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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以降では、UC サービス プロファイルで一部のクライアントの設定を構成できます。 ユーザがクライアントを起動すると、クライアントは DNS SRV レコードを使用して Cisco Unified Communications Manager ホーム クラスタを検出し、UC サービス プロファイルから設定を自動的に取得します。
これは、オンプレミス展開にのみ適用されます。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以降では、電話の設定で一部のクライアントの設定を構成できます。 クライアントは、UC サービス プロファイルの設定に加え、電話の設定から設定を取得します。
これは、オンプレミス展開にのみ適用されます。
インスタント メッセージとプレゼンス機能を有効にして、プレゼンス サブスクリプション要求などの特定の設定を構成できます。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以降でサービス ディスカバリを使用しない場合、クライアントは Cisco Unified Presence または Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service から UC サービスを取得します。
これは、オンプレミス展開にのみ適用されます。
設定パラメータを含む XML ファイルを作成できます。 その後、TFTP サーバで XML ファイルをホストします。 ユーザがサインインすると、クライアントは TFTP サーバから XML ファイルを取得して設定を適用します。
これは、オンプレミス展開およびクラウドベース展開に適用されます。
Cisco WebEx Administration Tool で、一部のクライアントの設定を構成できます。
これは、クラウドベース展開にのみ適用されます。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以降では、UC サービス プロファイルで一部のクライアントの設定を構成できます。
Cisco Jabber はクライアントが _cisco-uds SRV レコードを DNS クエリーから取得する場合のみ、Cisco Unified Communications Manager のサービス プロファイルから設定を取得します。
サービス ディスカバリの DNS 環境を設定しない場合は、サービス プロファイルでクライアントを設定できません。
ハイブリッド環境では、CAS URL ルックアップが成功した場合、Cisco Jabber は設定内容を Cisco WebEx Messenger サービスから取得し、_cisco-uds SRV レコードは無視されます。
複数の Cisco Unified Communications Manager クラスタを使用した環境では、クラスタ間検索サービス(ILS)を設定する必要があります。 ILS は、クライアントがユーザのホーム クラスタを検索して、サービスを検出できるようにします。
ILS を設定する方法については、適切なバージョンの『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』を参照してください。
クライアントはサービス プロファイルから UC サービス設定や他の設定を取得できます。
サービス プロファイルで設定できる設定パラメータについて説明します。 クライアントの設定ファイルで該当する設定パラメータを確認してください。
IM and Presence サービスの設定 | 説明 | ||
---|---|---|---|
製品のタイプ(Product type) |
|
||
プライマリ サーバ(Primary server) |
|
ボイスメール サービスの設定 | 説明 |
---|---|
ボイスメール サーバ(Voicemail server) | ボイスメール サーバの接続設定を指定します。 |
ボイスメール サービスのクレデンシャル ソース(Credentials source for voicemail service) | ボイスメール サービスの認証を受けるために、クライアントがインスタント メッセージおよびプレゼンスまたは会議サービスのクレデンシャルを使用することを指定します。 設定するクレデンシャル ソースがユーザのボイスメールのクレデンシャルと一致することを確認します。 このパラメータの値を設定すると、ユーザはクライアント ユーザ インターフェイスで自分のボイスメール サービスのクレデンシャルを指定できません。 |
会議サービスの設定 | 説明 |
---|---|
会議サーバ(Conferencing server) | 会議サーバの接続設定を指定します。 |
Web 会議サービスのクレデンシャル ソース(Credentials source for web conference service) | 会議サービスの認証を受けるために、クライアントがインスタント メッセージおよびプレゼンスまたはボイスメール サービスのクレデンシャルを使用することを指定します。 設定するクレデンシャル ソースがユーザの会議のクレデンシャルと一致することを確認します。 |
サービス プロファイルでディレクトリ統合を設定する方法の詳細については、「ディレクトリ統合のためのクライアント設定」の章を参照してください。
CTI サービスの設定 | 説明 |
---|---|
CTI サーバ(CTI server) | CTI サーバの接続設定を指定します。 |
UC サービスを追加し、インスタント メッセージやプレゼンス、ボイスメール、会議、ディレクトリなどのサービスのアドレス、ポート、プロトコル、および他の設定を指定します。
UC サービスをサービス プロファイルに追加します。
UC サービスを追加して設定したら、これらのサービスをサービス プロファイルに追加します。 サービス プロファイルで追加の設定を適用できます。
エンド ユーザ設定にサービス プロファイルを適用します。
UC サービスを追加してサービス プロファイルを作成したら、ユーザにサービス プロファイルを適用します。 ユーザが Cisco Jabber にサインインすると、クライアントはそのユーザのサービス プロファイルを Cisco Unified Communications Manager から取得できます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
を選択します。 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
既存のユーザを見つけるために適切な検索条件を入力して、リストからユーザを選択します。 [エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 4 | [サービスの設定(Service Settings)] セクションを探します。 |
ステップ 5 |
[UC サービス プロファイル(UC Service Profile)] ドロップダウン リストからユーザに適用するサービス プロファイルを選択します。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x のみ:インスタント メッセージとプレゼンス機能だけを持つユーザ(IM 専用)の場合、[デフォルトを使用(Use Default)] を選択する必要があります。 IM 専用のユーザの場合、Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x は [UC サービス プロファイル(UC Service Profile)] ドロップダウン リストで選択した内容と関係なく、常にデフォルトのサービス プロファイルを適用します。 |
ステップ 6 | 必要に応じて、その他の設定を適用し、[保存(Save)] を選択します。 |
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x の場合のみ、クライアントはユーザのサービス プロファイルの取得を試行するときに、最初に Cisco Unified Communications Manager からデバイス構成ファイルを取得します。 その後、クライアントはデバイス構成を使用してユーザに適用されたサービス プロファイルを取得します。
たとえば、Adam McKenzie に CSFAKenzi という名前の CSF デバイスをプロビジョニングしたとします。 クライアントは Adam がサインインすると、Cisco Unified Communications Manager から CSFAKenzi.cnf.xml を取得します。 その後、クライアントは CSFAKenzi.cnf.xml で次を探します。
<userId serviceProfileFile="identifier.cnf.xml">amckenzi</userId>
ステップ 1 |
ユーザとデバイスを関連付けます。
|
ステップ 2 |
デバイス構成で [ユーザのオーナー ID(User Owner ID)] フィールドを設定します。
|
クライアントは、Cisco Unified Communications Manager の次の場所から電話の設定を取得できます。
クラスタ全体に適用されます。
![]() (注) |
インスタント メッセージとプレゼンス機能のみのユーザ(IM 専用)の場合、[エンタープライズ電話の設定(Enterprise Phone Configuration)] ウィンドウで電話の設定パラメータを設定する必要があります。 |
デバイスのグループに適用され、クラスタの設定よりも優先されます。
個別の CSF デバイスに適用され、グループの設定よりも優先されます。
デスクトップ クライアントの設定 | 説明 |
---|---|
ビデオ コール(Video Calling) |
このパラメータは、CSF のデバイス構成でのみ使用可能です。 |
ファイル転送でブロックするファイル タイプ(File Types to Block in File Transfer) | ユーザによる特定のファイル タイプの転送を制限します。 値として、.exe などのファイル拡張子を設定します。 複数のファイル拡張子を区切るには、セミコロンを使用します。例: .exe;.msi;.rar;.zip |
電話制御で自動的に開始(Automatically Start in Phone Control) |
|
Jabber For Windows ソフトウェア アップデート サーバ URL(Jabber For Windows Software Update Server URL) | クライアント アップデート情報を保持する XML 定義ファイルへの URL を指定します。 クライアントは、この URL を使用して Web サーバから XML ファイルを取得します。 ハイブリッド クラウドベース展開では、自動更新を設定するために Cisco WebEx Administration Tool を使用する必要があります。 |
問題レポート サーバ URL(Problem Report Server URL) | ユーザが問題レポートを送信できるようにするカスタム スクリプトの URL を指定します。 |
クライアントは、Cisco Unified Communications Manager の次の場所から電話の設定を取得できます。
個別の TCT デバイスに適用され、グループの設定よりも優先されます。
個別の TAB デバイスに適用され、グループの設定よりも優先されます。
モバイル クライアントの設定 | 説明 | ||
---|---|---|---|
オンデマンド VPN の URL(On-Demand VPN URL) | オンデマンド VPN を開始するための URL です。 |
||
プリセット Wi-Fi ネットワーク(Preset Wi-fi Networks) | 組織が承認する Wi-Fi ネットワークの SSID(SSID)を入力します。 SSID はスラッシュ(/)で区切ります。 入力した Wi-Fi ネットワークのいずれかに接続されている場合、デバイスはセキュア コネクトに接続しません。 |
||
デフォルトの着信音(Default Ringtone) | デフォルトの着信音を [Normal] または [Loud] に設定します。 |
||
ビデオ機能(Video Capabilities) | ビデオ機能を有効または無効にします。
|
||
Dial via Office
|
Dial via Office を有効または無効にします。
|
オンプレミス展開やハイブリッド クラウドベース展開では、クライアント設定ファイルを作成し、これらのファイルを Cisco Unified Communications Manager TFTP サービスでホストすることができます。
クラウドベース展開では、Cisco WebEx Administration Toolでクライアントを設定する必要があります。 ただし、Cisco WebEx Administration Toolで使用できない設定でクライアントを設定するためにオプションで TFTP サーバをセットアップすることができます。
設定ファイルを展開する前に、グローバル設定ファイルとグループ設定ファイルの違いを確認してください。 設定ファイルを正しく展開するには、サポートされる符号化などの設定ファイルの要件を確認する必要もあります。
設定ファイルの詳細を確認し、サポートされる符号化などの要件を把握してください。
グローバル設定ファイルは、すべてのユーザに適用されます。 クライアントは、ログイン シーケンスの間に TFTP サーバからグローバル設定ファイルをダウンロードします。
グローバル設定ファイルのデフォルト名は、jabber-config.xml です。
![]() (注) |
グループ設定ファイルは Cisco Jabber for Windows でのみサポートされます。 |
グループ設定ファイルは、ユーザのサブセットに適用されます。 グループ設定ファイルは、グローバル設定ファイルよりも優先されます。
Cisco Jabber は、ユーザが電話アカウントに初めてサインインした後に、グループ設定ファイルを取得します。 クライアントは、その後、ユーザにサインアウトするよう指示します。 2 回目のログイン シーケンスの間、クライアントは TFTP サーバからグループ設定ファイルをダウンロードします。
ユーザがサインアウトする前に、ソフトフォンを使用してコールするオプションを選択した場合、クライアントはユーザにサインアウトしてからサインインし直すよう指示し、グループ設定を読み込みます。
Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス設定の [シスコ サポート フィールド(Cisco Support Field)] で、グループ設定ファイルの名前を指定します。
Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス設定のグループ設定ファイルの名前を削除すると、クライアントが変更を検出し、ユーザにサインアウトするよう指示し、グローバル設定ファイルを読み込みます。 CSF デバイス設定のグループ設定ファイル名を削除するには、configurationFile=group_configuration_file_name.xml 文字列全体を削除するか、文字列からグループ設定ファイル名を削除します。
![]() ヒント |
