一致
- ハンドオフのためのユーザおよびデバイス設定のセットアップ
- VoIP からモバイル ネットワークへの転送の有効化
- Dial via Office の設定
- DVO をサポートするための Cisco Unified Communications Manager の設定
- エンタープライズ機能アクセス番号の設定
- モビリティ プロファイルの設定
- デバイス COP ファイルのバージョンの確認
- 各デバイスに対する Dial via Office の設定
- モビリティ ID の追加
- 各デバイス上での Dial via Office の有効化
- ボイスメールの無効化のセットアップ
- タイマーで制御されたボイスメールの無効化のセットアップ
- ユーザ制御のボイスメールの無効化のセットアップ
- ボイスメールの無効化をサポートするための Cisco Unified Communications Manager のセットアップ
- モビリティ ID のボイスメールの無効化の有効化
- リモート接続先のボイスメールの無効化の有効化
クラウドベースの展開における音声およびビデオ通信の設定
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 音声サービスおよびビデオ サービスの設定
ステップ 2 テレビ会議サービス名アカウントの追加
オンプレミス展開における音声およびビデオ通信の設定
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 ソフトフォン デバイスの作成
ステップ 2 デスクフォン デバイスの作成
ステップ 3 CTI リモート デバイスの作成
CUCM 9.x 以降を使用している場合にのみ、このタスクを実行します。
ステップ 4 CTI ゲートウェイのセットアップ
ステップ 5 サイレント モニタリングおよびコール録音の設定
CUCM 8.6 を使用している場合にのみ、このタスクを実行します。
ステップ 6 URI ダイヤルの有効化
CUCM 9.x 以降を使用している場合にのみ、このタスクを実行します。
ステップ 7 コール ピックアップ(Call Pickup)
ステップ 8 Hunt Group
ステップ 9 ユーザの関連付けに関する設定
ステップ 10 TFTP サーバ アドレスの指定
ステップ 11 デバイスのリセット
Cisco Jabber for Mac をインストールする場合のみ
ステップ 12 CCMCIP プロファイルの作成
ステップ 13 ダイヤル プランのマッピング
ステップ 14 モバイル コネクトのセットアップ
ステップ 15 モバイル ネットワークへのアクティブ VoIP コールの転送
ステップ 16 Dial via Office の設定
ステップ 17 ボイスメールの無効化のセットアップ
ソフトフォン デバイスの作成
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 CSF デバイスを作成するには、次のいずれかを選択します。
- CUCM 9.x 以降を使用している場合は、次のタスクを実行します。CSF デバイスの作成。
- CUCM 8.6(2) を使用している場合は、次のタスクを実行します。8.6(2) 以降での CSF デバイスの作成。
ステップ 2 デバイス用の Cisco Options Package ファイルのインストール
ステップ 3 SIP プロファイルの作成
ステップ 4 [SIP デュアル モード アラート タイマー(SIP Dual Mode Alert Timer)] 値の増加
ステップ 5 TCT デバイスの作成
ステップ 6 TAB デバイスの作成
ステップ 7 BOT デバイスの作成
ステップ 8 モバイル アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加
ステップ 9 ビデオ デスクトップ共有
ステップ 10 セキュア電話機能のセットアップ
ステップ 11 デスクトップ アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加
CSF デバイスの作成
手順
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 の順に選択します。 [電話の検索/一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [新規追加(Add New)] を選択します。 ステップ 4 [電話のタイプ(Phone Type)] ドロップダウン リストから [Cisco Unified Client Services Framework] を選択し、続いて [次へ(Next)] を選択します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 5 CSF デバイスの名前を [デバイス名(Device Name)] フィールドに指定します。 CSF デバイス名には CSFusername フォーマットを使用する必要があります。 たとえば、Tanya Adams という名前で、ユーザ名が tadams であるユーザの CSF デバイスを作成するとします。 この場合、デバイス名として CSFtadams を指定します。
ステップ 6 [オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを適切なユーザに設定します。 重要:Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x では、クライアントは [オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを使用してユーザのサービス プロファイルを取得します。 そのため、それぞれのユーザがデバイスを所有し、[オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドがユーザと関連付けられている必要があります。
ユーザとデバイスを関連付けて [オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを適切なユーザに設定しないと、クライアントはユーザに適用するサービス プロファイルを取得できません。
ステップ 7 必要に応じて、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで設定を指定します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの設定の詳細については、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルの「Phone Setup」トピックを参照してください。
セキュア CSF デバイスの設定方法については、「セキュア電話機能のセットアップ」を参照してください。
ステップ 8 [保存(Save)] を選択します。 デバイスが正常に追加されたとのメッセージが表示されます。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで [割り当て情報(Association Information)] セクションが利用可能になります。
次の作業デバイスに電話番号を追加し、設定を適用します。
8.6(2) 以降での CSF デバイスの作成
このセクションの手順では、Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6(2) 以降で CSF デバイスを作成する方法について説明します。 CSF デバイスは、ソフトフォン機能をユーザに提供します。
CSF デバイスの作成タスクの一部として、Binary Floor Control Protocol(BFCP)を使用してビデオ デスクトップ共有を有効にできます。 Cisco Unified Communications Manager は、ユーザがビデオ デスクトップ共有機能を使用するときに送信する BFCP パケットを処理します。 したがって、BFCP プレゼンテーション共有を許可するように Cisco Unified Communications Manager を設定します。 Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6(2) 以降では、CSF デバイスでの BFCP プレゼンテーション共有を許可するオプションを追加するために、COP ファイルを適用する必要があります。 その後、CSF デバイスで BFCP プレゼンテーション共有を有効にする必要があります。
(注)
Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6(1) 以降のみ、BFCP プレゼンテーション共有をサポートしています。 8.6(1) よりも前のバージョンでは、BFCP を有効にすること、またはユーザにビデオ デスクトップ共有機能をプロビジョニングすることはできません。
ビデオのデスクトップ共有はソフトフォン デバイスでのみ有効にできます。 デスクフォン デバイスでは、ビデオのデスクトップ共有を有効にできません。
ユーザがビデオのデスクトップ共有を使用するには、ユーザのコールがアクティブ コールである必要があります。 ビデオのデスクトップ共有のセッションは、アクティブ コールからのみ開始することができます。
ヒント
Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6(2) 以降では、 Cisco Unified Communications Manager クラスタ内のノード間でのビデオ デスクトップ共有機能を許可するために、SIP トランクで BFCP を有効にする必要があります。 SIP トランクで BFCP を有効にするには、次の手順を実行します。BFCP 機能用 COP ファイルの適用
手順Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6.2 以降でビデオ デスクトップ共有を設定するには、cmterm-bfcp-e.8-6-2.cop.sgn を適用する必要があります。 この COP ファイルにより、CSF デバイスで BFCP を有効にするオプションが追加されます。
(注)
アップグレードするたびに COP ファイルをインストールする必要があります。 たとえば、Cisco Unified Communications Manager 8.6.2 .20000-1 でビデオ デスクトップ共有を設定し、Cisco Unified Communications Manager 8.6.2 .20000-2 にアップグレードする場合は、Cisco Unified Communications Manager 8.6.2 .20000-2 で COP ファイルを適用する必要があります。
Cisco Unified Communications Manager 8.6.1 でビデオ デスクトップ共有を設定し、Cisco Unified Communications Manager 8.6.2 にアップグレードする場合は、ビデオ デスクトップ共有を設定する前に、Cisco Unified Communications Manager 8.6.2 で COP ファイルを適用する必要があります。
ステップ 1 Cisco.com から Cisco Jabber 管理パッケージをダウンロードします。 ステップ 2 Cisco Jabber 管理パッケージから cmterm-bfcp-e.8-6-2.cop.sgn をファイル システムにコピーします。 ステップ 3 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 4 cmterm-bfcp-e.8-6-2.cop.sgn をアップロードし、適用します。 ステップ 5 次のようにサーバを再起動します。
COP により、CSF デバイスの [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [プロトコル固有情報(Protocol Specific Information)] セクションに [BFCP を使用するプレゼンテーション共有を許可(Allow Presentation Sharing using BFCP)] フィールドが追加されます。
CSF デバイスの作成
手順
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 の順に選択します。 [電話の検索/一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [新規追加(Add New)] を選択します。 ステップ 4 [電話のタイプ(Phone Type)] ドロップダウン リストから [Cisco Unified Client Services Framework] を選択し、続いて [次へ(Next)] を選択します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 5 CSF デバイスの名前を [デバイス名(Device Name)] フィールドに指定します。 CSF デバイス名には CSFusername フォーマットを使用する必要があります。 たとえば、Tanya Adams という名前で、ユーザ名が tadams であるユーザの CSF デバイスを作成するとします。 この場合、デバイス名として CSFtadams を指定します。
ステップ 6 必要に応じて、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで設定を指定します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの設定の詳細については、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルの「Phone Configuration Settings」トピックを参照してください。
セキュア CSF デバイスの設定方法については、「セキュア電話機能のセットアップ」を参照してください。
ステップ 7 ビデオ デスクトップ共有を有効にするには、[プロトコル固有情報(Protocol Specific Information)] セクションで [BFCP を使用するプレゼンテーション共有を許可(Allow Presentation Sharing using BFCP)] を選択します。 BFCP を使用したビデオ デスクトップ共有は、[信頼できるリレーポイント(Trusted Relay Point)] または [メディアターミネーションポイント(Media Termination Point)] がソフトフォン デバイスで有効にされている場合、サポートされません。 ステップ 8 [保存(Save)] を選択します。 デバイスが正常に追加されたとのメッセージが表示されます。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで [割り当て情報(Association Information)] セクションが利用可能になります。
