この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章は、次の項で構成されています。
Cisco UCS では、VSAN(ネームド VSAN とも呼ばれます)は特定の外部 SAN への接続を作成します。VSAN は、その外部 SAN へのトラフィックを切り離しますが、これにはブロードキャスト トラフィックも含まれます。1 つの VSAN のトラフィックは、別の VSAN にトラフィックが存在していることを認識しますが、そのトラフィックを読み取ったり、それにアクセスすることはできません。
VSAN ID に名前を割り当てると抽象レイヤが追加され、VSAN を使用するサービス プロファイルに関連付けられたすべてのサーバをグローバルにアップデートできるようになります。外部 SAN との通信を維持するために、サーバを個別に再設定する必要はありません。同じ VSAN ID を使用して、複数のネームド VSAN を作成できます。
ガイドラインと推奨事項など、Cisco UCS の VSAN の詳細については、『Cisco UCS Manager configuration guides』を参照してください。
クラスタ設定では、VSAN が 1 つのファブリック インターコネクト上のファイバ チャネル アップリンク ポートにのみアクセスできるように、または両方のファブリック インターコネクト上のファイバ チャネル アップリンク ポートにアクセスできるように設定できます。
各 VSAN に FCoE VLAN ID を設定します。このプロパティは、VSAN およびそのファイバ チャネル パケットの送信に、どの VLAN が使用されるかを決定します。
Cisco UCS CNA M72KR-Q や Cisco UCS CNA M72KR-E などの FIP 対応の統合型ネットワーク アダプタの場合は、VSAN が FCoE VLAN ID 用のネイティブな VLAN ではない VLAN を使用して設定される必要があります。この設定により、FCoE トラフィックがこれらのアダプタを通過できることが保証されます。
次のサンプルの設定では、ファブリック A にマッピングされる vNIC および vHBA を含むサービス プロファイルが、FIP 対応の統合型ネットワーク アダプタを搭載したサーバに関連付けられます。
![]() (注) | SAN クラウドの Fibre Channel over Ethernet(FCoE)VLAN と LAN クラウドの VLAN は、異なる ID にする必要があります。VSAN 内の FCoE VLAN と VLAN で同じ ID を使用すると、その FCoE VLAN を使用しているすべての vNIC とアップリンク ポートで重大な障害が発生し、トラフィックが中断されます。FCoE VLAN ID と重なる ID が設定されたすべての VLAN 上でイーサネット トラフィックがドロップされます。 |
この VSAN をファイバ チャネル ゾーン分割で使用する予定の場合は、ファイバ チャネルのゾーン分割の VSAN の設定を参照してください。
WWN プール
WWNN(ワールド ワイド ノード名)プールは、WW(ワールド ワイド)ノード名だけを含む WWN(ワールド ワイド名)プールです。サービス プロファイルに WWNN プールを含める場合、関連付けられたサーバには、そのプールから WWNN が割り当てられます。[WWNN プール(WWNN Pools)] タブでプールをダブルクリックすると、WWNN プール内の WWN ブロックとイニシエータを表示できます。
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 | ||||||||||
ステップ 2 | 左側のペインで Pod を展開し、Cisco UCS Manager アカウントをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 3 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 4 | プールを作成する組織をクリックし、[詳細の表示(View Details)] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 5 | [WWNNプール(WWNN Pools)] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 6 | [追加(Add)] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 7 | [WWNNプールの追加(Add WWNN Pool)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
| ||||||||||
ステップ 8 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 | ||||||||
ステップ 2 | 左側のペインで Pod を展開し、Cisco UCS Manager アカウントをクリックします。 | ||||||||
ステップ 3 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 | ||||||||
ステップ 4 | プールを変更する組織をクリックし、[詳細の表示(View Details)] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 5 | [WWNNプール(WWNN Pools)] タブをクリックします。 | ||||||||
ステップ 6 | イニシエータを追加するプールをクリックします。 | ||||||||
ステップ 7 | [WWNNイニシエータの作成(Create WWNN Initiator)] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 8 | [WWNNイニシエータの作成(Create WWNN Initiator)] ダイアログボックスで、次のフィールドに情報を入力します。
| ||||||||
ステップ 9 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
WWPN(ワールド ワイド ポート名)プールは、WW ポート名だけを含む WWN プールです。サービス プロファイルに WWPN のプールを含めると、関連付けられたサーバの各 vHBA 上のポートは、そのプールから WWPN を割り当てられます。[WWPN プール(WWPN Pools)] タブでプールをダブルクリックすると、WWPN プール内の WWN ブロックとイニシエータを表示できます。
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 | ||||||||||
ステップ 2 | 左側のペインで Pod を展開し、Cisco UCS Manager アカウントをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 3 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 4 | プールを作成する組織をクリックし、[詳細の表示(View Details)] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 5 | [WWPNプール(WWPN Pools)] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 6 | [追加(Add)] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 7 | [WWPNプールの追加(Add WWPN Pool)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
| ||||||||||
ステップ 8 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 | ||||||||
ステップ 2 | 左側のペインで Pod を展開し、Cisco UCS Manager アカウントをクリックします。 | ||||||||
ステップ 3 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 | ||||||||
ステップ 4 | プールを変更する組織をクリックし、[詳細の表示(View Details)] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 5 | [WWPNプール(WWPN Pools)] タブをクリックします。 | ||||||||
ステップ 6 | イニシエータを追加するプールをクリックします。 | ||||||||
ステップ 7 | [WWPNイニシエータの作成(Create WWPN Initiator)] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 8 | [WWPNイニシエータの作成(Create WWPN Initiator)] ダイアログボックスで、次のフィールドに情報を入力します。
| ||||||||
ステップ 9 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 | ||||||
ステップ 2 | 左側のペインで Pod を展開し、Cisco UCS Manager アカウントをクリックします。 | ||||||
ステップ 3 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 | ||||||
ステップ 4 | プールを変更する組織をクリックし、[詳細の表示(View Details)] をクリックします。 | ||||||
ステップ 5 | 次のいずれかのタブをクリックします。 | ||||||
ステップ 6 | WWN ブロックを追加するプールをクリックします。 | ||||||
ステップ 7 | [WWNブロックの作成(Create WWN Block)] をクリックします。 | ||||||
ステップ 8 | [WWNブロックの作成(Create WWN Block)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
| ||||||
ステップ 9 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
vHBA
このテンプレートは、サーバ上の vHBA による SAN への接続方法を定義するポリシーです。これは、vHBA SAN 接続テンプレートとも呼ばれます。
このポリシーを有効にするには、このポリシーをサービス プロファイルに含める必要があります。
次のリソースの 1 つ以上がすでに存在していることを前提としています。
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 2 | 左側のペインで Pod を展開し、Cisco UCS Manager アカウントをクリックします。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 3 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 4 | ポリシーを作成する組織をクリックして [詳細の表示(View Details)] をクリックします。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 5 | [vHBAテンプレート(vHBA Templates)] タブをクリックします。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 6 | [追加(Add)] をクリックします。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 7 | [vHBAテンプレートの追加(Add vHBA Template)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