Microsoft Internet Explorer で設定ファイルを開き、無効な文字やエンティティがないことを確認します。 Internet Explorer に XML 構造の全体が表示される場合は、設定ファイルには無効な文字やエンティティは含まれていません。 Internet Explorer に XML 構造の一部しか表示されない場合は、設定ファイルには無効な文字やエンティティが含まれている可能性があります。 |
クライアントは、TFTP サーバから設定ファイルを取得します。 クライアントを設定する最初のステップは、クライアントが設定ファイルにアクセスできるように TFTP サーバのアドレスを指定することです。
Cisco Jabber が DNS クエリーから _cisco-uds SRV レコードを取得すると、ユーザのホーム クラスタを自動的に検出できます。 そのため、クライアントは Cisco Unified Communications Manager TFTP サービスを見つけることができます。
_cisco-uds SRV レコードを導入する場合は、TFTP サーバのアドレスを指定する必要はありません。
Cisco Unified Communications Managerバージョン 8.x を使用している場合は、次の手順を実行して、Cisco Unified Presence で TFTP サーバのアドレスを指定します。 Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x を使用している場合は、次の手順を実行する必要はありません。
ステップ 1 | [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 |
の順に選択します。
[Cisco Jabber の設定(Cisco Jabber Settings)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 3 |
次のセクションの 1 つで TFTP サーバを指定するフィールドを探します。セクションは、Cisco Unified Presence のバージョンにより異なります。
|
||
ステップ 4 |
次のフィールドで、プライマリおよびバックアップの TFTP サーバの IP アドレスを指定します。
|
||
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
Cisco Unified Communications Managerバージョン 8.x を使用している場合は、次の手順を実行して、Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service で TFTP サーバのアドレスを指定します。 Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x を使用している場合は、次の手順を実行する必要はありません。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
の順に選択します。 [レガシー クライアントの設定(Legacy Client Settings)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [レガシー クライアントのセキュリティ設定(Legacy Client Security Settings)] セクションを探します。 |
ステップ 4 |
次のフィールドで、プライマリおよびバックアップの TFTP サーバの IP アドレスを指定します。
|
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
クライアントが Cisco WebEx Messenger サービスに接続する場合は、Cisco WebEx Administration Tool を使用して TFTP サーバのアドレスを指定します。
ステップ 1 | Cisco WebEx Administration Tool を開きます。 |
ステップ 2 | [設定(Configuration)] タブを選択します。 |
ステップ 3 | [追加サービス(Additional Services)] セクションで [Unified Communications] を選択します。 [Unified Communications] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 | [クラスタ(Clusters)] タブを選択します。 |
ステップ 5 | 適切なクラスタをリストから選択します。 [クラスタの編集(Edit Cluster)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 6 | [Cisco Unified Communications Manager サーバの設定(Cisco Unified Communications Manager Server Settings)] セクションで [サーバの詳細設定(Advanced Server Settings)] を選択します。 |
ステップ 7 | [TFTP サーバ(TFTP Server)] フィールドでプライマリ TFTP サーバの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 8 | [バックアップ サーバ 1(Backup Server #1)] フィールドと [バックアップ サーバ 2(Backup Server #2)] フィールドでバックアップ TFTP サーバの IP アドレスを指定します。 |
ステップ 9 | [保存(Save)] を選択します。 [クラスタの編集(Edit Cluster)] ウィンドウが閉じます。 |
ステップ 10 | [Unified Communications] ウィンドウで [保存(Save)] を選択します。 |
展開に含まれるすべてのユーザに対してクライアントを設定します。
複数の TFTP サーバがある環境の場合、すべての TFTP サーバで設定ファイルを同じにする必要があります。
ステップ 1 |
任意のテキスト エディタを使用して jabber-config.xml という名前のファイルを作成します。
|
ステップ 2 |
jabber-config.xml で必須の設定パラメータを定義します。
|
ステップ 3 | TFTP サーバ上でグループ設定ファイルをホストします。 |
異なるセットのユーザに異なるクライアントの設定を適用します。
CSF デバイスをユーザにプロビジョニングする場合、デバイス構成の [シスコ サポート フィールド(Cisco Support Field)] フィールドでグループ設定ファイル名を指定します。
ユーザが CSF デバイスを持っていない場合は、TFTP_FILE_NAME 引数を使用したインストール時に各グループに一意の設定ファイル名を設定します。
Cisco Unified Communications Manager に ciscocm.addcsfsupportfield.cop を展開します。
COP ファイルを展開する手順については、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。
ステップ 1 |
任意のテキスト エディタを使用して XML グループ設定ファイルを作成します。 グループ設定ファイルには、適切な名前を指定できます(例:jabber-groupa-config.xml)。 |
ステップ 2 |
グループ設定ファイルで必須の設定パラメータを定義します。
|
ステップ 3 |
グループ設定ファイルの名前を指定します。
|
ステップ 4 | TFTP サーバ上でグループ設定ファイルをホストします。 |
設定ファイルは任意の TFTP サーバでホストできます。 ただし、デバイス コンフィギュレーション ファイルが格納されているのと同じ Cisco Unified Communications Manager TFTP サーバで設定ファイルをホストすることを推奨します。
ステップ 1 | Cisco Unified Communications Manager の [Cisco Unified OS の管理(Cisco Unified OS Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。 |
ステップ 4 | [ファイルのアップロード(Upload File)] セクションで [参照(Browse)] を選択します。 |
ステップ 5 | ファイル システム上の設定ファイルを選択します。 |
ステップ 6 |
[ファイルのアップロード(Upload File)] セクションの [ディレクトリ(Directory)] テキスト ボックスに値を指定しないでください。 設定ファイルが TFTP サーバのデフォルト ディレクトリに格納されるように、[ディレクトリ(Directory)] テキスト ボックスの値は空のままにします。 |
ステップ 7 | [ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。 |
クライアントが設定ファイルにアクセスできるようにするには、その前に TFTP サーバを再起動する必要があります。
ステップ 1 | Cisco Unified Communications Manager の [Cisco Unified サービスアビリティ(Cisco Unified Serviceability)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | [CM サービス(CM Services)] セクションから [Cisco Tftp] を選択します。 |
ステップ 4 |
[リスタート(Restart)] を選択します。 再起動の確認を求めるウィンドウが表示されます。 |
ステップ 5 |
[OK] を選択します。 「Cisco Tftp サービスの再起動操作が成功しました(Cisco Tftp Service Restart Operation was Successful)」というステータスが表示されます。 |
ステップ 6 | [更新(Refresh)] を選択し、Cisco Tftp サービスが正常に起動していることを確認します。 |
設定ファイルが TFTP サーバで使用できることを確認するには、任意のブラウザで設定ファイルを開きます。 通常、http://tftp_server_address:6970/jabber-config.xml の URL にあるグローバル設定ファイルにアクセスできます。
次の要素を含む XML 形式でクライアントの設定ファイルを作成します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> </config>
グループ要素には設定パラメータと値が含まれます。 ルート要素内にグループ要素をネストする必要があります。
要素 | 説明 |
---|---|
Client | |
Directory | |
Options | |
Phone | |
Policies | |
Presence | |
Voicemail |
<Client> <parameter>value</parameter> </Client> <Directory> <parameter>value</parameter> </Directory> <Options> <parameter>value</parameter> </Options> <Phone> <parameter>value</parameter> </Phone> <Policies> <parameter>value</parameter> </Policies> <Presence> <parameter>value</parameter> </Presence> <Voicemail> <parameter>value</parameter> </Voicemail>
パラメータ | グループ要素 |
---|---|
UpdateUrl | Client |
Forgot_Password_URL | Client |
Persistent_Chat_Enabled | Client |
Mention_P2Pchat | Client |
Mention_GroupChat | Client |
Mention_PersistentChat | Client |
spell_check_enabled | Client |
Set_Status_Away_On_Inactive | Options |
Set_Status_Inactive_Timeout | Options |
Set_Status_Away_On_Lock_OS | Options |
StartCallWithVideo | Options |
ShowContactPictures | Options |
ShowOfflineContacts | Options |
Callhistory_Expire_Days | Options |
DeviceAuthenticationPrimaryServer | Phone |
DeviceAuthenticationBackupServer | Phone |
TftpServer1 | Phone |
TftpServer2 | Phone |
CtiServer1 | Phone |
CtiServer2 | Phone |
useCUCMGroupForCti | Phone |
CcmcipServer1 | Phone |
CcmcipServer2 | Phone |
Meeting_Server_Address | Phone |
Meeting_Server_Address_Backup | Phone |
Meeting_Server_Address_Backup2 | Phone |
EnableDSCPPacketMarking | Phone |
EnableVideo | Policies |
InitialPhoneSelection | Policies |
UserDefinedRemoteDestinations | Policies |
Screen_Capture_Enabled | Policies |
File_Transfer_Enabled | Policies |
Disallowed_File_Transfer_Types | Policies |
EnableBFCPVideoDesktopShare | Policies |
Meetings_Enabled | Policies |
Telephony_Enabled | Policies |
Voicemail_Enabled | Policies |
EnableSIPURIDialling | Policies |
BDIDirectoryURI | Policies |
AlertOnAvailableEnabled | Policies |
ServiceDiscoveryExcludedServices | Policies |
VoiceServicesDomain | Policies |
ctiwindowbehaviour | Policies |
EnableCallPickup | Policies |
EnableGroupCallPickup | Policies |
EnableOtherGroupPickup | Policies |
EnableHuntGroup | Policies |
PreventDeclineOnHuntCall | Policies |
TelemetryEnabled | Policies |
TelemetryCustomerID | Policies |
TelemetryEnabledOverCellularData | Policies |
EnableTelProtocolPopupWindow | Policies |
EnableP2PDesktopShare | Policies |