次の作業デバイスに電話番号を追加し、設定を適用します。
デバイス用の Cisco Options Package ファイルのインストール
手順Cisco Jabber を Cisco Unified Communications Manager 内でデバイスとして使用できるようにするには、デバイス固有の Cisco Options Package(COP)ファイルをすべての Cisco Unified Communications Manager サーバにインストールする必要があります。
サービスが中断されないように、この手順は使用率が低い時間帯に行ってください。
COP ファイルのインストールに関する一般的な情報については、お使いのリリースに対応した『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』の「Software Upgrades」の章を参照してください。
ステップ 1 デバイスの COP ファイルをダウンロードします。
ステップ 2 この COP ファイルを、ご使用の Cisco Unified Communications Manager サーバからアクセスできる FTP サーバまたは SFTP サーバに配置します。 ステップ 3 この COP ファイルを Cisco Unified Communications Manager クラスタ内のパブリッシャ サーバ上にインストールします。
ステップ 4 クラスタのサブスクライバ サーバそれぞれに COP ファイルをインストールします。 パブリッシャと同様に、サーバの再起動などの手順を実行します。
SIP プロファイルの作成
手順この手順は、Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以前を使用して、モバイル クライアントのデバイスを設定する場合にのみ必要です。 デスクトップ クライアント用に提供されているデフォルトの SIP プロファイルを使用してください。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以前を使用する場合、ソフトフォン デバイスを作成する最初の手順は、Cisco Jabber がバックグラウンドで実行されているときに、Cisco Jabber と Cisco Unified Communications Manager の接続を維持する SIP プロファイルを作成することです。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 10 を使用する場合、代わりにモバイル デバイスのデフォルト プロファイル [モバイル デバイス用の標準 SIP プロファイル(Standard SIP Profile for Mobile Device)] を使用できます。 デバイスを設定するときに、このデフォルト プロファイルを選択します。 詳細については、「TCT デバイス構成の設定」のトピックを参照してください。
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 の順に選択します。 [SIP プロファイルの検索と一覧表示(Find and List SIP Profiles)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 次のいずれかを実行し、新規 SIP プロファイルを作成します。 ステップ 4 新しい SIP プロファイルに次の値を設定します。 ステップ 5 [保存(Save)] を選択します。
[SIP デュアル モード アラート タイマー(SIP Dual Mode Alert Timer)] 値の増加
手順[SIP デュアル モード アラート タイマー(SIP Dual Mode Alert Timer)] の値を大きくして、Cisco Jabber 内線へのコールがモバイル ネットワーク電話番号に途中でルーティングされないようにします。
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 の順に選択します。 ステップ 3 サーバを選択します。 ステップ 4 [Cisco CallManager(アクティブ)(Cisco CallManager (Active))] サービスを選択します。 ステップ 5 [クラスタ全体のパラメータ(システム - モビリティ)(Clusterwide Parameters (System - Mobility))] セクションまでスクロールします。 ステップ 6 [SIP デュアル モード アラート タイマー(SIP Dual Mode Alert Timer)] の値を 10000 ミリ秒まで増やします。 ステップ 7 [保存(Save)] を選択します。
(注) [SIP デュアル モード アラート タイマー(SIP Dual Mode Alert Timer)] の値を増やしても、Cisco Jabber に到着する着信コールが引き続き切断され、モバイル コネクトを使用して転送される場合は、[SIP デュアル モード アラート タイマー(SIP Dual Mode Alert Timer)] の値を 500 ミリ秒単位でさらに増やします。 推奨される最小値は、4500 ミリ秒です。
TCT デバイスの作成
このタスクの手順を実行し、Cisco Jabber for iPhone ユーザの TCT デバイスを作成します。
制約事項: アドホック会議参加者の最大人数は、TCT デバイスのコールの最大人数である 6 人に制限されています。はじめる前に手順Cisco Jabber および Cisco Unified Communications Manager の登録をサポートする組織の最上位ドメイン名を指定します。 [Unified CM の管理(Unified CM Administration)] インターフェイスで、 を選択します。 [クラスタ全体のドメイン設定(Clusterwide Domain Configuration)] セクションで組織の最上位ドメイン名を入力します。 たとえば、cisco.com などです。
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 の順に選択します。 [電話の検索/一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [新規追加(Add New)] を選択します。 ステップ 4 [電話のタイプ(Phone Type)] ドロップダウン リストから [Cisco Dual Mode for iPhone] を選択し、続いて [次へ(Next)] を選択します。 ステップ 5 必要に応じて、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで設定を指定します。 TCT デバイスに必要な特定の設定については、下の「TCT デバイス構成の設定」のトピックを参照してください。 制約事項:複数の回線は TCT デバイスではサポートされていません。
ステップ 6 [保存(Save)] を選択します。 デバイスが正常に追加されたとのメッセージが表示されます。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで [割り当て情報(Association Information)] セクションが利用可能になります。
ステップ 7 [設定の適用(Apply Config)] を選択します。
TCT デバイス構成の設定
次の表を使用し、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで TCT デバイスを設定します。
Cisco Jabber に固有ではない制限と要件は、これらの値にも適用されます。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウのオプションに関する詳細情報が必要な場合は、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスのオンライン ヘルプを参照してください。
表 1 デバイス情報(Device Information)の設定 設定 説明 デバイス名(Device Name) 次のようにデバイス名を指定します。
1 つのデバイスだけを表すことができます。 一人のユーザが複数のデバイス上に Cisco Jabber を持つ場合(たとえば、iPhone と iPod Touch など)は、Cisco Unified Communications Manager 内でそれぞれに個別の Cisco Dual Mode for iPhone デバイスを設定します。
TCT で始まらなければなりません。
すべて大文字でなければなりません。
最大 15 文字です。
使用できる文字は、A ~ Z、0 ~ 9、ドット(.)、ダッシュ(-)、または下線(_)のみです。
Cisco は、覚えやすいようにデバイス名にユーザ名を含めることをお勧めします(たとえば、ユーザ jsmith に推奨されるデバイス名は TCTJSMITH です)。
電話ボタン テンプレート(Phone button Template) [Standard Dual Mode for iPhone] を選択します。 メディア リソース グループ リスト(Media Resource Group List) ユーザがコールを保留にした場合に相手側に保留音が聞こえるように保留音をセットアップします。 この手順により、相手側を混乱させずにすみます。
(注) ユーザがコールの音声をマージできることを確実にするため、[メディア リソース グループ リスト(Media Resource Group List)] オプションを選択する必要があります。
これらの設定は、このデバイスだけに限った設定ではありません。 設定の詳細については、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。
ユーザ保留 MOH 音源(User Hold MOH Audio Source) ネットワーク保留 MOH 音源(Network Hold MOH Audio Source) プライマリ Phone(Primary Phone) このユーザがデスクフォンを持つ場合は、デスクフォンを選択します。 プライマリ電話機を選択すると、そのデバイスはライセンシングの目的のために Cisco Unified Communications Manager の補助として設定されます。
表 2 プロトコル固有情報(Protocol-Specific Information)の設定 設定 説明 デバイスのセキュリティ プロファイル(Device Security Profile) [Cisco Dual Mode for iPhone - 標準 SIP 非セキュア プロファイル(Cisco Dual Mode for iPhone - Standard SIP Non-Secure Profile)] を選択します。
SIP プロファイル(SIP Profile)
- Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以前
- 「SIP プロファイルの作成」のトピックで作成した SIP プロファイルを選択します。
- Cisco Unified Communications Manager バージョン 10
モバイル デバイスのデフォルト プロファイル [モバイル デバイス用の標準 SIP プロファイル(Standard SIP Profile for Mobile Device)] を選択します。
モバイル デバイスのデフォルト プロファイルが環境に適さない場合は、カスタム SIP プロファイルを作成できます。
上記セクションの他の設定 導入に応じて設定します。
このマニュアルで説明されていない値は Cisco Jabber に固有ではありませんが、デバイスが正しく動作するようにするために入力する必要があります。
このセクションの情報は初期設定時に iOS デバイスにダウンロードされ、クライアントが自動設定されます。
表 3 プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)の設定設定 説明 緊急電話番号(Emergency Numbers) iPhone でダイヤルした場合、ネイティブ電話アプリケーションとデバイスのモバイル ネットワークを使用して接続する番号です。 iPod でダイヤルした場合、VoIP コールを使用して番号に接続します。 たとえば、911、999、112 などです。 これらの数値はあらかじめ入力されています。 必要に応じて更新してください。 プリセット Wi-Fi ネットワーク(Preset Wi-Fi Networks) Wi-Fi ネットワーク向け SSID です。
ユーザがこのフィールドにリストされた Wi-Fi ネットワーク上にいない場合、またはモバイル データ ネットワーク上にいる場合、Cisco Jabber は Cisco AnyConnect Secure Mobility Client への Connect on Demand をトリガーします。
複数の SSID はスラッシュ(/)で区切ります。
例:SalesOffice1/CorporateWiFi
オンデマンド VPN の URL(On-Demand VPN URL) オンデマンド VPN の開始に使用する URL を入力します。 デフォルトの着信音(Default Ringtone) [大(Loud)] または [中(Normal)] を選択します。 ビデオ機能(Video Capabilities) デフォルトは、ユーザがビデオ通話を発信および受信できるようにする [有効(Enabled)] に設定されています。 次の[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] の設定は、このリリースでサポートされていません。 設定を空白のままにしてください。
エンド ユーザによる設定の編集を許可する(Allow End User Configuration Editing)
iPhone の国番号(iPhone Country Code)
シスコの使用状況およびエラー追跡(Cisco Usage and Error Tracking)
SIP ダイジェスト(SIP Digest)の設定:
サインイン機能(Sign In Feature)
- ボイスメール(Voicemail)の設定:
- ディレクトリ(Directory)の設定:
- ディレクトリ ルックアップ ルール URL(Directory Lookup Rules URL)
- アプリケーション ダイヤル ルール URL(Application Dial Rules URL)
- LDAP ユーザ認証の有効化(Enable LDAP User Authentication)
- LDAP ユーザ名(LDAP Username)
- LDAP パスワード(LDAP Password)
- LDAP サーバ(LDAP Server)
