この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章の内容は、次のとおりです。
UCS B260 M4 ブレード サーバは、次のパーツで構成されたフル幅ブレードです。
次の表は、Cisco UCS B260 M4 ブレード サーバの機能を示しています。
機能 |
インテル Xeon E7 v4 CPU を搭載した UCS B260 M4 |
---|---|
ベース サーバの PID |
UCSB-EX-M4-3 |
フォーム ファクタ |
フル幅 |
CPU の数 |
2 |
CPU Model |
インテル Xeon E7 v4 |
メモリ タイプ |
DDR4 DIMM |
メモリ スロット |
48 |
LSI3008 SAS RAID コントローラ |
1 台で 2 台の SAS または SATA ハード ドライブをサポート |
ドライブ数 |
2 台の SSD |
メザニン スロット |
2 + mLOM |
Secure Digital(SD)カード |
2 |
内部 USB デバイス |
1 |
トラステッド プラットフォーム モジュール(TPM) |
1 |
Cisco UCS 5108 サーバ シャーシには、Cisco UCS B260 M4 ブレード サーバを 4 台まで取り付けることができます。
次の図は、Cisco UCS B260 M4 ブレード サーバの正面図です。
1 |
SSD 1 |
7 |
ネットワーク リンクの状態 |
2 |
SSD 2 |
8 |
電源ボタンおよび LED |
3 |
リセット ボタン |
9 |
右側のイジェクタ ハンドル |
4 |
ビーコン ボタンおよび LED |
10 |
終端装置/コネクタ インターフェイス |
5 |
ローカル コンソール接続 |
11 |
左側のイジェクタ ハンドル |
6 |
ブレード状態 LED |
12 |
資産タグ |
プラスチック製アセット タグは前面パネルから引き出すことができ、モジュールのエアー フローを妨げません。UCS スケーラブル M4 ブレード モジュールのバージョンを識別するラベルは、アセット タグに表示されます。
UCS B460 M4 ブレード サーバは 4 ソケットのブレード サーバであり、UCS スケーラビリティ コネクタに接続された 2 台の UCS スケーラブル M4 ブレード モジュールで構成されます。
アップグレード・キットを使用して、Cisco UCS B260 ブレード サーバを UCS B460 M4 ブレード サーバにアップグレードできます。アップグレード キットには次のパーツが含まれています。
UCS B460 M4 ブレード サーバ内の 2 つの UCS スケーラブル M4 ブレード モジュールはマスタースレーブ関係にあります。下位モジュールはマスターであり、上位モジュールがスレーブです。KVM ケーブル、USB フラッシュ メモリ、SD カードは B460 M4 ブレード サーバのマスター ブレード モジュールで設定する必要があります。スレーブ モジュールで設定されると、稼動しません。
Cisco UCS B460 M4 ブレード サーバにアップグレードする手順については、Cisco UCS B460 M4 ブレード サーバへのアップグレードを参照してください。
次の表は、Cisco UCS B460 M4 ブレード サーバの機能を示します。
機能 |
インテル Xeon E7 v4 CPU を搭載した UCS B460 M4 |
---|---|
ベース サーバの PID |
UCSB-EX-M4-3 |
フォーム ファクタ |
フル幅、ダブル ハイト |
CPU の数 |
4 |
CPU Model |
インテル Xeon E7 v4 |
メモリ タイプ |
DDR4 DIMM |
メモリ スロット |
96 |
LSI3008 SASRAID コントローラ |
2 台で 4 台の SAS または SATA ハード ドライブをサポート |
ドライブ数 |
4 台の SSD |
メザニン スロット |
2 台 + 2 x mLOM |
Secure Digital(SD)カード |
2 |
内部 USB デバイス |
1 |
トラステッド プラットフォーム モジュール(TPM) |
1 |
1 |
ドライブ ベイ 1 |
4 |
ドライブ ベイ 4 |
2 |
ドライブ ベイ 2 |
5 |
UCS スケーラビリティ コネクタ |
3 |
ドライブ ベイ 3 |
|
|
ここでは、ブレード サーバの外部からアクセス可能な機能について説明します。
サーバの LED は、ブレード サーバがアクティブ モードかスタンバイ モードか、ネットワーク リンクの状態、ブレード サーバの全体的な状態、およびサーバがロケータ ボタンから青色に点滅するロケータ ライトを表示するように設定されているかどうかを示します。
リムーバブル ドライブには、ハード ディスクのアクセス アクティビティとディスクの状態を示す LED がついています。
リセット ボタンはサーバの前面パネルのくぼんだ部分にあります。クリップの先端などを使用してこのボタンを押すことができます。ボタンを 5 秒間押し続けてから放すと、他の方法による再起動中でなければ、サーバが再起動します。
個々のサーバのロケータ機能は、ロケータ ボタン/LED を押すことにより、オンまたはオフにすることができます。
電源ボタンでは、サーバを手動で一時的にサービス休止状態にすることができ、この状態からは短時間で再起動できます。ブレード サーバに関連付けられたサービス プロファイルで、必要な電源状態が「オフ」に設定されていると、電源ボタンまたは Cisco UCS Manager を使用してサーバをリセットした場合に、サーバに必要とされる電源状態が実際の電源状態と一致しなくなり、その後、サーバが不意にシャットダウンすることがあります。サーバを電源停止状態から安全に再起動するには、Cisco UCS Manager でブート サーバのアクションを使用します。
ローカル コンソール コネクタを使用すると、ブレード サーバに直接接続できるので、オペレーティング システムのインストールなどの管理タスクをリモートからではなく、直接実行できます。このポートには、KVM ドングル ケーブルを使用して Cisco UCS ブレード サーバに直接接続できます。Cisco UCS ブレード サーバは、DB9 シリアル コネクタ、モニタを接続する VGA コネクタ、およびキーボードとマウスを接続するデュアル USB ポートを備えています。このケーブルを使用すると、ブレード サーバで実行しているオペレーティング システムと BIOS に直接接続できます。KVM ケーブルは、ブレード シャーシ アクセサリ キットに標準で付属しています。
セキュア デジタル(SD)カード スロットがあり、1 つまたは 2 つの SD カードを装着できます。SD カードが 2 つ装着されている場合は、ミラー化モードで使用できます。
(注) | サーバ内で異なる容量のカードを混在させないでください。 |
各 UCS スケーラブル M4 ブレード モジュールには、前面アクセス可能でホットスワップ可能な 2 つの 7 mm の SSD が搭載されています。使用していないドライブ ベイは、ベイを空のままにする場合、ブランクの前面プレート(N20-BBLKD-7MM)で常に覆っておく必要があります。
このブレード サーバでサポートされるドライブには、ドライブ スレッドが取り付けられています。スペアのドライブ スレッドは付属していません。現在サポートされているドライブの一覧は、次の URL にあるスペック シートで確認できます。http://www.cisco.com/c/en/us/products/servers-unified-computing/ucs-b-series-blade-servers/datasheet-listing.html