Customize_Phone_Server | Policies |
Customize_Voicemail_Server | Policies |
ServicesDomainSsoEmailPrompt | Policies |
LoginResource | Presence |
PresenceServerAddress | Presence |
PresenceServerURL | Presence |
VoiceMailService_UseCredentialsFrom | Voicemail |
VVM_Mailstore_Server_0 | Voicemail |
以下は、オンプレミス展開ですべてのクライアントに対して使用される設定ファイルの例です。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> <Client> <PrtLogServerUrl>http://server_name:port/path/prt_script.php</PrtLogServerUrl> <jabber-plugin-config> <browser-plugin> <page refresh="true" preload="true"> <tooltip>Cisco</tooltip> <icon>http://www.cisco.com/web/fw/i/logo.gif</icon> <URL>www.cisco.com</URL> </page> </browser-plugin> </jabber-plugin-config> </Client> <Options> <Set_Status_Inactive_Timeout>20</Set_Status_Inactive_Timeout> <StartCallWithVideo>false</StartCallWithVideo> </Options> <Policies> <Disallowed_File_Transfer_Types>.exe;.msi</Disallowed_File_Transfer_Types> </Policies> <Directory> <BDIPresenceDomain>example.com</BDIPresenceDomain> <BDIPrimaryServerName>dir.example.com</BDIPrimaryServerName> <BDISearchBase1>ou=staff,dc=example,dc=com</BDISearchBase1> <BDIConnectionUsername>ad_jabber_access@example.com</BDIConnectionUsername> <BDIConnectionPassword>jabber</BDIConnectionPassword> <BDIPhotoUriSubstitutionEnabled>True</BDIPhotoUriSubstitutionEnabled> <BDIPhotoUriSubstitutionToken>sAMAccountName</BDIPhotoUriSubstitutionToken> <BDIPhotoUriWithToken>http://example.com/photo/sAMAccountName.jpg </BDIPhotoUriWithToken> </Directory> </config>
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
UpdateUrl | URL |
HTTP サーバ上の自動更新 XML 定義ファイルへの URL を指定します。 クライアントは、この URL を使用して更新 XML ファイルを取得します。 ハイブリッド クラウドベース展開では、自動更新を設定するために Cisco WebEx Administration Tool を使用する必要があります。 |
Forgot_Password_URL | URL |
パスワードを忘れた場合に、パスワードをリセットまたは取得するための Web ページの URL を指定します。 ハイブリッド クラウドベース展開では、Cisco WebEx Administration Tool を使用して、忘れてしまったパスワードをリセットまたは取得できる Web ページをユーザに指示する必要があります。 |
Persistent_Chat_Enabled | true false |
|
Mention_P2Pchat | true false |
|
Mention_GroupChat | true false |
|
Mention_PersistentChat | true false |
|
spell_check_enabled | true false |
|
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
Set_Status_Away_On_Inactive |
|
|
Set_Status_Inactive_Timeout | ユーザが非アクティブになった場合にアベイラビリティ ステータスが [退席中(Away)] に変更される前の時間を分単位で設定します。 |
|
Set_Status_Away_On_Lock_OS | true false |
|
StartCallWithVideo | true false |
サーバの設定は、このクライアントの設定ファイルのパラメータよりも優先されます。 ただし、ユーザがクライアントのユーザ インターフェイスでデフォルトのオプションを変更した場合、その設定はサーバとクライアントの両方よりも優先されます。
|
ShowContactPictures | true false |
|
ShowOfflineContacts | true false |
|
Callhistory_Expire_Days | 日数 |
コール履歴が削除されるまでの日数を設定します。 値が 0 か、設定ファイルで値が指定されていない場合は、カウントが保存コールの最大数を超えるまでコール履歴は削除されません。 |
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
DeviceAuthenticationPrimaryServer | ホストネーム IP アドレス FQDN |
|
DeviceAuthenticationBackupServer | ホストネーム IP アドレス FQDN |
|
TftpServer1 | ホストネーム IP アドレス FQDN |
|
TftpServer2 | ホストネーム IP アドレス FQDN |
セカンダリ Cisco Unified Communications Manager TFTP サービスのドレスを指定します。 このパラメータはオプションです。 |
CtiServer1 | ホストネーム IP アドレス FQDN |
ユーザがデスクフォン デバイスを所有している場合は、クライアントの設定で CTI サーバ アドレスを指定する必要があります。 |
CtiServer2 | ホストネーム IP アドレス FQDN |
このパラメータはオプションです。 |
useCUCMGroupForCti | true false |
|
CcmcipServer1 | ホストネーム IP アドレス FQDN |
|
CcmcipServer2 | ホストネーム IP アドレス FQDN |
このパラメータはオプションです。 |
Meeting_Server_Address | ユーザのプライマリ Cisco WebEx 会議サイト URL を指定します。 クライアントは、この会議サイトを [オプション(Options)] ウィンドウのユーザのホスト アカウントに入力します。 会議サイトでクレデンシャルが必要な場合、ユーザは自分のクレデンシャルを入力してホスト アカウントをセット アップし、自分の Cisco WebEx 会議にアクセスできます。 クライアントは、Cisco WebEx 会議サイトでクレデンシャルが必要な場合、ユーザは自分のクレデンシャルを入力してホスト アカウントをセット アップし、自分の会議サイトにアクセスできます。 ウィンドウにある、ユーザのホスト アカウントに会議サイトを入力します。無効な会議サイトを指定すると、ユーザはクライアント ユーザ インターフェイスで会議サイトを追加または編集できません。 |
|
Meeting_Server_Address_Backup | Cisco WebEx 会議サイト URL |
ユーザのセカンダリ Cisco WebEx 会議サイト URL を指定します。 このパラメータはオプションです。 |
Meeting_Server_Address_Backup2 | Cisco WebEx 会議サイト URL |
ユーザのターシャリ Cisco WebEx 会議サイト URL を指定します。 このパラメータはオプションです。 |
EnableDSCPPacketMarking | true false |
|
ポリシー パラメータは特定のクライアントの機能を制御できるようにします。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
Screen_Capture_Enabled | true false |
|
File_Transfer_Enabled | true false |
|
Disallowed_File_Transfer_Types | ||
Customize_Phone_Server | true false |
|
Customize_Voicemail_Server | true false |
|
パラメータ | 値 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
EnableVideo | true false |
|
||
InitialPhoneSelection |
|
|||
UserDefinedRemoteDestinations | true false |
ユーザは、クライアント インターフェイスを使用してリモート接続先を追加、編集、および削除できます。 拡張機能と接続機能をプロビジョニングしてデフォルトの動作を変更するには、このパラメータを使用します。 デフォルトでは、ユーザのデバイス リストに CTI リモート デバイスだけが含まれる場合、クライアントはユーザがリモート接続先を追加、編集、または削除できないようにします。 これは、割り当てられた専用のリモート デバイスをユーザが変更できないようにするためです。 ただし、ユーザのデバイス リストにソフトフォン デバイスまたはデスクフォン デバイスが含まれる場合、クライアントはユーザがリモート接続先を追加、編集、および削除できるようにします。
|
||
EnableBFCPVideoDesktopShare | true false |
|
||
Meetings_Enabled | true false |
|
||
Telephony_Enabled | true false |
本リリースにアップグレード中で、クライアントで IM 専用モードが有効になっている場合は、このパラメータを false に設定する必要があります。 IM 専用モードの展開でこのパラメータを設定しないと、ユーザ インターフェイスに無効化されたテレフォニー機能が表示されることがあります。 |
||
Voicemail_Enabled | true false |
|
||
EnableSIPURIDialling | true false |
|
||
BDIDirectoryURI | ディレクトリ属性 |
デフォルトでは、mail 属性が使用されます。 指定する値は Cisco Unified Communications Manager または Cisco WebEx Administration Tool のユーザのディレクトリ URI 設定と一致する必要があります。 |
||
AlertOnAvailableEnabled | true false |
|
||
ServiceDiscoveryExcludedServices | WEBEX CUCM CUP |
<ServiceDiscoveryExcludedServices> WEBEX,CUCM </ServiceDiscoveryExcludedServices> |
||
VoiceServicesDomain | FQDN |
|
||
ctiwindowbehaviour | OnVideo OnCall なし(Never) |
|
||
EnableCallPickup | true false |
|
||
EnableGroupCallPickup | true false |
|
||
EnableOtherGroupPickup | true false |
|
||
EnableHuntGroup | true false |
|
||
PreventDeclineOnHuntCall | true false |
|
||
TelemetryEnabled | true false |
|
||
TelemetryCustomerID | 文字列 |
GUID の作成方法にかかわらず、この ID はグローバルに一意である必要があります。 |
||
TelemetryEnabledOverCellularData | true false |
|
||
EnableTelProtocolPopupWindow | true false |
|
||
ServicesDomainSsoEmailPrompt | オン オフ |
|
||
EnableP2PDesktopShare | true false |
|
インスタント メッセージとプレゼンス機能のために Cisco WebEx Messenger サービスを使用する場合は、Cisco WebEx Administration Tool を介してクライアントのポリシーを設定できます。 使用可能なポリシーと説明の一覧については、「Using policy actions available in Cisco WebEx」を参照してください。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
LoginResource |
|
|
PresenceServerAddress |
|
|
PresenceServerURL | Cisco WebEx Messenger サービスの Central Authentication Service(CAS)の URL を指定します。 次の例は、値として設定できる URL です。 https://loginp.webexconnect.com/cas/sso/ex_org/orgadmin.app |
ユーザが特定のサービスで認証を受ける必要をなくすために、サービス クレデンシャル パラメータを指定できます。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
VoiceMailService_UseCredentialsFrom | ボイスメール サービスにアクセスするために、クライアントが電話サービスのクレデンシャルを使用することを指定します。 ユーザの電話サービスのクレデンシャルが、ボイスメール サービスのクレデンシャルに一致することを確認します。 この設定を行うと、ユーザはクライアント インターフェイスでボイスメール サービスのクレデンシャルを指定できません。 オンプレミス展開では、プレゼンス サーバのボイスメール サービスのためにクレデンシャル ソースを設定する必要があります。 |
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <config version="1.0"> <Voicemail> <VoicemailService_UseCredentialsFrom>phone</VoicemailService_UseCredentialsFrom> </Voicemail> </config>
