この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章の内容は、次のとおりです。
Cisco UCS Central 管理パックをインストールおよび設定した後で Operations Manager の [Monitoring] ペインを使用して、モニタリング対象の Cisco UCS Central のサマリとコンポーネントを表示できます。[Monitoring] ペインの [Cisco UCS Monitoring] タブ、[State Dashboard] および [Alert Dashboard] には、UCS Central インスタンスとそのコンポーネントのヘルス ステータスが全面的に表示されます。
[Cisco UCS Monitoring] タブには、検出された Cisco UCS Central インスタンスのコンポーネントについて、状態とアラートのダッシュボードが表示されます。
このフォルダには、 Cisco UCS Central に関連した以下のサブフォルダが含まれます。
このビューには、Operations Manager でのモニタリング スクリプト実行に関連したアラートが表示されます。下のテーブルに、一般的なエラーの一部の一覧を示します。
Serial No. |
エラー コード |
エラーの説明 |
確認項目 |
---|---|---|---|
1 |
19900 |
サービス接続エラー |
[Add Monitoring Wizard] のサービス マシン エントリを確認 |
2 |
19900 |
サービスが見つからない、または動作しない |
サービス マシンでモニタリング サービスが稼働しているかどうかを確認 |
3 |
19900 |
アプリケーションのエラー |
アカウントがプロファイルに関連付けられているかどうか、およびそのアカウントに UCS インスタンスへの接続が許可されているかどうか確認 |
Cisco UCS Monitoring フォルダは、[Monitoring Service Dashboard] と、[Monitoring Service Statistics] によって構成されています。[Monitoring Service Dashboard] には、その管理グループ内で接続され、サービスがインストールされたマシンすべてのヘルス ステータスが含まれます。
[Monitoring Service Statistics] には、スレッド カウント、IO Write Bytes/Sec、Elapsed Time、IO Read Bytes/Sec、% User Time、% Processor Time、および Page Faults/Sec の統計グラフが含まれます。
グラフを選択すると、画面の下部に凡例が表示されます。グラフ形式で統計値を表示するかどうかに応じて、インスタンスのマークを付けるか、マークを外します。
Cisco UCS Central のモニタリングに使用されているモニタリング サービスを停止すると、[Alert] ビューにアラートが生成されます。[Start Service] タスクをクリックして、Operations Manager コンソールからリモートでモニタリング サービスを開始します。
モニタリング サービスが Cisco UCS Central のモニタリングに使用されなくなった場合、Operations Manager コンソールからモニタリング サービスを停止できます。
(注) | Operations Manager で追加されたすべての Cisco UCS モニタリング サービスが正常な状態であることを確認します。アラート ダッシュボードで、ヘルス ステータスを確認できます。 |
Cisco UCS Central Instance フォルダには、Operations Manager のモニタリング対象である各 Cisco UCS Central インスタンスのためのサブフォルダが含まれます。UCS Central Monitoring フォルダには、以下のサブフォルダが含まれます。
UCS Central GUI を起動するには、Operations Manager アプリケーションのかどうしているコンピュータと、 Cisco UCS Central との間のネットワーク接続が利用可能であることが必要です。
Ping を使用して、Operations Manager コンソールと Cisco UCS Central との接続をチェックします。
継続的な Ping(ping-t)を使用して、Operations Manager コンソールと Cisco UCS Central との接続をチェックします。
Cisco UCS Central について、ヘルス ステータス、インベントリ、障害情報、および コンポーネントのさまざまなビューと洞察を提供します。
Organization フォルダにあるさまざまなビューとフォルダによって、 UCS Central の各種論理コンポーネントのヘルス ステータス、インベントリ、および障害情報が得られます。以下の図とサブフォルダを表示できます。
[Organization Alert Dashboard]:すべての組織とそのコンポーネントについて、アクティブ、確認済み、クリア済みのアラートをさまざまなビューで表示します。このビューには、管理パックの直接のモニタリング対象ではないオブジェクトからのアラートも表示されます。アラートはさらに以下のビューに分類されます。
[Organization State Dashboard]:組織のヘルス ステータスおよび Cisco UCS Central の関連情報が表示されます。
(注) | デフォルトでは、管理パックによって 3 つのレベルの組織とそのコンポーネント(サービス プロファイル)が検出されます。3 つ以上のレベルを検出する場合、Cisco UCS Central インスタンスの [Object Discovery] で [Discovery Level] をオーバーライドします。 |
(注) | デフォルトでは、関連付けられたグローバル サービス プロファイルのヘルス ステータスとアラートが表示されます。以下の手順を実行して、[ShowUnassociatedProfiles] を [True] にオーバーライドできます。 |
サービス プロファイルに関連する以下の内容を確認できます。
アラート操作
Cisco UCS Central の障害のために管理パックによって Operation Manager アラートが作成されたときに、この操作を実行できます。この操作によって、 Cisco UCS Central の障害を Operations Manager コンソール自身から確認できます。
専門知識項目には、Operations Manager で生成されるアラートについてのより詳細な情報が用意されています。この管理パックでは、Operations Manager でアラートとして生成されるすべての UCS 障害について、それぞれ専門知識項目がサポートされています。専門知識項目は、ユーザが障害の原因、説明、解決手順といったアラートに関する追加情報を得るのに役立ちます。アラートの解決には、解決手順に従う必要があります。
Cisco UCS Central で障害や条件がクリアされると、Operations Manager の対応するアラートがクリア済み状態に設定されます。Operations Manager コンソールのアラートを終了するためのマニュアル アクティビティは不要です。
デフォルトでは、90 秒ごとにすべてのアラートがクリアされます。ただし、この間隔は変更できます。
ルール名:Cisco UCS Update and Close Alert Rule
ターゲット:すべての管理サーバ リソース プール
オーバーライド可能なパラメータ: