Cisco UCS 管理パックのインストール

この章は、次の項で構成されています。

Cisco UCS 管理パックスイートをインストールするためのチェックリスト

管理サーバ、ゲートウェイサーバ、またはエージェントで管理されたコンピュータ（信頼境界または非信頼境界）に次の権限の 1 つが含まれていることを確認します。
- ドメイン管理者
- ローカル管理者権限を持つドメインユーザ
Cisco UCS 管理パックと UCS モニタリングサービスのインストールに使用されるシステムがドメインに属していることを確認します。
システムのオペレーティングシステムまたは次のいずれかのサーバを検証します。
- Windows Server 2016
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2012
- Windows Server 2008 R2
次のいずれかの Operations Manager バージョンを検証します。
- Operations Manager 1807
- Operations Manager 1801
- Operations Manager 2016 RTM （最新の CU に更新）
- Operations Manager 2012 RTM （最新の CU に更新）
- Operations Manager 2012 SP1 （最新の CU に更新）
- Operations Manager 2012 R2 （最新の CU に更新）
.NET Framework 4.6 以上が、Cisco UCS モニタリングサービスに使用される（インストーラによっても確認されている）管理サーバにインストールされていることを確認します。
PowerShell 3.0 以上が、Cisco UCS モニタリングサービスに使用される（インストーラによっても確認されている）管理サーバにインストールされていることを確認します。

Cisco UCS 管理パックスイートのインストール

[Operations Manager] コンソールを使用して管理パックをインポートするには、管理者権限が必要です。アクセス権限の詳細については、https://technet.microsoft.com/en-in/library/hh212691.aspx を参照してください。

また、このビデオで [Play] をクリックして、Cisco UCS 管理パックスイートをインポートする方法を確認することもできます。

手順

ステップ 1	Cisco.com の Cisco UCS Management Partner Ecosystem ソフトウェアのダウンロードサイトから、Cisco UCS 管理パックスイートのファイルをダウンロードし、フォルダにファイルを解凍します。
ステップ 2	[Operations Manager] コンソールを起動します。
ステップ 3	[管理（Administration）] > [管理パック（Management Packs）] > [管理パックのインポート（Import Management Packs）] タブの順に選択します。
ステップ 4	[管理パックのインポート（Import Management Pack）] ページで、[追加（Add）] をクリックして [ディスクから追加（Add from the disk）] を選択します。 [オンラインカタログ接続（Online Catalog Connection）] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 5	管理パックの依存関係をオンラインで検索しないようにするには、[いいえ（No）] をクリックします。
ステップ 6	解凍した管理パックスイートのファイルフォルダに移動します。
ステップ 7	ファイルのリストから、次に示す必要なファイルを選択します。 `Cisco.Ucs.Views.Library.mpb` `Cisco.Ucs.Core.Library.mpb` `Cisco.Ucs.Monitoring.Service.mpb`
ステップ 8	マシン要件に基づき、他の管理パックファイルをインポートすることもできます。たとえば、UCS Manager に `Cisco.Ucsm.mpb`、Cisco IMC に `Cisco.UCS.CSeries.mpb`、UCS Central に `Cisco.UCSCentral.mpb` を選択する、などです。
ステップ 9	[開く（Open）] をクリックします。
ステップ 10	[重要な管理パックのインストール（Install on the Import Management Packs）] ページをクリックします。ファイルのインポートには数分かかることがあります。

次のタスク

Cisco UCS モニタリングサービスをインストールします。

スクリプトを使用した管理パックスイートのインストール

手順

ステップ 1	Cisco.com の Cisco UCS 管理パートナーエコシステムソフトウェアのダウンロードサイトから、Cisco UCS 管理パックスイートのファイルをダウンロードし、フォルダにファイルを解凍します。
ステップ 2	Windows PowerShell を開き、解凍された管理パックスイートファイルが保存されているフォルダに移動します。
ステップ 3	ディレクトリを Scripts フォルダに変更します。
ステップ 4	次のスイッチパラメータのいずれかを使用して Import-ManagementPacks.ps1コマンドを実行します。 All：すべての管理パックをインポートします。 UCSManager：UCS Manager 管理パックとその他の必要な管理パックをインポートします。 UCSCentral: UCS Central 管理パックとその他の必要な管理パックをインポートします。 IMCGroup：IMC 管理パックとその他の必要な管理パックをインポートします。（任意） Path：管理パックを別のディレクトリに移動させる場合に、このパラメータが必要です。

Cisco UCS モニタリングサービスのインストール

管理サーバ、ゲートウェイサーバまたはエージェントで管理されたコンピュータを介してモニタするかどうかに応じて、これらのサーバにモニタリングサービスをインストールできます。