キー | 値 | 説明 |
---|---|---|
VVM_Mailstore_Server_0 | ホストネーム IP アドレス FQDN |
|
ディレクトリ サーバと同期すると、連絡先データがディレクトリから Cisco Unified Communications Manager に複製されます。
ディレクトリ サーバによる認証を有効にすると、クライアントからディレクトリ サーバへの Cisco Unified Communications Manager プロキシ認証が可能になります。 これにより、ユーザは Cisco Unified Communications Manager やプレゼンス サーバではなく、ディレクトリ サーバで認証を受けます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
を選択します。 [LDAP システムの設定(LDAP System Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 | [LDAP システム情報(LDAP System Information)] セクションに移動します。 |
ステップ 4 | [LDAP サーバからの同期を有効にする(Enable Synchronizing from LDAP Server)] を選択します。 |
ステップ 5 | [LDAP サーバ タイプ(LDAP Server Type)] ドロップダウン リストから、データの同期元となるディレクトリ サーバのタイプを選択します。 |
ユーザ ID の LDAP 属性を指定します。
Cisco Unified Communications Manager でユーザ ID の値を指定する必要があります。 この値はデフォルトの IM アドレス スキームおよびユーザのログインに必要です。 デフォルト値は sAMAccountName です。
Cisco Unified Communications Manager はディレクトリ ソースと同期するときに、ディレクトリ URI とユーザ ID の値を取得し、これらの値を Cisco Unified Communications Manager データベースのエンド ユーザの設定テーブルに入力します。
その後、Cisco Unified Communications Manager データベースは、Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service データベースと同期されます。 このため、ディレクトリ URI とユーザ ID の値が Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service データベースのエンド ユーザの設定テーブルに入力されます。
ディレクトリ ソースからユーザを Cisco Unified Communications Manager に同期する場合、ディレクトリ内の属性からユーザ ID を入力できます。 ユーザ ID を保持するデフォルトの属性は、sAMAccountName です。
ステップ 1 | [LDAP システムの設定(LDAP System Configuration)] ウィンドウで [ユーザ ID 用 LDAP 属性(LDAP Attribute for User ID)] ドロップダウン リストを探します。 |
ステップ 2 |
必要に応じて、ユーザ ID の属性を指定し、[保存(Save)] を選択します。
ユーザ ID の属性が sAMAccountName 以外で、Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service でデフォルトの IM アドレス スキームを使用している場合は、次のようにクライアントの設定ファイルで BDIUserAccountName パラメータの値として属性を指定する必要があります。 <BDIUserAccountName>attribute-name</BDIUserAccountName> 設定で属性を指定せず、属性が sAMAccountName 以外の場合、クライアントはディレクトリ内の連絡先を解決できません。 この結果、ユーザはプレゼンスを取得せず、インスタント メッセージを送信または受信できません。 |
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.0(1) 以降では、ディレクトリの属性からディレクトリ URI に入力できます。 デフォルトの属性は msRTCSIP-primaryuseraddress です。
ステップ 1 |
を選択します。 LDAP ディレクトリを追加または編集するには、まず同期を有効にする必要があります。 |
ステップ 2 | 適切な LDAP ディレクトリを選択するか、[新規追加(Add New)] を選択して LDAP ディレクトリを追加します。 |
ステップ 3 | [同期対象の標準ユーザ フィールド(Standard User Fields To Be Synchronized)] セクションを探します。 |
ステップ 4 | [ディレクトリ URI(Directory URI)] ドロップダウン リストで、適切な LDAP 属性を選択します。 |
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
このサービスは、プレゼンス サーバと Cisco Unified Communications Manager 間のデータの同期を維持します。 ディレクトリ サーバとの同期を実行すると、Cisco Unified Communications Manager は次にプレゼンス サーバとデータを同期します。 ただし、[Cisco Sync Agent] サービスがアクティブになっていて、開始されている必要があります。
ステップ 1 | を選択します。 | ||
ステップ 2 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [LDAP ディレクトリ(LDAP Directory)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 3 |
[LDAP ディレクトリ(LDAP Directory)] ウィンドウで必要な詳細情報を指定します。 指定できる値およびフォーマットの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』を参照してください。 |
||
ステップ 4 | [保存(Save)] を選択します。 | ||
ステップ 5 |
[完全同期を今すぐ実施(Perform Full Sync Now)] を選択します。
|
ディレクトリ サーバのユーザ データは、Cisco Unified Communications Manager データベースに同期されます。 Cisco Unified Communications Manager は、その後、プレゼンス サーバ データベースにユーザ データを同期します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | [エンドユーザ用 LDAP 認証の使用(Use LDAP Authentication for End Users)] を選択します。 |
ステップ 4 |
必要に応じて、LDAP クレデンシャルとユーザ検索ベースを指定します。 [LDAP 認証(LDAP Authentication)] ウィンドウのフィールドの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』を参照してください。 |
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
ディレクトリ統合は、Cisco Unified Communications Manager 9 以降を使用してサービス プロファイルを介して、または設定ファイルで設定できます。 ここでは、ディレクトリ統合のためにクライアントを設定する方法について説明します。
![]() (注) |
サービス プロファイルと設定ファイルがある場合は、サービス プロファイルの設定が優先されます。 |
![]() (注) |
Cisco Unified Presence 8 のプロファイルは、ディレクトリ統合に使用することはできません。 |
![]() ワンポイント アドバイス |
Active Directory ドメインに登録されているワークステーションに Cisco Jabber for Windows をインストールします。 この環境では、ディレクトリに接続するために Cisco Jabber for Windows を設定する必要はありません。 クライアントはディレクトリを自動的に検出し、そのドメインの グローバル カタログ サーバに接続します。 |
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以降では、サービス プロファイルを使用してユーザをプロビジョニングし、_cisco-uds SRV レコードを内部ドメイン ネーム サーバ上に展開できます。
その後、クライアントは Cisco Unified Communications Manager を自動的に検出し、ディレクトリ統合の設定を得るためにサービス プロファイルを取得できます。
Cisco Jabber は、Cisco Unified Communications Manager ユーザ データ サービス(UDS)をサポートしました。 LDAP を使用した Active Directory への接続による展開に加え、Jabber を Cisco Unified Communications Manager ユーザ データ サービス コンタクト検索サービスで展開することも可能になりました。 UDS サーバ使用時は、サーバのサイズ設定を考慮する必要があります。 Cisco Unified Communication ノードは、サーバがサポートする最大デバイス登録数の 50 % の UDS コンタクト サービス接続をサポートできます。
サービス プロファイルでのディレクトリ統合を設定するには、次を実行します。
ステップ 1 | [Unified CM の管理(Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
ディレクトリ サービスを追加します。
|
ステップ 3 |
サービス プロファイルにディレクトリ サービスを適用します。
[コンタクト解決に UDS を使用(Use UDS for Contact Resolution)] および [ログインしたユーザのクレデンシャルを使用(Use Logged On User Credential)] チェックボックスをオンにする必要はありません。 ディレクトリ プロファイルと jabber-config.xml ファイルの両方を同時に使用する場合は、手動のサインインおよびサービス ディスカバリを除き、ディレクトリ プロファイルの設定が優先されて使用されます。 手動でサインインすると、連絡先の検索のために LDAP サーバに接続する際にディレクトリ プロファイルから [ユーザ名(Username)] と [パスワード(Password)] を使用します。 [コンタクト解決に UDS を使用(Use UDS for Contact Resolution)] および [ログインしたユーザのクレデンシャルを使用(Use Logged On User Credential)] チェックボックスをオンにする必要はありません。 サービス ディスカバリの場合、オプション [コンタクト解決に UDS を使用(Use UDS for Contact Resolution)] は [DirectoryServerType] に影響を与えます。 チェックがオンの場合、UDS 検索が使用されます。それ以外の場合、BDI 検索が使用されます。 サービス ディスカバリでは、連絡先を検索するために。ディレクトリ プロファイルの [ユーザ名(Username)]、[パスワード(Password)]、[SearchBase1]、[PrimaryServerName]、[ServerPort1]、[UriPrefix]、[UseJabberCredentials]、[BaseFilter]、[PredictiveSearchFilter]、[DirectoryServerType] を使用して LDAP サーバに接続します。 一貫して動作させるために、ディレクトリ プロファイルと jabber-config.xml の両方の [ユーザ名(Username)] および [パスワード(Password)] をまったく同じものにすることを強く推奨します。 |
次の表は、ディレクトリ プロファイルで設定する必要のある設定パラメータを示します。
ディレクトリ サービスの設定 | 説明 | ||
---|---|---|---|
プライマリ サーバ(Primary server) | |||
ユーザ名 | ディレクトリ サーバでの認証にクライアントが使用できる共有ユーザ名を手動で指定できるようにします。 このパラメータは、Microsoft Windows クレデンシャルを使用してディレクトリ サーバで認証できない展開でのみ使用する必要があります。 このパラメータを使用する必要がある場合は、有名なクレデンシャルやパブリック セットのクレデンシャルのみを使用する必要があります。 また、クレデンシャルは読み取り専用権限を持つアカウントにリンクする必要があります。 |
||
パスワード(Password) | ディレクトリ サーバでの認証にクライアントが使用できる共有パスワードを手動で指定できるようにします。 このパラメータは、Microsoft Windows クレデンシャルを使用してディレクトリ サーバで認証できない展開でのみ使用する必要があります。 このパラメータを使用する必要がある場合は、有名なクレデンシャルやパブリック セットのクレデンシャルのみを使用する必要があります。 また、クレデンシャルは読み取り専用権限を持つアカウントにリンクする必要があります。 |
||
検索ベース 1(Search Base 1) | 検索が開始されるディレクトリ サーバの場所を指定します。 つまり、検索ベースはクライアントが検索を実行するルートです。 デフォルトの場合、クライアントはディレクトリ ツリーのルートから検索を行います。 デフォルトの動作を上書きする場合は、最大 3 つの検索ベースの値を OU に指定することができます。 Active Directory は通常、検索ベースを必要としません。 特定のパフォーマンス要件がある場合にのみ、Active Directory の検索ベースを指定します。 ディレクトリ内の特定の場所へのバインディングを作成するには、Active Directory 以外のディレクトリ サーバに関しては検索ベースを指定する必要があります。
|
サービス プロファイルでデフォルトの属性マッピングを変更することはできません。 デフォルトの属性マッピングを変更するには、クライアントの設定ファイルで必要なマッピングを定義しなければなりません。
次の表は、すべてのディレクトリ統合パラメータの概要を示しています。
次のパラメータは、LDAP ディレクトリ サーバでの属性のマッピングに使用されます。
BDI パラメータ | EDI パラメータ |
---|---|
|
これらのパラメータは、LDAP ディレクトリ サーバへの接続に使用されます。
BDI パラメータ | EDI パラメータ |
---|---|
これらのパラメータは、LDAP ディレクトリ サーバでの連絡先の解決とディレクトリ クエリーに使用されます。
BDI パラメータ | EDI パラメータ |
---|---|
|
これらのパラメータは、連絡先ソースとして UDS とやり取りするために使用されます。