- LDAP SSL の有効化(Enable LDAP SSL)
- LDAP 検索ベース(LDAP Search Base)
- LDAP フィールド マッピング(LDAP Field Mappings)
- LDAP 画像の場所(LDAP Photo Location)
TAB デバイスの作成
手順
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。
ステップ 2 の順に選択します。 ステップ 3 [新規追加(Add New)] を選択します。 ステップ 4 [電話のタイプ(Phone Type)] ドロップダウン リストで [Cisco Jabber for Tablet] を選択し、[次へ(Next)] をクリックします。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 5 デバイスの名前を [デバイス名(Device Name)] フィールドに指定します。 タブレット デバイス名には TAB username フォーマットを使用する必要があります。 たとえば、Tanya Adams という名前で、ユーザ名が tadams であるユーザのデバイスを作成するとします。 この場合、デバイス名として TABTADAMS を指定します。
(注) タブレット フォン デバイス名は大文字にする必要があります。
ステップ 6 必要に応じて、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで設定を指定します。 このウィンドウの設定の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager』のマニュアルの「Phone Setup」のトピックを参照してください。 ステップ 7 [保存(Save)] を選択します。 デバイスが正常に追加されたとのメッセージが表示されます。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで [割り当て情報(Association Information)] セクションが利用可能になります。
BOT デバイスの作成
このタスクの手順を実行し、Cisco Jabber for Android ユーザの BOT デバイスを作成します。
制約事項:アドホック会議参加者の最大人数は、BOT デバイスのコールの最大人数である 3 人に制限されています。
はじめる前に手順
Cisco Jabber for Android デバイスに割り当てる予定のデバイス プールに、G.711 mu-law、G.711 a-law、G.722.1、または G.729a のいずれかのコーデックのサポートを含む領域が関連付けられていることを確認します。
Cisco Jabber および Cisco Unified Communications Manager の登録をサポートする組織の最上位ドメイン名を指定します。 [Unified CM の管理(Unified CM Administration)] インターフェイスで、 を選択します。 [クラスタ全体のドメイン設定(Clusterwide Domain Configuration)] セクションで組織の最上位ドメイン名を入力します。 たとえば、cisco.com などです。
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 の順に選択します。 [電話の検索/一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [新規追加(Add New)] を選択します。 ステップ 4 [電話のタイプ(Phone Type)] ドロップダウン リストから [Cisco Dual Mode for Android] を選択し、続いて [次へ(Next)] を選択します。 ステップ 5 必要に応じて、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで設定を指定します。 BOT デバイスに必要な特定の設定については、下の「BOT デバイス構成の設定」のトピックを参照してください。 制約事項:複数の回線は BOT デバイスではサポートされていません。
ステップ 6 [保存(Save)] を選択します。 デバイスが正常に追加されたとのメッセージが表示されます。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで [割り当て情報(Association Information)] セクションが利用可能になります。
ステップ 7 [設定の適用(Apply Config)] を選択します。
BOT デバイス構成の設定
次の表を使用し、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで BOT デバイスを設定します。
Cisco Jabber for Android に固有ではない制限と要件は、これらの値にも適用されます。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウのオプションに関する詳細情報が必要な場合は、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスのオンライン ヘルプを参照してください。
表 4 デバイス情報(Device Information)の設定 設定 説明 デバイス名(Device Name) 次のようにデバイス名を指定します。
1 つのデバイスだけを表すことができます。 一人のユーザが複数のデバイス上に Cisco Jabber for Android を持つ場合は、Cisco Unified Communications Manager 内でそれぞれに個別の Cisco Dual Mode for Android デバイスを設定します。
BOT で始まらなければなりません。
すべて大文字でなければなりません。
最大 15 文字です。
使用できる文字は、A ~ Z、0 ~ 9、どっと(.)ダッシュ(-)、または下線(_)のみです。
Cisco は、覚えやすいようにデバイス名にユーザ名を含めることをお勧めします(たとえば、ユーザ jsmith に推奨されるデバイス名は BOTJSMITH です)。
電話ボタン テンプレート(Phone button Template) [Standard Dual Mode for Android] を選択します。 メディア リソース グループ リスト(Media Resource Group List) ユーザがコールを保留にした場合に相手側に保留音が聞こえるように保留音をセットアップします。 この手順により、相手側を混乱させずにすみます。
(注) ユーザがコールの音声をマージできることを確実にするため、[メディア リソース グループ リスト(Media Resource Group List)] オプションを選択する必要があります。
(注) Cisco Jabber for Android はマルチキャスト保留音をサポートしていません。 BOT デバイスに適用する [メディア リソース グループ リスト(Media Resource Group List)] にマルチキャスト対応のメディア リソース グループが含まれていないことを確認します。
これらの設定は、このデバイスだけに限った設定ではありません。 設定の詳細については、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。
ユーザ保留 MOH 音源(User Hold MOH Audio Source) ネットワーク保留 MOH 音源(Network Hold MOH Audio Source) プライマリ Phone(Primary Phone) このユーザがデスクフォンを持つ場合は、デスクフォンを選択します。 プライマリ電話機を選択すると、そのデバイスはライセンシングの目的のために Cisco Unified Communications Manager の補助として設定されます。 オーナーのユーザ ID(Owner User ID) ユーザを選択します。 値は、モビリティ ユーザ ID と一致する必要があります。
表 5 プロトコル固有情報(Protocol-Specific Information)の設定 設定 説明 デバイスのセキュリティ プロファイル(Device Security Profile) [Cisco Dual Mode for Android - 標準 SIP 非セキュア プロファイル(Cisco Dual Mode for Android - Standard SIP Non-Secure Profile)] を選択します。
SIP プロファイル(SIP Profile)
- Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以前
- 「SIP プロファイルの作成」のトピックで作成した SIP プロファイルを選択します。
- Cisco Unified Communications Manager バージョン 10
モバイル デバイスのデフォルト プロファイル [モバイル デバイス用の標準 SIP プロファイル(Standard SIP Profile for Mobile Device)] を選択します。
モバイル デバイスのデフォルト プロファイルが環境に適さない場合は、カスタム SIP プロファイルを作成できます。
上記セクションの他の設定 導入に応じて設定します。
このマニュアルで説明されていない値は Cisco Jabber に固有ではありませんが、デバイスが正しく動作するようにするために入力する必要があります。
このセクションの情報は初期設定時に Android デバイスにダウンロードされ、クライアントが自動設定されます。
表 6 プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)の設定設定 説明 緊急電話番号(Emergency Numbers) このリリースでは、[緊急電話番号(Emergency Numbers)] の設定はサポートされません。 設定を空白のままにしてください。
重要:リリース 9.6 の場合、緊急電話は Cisco Unified Communications Manager を経由して発信されます。 緊急電話を正しくルートするように、Cisco Unified Communications Manager がセットアップされていることを確実にします。
デバイスの呼び出し音量(Device Ringtone Volume) Cisco Jabber for Android のコールの着信音を消すことをユーザに許可しない場合は、このオプションを選択します。 デバイスの呼び出し音(Device Ringtone) 次の呼び出し音のオプションを選択します。 ビデオ機能(Video Capabilities) デフォルトは、ユーザがビデオ通話を発信および受信できるようにする [有効(Enabled)] に設定されています。
次の[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] の設定は、このリリースでサポートされていません。 設定を空白のままにしてください。
ディレクトリ(Directory)の設定:
ディレクトリ ルックアップ ルール URL(Directory Lookup Rules URL)
アプリケーション ダイヤル ルール URL(Application Dial Rules URL)
LDAP ユーザ認証の有効化(Enable LDAP User Authentication)
LDAP ユーザ名(LDAP Username)
LDAP パスワード(LDAP Password)
LDAP サーバ(LDAP Server)
LDAP SSL の有効化(Enable LDAP SSL)
LDAP 検索ベース(LDAP Search Base)
LDAP フィールド マッピング(LDAP Field Mappings)
LDAP 画像の場所(LDAP Photo Location)
ドメイン名(Domain Name)
プリセット Wi-Fi ネットワーク(Preset Wi-Fi Networks)
デスクトップ アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加
手順Cisco Unified Communications Manager で、デバイスに電話番号を追加する必要があります。 このトピックでは、デバイスの作成後に メニュー オプションを使用して電話番号を追加する手順について説明します。 このメニュー オプションから表示されるのは、電話機モデルまたは CTI ルート ポイントに適用される設定のみです。 電話番号を設定するためのさまざまなオプションについては、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。
ステップ 1 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [割り当て情報(Association Information)] セクションに移動します。 ステップ 2 [新規 DN を追加(Add a new DN)] を選択します。 [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [電話番号(Directory Number)] フィールドで、電話番号を指定します。 ステップ 4 その他に必要な設定があれば、それらをすべて指定します。 ステップ 5 次の手順に従って、エンド ユーザに電話番号を関連付けます。
ステップ 6 [保存(Save)] を選択します。 ステップ 7 [設定の適用(Apply Config)] を選択します。 [設定の適用(Apply Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 8 [設定の適用(Apply Configuration)] ウィンドウに表示されるプロンプトに従って設定を適用します。
モバイル アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加
手順
ステップ 1 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [割り当て情報(Association Information)] セクションに移動します。 ステップ 2 [新規 DN を追加(Add a new DN)] を選択します。 [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [電話番号(Directory Number)] フィールドで、電話番号を指定します。 この DN は新しいものにすることができます。 これと同じ DN を持つデスクフォンは不要です。
ステップ 4 次のオプションのいずれかを選択して、[無応答時の呼び出し時間(秒)(No Answer Ring Duration (seconds))] を設定します。