また、このビデオで [Play] をクリックして、Cisco UCS モニタリングサービスをインストールする方法を確認することもできます。

始める前に

.NET Framework 4.6 以降をインストールします。
ローカルの管理者特権が必要です。

アクセス権限の詳細については、次を参照してください。

https://technet.microsoft.com/en-in/library/hh212691.aspx

手順

ステップ 1	解凍した Cisco UCS 管理パックスイートが保存されているフォルダに移動します。
ステップ 2	モニタリングサービスのインストーラ .msi ファイルを選択し、インストーラを起動します。
ステップ 3	[セットアップ（Setup）] ウィザードで、[次へ（Next）] をクリックします。
ステップ 4	[ライセンス契約（License Agreement）] ページで、次の手順を実行します。 EULA を確認して同意します。 [次へ（Next）] をクリックします。
ステップ 5	[製品登録（Product Registration）] ページで、次の手順を実行します。ユーザ名を入力します。（任意）組織の名前を入力します。ユーザ名は必須ですが、組織名は省略可能です。 [次へ（Next）] をクリックします。
ステップ 6	[インストールフォルダの選択（Select Installation Folder）] ページで、デフォルトのインストールフォルダを受け入れるか、[参照（Browse）] をクリックして別のフォルダに移動してから、[次へ（Next）] をクリックします。
ステップ 7	[インストールの準備（Ready to Install）] ページで [インストール（Install）] をクリックして、インストールを開始します。 Cisco UCS モニタリングサービスが正常にインストールされると、[Installation Complete] メッセージが表示されます。
ステップ 8	[終了（Finish）] をクリックします。

（注）

同じインストール手順を使用して、エージェントで管理されたコンピュータおよびゲートウェイサーバにモニタリングサービスをインストールします。

Cisco UCS モニタリングサービスのアップグレード

手順

ステップ 1	以前のバージョンのモニタリングサービスがインストールされているシステムで、Cisco UCS モニタリングサービスインストーラを実行します。
ステップ 2	以前のバージョンが検出されると、モニタリングサービスをアップグレードするように求められます。[アップグレード（Upgrade）] をクリックします。
ステップ 3	インストールが完了したら、以前にインストールされたモニタリングサービスを利用できる各システムでモニタリングサービスインストーラを実行します。

Cisco UCS モニタリングサービスのサイレントインストール

Cisco UCS モニタリングサービスは非インタラクティブな方法でインストールできます。

手順

ステップ 1	admin 権限にアクセスして、コマンドプロンプトを実行します。
ステップ 2	モニタリングサービスインストーラが保存されているディレクトリに移動します。
ステップ 3	Cisco.Ucs.Monitoring.Service.v4.0.1.0-x64.msi /quiet コマンドを実行します。

Cisco UCS 管理パックスイートのアップグレード

Cisco UCS 管理パックスイート、リリース 4.x では、バージョン 3.x とバージョン 2.6 からの直接アップグレードはサポートされていません。以前のバージョンをアンインストールしてからバージョン 4.x をインストールします。

ただし、移行スクリプトを使用すれば、UCS ドメインと IMC グループインスタンステンプレートを、Cisco UCS Manager 管理パックとCisco IMC 管理パックの旧バージョンから、それぞれ最新の Cisco UCS 管理パックスイート、リリース 4.xへ移行できます。

移行がサポートされる Cisco UCS Manager 管理パック

バージョン 3.1(2)
バージョン 3.1(1)

移行がサポートされる Cisco IMC 管理パック

バージョン 1.2(1)
バージョン 1.1(1)

移行スクリプトトは、次の URL からダウンロードできます。 https://communities.cisco.com/docs/DOC-67249

任意の Cisco UCS 管理パックスイートリリース 4.x を最新の管理パックリリースにアップグレードできます。

手順

ステップ 1

最新の管理パックをダウンロードしてインポートします。

Cisco UCS 管理パックをインストールするには、Cisco UCS 管理パックスイートのインストールを参照してください。

ステップ 2

モニタリングサービスのアップグレード Cisco UCS モニタリングサービスのアップグレード

ステップ 3

モニタリングサービスがインストールされたら、PowerShell ウィンドウで Scripts フォルダから Update-UcsScomAllInstance スクリプトを実行します。

（注）

スクリプトが実行されるまで数分間待ちます。実行中に例外が発生した場合、数分待ってから再試行します。

ステップ 4

すべてのインスタンスがアップグレードされたら、PowerShell ウィンドウを閉じます。

ステップ 5

[Operations Manager] コンソールを閉じて、再度開きます。

Cisco UCS モニタリングサービス用のファイアウォール例外の追加

Cisco UCS ドメインをモニタする前に、Cisco UCS 管理サービスを実行するコンピュータで、Windows ファイアウォールの次のインバウンドルールを高度なセキュリティ付きで有効にします。

[File and Printer Sharing]：
- [Echo-Request - ICMPv4-In]
- [Echo-Request - ICMPv6-In]
[Remote Service Management（RPC）]
[Remote Service Management（RPC-EPMAP）]

Microsoft System Center Operations Manager 向け Cisco UCS 管理パックスイートリリース 4.x インストールおよび導入ガイド

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Microsoft System Center Operations Manager 向け Cisco UCS 管理パックスイートリリース 4.x インストールおよび導入ガイド

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