| ||||||||||||||||||||||
ステップ 8 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
vHBA テンプレートをストレージ ポリシーに含めます。
ステップ 1 | メニュー バーで、 の順に選択します。 | ||||||||||||
ステップ 2 | [vHBA] タブをクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 3 | [追加(Add)] をクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 4 | [vHBA の作成(Create vHBA)] ダイアログボックスで、vHBA のCisco UCS 接続を指定するため次のフィールドに入力します。
| ||||||||||||
ステップ 5 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
この vHBA をストレージ ポリシーに含めます。
Cisco UCS には、ファイバ チャネル アダプタ ポリシー セットがデフォルトで用意されています。これらのポリシーには、サポートされている各サーバ オペレーティング システムにおける推奨設定が含まれています。オペレーティング システムはこれらのポリシーに影響されます。一般的にストレージ ベンダーでは、デフォルト以外のアダプタ設定が要求されます。ベンダーが提供しているサポート リストで必須設定の詳細を確認できます。
![]() (注) | 該当するオペレーティング システムには、これらのポリシーの値を使用することを推奨します。Cisco TAC からの指示がない限り、デフォルトのポリシーの値は変更しないでください。 |
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 2 | 左側のペインで Pod を展開し、Cisco UCS Manager アカウントをクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 3 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 4 | ポリシーを作成する組織をクリックして [詳細の表示(View Details)] をクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 5 | [Fcアダプタポリシー(FC Adapter Policies)] タブをクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 6 | [追加(Add)] をクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 7 | [ファイバチャネルアダプタポリシーの作成(Create Fibre Channel Adapter Policy)] ダイアログボックスに、ポリシーの名前および説明を入力します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 8 | [リソース(Resources)] 領域で、次のフィールドに値を入力します。
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 9 | [オプション(Options)] 領域で、次のフィールドに値を入力します。
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 10 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
SAN 接続ポリシーは、ネットワーク上のサーバと LAN の間の接続およびネットワーク通信リソースを決定します。これらのポリシーは、プールを使用して WWN および WWPN をサーバに割り当て、サーバがネットワークと通信するために使用する vHBA を識別します。
![]() (注) | これらの接続ポリシーは、サービス プロファイルおよびサービス プロファイル テンプレートに含まれ、複数のサーバを設定するために使用できるので、静的 ID を接続ポリシーで使用することはお勧めしません。 |
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 |
ステップ 2 | 左側のペインで Pod を展開し、Cisco UCS Manager アカウントをクリックします。 |
ステップ 3 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 |
ステップ 4 | ポリシーを作成する組織をクリックして [詳細の表示(View Details)] をクリックします。 |
ステップ 5 | [SAN接続ポリシー(SAN Connectivity Policies)] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [追加(Add)] をクリックします。 |
ステップ 7 | [SAN接続ポリシー(SAN Connectivity Policy)] ダイアログボックスに、ポリシーの名前と説明を入力します。 |
ステップ 8 | [WWNNプール(WWNN Pool)] ドロップダウン リストから、このポリシーと関連付ける WWNN プールを選択します。 |
ステップ 9 | [vHBA] 表で、[追加(Add)] をクリックし、次の手順を実行します。 ポリシーにさらに vHBA を追加する場合は、この手順を繰り返します。 |
ステップ 10 | ポリシーに必要な vHBA をすべて作成したら、[送信(Submit)] をクリックします。 |
