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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco uBR7200 シリーズCable Modem Termination System(CMTS; ケーブルモデム ターミネーション システム)の各種機能のトラブルシューティング情報について説明します。内容は次のとおりです。
(注) ケーブル フラップリストによる CMTS プラットフォームのトラブルシューティングの詳細については、Cisco.com 上の『Cisco Cable Modem Termination Feature Guide』の「Flap List Troubleshooting for the Cisco CMTS」の章を参照してください。
(注) トラブルシューティングに関するその他のオンライン資料については、TAC のTroubleshooting Assistant Web ページ(http://te.cisco.com/SRVS/CGI-BIN/WEBCGI.EXE?New,KB=Cable)を参照してください。
ここでは、ケーブル関連のshowコマンドの概要を説明します。このコマンドおよびその他の CMTS コマンドの詳細については、Cisco.com 上の次の資料を参照してください。
Cisco uBR10012 ルータのケーブル フラップリストを表示するには、特権 EXEC モードでshow cable flap-listコマンドを使用します。
show cable flap-list cable slot/port [upstream port] [sort-flap | sort-time]
show cable flap-list sort-interface [sort-flap | sort-time]
Cisco uBR10012 ルータでは、sortオプションは一度に 1 つのラインカードに適用され、その後リストが統合されます。たとえば、フラップリストはケーブル 7/0/0 に対してソートされ、コンソール上に表示されたあと、ケーブル 7/0/1 に対してソートされ、コンソール上に表示される(以下同様)といった処理が行われます。
show cable flap-listコマンドおよびshow cable modemコマンドでは、Cisco uBR10012 ルータが特定のモデムの不安定なリターンパスを検出し、電力調整を行った日時が表示されます。電力調整が行われたモデムは、P-Adj(電力調整)フィールドにアスタリスク(*)が表示されます。モデムの送信パワーが最大値に達し、それ以上パワーレベルを上げることができない場合には、感嘆符(!)が表示されます。
show cable flap-list コマンドの出力例を示します。
(注) 電力調整が行われた場合は、CM に対応する P-Adj フィールドにアスタリスク(*)が表示されます。CM の送信パワーレベルが最大値に達して、それ以上パワーレベルを上げることができない場合は、感嘆符(!)が表示されます。
次の例は、MAC アドレス別および時刻別にソートされたフラップリスト テーブルの応答出力を示します。
ケーブル フラップリストの詳細については、Cisco.com 上の『 Cisco Cable Modem Termination System Feature Guide 』の「 Flap List Troubleshooting for the Cisco CMTS 」の章を参照してください。
登録済み CM および未登録 CM の情報を表示するには、特権 EXEC モードでshow cable modemコマンドを使用します。
show cable modem [ip-address | interface | mac-address] [options]
コマンドオプションには、Cisco uBR10012 ルータ(Cisco IOS Release 12.2 XF)と Cisco uBR7200 シリーズ ルータ(Cisco IOS 12.1 EC)とで異なるものがあります。
(注) Cisco IOS Release 12.0(7)XR および 12.1(1a)T1 より、このコマンドの出力は拡張され、Cisco CMTS が特定 CM の不安定なリターンパスを検出して電力調整を行ったことを表示するようになっています。
• 電力調整が行われたときは、モデムに対応する P-Adj
フィールドにアスタリスク(*)が表示されます。
• モデムの送信パワーレベルが最大値に達して、それ以上パワーレベルを上げることができない場合は、感嘆符(!)が表示されます。
次の出力例は、show cable modemコマンドにより、個々の CM のデフォルトを表示しています。
次の例は、特定の CM に対するverboseオプションの出力を示しています。
詳しい説明、例、コマンド履歴、および関連コマンドについては、Cisco.com の『 Cisco Broadband Cable Command Reference Guide 』を参照してください。
ステーション メンテナンス エラー統計情報を表示するには、特権 EXEC モードでshow cable modem maintenanceコマンドを使用します。
CMTS によって CM がオフラインになっていることが検出されると(ステーション メンテナンス要求を 16 回試行しても応答がない場合)、CM にはオフラインマークが付けられます。CM がその後 24 時間以内にオンラインにならなかった場合は、CM および Service IDentifier(SID; サービス識別子)ステートがオフラインとしてマークされるだけではなく、CMTS レンジングリストから SID がただちに削除され、SID を完全に削除するためにエージングタイマーが起動します。
• SM Exhausted Count 値は、ステーション メンテナンス要求に応答しなかったことが原因で、CM が削除された回数を表します。16 回にわたる周期的なレンジングの機会に、CM が RNG_REQ を返さなかった場合、そのモデムはステーション メンテナンス リストから削除されます。
• SM Aborted Count 値は、無効な動作パラメータが原因で CM が削除された回数を表します。パワーレベルが許容範囲外である、またはタイミングオフセットが変化し続けているといった原因が考えられます。コマンド出力内の個々の時間は、発生時刻を示しています。
次の例は、特定の CM に対する maintenance オプションの出力を示しています。
Cisco CMTS の変調プロファイルグループ情報を表示するには、特権 EXEC モードでshow cable modulation-profileコマンドを使用します。
show cable modulation-profile [profile] [iuc-code]
(注) Cisco IOS Release 12.1(2)EC から、show cable burst-profileコマンドの代わりに、このコマンドが導入されています。Cisco IOS Release 12.1(3a)EC から、reqdata type オプションが追加されました。
show cable modulation-profile コマンドの出力例を示します。
詳しい説明、例、コマンド履歴、および関連コマンドについては、Cisco.com の『 Cisco Broadband Cable Command Reference Guide 』を参照してください。
Cisco CMTS の Quality-of-Service(QoS; サービス品質)プロファイルを表示するには、特権 EXEC モードでshow cable qos profileコマンドを使用します。
show cable qos profile profile-index [verbose]
(注) Cisco IOS Release 12.0(7)XR より、verbose オプションが追加されています。Cisco IOS Release 12.1(4)CX より、このコマンドの DOCSIS 1.1 での使用は廃止されています。DOCSIS 1.1 では、QoS プロファイルモデルをサービスフローモデルに置き換えているためです。DOCSIS 1.1 では、show interface cable qos paramsetコマンドを使用します。
次の例は、プロファイル 1、2、3、4 の QoS テーブルを表示しています。
次の例は、プロファイル 1 のverboseの出力を示しています。
詳しい説明、例、コマンド履歴、および関連コマンドについては、Cisco.com の『 Cisco Broadband Cable Command Reference Guide 』を参照してください。
ケーブル インターフェイスの現在の設定およびステータスを表示するには、特権 EXEC モードで show interface cable コマンドを使用します。
show interface cable slot/port [options]
ケーブル固有のオプションについては、Cisco.com の『 Cisco Broadband Cable Command Reference Guide 』の該当するコマンド リファレンス ページを参照してください。 |
次の例は、スロット 1/ポート 0 に搭載されている CM を指定した場合のshow interface cableコマンドの出力を示します。
CM の SID を表示するには、特権 EXEC モードでshow interface cable sid コマンドを使用します。
show interface cable x/y sid [counters | qos] [verbose]
slot/port形式で、Cisco CMTS シャーシのスロット番号およびダウンストリーム ポート番号を特定します。有効値は 3 ~ 6 です。 |
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次の出力例は、show interface cable sidコマンドのコマンド形式の 1 つを示しています。
詳しい説明、例、コマンド履歴、および関連コマンドについては、Cisco.com の『 Cisco Broadband Cable Command Reference Guide 』を参照してください。
Cisco CMTS の変調プロファイルグループ情報を表示するには、特権 EXEC モードで show cable modulation-profile コマンドを使用します。
show cable modulation-profile [profile] [iuc-code]
(注) show cable modulation-profileコマンドは、以前のshow cable burst-profileコマンドに代わるものです。
show cable modulation-profileコマンドの出力例を示します。
詳しい説明、例、コマンド履歴、および関連コマンドについては、Cisco.com の『 Cisco Broadband Cable Command Reference Guide 』を参照してください。
Cisco uBR924 cable access modemを使用して、Cisco uBR10012 ルータから発信されたダウンストリーム信号を確認することができます。Cisco uBR924 が、DOCSIS CM 仕様に従って設定されていることを確認してください。
Cisco uBR924 を使用して、Cisco uBR10012 ルータから発信されたダウンストリーム信号を確認するには、次の作業を行います。
ステップ 1 Cisco uBR924 を稼働し、0 ~ +5 dBmV の入力信号を受信している状態で、show controller c0 tunerコマンドを使用します。
ステップ 2 出力を調べ、SNR 推定値変数に対応する値を確認します。この値が 35 dB 以上であれば、信号は最適化されています。値が 35 dB 未満の場合には、ケーブルヘッドエンドのアップコンバータを調整してください。
ヒント ヘッドエンドに設置された CM の SNR 推定値は、35 ~ 39 dB でなければなりません。表示される実値は CM によって異なりますが、同じ CM で測定される値は常に一定になります。SNR を最大値にすることによって、CM の信頼性とサービス品質が最適化されます。
Cisco uBR10012 ルータでは、平均化アルゴリズムを使用して、CNR が小さいために過度の電力調整(フラッピング)が行われている CM について、最適なパワーレベルを決定します。フラッピング CM が削除されるのを防ぐため、Cisco uBR10012 ルータは、設定可能な RNG-REQ メッセージ数を平均化してから、電力調整を行います。潜在的に不安定なリターンパスを補正することによって、Cisco uBR10012 ルータは、対象となる CM との接続を維持します。ただし、このような電力調整は、不安定なリターンパス接続を示していると解釈できます。
show cable flap-list コマンドおよび show cable modem コマンドが拡張され、Cisco uBR10012 ルータが電力調整を行っているパス、および送信パワーが最大値に達しているモデムを判別できるようになりました。このような状況は不安定なパスを示しているので、補正する必要があります。
show cable flap-list コマンドの出力例を示します。
アスタリスク(*)は、CMTS がこのモデムに電力調整を適用していることを示しています。感嘆符(!)は、モデムの送信パワーが最大値に達していることを示しています。
次に、 show cable modem コマンドの出力例を示します。
show cable modem コマンドの出力にあるアスタリスク(*)は、CMTS がこの CM に電力調整を適用していることを示しています。感嘆符(!)は、CM の送信パワーが最大値に達していることを示しています。
• cable upstream power-adjust noise
• cable upstream frequency-adjust averaging
電力調整機能をイネーブルにするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードでcable upstream power-adjustコマンドを使用します。電力調整機能をディセーブルにするには、このコマンドのno形式を使用します。
cable upstream n power-adjust { threshold [ threshold # ] | continue [ tolerable value ] | noise [ % of power adjustment ]}
(注) スレッシュホールドのデフォルト値は、1 dB です。許容値のデフォルトは、2 dB です。電力調整は 30% です。
(注) 状況に応じて、一部の値を調整する必要があります。
最大パワーレベルに達したことが原因で、CM がレンジングを完了できない場合、tolerable value の CONTINUE フィールドをデフォルトの 2 dB より大きい値に設定してください。[C] バージョンのケーブル インターフェイス ラインカードでは 10 dB より大きい値、FPGA バージョンでは 5 dB より大きい値は推奨できません。
フラップリスト表示で電力調整の回数が多い CM でも、[noisy] として検出されていない場合は、[noisy] の割合を引き下げてください。また、不必要に [noisy] とみなされる CM が多すぎる場合は、[noisy] の割合を引き上げてください。
周波数スレッシュホールドの設定によって電力調整方式を制御するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで cable upstream freq-adj averaging コマンドを使用します。電力調整をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
cable upstream n freq-adj averaging % of frequency adjustment
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調整方式を標準電力調整方式からノイズ電力調整方式へ切り替えるには、一定の割合の周波数調整パケットが必要であることを指定します。 |
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標準電力調整方式からノイズ電力調整方式へ切り替えるために必要な、周波数調整パケットの割合を指定します。有効範囲は 10 ~ 100% です。 |
周波数調整パケットカウントが 50% に達したときに、電力調整方式を切り替える例を示します。
この機能に備わっているコンフィギュレーション コマンドを使用することにより、ダウンストリーム テスト信号を生成できます。現在、Pseudo Random Bit Stream(PRBS; 擬似ランダム ビット ストリーム)テスト信号と無変調搬送波テスト信号の両方がサポートされています。
PRBS テスト信号は、実際のデータストリームのように認識される、変調されたランダム データ パターンです。無変調テスト信号は、ダウンストリーム伝送上で搬送波のように認識される、連続する正弦波です。
PRBS および無変調搬送波テスト信号を生成するには、次の作業が必要です。
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(注) 通常の動作が再開されるように、インターフェイスを再びイネーブルにすることを忘れないでください。 |
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(注) 通常の動作が再開されるように、インターフェイスを再びイネーブルにすることを忘れないでください。 |
連続波テスト信号の出力または PRBS テスト信号の出力を確認するには、ダウンストリーム チャネル上でスペクトルアナライザを使用します。ダウンストリーム搬送波はデフォルトでイネーブルです。
標準動作モードは、変調された信号出力で、インターフェイスはアクティブです。PRBS および連続波出力の場合は、選択したインターフェイスがシャットダウンされます。
no cable downstream if-outputコマンドの機能は変更されていません。インターフェイスはシャットダウンされます。
Ping DOCSIS は、シスコの特許申請中の機能です。この機能により、ケーブルシステム管理者は、Cisco uBR10012 ルータとケーブル インターフェイス間のチャネルの状態を素早く診断することができます。1/64(IP ping の帯域)を使用し、IP アドレスを持たない CM にも適用できます。そのため、登録に失敗したり、内部バグがあったり、クラッシュのため応答できなかったりする CM に対して、ping を実行できます。
Ping DOCSIS 情報には、要求した電力調整のリアルタイム情報とプロット、および最適なヘッドエンド受信パワーの測定値が含まれています。これにより、ケーブル事業者は、ケーブル インターフェイスに対して、定期的なレンジング要求を決まった回数(ユーザ側で設定可能)だけ送るように要請できます。
特定のケーブル インターフェイスに ping を実行して、その CM がオンラインかどうかを調べるには、EXEC モードで次のコマンドを使用します。
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特定の MAC アドレスまたは IP アドレスを持つ CM に ping を送信し、その CM がオンラインかどうかを調べます。 |
ping docsis コマンドを実行すると、ping の宛先の CM から確認が返されます。
ヒント 問題がある場合は、ping の宛先ケーブル インターフェイスの MAC アドレスまたは IP アドレスを正しく指定しているかどうかを確認してください。
ケーブル インターフェイスのトラブルシューティングを実行するには、イネーブル(特権 EXEC)モードで次のdebugコマンドを使用します。
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コンソールへのデバッグ情報の出力をすべて停止し、特定のdebugコマンドを選択します。 |
ケーブル インターフェイスでの Address Resolution Protocol(ARP)要求のデバッグをアクティブにするには、特権 EXEC モードでdebug cable arpコマンドを使用します。ARP 要求のデバッグを非アクティブにするには、このコマンドのno形式を使用します。
このコマンドをアクティブにすると、すべてのケーブル ARP 要求メッセージがCisco uBR10012 ルータのコンソールに表示されます。
ケーブル MAC プロトコル内で発生するエラーを表示するには、特権 EXEC モードでdebug cable error コマンドを使用します。デバッグ出力をディセーブルにするには、このコマンドのno形式を使用します。
このコマンドをアクティブにすると、すべてのケーブル ARP 要求メッセージがCisco uBR10012 ルータのコンソールに表示されます。このコマンドをアクティブにすると、Cisco uBR10012 ルータのコンソールに、ケーブル MAC プロトコルに関するエラーが表示されます。
Key Encryption Key(KEK; 鍵暗号化鍵)および Traffic Encryption Key(TEK; トラフィック暗号化鍵)BPI 鍵管理のデバッグをアクティブにするには、特権 EXEC モードでdebug cable keyman コマンドを使用します。デバッグ出力をディセーブルにするには、このコマンドのno形式を使用します。
このコマンドをアクティブにすると、KEK 鍵および TEK 鍵に関するすべての動作がCisco uBR10012 ルータのコンソールに表示されます。
ダウンストリーム RF 信号を生成して暗号化するケーブル MAC で生成されるメッセージのデバッグをアクティブにするには、特権 EXEC モードでdebug cable mac-messages コマンドを使用します。ケーブル MAC メッセージのデバッグを非アクティブにするには、このコマンドのno 形式を使用します。
このコマンドをアクティブにすると、Cisco uBR7200 シリーズのコンソールに、ケーブル MAC で生成されるメッセージが表示されます。
マップ デバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードでdebug cable mapコマンドを使用します。デバッグ出力をディセーブルにするには、このコマンドのno形式を使用します。
ケーブル PHY で生成されるメッセージのデバッグをアクティブにするには、特権 EXEC モードでdebug cable phyコマンドを使用します。ケーブル PHY のデバッグを非アクティブにするには、このコマンドのno形式を使用します。
ケーブル PHY は、Cisco uBR10012 ルータと HFC ネットワークの間のアップストリーム/ダウンストリーム アクティビティを制御する物理レイヤです。このコマンドをアクティブにすると、Cisco uBR10012 ルータのコンソールに、ケーブル PHY で生成されるメッセージが表示されます。
ベースライン プライバシのデバッグをアクティブにするには、特権 EXEC モードでdebug cable privacyコマンドを使用します。デバッグ出力をディセーブルにするには、このコマンドのno形式を使用します。
QoS のデバッグをアクティブにするには、特権 EXEC モードでdebug cable qosコマンドを使用します。QoS のデバッグを非アクティブにするには、このコマンドのno形式を使用します。
このコマンドをアクティブにすると、Cisco uBR10012 ルータのコンソールに、QoS パラメータ関連メッセージが表示されます。
HFC ネットワーク上のケーブル インターフェイスからのレンジングメッセージのデバッグをアクティブにするには、特権 EXEC モードでdebug cable rangeコマンドを使用します。ケーブル インターフェイス レンジングのデバッグを非アクティブにするには、このコマンドのno形式を使用します。
このコマンドをアクティブにすると、ケーブル インターフェイスがアップストリーム周波数を要求または変更したときに生成されるレンジングメッセージが、Cisco uBR10012 ルータのコンソールに表示されます。
ケーブル インターフェイスからのアップストリーム メッセージのデバッグをアクティブにするには、特権 EXEC モードでdebug cable receiveコマンドを使用します。アップストリーム メッセージのデバッグを非アクティブにするには、このコマンドのno形式を使用します。
このコマンドをアクティブにすると、ケーブル インターフェイスによって生成され、Cisco uBR10012 ルータに送信されるメッセージがすべて、このルータのコンソールに表示されます。
HFC ネットワーク上のケーブル インターフェイスからの登録要求のデバッグをアクティブにするには、特権 EXEC モードでdebug cable reg コマンドを使用します。ケーブル登録のデバッグを非アクティブにするには、このコマンドのno形式を使用します。
このコマンドをアクティブにすると、ケーブル インターフェイスがネットワークへの接続要求時に生成するメッセージがCisco uBR10012 ルータのコンソールに表示されます。
HFC ネットワーク上のケーブル インターフェイスからのリセットメッセージのデバッグをアクティブにするには、特権 EXEC モードでdebug cable resetコマンドを使用します。ケーブル リセット メッセージのデバッグを非アクティブにするには、このコマンドのno形式を使用します。
このコマンドをアクティブにすると、ケーブル インターフェイスによって生成されるリセットメッセージがCisco uBR10012 ルータのコンソールに表示されます。
HFC ネットワーク上のスペクトル管理(周波数アジリティ)のデバッグをアクティブにするには、特権 EXEC モードでdebug cable specmgmt コマンドを使用します。ケーブルスペクトル管理のデバッグを非アクティブにするには、このコマンドのno形式を使用します。
このコマンドをアクティブにすると、Cisco uBR10012 ルータのコンソールに、スペクトルグループの動作に関するメッセージが表示されます。スペクトル グループ アクティビティは、スペクトルグループに対する追加または変更の場合もあれば、スペクトルグループによって制御される周波数またはパワーレベルの変更の場合もあります。
HFC ネットワーク上のチャネル割り当てのデバッグをアクティブにするには、特権 EXEC モードでdebug cable startallocコマンドを使用します。ケーブル チャネル割り当てのデバッグを非アクティブにするには、このコマンドのno形式を使用します。
このコマンドをアクティブにすると、HFC ネットワーク上のケーブル インターフェイスに対してチャネルが割り当てられた時に生成されるメッセージが、Cisco uBR10012 ルータのコンソールに表示されます。
HFC ネットワークでのCisco uBR10012 ルータからの伝送のデバッグをアクティブにするには、特権 EXEC モードでdebug cable transmit コマンドを使用します。ケーブル伝送のデバッグを非アクティブにするには、このコマンドのno形式を使用します。
このコマンドをアクティブにすると、ヘッドエンドで生成されるメッセージが、Cisco uBR10012 ルータのコンソールに表示されます。
ケーブル インターフェイスが新しいチャネルを要求したとき、またはケーブル インターフェイスに新しいチャネルが割り当てられたときに生成される、Upstream Channel Change(UCC; アップストリーム チャネル変更)メッセージのデバッグをアクティブにするには、特権 EXEC モードでdebug cable uccコマンドを使用します。ケーブル UCC のデバッグを非アクティブにするには、このコマンドのno形式を使用します。
このコマンドをアクティブにすると、Cisco uBR10012 ルータのコンソールに、UCC に関するメッセージが表示されます。
Upstream Channel Descriptor(UCD; アップストリーム チャネル ディスクリプタ)メッセージのデバッグをアクティブにするには、特権 EXEC モードでdebug cable ucdコマンドを使用します。ケーブル UCD のデバッグを非アクティブにするには、このコマンドのno形式を使用します。
UCD メッセージには、アップストリーム チャネル特性に関する情報が含まれ、HFC ネットワーク上の CM に送信されます。拡張アップストリーム チャネルを使用するように設定された CM は、この UCD メッセージに基づいて、使用すべき拡張アップストリーム チャネルを識別して選択します。このコマンドをアクティブにすると、Cisco uBR10012 ルータのコンソールに UCD に関するメッセージが表示されます。