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
DirectoryServerType | BDI EDI UDS |
|
ここでは、LDAP ベースのディレクトリ統合に設定できるパラメータの詳細を示します。
BDI パラメータ | EDI パラメータ | ディレクトリ属性 | デフォルトで グローバル カタログ にある | デフォルトでインデックス化されている | デフォルトで Ambiguous Name Resolution(ANR)に設定されている | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
BDICommonName | CommonName | cn | Yes | Yes | No | ||||
BDIDisplayName | displayName | displayName | Yes | Yes | Yes | ||||
BDIFirstname | Firstname | givenName | Yes | Yes | Yes | ||||
BDILastname | Lastname | sn | Yes | Yes | Yes | ||||
BDIEmailAddress | EmailAddress | Yes | Yes | Yes | |||||
BDISipUri
|
SipUri
|
msRTCSIP-PrimaryUserAddress | Yes | Yes | Yes | ||||
BDIPhotoSource | PhotoSource | thumbnailPhoto | No | No | No | ||||
BDIBusinessPhone | BusinessPhone | telephoneNumber | Yes | No | No | ||||
BDIMobilePhone | MobilePhone | mobile | Yes | No | No | ||||
BDIHomePhone | HomePhone | homePhone | Yes | No | No | ||||
BDIOtherPhone | OtherPhone | otherTelephone | Yes | No | No | ||||
BDIDirectoryUri
|
DirectoryURI
|
Yes | No | No | |||||
BDITitle | Title | title | Yes | No | No | ||||
BDICompanyName | CompanyName | company | Yes | Yes | No | ||||
BDIUserAccountName | UserAccountName | sAMAccountName | Yes | Yes | Yes | ||||
BDIDomainName | DomainName | EDI - userPrincipalName BDI - dn |
Yes | Yes | No | ||||
BDICountry | co | Yes | No | No | |||||
BDILocation | Location | EDI - co BDI - location |
Yes | No | No | ||||
BDINickname | Nickname | displayName | Yes | Yes | Yes | ||||
BDIPostalCode | PostalCode | postalCode | Yes | No | No | ||||
BDICity | City | l | Yes | Yes | No | ||||
BDIState | State | st | Yes | Yes | No | ||||
BDIStreetAddress | StreetAddress | StreetAddress | Yes | No | No |
クライアントがコンタクトを解決できるように、LDAP ディレクトリ サーバの属性のインデックスを作成する必要があります。
sAMAccountName
displayName
sn
name
proxyAddresses
department
givenName
telephoneNumber
![]() (注) |
セカンダリ番号クエリーは Cisco Jabber ではデフォルトで有効になっています。 セカンダリ番号クエリーは、DisableSecondaryNumberLookups パラメータで無効にすることができます。 |
msRTCSIP-PrimaryUserAddress
ドメイン内フェデレーションのみ、msRTCSIP-PrimaryUserAddress をインデックス化する必要があります。
クラインとはデフォルトで グローバル カタログ サーバに接続するため、すべての属性が グローバル カタログ サーバに常駐することを確認する必要があります。 Microsoft Active Directory Schema スナップインなどの適切なツールを使用すると、属性を グローバル カタログ サーバに複製できます。
グローバル カタログ サーバに属性を複製すると、ドメイン内の Active Directory サーバ間にトラフィックが発生します。 このため、ネットワーク トラフィックが余分な負荷を処理できる場合は、グローバル カタログ サーバに属性を複製する必要があります。
属性を グローバル カタログ サーバに複製しない場合は、Cisco Jabber が ドメイン コントローラ に接続するように設定できます。 ただし、クライアントが ドメイン コントローラ に接続するときは単一のドメインのみのクエリーを実行します。
BDI パラメータ | EDI パラメータ | 値 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|---|
ConnectionType |
|
||||
BDILDAPServerType | AD OpenLDAP |
|
|||
BDIPresenceDomain | プレゼンス サーバのドメイン |
必須パラメータです。 プレゼンス サーバのドメインを指定します。 クライアントは、IM アドレスを作成するために、このドメインをユーザ ID に付加します。 たとえば、Adam McKenzie という名前のユーザのユーザ ID が amckenzie であるとします。 プレゼンス サーバ ドメインとして example.com を指定します。 ユーザがログインすると、クライアントは Adam McKenzie 用に amckenzie@example.com という IM アドレス を作成します。 |
|||
BDIPrimaryServerName | PrimaryServerName | 必須パラメータです。 プライマリ ディレクトリ サーバのアドレスを指定します。 このパラメータは、クライアントが自動的にディレクトリ サーバを検出できない手動接続に必要です。
|
|||
SecondaryServerName | IP アドレス FQDN |
このパラメータは、クライアントが自動的にディレクトリ サーバを検出できない手動接続に必要です。 |
|||
BDIServerPort1 | ServerPort1 | ||||
ServerPort2 | ポート番号 |
||||
UseWindowsCredentials | 0 1 |
|
|||
BDIUseJabberCredentials | true false |
クライアントがプレゼンス サーバを使用してディレクトリ サーバにサイン インできるかどうかを指定します。 True クライアントは次の順序でユーザ名とパスワードを検索します。 クレデンシャルが存在しない場合、クライアントは匿名サインインを試みます。 False これがデフォルト値です。 クライアントは、設定ファイルの BDIConnectionUsername および BDIConnectionPassword の値を使用してサインインを試行します。 これらのパラメータが存在しない場合、クライアントは匿名サインインを試行します。 |
|||
BDIConnectionUsername | ConnectionUsername | ディレクトリ サーバでの認証にクライアントが使用できる共有ユーザ名を手動で指定できるようにします。 クライアントは、このユーザ名をプレーン テキストとして転送して保存します。 デフォルトでは、Cisco Jabber for Windows は、ディレクトリ サーバに接続するときに統合 Windows 認証を使用します。 このパラメータは、ユーザの Microsoft Windows クレデンシャルを使用してディレクトリ サーバで認証できないシナリオで、ユーザ名を手動で指定できるようにします。 このパラメータを使用する必要がある場合は、有名なクレデンシャルやパブリック セットのクレデンシャルのみを使用する必要があります。 統合に使用するアカウントは、ディレクトリに対する読み取り専用権限を持っている必要があります。 |
|||
BDIConnectionPassword | ConnectionPassword | ディレクトリ サーバでの認証にクライアントが使用できる共有パスワードを手動で指定できるようにします。 クライアントは、このパスワードをプレーン テキストとして転送して保存します。 デフォルトでは、Cisco Jabber for Windows は、ディレクトリ サーバに接続するときに統合 Windows 認証を使用します。 このパラメータは、ユーザの Microsoft Windows クレデンシャルを使用してディレクトリ サーバで認証できないシナリオで、パスワードを手動で指定できるようにします。 このパラメータを使用する必要がある場合は、有名なクレデンシャルやパブリック セットのクレデンシャルのみを使用する必要があります。 統合に使用するアカウントは、ディレクトリに対する読み取り専用権限を持っている必要があります。 |
|||
BDIEnableTLS | true false |
|
|||
UseSSL | 0 1 |
|
|||
UseSecureConnection | 0 1 |
|
BDI パラメータ | EDI パラメータ | 値 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|---|
BDIBaseFilter | BaseFilter | Active Directory クエリーの基本フィルタを指定します。 ディレクトリのサブキー名のみを指定し、ディレクトリへのクエリーの実行時にユーザ オブジェクト以外のオブジェクトを取得します。 Cisco Jabber for iPhone and iPad のデフォルト値は、(&(objectCategory=person) です。 他のクライアントのデフォルト値は、(&(objectCategory=person)) です。 設定ファイルには、有効な XML 文字実体参照のみを含めることができます。 カスタム基本フィルタを指定する場合には、& の代わりに & を使用します。 |
|||
BDIUseANR | true false |
クライアントがその属性を探すようにするためには、ディレクトリ サーバを設定して、ANR の属性を設定する必要があります。 |
|||
BDIPredictiveSearchFilter | PredictiveSearchFilter | 検索クエリーをフィルタするために、複数のカンマ区切り値を定義できます。
クライアントがその属性を探すようにするためには、ディレクトリ サーバを設定して、ANR の属性を設定する必要があります。 |
|||
DisableSecondaryNumberLookups | 0 1 |
|
|||
SearchTimeout | |||||
UseWildcards | 0 1 |
|
|||
MinimumCharacterQuery | ディレクトリのクエリーを行うために連絡先名の最小文字数を指定します。 たとえば、このパラメータの値として 2 を設定した場合、ユーザが検索フィールドに少なくとも 2 文字を入力するとクライアントはディレクトリを検索します。 |
||||
BDISearchBase1 | SearchBase1 SearchBase2 SearchBase3 SearchBase4 SearchBase5 |
検索が開始されるディレクトリ サーバの場所を指定します。 つまり、検索ベースはクライアントが検索を実行するルートです。 デフォルトの場合、クライアントはディレクトリ ツリーのルートから検索を行います。 デフォルトの動作を上書きする場合は、最大 5 つの検索ベースの値を OU に指定することができます。 Active Directory は通常、検索ベースを必要としません。 特定のパフォーマンス要件がある場合にのみ、Active Directory の検索ベースを指定します。 ディレクトリ内の特定の場所へのバインディングを作成するには、Active Directory 以外のディレクトリ サーバに関しては検索ベースを指定する必要があります。
|
次は、特定のロケーションやオブジェクトを検索する場合に使用できる基本フィルタの例です。
特定のグループのみを検索する場合:
(&(objectClass=user)(memberOf=cn=group-name,ou=Groups,dc=example,dc=com))
グループ内のネストされたグループを検索する場合:
(&(objectClass=user)(memberOf:search-oid:=cn=group-name,ou=Groups,dc=example,dc=com))
有効なアカウントと管理者以外のアカウントのみを検索する場合:
(&(objectCategory=person)(objectClass=user)(!(userAccountControl:search-oid:=2)) (!(sAMAccountName=*_dbo))(!(sAMAccountName=*-admin)))
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
PhoneNumberMasks | ユーザが電話番号を検索するときに使用するマスクを指定します。 たとえば、ユーザが +14085550100 からのコールを受信するとします。 ディレクトリでは、この番号は +(1) 408 555 0100 です。 |
電話マスクは、クライアントでディレクトリを検索する前に電話番号に適用されます。 電話マスクを正しく設定すると、クエリーが完全に一致するため、ディレクトリ検索が成功し、ディレクトリ サーバのパフォーマンスへの影響が回避されます。
要素 | 説明 |
---|---|
電話番号パターン | 番号パターンを設定してディレクトリから電話番号を取得します。 電話マスクを追加するには、マスクを適用する番号パターンを指定します。 たとえば、+1408 で始まる検索に対してマスクを指定するには、+1408|+(#) ### ### #### のマスクを使用します。 桁数が同じでもパターンが異なる電話番号をマスクで処理できるようにするには、桁数が同じ複数のマスクを使用します。
|
パイプ記号(|) | 番号パターンとマスクを区切ります。 たとえば、+1408|+(#) ### ### ####|+34|+(##) ### #### です。 |
ワイルドカード文字 | 一致すると思われる文字のサブセットの代わりに 1 つ以上の文字を使用します。 電話マスクで任意のワイルドカード文字を使用できます。
|
逆マスク | 番号パターンを右から左に適用します。 たとえば、+34985590199 に +3498|R+34 (98) 559 #### のマスクを適用すると、+34 (98) 559 0199 が取得されます。 順マスクと逆マスクの両方を使用できます。 |
BDI パラメータ | EDI パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|---|