オプション 説明 デフォルト(Default) 値を 12 秒に設定します。 DVO がイネーブルになっている場合 24 秒の値から開始します。
この値によって、Cisco Jabber がコールをボイス メールに転送する前に呼び出し音を鳴らす時間を設定します。 DVO およびリモート宛先機能を有効にした場合、この値はローカル モバイル ボイス ネットワークの接続速度に依存します。 それに応じて設定を調整します。
(注) この設定値を大きくする場合、Cisco Unified Communications Manager のオンライン ヘルプにあるこの設定関連の注意事項を参照してください。 デバイスにユーザの PIN がある場合 デフォルト値から開始します。
コールをボイス メールに転送する前に、ユーザが PIN を入力してコールに応答するのに十分な時間を確保するため、この設定を増やす必要があります。
(注) この設定値を大きくする場合、Cisco Unified Communications Manager のオンライン ヘルプにあるこの設定関連の注意事項を参照してください。 ステップ 5 [ビジー トリガー(Busy Trigger)] フィールドの [デバイスの複数コール/コール待機設定(Multiple Call/Call Waiting Settings on Device)] セクションで値が 3 に設定されていることを確認します。 ステップ 6 その他に必要な設定があれば、それらをすべて指定します。 ステップ 7 [保存(Save)] を選択します。
ビデオ デスクトップ共有
Binary Floor Control Protocol(BFCP)は、ソフトフォン デバイス(CSF デバイスとも)にビデオ デスクトップ共有機能を提供します。 Cisco Unified Communications Manager は、ユーザがビデオ デスクトップ共有機能を使用するときに送信する BFCP パケットを処理します。 Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.0(1) 以降では、BFCP プレゼンテーション共有は自動的に有効になります。 このため、CSF デバイスでビデオ デスクトップ共有を有効にする手順を実行する必要はありません。
(注)
ビデオのデスクトップ共有はソフトフォン デバイスでのみ有効にできます。 デスクフォン デバイスでは、ビデオのデスクトップ共有を有効にできません。
ユーザがビデオのデスクトップ共有を使用するには、ユーザのコールがアクティブ コールである必要があります。 ビデオのデスクトップ共有のセッションは、アクティブ コールからのみ開始することができます。
- BFCP を使用したビデオ デスクトップ共有は、[信頼できるリレーポイント(Trusted Relay Point)] または [メディアターミネーションポイント(Media Termination Point)] がソフトフォン デバイスで有効にされている場合、サポートされません。
ヒント
Cisco Unified Communications Manager の外部でビデオ デスクトップ共有機能を使用可能するために、SIP トランクで BFCP を有効にする必要があります。 SIP トランクで BFCP を有効にするには、次の手順を実行します。セキュア電話機能のセットアップ
必要であれば、CSF デバイスに対しセキュア電話機能をセットアップできます。 セキュア電話機能により、セキュア SIP シグナリング、セキュア メディア ストリーム、および暗号化デバイス設定ファイルが提供されます。
必要であれば、TCT および TAB デバイスに対しセキュア電話機能をセットアップできます。 セキュア電話機能により、セキュア SIP シグナリング、セキュア メディア ストリーム、および暗号化デバイス設定ファイルが提供されます。
必要であれば、BOT デバイスに対しセキュア電話機能をセットアップできます。 セキュア電話機能により、セキュア SIP シグナリング、セキュア メディア ストリーム、および暗号化デバイス設定ファイルが提供されます。
セキュリティ モードの設定
電話セキュリティ プロファイルの作成
電話セキュリティ プロファイルの設定
手順
ステップ 1 [電話セキュリティ プロファイルの設定(Phone Security Profile Configuration)] ウィンドウの [名前(Name)] フィールドに、電話セキュリティ プロファイルの名前を指定します。 制約事項:ユーザが Expressway for Mobile and Remote Access を経由して社内ネットワークにリモート接続する場合は、セキュリティ プロファイル名に完全修飾ドメイン名(FQDN)の形式を使用する必要があります。
ステップ 2 次のように電話セキュリティ プロファイルの値を指定します。
- デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)
- 次のいずれかを選択します。
- 転送タイプ(Transport Type)
- TLS のデフォルト値のままにします。
- TFTP 暗号化(TFTP Encrypted Config)
TFTP サーバ上にある CSF デバイスの設定ファイルを暗号化するには、このチェックボックスをオンにします。
- 認証モード(Authentication Mode)
- [認証ストリング(By Authentication String)] を選択します。
- キー サイズ(ビット)(Key Size (Bits))
- 証明書に適したキー サイズを選択します。
(注) キー サイズは、CAPF 登録プロセス中にクライアントが生成する公開キーと秘密キーのビット長を示します。
クライアントは、1024 ビット長のキーを含む認証文字列を使用してテストされました。 クライアントが 2048 ビット長のキーを生成する時間は、1024 ビット長のキーを生成する時間よりも長くなります。 このため、2048 を選択した場合、CAPF 登録プロセスを完了するためにより多くの時間がかかります。
Cisco Jabber for Mac は、1024 ビット長のキーを含む認証文字列を使用してテストされました。 クライアントが 2048 ビット長のキーを生成する時間は、1024 ビット長のキーを生成する時間よりも長くなります。 このため、2048 を選択した場合、CAPF 登録プロセスを完了するためにより多くの時間がかかります。
Cisco Jabber for iPhone and iPad は、1024 ビット長のキーを含む認証文字列を使用してテストされました。 クライアントが 2048 ビット長のキーを生成する時間は、1024 ビット長のキーを生成する時間よりも長くなります。 このため、2048 を選択した場合、CAPF 登録プロセスを完了するためにより多くの時間がかかります。
Cisco Jabber for Android は、1024 ビット長のキーを含む認証文字列を使用してテストされました。 クライアントが 2048 ビット長のキーを生成する時間は、1024 ビット長のキーを生成する時間よりも長くなります。 このため、2048 を選択した場合、CAPF 登録プロセスを完了するためにより多くの時間がかかります。
- SIP 電話ポート(SIP Phone Port)
- デフォルト値のままにします。
セキュア電話プロファイルを適用すると、クライアントは常にポート 5061 を使用して Cisco Unified Communications Manager に接続します。 このフィールドに指定したポートは、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] の値として [非セキュア(Non Secure)] を選択した場合のみ有効になります。
ステップ 3 [保存(Save)] を選択します。
CSF デバイスの設定
手順
ステップ 1 CSF デバイス設定ウィンドウを開きます。
ステップ 2 [CTI からのデバイスの制御を許可(Allow Control of Device from CTI)] セクションで [デバイス情報(Device Information)] を選択します。 ステップ 3 [保存(Save)] を選択します。 ステップ 4 [プロトコル固有情報(Protocol Specific Information)] セクションを見つけます。 ステップ 5 [デバイス セキュリティ プロファイル(Device Security Profile)] ドロップダウン リストから電話セキュリティ プロファイルを選択します。 ステップ 6 [保存(Save)] を選択します。
セキュア電話セットアップのこの時点では、既存のユーザは自分の CSF デバイスを使用できません。 ユーザが自分の CSF デバイスにアクセスできるようにするために、セキュア電話セットアップを実行する必要があります。
次の作業
証明書設定を指定し、ユーザの認証文字列を生成します。
TCT および TAB デバイスの設定
手順
ステップ 1 TCT または TAB デバイス設定ウィンドウを開きます。
ステップ 2 [CTI からのデバイスの制御を許可(Allow Control of Device from CTI)] セクションで [デバイス情報(Device Information)] を選択します。 ステップ 3 [保存(Save)] を選択します。 ステップ 4 [プロトコル固有情報(Protocol Specific Information)] セクションを見つけます。 ステップ 5 [デバイス セキュリティ プロファイル(Device Security Profile)] ドロップダウン リストから電話セキュリティ プロファイルを選択します。 ステップ 6 [保存(Save)] を選択します。
セキュア電話セットアップのこの時点では、既存のユーザは自分の TCT または TAB デバイスを使用できません。 ユーザが自分の TCT または TAB デバイスにアクセスできるようにするために、セキュア電話セットアップを実行する必要があります。
次の作業
証明書設定を指定し、ユーザの認証文字列を生成します。
BOT デバイスの設定
手順
ステップ 1 BOT デバイスの設定ウィンドウを開きます。
ステップ 2 [プロトコル固有情報(Protocol Specific Information)] セクションを見つけます。 ステップ 3 [デバイス セキュリティ プロファイル(Device Security Profile)] ドロップダウン リストから電話セキュリティ プロファイルを選択します。 ステップ 4 [保存(Save)] を選択します。
セキュア電話セットアップのこの時点では、既存のユーザは自分の BOT デバイスを使用できません。 ユーザが自分の BOT デバイスにアクセスできるようにするために、セキュア電話セットアップを実行する必要があります。
次の作業
証明書設定を指定し、ユーザの認証文字列を生成します。
証明書設定の指定
手順CSF デバイス設定で証明書設定を指定し、ユーザに提供する認証文字列を生成します。
TCT および TAB デバイス構成で証明書設定を指定し、ユーザに提供する認証文字列を生成します。
BOT デバイス構成で証明書設定を指定し、ユーザに提供する認証文字列を生成します。
ステップ 1 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで [CAPF の情報(Certification Authority Proxy Function (CAPF) Information)] セクションを見つけます。 ステップ 2 次のように値を指定します。
- 証明書の操作(Certificate Operation)
- [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] を選択します。
- 認証モード(Authentication Mode)
- [認証ストリング(By Authentication String)] を選択します。
- キー サイズ(ビット)(Key Size (Bits))
- 電話セキュリティ プロファイルで設定した同じキー サイズを選択します。
- 操作の完了期限(Operation Completes By)
- 認証文字列の有効期限値を指定するか、デフォルトのままにします。
ステップ 3 [保存(Save)] を選択します。 ステップ 4 認証文字列を作成します。
次の作業
認証文字列をユーザに提供します。
ユーザへの認証文字列の提供
ユーザは、クライアント インターフェイスで認証文字列を指定してデバイスにアクセスし、Cisco Unified Communications Manager に安全に登録する必要があります。
ユーザがクライアント インターフェイスで認証文字列を入力すると、CAPF 登録プロセスが開始されます。
(注)
登録プロセスが完了するまでにかかる時間は、ユーザのコンピュータまたはモバイル デバイス、および Cisco Unified Communications Manager の現在の負荷によって異なります。 クライアントが CAPF 登録プロセスを完了するまでに、最大 1 分間かかる場合があります。
次の場合、クライアントはエラーを表示します。
ユーザが誤った認証文字列を入力した場合。
ユーザは、CAPF 登録を完了するために、認証文字列の入力をもう一度試行できます。 ただし、ユーザが連続して誤った認証文字列を入力すると、文字列が正しい場合でも、クライアントはユーザが入力した文字列を拒否する場合があります。 その場合は、ユーザのデバイスに対して新しい認証文字列を生成し、それをユーザに提供する必要があります。
[操作の完了期限(Operation Completes By)] フィールドに設定した有効期限が過ぎた後、ユーザが認証文字列を入力した場合。
その場合は、ユーザのデバイスに対して新しい認証文字列を生成する必要があります。 ユーザは、有効期間内にその認証文字列を入力する必要があります。
セキュア電話の詳細:Cisco Jabber for Windows
セキュア接続
セキュア電話機能を有効にした場合:ユーザに対しセキュア電話機能を有効にした場合、Cisco Unified Communications Manager への CSF デバイス接続はセキュアになります。 他のエンド ポイントも Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用する場合、通話をセキュアにすることができます。 ただし、他のエンド ポイントが Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用しない場合、通話はセキュアではありません。
暗号化されたメディア
電話セキュリティ プロファイルの [デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] フィールドの値として [暗号化(Encrypted)] を選択すると、クライアントは Secure Realtime Transport Protocol(SRTP)を使用して、以下のような暗号化されたメディア ストリームを提供します。メディアを暗号化できるかどうかは、次の例に示すように、他のエンド ポイントもメディアを暗号化するかどうかにより決まります。