ストレージ ポリシーは Cisco UCS Director ポリシーであり、サーバに割り当てられたワールド ワイド ノード名(WWNN)やサーバで使用する仮想ホスト バス アダプタ(vHBA)などの SAN ストレージとサーバの間の接続を設定します。選択した設定に応じて、このポリシーを使用して 2 つ以上のサーバ用 vHBA を設定できます。このポリシーで vHBA の作成を選択するか、SAN 接続ポリシーを使用して vHBA の設定を決定することができます。
このポリシーはサービス プロファイルに組み込む必要があります。また、このサービス プロファイルを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。
ステップ 1 | メニュー バーで、 の順に選択します。 | ||||||||||||||
ステップ 2 | [ストレージ ポリシー(Storage Policy)] タブをクリックします。 | ||||||||||||||
ステップ 3 | [追加(Add)] をクリックします。 | ||||||||||||||
ステップ 4 | ポリシーの名前と説明を入力します。 | ||||||||||||||
ステップ 5 | [ストレージ ポリシーの追加(Add Storage Policy)] ダイアログボックスで、ストレージ ポリシーのCisco UCS 接続を指定するため次のフィールドに入力します。
| ||||||||||||||
ステップ 6 | [エキスパート(Expert)] SAN ストレージ オプションを選択した場合は、次の手順を実行します。 | ||||||||||||||
ステップ 7 | [シンプル(Simple)] SAN ストレージ オプションを選択した場合は、次の手順を実行します。 | ||||||||||||||
ステップ 8 | [SAN接続ポリシーの使用(Use SAN Connectivity Policy)] オプションを選択した場合は、[SAN接続ポリシー(SAN Connectivity Policy)] ドロップダウン リストからサーバに関連付けるポリシーを選択します。 | ||||||||||||||
ステップ 9 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
ストレージ ポリシーをサービス プロファイルに含めます。
ファイバ チャネルのゾーン分割
Cisco UCS は、スイッチベースのファイバ チャネル ゾーン分割および Cisco UCS ローカル ファイバ チャネル ゾーン分割(Cisco UCS Manager ベースのファイバ チャネル ゾーン分割とも呼ばれる)をサポートします。同じ Cisco UCS ドメイン内でゾーン分割タイプの組み合わせを設定することはできません。Cisco UCS ドメインと次のいずれかのタイプのゾーン分割を設定することができます。
ゾーン分割なし
Cisco UCS ローカル ファイバ チャネル ゾーン分割:この設定は、直接接続ストレージとローカル ゾーン分割の組み合わせです。ファイバ チャネルまたは FCoE ストレージは、ファブリック インターコネクトに直接接続され、ゾーン分割は Cisco UCS でローカル ゾーン分割を使用して設定されます。既存のファイバ チャネルまたは FCoE アップリンク接続を無効にする必要があります。Cisco UCS は、Cisco UCS ローカル ゾーン分割機能の使用と共存するアクティブなファイバ チャネルまたは FCoE アップリンク接続を現在サポートしていません。
スイッチベースのファイバ チャネル ゾーン分割:この設定は、直接接続ストレージとアップリンク ゾーン分割の組み合わせです。ファイバ チャネルまたは FCoE ストレージは、ファブリック インターコネクトに直接接続され、ゾーン分割は、Cisco MDS または Nexus 5000 シリーズ スイッチを使用して Cisco UCS ドメインの外部で実行されます。この設定は、Cisco UCS ドメインでのローカル ゾーン分割をサポートしません。
![]() (注) | ゾーン分割は、VSAN 単位で設定します。ファブリック レベルでゾーン分割を有効にすることはできません。 |
実装に関するガイドラインなど、ファイバ チャネル ゾーン分割の詳細については、『Cisco UCS Manager configuration guides』を参照してください。
ストレージ接続ポリシーには、Cisco UCS ローカル ファイバ チャネル ゾーン分割を設定するために使用する、ストレージ アレイ上のターゲット ストレージ ポート群が含まれています。このポリシーは、組織またはイニシエータ グループの下に作成できます。このポリシーは、Cisco UCS Manager では「ファイバ チャネル ストレージ接続ポリシー」と呼ばれます。
ファイバ チャネル ターゲット エンドポイントを介して vHBA イニシエータ グループをストレージ接続ポリシーに追加します。
これらのゾーン内のストレージ アレイは、ファブリック インターコネクトに直接接続される必要があります。ストレージ接続ポリシーに含めるこれらのアレイ上のターゲット ストレージ ポートには、ファイバ チャネル ストレージ ポートまたは FCoE ストレージ ポートを使用できます。ポートの WWN を使用して、ポートをポリシーに追加し、ファイバ チャネル ゾーンのポートを識別します。
![]() (注) | Cisco UCS は、ファイバ チャネル ストレージをデフォルトで作成しません。 |
![]() (注) | この手順は、Cisco UCS ローカル ファイバ チャネルのゾーン分割用の Cisco UCS ドメインの設定に必要な手順の概要です。次のすべてのステップを完了する必要があります。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | まだ完了してない場合は、Cisco UCS ドメイン内のファブリック インターコネクトの接続を、外付けファイバ チャネル スイッチ(MDS など)から切り離してください。 |
Cisco UCS ドメインに外付けファイバ チャネル スイッチで管理されていたゾーンがある場合は、影響のあるすべての VSAN に clear-unmanaged-fc-zone-all コマンドを入力し、それらのゾーンを削除してください。 このステップは、Cisco UCS Manager CLI で実行する必要があります。 |
