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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。 あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Serviceability アラームについて説明します。この章は、次の項で構成されています。
• 「アラーム定義」
• 「参考情報」
Cisco Unified CallManager Serviceability のアラームでは、アラームとイベントの設定、およびアラーム メッセージ定義を行うことができます。どちらの機能も、システム管理者やサポート担当者が Cisco Unified CallManager の問題をトラブルシューティングする際に役立ちます。
アラームを使用すれば、Cisco Unified CallManager システムの実行時の状況と状態を表示して、問題を解決する修正処置をとることができます。たとえば、電話機が登録済みで機能しているかどうか判別できます。アラームには、説明や推奨の対処法などの情報があります。また、アラームの情報には、アプリケーション名、マシン名、およびクラスタ名が含まれているため、ローカル以外で起こった場合でも Cisco Unified CallManager の問題をトラブルシューティングするときに役立ちます。
アラーム インターフェイスを設定する際には、アラーム情報を複数の宛先に送信することと、それぞれの宛先に固有のアラーム イベント レベル(Debug から Emergency まで)を指定することができます。アラームの転送先には、Syslog Viewer(ローカルの syslog)、Syslog ファイル(リモートの syslog)、SDI トレース ログ ファイル、SDL トレース ログ ファイル(Cisco CallManager および CTIManager の場合のみ)、またはこれらすべての宛先のいずれかを指定できます。サービスがアラームを発行すると、アラーム インターフェイスはアラームを選択されたモニタ(SDI トレースなど)に送信します。モニタは、アラームを転送するか、または、最終的な宛先(ログ ファイルなど)に書き込みます。
Real-Time Monitoring Tool(RTMT)の Trace and Log Central オプションを使用して、SDI トレース ログ ファイルまたは SDL トレース ログ ファイルに送信されるアラームを収集します。RTMT で SysLog Viewer を使用して、ローカルの syslog に送信されたアラームを表示します。
アラーム定義は、アラーム メッセージの内容を説明するものです。つまり、メッセージの意味とその回復方法を示します。アラーム情報は Alarm Message Definitions ウィンドウで検索します。サービス固有のアラームをクリックすると、アラーム情報(ユーザが追加したユーザ定義テキストを含む)の説明とその推奨処置が表示されます。
トレースとトラブルシューティングで使用するアラームの情報を設定します。特定の 1 つのサーバにある Cisco CallManager および Cisco CTIManager などのサービスに対してアラームを設定することも、クラスタ内の全サーバ上の特定のサービスに対してアラームを設定することもできます。
個々のサービスのアラームおよびモニタ宛先について、アラームのイベント レベル(Error など)と宛先(ローカルの syslog の場合の Syslog Viewer など)を選択します。イベント レベルの選択により 2 つのタスクが完了します。1 つは、Cisco Unified CallManager が収集するアラームのタイプを管理者が絞る際に役立ちます。もう 1 つは、イベント ログ、Syslog、およびトレース ファイルが過負荷になることを防ぎます。
Cisco Unified CallManager では、アラーム定義と推奨処置が SQL サーバ データベースに保存されます。システム管理者は、すべてのアラーム定義をこのデータベースで検索できます。定義の内容には、アラーム名、記述、説明、推奨処置、重大度、パラメータ、モニタなどがあります。この情報は、システム管理者が Cisco Unified CallManager に発生した問題をトラブルシューティングするときに役立ちます。
Serviceability アラーム定義を使用すると、管理者はアラームに関する説明や推奨手段を追加できます。すべての管理者は、追加された情報にアクセスできます。管理者は、Alarm Information ウィンドウの User Defined Text ボックスに直接情報を入力します。標準の水平および垂直のスクロール バーを使用してスクロールできます。Cisco Unified CallManager Serviceability がその情報をデータベースに追加します。
アラーム情報を表示すると、Cisco Unified CallManager に問題があるかどうか判別できます。アラームの表示方法は、アラームの設定時に選択した宛先によって異なります。SDI トレース ログ ファイルまたは SDL トレース ログ ファイルに送信されるアラーム情報を表示するには、RTMT の Trace and Log Central オプションを使用するか、テキスト エディタを使用します。ローカルの syslog に送信されるアラーム情報を表示するには、SysLog Viewer を使用します。
ヒント リモートの Syslog メッセージは、CiscoWorks2000 レポート ビューアを使用して表示することもできます。
表3-1 に、アラームを設定する手順の概要を示します。
• 『 Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「サービスに対するアラームの設定または更新」
• 『 Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「アラーム定義の表示およびユーザ指定の記述の追加」
• 『 Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「アラーム定義のカタログ記述」
• 『 Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「RTMT のトレース収集とログ集中管理」