ユーザ A とユーザ B のメディア暗号化を有効にします。 つまり、ユーザの CSF デバイスの電話セキュリティ プロファイルで、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] を [暗号化(Encrypted)] に設定します。
ユーザ C のメディア暗号化は有効にしません。 つまり、ユーザの CSF デバイスの電話セキュリティ プロファイルで、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] を [認証(Authenticated)] に設定します。
ユーザ A がユーザ B にコールします。 クライアントは、メイン ビデオ ストリームとオーディオ ストリームを暗号化します。
ユーザ A がユーザ C にコールします。 クライアントは、メイン ビデオ ストリームとオーディオ ストリームを暗号化しません。
ユーザ A、ユーザ B、およびユーザ C が電話会議を開始します。 クライアントは、どのユーザのメイン ビデオ ストリームも、オーディオ ストリームも暗号化しません。
Expressway for Mobile and Remote Access の使用
ユーザは社内ネットワーク外部から登録プロセスを完了したり、セキュア電話機能を使用したりすることはできません。 この制限には、 Expressway for Mobile and Remote Access を経由してユーザが接続する場合も含まれます。たとえば、ユーザが Expressway for Mobile and Remote Access を経由して内部ネットワークに接続し、コールに参加する場合:
(注)
クライアントが Expressway for Mobile and Remote Access を経由して接続されているときに電話セキュリティ プロファイルを変更する場合、変更を反映させるにはクライアントを再起動する必要があります。
保存ファイル
Cisco Unified Communications Manager セキュリティを混合モードとして設定すると、クライアントは必ず証明書信頼リストをダウンロードし、保存します。 証明書信頼リストにより、クライアントは Cisco Unified Communications Manager サーバの身元を確認できます。
ユーザが正常に認証コードを入力し、登録プロセスを完了した後、クライアントはローカルで有効な証明書と秘密キーを保存します。 ローカルで有効な証明書と秘密キーにより、クライアントは Cisco Unified Communications Manager との相互 TLS 接続を確立できます。
(注)
クライアントは、秘密キーをファイル システムに保存する前に暗号化します。
クライアントは、次のフォルダにこれらのファイルを保存します。%User_Profile%\AppData\Roaming\Cisco\Unified Communications\Jabber\CSF\Security
クライアントはユーザの Roaming フォルダにファイルを保存するため、ユーザは CSF デバイスを登録するために、Windows ドメインのMicrosoft Windows アカウントにログインできます。
会議コール
会議、または複数参加者会議、電話会議では、会議ブリッジがセキュア電話機能をサポートしている必要があります。 会議ブリッジがセキュア電話機能をサポートしていない場合、そのブリッジへのコールは安全ではありません。 同様に、クライアントが電話会議でメディアを暗号化できるようにするために、すべての参加者が共通の暗号化アルゴリズムをサポートしている必要があります。
CSF デバイスのセキュリティは、複数参加者の電話会議で使用できる最低レベルのセキュリティに設定されます。 たとえば、ユーザ A、ユーザ B、およびユーザ C が電話会議に参加したとします。 ユーザ A とユーザ B がセキュア電話機能を備えた CSF デバイスを所有しています。 ユーザ C はセキュア電話機能のない CSF デバイスを所有しています。 この場合、すべてのユーザについてコールは安全ではありません。
クライアント間でのセキュア CSF デバイスの共有
セキュア電話機能をサポートしていないクライアントは、セキュア CSF デバイスに登録できません。
たとえば、Cisco Jabber for Windows バージョン 9.2 と Cisco Jabber for Windows バージョン 9.1 の登録先となる CSF デバイスでセキュア電話機能をセットアップするとします。 ただし、Cisco Jabber for Windows バージョン 9.1 は、セキュア電話機能をサポートしていません。 このシナリオでは、2 つの異なる CSF デバイスを作成する必要があります。1 つは、Cisco Jabber for Windows バージョン 9.2 用のセキュア CSF デバイスで、もう 1 つは、Cisco Jabber for Windows バージョン 9.1 用の非セキュア CSF デバイスです。
共有 Microsoft Windows アカウントで複数ユーザ
複数のユーザが、クライアントの一意のクレデンシャルを所有し、同じ Windows アカウントを共有できます。 ただし、セキュア CSF デバイスは、ユーザが共有する Windows アカウントに制限されます。 同じ Windows アカウントを共有するユーザは、異なる Windows アカウントのセキュア CSF デバイスを使用してコールを発信できません。
同じ Windows アカウントを共有する複数のユーザが、一意の名前を持つ CSF デバイスを所有するように取り計らう必要があります。 ユーザが同じ Windows アカウントを共有し、一意の名前の CSF デバイスを所有し、一方で異なる Cisco Unified Communications Manager クラスタに接続する場合、ユーザは CSF デバイスを登録できません。
たとえば、ユーザ A が CSFcompanyname という名前の CSF デバイスを所有し、クラスタ 1 に接続するとします。 また、ユーザ B が CSFcompanyname という名前の CSF デバイスを所有し、クラスタ 2 に接続するとします。 この場合、両方の CSF デバイスに対し競合が発生します。 ユーザ A とユーザ B は同じ Windows アカウントにログインした後、どちらも自分の CSF デバイスを登録できません。
セキュア電話の詳細:Cisco Jabber for Mac
セキュア接続
セキュア電話機能を有効にした場合:ユーザに対しセキュア電話機能を有効にした場合、Cisco Unified Communications Manager への CSF デバイス接続はセキュアになります。 他のエンド ポイントも Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用する場合、通話をセキュアにすることができます。 ただし、他のエンド ポイントが Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用しない場合、通話はセキュアではありません。
暗号化されたメディア
電話セキュリティ プロファイルの [デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] フィールドの値として [暗号化(Encrypted)] を選択すると、クライアントは Secure Realtime Transport Protocol(SRTP)を使用して、以下のような暗号化されたメディア ストリームを提供します。メディアを暗号化できるかどうかは、次の例に示すように、他のエンド ポイントもメディアを暗号化するかどうかにより決まります。
ユーザ A とユーザ B のメディア暗号化を有効にします。 つまり、ユーザの CSF デバイスの電話セキュリティ プロファイルで、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] を [暗号化(Encrypted)] に設定します。
ユーザ C のメディア暗号化は有効にしません。 つまり、ユーザの CSF デバイスの電話セキュリティ プロファイルで、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] を [認証(Authenticated)] に設定します。
ユーザ A がユーザ B にコールします。 クライアントは、メイン ビデオ ストリームとオーディオ ストリームを暗号化します。
ユーザ A がユーザ C にコールします。 クライアントは、メイン ビデオ ストリームとオーディオ ストリームを暗号化しません。
ユーザ A、ユーザ B、およびユーザ C が電話会議を開始します。 クライアントは、どのユーザのメイン ビデオ ストリームも、オーディオ ストリームも暗号化しません。
Expressway for Mobile and Remote Access の使用
ユーザは社内ネットワーク外部から登録プロセスを完了したり、セキュア電話機能を使用したりすることはできません。 この制限には、 Expressway for Mobile and Remote Access を経由してユーザが接続する場合も含まれます。たとえば、ユーザが Expressway for Mobile and Remote Access を経由して内部ネットワークに接続し、コールに参加する場合:
(注)
クライアントが Expressway for Mobile and Remote Access を経由して接続されているときに電話セキュリティ プロファイルを変更する場合、変更を反映させるにはクライアントを再起動する必要があります。
保存ファイル
Cisco Unified Communications Manager セキュリティを混合モードとして設定すると、クライアントは必ず証明書信頼リストをダウンロードし、保存します。 証明書信頼リストにより、クライアントは Cisco Unified Communications Manager サーバの身元を確認できます。
ユーザが正常に認証コードを入力し、登録プロセスを完了した後、クライアントはローカルで有効な証明書と秘密キーを保存します。 ローカルで有効な証明書と秘密キーにより、クライアントは Cisco Unified Communications Manager との相互 TLS 接続を確立できます。
(注)
クライアントは、秘密キーをキーチェーンに保存する前に暗号化します。
会議コール
会議、または複数参加者会議、電話会議では、会議ブリッジがセキュア電話機能をサポートしている必要があります。 会議ブリッジがセキュア電話機能をサポートしていない場合、そのブリッジへのコールは安全ではありません。 同様に、クライアントが電話会議でメディアを暗号化できるようにするために、すべての参加者が共通の暗号化アルゴリズムをサポートしている必要があります。
CSF デバイスのセキュリティは、複数参加者の電話会議で使用できる最低レベルのセキュリティに設定されます。 たとえば、ユーザ A、ユーザ B、およびユーザ C が電話会議に参加したとします。 ユーザ A とユーザ B がセキュア電話機能を備えた CSF デバイスを所有しています。 ユーザ C はセキュア電話機能のない CSF デバイスを所有しています。 この場合、すべてのユーザについてコールは安全ではありません。
クライアント間でのセキュア CSF デバイスの共有
セキュア電話機能をサポートしていないクライアントは、セキュア CSF デバイスに登録できません。
"たとえば、CSF デバイスでセキュア電話機能をセットアップできます。 2 種類のバージョンの Cisco Jabber でデバイスを登録できます。 ただし、1 つのバージョンの Cisco Jabber はセキュア電話機能をサポートしていません。 このシナリオでは、セキュア電話機能をサポートする Cisco Jabber 用のセキュア CSF デバイスを 1 つ、Cisco Jabber 用のセキュアでない CSF デバイスを 1 つ、合計 2 つの異なる CSF デバイスを作成する必要があります。 "
共有 Mac OS アカウントで複数ユーザ
複数のユーザが、クライアントの一意のクレデンシャルを所有し、同じ Mac アカウントを共有できます。 ただし、セキュア CSF デバイスは、ユーザが共有する Mac アカウントに制限されます。 同じ Mac アカウントを共有するユーザは、異なる Mac アカウントのセキュア CSF デバイスを使用してコールを発信できません。
同じ Mac アカウントを共有する複数のユーザが、一意の名前を持つ CSF デバイスを所有するように取り計らう必要があります。 ユーザが同じ Mac アカウントを共有し、一意の名前の CSF デバイスを所有し、一方で異なる Cisco Unified Communications Manager クラスタに接続する場合、ユーザは CSF デバイスを登録できません。
たとえば、ユーザ A が CSFcompanyname という名前の CSF デバイスを所有し、クラスタ 1 に接続するとします。 また、ユーザ B が CSFcompanyname という名前の CSF デバイスを所有し、クラスタ 2 に接続するとします。 この場合、両方の CSF デバイスに対し競合が発生します。 ユーザ A とユーザ B は同じ Mac アカウントにログインした後、どちらも自分の CSF デバイスを登録できません。
セキュア電話の詳細:Cisco Jabber for iPhone and iPad
セキュア接続
セキュア電話機能を有効にした場合:ユーザに対しセキュア電話機能を有効にした場合、Cisco Unified Communications Manager への TCT または TAB デバイス接続はセキュアになります。 他のエンド ポイントも Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用する場合、通話をセキュアにすることができます。 ただし、他のエンド ポイントが Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用しない場合、通話はセキュアではありません。
暗号化されたメディア
電話セキュリティ プロファイルの [デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] フィールドの値として [暗号化(Encrypted)] を選択すると、クライアントは Secure Realtime Transport Protocol(SRTP)を使用して、以下のような暗号化されたメディア ストリームを提供します。メディアを暗号化できるかどうかは、次の例に示すように、他のエンド ポイントもメディアを暗号化するかどうかにより決まります。
