ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name
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指定した組織の設定モードに入ります。ルート組織モードを開始するには、/ を org-name として入力します。
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ステップ 2 | UCS-A /org # scope lan-connectivity-policy policy-name
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指定した LAN 接続ポリシーの LAN 接続ポリシー モードを開始します。
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ステップ 3 | UCS-A /org/lan-connectivity-policy # create vnic vnic-name [eth-if eth-if-name] [fabric {a | b}]
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指定された LAN 接続ポリシー用の vNIC を作成します。
この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。-(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および .(ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後にこの名前を変更することはできません。
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ステップ 4 | UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set fabric {a | a-b | b | b-a}
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vNIC に使用するファブリックを指定します。ステップ 3 で vNIC を作成したときにファブリックを指定しなかった場合は、このコマンドで指定するオプションがあります。
デフォルトのファブリック インターコネクトが使用できない場合にこの vNIC が第 2 のファブリック インターコネクトにアクセスできるようにする場合、a-b(A がプライマリ)または、b-a(B がプライマリ)を選択します。
(注)
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次の状況下では、vNIC のファブリック フェールオーバーをイネーブルにしないでください。
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Cisco UCS ドメイン がイーサネット スイッチ モードで動作している場合、そのモードでは vNIC ファブリック フェールオーバーがサポートされません。1 つのファブリック インターコネクト上のすべてのイーサネット アップリンクが障害になった場合、vNIC は他のイーサネット アップリンクにフェールオーバーしません。
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ファブリック フェールオーバーをサポートしないアダプタ(Cisco UCS 82598KR-CI 10-Gigabit Ethernet Adapter など)があるサーバにこの vNIC を関連付ける予定がある場合。これを行った場合、Cisco UCS Manager により、サービス プロファイルとサーバを関連付けたときに設定エラーが生成されます。
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ステップ 5 | UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set adapter-policy policy-name
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vNIC に使用するアダプタ ポリシーを指定します。
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ステップ 6 | UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set identity {dynamic-mac {mac-addr | derived} | mac-pool mac-pool-name}
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vNIC の ID(MAC アドレス)を指定します。次のいずれかのオプションを使用して識別を設定できます。
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一意の MAC アドレスをnn:nn:nn:nn:nn:nn形式で作成する。
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製造時にハードウェアに焼き付けられた MAC アドレスを取得する。
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MAC プールから MAC アドレスを割り当てる。
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ステップ 7 | UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set mtu size-num
| この vNIC で受け入れられる最大伝送単位、つまりパケット サイズ。 を指定します。
1500 ~ 9216 の範囲の整数を入力します。
(注)
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vNIC に対応する QoS ポリシーがある場合、ここで指定した MTU は、関連付けられた QoS システム クラスで指定された MTU と同等以下でなければなりません。この MTU 値が QoS システム クラスの MTU 値を超えている場合、データ転送中にパケットがドロップされる可能性があります。
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ステップ 8 | UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set nw-control-policy policy-name
| vNIC によって使用されるネットワーク制御ポリシーを指定します。
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ステップ 9 | UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set order {order-num | unspecified}
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vNIC に相対順序を指定します。
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ステップ 10 | UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set pin-group group-name
| vNIC によって使用される LAN ピン グループを指定します。
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ステップ 11 | UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set qos-policy policy-name
| vNIC によって使用されるサービス ポリシーの品質を指定します。
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ステップ 12 | UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set stats-policy policy-name
| vNIC によって使用される統計情報収集ポリシーを指定します。
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ステップ 13 | UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set template-name policy-name
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ダイナミック vNIC 接続ポリシーを vNIC に使用するように指定します。
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ステップ 14 | UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set vcon {1 | 2 | 3 | 4 | any}
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指定された vCon に vNIC を割り当てます。Cisco UCS Manager が自動で vNIC を割り当てるようにするには、any キーワードを使用します。
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ステップ 15 | UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # commit-buffer
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トランザクションをシステムの設定にコミットします。
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