ステップ 2 | 両方のファブリック インターコネクトに、ファイバ チャネル スイッチング モードを設定します。 |
エンドホスト モードでは、ファイバ チャネルのゾーン分割を設定できません。 ファイバ チャネル スイッチング モードの変更を参照してください。 |
ステップ 3 | ファイバ チャネル ゾーンのトラフィック転送に必要なファイバ チャネルと FCoE ストレージ ポートを設定します。 | ファブリック インターコネクトとポートの設定を参照してください。 |
ステップ 4 | 1 つ以上の VSAN を作成し、ファイバ チャネル ゾーンのトラフィック転送に必要なすべての VSAN で、ファイバ チャネルのゾーン分割を有効にします。 |
クラスタ設定の場合は、ストレージ ゾーンに含まれる VSAN を作成し、共通またはグローバル設定を使用して、両方のファブリック インターコネクトにアクセス可能であることを確認します。 VSAN の作成およびファイバ チャネルのゾーン分割の VSAN の設定を参照してください。 |
ステップ 5 | LAN 接続ポリシーを作成します。 |
LAN 接続ポリシーの作成を参照してください。 |
ステップ 6 | ネットワーク ポリシーを作成し、それに LAN 接続ポリシーを追加します。 |
ネットワーク ポリシーの作成を参照してください。 |
ステップ 7 | SAN 接続ポリシーを作成します。 |
SAN 接続ポリシーの作成を参照してください。 |
ステップ 8 | ストレージ ポリシーを作成し、それに SAN 接続ポリシーを追加します。 |
ストレージ ポリシーの作成を参照してください。 |
ステップ 9 | 1 つ以上のストレージ接続ポリシーを作成し、1 つ以上のファイバ チャネル ターゲット エンドポイントを vHBA イニシエータ グループとして機能させます。 |
ストレージ接続ポリシーの作成を参照してください。 |
ステップ 10 | サービス プロファイルを作成し、それにネットワーク ポリシーとストレージ ポリシーを追加します。 |
サービス プロファイルの作成を参照してください。 |
ステップ 11 | サービス プロファイルをサーバと関連付けます。 | |
ステップ 12 | サービス プロファイルや組織を使用して、ファイバ チャネル ゾーンのレポートを表示し、生成します。 | (任意)
ファイバ チャネル ゾーンの表示を参照してください。 |
ステップ 13 | LAN や SAN の接続ポリシーを変更する場合は、サーバのリブートが必要になるため、サービス プロファイルとサーバのインベントリ収集を要求します。 | (任意)
サービス プロファイルのインベントリ収集のリクエストおよびサーバのインベントリ収集のリクエストを参照してください。 |
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 |
ステップ 2 | 左側のペインで Pod を展開し、Cisco UCS Manager アカウントをクリックします。 |
ステップ 3 | 右ペインで、[VSAN(VSANs)] タブをクリックします。 |
ステップ 4 | ファイバ チャネル ゾーン分割を設定する VSAN をクリックします。 |
ステップ 5 | [Fcゾーン分割の設定(FC Zoning Settings)] をクリックします。 |
ステップ 6 | [FCゾーン分割の設定(FC Zoning Settings)] ダイアログボックスで、[FCゾーン分割の有効化(Enable FC Zoning)] チェックボックスをオンにします。 |
ステップ 7 | [保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 |
ステップ 2 | 左側のペインで Pod を展開し、Cisco UCS Manager アカウントをクリックします。 |
ステップ 3 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 |
ステップ 4 | ポリシーを作成する組織をクリックして [詳細の表示(View Details)] をクリックします。 |
ステップ 5 | [ストレージ接続ポリシー(Storage Connection Policies)] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [追加(Add)] をクリックします。 |
ステップ 7 | [ストレージ接続ポリシー(Storage Connection Policy)] ダイアログボックスに、ポリシーの名前および説明を入力します。 |
ステップ 8 | [ゾーン分割のタイプ(Zoning Type)] ドロップダウン リストから、次のいずれかのオプションを選択します。
|
ステップ 9 | [Fcターゲットエンドポイントへのエントリの追加(FC Target Endpoints)] テーブルで、[追加(Add)] をクリックして、次の手順を実行します。 必要なターゲット エンドポイントがすべて作成されるまで、この手順を繰り返します。 |
ステップ 10 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
ファイバ チャネル ゾーンを表示するには、ファイバ チャネル ゾーン分割を設定する必要があります。
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 |
ステップ 2 | 左側のペインで Pod を展開し、Cisco UCS Manager アカウントをクリックします。 |
ステップ 3 | 次のいずれかのタブをクリックします。 |
ステップ 4 | [Fcゾーン(FC Zones)] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | (任意)生成するレポートおよびテーブルに表示される列をカスタマイズするには、次の手順を実行します。 |
ステップ 6 | (任意)タブに表示されるレポートをエクスポートするには次の手順を実行します。
|