BDIPhotoUriSubstitutionEnabled | PhotoUriSubstitutionEnabled |
|
|
BDIPhotoUriSubstitutionToken | PhotoUriSubstitutionToken | 写真 URI に挿入するディレクトリ属性を指定します(sAMAccountName など)。 |
|
BDIPhotoUriWithToken | PhotoUriWithToken | 変数値として、ディレクトリ属性が付いた写真 URI を指定します。 次に例を示します。 http://staffphoto.example.com/sAMAccountName.jpg パラメータは LDAP ディレクトリ統合に適用されます。 写真 URI の代替を設定するには、BDIPhotoUriSubstitutionToken の値としてディレクトリ属性を設定します。 クライアントはクレデンシャルなしで、Web サーバから画像を取得できる必要があります。 |
|
BDIPhotoSource | PhotoSource | ディレクトリ属性 | 連絡先の写真をバイナリ オブジェクトとしてまたは写真の URI の形で格納するディレクトリ属性の名前。 |
Cisco Jabber では、次の方法で連絡先写真を取得して表示します。
![]() (注) |
Active Directory で写真を変更すると、Cisco Jabber で写真が更新されるまで最大 24 時間かかることがあります。 |
Cisco Jabber によって、ディレクトリ属性と URL テンプレートを使用して連絡先写真の URL が動的に作成されます。
<BDIPhotoUriSubstitutionToken>sAMAccountName</BDIPhotoUriSubstitutionToken>
<PhotoUriSubstitutionToken>sAMAccountName</PhotoUriSubstitutionToken>
<BDIPhotoUriWithToken>http://staffphoto.example.com/sAMAccountName.jpg</BDIPhotoUriWithToken>
<PhotoUriWithToken>http://staffphoto.example.com/sAMAccountName.jpg</PhotoUriWithToken>
上記の手順で例として示した値の場合、sAMAccountName 属性はディレクトリの msmith と解決されます。その後、 Cisco Jabber では、この値を取得してトークンを置換し、http://staffphoto.example.com/msmith.jpg の URL を作成します。
Cisco Jabber によって、データベースから写真のバイナリ データが取得されます。
Active Directory のバイナリ オブジェクトを使用する場合は、BDIPhotoUriWithToken も PhotoUriWithToken も設定しません。
<BDIPhotoSource>jpegPhoto</BDIPhotoSource>
<PhotoSource>thumbnailPhoto</PhotoSource>
Cisco Jabber によって、ディレクトリ属性から URL が取得されます。
<BDIPhotoSource>photoUri</BDIPhotoSource>
<PhotoSource>photoUri</PhotoSource>
パラメータ | 値 | 説明 |
---|---|---|
PresenceDomain |
プレゼンス サーバのドメイン |
必須パラメータです。 プレゼンス サーバのドメインを指定します。 クライアントは、IM アドレスを作成するために、このドメインをユーザ ID に付加します。 たとえば、Adam McKenzie という名前のユーザのユーザ ID が amckenzie であるとします。 プレゼンス サーバ ドメインとして example.com を指定します。 ユーザがログインすると、クライアントは Adam McKenzie に amckenzie@example.com という IM アドレスを構築します。 |
UdsServer | IP アドレス FQDN |
Cisco Unified Communications Manager ユーザ データ サービス(UDS)サーバのアドレスを指定します。 このパラメータは、クライアントが自動的に UDS サーバを検出できない手動接続に必要です。 |
UdsPhotoUriWithToken | URI |
変数値としてディレクトリ属性を使用する、写真 URI を指定します(http://www.photo/url/path/%%uid%%.jpg など)。 クライアントはクレデンシャルなしで、Web サーバから画像を取得できる必要があります。 |
UDS によって、ディレクトリ属性と URL テンプレートを使用して連絡先写真の URL が動的に作成されます。
<UdsPhotoUriWithToken>http://server_name/%%uid%%.jpg</UdsPhotoUriWithToken>
UDS によって、%%uid%% トークンが UDS の userName 属性に置換されます。 たとえば、Mary Smith という名前のユーザがディレクトリに存在するとします。 Mary Smith の userName 属性は msmith です。 Mary Smith の連絡先写真を解決するために、Cisco Jabber では userName 属性を取得して %%uid%% トークンを置換し、http://staffphoto.example.com/msmith.jpg の URL を作成します。
![]() (注) |
Active Directory で写真を変更すると、Cisco Jabber で写真が更新されるまで最大 24 時間かかることがあります。 |
Expressway for Mobile and Remote Access を導入している場合、ユーザが企業ネットワークの外部からサービスに接続するときに、クライアントは自動的に UDS を連絡先の解決に使用します。 UDS 連絡先の解決を Expressway for Mobile and Remote Access にセットアップする場合、連絡先写真をホストする Web サーバをご使用の Cisco Expressway-C サーバ コンフィギュレーションにある HTTP サーバの許可リストに追加する必要があります。 HTTP サーバの許可リストは、クライアントが社内ネットワーク内の Web サービスにアクセスできるようにします。
すべての連絡先写真は、UdsPhotoUriWithToken の値として指定した URL の形式に従っている必要があります。
Cisco Jabber で最適な結果を得るには、連絡先の写真は特定の形式と寸法にする必要があります。 サポートされる形式と最適な寸法を確認してください。 クライアントが連絡先の写真に対して行う調整について説明します。
Cisco Jabber では、GIF 形式の連絡先写真のレンダリングを向上させるための変更は適用されません。 その結果、GIF 形式の連絡先写真が不正にレンダリングされたり最適な品質にならない場合があります。 最適な品質を得るには、連絡先の写真として PNG 形式を使用する必要があります。
![]() ヒント |
連絡先写真の最適な寸法は、アスペクト比 1:1 の 128 x 128 ピクセルです。 Microsoft Outlook でのローカルの連絡先写真の最大寸法は 128 x 128 ピクセルです。 |
参照先 | 寸法 |
---|---|
音声コール ウィンドウ |
128 x 128 ピクセル |
|
64 x 64 ピクセル |
|
32 x 32 ピクセル |
ディレクトリ内の連絡先写真が 128 x 128 ピクセル以外のサイズである場合、クライアントによって写真のサイズが自動的に変更されます。 たとえば、ディレクトリ内の連絡先写真が 64 x 64 ピクセルであるとします。 Cisco Jabber でディレクトリから連絡先写真を取得すると、その写真のサイズが 128 x 128 ピクセルに変更されます。
![]() ヒント |
連絡先写真のサイズ変更により、最適な解像度が得られない場合があります。 このため、クライアントによって連絡先写真のサイズが自動的に変更されないように、128 x 128 ピクセルの連絡先写真を使用してください。 |
Cisco Jabber では、四角形以外の写真を四角形のアスペクト比(つまり、幅が高さと同じアスペクト比 1:1)に自動的にトリミングします。
ディレクトリ内の連絡先写真が縦方向である場合、クライアントは上端から 30 %、下端から 70 % をトリミングします。
たとえば、ディレクトリ内の連絡先写真が幅 100 ピクセル、高さ 200 ピクセルである場合、アスペクト比が 1:1 となるように Cisco Jabber で高さから 100 ピクセルをトリミングする必要があります。 この場合、クライアントは写真の上端から 30 ピクセルを、写真の下端から 70 ピクセルをトリミングします。
ディレクトリ内の連絡先写真が横方向である場合、クライアントは両方の側から 50 % をトリミングします。
たとえば、ディレクトリ内の連絡先写真が幅 200 ピクセル、高さ 100 ピクセルである場合、アスペクト比が 1:1 となるように Cisco Jabber で幅から 100 ピクセルをトリミングする必要があります。 この場合、クライアントは写真の右側から 50 ピクセルを、写真の左側から 50 ピクセルをトリミングします。
ここでは、サポートされている統合シナリオについて説明し、設定の例を示します。
パラメータ | 値 |
---|---|
DirectoryServerType | EDI |
ConnectionType | 1 |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <ConnectionType>1</ConnectionType> </Directory>
パラメータ | 値 |
---|---|
DirectoryServerType | EDI |
BDIPrimaryServerName | FQDN IP アドレス |
BDIServerPort1 | ポート番号 |
SecondaryServerName | FQDN IP アドレス |
ServerPort2 | ポート番号 |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <BDIPrimaryServerName>primary-server-name.domain.com</BDIPrimaryServerName> <BDIServerPort1>1234</BDIServerPort1> <SecondaryServerName>secondary-server-name.domain.com</SecondaryServerName> <ServerPort2>5678</ServerPort2> </Directory>
パラメータ | 値 | ||
---|---|---|---|
DirectoryServerType | UDS | ||
UdsServer | UDS サーバの IP アドレス | ||
UdsPhotoUriWithToken | 連絡先写真の URL | ||
PresenceDomain
|
既存ドメインのサーバ アドレス |
![]() (注) |
すべての連絡先(企業ファイアウォール内外)の解決に UDS を使用する場合にのみ、DirectoryServerType パラメータを UDS に設定することが必要です。 |
<Directory> <DirectoryServerType>UDS</DirectoryServerType> <UdsServer>11.22.33.444</UdsServer> <UdsPhotoUriWithToken>http://server-name/%%uid%%.jpg</UdsPhotoUriWithToken> </Directory>
![]() (注) |
LDAP はデフォルト設定であるため、クライアント コンフィギュレーション ファイルに DirectoryServerType パラメータを含める必要はありません。 |
パラメータ | 値 |
---|---|
BDIPhotoUriWithToken | 企業ファイアウォール内での連絡先写真 URL |
UdsPhotoUriWithToken | 企業ファイアウォール外での連絡先写真 URL |
<Directory> <BDIPhotoUriWithToken>http://staffphoto.example.com/sAMAccountName.jpg </BDIPhotoUriWithToken> <UdsPhotoUriWithToken>http://server-name/%%uid%%.jpg</UdsPhotoUriWithToken> </Directory>
<UseWindowsCredentials>0</UseWindowsCredentials> <UseSSL>0</UseSSL> <UseSecureConnection>0</UseSecureConnection> <BDIConnectionUsername>username</BDIConnectionUsername> <BDIConnectionPassword>password</BDIConnectionPassword>
単純な認証では、次の設定例のように簡易バインドを使用してディレクトリ サーバに接続することができます。
<BDIEnableTLS>False</BDIEnableTLS> <BDIConnectionUsername>username</BDIConnectionUsername> <BDIConnectionPassword>password</BDIConnectionPassword> <BDIServerPort1>389/3268</BDIServerPort1>
<UseWindowsCredentials>0</UseWindowsCredentials> <UseSSL>1</UseSSL> <UseSecureConnection>0</UseSecureConnection> <BDIConnectionUsername>username</BDIConnectionUsername> <BDIConnectionPassword>password</BDIConnectionPassword>
<BDIEnableTLS>True</BDIEnableTLS> <BDIConnectionUsername>username</BDIConnectionUsername> <BDIConnectionPassword>password</BDIConnectionPassword> <BDIServerPort1>636/3269</BDIServerPort1>
匿名バインドや認証済みバインドを使用して、OpenLDAP と統合できます。
パラメータ | 値 |
---|---|
DirectoryServerType | EDI |
ConnectionType | 1 |
BDIPrimaryServerName | IP アドレス ホストネーム |
UseWindowsCredentials | 0 |
UseSecureConnection | 1 |
BDISearchBase1 | ディレクトリ サービスまたは組織単位(OU)のルート |
BDIUserAccountName | uid または cn などの固有識別子 |
BDIBaseFilter | ディレクトリ サービスが使用するオブジェクト クラス(inetOrgPerson など)。 |