ユーザ A とユーザ B のメディア暗号化を有効にします。 つまり、ユーザの TCT または TAB デバイスの電話セキュリティ プロファイルで、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] を [暗号化(Encrypted)] に設定します。
ユーザ C のメディア暗号化は有効にしません。 つまり、ユーザの TCT または TAB デバイスの電話セキュリティ プロファイルで、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] を [認証(Authenticated)] に設定します。
ユーザ A がユーザ B にコールします。 クライアントは、メイン ビデオ ストリームとオーディオ ストリームを暗号化します。
ユーザ A がユーザ C にコールします。 クライアントは、メイン ビデオ ストリームとオーディオ ストリームを暗号化しません。
ユーザ A、ユーザ B、およびユーザ C が電話会議を開始します。 クライアントは、どのユーザのメイン ビデオ ストリームも、オーディオ ストリームも暗号化しません。
Expressway for Mobile and Remote Access の使用
ユーザは、社内ネットワークの外部から登録プロセスを完了できません。
セキュア電話機能は、Cisco Expressway-C の証明書をインストールし、Cisco Unified Communications Manager で電話セキュリティ プロファイルとしてセキュア プロファイル ドメインを設定することで、Expressway for Mobile and Remote Access を介して使用できます。
ユーザが Expressway for Mobile and Remote Access を介して接続し、コールに参加する場合:
(注)
クライアントが Expressway for Mobile and Remote Access を経由して接続されているときに電話セキュリティ プロファイルを変更する場合、変更を反映させるにはクライアントを再起動する必要があります。
保存ファイル
Cisco Unified Communications Manager セキュリティを混合モードとして設定すると、クライアントは必ず証明書信頼リストをダウンロードし、保存します。 証明書信頼リストにより、クライアントは Cisco Unified Communications Manager サーバの身元を確認できます。
ユーザが正常に認証コードを入力し、登録プロセスを完了した後、クライアントはローカルで有効な証明書と秘密キーを保存します。 ローカルで有効な証明書と秘密キーにより、クライアントは Cisco Unified Communications Manager との相互 TLS 接続を確立できます。
(注)
クライアントは、秘密キーをデバイスの信頼ストアに保存する前に暗号化します。
会議コール
会議、または複数参加者会議、電話会議では、会議ブリッジがセキュア電話機能をサポートしている必要があります。 会議ブリッジがセキュア電話機能をサポートしていない場合、そのブリッジへのコールは安全ではありません。 同様に、クライアントが電話会議でメディアを暗号化できるようにするために、すべての参加者が共通の暗号化アルゴリズムをサポートしている必要があります。
TCT および TAB デバイスのセキュリティは、複数参加者の電話会議で使用できる最低レベルのセキュリティに設定されます。 たとえば、ユーザ A、ユーザ B、およびユーザ C が電話会議に参加したとします。 ユーザ A とユーザ B がセキュア電話機能を備えた TCT デバイスを所有しています。 ユーザ C はセキュア電話機能のない TCT デバイスを所有しています。 この場合、すべてのユーザについてコールは安全ではありません。
セキュア電話の詳細:Cisco Jabber for Android
セキュア接続
セキュア電話機能を有効にした場合:ユーザに対しセキュア電話機能を有効にした場合、Cisco Unified Communications Manager への BOT デバイス接続はセキュアになります。 他のエンド ポイントも Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用する場合、通話をセキュアにすることができます。 ただし、他のエンド ポイントが Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用しない場合、通話はセキュアではありません。
暗号化されたメディア
電話セキュリティ プロファイルの [デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] フィールドの値として [暗号化(Encrypted)] を選択すると、クライアントは Secure Realtime Transport Protocol(SRTP)を使用して、以下のような暗号化されたメディア ストリームを提供します。メディアを暗号化できるかどうかは、次の例に示すように、他のエンド ポイントもメディアを暗号化するかどうかにより決まります。
ユーザ A とユーザ B のメディア暗号化を有効にします。 つまり、ユーザの BOT デバイスの電話セキュリティ プロファイルで、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] を [暗号化(Encrypted)] に設定します。
ユーザ C のメディア暗号化は有効にしません。 つまり、ユーザの BOT デバイスの電話セキュリティ プロファイルで、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)] を [認証(Authenticated)] に設定します。
ユーザ A がユーザ B にコールします。 クライアントは、メイン ビデオ ストリームとオーディオ ストリームを暗号化します。
ユーザ A がユーザ C にコールします。 クライアントは、メイン ビデオ ストリームとオーディオ ストリームを暗号化しません。
ユーザ A、ユーザ B、およびユーザ C が電話会議を開始します。 クライアントは、どのユーザのメイン ビデオ ストリームも、オーディオ ストリームも暗号化しません。
Expressway for Mobile and Remote Access の使用
ユーザは、社内ネットワークの外部から登録プロセスを完了できません。
セキュア電話機能は、Cisco Expressway-C の証明書をインストールし、Cisco Unified Communications Manager で電話セキュリティ プロファイルとしてセキュア プロファイル ドメインを設定することで、Expressway for Mobile and Remote Access を介して使用できます。
(注)
クライアントが Expressway for Mobile and Remote Access を経由して接続されているときに電話セキュリティ プロファイルを変更する場合、変更を反映させるにはクライアントを再起動する必要があります。
保存ファイル
Cisco Unified Communications Manager セキュリティを混合モードとして設定すると、クライアントは必ず証明書信頼リストをダウンロードし、保存します。 証明書信頼リストにより、クライアントは Cisco Unified Communications Manager サーバの身元を確認できます。
ユーザが正常に認証コードを入力し、登録プロセスを完了した後、クライアントはローカルで有効な証明書と秘密キーを保存します。 ローカルで有効な証明書と秘密キーにより、クライアントは Cisco Unified Communications Manager との相互 TLS 接続を確立できます。
(注)
クライアントは、秘密キーをデバイスの信頼ストアに保存する前に暗号化します。
会議コール
オーディオもしくはビデオ会議コール、またはマルチ パーティ コールの場合、マルチポイント コントロール ユニット(MCU)を使用して安全なマルチメディア会議ブリッジをセットアップする必要があります。 MCU をセット アップする場合、セキュアな SIP トランク セキュリティ プロファイルを作成すること、および [デバイスセキュリティモード(Device Security Mode)] を [暗号化(Encrypted)] に設定することを確認します。 詳細については、ご使用のリリースの『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Conference Bridge setup」の章を参照してください。
デスクフォン デバイスの作成
手順
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 の順に選択します。 [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [新規追加(Add New)] を選択します。 ステップ 4 [電話のタイプ(Phone Type)] ドロップダウン リストから適切なデバイスを選択し、続いて [次へ(Next)] を選択します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 5 [デバイス情報(Device Information)] セクションで次の手順を実行します。
ステップ 6 [オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを適切なユーザに設定します。 重要:Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x では、クライアントは [オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを使用してユーザのサービス プロファイルを取得します。 そのため、それぞれのユーザがデバイスを所有し、[オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドがユーザと関連付けられている必要があります。
ユーザとデバイスを関連付けて [オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドを適切なユーザに設定しないと、クライアントはユーザに適用するサービス プロファイルを取得できません。
ステップ 7 次の手順を実行し、デスクフォンのビデオ機能を有効にします。
デスクフォンのビデオの詳細については、「デスクフォン ビデオの設定」を参照してください。
ステップ 8 必要に応じて、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウのその他の設定も指定します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの設定の詳細については、Cisco Unified Communications Managerのマニュアルを参照してください。
ステップ 9 [保存(Save)] を選択します。 デバイスが正常に追加されたとのメッセージが表示されます。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで [割り当て情報(Association Information)] セクションが利用可能になります。
次の作業デバイスに電話番号を追加し、設定を適用します。
デスクフォン ビデオの設定
デスクフォンのビデオ機能を使用すると、ユーザはクライアントを介してコンピュータ上のデスクフォン デバイスに転送されたビデオを受信できます。
デスクフォン ビデオを設定する
デスクフォンのビデオを設定する手順は次のとおりです。
コンピュータをデスクフォン デバイス上のコンピュータ ポートへ物理的に接続します。
クライアントがデスクフォン デバイスへの接続を確立できるようにするためには、そのデバイスに対してコンピュータをコンピュータ ポート経由で物理的に接続する必要があります。 デスクフォン デバイスへのワイヤレス接続によりデスクフォンのビデオ機能を使用することはできません。
ヒント
無線接続と有線接続の両方を使用できる場合、ユーザは有線接続が無線接続よりも優先されるように Microsoft Windows を設定する必要があります。 詳細については、次の Microsoft マニュアルを参照してください。『An explanation of the Automatic Metric feature for Internet Protocol routes』
Cisco Unified Communications Manager で、ビデオ用のデスクフォン デバイスを有効にします。
コンピュータ上に Cisco Media Services Interface をインストールします。
Cisco Media Services Interface は、クライアントが以下を実行できるようにするために、Cisco Discover Protocol(CDP)ドライバを提供しています。
(注)
Cisco.com にあるダウンロード サイトから Cisco Media Services Interface のインストール プログラムをダウンロードします。
デスクフォン ビデオでの考慮事項
ユーザにデスクフォン ビデオ機能をプロビジョニングする前に、以下の考慮事項および制限事項を確認してください。
Cisco Unified IP Phone 9971 などのデバイスにビデオ カメラが接続されていると、デバイスでデスクフォンのビデオ機能を使用できません。 デバイスからビデオ カメラを取り外すと、デスクフォンのビデオ機能が使用できるようになります。
CTI をサポートしていないデバイスでは、デスクフォン ビデオ機能を使用することはできません。
デスクフォン ビデオでは、BFCP プロトコルを使用したビデオ デスクトップ共有はサポートされていません。
SCCP を使用するエンドポイントでビデオの受信のみを行うことはできません。 SCCP エンドポイントでは、ビデオの送信と受信を行う必要があります。 SCCP エンドポイントからビデオが送信されないインスタンスでは、コールが音声のみとなります。
7900 シリーズ電話機は、デスクフォンのビデオ機能に SCCP を使用する必要があります。 7900 シリーズ電話機は、デスクフォンのビデオ機能に SIP を使用できません。
ユーザがデスクフォン デバイスのキーパッドからコールを開始した場合、コールはデスクフォン デバイスの音声コールとして開始されます。 クライアントは、次にコールをビデオにエスカレーションします。 したがって、エスカレーションをサポートしない H.323 エンドポイントなどのデバイスにはビデオ コールは発信できません。 エスカレーションをサポートしないデバイスでデスクフォンのビデオ機能を使用するには、ユーザは、クライアントからコールを開始する必要があります。
ファームウェア バージョン SCCP45.9-2-1S を使用する Cisco Unified IP Phone には、互換性の問題があります。 デスクフォンのビデオ機能を使用するには、ファームウェアのバージョンを SCCP45.9-3-1 にアップグレードする必要があります。
Symantec EndPoint Protection など、一部のアンチウイルスまたはファイアウォール アプリケーションによって受信 CDP パケットがブロックされ、デスクフォンのビデオ機能が無効になる場合があります。 受信 CDP パケットを許可するようにアンチウイルスまたはファイアウォール アプリケーションを設定する必要があります。
この問題の詳細については、Symantec の技術文書『Cisco IP Phone version 7970 and Cisco Unified Video Advantage is Blocked by Network Threat Protection』を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager の SIP トランクの設定で [メディア ターミネーション ポイントが必須(Media Termination point Required)] チェックボックスは選択しないでください。 このチェックボックスを選択すると、デスクフォンのビデオ機能を使用できなくなります。
デスクトップ アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加
手順Cisco Unified Communications Manager で、デバイスに電話番号を追加する必要があります。 このトピックでは、デバイスの作成後に メニュー オプションを使用して電話番号を追加する手順について説明します。 このメニュー オプションから表示されるのは、電話機モデルまたは CTI ルート ポイントに適用される設定のみです。 電話番号を設定するためのさまざまなオプションについては、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。
ステップ 1 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [割り当て情報(Association Information)] セクションに移動します。 ステップ 2 [新規 DN を追加(Add a new DN)] を選択します。 [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [電話番号(Directory Number)] フィールドで、電話番号を指定します。 ステップ 4 その他に必要な設定があれば、それらをすべて指定します。 ステップ 5 次の手順に従って、エンド ユーザに電話番号を関連付けます。
ステップ 6 [保存(Save)] を選択します。 ステップ 7 [設定の適用(Apply Config)] を選択します。 [設定の適用(Apply Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 8 [設定の適用(Apply Configuration)] ウィンドウに表示されるプロンプトに従って設定を適用します。
ビデオ レート適合の有効化
共通の電話プロファイルに対する RTCP の有効化
手順
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 の順に選択します。 [共通の電話プロファイルの検索と一覧表示(Find and List Common Phone Profiles)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [共通の電話プロファイルを次の条件で検索(Find Common Phone Profile where)] フィールドで対象のフィルタを指定し、[検索(Find)] を選択してプロファイルの一覧を取得します。 ステップ 4 対象のプロファイルを一覧から選択します。 [共通の電話プロファイルの設定(Find and List Common Phone Profiles)] ウィンドウが開きます。
ステップ 5 [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションを探します。 ステップ 6 [RTCP] ドロップダウン リストから [有効(Enabled)] を選択します。 ステップ 7 [保存(Save)] を選択します。
デバイス設定に対する RTCP の有効化
手順
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 の順に選択します。 [電話の検索/一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [電話を次の条件で検索(Find Phone where)] フィールドに適切なフィルタを指定し、[検索(Find)] を選択して電話の一覧を取得します。 ステップ 4 対象の電話を一覧から選択します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 5 [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションを探します。 ステップ 6 [RTCP] ドロップダウン リストから [有効(Enabled)] を選択します。 ステップ 7 [保存(Save)] を選択します。
CTI サービスを追加する
手順
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 を選択します。 [UC サービスの検索と一覧表示(Find and List UC Services)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [新規追加(Add New)] を選択します。 [UC サービスの設定(UC Service Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 4 [UC サービスの追加(Add a UC Service)] セクションで、[UC サービス タイプ(UC Service Type)] ドロップダウン リストから [CTI] を選択します。 ステップ 5 [次へ(Next)] を選択します。 ステップ 6 次の手順に従って、インスタント メッセージ/プレゼンス サービスの詳細情報を設定します。
ステップ 7 [保存(Save)] を選択します。
次の作業サービス プロファイルに CTI サービスを追加します。
CTI サービスを適用する
手順Cisco Unified Communications Manager で CTI サービスを追加した後、クライアントがその設定を取得できるようにするために、その CTI サービスをサービス プロファイルに適用する必要があります。
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 の順に選択します。 [サービス プロファイルの検索と一覧表示(Find and List Service Profiles)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 目的のサービス プロファイルを検索し、それを選択します。 [サービス プロファイルの設定(Service Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 4 [CTI プロファイル(CTI Profile)] セクションで、次のドロップダウン リストから、サービスを最大 3 つ選択します。 ステップ 5 [保存(Save)] を選択します。
CTI リモート デバイスの作成
拡張機能と接続機能
Cisco Unified Communications Manager の拡張機能および接続機能により、ユーザは、公衆電話交換網(PSTN)の電話や構内交換機(PBX)などのデバイスへの通話を制御できます。
CTI リモート デバイスのプロビジョニング
- 専用デバイス
ユーザに専用の CTI リモート デバイスをプロビジョニングできます。 たとえば、各ユーザはワーク ステーションで PSTN 電話を使用する場合があります。 ユーザが、クライアントを使用して PSTN 電話でコールを発信できるようにしたい場合があります。 ユーザに対して、ソフトフォン デバイスまたはデスクフォン デバイスをプロビジョニングすることは計画していません。
専用デバイスとして CTI リモート デバイスをプロビジョニングするには、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを介してリモート接続先を追加する必要があります。 これにより、クライアントの起動時に、ユーザは自動的に電話を制御し、コールを発信できます。
- 代替デバイス
ユーザがソフトフォン デバイスまたはデスクフォン デバイスに代替電話番号を指定できるようにするために、CTI リモート デバイスをプロビジョニングできます。 たとえば、各ユーザは自宅からリモートで作業できます。 この場合、ユーザはリモート接続先として自宅の電話番号を指定できます。 これにより、ユーザはクライアントを使用して自宅の電話を制御できます。
代替デバイスとして CTI リモート デバイスをプロビジョニングする場合、リモート接続先を追加しないでください。 ユーザは、クライアント インターフェイスを介してリモート接続先を追加、編集、および削除できます。
ユーザがリモート接続先を変更できるようにする
ユーザがログインすると、クライアントは Cisco Unified Communications Manager からユーザのデバイス リストを取得します。
そのデバイス リストにソフトフォン デバイスまたはデスクフォン デバイスが含まれている場合、クライアントは、ユーザがクライアント インターフェイスを介してリモート接続先を追加、編集、および削除することを自動的に許可します。
そのデバイス リストに CTI リモート デバイスのみ含まれている場合、クライアントは、ユーザがリモート接続先を追加、編集、および削除することを許可しません。 クライアントの設定でユーザがリモート接続先を追加、編集、および削除することを許可する必要があります。
クライアントで CTI リモート デバイスを使用する
ユーザがクライアントにサインインし、リモート デバイスをアクティブとして設定した場合、ユーザが着信コールを受信すると、そのデバイスの呼出音が鳴ります。 また、ユーザがサインインした場合、クライアントは発信コールをアクティブ デバイスにルーティングします。
ユーザがクライアントにサインインせず、そのユーザが自分の電話番号に対する着信コールを受信した場合、リモート接続先として設定されているすべてのデバイスの呼出音が鳴ります。
制限事項と既知の問題点
ここでは、Cisco Unified Communications Manager の拡張機能および接続機能に関する現時点での制限事項および既知の問題点について説明します。
ユーザ モビリティの有効化
手順CTI リモート デバイスをプロビジョニングするには、ユーザ モビリティを有効にする必要があります。 ユーザのモビリティが有効でない場合、そのユーザを CTI リモート デバイスの所有者として割り当てることはできません。
ステップ 1 を選択します。 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)] ウィンドウが開きます。
ステップ 2 [ユーザを次の条件で検索(Find Users where)] フィールドで適切なフィルタを指定した後、[検索(Find)] を選択してユーザのリストを取得します。 ステップ 3 ユーザを一覧から選択します。 [エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [モビリティ情報(Mobility Information)] セクションを探します。 ステップ 5 [モビリティの有効化(Enable Mobility)] を選択します。 ステップ 6 [保存(Save)] を選択します。
CTI リモート デバイスの作成
手順
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 の順に選択します。 [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [新規追加(Add New)] を選択します。 ステップ 4 [電話のタイプ(Phone Type)] ドロップダウン リストから[CTI リモート デバイス(CTI Remote Device)] を選択します。続いて [次へ(Next)] を選択します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 5 [オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] ドロップダウン リストから対象のユーザ ID を選択します。
(注) [オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] ドロップダウン リストには、モビリティの有効化が利用可能なユーザのみが表示されます。 詳細については、「ユーザ モビリティの有効化」を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager は [デバイス名(Device Name)] フィールドをユーザ ID と [CTIRD] 接頭辞から生成します。例としては、[CTRID ユーザ名(CTIRDusername)] となります。
ステップ 6 必要に応じて、[デバイス名(Device Name)] フィールドのデフォルト値を編集します。 ステップ 7 [プロトコル固有情報(Protocol Specific Information)] セクションの [再ルーティング コーリング サーチ スペース(Rerouting Calling Search Space)] ドロップダウン リストから、適切なオプションを選択してください。 [再ルーティング コーリング サーチ スペース(Rerouting Calling Search Space)] ドロップダウン リストは、再ルーティングのコーリング サーチ スペースを定義します。これにより、ユーザは CTI リモート デバイスからコールを発信および受信できるようになります。
ステップ 8 必要に応じて、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウのその他の設定も指定します。 詳細については、Cisco Unified Communications Managerの「CTI remote device setup」のトピックを参照してください。
ステップ 9 [保存(Save)] を選択します。 電話番号を関連付け、リモート接続先を追加するには、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウのフィールドから設定します。