BDIPredictiveSearchFilter | uid または他の検索フィルタ |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <ConnectionType>1</ConnectionType> <BDIPrimaryServerName>11.22.33.456</BDIPrimaryServerName> <UseWindowsCredentials>0</UseWindowsCredentials> <UseSecureConnection>1</UseSecureConnection> <BDISearchBase1>ou=people,dc=cisco,dc=com</BDISearchBase1> <BDIUserAccountName>uid</BDIUserAccountName> <BDIBaseFilter>(&(objectClass=inetOrgPerson)</BDIBaseFilter> <BDIPredictiveSearchFilter>uid</BDIPredictiveSearchFilter> </Directory>
パラメータ | 値 |
---|---|
DirectoryServerType | BDI |
BDILDAPServerType | OpenLDAP |
BDIPrimaryServerName | IP アドレス ホストネーム |
BDIEnableTLS | True |
BDISearchBase1 | ディレクトリ サービスまたは組織単位(OU)のルート |
BDIServerPort1 | プライマリ ディレクトリ サーバのポート |
BDIUserAccountName | uid または cn などの固有識別子 |
BDIBaseFilter | ディレクトリ サービスが使用するオブジェクト クラス(inetOrgPerson など)。 |
BDIPredictiveSearchFilter (任意) | uid または他の検索フィルタ |
<Directory> <DirectoryServerType>BDI</DirectoryServerType> <BDILDAPServerType>OpenLDAP</BDILDAPServerType> <BDIPrimaryServerName>11.22.33.456</BDIPrimaryServerName> <BDIEnableTLS>True</BDIEnableTLS> <BDISearchBase1>ou=people,dc=cisco,dc=com</BDISearchBase1> <BDIServerPort1>636/3269</BDIServerPort1> <BDIUserAccountName>uid</BDIUserAccountName> <BDIBaseFilter>(&(objectClass=inetOrgPerson)</BDIBaseFilter> <BDIPredictiveSearchFilter>uid</BDIPredictiveSearchFilter> </Directory>
パラメータ | 値 |
---|---|
DirectoryServerType | EDI |
ConnectionType | 1 |
BDIPrimaryServerName | IP アドレス ホストネーム |
UseWindowsCredentials | 0 |
UseSecureConnection | 0 |
BDISearchBase1 | ディレクトリ サービスまたは組織単位(OU)のルート |
BDIUserAccountName | uid または cn などの固有識別子 |
BDIBaseFilter | ディレクトリ サービスが使用するオブジェクト クラス(inetOrgPerson など)。 |
BDIPredictiveSearchFilter | uid または他の検索フィルタ |
BDIConnectionUsername | ユーザ名 |
BDIConnectionPassword | パスワード |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <ConnectionType>1</ConnectionType> <BDIPrimaryServerName>11.22.33.456</BDIPrimaryServerName> <UseWindowsCredentials>0</UseWindowsCredentials> <UseSecureConnection>0</UseSecureConnection> <BDISearchBase1>ou=people,dc=cisco,dc=com</BDISearchBase1> <BDIUserAccountName>uid</BDIUserAccountName> <BDIBaseFilter>(&(objectClass=inetOrgPerson)</BDIBaseFilter> <BDIPredictiveSearchFilter>uid</BDIPredictiveSearchFilter> <BDIConnectionUsername>cn=lds-read-only-user,dc=cisco,dc=com</BDIConnectionUsername> <BDIConnectionPassword>password</BDIConnectionPassword> </Directory>
パラメータ | 値 |
---|---|
DirectoryServerType | BDI |
BDILDAPServerType | OpenLDAP |
BDIPrimaryServerName | IP アドレス ホストネーム |
BDIEnableTLS | False |
BDISearchBase1 | ディレクトリ サービスまたは組織単位(OU)のルート |
BDIServerPort1 | プライマリ ディレクトリ サーバのポート |
BDIUserAccountName | uid または cn などの固有識別子 |
BDIBaseFilter | ディレクトリ サービスが使用するオブジェクト クラス(inetOrgPerson など)。 |
BDIPredictiveSearchFilter (任意) | uid または他の検索フィルタ |
BDIConnectionUsername | ユーザ名 |
BDIConnectionPassword | パスワード |
<Directory> <DirectoryServerType>BDI</DirectoryServerType> <BDILDAPServerType>OpenLDAP</BDILDAPServerType> <BDIPrimaryServerName>11.22.33.456</BDIPrimaryServerName> <BDIEnableTLS>False</BDIEnableTLS> <BDISearchBase1>ou=people,dc=cisco,dc=com</BDISearchBase1> <BDIServerPort1>389/3268</BDIServerPort1> <BDIUserAccountName>uid</BDIUserAccountName> <BDIBaseFilter>(&(objectClass=inetOrgPerson)</BDIBaseFilter> <BDIPredictiveSearchFilter>uid</BDIPredictiveSearchFilter> <BDIConnectionUsername>cn=administrator,dc=cisco,dc=com</BDIConnectionUsername> <BDIConnectionPassword>password</BDIConnectionPassword> </Directory>
特定の設定を使用すると、AD LDS または ADAM と統合できます。
パラメータ | 値 |
---|---|
DirectoryServerType | EDI |
BDIPrimaryServerName | IP アドレス ホストネーム |
BDIServerPort1 | ポート番号 |
UseWindowsCredentials | 0 |
UseSecureConnection | 1 |
BDISearchBase1 | ディレクトリ サービスまたは組織単位(OU)のルート |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <BDIPrimaryServerName>11.22.33.456</BDIPrimaryServerName> <BDIServerPort1>50000</BDIServerPort1> <UseWindowsCredentials>0</UseWindowsCredentials> <UseSecureConnection>1</UseSecureConnection> <BDISearchBase1>dc=adam,dc=test</BDISearchBase1> </Directory>
パラメータ | 値 |
---|---|
DirectoryServerType | EDI |
BDIPrimaryServerName | IP アドレス ホストネーム |
BDIServerPort1 | ポート番号 |
UseWindowsCredentials | 0 |
UseSecureConnection | 1 |
BDIConnectionUsername | ユーザ名 |
BDIConnectionPassword | パスワード |
BDIUserAccountName | uid または cn などの固有識別子 |
BDISearchBase1 | ディレクトリ サービスまたは組織単位(OU)のルート |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <BDIPrimaryServerName>11.22.33.456</BDIPrimaryServerName> <BDIServerPort1>50000</BDIServerPort1> <UseWindowsCredentials>0</UseWindowsCredentials> <UseSecureConnection>1</UseSecureConnection> <BDIConnectionUsername>cn=administrator,dc=cisco,dc=com</BDIConnectionUsername> <BDIConnectionPassword>password</BDIConnectionPassword> <BDIUserAccountName>cn</BDIUserAccountName> <BDISearchBase1>ou=people,dc=cisco,dc=com</BDISearchBase1> </Directory>
パラメータ | 値 |
---|---|
DirectoryServerType | EDI |
BDIPrimaryServerName | IP アドレス ホストネーム |
BDIServerPort1 | ポート番号 |
UseWindowsCredentials | 0 |
UseSecureConnection | 0 |
BDIConnectionUsername | ユーザ名 |
BDIConnectionPassword | パスワード |
BDIUserAccountName | uid または cn などの固有識別子 |
BDISearchBase1 | ディレクトリ サービスまたは組織単位(OU)のルート |
<Directory> <DirectoryServerType>EDI</DirectoryServerType> <BDIPrimaryServerName>11.22.33.456</BDIPrimaryServerName> <BDIServerPort1>50000</BDIServerPort1> <UseWindowsCredentials>0</UseWindowsCredentials> <UseSecureConnection>0</UseSecureConnection> <BDIConnectionUsername>cn=administrator,dc=cisco,dc=com</BDIConnectionUsername> <BDIConnectionPassword>password</BDIConnectionPassword> <BDIUserAccountName>cn</BDIUserAccountName> <BDISearchBase1>ou=people,dc=cisco,dc=com</BDISearchBase1> </Directory>
フェデレーションは Cisco Jabber ユーザが、異なるシステムでプロビジョニングされたユーザや Cisco Jabber 以外のクライアント アプリケーションを使用しているユーザと通信できるようにします。
ドメイン間フェデレーションでは、エンタープライズ ドメイン内の Cisco Jabber ユーザは、他のドメイン内のユーザとアベイラビリティを共有し、それらのユーザにインスタント メッセージを送信できます。
Cisco Unified Presence または Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service 上に Cisco Jabber のドメイン間フェデレーションを設定します。 詳細については、該当するサーバのドキュメントを参照してください。
ドメイン内フェデレーションでは、同じドメイン内のユーザはアベイラビリティを共有し、Cisco Unified Presence と Microsoft Office Communications Server、Microsoft Live Communications Server、または他のプレゼンス サーバ間でインスタント メッセージを送信できます。
Cisco Unified Presence:『Integration Guide for Configuring Partitioned Intradomain Federation for Cisco Unified Presence Release 8.6 and Microsoft LCS/OCS』
Cisco Unified Communications IM and Presence:『Partitioned Intradomain Federation for IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager』
プレゼンス サーバでのイントラドメイン フェデレーションの設定に加えて、Cisco Jabber 設定ファイルでいくつかの設定が必要になる場合があります。
連絡先の検索時に連絡先を解決したり、ディレクトリから連絡先情報を取得したりするには、Cisco Jabber で各ユーザの連絡先 ID が必要です。 Cisco Unified Presence では、Microsoft Office Communications Server、Microsoft Live Communications Server などの他のプレゼンス サーバの形式と常に一致するとは限らない連絡先情報を解決するために特定の形式を使用します。
ステップ 1 | BDIUseSIPURIToResolveContacts パラメータの値を true に設定します。 | ||
ステップ 2 |
Cisco Jabber で使用する連絡先 ID が含まれている属性を指定し、連絡先情報を BDISipUri パラメータの値として取得します。 デフォルト値は msRTCSIP-PrimaryUserAddress です。
|
||
ステップ 3 |
各連絡先 ID のプレフィックスとなるテキストを BDIUriPrefix パラメータの値として設定します。 プレフィックスとは、連絡先 ID のユーザ名の前にあるテキストです。 たとえば、msRTCSIP-PrimaryUserAddress を BDISipUri の値として指定します。 ディレクトリにおける各ユーザの msRTCSIP-PrimaryUserAddress の値は、sip:username@domain の形式になります。 |
<Directory> <BDIUseSIPURIToResolveContacts>true</BDIUseSIPURIToResolveContacts> <BDISipUri>non-default-attribute</BDISipUri> <BDIUriPrefix>sip:</BDIUriPrefix> </Directory>
このトピックでは、BDISipUri、BDIUseSIPURIToResolveContacts、および BDIUriPrefix の各パラメータを使用したドメイン内フェデレーションの連絡先を解決する例について説明します。
Cisco Jabber により、sip:msmith@domain.com から sip: のプレフィックスが削除され、msmith@domain.com の連絡先 ID が取得されます。
![]() (注) |
常設チャット ルームとその管理は、オンプレミス展開専用です。 |
ルームの作成、モデレータの委任、メンバーの指定を行うことで、Jabber クライアントから常設チャット ルームを管理します。 ルームを作成するノードは自動的に作成されます。ただし、上書きや、特定のノードの指定が可能です。 管理者およびモデレータは常設チャット ルーム内の特権ユーザです。 Cisco Unified Presence サーバ上にある、管理者として担当しているサービス ノードの常設チャット ルームを管理できます。
ルームを作成すると、ルームが作成されたこと、およびメンバーをただちに追加するか後で追加するかを尋ねる通知が表示されます。
カスタム埋め込みタブは、クライアント インターフェイスで HTML コンテンツを表示します。 Cisco Jabber のカスタム埋め込みタブ定義を作成する方法について説明します。
次の XML コードは、
パラメータ | 値 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
browser-plugin | ||||
page | ||||
refresh | true false |
|
||
preload | true false |
このパラメータはオプションであり、page 要素の属性です。 |
||
tooltip | ||||
icon | URL |
Microsoft Internet Explorer で描画可能なアイコン(.JPG、.PNG、.GIF 形式など)を使用できます。 このパラメータはオプションです。 アイコンが指定されていない場合、クライアントは HTML ページからお気に入りアイコンをロードします。 お気に入りアイコンが使用できない場合、クライアントはデフォルトのアイコンをロードします。 |
||
URL | URL |
埋め込みタブのコンテンツが格納される URL を指定します。 クライアントは、Internet Explorer レンダリング エンジンを使用して埋め込みタブのコンテンツを表示します。 このため、Internet Explorer でサポートされているコンテンツを指定できます。
|
ユーザはクライアント ユーザ インターフェイスを介して独自のカスタム埋め込みタブを作成できます。
<Options> <AllowUserCustomTabs>true</AllowUserCustomTabs> </Options>
![]() (注) |
ユーザのカスタム組み込みタブは、デフォルトで true に設定されます。 |
カスタム埋め込みタブのアイコンには、1 つのイメージ ファイル内の各状態に対して 10 個のフレームがあります。
![]() (注) |
${UserID} トークンを URL パラメータの値の一部として指定できます。 ユーザがサインインすると、クライアントにより、${UserID} トークンがログインしたユーザのユーザ名に置き換えられます。
![]() ヒント |
また、クエリー文字列に ${UserID} トークンを指定することもできます(例:www.cisco.com/mywebapp.op?url=${UserID})。 |
カスタム埋め込みタブに JavaScript 通知を実装できます。 ここでは、JavaScript 通知用にクライアントが提供するメソッドについて説明します。 また、通知のテストに使用できる JavaScript フォームの例についても説明します。 非同期サーバ コールに対する JavaScript 通知の実装方法と他のカスタム実装に関する説明は、このマニュアルでは取り扱いません。 詳細については、該当する JavaScript のマニュアルを参照してください。
クライアントは、ユーザがハブ クライアント ウィンドウを移動またはそのサイズを変更すると、このメソッドを呼び出します。
クライアントは、クライアント ハブ ウィンドウがアクティブになると、このメソッドを呼び出します。
クライアントは、クライアント ハブ ウィンドウ が非アクティブになると、このメソッドを呼び出します。
次の JavaScript 関数を使用して、連絡先のプレゼンスを登録し、クライアントからプレゼンスの更新情報を受信することができます。
このメソッドにユーザの IM アドレスを使用して、ストリング値を指定します。
このメソッドを使用すると、ユーザは連絡先のプレゼンスに関してクライアントから更新情報を取得できます。 文字列として次の値のいずれか 1 つを指定できます。
注:連絡先リストに含まれていない人物のプレゼンスを登録すると(一時プレゼンス登録)、その登録は 68 分後に期限切れになります。 登録が期限切れになった後、プレゼンスの更新情報を受信し続けるには、その人物のプレゼンスを再登録する必要があります。
次の JavaScript 関数を使用すると、連絡先の現在のロケール情報をクライアントから取得できます。
このメソッドを使用して、クライアントにロケール情報を要求できます。
このメソッドを使用して、クライアントからロケール情報を取得できます。
<html> <head> <script type="text/javascript"> function OnPresenceStateChanged(jid, basicPresence, localizedPresence) { var cell = document.getElementById(jid); cell.innerText = basicPresence.concat(", ",localizedPresence); } function GetUserLocale() { window.external.GetUserLocale(); } function SubscribePresence() { window.external.SubscribePresence('johndoe@example.com'); } function OnLocaleInfoAvailable(currentLocale) { var cell = document.getElementById("JabberLocale"); cell.innerText = currentLocale; } function onHubActivated() { var cell = document.getElementById("hubActive"); cell.innerText = "TRUE"; } function onHubDeActivated() { var cell = document.getElementById("hubActive"); cell.innerText = "FALSE"; } function onHubResized() { alert("Hub Resized or Moved"); } function OnLoadMethods() { SubscribePresence(); GetUserLocale(); } </script> </head> <body onload="OnLoadMethods()"> <table> <tr> <td>John Doe</td> <td id="johndoe@example.com">unknown</td> </tr> </table> <table> <tr> <td>Jabber Locale: </td> <td id="JabberLocale">Null</td> </tr> <tr> <td>Hub Activated: </td> <td id="hubActive">---</td> </tr> </table> </body> </html>
この例の JavaScript フォームをテストするには、前述の例を HTML ページにコピーしてから、そのページをカスタム埋め込みタブとして指定します。
テレフォニー サービスの API は、クライアントがカスタム埋め込みタブでコール イベントを表示できるようにします。 カスタム タブに OnTelephonyConversationStateChanged JavaScript 関数を実装できます。 クライアントはテレフォニーのカンバセーションの状態が変化するたびに、この関数を呼び出します。 この関数は、クライアントがコール イベントを取得するために解析する JSON 文字列を受け入れます。
次のスニペットは、コール イベントを保持する JSON を示します。
{ "conversationId": string, "acceptanceState": "Pending" | "Accepted| | "Rejected", "state": "Started" | "Ending" | "Ended", "callType": "Missed" | "Placed" | "Received" | "Passive" | "Unknown", "remoteParticipants": [{participant1}, {participant2}, …, {participantN}], "localParticipant": { } }
JSON の各参加者オブジェクトには、次のプロパティを含めることができます。
{ "voiceMediaDisplayName": "<displayName>", "voiceMediaNumber": "<phoneNumber>", "translatedNumber": "<phoneNumber>", "voiceMediaPhoneType": "Business" | "Home" | "Mobile" | "Other" | "Unknown", "voiceMediaState": "Active" | "Inactive" | "Pending" | "Passive" | "Unknown", }
次に、この関数のカスタム埋め込みタブでの実装例を示します。 この例では、state と acceptanceState プロパティの値を取得し、これらの値をカスタム タブに表示します。
function OnTelephonyConversationStateChanged(json) { console.log("OnTelephonyConversationStateChanged"); try { var conversation = JSON.parse(json); console.log("conversation id=" + conversation.conversationId); console.log("conversation state=" + conversation.state); console.log("conversation acceptanceState=" + conversation.acceptanceState); console.log("conversation callType=" + conversation.callType); } catch(e) { console.log("cannot parse conversation:" + e.message); } }
次に、この関数の考えられるすべてのフィールドでの実装例を示します。
function OnTelephonyConversationStateChanged(json) { console.log("OnTelephonyConversationStateChanged"); try { var conversation = JSON.parse(json); console.log("conversation state=" + conversation.state); console.log("conversation acceptanceState=" + conversation.acceptanceState); console.log("conversation callType=" + conversation.callType); for (var i=0; i<conversation.remoteParticipants.length; i++) { console.log("conversation remoteParticipants[" + i + "]="); console.log("voiceMediaDisplayName=" + conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaDisplayName); console.log("voiceMediaNumber=" + conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaNumber); console.log("translatedNumber=" + conversation.remoteParticipants[i].translatedNumber); console.log("voiceMediaPhoneType=" + conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaPhoneType); console.log("voiceMediaState=" + conversation.remoteParticipants[i].voiceMediaState); } console.log("conversation localParticipant="); console.log(" voiceMediaDisplayName=" + conversation.localParticipant.voiceMediaDisplayName); console.log(" voiceMediaNumber=" + conversation.localParticipant.voiceMediaNumber); console.log(" translatedNumber=" + conversation.localParticipant.translatedNumber); console.log(" voiceMediaPhoneType=" + conversation.localParticipant.voiceMediaPhoneType); console.log(" voiceMediaState=" + conversation.localParticipant.voiceMediaState); } catch(e) { console.log("cannot parse conversation:" + e.message); } }
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