デスクトップ アプリケーション用デバイスへの電話番号の追加
手順Cisco Unified Communications Manager で、デバイスに電話番号を追加する必要があります。 このトピックでは、デバイスの作成後に メニュー オプションを使用して電話番号を追加する手順について説明します。 このメニュー オプションから表示されるのは、電話機モデルまたは CTI ルート ポイントに適用される設定のみです。 電話番号を設定するためのさまざまなオプションについては、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。
ステップ 1 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [割り当て情報(Association Information)] セクションに移動します。 ステップ 2 [新規 DN を追加(Add a new DN)] を選択します。 [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [電話番号(Directory Number)] フィールドで、電話番号を指定します。 ステップ 4 その他に必要な設定があれば、それらをすべて指定します。 ステップ 5 次の手順に従って、エンド ユーザに電話番号を関連付けます。
ステップ 6 [保存(Save)] を選択します。 ステップ 7 [設定の適用(Apply Config)] を選択します。 [設定の適用(Apply Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 8 [設定の適用(Apply Configuration)] ウィンドウに表示されるプロンプトに従って設定を適用します。
リモート接続先の追加
手順リモート接続先とは、ユーザが利用できる CTI 制御可能デバイスです。
ユーザに専用 CTI リモート デバイスをプロビジョニングする場合、Cisco Unified CM Administration インターフェイスを使用してリモート接続先を追加する必要があります。 このタスクにより、クライアントの起動時に、ユーザは自動的に電話を制御し、コールを発信できます。
ユーザにソフトフォン デバイスおよびデスクフォン デバイスとともに CTI リモート デバイスをプロビジョニングする場合、[Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを使用してリモート接続先を追加しないでください。 ユーザは、クライアント インターフェイスを使用してリモート接続先を入力できます。
(注)
ユーザ 1 人につき 1 つのリモート接続先を作成する必要があります。 ユーザに対して複数のリモート接続先を追加しないでください。
Cisco Unified Communications Manager は、Cisco Unified CM Administration インターフェイスを介して追加したリモート接続先がルーティング可能かどうかを確認しません。 そのため、追加するリモート接続先を Cisco Unified Communications Manager がルーティングできることを確認する必要があります。
Cisco Unified Communications Manager は、自動的に CTI リモート デバイスのすべてのリモート接続先番号にアプリケーション ダイヤル ルールを適用します。
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 の順に選択します。 [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [電話を次の条件で検索(Find Phone where)] フィールドに適切なフィルタを指定し、[検索(Find)] を選択して電話の一覧を取得します。 ステップ 4 一覧から CTI リモート デバイスを選択します。 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 5 [関連付けられたリモート接続先(Associated Remote Destinations)] セクションを探します。 ステップ 6 [新規リモート接続先の追加(Add a New Remote Destination)] を選択します。 [リモート接続先情報(Remote Destination Information)] ウィンドウが開きます。
ステップ 7 JabberRD を [名前(Name)] フィールドに指定します。 ステップ 8 [接続先番号(Destination Number)] フィールドに接続先番号を入力します。 ステップ 9 必要に応じて他の値をすべて指定します。 ステップ 10 [保存(Save)] を選択します。
次の作業次の手順を実行してリモート接続先を確認し、CTI リモート デバイスに設定を適用します。
(注)
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [デバイス情報(Device Information)] セクションには、[アクティブなリモート接続先(Active Remote Destination)] フィールドが含まれています。
ユーザがクライアントでリモート接続先を選択すると、そのリモート接続先は [アクティブなリモート接続先(Active Remote Destination)] の値として表示されます。
次の場合、[アクティブなリモート接続先(Active Remote Destination)] の値として [none] が表示されます。CTI サービスを追加する
手順
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 を選択します。 [UC サービスの検索と一覧表示(Find and List UC Services)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [新規追加(Add New)] を選択します。 [UC サービスの設定(UC Service Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 4 [UC サービスの追加(Add a UC Service)] セクションで、[UC サービス タイプ(UC Service Type)] ドロップダウン リストから [CTI] を選択します。 ステップ 5 [次へ(Next)] を選択します。 ステップ 6 次の手順に従って、インスタント メッセージ/プレゼンス サービスの詳細情報を設定します。
ステップ 7 [保存(Save)] を選択します。
次の作業サービス プロファイルに CTI サービスを追加します。
CTI サービスを適用する
手順Cisco Unified Communications Manager で CTI サービスを追加した後、クライアントがその設定を取得できるようにするために、その CTI サービスをサービス プロファイルに適用する必要があります。
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 の順に選択します。 [サービス プロファイルの検索と一覧表示(Find and List Service Profiles)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 目的のサービス プロファイルを検索し、それを選択します。 [サービス プロファイルの設定(Service Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 4 [CTI プロファイル(CTI Profile)] セクションで、次のドロップダウン リストから、サービスを最大 3 つ選択します。 ステップ 5 [保存(Save)] を選択します。
CTI ゲートウェイのセットアップ
CTI ゲートウェイ サーバの追加
手順
ステップ 1 [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 の順に選択します。
(注) Cisco Unified Presence のバージョンによっては、パスは次のようになります。 。
[CTI ゲートウェイ サーバの検索と一覧表示(Find and List CTI Gateway Servers)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [新規追加(Add New)] を選択します。 [CTI ゲートウェイ サーバの設定(CTI Gateway Server Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 4 [CTI ゲートウェイ サーバの設定(CTI Gateway Server Configuration)] ウィンドウで、必要な詳細情報を指定します。 ステップ 5 [保存(Save)] を選択します。
CTI ゲートウェイ プロファイルの作成
手順
ステップ 1 [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 の順に選択します。
(注) Cisco Unified Presence のバージョンによっては、パスは次のようになります。 。
[CTI ゲートウェイ プロファイルの設定(CTI Gateway Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [CTI ゲートウェイ プロファイルの設定(CTI Gateway Profile Configuration)] ウィンドウで、必要な詳細情報を指定します。 ステップ 4 [プロファイルにユーザを追加(Add Users to Profile)] を選択し、対象ユーザをプロファイルに追加します。 ステップ 5 [保存(Save)] を選択します。
サイレント モニタリングおよびコール録音の設定
サイレント モニタリング、コール録音など、デバイスの追加音声パス機能をセットアップできます。
(注)
現時点では、この機能は Cisco Jabber for Windows でのみポートされます。
サイレント モニタリングおよびコール録音を有効にするには、Cisco Unified Communications Manager を設定します。 ステップバイステップの説明については、『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』の「Monitoring and Recording」セクションを参照してください。
(注)
Cisco Jabber は、サイレント モニタリングまたはコール録音を開始するためのインターフェイスを提供していません。 コールをサイレント モニタリングまたは録音するための適切なソフトウェアを使用する必要があります。
Cisco Jabber は、現時点では、モニタリング通知トーンまたは録音通知トーンをサポートしていません。
サイレント モニタリング機能およびコール録音機能のみ使用できます。 Cisco Jabber は、割り込み、ウィスパー コーチングなど、その他の機能をサポートしていません。
ご使用の Cisco Unified Communications Manager のバージョンによっては、デバイスでモニタリング機能および録音機能を有効にするために、デバイス パッケージをダウンロードし、適用する必要があります。 サーバの設定を開始する前に、以下を実行してください。URI ダイヤルの有効化
URI ダイヤルは、バージョン 9.1(2) 以降の Cisco Unified Communications Manager で有効にすることができます。
URI ダイヤルは、ユーザが Uniform Resource Identifier(URI)を使用したコールの発信や連絡先の解決を実行できるようにします。 たとえば、Adam McKenzie という名前のユーザが amckenzi@example.com という自分の電話番号と関連付けられた SIP URI を持っていたとします。 URI ダイヤルは、Adam の電話番号ではなく、SIP URI でユーザがコールを発信できるようにします。
有効な URI 形式や ILS のセットアップを含む詳細設定など、URI ダイヤル要件の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「URI Dialing」のセクションを参照してください。
URI と電話番号の関連付け
URI を使用した電話番号の自動入力
手順ユーザを Cisco Unified Communications Manager に追加するときは、[ディレクトリ URI(Directory URI)] フィールドに有効な SIP URI を入力します。 Cisco Unified Communications Manager は、この SIP URI をエンド ユーザの設定に保存します。
ユーザのプライマリ内線を指定すると、Cisco Unified Communications Manager はエンド ユーザの設定から電話番号の設定にディレクトリ URI を入力します。 このため、ユーザの電話番号のディレクトリ URI が自動的に入力されます。 Cisco Unified Communications Manager はデフォルトのパーティションである [ディレクトリ URI(Directory URI)] にも URI を配置します。
次のタスクは、電話番号が URI を継承するように Cisco Unified Communications Manager を設定する手順を大まかに説明しています。
ステップ 1 デバイスを追加します。 ステップ 2 デバイスに電話番号を追加します。 ステップ 3 デバイスとユーザを関連付けます。 ステップ 4 ユーザのプライマリ内線を指定します。
次の作業ディレクトリ URI が電話番号に関連付けられていることを確認します。
URI を使用した電話番号の設定
手順ユーザに関連付けられていない電話番号用の URI を指定できます。 URI を使用した電話番号は、テストと評価の目的でのみ設定する必要があります。
URI を使用した電話番号を設定するには、以下の手順に従ってください。
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 を選択します。 [電話番号の検索/一覧表示(Find and List Directory Numbers)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 適切な電話番号を検索して選択します。 [電話番号設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 4 [ディレクトリ URI(Directory URIs)] セクションを探します。 ステップ 5 [URI] 列で有効な SIP URI を指定します。 ステップ 6 適切なパーティションを [パーティション(Partition)] 列から選択します。